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地域綜合スレ
3263
:
とはずがたり
:2007/05/16(水) 17:22:47
>>3262-3263
「新市名焼津市で」 焼津市議会 市長が初の見解
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070309000000000045.htm
2007/03/09
焼津市の戸本隆雄市長は8日、準備会協議が進行中の大井川町との合併に関し、新市の名称について「『焼津市』で納得いただけると思う」との見解を示した。同市長が具体的に新市名称を挙げたのは初めて。同日の市議会2月定例会代表質問で答えた。
新市名は合併方式、合併期日、事務所の位置と並んで合併協議の基本4項目といわれる。期日について市長は「私の任期の平成20年12月までに成就させたい」とあらためて述べた。その上で「(池谷薫大井川町長の任期の)20年6月以前は無理だろうが、早まる可能性もある」とし、同年秋ごろの合併の可能性も示唆した。
対等か編入かの合併方式、新市の事務所(市役所)の位置、さらに住民投票の実施については明言しなかった。
焼津市・大井川町合併準備会 初の法定協は4月23日
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070220000000000031.htm
2007/02/20
焼津市・大井川町合併協議会設置準備会(会長・福島数男焼津市助役)は19日、第2回会合を焼津市役所で開き、4月2日に設置する法定協議会の組織態勢、各種規約案、協議内容などについて協議を行い、おおむね原案通り了承した。第1回法定協を4月23日午後1時半から、焼津市消防防災センター4階多目的ホールで開催することなどを決めた。
準備会が承認した規約案によると、法定協の名称は「焼津市及び大井川町合併協議会」で、事務所は焼津市に置く。焼津市長が会長、大井川町長が副会長を務め、両市町の助役、議会代表、住民代表を含む学識経験者ら総勢21人態勢とする。第1回準備会では市町議会代表を各2人としたが、見直しで各3人に増員した。
傘下に部課長級の幹事会と専門部会、課長・係長級の分科会などを設け、事務レベルの調整を行う。法定協の19年度予算案は2000万円で、両市町が折半で負担する。
統合作業に特に長い期間を必要とする例規と電算システムについては専門組織を新たに設ける。このうちシステム統合を受け持つ「(仮称)焼津市・大井川町情報システム検討会」は法定協設置を待たずに近く発足し、作業を開始する。
<東海>志太榛原地域
ポイントは川根を編入合併,合併期日は平成20年4月1日。
川根に2議席特例案 島田市・川根町合併協 区域内に支所も設置
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070413000000000039.htm
2007/04/13
島田市・川根町合併協議会の第3回協議会が12日、島田市内で開かれた。事務局は合併後の市議会議員定数と任期について、現島田市議の残任期間(平成21年5月28日まで)に相当する期間に限り、同市の議員定数27人に同町の区域に設けられる選挙区から選出される2人を加えた29人とする調整方針を示した。5月に開かれる第4回協議会で具体的な協議を行う。
島田市と川根町の合併は編入合併と決まったため、川根町議は合併期日(20年4月1日)の前日に失職する。定数特例を適用する調整方針が認められれば、合併から50日以内に増員選挙が行われる。現島田市議の任期満了に伴う21年春の市議選からは議員定数は27人に戻る。
同日の合併協では、▽合併後は現島田市役所を本庁とし、現在の金谷支所に加えて川根町の区域内に支所を設ける▽町名・字名について、島田市は現行通りとし、川根町は字名に「川根町」をつける。現在の川根町家山は「島田市川根町家山」となる▽地域自治組織は設置しない―など9の事項を決めた。
3264
:
とはずがたり
:2007/05/16(水) 17:23:39
<東海>静岡県 志太榛原地域等
>>3261-3264
● 「活力ある自治体に」焼津・大井川合併協初会合 規約など取り決め (2007/04/24)
● 合併方式は「編入」 藤枝・岡部、両首長会談 時期は来年度中(2007/04/20)
● 川根に2議席特例案 島田市・川根町合併協 区域内に支所も設置(2007/04/13)
● 焼津・大井川1市1町合併 県に法定協設置届け出 (2007/04/04)
● 焼津市と大井川町 法定合併協を設置 (2007/04/03)
● 法定協を2日に設置 焼津・大井川合併協準備会 (2007/03/24)
● 岡部町との合併協議開始 藤枝市長が受諾回答 来月2日準備会発足 (2007/03/23)
● 岡部と合併 「20年度中目指す」藤枝市長説明会で意欲 (2007/03/22)
● 藤枝・岡部、焼津・大井川 志太は「1市1町」 県合併審見解 (2007/03/10)
● 「新市名焼津市で」 焼津市議会 市長が初の見解 (2007/03/09)
● 「岡部と合併は責務」 藤枝市長が施政方針 (2007/02/21)
● 焼津市・大井川町合併準備会 初の法定協は4月23日 (2007/02/20)
● 合併議連の解散決定 志太2市2町 (2007/02/16)
志太地域1市1町答申 知事、受け入れ姿勢
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070313000000000015.htm
2007/03/13
石川嘉延知事は12日の会見で、県市町村合併推進審議会が2市2町の枠組みを見直し、藤枝市・岡部町、焼津市・大井川町のそれぞれ1市1町の枠組みの答申を決めたことについて、「結果として、地元地域の動向が1市1町ということではっきりした。これにひょうそくが合うような形になったと思う」と述べ、1市1町の答申を受け入れる姿勢を示した。
藤枝・岡部、焼津・大井川 志太は「1市1町」 県合併審見解
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070310000000000012.htm
2007/03/10
県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)が9日、県庁で開かれ、志太2市2町(藤枝、焼津市、岡部、大井川町)は藤枝・岡部、焼津・大井川のそれぞれ1市1町の枠組みとすることなどを盛り込んだ第3次答申案を決定した。
志太2市2町は前回の会合で「2市2町の枠組みが望ましい」との見解をまとめたが、市議選の結果や焼津市・大井川町合併協議会設立準備会の設置などの状況を踏まえて方針を見直した。ただ、委員から「静岡空港の開港や第二東名の開通を受け、大きく地域が様変わりする可能性が高い」との指摘もあり、「将来的には、より広域的が合併が望まれる」との意見を付けることにした。
このほか、作業部会が構想案をまとめた湖西市と新居町、御殿場市と小山町の2つの1市1町の枠組みを了承。榛南地区(牧之原市、吉田町)、熱海・伊東・田方地区は枠組みを示さないことにした。
第3次答申案は今後、県民から意見を聴くパブリックコメントを実施した後、石川嘉延知事に答申する。
合併議連の解散決定 志太2市2町
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070216000000000024.htm
2007/02/16
志太4市町(焼津、藤枝、大井川、岡部)の合併を目指して昨年2月から活動を続けてきた市議、町議、県議の志太2市2町合併推進議員連盟(会長・小柳津治男藤枝市議、57人)は15日夜、藤枝市役所で開いた理事会で、同議連を解散することを全会一致で決定した。3月13日に解散式を行う。
昨年12月の大井川町での住民投票、今月4日投開票の焼津市議選はともに焼津・大井川の1市1町合併を支持する結果が出た。これらを受け、近い将来に2市2町合併を実現するのは困難と判断し、議連としての活動を終結する。
議連は解散を「発展的解消」と位置付け、今後は緩やかな勉強会組織を新たに立ち上げ、志太地区の広域連携の在り方を模索する方針という。
小柳津会長は「日本で最初の合併議連として、やれる限りのことはしてきた。2市2町の議員が一つの目標に向かったことは、それぞれの市町の利益になる」と理事の市議、町議らをねぎらった。
今後立ち上げる勉強会組織については「当面は焼津、藤枝両地区の連携を主題にするが、島田、牧之原など近隣市町にも呼び掛けをしたい」と述べた。
3265
:
とはずがたり
:2007/05/16(水) 17:49:35
<中国・四国>愛媛県
04年11月の選挙直後
町長派7人vs反町長派7人→3人が宗旨替え
↓
リコール前 定数14
町長(=鬼北合併論者)派4人vs反町長派(宇和島合併派)10人
↓
出直し選挙後 定数10
町長派6人(内鬼北合併派2中間派4)vs反町長派4人
“町長派”が議席過半数 出直し松野町議選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/027/13.htm
合併先を巡る対立から町政が混乱していた松野町で、25日に投開票された出直し町議選(定数10)は、岡武男町長に近い住民グループが支持した候補者6人が全員当選し、議席の過半数を獲得した。6人ともが合併先を選ぶための住民投票の実施を訴えており、2年以上にわたる町政混乱の収束に向けて一歩前進した格好だ。しかし合併そのものについてはまだまだハードルが多く、今後は岡町長の政治手腕の真価が問われることになりそうだ。
(澤本浩二)
同町議選は、住民グループによる議会解散請求(リコール)を受けた町議会が、岡町長の不信任案を可決して対抗したことから、岡町長が町議会を解散して行われた。
解散前は定数14のうち10議席を占めていた「反町長派」は7人が立候補。新議会で過半数を確保すれば、再度、町長不信任案を可決し、岡町長を失職に追い込む計算だった。
このため「反町長派」は選挙戦で、岡町長の政治手腕を批判することに集中したが、これが裏目に出た。当選した一人は「主張が理解されなかった」と唇をかんだ。
□ ■
町長支持の住民グループは完勝を飾ったが、当選した新議員は一枚岩とは言えない。鬼北町との合併を望む岡町長と明確に同調する当選者は6人中2人で、ほかは宇和島市との合併を望むか、枠組みについて明言を避ける、いわば「中間派」だ。
2004年11月の前回選挙では、定数14のうち町長派が7人当選しながら、議会の混迷を嫌い、3人が反町長派に“宗旨替え”した過去もある。それだけに、今後の議会運営によっては勢力図が変化する可能性も残される。
■ □
岡町長は町議選終了後、早ければ3月定例議会に住民投票条例案を提案する考えを示した上で、「住民投票の結果、鬼北町と宇和島市のいずれに決まっても合併に向けて努力する」と明言した。
加戸知事も町議選を受けて、「住民がこれ以上のねじれを望まなかったということだろう。住民投票の前提として、松野町の置かれている状況、合併相手先の財政状態、今後の見通しなどをデータで示し、判断材料を提供していきたい」と話した。
しかし、2年以上にわたって合併論議が停滞したことから、宇和島市、鬼北町ともに、住民からは「いまさら合併と言っても、すでに時期を逸したのでは」との声も聞こえ、松野町との合併に消極的な空気が漂う。松野町のある住民は、「住民投票をすれば、鬼北町か宇和島市かを巡って、また町が真っ二つになるのでは。結局、住民の間にしこりは残るのだろう」と話していた。
3266
:
とはずがたり
:2007/05/16(水) 18:12:23
<東海>静岡県
合併“リセット”〜富士宮市・芝川町
(上)しこり 「意趣返し」の見方も
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kikaku/kikaku12/20070318112735.htm
2007/03/17
富士宮市議会が15日、芝川町との合併協議会設置議案を否決した。なぜ両市町の合併は再び頓挫したのか。背景と今後の行方を探った。
「いまさらの話だが、前回にすんなり合併しておけば良かったんだ」。富士宮市議会が芝川町との合併協議会設置議案を否決した15日。議場を出てきた富士宮市幹部が辟易(へきえき)としてつぶやいた。
平成16年当時、両市町は助役や事務担当者らの連絡会を開催し、着実に合併の成就に向けて歩んでいたかに見えた。富士宮市側に芝川町を拒む障壁はなかった。
それだけに、芝川町議会が同6月、合併協設置議案を否決し、同町が突然、申し入れを一方的に取り下げた出来事は富士宮市にしこりを残した。「今度の否決は富士宮の意趣返し」。こんな見方がまことしやかにささやかれる。
「否決は予想されたこと。これまでの経過を考えれば仕方ない」。芝川町議の1人は淡々と語る。昨年末の住民投票の事前説明会では、芝川町の臼井進町長が富士宮市の財政状況を不安視し、富士市・富士川町の枠組みに入ることを評価する発言をした。「住民に客観的な情報を提供するため」と臼井町長は説明するが、こうした言動が富士宮市側をさらに刺激した感は否めなかった。
再度の合併の申し入れのため昨年12月、2年ぶりに富士宮市を訪れた臼井町長の背後には、芝川町の全議員が顔をそろえていた。住民投票では富士宮市との合併を望む町民が77%に達していた。圧倒的な町民の意思を受け、今度こそ町と議会が1枚岩で臨む姿勢を固め、同市に訴える狙いがあった。
これに対し、富士宮市議会には「過去の経緯は関係なく、視点を間違えずに合併を議論したい」と理解を示す議員もいた。しかし、大半の議員は「何をいまさら」と取り合わなかった。
合併協設置議案を市議会に付議した小室直義市長は本議会後、議場の出口で報道陣に囲まれた。否決を受け、「リセットされた感じ。ゼロの地点に立った」と両市町の合併が白紙に戻ったとの認識を示した。
4月の統一地方選で、富士宮市長、市議は改選を迎える。臼井町長は「合併構想で富士宮市との枠組みを示した県の支援も望みたい」と述べ、21年度の合併新法期限内の合併の実現を求め、統一地方選後に再度、新市長、市議会に合併を申し入れる考えだ。「最終的に合併を実現するため、(今回の否決は)避けて通れないステップだったのかもしれない」。芝川町職員は期待を込めて展望する。
3267
:
とはずがたり
:2007/05/16(水) 18:12:50
<東海>静岡県
>>3266-3267
合併“リセット”〜富士宮市・芝川町
(下)財政難 見えない「メリット」
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kikaku/kikaku12/20070318112925.htm
2007/03/18
真新しい白壁が山あいの一角に際立つ。芝川町の複合文教施設「くれいどる芝楽」。総事業費17億5000万円をかけ、昨年2月にオープンした。芝川中体育館と公民館、図書館、352席の文化ホールを備えた町最大級の公共施設だ。
「ツケがこちらに回ってくるのか」。富士宮市の幹部はまゆをひそめる。芝川町は平成16年に同市に合併を申し入れて以降、大幅な設計変更もなく、施設を完成させた。旧施設の耐震不足などの事情で、同町にとっては「必要な施設」(町幹部)だった。しかし、富士宮市には「財政難にもかかわらず合併を見込んで建てたハコモノ」(市議)と映った。その不信感は今もくすぶる。
富士宮市議会で、合併協設置案の賛成、反対両派に共通するのは「メリットが見えない」という認識だ。同市も財政健全化計画の途上にあり、決して財政状況に余裕はない。県の構想でも、両市町の合併はあくまで富士市、富士川町との2市2町の合併のための第一段階としか位置付けていない。
芝川町の19年度の一般会計当初予算案は30億7800万円。このうち1億2500万円を財政調整基金の取り崩しに頼った。昨年の住民投票の事前説明会では町側が財政再建団体への転落の懸念も口にした。
厳しい状況の中、芝川町は集中改革プランに基づき、行財政改革を進めている。各種補助金のカット、給食調理業務の民間委託など、見直しを徹底した。さらに、赤字体質にあえぐ温泉施設「ユー・トリオ」の運営の再考や臼井町長の給料カットも打ちだした。
しかし、こうした取り組みも現状では富士宮市には響いていない。2月5日、合併協設置案の付議を回答するため臼井町長を訪ねた小室直義市長は「行財政改革のさらなる推進」を注文した。これには「努力を見てくれているのか」と町幹部から不満も漏れた。
4月に選挙を控えた富士宮市議にとっては、合併問題が「いかにもタイミングが悪い」(市議)テーマだったことも確か。しかし、結果的には多くの市議が「選挙には影響ない」との判断に至った。有権者が合併問題にほとんど関心を抱いていないためだ。
両市町はごみ処理や消防組合が一体化し、生活圏も一体化した関係にある。しかし、合併のメリットも見えない中、「否決したところで、支持者から文句も出ない」(市議)との読みがあった。
臼井町長は富士宮市長、市議の改選後の5月にも、3たびの合併の申し入れを行う考え。しかし、富士宮市幹部は「相当、(合併に対する)市民の意識が醸成されないと、(合併協設置議案の提出の)機会がないと感じている」と慎重な見方を崩さない。
(この連載は富士宮支局・宮嶋尚顕が担当しました)
3268
:
とはずがたり
:2007/05/16(水) 18:16:18
<東海>静岡県
豊かなんですなぁ。
「合併」はノー “自立”の訴え届く 吉田町の田村氏
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kiji4/20070423000000000014.htm
2007/04/23
「単独で豊かな町に」―。22日投開票が行われた、吉田町長選は現職の田村典彦氏(63)が新人に大差をつけて当選を果たした。町長選で有権者が下した審判は、平成の大合併から一歩距離を置いてきた町にとって、今後の歩みに対照的な方向を示すことになった。
牧之原市との合併推進を旗印に元町議の新人が現職に挑む構図となった吉田町長選。現職の3選で、町は引き続き単独の道を歩むことになった。
選挙期間中「合併」の2文字に言及することがなかった現職の田村氏。4年の行財政改革の成果を声高に主張し、「自主財源が8割以上を占める驚異的な町になる」など豊かな町を強調する選挙戦で、合併の必要性を前面に押し出した本橋和野氏(56)を暗にけん制した。
本橋氏は3年半前に旧相良、旧榛原両町との法定合併協議会設置を目指して住民発議を起こした商工会の有志らの後押しを受け、「町の孤立は将来に禍根を残す。牧之原市や皆さんとともに合併を進めたい」と呼び掛けた。
合併問題を選挙の最大の争点にしようとの本橋氏の戦術だったが、大きなうねりには至らず、もくろみは外れた。同町神戸の会社員男性(66)は「町が財政的に困っている訳ではないし、今すぐ合併を考える必要性を感じない」と冷静に選挙戦を見つめた。
田村氏の支援者約200人が集まった地元・住吉の寺院。支援者らが当選の喜びに沸く中、田村氏は「町の豊かさを強化して町民サービスの増進を図り、全国に誇れる福祉社会を築きたい」と“自立”を強調した。
3269
:
とはずがたり
:2007/05/17(木) 21:51:54
<東海>愛知県
小坂井町も入れてやれやヽ(`Д´)ノ
小坂井が豊橋に走って永久に豊川が吉田に追い付けんくなるにぃ〜。
豊川市 定数2−候補3
当17,248 鈴木 彰伯 37 民主 新① 社福法人理事
当15,673 山本 和明 71 自民=公明 現⑨ 県銃剣道連会長・(元)県議長
□13,202 高柳 淳子 46 無所属 現 主婦・元自民市議
宝飯郡 定数1−無投票
○ 小林 功 63 自民=公明 現④ 不動産会社役
次は合区の上定数3と成るかな?
