レス数が1スレッドの最大レス数(1500件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【news+】ニュース速報スレ【全般】★10
-
アラフォーの働き盛りを襲う「介護離職」 ケアマネジャーが証言する今の日本の実態とは?
Mocosuku Woman 3月28日(土)14時0分配信
親や配偶者などの介護に専念するため、「仕事を辞める」あるいは「仕事を変える」介護離職者は、年間10万人にものぼるといわれています。しかし多くの介護離職者は、働きざかりの年齢で、企業等でも中核を担う人材であることが多く、仕事を続けながら介護ができるような国や企業の体制作りが求められています。
介護とITの融合をめざすインターネットインフィニティが運営する「ケアマネジメント・オンライン」では、会員ケアマネジャーに対し、これまで担当してきた利用者の家族のうち、介護を理由に離職した家族についての、アンケート調査を行いました。調査結果からは、ケアマネジャーが目の当たりにした、介護にかかわる現役世代の実態がみえてきます。
アラフォーの働き盛りを襲う「介護離職」 ケアマネジャーが証言する今の日本の実態とは?
◆担当をした人のうち10人離職者が出た例も!
調査は、2015年3月11日〜3月18日に、「ケアマネジメント・オンライン」の会員であるケアマネジャー768名を対象に行いました。
現在担当している利用者の家族で、介護のために仕事を辞めた、あるいは職を変えた人(介護離職者)がいるか、という質問には、361人(47.0%)のケアマネジャーが「いる」と答えました。
「いる」と答えたケアマネジャーにその人数を聞いたところ、「1人」という回答が131人(36.3%)で最も多く、「2人」が119人(33.0%)、「3人」が70人(19.4%)と続きましたが、「10人以上」と答えたケアマネジャーも8人(2.3%)いました。
回答したケアマネジャーの業務経験年数は「7〜9年」が26.5%で最も多く、「10〜13年」が22.2%、「4〜6年」が18.5%で経験年数4年以上のベテランケアマネジャー多数を占めました。
◆介護離職者は女性に多い!?
介護離職者の続柄は「実子」が圧倒的に多く、「実の娘」と回答したケアマネジャーは201人(55.7%)、「実の息子」は170人(47.1%)でした。一方、「義理の娘」であるいわゆる「嫁」と回答した人は85人(23.5%)でした。こうしてみると、男性もかなりの数がいますが、親のほうも、介護されるなら娘がいい、というのはよく聞く話。家庭のなかでまず介護に専念するのは女性のほうなのかもしれません。
◆要介護度いくつで離職を考えるのか?
介護のために家族が離職した時点での利用者の要介護度は、「要介護1」では60人(16.6%)ですが、「要介護2」になると119人(33.0%)と、2倍に増えることがわかりました。
家族にとって「要介護2」は、仕事を辞めて介護に専念することを考える1つのボーダーラインになると言えそうです。
◆家族は「仕事と介護の両立」に悩んでいる
介護と仕事の両立について、利用者家族から相談を受けたことがあるケアマネジャーは418人(54.4%)いました。
相談内容は、「仕事を辞めて介護に専念すべきか?」といったものや「常時見守りが必要だが、経済的に離職が困難」など、家族にとって切実なものばかりです。
確かに、ケアマネジャーの仕事には、利用者やその家族の相談にのることも含まれていますが、介護をとりまく環境は、家庭の数だけ事情が異なるため、回答が難しい面もあることでしょう。
◆仕事と介護の両立に必要なこととは?
ケアマネジャーに、「仕事と介護を両立できる社会」の実現のために必要なことをたずねたところ、最も多かった回答は「企業・団体等が、家族の介護にあたる従業員をサポートする体制を築くこと、またその制度を周知させること」(501人、65.2%)でした。また次に多かった回答は「介護休業等のような法的制度の拡充、あるいは周知」であり、公的制度への期待も高いことがわかりました。
介護離職者の多くは、欠勤や自身の心身状態の不安定さによって勤務先に迷惑をかけることを心苦しく思う一方で、勤務先から十分な理解やサポートが得られない状況に悩み、やむなく離職しているのが大半です。そのような状況を間近で見ているケアマネジャーは、企業等の手厚いサポートが、仕事と介護の両立には不可欠と肌で感じ、考えているようです。
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板