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【news+】ニュース速報スレ【全般】★3

143名無し長右衛門:2008/04/04(金) 01:51:49
エールフランス側の買収拒否、アリタリア航空で前首相

巨額の赤字に悩むイタリア国営アリタリア航空の経営再建で、今年4月中旬の総選挙で政権への返り咲きが有力な中道右派政党率いるベルルスコーニ前首相は21日、首相に再選した場合、エールフランスKLMによる買収を拒否すると明言した。伊ANSA通信が報じた。
前首相はこの中で、フランス企業への反発ではなく、買収提案の条件の問題であると説明した。エールフランス側は買収提案で、人員整理やハブ(拠点)空港の削減などを示し、労組はこれを拒否している。
ベルルスコーニ氏は19日にも、アリタリア再建をイタリア人の手で果たすことへの希望を表明している。エールフランス側は、労組と次期政権の承認がなければ買収は断念するとの意向を示唆している。前首相のエールフランス側への売却拒否の明言で、交渉がご破算になる可能性が出てきた。
ただ、エールフランス側の買収が実現しなかった場合、資金繰りなどに悩むアリタリアは倒産に直面するとの見方が根強い。
中道左派政権率いるプロディ首相は、エールフランス側に対し政府の持ち株49.9%の買い入れの独占交渉権を与え、話し合いが始まっていた。伊政府は3月17日に、アリタリアの経営側は同16日に買収提案を承認。ただ、18日のエールフランス側と労組との交渉は物別れに終わっていた。
プロディ政権は議会で不信任案が可決して崩壊、4月13日─14日の総選挙につながった。
アリタリアは、コスト高の経営体質、航空燃料費の高騰、格安航空との競争激化、はびこる従業員ストライキなどの影響で赤字が膨らんでいる。

<アリタリア航空>エールフランス−KLMの買収交渉決裂
4月3日10時40分配信 毎日新聞
 【ロンドン藤好陽太郎】巨額の負債を抱え経営難に陥っているイタリアのアリタリア航空と同社の買収で合意していた欧州のエールフランス−KLMは2日、アリタリアの労働組合が合理化計画を拒否したため、買収交渉が事実上決裂したことを明らかにした。アリタリアの経営再建は暗礁に乗り上げた形で、プラート氏は同日、会長兼最高経営責任者(CEO)を辞任した。
 アリタリアは3月の取締役会で、エールフランス−KLMの買収提案を受け入れることを決めていた。イタリア政府はアリタリア株式の49.9%を保有しており、プロディ政権が合併を推進。しかし1月に政権は事実上崩壊、ベルルスコーニ前首相が合併計画に反対しており、事態を複雑にしている。
 アリタリアの労組がリストラを容認すれば交渉再開の可能性が生じるが、エールフランスが最終的に買収を断念すれば、アリタリアは破綻(はたん)の危機に直面する。
 アリタリアは3日、緊急取締役会を開き対応を協議する。




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