2町との合併受諾回答
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=18947&categoryid=1
豊川市は16日、宝飯郡の音羽町と御津町の編入合併申し入れを受諾する回答書を両町へ届けた。音羽町は06年3月28日に申し入れを行ってから2年3カ月も待たされた格好だが、御津町は昨年10月31日の申し入れだった。県の1市2町合併勧告とも合致、来年1月の合併に向けて新豊川市誕生への確実な一歩を踏み出した。
合併受諾は、昨日まで同市議会の5会派30議員に対して2回の全員協議会を開いて28人の賛成を取り付け、同日の合併受諾回答になった。同日は、中野勝之市長、鈴川智彦議長、波多野年副議長、寺部冨士雄副市長が、音羽町、御津町の順に訪問した。
音羽町では、宇都野武町長、芝田久仁夫議長らに出迎えられ、中野市長と鈴川議長は「合併の申し入れをしっかり確認、受け入れられると確信したので回答する」と回答書を手渡した。
宇都野町長は「合併に向けた研究を行ってきたが、受諾回答をいただき豊川市民に敬意と感謝を表したい」と喜びを述べた。
引き続き、中野市長らは御津町を訪れて深谷泰範町長、波多野文男議長らに音羽町と同様の合併受諾回答を行い、「合併勧告した県も2町との合併を全面的に協力するといっている。皆さんとスムーズな合併に向けて努力していきたい」と要望した。
中野市長は「夢のある豊川ができると期待している。2町は県が合併を進める1万人前後の町だが、新しい力になる。お互いに力を合わせて合併を実現させたい」と抱負を述べた。
新豊川市は、昨年2月の旧一宮町の編入合併に続き、2町を合併することで人口が2万2700人、面積が48・38平方キロ増えて人口16万人、面積は150・43平方キロになる。
17日午前10時から同市役所で1市2町の首長、議長ら12人で合併協議事項の事前調整を行い、6月議会で1市2町の法定合併協議会設置を決議する。
このあと、法定合併協議を開始、役場の所在位置、町名や住所表示、2町の現庁舎の扱いをはじめ、約1000項目のうち、住民生活に影響が大きい26項目を中心に合併後の扱いを検討する。
県では、9月県議会に1市2町の合併議案を上程、12月には国へ報告、合併の承認を受けて、来年1月の合併を完了するにはぎりぎりの日程だ。
3270
:
とはずがたり
:2007/05/17(木) 21:54:56
<北関東>茨城県
やれやれ・・
内原の合併で内原町議の意向を無視したことなども茨城町議の不信感を買っているそうだ。。
水戸市と既に生活圏は一体化してると思われる茨城町民の強い意志がないと難しいね。特に茨城県は利権漁り集団たる自民党の強い地域でもあるし。
慎重派町長当選で行方さらに混沌 水戸市・茨城町
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070517/CK2007051702016745.html
2007年5月17日
水戸市と茨城町の合併協議が難航している。両市町はいったん合併の法定協議会の席についたものの、昨年五月の第五回協議会以降は中断。協議会が開催されない状態のまま間もなく一年を迎える。先月の統一地方選後に再開するとしていたが、茨城町に合併慎重派の町長が誕生したこともあり、協議の行方は不透明なままだ。 (秦淳哉)
「次回の日程等につきましては、追って事務局から通知を差し上げたいと思いますが、六月議会の終了後を想定しております」
法定合併協議会で議長を務める水戸市の加藤浩一市長が、第五回協議会でこう述べて会議を締めくくったのは昨年五月二十九日。しかし、第六回の協議会は六月議会終了後どころか、一年近くも開かれない異例の事態が続いている。合併協議は完全に暗礁に乗り上げた状態。一体、この間に何があったのか。
昨年二月に始まった合併協議会は順調に推移していると思われた。行政制度の調整方針や合併基本計画も決定され、とんとん拍子で合併が進むかに見えたが、合併方式、期日、市の名称、市の事務所の位置などを決める段階でつまずいた。
関係者によると、当初、茨城町側は町議の身分について、在任特例や市参与としての処遇を望んでいたとされる。しかし、議員や参与が増え過ぎて費用負担が増すことによる市民の批判を考慮した水戸市側はこれを拒否。協議は完全に行き詰まった。
結局、中断後の昨年八月から十二月にかけて、両市町の正副議長だけで三度会談し、(1)合併の方式は水戸市への編入(2)合併は二〇〇七年十二月八日(3)市の名称は水戸市(4)市の事務所は現水戸市役所の位置(5)定数特例を実施し茨城町地区で四人の増員選挙を実施−などを決め、今年四月の統一選後に合併協議会を再開するとしていた。
しかし、統一選で実施された町長選では合併を推進した佐藤順一前町長が引退を表明。後継者を立てたものの、町を二分した戦いを合併慎重派の小林宣夫氏が大差で制し、早期の合併実現が難しい情勢となった。
さらに町長選で、茨城町を選挙区とする県議が合併推進派と慎重派に分かれたことも事態を複雑にした。三年後の次回県議選は新たに「平成の大合併」を反映した選挙区割りで実施される。茨城町が合併すれば選挙区の変化が避けられず、県議も自らの選挙事情を優先した格好となった。
当選決定後の小林町長は「合併は町民の意見を聴きながら再検討したい」、一方の加藤市長は「民意が出たのであれば尊重したいが、茨城町の推移を見守りたい」と話すが、合併協議会の再開日程が決まらないまま、事態の行方は混沌(こんとん)としている。
3271
:
とはずがたり
:2007/05/21(月) 12:16:19
<東北・北海道>山形県
「各首長から合併に関する質問はなかった」とその件について黙りを決め込む姿はいつかの記事にもあった。
合併に冷淡な首長と苛立つ知事。
山形・福島・長野とリベラルな知事のもとで市町村合併はとんと進まなかった。
山形は市町村長の合併への後ろ向きな態度も目に付く。
加藤直系の斎藤知事を追い落とすためには市町村合併阻止と地域の自立を旗印に掲げてはどうかな?この際。
市町村合併:「結果と成果、明確に区別」 知事が苦言 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070515-00000071-mailo-l06
5月15日12時4分配信 毎日新聞
07年度市町村長会議が14日、山形市内で開かれ、斎藤弘知事は「市町村合併では、結果と成果を明確に分けていかなければならない」と、合併を果たせなかった各市町村長を前に厳しい言葉を投げかけた。
斎藤知事は行政運営で発想の転換が必要と唱え、「結果」と「成果」の区別を強調した。市町村合併を例に挙げ、「話し合いはやってきたが、庄内以外は(実現)できなかった」と、合併破たんした自治体を暗に責めた。
続いて大森彌・東京大学名誉教授(行政学)が講演し「新合併特例法の期限を過ぎても、与党は自治体数を1000まで減らすことを考えている。各首長には自治体の将来について責任をとれるか考えてほしい」と話した。意見交換などで、各首長から合併に関する質問はなかった。【大久保渉】
5月15日朝刊
3272
:
とはずがたり
:2007/05/21(月) 21:04:47
<九州・沖縄>宮崎県
第一会派の民主が議会野党に転落か?合併で旧郡部の議員が増えたからか?リストラで旭化成の神通力が減ったのか?日向市以北の広域合併を目指すのは面白いが実現性は今一だろうなぁ。
延岡市議会:議長に新名氏 保守は20年ぶり /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000174-mailo-l45
5月10日16時1分配信 毎日新聞
延岡市議会(定数33)は9日、改選後初の臨時会を開き、議長に新政会の新名種歳氏(69)=6期目、副議長にのべおか清風会の後藤哲朗氏(51)=3期目・自民党=を選出した。保守系会派から議長が選ばれたのは、20年ぶり。
新名氏は航空自衛官から大原一三衆院議員の秘書を務めた後、83年に初当選。議長選では新政会(6人)、のべおか清風会(4人)、きずな(3人)、公明党市議団(同)、無所属クラブ(同)の5会派(計19人)が、議員削減などの議会改革、日向市以北の市町村合併を目指す広域合併特別委員会設置などの政策で一致、大同団結した。
新会派は、民主市民連合(9人)▽新政会▽のべおか清風会▽きずな▽公明党市議団▽社民党市議団(3人)▽無所属ク▽共産党市議団(2人)の八つ。
5月10日朝刊
3273
:
とはずがたり
:2007/05/22(火) 11:39:29
<中国・四国>愛媛県
合併しないは選択肢にないんだね・・
そもそも此処迄こじれると宇和島にせよ鬼北にせよ合併してくれるのかどうか。
既に県議会の選挙区も合併されており個人的にはどっちでも良い。
合併先問う住民投票22日告示 松野
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070521/news20070521356.html
宇和島市か北宇和郡鬼北町か―の合併先を問う同郡松野町の住民投票が22日に告示される。投票は27日行われ、即日開票される。合併先を問う住民投票の実施は愛媛県内で4例目。
住民投票の有権者は20歳以上の町民で、合併の相手先として「宇和島市」または「鬼北町」のどちらかに「○」を付ける方式。投票率が50%未満なら開票しない。
投票は午前7時から午後8時まで町内10カ所で行われ、同9時から同町松丸の町コミュニティセンターで開票される。大勢が判明するのは同10時ごろの見込み。期日前投票は23―26日の午前8時半―午後8時に、同センターで受け付ける。
3274
:
とはずがたり
:2007/05/23(水) 20:21:38
<九州・沖縄>熊本県
熊本政令指定都市に向けて小さな一歩か。
城南町は熊本市と直接には接していないけど富合を通じて地続きに。
2007年5月18日 19時
城南町 八幡町長 熊本市含む周辺との合併を模索
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/5/18&group=4&id=4
合併に新しい動きです。城南町の八幡紀雄町長は、5月18日、熊本市の幸山政史市長と会談し、合併について、住民や議会と相談し、熊本市を含む周辺自治体との合併を模索したいとの考えを示しました。
きょうの会談は、先月の城南町長選で合併推進を掲げた、八幡町長が返り咲いたのを受けたもので、幸山市長は町長の方針を確認したいという意向を示していました。きょう午後、城南町を訪れた幸山市長は、熊本都市圏及び政令市に関する研究会で策定した、都市圏ビジョンについて説明。これに対し、八幡町長は、議会にも相談した上で、研究会に参加したい意向を示しました。また、合併についても熊本市との合併も「選択肢のひとつ」との考えを示したうえで、今後、町民の意見を聞いて方針を決めたいとしました。
3275
:
とはずがたり
:2007/05/23(水) 20:29:56
<東北・北海道>北海道胆振支庁
これは実現すれば大胆である。
何故白老は不参加?日本製紙の工場で潤ってる?とも思えんが。。
白老以西の西胆振7市町…室蘭市・登別市・伊達市・虻田郡豊浦町・洞爺湖町・有珠郡壮瞥町
それにしても虻田郡って胆振支庁と後志支庁にまたがってるんですねぇ。なんか格好いいぞ。
■ 西胆振合併の可能性模索−白老以西7市町首長が懇談会
【2007年5月23日(水)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/05/23/20070523m_02.html
白老以西の西胆振7市町による首長懇談会が22日夜、室蘭市内のホテルで、非公開で行われた。登別市から仮称・西胆振圏の将来を考える研究会の設置が提案され、白老をのぞく6首長は設置に合意した。
市町村の広域連携や合併の行方が注目される中、西胆振の課題や広域連携など広範な行政運営についてざっくばらんに話し合う場を設けようと初めて企画した。不定期開催の予定。
懇談では、登別市が白老を除く西胆振3市3町による研究会の設置を提案。地方分権の進展に対応した基礎自治体の在り方研究が目的。住民側への判断材料提供も狙いとしている。西いぶり広域連合内に設置の計画。
具体的研究内容は、西胆振20万人都市の可能性。6市町で将来的な大同合併の方針が確認されている中、まずは20万人都市としてどのようなまちづくりが可能かを模索していこうとの考えだ。
このほか懇談会では、北海道洞爺湖サミット開催に向けた国際的PRの実施・推進体制、医師引き揚げ問題での連携策などが話題になった。
3276
:
とはずがたり
:2007/05/23(水) 20:45:25
<東海>愛知県
小坂井町も入れてやりん!
