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【news+】ニュース速報スレ【全般】★3
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<橋下大阪府知事>涙のお願い、波紋呼ぶ…財政再建策
4月18日22時3分配信 毎日新聞
市町村への補助金削減を盛り込んだ大阪府の財政再建策について、橋下徹・大阪府知事と府内の市町村長が対立している。大阪市内で17日にあった意見交換会では、市町村長から反論が相次ぎ、橋下知事は涙を見せて理解を求めた。この「知事の涙」を巡り、市長らを批判する抗議の電話やメールが各市役所に殺到している。「知事をいじめるな」との趣旨だが、一方で「感情に流されて議論がかすむのは危険」との指摘も出ている。
17日の協議で、43市町村長(2市は代理)は「阿修羅(あしゅら)のごとくまず内部で血を流す覚悟を」「白紙に戻せ」などと厳しい言葉で知事に再考を求めた。これに対し、橋下知事は「大阪を立ち直らせたい。協力お願いします」と、目を赤くし、声を上ずらせて訴え、その模様が新聞やテレビで報道された。
怒気を込めて撤回を迫った枚方市の竹内脩市長には、メールや電話で60件以上の抗議が寄せられた。「若い知事をいじめるな」などの内容。「恥を知れ」「もう投票しない」との意見もあった。
「こっちが泣きたいぐらいだ」と感想を述べた倉田薫市長の池田市役所の電話は、業務開始から鳴りっぱなし。「上からの目線で知事に意見しているのはおかしい」などの内容で、関東方面からの電話も多かったという。
一方、橋下知事は18日、報道陣に「昨日の涙を悔し涙ととられることは不本意。それで私を応援してもらってもよくない」と話し、「プレスの皆さんには、うそ泣きということにしておいて」とけむに巻いた。
問題の再建策は、知事直轄の改革プロジェクトチームが庁内での折衝をせずに作成した財政再建プログラム試案。大幅な歳出減を盛り込んだ1100億円の収支改善を示した。市町村長は既に予算が組まれていることを理由に「改革には協力するが、今年度は無理」との立場を取っている。【石川隆宣】
▽大嶽秀夫・同志社女子大教授(政治学)の話 以前、田中真紀子元外相の悔し涙が話題になったが、涙は男の武器にもなったのか、という印象だ。それが問題への理解へと進めばいいが、ふるまいだけが強調され、振り回されるようになっては危険だ。メディアが流す情緒的な映像が政治に影響を及ぼす傾向が強くなっている。
最終更新:4月18日22時47分
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