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【news+】ニュース速報スレ【全般】★3
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<猫カフェ>癒しの空間、増殖中 愛らしい猫とのつきあい方は?
5月28日14時31分配信 毎日新聞
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血統書付きの猫たちがのんびりくつろぐ「きゃりこ」の店内=田後真里写す
東京都武蔵野市の猫カフェ「きゃりこ」。広さ約110平方メートルの店内では21匹の猫が気ままに歩き回ったり、寝そべっている。猫用の遊具やタワーがあちこちに配され、客用の机と椅子は猫と視線が合わせやすいよう低めのつくり。小学5年生未満は入場不可。料金は最初の1時間800円(飲み物別)。この日、恋人と訪れた会社員の高根沢渉さん(29)は「今日は本当に癒やされた。また来たい」と笑顔を見せた。
◇全国に約20店
住宅事情などで、自分では飼えない猫好きにとって、猫カフェはオアシスのような存在かもしれない。「看板猫」がいる飲食店はこれまでもあったが、最近増えているのは、10匹前後の猫と触れ合える喫茶店形式のもの。今年に入り全国で少なくとも7店が開店し、関連本の出版や雑誌の特集が相次いでいる。
台湾で登場したのが始まりとされ04年、大阪に最初の店がオープン。現在、全国で約20店あるといわれ、食事の提供や明け方までの営業、漫画の読み放題、マッサージ椅子を置くなどのサービスを行うところも。保健所から処分される猫を引き取り、飼い主を募集する店もある。
◇“間接キス”もダメ
週末には行列ができる店もあるなど人気は過熱気味だが、獣医師ら専門家からは「猫の健康や衛生面が心配」との声もある。
動物と人間の関係に詳しい帝京科学大学の講師、加隈良枝さんは「いたずらをされるなど、嫌な思いをすると人間が苦手になる。ストレスは泌尿器の病気などにつながるため、スタッフが常に人の動きを把握することが大切」と話す。猫カフェの経営者は「動物の愛護及び管理に関する法律」で、猫の健康状態の記録や長時間展示しないことなどが義務付けられている。
また、厚生労働省によると、営業形態としては喫茶か飲食店の扱い。そのため、食品衛生法により、自治体の許可を得て、それぞれの衛生基準に従うことが定められている。
今回、何軒か取材する中で、猫が人間の飲み物を飲もうとする場面を何度か目にした。手洗いを徹底し、キスなどの過剰な接触を避ければまず心配はないが、猫は排便の後、おしりをなめる習性があるため、注意したい。
衛生面をアピールする店も出てきた。「猫のまほう」をフランチャイズ経営し来月、東京都品川区に3店目をオープンする舞歩(ぶぶ)(名古屋市中区)代表、中村一也さんは「猫が遊ぶスペースと飲食場所を分けるなど、気を配っている」。また、豊島区の「ねころび」では、人間は飲み物にふたをしてストローで飲むルールがある。
◇接し方、十分説明を
伴侶動物という考え方を広めている日本臨床獣医学フォーラムの代表、石田卓夫さんは、店選びのポイントとして▽清潔な環境で猫たちがいきいきとしているか▽利用者に対して猫との接し方の説明が十分か▽逃げ場が確保された構造かどうか−−などを挙げる。「経営者は猫好きを増やすだけでなく、接し方や責任のある飼い方も発信してほしい」と話している。【田後真里】
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