合併に向けて事前調整
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=18957&categoryid=1
豊川市の合併受諾回答による宝飯郡の音羽町、御津町との合併事前調整が、17日午前10時から同市中央図書館会議室で行われた。1市2町から首長、議長ら行政のトップと議会関係者12人が出席、新市の役場位置、合併方式など6項目について協議した。
同日、確認されたのは、新市の役場位置を現豊川市庁舎とすることや合併方式は、同市への2町の編入合併など、基本方式や合併の期日、議会議員定数、合併後の新市基本計画など合併の骨子。
宝飯郡と同市の合併は、01(平成13)年11月に「宝飯豊川合併協議会の設立を望む会」による住民発議で協議会が設置され、旧宝飯郡4町との1市4町合併が検討された。
約2年4カ月の協議のあと、各市町で04(同16)年2月に合併に対する住民意識調査を実施、旧一宮町と御津町で過半数を超える反対意見があったため、合併話は破たんした。
しかし、旧一宮町は旧合併特例法下での合併を目指そうと議会が動き、破たんから半年後、同市へ合併協議を申し入れた。再度の住民意識調査でわずかながらも賛成が過半数を超えたことから、06(同18)年2月に編入方式で合併した。
国の三位一体改革と、地方自治体の行財政改革推進を目指す平成の大合併で、国・県からの地方交付税減額が、各自治体の財政を圧迫することが明確になるにつれ、全国的に合併が進んだ。
このため、旧一宮町の合併に続いて昨年3月に音羽町が、議会の決議を経て合併を申し入れた。御津町も同年6月の町長選挙で深谷泰範町長が、合併を掲げて再選され、昨年10月31日に同市への編入合併を申し込んだ。
2町の動きが加速する中、小坂井町は同様に同市への合併に向けて行政、議会が動き、昨年12月になって同市へ協議開始を申し入れたが、中野勝之市長は「来年1月の2町との合併期限に間に合わない」として断った。
すでに、県は昨年9月時点で音羽町、御津町と同市の1市2町の合併方針を確定していたこともある。また、新法下で県は、人口1万人前後の自治体の合併を促進するとして取り組んでいることもあって小坂井町は、合併のテーブルに付けなくなった。
今後、同市と音羽町、御津町との1市2町合併は、6月議会で法定合併協議会設置案を可決し、本格的な協議を行い、県の9月議会へ合併案を上程しなければならない。
2町との合併の準備は、1市4町協議で土台ができていたことや音羽町からの申し込みがあった1年3カ月前から合併に向けた調査研究を事務レベルで行ってきたことで比較的スムーズに進みそう。
このため、今年12月に国の合併承認を受け、来年1月の合併まで、短期間のスケジュールながら、新豊川市誕生が確実になった。
3277
:
とはずがたり
:2007/05/23(水) 20:59:40
<九州・沖縄>福岡県大分県
吉富町は中津と一緒に成りたがって居る訳で,豊前市との合併勧告は福岡県が吉富町に大分県へ逃げられないようにするための圧力とも取れるな。この辺全部大分県に越県合併すれば宜し!
豊前市と吉富町 合併論議8月まで棚上げ 両首長合意町政懇談会終了待つ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070518/20070518_004.shtml
豊前市と吉富町が法定合併協議会(法定協)の設置を県知事から勧告された問題で、釜井健介市長と今冨寿一郎町長は17日、「8月まで合併論議は棚上げにする」ことで合意したことを明らかにした。両首長は15日に、合併問題で初めて会談した。
両首長によると、会談は釜井市長の申し入れで同町役場で開かれた。4月1日に法定協が設置されたが、吉富町長・町議選があったこともあり、法定協は一度も開かれていない。このため、釜井市長が今冨町長に「今後の対応」を打診した。
これに対し、今冨町長は「町民の意見を聞く」ことを公約して同町長選に当選したことを説明。さらに今月末から約1カ月をかけて、町内30自治会で町政懇談会を実施することを明らかにしたうえで、「合併協議に入るか否かは8月までに結論を出す。それまで待ってもらいたい」と申し入れた。釜井市長も了承したという。
釜井市長は取材に対し「『町政懇談会が終わらないと前に進めない』というので、待つことにした」と話した。一方、今冨町長も「合併についてはまったく白紙。『結論を出す8月までそっとしておいてほしい』と頼み、了承してもらった」と語った。
=2007/05/18付 西日本新聞朝刊=
2007年05月18日00時51分
3278
:
とはずがたり
:2007/05/24(木) 10:59:16
<東海・甲信越>長野県
合併対象の阿智村は浪合村と合併して人口7千人弱。清内路村は人口700人程度。清内路村は一時期現在では飯田市に編入になっている山本地区と合併していた時期もあったそうな。当時は山本地区は米川村と云ったそうな。一方で浪合村は平谷村(人口600人弱)と一時期同一自治体だった。この辺はでらい山の中だが今後どうやって自立を維持してゆくのかねぇ?
2007年5月23日
清内路村合併問題研究会
http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/5/23n1.htm
清内路村民や村議らでつくる同村合併問題研究会(原利正会長)の第12回が21日夜、同村老人福祉センターで開かれ、「阿智村と合併について話し合う場を設けるべき」などとする最終報告書案をまとめた。表現方法などに若干の修正を加えて成文化し、6月5日に桜井久江村長に答申する。
桜井村長は「阿智村との合併」を公約の一つに掲げて当選。村議会も昨年の9月定例会で「阿智村との合併を求める道を選択することが、地域や住民の自律性を高める」とする決議案を可決している。今回の同研究会の答申が加わることで、阿智村との合併協議に向けた今後の動きが注目される。
事務局が示した最終報告書案では、昨年10月の中間報告と同様に、合併問題に対する各委員の意見を記した。多数を占めた阿智村との合併推進派の声は「村の財政事情を考えればやむをえない」「阿智村の自立プランに基づく理念を共有できるならば、合併によって地域を守り、持続的に発展することが可能」など。一方で、自立を望む委員の意見も併記した。
その上で、同研究会の総意の形で、「高い理念を確立した阿智村と、合併について話し合う場を設けることが良い」「村当局には、阿智村との合併について話し合う場を設け、合併に向けた取り組みが推進されることを強く要望する」などとまとめた。
同研究会は昨年2月、村長の諮問機関として発足し、公募を含む村民ら28人で構成する。当初は昨年9月の最終報告を予定していたが、「地域づくりの議論を深めるべき」として、議論を中断。ことし3月、村計画審議会が住民主体の地域づくりに向けた「村づくり指針」を策定したことを受け、4月から協議を再開していた。
実質的に最終回となった21日の会合では、主に最終報告書案の表現方法について協議。「最終報告は合併ありきと受け止められ、自立を望む村民が意見を出しにくくなるのでは」との懸念の一方で、「村長への答申が役目であり、研究会としての結論を、もっとすっきりとさせるべき」の声もあり、両論を加味するなどして数カ所の表現を改めた。
会終了後、原利正会長は「昨年2月から長きにわたる苦労があったが、最終報告は民主的な議論を重ねた結果。合併か自立かで意見が対立する中、一つの総意としてまとまったことは非常に意義深く重みがある。村長や議会は答申を最大限に尊重して、今後の村政運営に生かしてほしい」と話した。
3279
:
とはずがたり
:2007/05/25(金) 12:57:23
<九州・沖縄>福岡県
大牟田は荒尾などと共通の都市政策が必要であるね。
豊後・築上は中津と合併すれば良いが,荒尾は大牟田と合併すれば如何かな?
大牟田市 新浄水場建設へ 荒尾市と共同 12年度から供給 菊池川からの取水量増で
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070524/20070524_006.shtml
大牟田市は、熊本県の菊池川から上水道用の取水量を増やすことに伴い、同じく同川から取水する同県荒尾市と共同で、新たな浄水場を建設することを明らかにした。近く建設地を決定し、2011年度中の完成を目指す。大牟田市では浄水場建設などの負担増により、事業者向けなど一部の水道料金が値上げされる見通し。
■水道料金値上げ検討
同市が06年度策定した水道事業計画によると、水質が悪化している地下水や供給量が安定しない諏訪川(同市)からの取水を減らし、12年度に同川からの上水道用の取水を現在の日量1万トンから同2万トンに引き上げる。
同市が菊池川から取水しているのは、熊本県の有明工業用水。同市は06年度、新たに日量1万トンの水利権を28億円で同県から取得している。同工業用水は竜門ダム(熊本県菊池市)が水源で、同県玉名市から取水。大牟田市までの導水は既設の導水管で対応できるが、取水量が増加する上、既存浄水場が老朽化しているため、新たな浄水場が必要という。
大牟田、荒尾両市は、候補地を3、4カ所に絞り込んでおり、近く建設地を決定し、本年度中に用地買収を終えたいとしている。
大牟田市の水道事業会計は02年度以降、赤字に転落、05年度までに累積赤字は約12億8200万円に達している。同市企業局は「料金体系の見直しは避けられない」としている。
=2007/05/24付 西日本新聞朝刊=
2007年05月24日01時10分
3280
:
とはずがたり
:2007/05/26(土) 15:10:43
<九州・沖縄>熊本県
一旦破談に成っただけに慎重なんだな。。
熊本都市圏ビジョン:熊本市長が城南町長訪問し説明 合併問題、明言避ける /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000230-mailo-l43
5月19日16時1分配信 毎日新聞
熊本市の幸山政史市長は18日、城南町の八幡紀雄町長を訪れ、同町を除く15市町村で構成する政令市研究会が策定した「熊本都市圏ビジョン」を説明し、研究会への参加を求めた。
八幡町長は4月の町長選でも合併の必要性を訴え、返り咲き当選を果たしている。ただ、終了後の取材に対し、両首長はともに「合併問題」については明言を避けた。
八幡町長はかつて熊本市との合併を模索していたが、熊本市との間には富合町があって「飛び地」となるなどの問題点もあり、03年の町長選では合併反対派に敗れた。ただ、その後、富合町と熊本市が法定合併協議会を設置。この合併が実現すれば城南町は、飛び地ではなくなる。
会談は約40分で、幸山市長は終了後、報道陣に対し「(都市圏市町村の)連携の必要性を理解してもらった」と話したが、合併については「段階を踏んで住民や議会の意向を確認したい」とだけ述べた。八幡町長は、研究会については「入る方向で検討したい」と前向きな姿勢を見せたが、合併についての質問には「住民や議会とも相談する」と答えた。今後、アンケートなどで住民の意向を確認する考えだ。【谷本仁美】
5月19日朝刊
最終更新:5月19日16時1分
熊本市長、城南町を訪問 都市圏ビジョン説明 市との合併 町長「選択肢の1つ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000013-nnp-l43
5月19日10時7分配信 西日本新聞
熊本市の幸山政史市長は18日、城南町を訪れ、統一地方選で町長に返り咲いた八幡紀雄町長に、同市の政令市移行などを盛り込んだ「熊本都市圏及び政令市についての研究会」(会長・幸山市長)の「都市圏ビジョン」を説明した。
同研究会は熊本市など周辺15市町村で構成する。城南町は前町長が合併に否定的で、これまで熊本都市圏で唯一、同研究会には参加していなかった。だが合併を視野に入れる八幡町長が再び町長になったことで、幸山市長訪問となった。八幡町長は幸山市長に「これから一緒に勉強させてもらいたい」と研究会参加の意向を表明した。
会談後、合併問題について八幡町長は「どの自治体と合併するかは白紙。町民や議会の意向を確認してから3年以内に進めていきたい」とし、熊本市との合併は「選択肢の1つ」と述べた。
5年前、城南町で熊本市との合併論議が起きた。当時は両市町が隣接していなかったため、飛び地合併が想定されていた。現在、熊本市は富合町と合併協議を進めており、合併が成立すれば、飛び地にはならない。八幡町長は「5年前と比べ、合併しやすくはなっている」と話した。
=2007/05/19付 西日本新聞朝刊=
最終更新:5月19日10時7分
3281
:
とはずがたり
:2007/05/26(土) 15:56:33
<東海>静岡県
ふ〜む。湖西は下らん権力斗争なんかやってる場合じゃ無いと思うが。
市町村合併:構想は全11地区に 東部3地区は消極的 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000000-mailo-l22
5月18日11時0分配信 毎日新聞
◇石川知事「地域自治区がポイント」
県幹部職員でつくる県市町村合併推進本部は17日、県の合併構想に新たに6地区を加え、全11地区にすることを決めた。これで合併新法(10年3月で期限切れ)に基づく合併の枠組み論議に一つの区切りがついた。ただ、合併については地区ごとに温度差があり、順調なのは5地区だけ。特に県東部3地区は首長間の思惑が交錯し、暗礁に乗り上げている。石川嘉延知事は「(合併後も地域の独自性確保が可能な)地域自治区が今後のポイントになる」と述べ、合併への不満解消に向けた取り組みを急ぐよう指示した。【鈴木直】
構想に追加したのは、沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町▽御殿場市・小山町▽藤枝市・岡部町▽焼津市・大井川町▽袋井市・森町▽湖西市・新居町――の6つの枠組み。
11地区のうち順調組5地区は既に合併協を設置していたり、今年度前半での合併協設置が見込まれている。
一方、富士宮市・芝川町など3地区は協議入りのめどが立っていない。富士宮市は、過去に富士川(ママ。多分芝川の間違い)町側が合併協議を白紙に戻したことなどへの不信感がぬぐい切れていない。袋井市・森町では、森町が合併の是非を問う住民投票(04年8月)で反対多数となったことが響いている。湖西市・新居町では枠組みには異論はないものの、湖西市側で昨年秋に市長と議会の対立が表面化。協議入りできる状況になっていない。
今のところ不調に終わっている東部3地区では「地域の独自性が失われる」などの理由で合併に消極的な首長が多い。そのうち、特に県が最も頭を痛めているのは南伊豆1市5町だ。高い高齢化率や逼迫(ひっぱく)する財政状況など最も合併を必要としながら各首長の思惑が一致しない。沼津・三島など3市3町と御殿市・小山町は逆に財政状況の良い自治体が多く、合併機運が盛り上がらない。
県は、合併後も各自治体の意見が反映できることを示すため、来月にも「地域自治区」活用のための研究会を発足させる方針で、東部3地区の流れを何とか変えたい考えだ。
………………………………………………………………………………………………………
◇県の合併構想と進捗状況
<1>下田市・東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町・西伊豆町
<2>沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町
<3>御殿場市・小山町
<4>富士宮市・芝川町
<5>富士市・富士川町
<6>静岡市・由比町
<7>藤枝市・岡部町
<8>焼津市・大井川町
<9>島田市・川根町
<10>袋井市・森町
<11>湖西市・新居町
5月18日朝刊
最終更新:5月18日11時0分
3282
:
★とはずがたり
:2007/05/26(土) 23:25:40
石川県〈珠洲市〉
珠洲市HPに市長の部屋が開設されました。
市長の活躍や透明性を大切に交際費などの公表もしています。
災害時に夜遊びをしていたなど変な噂の多い泉谷満寿裕珠洲市長ですが、市長の部屋からはそんな軽率な男に見えません。
奥能登・珠洲も頑張っています。よかったら訪問してください。
3283
:
とはずがたり
:2007/05/27(日) 00:38:42
http://jbbs.livedoor.jp/study/2246/storage/1178848454.html
の
>>1
氏でしょうかな?
私ではないので念のため・・
3284
:
とはずがたり
:2007/05/28(月) 22:01:38
<中国・四国>愛媛県
取り敢えず鬼北に。一件落着なのかこの数年の空白は何だったのかと虚しさが残るのか?
加戸知事は宇和島派だったのか?
