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世界遺産知床 北方領土と一体保全を 漁業者らNPO設立
3月24日16時46分配信 毎日新聞
世界自然遺産・知床の拡張イメージ
世界自然遺産・知床(05年7月登録)をめぐり、北方領土を含む千島列島ウルップ島まで遺産区域の拡張を目指すNPO法人「日露平和公園協会」(理事長、午来昌=ごらい・あきら=前北海道斜里町長)が羅臼町に設立された。呼びかけ人になったのは周辺2市5町の漁業者や元島民2世ら18人。地球環境の保全が主要テーマとなる7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で日露間の議題に取り上げるよう両政府に働きかけていく方針で、環境省やロシア大使館などに近く申し入れる。
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遺産区域の拡張を目指すのは、流氷の南限に位置するこの海域を一体の生態系として保全する必要があるため。北方四島などで急速に開発を進めるロシアに環境保全を促す狙いもある。
遺産登録の際にも登録の可否を審査する国際自然保護連合(IUCN)が近隣諸島と併せて「世界遺産平和公園」とする将来構想を示したが、領土問題が壁となって具体化させる動きにはならなかった。この構想を進めるにはロシア側の協力が必要だが、日本側にとって北方四島は自国領土であり、政府間協議に入ることは事実上、ロシアの実効支配を認めることにつながりかねない。
このため、サンフランシスコ平和条約で日本が放棄したウルップ島まで対象区域を広げ、ロシアとの協議に入りやすくしたのが今回の拡張案だ。北方四島は双方が領有を主張する玉虫色の中間区域とし、領土問題と切り離して環境面での協力をロシア側に呼びかける。午来理事長は「環境問題に国境はない。環境保全の取り組みで日露の協力が進めば(膠着=こうちゃく=状態にある)平和条約交渉の進展にもつながっていくと思う」と訴える。【本間浩昭】
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最終更新:3月24日16時56分
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