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【news+】ニュース速報スレ【全般】★3

271名無し長右衛門:2008/04/14(月) 01:13:27
暫定税率:失効 ガソリンやきもき月間 県内のスタンド、値下げ相次ぐ /島根
4月2日15時1分配信 毎日新聞

 ◇「赤字覚悟」
 ガソリンなどの暫定税率が1日、失効したのを受け、県内でも、在庫を抱えながら「赤字覚悟」の値下げに踏み切ったガソリンスタンドが相次いだ。値下げ店には満タンに給油する車が相次ぎ、従業員は対応に追われた。一方、従来の価格のままの店は、客足が遠のくのではないかと不安な表情を見せた。【細川貴代、御園生枝里】
 □「他社に客取られる」
 ガソリン税は出荷時に課税される「蔵出し税」。3月中に仕入れた在庫は本来、1日以降も従来の税率で売ることになる。しかし、出雲市内では、大半のガソリンスタンドが1リットルあたり約22円程度の値下げに踏み切った。セルフ形式など価格掲示をしているスタンドを中心に、次々に車が入り、満タンに給油をしていく光景が見られた。
 あるセルフ形式のガソリンスタンドでは、31日の終業前にレギュラーガソリン1リットル130円の看板を掲げた。1日は早朝から給油に訪れる車が相次ぎ、6台の給油機がふさがった状態で順番待ちする車の姿もちらほら。盛況ぶりに、担当者は「在庫分の税率に関しては自社負担となるが、他社にお客さんを取られる事態は避けられたとは思う」と複雑な心境を見せた。
 別のガソリンスタンドでは担当者が給油に訪れた客に値下げを説明、客の大半が満タンの給油を行った。担当者は「何十万円もの損になるが、値下げは仕方ない。もっと大変なのは、来月に暫定税率が戻り原油高も重なって、1リットルあたり28円ほど上乗せになった時だ」と燃料業者を取り巻く厳しい状況に、顔を引き締めた。
 給油に来た市内在住の女性は「今日から値下げと期待せずに来ましたが、値下げしていたので満タンにしました。値下げはうれしいけど、道路関係者には厳しい状況で、いちがいには喜べないかなと思っています」と話していた。
 県消費者センターによると、今のところガソリン価格についての消費者からの相談は寄せられていないという。
 □「助かる」「一過性だ」
 松江市内でもガソリン価格を下げる店舗が相次いだ。レギュラーガソリンを21円値下げし、134円にした西浜佐陀町のスタンドでは、朝から通常の2倍の客が訪れた。地下タンク(20キロリットル)で貯蔵していた在庫ガソリンは1日朝時点で17・8キロリットルだったが、昼には12キロリットルに減った。
 副店長は「赤字覚悟で仕方ない。ガソリンを運ぶタンクローリーも忙しいので、客が多くてタンクが空になれば、営業できない可能性もある」と不安をにじませた。
 客側は値下げに歓迎した様子。大学生の男性(22)は「アルバイト代でガソリンを買っているので高いと大変。値下げはうれしい」。会社員の男性(44)は「下がった方がうれしい。でも、行列ができるなどの混乱は面倒。1カ月後に戻るかもしれない一過性のこと」と冷静だった。
 一方、市内の別のスタンドでは「課税分在庫があるため、3日から値下げさせていただきます」との張り紙をした。1リットル152円としているが、3日には約20円値下げするという。訪れた男性(63)に店長が説明したが、男性は「下がると思って来たが、3日まで車をあまり使わないようにして待つ」と残念そうだった。店長は店の状態を「閑古鳥が鳴いている」としながら、「長期にわたって値下げしないとお客さんに逃げられる。在庫が残っていても3日には値下げに踏み切る」と複雑な表情を見せていた。

4月2日朝刊

最終更新:4月7日16時57分




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