鬼北町長に合併の協力要請 松野町長
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070528/news20070528496.html
北宇和郡松野町で27日行われた合併先を問う住民投票で同郡鬼北町が過半数を占めた結果を受け、岡武男松野町長は28日、松浦甚一鬼北町長を訪ね、投票結果を報告するとともに、合併への協力を要請した。
岡町長は布久光議長、光盛暁与副議長とともに鬼北町近永の近永公民館で面会。岡町長は「住民投票で鬼北町を選択した住民が過半数を取ったことをお知らせしたい」と報告。さらに「3年半前の(合併協議会の)離脱では迷惑を掛けた」と謝罪した。
松浦町長は「離脱から松野町や鬼北町の状況も大きく変わった。正式な申し入れを待ってから議会や町民と相談する。松野町でまずはいろいろな課題を整理してほしい」と述べた。
松野町住民投票結果受け知事、合併協力を表明
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070528/news20070528493.html
北宇和郡鬼北町との合併を選んだ同郡松野町の住民投票から一夜明けた28日、加戸守行知事は県庁で会見し、早期の合併実現へ松野町や町議会、町民が一丸となり取り組むよう要望。県市町合併推進審議会の意見を聞いて支援措置を盛り込んだ合併構想を速やかに策定し、両町の合併に協力する意向を表明した。
支援策としては県職員の派遣を挙げ、地元の意向を踏まえ判断したいとした。鬼北町による吸収合併にならざるを得ないとの認識もあらためて示した。
加戸知事は、宇和島市より財政規模の小さい鬼北町を選んだ投票結果について、地縁、血縁や文化・歴史的つながりを重視したと分析。「遠き友人より近き隣人を選んだが、行政サービスや財政力、その他の点を考えた場合に苦難の道を選択した」と見解を述べた。
3285
:
とはずがたり
:2007/05/29(火) 14:36:16
<九州・沖縄>宮崎県
2市にまたがる合併は主導権が絡むしどうしても難しいね。日南市と南那珂郡は最初から合区されてんだよなぁ…。それにしても串間の人口2.1万でも合区の対象にならんのか・・。人口6万で定数3だもんなぁ。。宮崎県民恵まれとるわ。
串間市、再び自立の意向 県南合併
2007年5月29日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200705290101
串間市の鈴木重格市長は28日の定例会見で、同市と日南市、北郷、南郷町の2市2町での合併法定協について「串間市は自立を貫く」と、参加に消極的な姿勢をあらためて表明した。
北郷、南郷町は参加に前向きで、1市2町の枠組みによる法定協設置の可能性が濃厚となった。
県南地域の合併では日南市の谷口義幸市長が、1市2町に法定協設置を打診する意向を先月表明。今月15日、非公式に串間市役所を訪れ、鈴木市長に「県の構想に沿って法定協を設置したい」と協力を要請した。
鈴木市長は昨年7月の市長選で「自立」を掲げて再選した経緯を説明。「理解してほしい」と法定協参加に消極的な考えを伝えたという。
日南市(4.5万)・南那珂郡(北郷5千・南郷1.1万)区(6.1万) 定数3−候補5
当9,462高橋 透46社民現2党県副代表
当8,912坂元 裕一58自民現6農林業
当8,144外山 衛49自民現2会社社長
□5,455沢山 信二42無所属新 衆院議員秘書
403辻 稔種83無所属新 (元)病院職員
串間市(2.1万) 定数1−無投票
氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
○野辺 修光64自民現4製茶業
因みに
宮崎:36.8万→定数12 3.07
延岡:13.4万→定数5 2.68
都城:17.0万→定数6 2.83
えびの:2.3万→定数1
とまぁ人口一人当たりの格差はこんなものか。
定数を半分ぐらいに出来るんじゃないか??
串間は日南に,えびのは小林と合併するようにしむけるべし。
3286
:
やおよろず
:2007/05/30(水) 22:23:14
動き出した自治体財政健全化法
http://www.tohmatsu.co.jp/news/ps/ps03/topics20070530.shtml
5月25日、衆議院の総務委員会で「地方公共団体の財政の健全化に関する法律(以下、財政健全化法)」が可決された。この法律は、現行の財政再建団体制度の50年ぶりの見直しであり、現行制度がいわゆる「夕張市問題」に十分に機能しなかったことを踏まえ、その問題点を改善した制度であるとも考えられる。
財政健全化法では、普通会計の実質赤字比率に加えて、公営企業まで含めた赤字の比率(連結実質赤字比率)、借金残高の財政負担(実質公債費比率)、公社・第三セクター(以下、三セク)に対する将来的な税金負担の割合(将来負担比率)をもとに、早期改善を目指す黄色信号としての健全化段階と、赤信号としての再生段階を規定している。すなわち、病院や交通などの公営企業や公社・三セクなどを含め、単年度フローだけではなくストック面にも配慮した財政状況の判断指標を導入するとともに、財政悪化を可能な限り早い段階で把握し、財政状態の改善に着手させるというしくみが織り込まれている。
今回の法律では債務整理(自治体破綻)制度の導入は見送られたが、地方財政計画の枠組みの中で暗黙の政府保証を前提として、自治体の借金について金融マーケットによる規律が働かない状況が今後とも継続するとは考えられない。将来的には、金融マーケットによる規律のもとでの自治体経営へ移行しなければならず、財政健全化法は、この移行を前提とした抜本的改革の第一歩であると認識すべきであろう。
そのため、財政状況の判断指標については、監査委員の審査対象として情報の信頼性を確保し、議会に報告させることで、議会によるガバナンスの強化を図っている。また、黄色信号や赤信号がついた自治体や公営企業については、健全化計画等について、議会の監視下に置くとともに、地方自治法に基づく個別外部監査の強制導入を規定している。更に、都道府県や総務省による指導・監督が制度化され、状況によっては、自治体自身の意思に係わらず、財政状況の悪化により地方自治の一部制限を行うことを織り込んだものである。
この法制は、平成19年度決算数値から財政状況の判断指標が公表されることになっている。詳細な指標算定手法は今後省令で定められる予定であるが、既に執行中の平成19年度財政判断指標は、当初予算が可決されているため実質的に決まっており、その数値が公表されるまで、あと1年を残すのみである。そして、財政健全化団体・再生団体の措置がなされる基準となる平成20年度の予算編成は目の前に迫ってきている。財政健全化法への自治体、監査委員、議会の対応は、もう待ったなしである。
なお、衆議院総務委員会では次のような6項目にわたる附帯決議がなされた。
1.地方分権の観点から国の関与への配慮
2.財政指標算出方法や基準比率の設定に当たっての地方6団体の意見反映
3.弁護士・公認会計士等の有資格者の監査委員登用等により、監査委員の独立性・専門性の向上
4.再生振替特例債の発行が認められることを受け、地方債残高の縮減努力
5.企業会計を参考にした連結ベースの地方公会計制度整備の推進
6.地方債の引受状況の実態開示
3287
:
とはずがたり
:2007/06/01(金) 23:48:14
<九州・沖縄>宮崎県
合併論議が再始動 日南市、北郷、南郷町
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200706010103
2007年6月1日
日南市、北郷、南郷町は31日、法定合併協議会設置に合意したと発表した。各市町は9月定例議会までに関連議案を提案、可決されると10月1日までに法定協を設置する見通し。合併新法下の法定協設置は、県内では今年3月合併した延岡市と旧北川町以来二例目。
一市二町の首長が日南市役所で記者会見し明らかにした。
合併方式は「新設(対等)合併」。2009年3月31日の合併を目指す。地域自治区設置も視野に入れている。各町とも法定協の協議と並行し住民説明会を開く。合併の是非を問う住民アンケートは、南郷町が予定するが、日南市は実施せず、北郷町は議会や住民説明会の状況を見て判断するという。谷口義幸市長は「道州制の議論も全国的に進んでいる。県南も体制を整えるべきときに来ている」と話した。
日南市 北郷町 南郷町 09年春合併目指す 法定協立ち上げへ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070601/20070601_001.shtml
日南市、北郷町、南郷町の法定合併協議会設置へ共同記者会見を開いた(左から)阪元・南郷町長、谷口・日南市長、倉岡・北郷町長
日南市、北郷町、南郷町の1市2町の首長は31日、日南市役所で共同記者会見を開き、地方交付税の優遇措置などで有利となる2009年3月末の合併を目標に法定合併協議会を立ち上げ、協議を進めることを明らかにした。
1市2町は、遅くとも9月議会までに法定合併協設置議案を提案し、今年10月1日までに設置。12月中に協議を終了させたいとしている。
この1市2町の合併をめぐっては、04年に住民発議による法定合併協を設置。05年3月に1市2町による合併協定書に調印した後、北郷町議会が合併関連議案を否決したため頓挫。合併賛成、反対両派の町民が当時の北郷町長と全町議のリコール請求をしたため、町長が辞職し、町議会が解散するなど混乱した。その後の出直し同日選で、推進派の倉岡清美氏が町長に初当選し、町議選でも賛成派が多数となった。
南郷町では、今年4月の町長選で、合併慎重派ながら「合併協に参加したうえで合併か非合併かを決定する」としていた阪元勝久町長が再選された。
この日の共同記者会見で、日南市の谷口義幸市長は「地方分権、道州制の議論の中で各地域、市町が体制を整える時期にある」と述べ、北郷町の倉岡町長も「二度と同じ轍(てつ)は踏まない。住民に十分な説明をしたい」と意欲を見せた。南郷町の阪元町長は「4、5年前とは国の政治的状況や町の財政事情が異なっている面もある」と慎重に話した。
合併が実現すると、面積約536平方キロメートル、人口約6万人の新市が誕生する。
=2007/06/01付 西日本新聞朝刊=
2007年06月01日11時16分
3288
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 11:19:05
<中国・四国>徳島県
出きるか? 「大・徳島市」
2007年06月01日
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000706010003
「平成の大合併・第1幕」を終え、県東部を中心とした新たな合併構想を検討している県市町村合併推進審議会の会合が31日、県庁であり、県側の構想が初めて示された。徳島、鳴門両市をそれぞれ中心とした「二大中枢都市の形成」など3パターンで、それぞれ期待される効果も説明された。各市町村の思惑があり、県内の「東西格差問題」など課題も残るが、徳島県の将来像を描く本格的で具体的な作業が始まった。
(柳沢敦子)
県内の合併は06年3月までに旧合併特例法に基づき50市町村が24市町村になって一段落した。審議会は、合併新法に基づき、さらに合併を進めるために県が設置。県は答申をもとに具体案をまとめ、市町村に判断材料として提供する。
事務局の県がたたき台として示した構想は、審議会でこれまでに決まった「人口1万人未満の町村は再編」「中核市(人口30万人以上)や人口10万人程度の市づくりを目指す」といった方針に沿って作成された。
東部地域の3パターンは、まず、「二大中枢都市型」。徳島市を中心に小松島市や石井町など2市4町1村でつくる中核市と、鳴門市と板野郡5町からなる二つの大型都市を形成する。
次は、このパターンから、鳴門市と5町を分ける「板野郡独立型」。さらに、板野郡を徳島市側に組み入れ、現在の2市9町1村が一つとなる「大徳島市型」が示された。
また、県南部については、牟岐、美波、海陽の3町が一つになり、人口2万5千人規模で、豊かな自然を生かした観光と交流のまちづくりを進める案が示された。
■二大中枢都市型
県東部にできる二つの大きな都市がそれぞれ、県庁所在地と、近畿圏との玄関口として、連携と競争をすることが県全体の活性化につながることを期待している。
この構想では、徳島市は人口35万人以上となり、「30万人以上」が条件となる中核市への移行が可能になる。徳島以外の四国3県の県庁所在地はすでに中核市となっており、移行は原市長が強く希望している。さらに、国からの権限移譲の範囲も広がる。
鳴門市を中心とした市も、人口は15万人を超え、「四国の玄関口」「交通の拠点」としての機能充実などが期待できるという。
■板野郡独立型
板野郡5町は徳島空港や高速道路があり、国道や県道などの幹線道、鉄道も充実している。商業施設や工場の集積も進んでいるため、生産・物流の拠点として、新たな個性を持った市への発展が見込まれる。
「中核市・徳島」と、観光地として全国的に知られ、産業も充実している鳴門市との3市の、それぞれ特性を生かすのがこの構想の狙い。また、郡内は古くから地域間の結びつきが強く、これまで合併協議会が設置されたという経緯もあり、計画がスムーズに進むという利点もある。
■大徳島市型
人口約45万人という四国では松山に次ぐ2番目の規模の市をつくり、高度な都市づくりを進めようとするのがこの型の狙い。
人口は県全体の55%以上を占め、面積も大きくなるが、県によると、道路が整備されているため中心部から市内の大半の所まで1時間以内で行けるという。さらに、徳島空港、徳島小松島港を備え、国際都市としての機能も充実するのが魅力だ。
3289
:
とはずがたり
:2007/06/02(土) 13:47:53
<中国・四国>徳島県
>>3288
都市近郊は発展しつつあるので自立心旺盛だからなぁ。。鳴門も徳島も郡内併合も嫌がりそうだなぁ
徳島市は中核市になりたいんだろうけど何処迄求心力があるのかな?
小松島は徳島との合併を模索している節もあるし,北島等も徳島へ,板野は鳴門と合併で良いでは?板野も鳴門と合併するだけでは厭か?
●徳島近郊
徳島市長…大合併に前向き
石井、松茂、藍住、上板町…(どちらかというと)合併は必要なし
小松島市,鳴門市,北島町,板野町,勝浦町,上勝町,神山町,佐那河内村…(どちらかというと)必要
●海部郡内
牟岐町…郡内合併賛成
美波町…より大きな合併も(阿南?)
