レス数が1スレッドの最大レス数(1500件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【news+】ニュース速報スレ【全般】★3
-
デートDV:恋人からの暴力、脅迫、監視…女性の相談、増加傾向 /北海道
5月21日12時2分配信 毎日新聞
◇潜在的な被害者多く、低年齢化も進む
恋人からの暴力(デートDV)に悩む若い女性からの相談が道内の民間シェルターなどに寄せられている。中には望まない妊娠で中絶を余儀なくされたり、精神を病んで入院したケースもある。デートDVは社会的な認知度がまだ低く、未成年の相談窓口も十分整備されていないため、潜在的な被害者は多いとみられている。【内藤陽】
◇札幌市が啓発冊子「一人で悩まず相談して」
DV(ドメスティックバイオレンス=家庭内暴力)に苦しむ女性の救済に取り組むNPO法人「全国女性シェルターネット」によると、DV被害者を保護する民間シェルターは道内に8カ所あるが、最近、デートDVに苦しむ女性からの相談が目立つようになった。札幌市には07年4月〜08年4月、10〜20代の未婚女性から3件のデートDVの相談があったという。
札幌市近郊に住む20代の女子大生は、付き合って2カ月になる年下の男性からの暴力に耐えきれず相談した。胸ぐらをつかまれてほおをたたかれたり、アルバイト先までつきまとわれて監視され、別れ話を切り出すと「家に火をつけてやる」「人生をだめにしてやる」などと脅された。
別の女子大生は交際中の男性が不機嫌にならないように絶えず顔色をうかがい、男性が避妊に協力しないため妊娠した揚げ句、中絶した。同年代の男性と結婚を前提に交際して5年になる20代の女性会社員は、度重なる暴力によってうつ病となり入院した。
低年齢化も進んでいる。札幌市内の女子中学生は交際中の男子高校生に別れ話をした際、高校生が憤慨してガラスびんを壁に投げつけた。「死んでやると脅されて別れられない」と中学生の保護者から相談があった。
同ネットの近藤恵子・共同代表は「相談窓口は受け皿にはなるが、職場、学校、家庭などと関係機関をつなぐ救済システムができていない。学校での予防教育が何よりも必要」と指摘する。未成年者が自分で相談窓口を探すのは難しく、事態が悪化して初めて周りの大人が救済に動き出すケースも多いという。
札幌市は高校や大学などにチェックリスト付きの啓発冊子を配布し「一人で悩まず相談してほしい」と呼びかけている。札幌市の相談窓口は配偶者暴力相談センター(011・728・1234)。
………………………………………………………………………………………………………
◆札幌市のデートDVチェックリスト◆(女性対象)
□殴る、ける、たたく、髪の毛を引っ張られる
□殴る、ける、たたくまねや物を壊して脅される
□「バカ」「ブス」「デブ」などバカにしたようなことを言われる
□ほかの用事で相手に会えないと怒られる
□すぐ不機嫌になって、無視される
□物事を相談なしに勝手に決められる
□携帯電話のメールや通話履歴などをチェックされる
□電話やメールで頻繁に行動をチェックされる
□電話に出なかったり、メールをすぐに返信しないと怒られる
□自分以外の異性と会うことを制限される
□服装や髪形、態度、交友関係などを細かくチェックされる
□キスや性行為を無理に要求される
□避妊に協力せず、中絶を強要される
□別れようとすると「つきまとってやる」「自殺してやる」などと脅し、別れてくれない
(該当項目があればデートDVの可能性がある)
………………………………………………………………………………………………………
■ことば
◇デートDV
結婚していない若い恋人間の暴力。殴る、けるなどの身体的暴力のほか、怒鳴る、脅すなど相手を思い通りに支配しようとする態度や行為も含む。配偶者や内縁関係の暴力を規制するDV防止法は恋人には適用されず、対策が難しい。内閣府が成人男女を対象に05年に実施したDV調査では、女性の13・5%、男性の5・2%が「10〜20代で交際相手から身体的暴力などを受けたことがある」と回答した。
5月21日朝刊 最終更新:5月21日12時2分
よかったら参考に
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板