海陽町…静観
県東部圏域に3合併案 推進審で県提示、南部は海部3町 2007/06/01 11:01
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_118066329103&v=&vm=1
「平成の大合併」で未合併の徳島県内十四市町村の再編構想づくりを進めている県市町村合併推進審議会(会長・若山浩司四国大大学院教授)の第七回会合が三十一日、県庁であり、議論のたたき台として事務局の県が合併の組み合わせ案を示した。徳島市を含む東部圏域は三案を提示。南部圏域の牟岐町は美波、海陽両町との海部郡三町合併案を示した。審議会は同案への意見を県民から募って最終案を決定、飯泉嘉門知事に答申する。
東部圏域はいずれも徳島市が周辺市町村と合併して中核市となる案で、パターン<1>は▽徳島市と周辺六市町村(人口約三十五万人)▽鳴門市と板野郡五町(約十六万人)、<2>が▽徳島市と周辺六市町村▽板野郡(約十万人)▽鳴門市(約六万人)、<3>が▽徳島市と周辺十一市町村(約四十五万人)▽鳴門市。
それぞれに期待される効果などを明記。<1>では「二大中枢都市が形成され、両都市が連携を図りながら競うことで県全体の活性化につながる」、<2>は「県都の北側に十万人規模の都市ができ、鳴門市や阿波市、吉野川市などともに多様性と活力のある県土づくりが展開される」、<3>は「人口が東四国第一の規模となる都市ができ、四国内での存在感を高められる」とした。
県はまた、十四市町村を対象に、五月一日に実施した合併に関するアンケートの結果も報告。それによると、石井、松茂、藍住、上板の四町が「どちらかというと」を含めて「合併する必要はないと考えている」と回答、上勝町は「その他(どちらともいえない)」、残る九市町村は「どちらかというと」も含めて「必要」と答えた。
会合では、組み合わせ案への異論は特に出ず、県民の意見を聞いた上で、七月下旬をめどに次回会合を開くことにした。
市町村合併推進審議会は二〇〇五年八月に設置。学識経験者や市町村代表、経済団体関係者ら十二委員で構成されている。
3290
:
とはずがたり
:2007/06/02(土) 13:48:17
>>3288-3290
◎首長、反応さまざま、県が自治体再編案
徳島県庁で開かれた県市町村合併推進審議会に、徳島市周辺の県東部と海部郡の再編案が示された三十一日、関係する自治体の首長は再編案を歓迎したり、静観したりと、各地の事情を踏まえてさまざまな反応をみせた。
「住民の間で合併への意識が高まる」と期待を寄せたのは、徳島市の原秀樹市長。市は「四十万人規模の中核市構想」を掲げており、周辺自治体に呼びかけた「徳島東部地域市町村長懇話会」で広域行政についての議論も続けている。県が示した三案はいずれも中核市の人口要件をクリア。中でも同市と周辺六市町村、鳴門市と板野郡五町を組み合わせる「パターン<1>」は懇話会と同じ枠組み。「道州制を見据え、スケールメリットのある都市をつくらなければならない。案は、これまでの取り組みを認めてくれたと思う」と好意的に受け止めた。
市民アンケートで徳島市との合併を望む声が多かった小松島市の稲田米昭市長も「いずれも小松島・徳島の合併が含まれていることから、本市の意に沿うものになっている」と歓迎した。
四月の市長選で初当選した鳴門市の吉田忠志市長は慎重な構え。「当面は広域行政の道を歩み、その成果を踏まえた上で市民の理解や議会の議論を尽くして考えたい。今回の再編案にはコメントできない」と述べた。
徳島、鳴門両市との合併案と、郡内五町合併案が盛り込まれた板野郡では意見が分かれた。北島町の山田昌弘町長は「住民の同意が不可欠」とした上で「県都の人口を増やし、中核市となっている他県の県都に劣らない環境の都市にしなければならない」と徳島市との合併に意欲をのぞかせる。板野町の中島勝町長は「地域性や住民の意識を考えると郡内五町の合併が望ましい」。松茂町の広瀬憲発町長は「合併しないということで進めてきたが、正式に再編構想が固まった時点で、郡内の協議会で検討したい」と話した。
前町長が「合併しない」としてきた石井町。三案ではいずれも徳島市と合併との方向性が示されたが、河野俊明町長は「財政改革など経費削減に努めれば自立できる。ごみ処理などは近隣市町村との広域行政などで解決でき、合併は考えにくい」と消極的。
美波町と海陽町が誕生したばかりの海部郡は、牟岐町を加えた三町を一つに再編する案。牟岐町の大神憲章町長は「三町合併が望ましい」と支持したものの、海陽町の五軒家憲次町長は「あくまでも県の考え方であり、静観したい」。美波町の藤井格町長も「海部郡三町の小さな枠組みで持続可能といえるのか」などと、反応が分かれた。
3291
:
とはずがたり
:2007/06/02(土) 13:53:29
<九州・沖縄>熊本県
2007年3月1日 19時
富合町を熊本市に編入で承認
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/3/1&group=4&id=3
熊本市と富合町の合併協議会が3月1日開かれ、富合町を熊本市に編入合併することが決まりました。
協議会には、熊本市と富合町から議員や住民代表など24人が出席しました。41の協議項目のうち、先月、議員の専門部会で審議された3つの基本項目について、富合町を廃止し、熊本市に編入する合併方式をとること、名称は「熊本市」で、本庁を熊本市手取本町とする方針が提案されました。委員からは、合併後の議員の身分を配慮して欲しいなどの意見が出されましたが方針そのものに異論はなく、全会一致で承認されました。
3292
:
とはずがたり
:2007/06/02(土) 20:11:45
<東海>静岡県
この2市1町で20万都市になんのか。。
当然「御殿場市」を御殿場は主張し,裾野市は東富士市かなんかを主張する事になって此の調整が可能かが鍵になると予想。
市町村合併:2市1町で、首長に働きかけ−−御殿場市長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000078-mailo-l22
5月29日12時1分配信 毎日新聞
県東部の自治体合併問題で、御殿場市の長田開蔵市長は28日、同市、裾野市と小山町の2市1町の枠組みを前提とした首長会談を働きかける意向を明らかにした。6月中にも実現したい考えだ。県は、御殿場市は小山町との2市町、裾野市は沼津、三島市を含む3市3町という枠組みでの合併構想を打ち出しており、県と自治体の思惑の食い違いが浮き彫りになった。
長田市長は同日の会見で「2市1町が特例市(人口20万人以上)を目指そうということで進めている。まず首長が話し合い、お互いに認識を共有したい」と述べた。【安味伸一】
5月29日朝刊
最終更新:5月29日12時1分
3293
:
雑談居士
:2007/06/03(日) 02:09:55
>>3292
県の枠組みの方が自然だと思うのですが、長泉・清水両町が合併に加わらないと
かなり歪んだ市域になるんですよね。(広島市の東部地域みたいな感じで)
御殿場と裾野両市の関係って良好まで行かなくても、そこそこのご近所付き合いなんでしょうか?
3294
:
とはずがたり
:2007/06/03(日) 13:45:21
>>3293
一応,御殿場+裾野+小山なら地域的にひとまとまりですよねぇ?旧駿東郡北部と云う事で。
沼津+三島に清水,長泉が加わらないと歪な感じに成ると思うんですけど。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi22.html
3295
:
雑談居士
:2007/06/03(日) 16:41:15
>>3294
御殿場市としては、小山町だけとの合併では将来が望めない。
裾野市を含めた広域合併→特例市昇格で、沼津・三島都市圏と
一線を画した自治体としての生きる道を考えているのでしょうかねぇ。
沼津+三島の枠組みも、合併の規模を巡って両市が対立しているようですし
長泉町は合併そのものに否定的で、こちらはさらに先行き不透明ですな。
しかし、駿東郡って本当に広いですよね。
3296
:
とはずがたり
:2007/06/06(水) 19:52:37
<東北・北海道>宮城県
■年度内に合併協編入方式選択へ2007.06.06
本吉町長が議会に説明
対等との強い信念で望む/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_06/k/070606k-gappei.html
気仙沼市との合併を目指す本吉町の森琢男町長は五日、両市町の合併形式について、編入合併を選択する方針であることを明らかにした。町議会合併調査特別委員会(及川一郎委員長)で示した。
合併形式については、旧気仙沼市、旧唐桑町と進めた協議の経過を踏まえ、新市の名称や事務所の位置などを新たに検討しない考えを示した上で「編入でいかざるをえないと判断した」と説明。「協議は対等との強い信念を持って望む」と述べ、気仙沼市と対等な関係で協議を進めたい考えを強調した。
今後のスケジュールについては「両市町で協議の方向性が出た時点で報告したい」としながらも「本年度内をめどに法定合併協議会の設置を目指したい」とした。
森町長は、気仙沼市への合併協議申し入れや町民懇談会の内容などについても説明。議員からは「懇談会で町民の意見を聞いた後に合併協議を申し入れてもよかったのではないか」「懇談会の説明内容に合併した新市のシミュレーションが盛り込まれていない」などの意見が出された。
3297
:
とはずがたり
:2007/06/06(水) 20:06:54
<東北・北海道>福島県
福島市としては30万行かずに口惜しかろうなぁ・・桑折辺りにちょっかい出すのかね?川俣は独自路線で行けるのかな?
福島市・飯野町が合併協定に調印
2007年06月05日 15時29分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007060518
来年7月1日の合併を目指す福島市と飯野町の合併協定調印式は5日、同市のSPヴィラスで行われた。
8日にそれぞれの議会で合併関連議案を審議し、議決されれば県に地方自治法に基づく廃置分合を申請する。
新「福島市」が誕生すれば、県内は59市町村となる。
両市町の合併協議会委員、市議、町議ら約100人が調印の様子を感慨深く見守った。
調印後、瀬戸孝則市長、阿曽昭三郎町長が記者会見し、「互いにとっていい合併にしたい」と抱負を語った。
川俣町の離脱で、中核市の条件となる人口30万人に至らなかった点について、瀬戸市長は「中核市を目的に合併するわけではない」と強調したが、今後、合併などで30万人を超えた場合は中核市の申請をする考えであることを明かした。
福島市と飯野町、合併協定調印 新福島市が来年7月誕生
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070606t61010.htm
福島市と飯野町の合併協定調印式が5日、福島市内で開かれ、2008年7月1日に合併し新生福島市を誕生させることが正式に決まった。
調印式で瀬戸孝則福島市長は「合併する来年は市制101周年の新たなスタートの年。県北地方のさらなる発展につなげたい」とあいさつ。阿曽昭三郎飯野町長は「双方の住民の生活がより良くなるように努力していきたい」と語った。
合併後の人口は、5月現在の推計で飯野町の6571人が加わり29万5890人。中核市の要件である人口30万人にはわずかに届かない。
当初は川俣町を加えた1市2町で合併する構想で話が進み、04年9月に合併協議会が設置された。しかし、川俣町が合併反対の住民請願が町議会で採択されるなどしたため、06年12月に離脱。今年に入り福島市と飯野町で協議を続けてきた。
福島市の合併は1968年に旧吾妻町を編入して以来となる。
2007年06月05日火曜日
3298
:
とはずがたり
:2007/06/06(水) 23:28:45
<近畿>和歌山県
早くから単独を表明していた印南町が積極的で,一度は合併協議の席に着いた日高・美浜は慎重姿勢か。
「合併やむなし」 御坊日高のシンポ
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=125935
御坊日高地方の2次合併を視野に、県は2日、御坊市薗の御坊商工会館で「地域まちづくりシンポジウム」を開いた。2次合併構想に入っている御坊、印南、日高、美浜、由良の5市町の首長が出席し、厳しい自治体運営の現状を訴え「合併もやむなし」との考えを示した。
行政関係者ら約350人が参加した。各首長は、行財政改革や産業振興策、インフラ整備などそれぞれの取り組みを紹介。「地方は収入減の経費増。大都市との格差が広がっている」「地方交付税の削減は大きな痛手」などと訴えた。
2次合併について、特に意欲をみせたのが、印南町と由良町。久保井始印南町長は「今後の厳しい状況を考えると、広域での効率化も必要。インフラ整備のめどが立ち、合併しても相手に迷惑はかけない」と述べた。中井勤由良町長は「人口流出と少子高齢化が急速に進んでいる。定住対策が課題だが、地形的に宅地造成も難しい。『日高は1つ』をスローガンに、合併に進みたい」と主張した。
一度は合併協議につきながら単独を選んだ日高、美浜の両町長は「合併には住民の理解が必要」「合併してもしなくても財政事情は厳しい。道州制で市町村がなくなる可能性もあり、先が全く見えない」などと慎重な姿勢をみせた。
5首長と一緒に登壇した総務省自治行政局市町村課の望月明雄・合併推進課理事官は「人口が減れば交付税も減少する。御坊日高地方の1市4町は役場が近いのが特徴。合併のメリットが出やすい」と話した。
2次合併構想に入っていない、みなべ町の山田五良町長もアドバイザーとして出席し「南部町と南部川村の合併では、梅産業の一元化を図ったことが一番のメリット」などと述べた。
御坊日高地方の1次合併は、御坊市を中心とした広域合併を視野に協議を始めたが、合併したのはみなべ町(旧南部町、旧南部川村)と日高川町(旧川辺町、旧中津村、旧美山村)だけ。御坊市は財政難から周辺町村に敬遠され、印南町は早くから単独を表明。日高、美浜、由良は3町合併を視野に協議していたが破談になった。
3299
:
とはずがたり
:2007/06/07(木) 19:58:47
<東海・甲信越>長野県
2007年6月7日
清内路村が合併検討最終報告書
http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/6/7n2.htm
清内路村民や村議らでつくる同村合併問題研究会(原利正会長)は5日、「阿智村と合併について話し合う場を設けることがよい」などとする最終報告書を桜井久江村長に提出した。桜井村長は「報告を重く受け止め、住民や議会の意向を聞いた上で、より良い結論を出したい」と述べた。
最終報告書ではそのほか、同研究会の総意として、「清内路が清内路であり続け、よりよい地域づくりを実現するために、遅延なきよう『阿智村』と合併について話し合うことが必要」「村当局には、阿智村との合併について話し合う場を設け、合併に向けた取り組みが推進されることを強く要望する」などと記した。
5日は村役場へ正副会長3人が訪れ、桜井村長に最終報告書を提出した。原会長は1年5カ月にわたる研究を振り返り、「いろいろな意見がある中で、総意としてまとまったことは重い。報告書を尊重していただき、今後の村のあり方に間違いのないよう取り扱ってほしい」と要望した。
阿智村との合併を公約にする桜井村長は、「報告を重く受け止め、より良い結論が出せるようにしたい。阿智村へ(話し合いの場を持ってもらえるよう)ボールを投げなければとは思う」としながらも、まずは住民や議会の意向を把握した上で慎重に判断する方針を強調した。13、14の両日に、同研究会が開く最終報告書の住民説明会や18日に開会する同村議会6月定例会で意見を仰ぐという。
同研究会は昨年2月、公募を含む村民ら28人で発足。計12回の会合や、阿智村の岡庭一雄村長を招いた学習会などを開き、合併の是非だけでなく、住民主体の地域づくりなどについても議論を重ねてきた。
────
下伊那郡は全部飯田になるとスッキリするんだけどね。もう一寸頑張ると自民を2に減らせるかも知れないしw
飯田市 定数5−候補9
得票数氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当 16,235森田 恒雄74社民=連合現7党県副代表:協働ネット
当 15,743小島 康晴51無所属=民主・社民・連合新1行政書士・連合長野飯田地域協議会副議長・飯田市長選出馬落選
当 12,177佐藤 友昭47自民=公明現3(元)参院議員秘書
当 11,717古田 芙士66自民=公明現6NPO法人理事
当 10,832小池 清49自民=公明現2ソフト会社代表
□8,991小林 利一59民主=連合現1級建築士=県民クラブ所属
□8,221大坪 勇68共産新 社福法人理事長
□5,673酒井 和美60無所属=新濃新 土地家屋調査士
1,145桜井 良次59無所属新 キノコ栽培業
3300
:
とはずがたり
:2007/06/07(木) 20:03:40
<東海>静岡県
自前でゴミ・屎尿の処理も出来ないのに強気に威張りすぎなんだよなぁ。長泉はどうなんだろ?
清水町長 来月、沼津市に謝罪 ごみ、し尿処理問題
http://www.shizushin.com/local_social/20070607000000000023.htm
2007/06/07
合併協議のもつれに端を発し、清水町が長年にわたり沼津市に委託してきたごみ・し尿処理を期限付きで函南町、三島市に委託することになった問題で、清水町の山本博保町長は6日までに、7月上旬にも沼津市に同町のこれまでの対応について謝罪し、再委託を申し入れる方針を固めた。
開会中の町議会6月定例会で議会に理解を求め、25日から町内各地区で開く住民懇談会で町民に問題の経緯や謝罪の趣旨を説明した上で、申し入れを行いたい考え。ごみ・し尿処理については、町議16人も沼津市への再委託が望ましいとの考えを明らかにしている。
山本町長は3月の就任から一貫し、「沼津市との合併協議会再開を2度にわたり約束しながら履行しなかったことが、信頼関係が崩れた最大の原因」との認識を示し、「結果として履行できない約束をしたことを謝罪したい」としてきた。
清水町と沼津市が1市1町合併協を設置したのは昭和41年。合併は同町の事情で見送られたが、同町は42年からごみ・し尿処理を沼津市に委託してきた。同町は平成13年以降、両市町の中核市推進協議会の話し合いと、同町が住民発議で行った2市2町合併協設置に向けた協議の中で交わした公文書で、沼津市に対して1市1町合併協再開を約束したが、最終的には当時の平井弥一郎町長が「住民理解が得られない」などとして再開を拒否した。
沼津市は同町のごみ・し尿処理の受け入れを平成18年3月末で停止。現在は函南町、三島市が平成21年3月までの3年間の期限付きで受け入れている。
3301
:
とはずがたり
:2007/06/12(火) 00:32:21
<首都圏>埼玉県
合併が圧倒的多数という声には成っていないのだな・・この辺纏めて栗橋市で良いと思うが。
2007年6月9日(土)
大利根町議会 合併促進を決議
町長「意思はない」
http://www.saitama-np.co.jp/news06/09/03p.html
北埼玉郡大利根町議会は最終日の八日、町議が提案した「自主的な市町村合併」を促進する決議案を、賛成多数で可決した。一方、島田徳三町長は五日の一般質問に対し「今のところ合併の意思はない」との姿勢を表明しており、合併への認識が分かれた。
決議案は、田中良夫議員が最終日に追加で提出。「住民一人当たりの借金は県下最多の約五十一万円。生活基盤の整備のためにも合併は有効な手段」などと指摘し、議長を除く町議十一人のうち、賛成六、反対五で可決した。
合併を働き掛ける相手の自治体は「未定」としたが、議会は今後、町に対して自主的な合併への取り組みを速やかに進めることを要望する。
同町は二〇〇三年十二月、栗橋、北川辺両町と三町の合併協議会を設立して合併準備を開始。〇四年九月の住民投票で合併反対票が上回ったことを受けて、合併協が解散した経緯がある。
島田町長は決議に関して「特に(意見は)ない。昨年示した基本構想に沿って町づくりを進める」と語った。
3302
:
とはずがたり
:2007/06/14(木) 11:23:28
<北陸>石川県能登地方
本吉氏は改革派だったけど自民に追い落とされる。自民推薦は橋中氏。但し広域合併派だそうな。
此処で云う1市4町は羽咋市と羽咋郡 志雄町・押水町(→宝達志水町),富来町・志賀町(→志賀町)で今なら1市2町。いずれも05年内に合併。合併に乗り遅れた感があるが。。
「元気、明るい市政を」 羽咋市長選 橋中さん「劇的な勝利だ」 大接戦制し歓喜の渦
北國新聞朝刊 2004/10/4付
ttp://www.okada-naoki.net/media/2004/mdia041004.html
「劇的な勝利だ」。三日投票が行われた羽咋市長選で、激戦を制した新人の橋中義憲さんは涙をにじませ、支持者と固く抱き合った。選挙事務所には割れんばかりの万歳の声が何度も響き、こぶしを高々と突き上げて喜びを爆発させる姿も。一方、二百三票差で涙をのんだ現職本吉達也さんは唇をかみ、無念さをにじませた。【1面に本記】
開票速報のたびに、羽咋市鶴多町の橋中さんの事務所は重苦しい空気に包まれた。三回目も六千五百票の横一線に「大接戦だ…」とつぶやく選対幹部。午後十一時十分、四回目の速報で初めて差が開いた。橋中候補八千六百票、本吉候補八千三百票。待ちに待った瞬間に「これで勝ったぞ」と支持者の喜びがはじけた。
歓喜の渦の中、橋中さんは右手を高く掲げて登場。すぐに胴上げが始まり、何度となく宙に舞った。
長女真紀さん(26)と二男俊輔さん(21)から花束を受け取った橋中さんは「羽咋の将来を占う選挙だった。元気で明るい市をつくっていきたい」と力強く決意を語り、深々と頭を下げた。
稲村建男県議、岡田直樹参院議員が順に「橋中さんの訴えが市民の共感を呼んだ。勇気の勝利だ」と勝ちどきを上げ、中西一順押水町長と中野茂一志雄町長は「羽咋郡市広域圏が極めて順調になる」などと祝福。木本利夫県議、武元文平前七尾市長らもマイクを握った。谷本正憲知事からもお祝いの電話があり、橋中さんは「羽咋のリーダーとしてよろしくお願いします」と答えた。
中村重幸市議の発声で行った万歳には、本吉さん支援に回った小倉宏眷県議も加わった。
●合併第2弾に含み
橋中さんが掲げた広域合併推進について、中西押水町長は記者団に「一市四町が合併すべきだと思っており、住民の意見を尊重し、柔軟に対応することが大事だ」と語り、「合併第二弾」に含みを持たせた。
3303
:
やおよろず
:2007/06/15(金) 07:46:41
「要害」は高地→低湿地 県地名研が125地区調査
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070615t15024.htm
宮城県地名研究会(太宰幸子会長)は13年をかけ、地名に「要害」という文字を含む県内125地区の住民に対する聞き取りや、土地の来歴を研究した調査報告書を発刊した。
要害は「味方にとっては要となり、敵には害となる」という意味を持つ。そのため、これまでは難攻不落の切り立ったがけがあるような場所など、地勢が険しい高地特有の地名である、と認識されてきた。
しかし、調査の結果、県内の要害地名は川や湿地に隣接し、ほんのわずかだけ小高くなっている地区に多いことが分かった。現在は、水田が広がる低湿地が多い。
太宰会長は「要害の周囲には稲作に適した低湿地や水路などが控え、敵に攻められにくい地形でもあったため、意味合いが変わっていったのではないか」と推測する。
同研究会が調査したきっかけは、日本地名研究所の谷川健一所長が1994年、要害の訓読みであるヌミが、ヌマ(沼)に関連する言葉であるとの見解を機関誌で発表したことによる。
全国の要害地名の約7割は、旧仙台藩領内の宮城、岩手両県に分布している。県内では仙台市以北に限定され、中世の葛西、大崎領に集中する。
このため、同年に調査を開始。その中では、色麻町一ノ関字要害地区にヌマ神社が現存し、ほこらには要害社の文字も残っていたため、要害地名と沼のある低湿地帯との関連性が裏付けられたという。
報告書は、写真と地図をふんだんに盛り込み、現地を訪れる際のガイドブックにもなる。2600円。
連絡先は太宰会長0229(56)9459。
3304
:
とはずがたり
:2007/06/16(土) 13:52:53
<東海>静岡県
由比との合併協設置議案を提出へ 静岡市長方針
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070614000000000025.htm
2007/06/14
由比町の望月俊明町長らが静岡市側に合併を正式に申し入れたことについて小嶋善吉市長は13日の定例会見で、「由比町の方々の不退転の決意を感じた」と述べ、14日開会の市議会6月定例会に合併協議会の設置議案を提出する方針を示した。望月町長は8日、小嶋市長と会談し、由比町議会が採択した請願書などを手渡した上で、6月中にも町議会臨時会を開き、合併協設置議案を提出する意向を伝えていた。
静岡競輪開催業務を平成20年度から一括民間委託する計画については、目的として「経費削減」を挙げ、「年々、売り上げが減っている。今は一般会計への繰り入れが年間5億円程度あるが、いずれ厳しい状況になる。早めに手を打つことにした」と説明した。
市財政局は一括民間委託による市職員の人件費削減効果として、4000万円程度を見込んでいる。
一方、自民党の小委員会などが首長の多選制限の法案化の動きを見せていることについては、「相次ぐ首長の不祥事が言われるように多選の弊害なのかどうか、一概に判断するのは難しい」との認識を示した。
その上で、「強硬に反対する話ではない。議論の中で全般的なコンセンサスが得られ、ルールとして決まるならばそれでいい」と述べた。
3305
:
とはずがたり
:2007/06/18(月) 14:15:33
<東海>静岡県
東部広域都市づくり研究会 5カ月ぶり開催へ
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070617000000000016.htm
2007/06/17
県東部地域の5市4町(沼津、御殿場、裾野、三島、伊豆の国、小山、長泉、清水、函南)の首長と議長で構成する「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)は30日、沼津市内で5カ月ぶりに会議を開く。
事務局の沼津市は、統一地方選で構成メンバーが変更したことなどから、これまでの経過を再確認し、今後の取り組みについて話し合う方針。また、静岡総合研究機構外部研究員の小桜義明静岡大名誉教授を講師に招き、県の市町村合併推進構想について解説を聴く。
同研究会は平成15年に「おおむね10年後をめどに政令指定都市を目指す」と合意した。今年1月末の前回の会議は、事務局が25年末の合併を想定したスケジュール案を提示したが、一部から「時期はあくまで努力目標」とする意見が出た。スケジュールについても▽9市町が一気に合併する▽段階的に合併する―で意見が分かれ、議論は足踏み状態となっている。
前回の会議以降、御殿場、裾野、小山の3市町長が合併を目指す方向で合意したことが明らかになった。5月には県の構想に「沼津・三島・裾野・清水・長泉・函南」の3市3町と、「御殿場・小山」の1市1町が新たに盛り込まれた。
3306
:
とはずがたり
:2007/06/18(月) 14:30:33
<近畿>和歌山県
白浜をどう振り向かせるかに懸かってると思うがどうなんかね?いっそのこと田辺市とかいう選択は?←調べてみたら白浜に邪魔されて接してなかったw
白浜町との合併に意欲 すさみ町長が所信表明
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=126703
すさみ町の橋本明彦町長は15日、当選後初めての定例町議会で所信を表明した。合併について「四囲の情勢から必要。現段階では県の示す白浜町との枠組みで進めたいと考えている」と述べ、庁内に幹部職員らによる市町村合併推進プロジェクトチームを発足させたことを明らかにした。
橋本町長は、町政に臨む基本的な姿勢として「住民や町職員、議会との対話を重視した合意に基づく町づくりと行政運営」をあらためて強調。対話行政を進めるために住民懇談会を定期的に開き、住民の意見を求める「町づくり提言委員会」(仮称)を設置する考えを示した。
行政課題としては、行財政改革や自治体合併問題、安心できる医療体制の実現、観光振興や企業誘致などによる地域振興の4項目を挙げた。
行財政改革については、2006年度末に完成していた「すさみ町集中改革プラン」を再検討していることを明らかにした。新プランを改革の指針と位置付け、町長給与の削減案を含め「改革へと踏み込んだ内容にする方針」という。
('07/06/17)
3307
:
とはずがたり
:2007/06/18(月) 14:41:09
<近畿>滋賀県
合併するなら長浜であろうけどなかなか気運が高まらないね。
現職・山内氏が立候補表明
虎姫町長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007061500218&genre=A2&area=S20
滋賀県虎姫町の山内健次町長(57)=無所属=は15日の定例町議会で、9月25日告示、30日投開票の町長選に再選を目指して立候補する考えを明らかにした。同町長選への立候補表明は初めて。
山内町長は一般質問に答え、「皆さまのご支援が得られるなら、残された課題解決に向けて、今後も町政に携わりたい」と決意を表明。合併問題については「新法による合併期限が最後のチャンスと考えている」と述べた。
山内町長は長浜農高卒。1989年に町議に初当選。4期目任期中の2003年9月の町長選で無投票で初当選した。虎姫町中野。
3308
:
とはずがたり
:2007/06/18(月) 14:42:48
<北関東>栃木県
私も嬉しく思っている。
真岡市長、合併協議入りで二宮町に文書回答(6/15)
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20070615&n=2
真岡市の福田武隼市長と西田一之市議会議長は十四日、二宮町役場を訪れ、藤田忠義町長と横田忠知町議会議長に編入合併の協議に入ることを正式に文書で回答した。
同市は三月に二宮町側から、二〇〇九年三月を目標にした編入合併の申し入れを受けていた。
この後の記者会見で、福田市長は「〇九年三月を目標に協議していきたい」と述べた。協議の方向性については「真岡と二宮はごみ処理施設の利用など行政的にもつながりが深い。一体になった街づくりができる」と話した。
藤田町長は「今、合併に向け協議していくとの回答を得て、うれしく思っている。合併は大多数の町民が望んでいる」とコメントした。
3309
:
とはずがたり
:2007/06/18(月) 14:44:05
<東海>静岡県
庵原区の分置まだぁ〜チンチン
由比との合併協設置議案を提出へ 静岡市長方針
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070614000000000025.htm
2007/06/14
由比町の望月俊明町長らが静岡市側に合併を正式に申し入れたことについて小嶋善吉市長は13日の定例会見で、「由比町の方々の不退転の決意を感じた」と述べ、14日開会の市議会6月定例会に合併協議会の設置議案を提出する方針を示した。望月町長は8日、小嶋市長と会談し、由比町議会が採択した請願書などを手渡した上で、6月中にも町議会臨時会を開き、合併協設置議案を提出する意向を伝えていた。
静岡競輪開催業務を平成20年度から一括民間委託する計画については、目的として「経費削減」を挙げ、「年々、売り上げが減っている。今は一般会計への繰り入れが年間5億円程度あるが、いずれ厳しい状況になる。早めに手を打つことにした」と説明した。
市財政局は一括民間委託による市職員の人件費削減効果として、4000万円程度を見込んでいる。
一方、自民党の小委員会などが首長の多選制限の法案化の動きを見せていることについては、「相次ぐ首長の不祥事が言われるように多選の弊害なのかどうか、一概に判断するのは難しい」との認識を示した。
その上で、「強硬に反対する話ではない。議論の中で全般的なコンセンサスが得られ、ルールとして決まるならばそれでいい」と述べた。
3310
:
とはずがたり
:2007/06/18(月) 21:08:23
<東北・北海道>岩手県
分村合併が自然やろうが!
くすぶる川井村「分村」問題
2007年06月18日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000706180005
県の合併推進構想で、宮古市との広域合併が提示されている川井村の門馬(かど・ま)地区で、「分村」して盛岡市との合併を目指す住民運動がくすぶり続けている。合併新法による合併期限は2年9カ月後。村は、県の構想を基に宮古市との合併を目指す立場だが、盛岡市との合併を望む地区住民の意向は強い。展開次第では合併の成否そのものを左右しかねない状況だ。
◇
5月26日午後、盛岡市との境に近い門馬地区の去石地区集会所で開かれた分村派住民団体「門馬の明日を考える会」の集会には、地区住民約30人が集まった。
「チャンスが来れば必ず悲願は達成したい」。元町議の去石雄喜代表(73)が語気を強めると、集まった住民はしきりにうなずいた。同地区田代の主婦、去石幸子さん(58)は「宮古に行くのは運転免許の書き換えで3年に1回だけ。子供も全員盛岡に住んでいるし、買い物も盛岡。一緒になるなら盛岡以外考えられない」と話す。
約200世帯、500人が暮らす門馬地区は、盛岡市までは区界峠を経て約25キロ。車で30分ほどで着く。だが、宮古市中心部に行くには六十数キロ、1時間半以上もかかる。
旧川井、旧小国との3村合併で1955年7月に川井村になった当時にも、旧門馬村では盛岡との合併を目指す運動があったといい、「半世紀前からの悲願だ」と去石代表は強調する。
今回の分村運動は3年前に始めた。05年7月に全207世帯を対象に行ったアンケートでは、回答した188世帯のうち、147世帯が盛岡市編入を希望した。昨年3月には、分村合併推進の要請書を村と村議会に提出している。
これに対し、道又邦彦村長は「一地域の意向だけを通せば自治体行政は成り立たない。分村となれば、戸籍や地籍など、国・県の行政も絡んで大変な労力がかかる問題。今の村では実現困難だ」と否定的だ。
複雑な村内の状況に、周辺自治体の反応も慎重だ。門馬地区に市の区界高原少年自然の家を持つ盛岡市の谷藤裕明市長は「少なからずご縁はあるが、村において将来に向けた議論を尽くして欲しい」と静観する。
合併検討会への参加を同村に呼びかけた経緯もある熊坂義裕・宮古市長も「川井村とは歴史的な一体性もあり、要請があれば(合併を)前向きに検討したいが、分村問題となれば冷静に見ざるを得ない。まずは地域で十分検討を」と話す。
昨年4月、宮古広域5市町村による新たな合併構想を示した県も「川井村については村内動向に留意しながら議論を進める必要がある」として、合併推進に踏み出せない状況だ。
川井村では、26日告示、7月1日投開票で村長選がある。
今のところ立候補表明しているのは道又村長の「後継」とされる元村収入役の巣内宏一氏(66)だけ。巣内氏が「自主財源の比率も県内で一番低く、単独村政は困難。(合併新法の)期限内に宮古地域との合併に道筋をつけたい」と訴えるのに対し、「考える会」の去石代表は「誰が村長になっても当面の合併は困難。決して宮古との合併を認めたわけではない」とクギを刺す。
分村合併には村議会の議決が必要となる。人口約3400人の川井村の中で、門馬地区は少数派。去石代表は「分村が認められるには、最終的に村内合意が必要。悲願達成のために、現時点での対立は避けたい」としている。
だが、村が宮古市との合併に動き出せば、対立は表面化しかねず、門馬地区をめぐる動向が、今後の大きな焦点となりそうだ。
◇
《川井村の合併問題》
02年10月、旧宮古市が宮古、下閉伊郡による合併検討会への参加を呼びかけたが、川井村は参加を見送り。宮古市は新里村、田老町との3市町村で新・宮古市を発足させた。旧合併特例法の期限後の06年4月に県が新たに示した「合併推進構想」では、川井村は宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村との合併の枠組みに組み込まれている。
05年4月施行の合併特例新法は、2010年3月までの時限立法で、税制上の優遇措置や激変緩和措置が受けられる。
平成の大合併の中で、「分村合併」が実現したのは、総務省によると、06年3月の山梨県上九一色村だけで、人口約1600人の村が北部は甲府市、南部は富士河口湖町に合併した。
3311
:
やおよろず
:2007/06/19(火) 08:51:00
栗原の自殺率、宮城県内市部で最悪 高齢化など要因か
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070619t13035.htm
栗原市の2005年の人口10万人に対する自殺率が48.6人に上り、県内の市部では突出して高いことが、県の人口動態統計で分かった。佐藤勇市長は18日、市議会本会議で「非常事態宣言を出さなくてはいけない状況だ」と述べ、メンタルヘルスなど具体的な自殺予防対策に取り組む考えを示した。
県医療整備課によると、栗原市の05年の自殺者数は40人で人口は約8万人。10万人当たりに換算した自殺率48.6人は、市部でワーストを記録した。
12年連続で全国最悪を記録している秋田県でも自殺率は42.7人(06年)。県全体と一自治体という規模の違いはあるものの、栗原市の数値はこれを上回る結果となった。
本県平均は26.9人で、市部平均は27.1人。市部で2位の東松島市は34.2人で、3位の登米市は34.2人。低い市は名取市20.4人、塩釜市21.6人、多賀城市22.4人など、仙台都市圏に目立った。仙台市は24.2人、郡部平均は25.9人だった。
自殺率が高い要因について、栗原市健康推進課は「分析は難しい」としながらも「高齢化率が30%を超え、一人暮らしの老人が増えている。景気回復の実感もない」と説明する。地域に精神科治療を扱う医療機関がなく、「医療過疎」を指摘する声もある。
市は本年度から、県精神医療センター(名取市)の医師を精神保健相談員として委託し、住民の相談に応じている。また、うつ病への認識を深めてもらう講習会を増やすなど、メンタルヘルス対策も強化する方針だ。
佐藤市長は「命の電話のようなボランティア育成など、自殺者ゼロを目指した体制づくりを図りたい」と話している。
==========
やばいよ、やばいよ、わが故郷やばいよ
3312
:
とはずがたり
:2007/06/19(火) 14:30:26
<東海>静岡県
全国最少「定数7」可決 大井川町議会
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070618000000000065.htm
2007/06/18
大井川町議会6月定例会は最終日の18日、議員定数を現行の16(欠員1)から7に削減する条例改正案を、議長を除いた保守系議員13人連名の議員発議で上程し、賛成13、反対1の賛成多数で可決した。今年12月2日投票の町議選から適用される。全国町村議会議長会によると、議会定数7は全国の町では最少となる。
町議会議員定数検討特別委員会の原田雄四郎委員長は「行財政改革の一環で2回協議し、7人という選択肢となった。残された任期を全うするために必要な人数」と賛成討論を行った。一方、池谷秋雄氏(共産)は「(焼津市との)合併前の1年は重要。7人では常任委員会を開くにも大変で、最低10人は必要」と異を唱えたが、採決の結果、賛成多数で可決された。
同町議会は平成17年12月に議員定数を16から14に削減する条例改正案を可決した。しかし、町内にさらなる削減を求める声が強いことや、焼津市への編入合併を来年11月に控えていることから、大幅削減を決めた。この背景には、両市町の合併協議会に、合併特例法に定められた議員の「在任特例」を適用してほしいという思惑があるとみられる。
池谷和夫議長は閉会後、「あくまで行財政改革のための削減で、合併のために削減したわけではない」と強調しながらも、「今後の焼津市議会とのすりあわせの中で、こちらの思い入れをくんでいただけるとありがたい」と述べ、在任特例適用への期待感をにじませた。
3313
:
とはずがたり
:2007/06/20(水) 18:04:25
<北陸・信越>新潟県
出雲崎で合併を考える懇談会
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=709
出雲崎町の今後の進路づくりに向け、合併について住民の意向を探る住民懇談会が19日、始まった。皮切りとなった勝見地区の会場では「合併はやむを得ないが、周辺部が取り残されるのではないか」などと不安の声が上がっていた。
懇談会は小林則幸町長が「財政にゆとりがある中で次の進路を構築する必要がある」として開催を表明。同地区を含む町内25会場で7月14日まで順次開かれる。
勝見地区の懇談会では職員が、町の財政調整基金は現在約12億円ある一方、人口は2010年までに5000人を割り込む見通しであることなどを説明した。
小林町長は「国の地方への権限委譲はさらに加速し、受け皿の自治体はそれなりに対応しなければならない。町財政は安定しているが、今後は必ずしも楽観を許さない」と合併に前向きな姿勢を表明。しかし合併相手については「大勢からいけば長岡だと思うが、柏崎という意見もある」とするにとどめた。進路選択の際には、住民投票を検討する考えも示した。
これに対し、出席した町民からは「合併は免れないと思うが、中心部だけがよくなるのではないか」「路線バスの便数がどんどん減るのが不安」などの意見が出た。
出雲崎町は04年11月に旧与板町、旧和島村(いずれも現長岡市)との町村合併法定協議会が廃止されて以降、単独でまちづくりを進めてきた。
新潟日報2007年6月20日
3314
:
とはずがたり
:2007/06/21(木) 01:58:49
<北関東>茨城県
残念である。。
水戸市・茨城町 合併協議、白紙に 加藤市長『民意を受け入れたい』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070620/CK2007062002025630.html
2007年6月20日
水戸市と茨城町の合併協議が昨年五月から中断していた問題で、小林宣夫町長が十九日、水戸市役所に加藤浩一市長を訪れ、両市町で設置した合併協議会(法定協)の協議打ち切りを伝えた。事実上、合併の見送り決定で、両市町の議会は法定協解散を今後議決する見込み。二〇〇四年以降続けてきた合併協議は白紙に戻る形となった。 (秦淳哉)
協議打ち切りの申し入れ前に、小林町長は同日開かれた町議会市町村合併調査特別委員会に出席。「『平成の大合併』は明るい側面ばかりではなく国が地方交付税を削減する一種の合理化。吸収合併で茨城町が得るものはない」と述べた。
さらに高速道路や工業団地などを抱える町の優位性を挙げ「行革を進めれば、厳しい冬の時代も耐えることができる。適切な時期に五十万都市構想に参加すれば理想的な合併ができる」と主張。今回の合併見送りに理解を求めた。
合併協議は〇四年、茨城町が同特別委を設置したのを機に研究が始まり、〇五年に合併検討協議会(任意協)、〇六年に法定協を両市町が設置。合併基本計画を決定した後、法定協の正副会長が(1)水戸市への編入合併(2)期日は二〇〇七年十二月八日(3)市の名称は水戸市(4)市の事務所は現水戸市役所(5)定数特例を実施し茨城町地区で四人の増員選挙を実施−などを決めていた。
ところが、四月の町長選で合併慎重派の小林氏が当選。小林氏は「町民の民意が示された」と合併見送りの意向を示していた。この日、申し入れを受けた加藤市長は「残念な気持ちはあるが、合併に慎重な小林氏を選んだ民意を受け入れたい」と述べた。
3315
:
雑談居士
:2007/06/21(木) 02:46:13
>>3314
自分(茨城町)から合併を申し込んで振るというのは、相手(水戸市)が受ける心の痛みも倍増ですね。
こうなったら大洗町と合併して「いばらき市」とか・・無理でしょうねぇ。
3316
:
とはずがたり
:2007/06/21(木) 02:51:24
内原と水戸の合併の時,水戸市議が結構内原の意見を入れなかったみたいなんで,その辺の身勝手な水戸側の姿勢にも一因が有るようではあるんですけど。。
3317
:
雑談居士
:2007/06/21(木) 03:24:46
>>3316
市議の定数特例を巡って揉めたんでしたっけ?>水戸市+内原町
編入合併、それも県庁所在地ですから、一方的に水戸主導になるのは仕方がないとはいえ
ある程度は吸収される側の意見を聞かないといけないですよねぇ。
茨城町も同じような理由らしいですね。
3318
:
とはずがたり
:2007/06/21(木) 14:35:25
>>3317
内原町側が市議選の選挙区を両市町統一して施行する事を希望していたのに対し,水戸市側が選挙区荒らされるのを嫌がってわざわざ特例適応して別々の選挙区にして施行した様に記憶してます。
山形市同様メリットを享受する中心市側が譲らないと纏まる話しも纏まらないかと。
もし仮に大水戸市を志向するなら,より大きな枠組みで仕切り直しするにしても市の姿勢を改めないと無理でしょうね。
3319
:
雑談居士
:2007/06/21(木) 18:07:59
>>3318
なるほど、合併から2年以上経っているのに選挙区が分かれていたのはそのせいでしたか。
しかし、特例を楯に取って・・水戸市も大人気ないですねぇ。
50万人都市構想を掲げているそうですが、謙虚な気持ちで取り組まないと
周辺市町は呼び掛けにすら応じないでしょう。
3320
:
杉山真大
◆mRYEzsNHlY
:2007/06/22(金) 12:10:02
玉造市議んとこでも言ったんだけど、今回の内原の場合でもその前の常澄村合併の際にも、合併時に特別参与という特別職にして全員の身分保障してるんですよね。つまり議員の数は変わりが無いけど、人件費とかが減った訳じゃないんです。
http://blog.livedoor.jp/jtama/archives/50965959.html
http://blog.livedoor.jp/jtama/archives/50966997.html
ある元議員が合併の成否は議員とかの処遇で殆ど決まってしまうという手前仕方が無いのかも知れませんが、後から選挙区別にするくらいなら合併時に増員選挙やっておいた方が良かったんじゃないかと思います。
3321
:
雑談居士
:2007/06/22(金) 22:05:12
>>3320
杉山さん、はじめまして。しょむ系サイトもいつも拝見させていただいております。
水戸市のケース、どう考えても編入合併後に旧町村域を選挙区にした増員選挙と
定数特例を適用していればここまで揉めなかったと私も思います。
茨城町や旧常北町(現城里町)との合併協議が破談したのも、このあたりに原因がありそうですね。
3322
:
とはずがたり
:2007/06/23(土) 23:18:19
なぬ,珪石の鉱山なんかあったのか。産業マニアのこの俺にも今迄引っかかってこなかった訳だが。。
’07参院選:静岡を診る/1 苦しむ伊豆南部 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20070623ddlk22010199000c.html
◆先見えぬ落日の町
◇カツオ漁船去り、珪石採掘も閉山−−格差に気付かず「ゆでガエル」
前回の参院選からの3年間で、小泉純一郎前首相の「改革」により、さまざまな風景が変わった。官民の非効率的な慣習にメスが入る一方で、身近な生活で格差が感じられる社会になった。この「改革」は、静岡県に何をもたらしたのか。いま政治に何を求めるべきなのか。参院選を前に県内の現場を歩き、考えた。
群青色の海が、オレンジ色に染まっていく。「夕陽のまち」を売り込む西伊豆町は、かつては焼津と並ぶカツオ一本釣り漁業と、国内シェア9割を誇ったガラスの原料・珪石(けいせき)で知られた。だが今や港にカツオ漁船の影はなく、鉱山も来年度での閉山が決まっている。採掘会社の東海工業(東京)は今後10年ほどで同町から撤退する方針だ。町にも夕日が差しつつある。
◆ ◆
「住民も減っているし、道が整備されて大きな安売り量販店に客が取られた。仕入れ値より安いんだから」
カツオ漁で栄えた同町田子で酒屋を営む山本徳道さん(57)は首を振った。漁師や民宿が多かった70年代には年間1000ケース売れたビールが、今は150ケース。特に郊外型大型店の進出が著しいこの数年は落ち込みが激しい。どんな銘柄でも飛ぶように売れた日本酒、ウイスキーも店の隅でほこりをかぶっている。
この小さな町でも不景気と規制緩和は自営業者を直撃した。あきらめて閉店する人もいる一方、「自分一代で終わり」と覚悟を決め、火の車の状態で続ける店も多い。山本さんも中学2年の長男には「公務員か先生になってもらいたい」と希望を託す。ここ数年で4分の1の会員が脱退した同町商工会の山本仁平事務局長は「町内では世間の下の上が勝ち組。負け組はあきらめ半分で下の下まで落ちていく」とみている。高齢化が進む中、商店数は近い将来激減が予想されている。
◆ ◆
人口減少時代を迎え、各自治体とも税収や雇用増をもたらす企業誘致に懸命だ。だが、東海道と山で大きく隔てられている伊豆半島南部ではそれも望み薄だ。西伊豆町の藤井安彦町長は「学者が言うような、山間部に企業誘致する名案があるならとっくにやってる」と頭を抱える。
平均所得最下位(04年度)の松崎町は99年、企業誘致専任の係を設置して3年間で2370万円の予算をつけた。しかし、応募はゼロ。当時の担当者は「交通面のハンディが大きすぎた。また町には遊休地や補助制度がなく、売り物は何もなかった」と振り返る。係は町長交代とともに3年で廃止された。
道路整備は進んだが、皮肉にもそれが企業の流出に拍車を掛けた。以前は下田市が経済の中心だったが、沼津市や三島市を向く企業が増え、半島南部から撤退する企業が続出している。ある自治体の首長は「正直言って、10年後はあまり考えたくない」と本音を漏らす。
◆ ◆
ただ、社会の変化が直接響く商業者を除けば、町民の中では格差を訴える声は決して多くはない。伊豆半島の複数の町の議員は現状の危機感をこう表現する。
「この地域は確かに負け組。しかし、地域内の差が小さいので、住民は他地域との格差に気付いていない。このままではゆでガエルだ」=つづく
==============
◆メモ
◇伊豆半島南部
南伊豆地域は下田市と東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆の5町。人口は7万8504人(05年度国勢調査)で年々減り続けており、高齢化率は31・7%(07年4月)と県平均より1割以上高い。観光業では、地域全体の宿泊者数は91年度の618万人から05年度は333万人に減少。1人当たり平均所得は5町が県内ワースト5でベスト3を独占する半島北部と対照的だ。
毎日新聞 2007年6月23日
3323
:
とはずがたり
:2007/06/24(日) 01:15:09
07参院選:「美しい国」考/6止 過疎の村、交付税狙い
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070618ddm041010058000c.html
◇刑務所さえ「ほしい」
天塩(てしお)川に沿った雄大な農地。近くの新緑の森で野鳥がさえずる。そんな北海道特有の風景が断ち切られ、冬の雪で押しつぶされた民家の残がいが点々と並ぶ。音威子府(おといねっぷ)村が誘致を狙う刑務所の候補地だ。
村議会議長の岡田博昭さん(63)は、昨年3月から週1度、刑務所誘致の陳情書を法務省に送り続けた。実現すれば、受刑者や職員、家族の移住で地域経済が潤い、国からの交付税も増える。上京する金はないが、手紙なら切手代だけだ。基金が底をつきかけた借金の村。隣接自治体との合併協議は2度つまずいた。行間に危機感がにじむ。「このままでは村の存続は困難です」。熱意が伝わるよう文面を毎回変え、候補地の地図を添えた。
■
12日に明らかになった政府の「骨太の方針2007」(原案)には、住民税の一部を故郷に納められる「ふるさと納税」や、地域経済を活性化させるための「地域力再生機構」が盛り込まれた。安倍晋三首相は「地域の活力なくして国の活力はない。地域活性化は私の内閣の最重要課題」(衆院本会議で1月)と位置づける。
岡田さんは村で生まれ、国鉄職員となった。6人兄弟でただ一人、両親の他界後も村に残るが、今の村民は982人、村議は今春から3人減り6人だ。高度経済成長期に働き手が流出。村から東回りで稚内へ上がるJR天北線の89年廃止が追い打ちをかけた。
岡田さんが31回目の手紙を出した昨年10月、法務省から役場に電話があった。「新設は当面ないので手紙はもう結構です」
岡田さんは5月、議長に再任され、議場でこう呼び掛けた。「一生をこの村で終えてほしい」。高齢者は認知症になると都会に住む子どもに引き取られ、施設に入れられる。人口減に歯止めがかからない。
刑務所をあきらめてはいない。今度は総務省への陳情を考えている。
■
法務省の担当者は「バブル崩壊後の90年代に風向きが変わった」と苦笑する。社会に必要でもそばにあってほしくない施設の典型だった刑務所が今や引っ張りだこだ。最近では05年3月、全国70市町村が名乗りを上げる中、島根県内への新設が決まった。
ちょうど同じころ、東京都内で山本有二衆院議員(高知3区)らと高知県幹部の懇談会が開催された。幹部の一人は山本氏の発言を記憶している。「核燃料廃棄物の処理施設、米軍や自衛隊の基地、刑務所。迷惑施設でも持ってきて、地域を活性化しなければならない」
「日本最後の清流」四万十川が流れを発する同県津野町。刑務所誘致に力を入れてきた明神健夫町長は、安倍内閣で再チャレンジ担当相となった山本議員に会うたび、こうクギを刺すという。「次の機会に“再チャレンジ”するので、よろしく」
□ □
安倍首相が掲げる「美しい国づくり」と数々の施策を国民はどう評価するのか。野党の取り組みは十分なのか。投票日は依然固まらないが、参院選は確実にやってくる。=おわり【この連載は渡辺暖、佐藤賢二郎、桐野耕一、五味香織、日下部聡、玉木達也、井上英介が担当しました】
毎日新聞 2007年6月18日 東京朝刊
3324
:
とはずがたり
:2007/06/24(日) 18:39:26
<東海>豊川宝飯地区
次は小坂井なり。
豊川市と2町合併協が初会合
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=19461&categoryid=1
豊川市・音羽町・御津町合併協議会の初会合は、22日午後1時30分から豊川市役所で開かれ、合併期日が来年1月15日になることが確認された。合併期限が同月20日と事前協議で示されたのを受け、調整を進めてきたが、この日の会合で正式に合併期日が決まった。第2回同協議会は7月2日に開かれ、全6回実施される。
第1回1市2町合併協議会ということもあり、傍聴席には関心を持った市民、両町民が訪れた。会長を務める中野勝之同市長は「新豊川市のために自分たちがどう作っていくか、また、郷土を愛する気持ちをどのように表現していくか話し合っていきたい。私たちはマニュアルのない方向に踏み出し始めており、誰かがやらなければ前には進まないだろう」とあいさつした。
また同協議会副会長の宇都野武音羽町長は「町民の中には不安を抱いている方々もある。納得してもらって、合併してよかったと思われるようにしたい」、深谷泰範御津町長は「この協議会を実りあるものにし、新市がより愛されるようにしていきたい」と語った。
合併協議会では、全24の協定項目について話し合いを進める。この日は「合併方式」「新市名称」「議会議員の定数及び任期の取扱い」など8項目が協議され、同市への2町編入合併で新市名は豊川市とすることが確認された。さらに議会議員を35人とし、音羽町区域は定数2、御津町区域は同3とする増員選挙を実施する。さらに、事前協議に盛り込まれていた両町民の意見を集約する地域審議会の設置などについて確認した。
今後の合併協議会の日程は次の通り。会場はすべて同市役所本庁舎3階協議会室で午後1時30分から。ただし第6回会合は日時、会場とも未定。同協議会は公開で行われる。
第2回=7月2日▽第3回=7月10日▽第4回=7月18日▽第5回=8月6日。
3325
:
とはずがたり
:2007/06/24(日) 18:40:48
<中国・四国>愛媛県
どうやらこのまま進みそうだね。
2007年06月22日(金)
松野町長、鬼北町に合併協議を正式に申し入れ
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070622/news20070622942.html
北宇和郡松野町の岡武男町長は22日、同郡鬼北町近永の近永公民館で、松浦甚一鬼北町長に合併を正式に申し入れた。松浦町長は「松野町民の気持ちを心より真摯(しんし)に受け止めたい」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。
松野町からは岡町長と布久光議長らが出席。松浦町長と坂本末光議長に合併協議の申入書を手渡した。申入書では「合併協議会から離脱した経緯を謙虚に反省し、あらためて鬼北町に合併協議の場を設けていただきたい」と要望。受け取った松浦町長は「住民や議会と十分に相談しながら回答したい」と答えた。
3326
:
とはずがたり
:2007/06/24(日) 18:49:09
<九州・沖縄>宮崎県
清武は周囲をぐるりと宮崎市に囲まれて宮崎市と合併するのが順当だしな。
9月にも合併対策室 清武町
2007年6月22日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200706220103
宮崎市との合併を目指す清武町の鐙和俊町長は21日の町議会一般質問で、9月にも庁内に合併対策室を設置する意向を明らかにした。松田茂徳議員の質問に答えた。
鐙町長は「社会資本の整備や町民の要望に応えるためには安定した行財政が必要。宮崎市と合併することにより、広域的な視野で町づくりができる」と合併への意欲をあらためて示した。同室の内容や人員については今後、検討を進める。
3327
:
とはずがたり
:2007/06/27(水) 23:19:38
<九州・沖縄>長崎県
公明が副議長か。
6月27日のながさきニュース
長崎新聞
自治体合併に慎重 川棚、佐々町長
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070627/02.shtml
東彼川棚町の竹村町長は二十六日、二〇一〇年九月までの任期中に、東彼三町を含め、他市町との合併を検討する意思がないことを明言した。
同日の定例町議会一般質問で、森田宏議員に答えた。
町長は県市町合併推進審議会が四日に実施した聞き取り調査に対し、「任期中の合併は考えていない」と答えたことを明らかにした。その理由について、〇四年に東彼三町合併破たんをめぐり辞職した後の出直し町長選と、昨年の町長選で単独路線を訴え勝利したことを挙げ「選挙結果を重視したい」と述べた。
さらに、一〇年三月までの期限付きで設けられている新合併特例法について、「(特例債が認められていた)旧法の方が条件はよく、合併を進める理由にならない。三町合併破たんの混乱からそれほど時間がたっておらず、急ぐべきではない」との見解を示し、単独での町政運営を強調した。
また、町議会は同日、行政と町民が一体となって犯罪のない社会を目指す「町安全・安心まちづくり条例」案を原案通り全会一致で可決した。具体的な取り組みは役場内と、各種ボランティア団体などでそれぞれ設置する協議会で話し合う、としている。
○…北松佐々町の関耕二町長は二十六日開会した六月定例町議会で、佐世保市や北松江迎、鹿町両町との合併について、「避けては通れない問題だが、佐々町百年の大計。状況に合わせて対応していく」と結論を持ち越した。
関町長は報告の中で、「財政事情だけで行く末を決めるのは拙速。既に合併した旧町の中には効果に疑問の声もある。相手方や佐々の実情をしっかり分析しなければならない。議会や町民と議論する機会を設けたい」と述べた。これに対し議員からは「結論の先送りにすぎない。単独で行くのか、行かないのか。最高責任者として町民に判断材料を示すべき」と不満の声が上がった。
さらに同町の男性職員が五月、町営施設の使用料約百六十万円を着服し、懲戒免職となった問題で、関町長は「(公金着服は)公務員としてあるまじき行為。心から町民におわびしたい。再発防止に努める」とした。
また、新議長に川副善敬氏(61)=無所属=、副議長に中山キヌエ氏(71)=公明党=を選出した。
3328
:
やおよろず
:2007/06/28(木) 03:19:41
新たな交通ネットワーク検討 伊那地域
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=7555
伊那市の公共交通体系の在り方を検討している「伊那地域における新たな交通ネットワークシステム構築検討会」は26日、第4回会合を市役所で開いた。路線の重複など統合可能な路線の整理や効率化といった、公共交通再編の方向性を了承した。これに基づく具体的な再編案を事務局で作成し、8月末に予定する次回会合で協議する。
再編の方向性は、交通施策の手厚さが異なる旧3市町村の地域間バランスの調整、低採算路線の廃止、現行体系の踏襲、ボランティア団体との連携など8項目。
再編の具体例として市街地循環バスの路線に利用者ニーズの高い伊那中央病院を取り込んだり、利用が低調の横山・ますみケ丘線は廃止も視野にデマンドタクシー(ワゴン車などを利用した乗合型のタクシー)などでの代替措置を検討するとした。
委員からは、地域間バランスの調整について「無駄を省く必要はあるが、便利な地域を不便にするのはいかがなものか。平準化は慎重に」との意見や、「現状の公共交通をもっと利用していく方向も検討してほしい」との要望もあった。
委員会は今年度中に再編案を決定し、伊那・木曽間の連絡バスも含めて来年度試験運行を実施する予定。
座長の石沢孝信州大学教育学部教授は取材に「できるだけ利便性を悪くしない方向で持っていきたい」と話した。
3329
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 13:43:27
<九州・沖縄>鹿児島県
95集落消滅の恐れ 鹿県49市町村・本社アンケート
厳しい過疎浮き彫り
(06/28 07:57) 鹿児島南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5197
鹿児島県内で将来、人が住まなくなり「消滅の恐れがある集落(または町内会・自治会)」は、95カ所に上ることが27日、南日本新聞が行った県内49市町村アンケート調査で分かった。このうち54カ所は今後10年以内に消滅の恐れがあるとみられ、「ムラが消える」という厳しい過疎の一端が浮き彫りになった。調査は6月初旬、書面で実施し、回収率100%だった。
回答によると、県内の集落(または町内会・自治会)総数は7318。「消滅の恐れがある集落(同)」は大隅半島の自治体に多く、7割の67カ所を占めた。この10年間で実際に消えたのは計12カ所だった。
65歳以上の高齢者が半数を超える集落(同)は、集落ごとの高齢化率を把握している42市町村内に812カ所あった。これは42市町村内の集落全体の14.9%に当たる。曽於市96、霧島市91、薩摩川内市85、南さつま市70などが目立ち、市町村合併で市域が拡大した自治体に多い。
65歳以上が集落人口の半数を超え、社会的共同生活の維持が困難になるとされる「限界集落」は16市町村で204カ所だった。
鹿児島、出水、垂水、志布志、奄美の5市と、姶良、徳之島2町は集落ごとの高齢化率は把握していないと回答した。
集落機能を維持するため集落の統合・合併などが99年以降、15自治体で行われ、さらに4自治体が予定していると回答した。
同種のアンケートは国土交通省が、過疎地域自立促進特別措置法で過疎地域に指定されている市町村を対象に実施(昨年4月時点)。その結果、今後消滅の可能性があるとされた集落は全国で2641、九州で372だった。県内では枕崎、出水、いちき串木野、姶良、加治木、与論の6市町は過疎地域に指定されていないため調査の対象外だった。
■調査の方法
6月初旬、県内49市町村に調査用紙を郵送、書面で回答を求めた。集落の定義はそれぞれの自治体での行政区の基本単位とし、町内会や自治会が該当する場合はこれに含めた。設問は(1)集落ごとの世帯数と高齢化率の把握の有無(2)高齢化率50%以上の集落数や「限界集落」の数(3)いずれ消滅(無人化)する可能性がある集落数(4)この10年間で実際に消滅した集落数(5)集落再編成の実績や予定など。
3331
:
とはずがたり
:2007/06/30(土) 23:33:14
<東海>静岡県
由比町議会が可決 静岡市も追加提出へ 合併協議案
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070629000000000054.htm
2007/06/29
由比町議会は29日午前の臨時会で、望月俊明町長が提出した静岡市との合併協議会設置議案を賛成8、反対二の賛成多数で可決した。一方、静岡市側も同日の臨時の議会運営委員会で、7月5日の市議会6月定例会最終本会議に同様の議案を追加提出することを決めた。可決すれば、両市町にとって合併協の設置は平成16年4月以来2度目となる。
同町議会は合同常任委員会協議会で議案内容についての説明、質疑を交わした後、臨時会を開いた。望月町長は提案理由を「過去の経緯や旧法と新法の違いから合併協議が厳しくなることも予想されるが、町民は総意として静岡市との合併を望んでいる。合併を実現させることは私の使命」と説明した。
討論では「地方分権の受け皿として合併を進めるべき」「選挙結果や町区長会の請願からも合併は町全体の願い」などの賛成意見があり、反対意見は「無条件の合併協議は町にとって不利で、慎重に進める必要がある」などがあった。
望月町長は臨時会の閉会後、「前回の合併協は町議会の賛同を得られずに住民投票で設置されたが、今回は違う。市議会も町の立場を理解してくれるはずだし、可決されればできるだけ早く協議に臨みたい」と語った。
3332
:
とはずがたり
:2007/07/01(日) 13:15:15
<東海>静岡県
合併して浜名湖市実現を!鷲津には湖の西みたいに小さく纏まって欲しくないね。
新居町長 湖西市に合併要望書 市長「議会と討論」
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070630000000000010.htm
2007/06/30
新居町の中嶋正夫町長と杉山勇町議会議長は29日、湖西市役所を訪れ、三上元市長と池田好郎市議会議長に、新居町との合併について前向きな検討を要請する要望書を提出した。三上市長は「合併について議論するには時間がかかるが、新居との関係を重く受け止めて、議会と真剣に討論を重ねていきたい」と語った。
要望書には「昨年の町長選と町議選で、町民の多くが湖西市との合併を希望していることが明らかになった。町と町議会は住民意思を尊重し、古くから地域的なつながりがある湖西市との合併を強く望んでいる。当町との合併について前向きに検討していただきたい」と記されている。
池田議長は「湖西市が以前、自立(単独)の道を選択していることを忘れてはいけない。結論ありきではなく、紆余(うよ)曲折や時間を要することも理解していただきたい」と慎重な姿勢を示す一方、「前向きな大人の論議をしていきたい」として、議会内部での論議を進めていく考えを示した。
中嶋町長ら2人には、白井学副町長と荻野利明副議長、馬場衛合併推進特別委員長が同行した。
3333
:
雑談居士
:2007/07/01(日) 14:10:43
>>3331
紆余曲折を経て、今度こそうまく行くと良いのですが・・
本当は富士川町も加えた庵原郡全域を編入できればスッキリした形になるんですけど。
由比・蒲原と微妙に生活圏が異なるのでしょうか。
>>3332
浜名湖と遠州灘に面した産業観光都市として、合併した上で自立した自治体を目指すのが
理想的だと思いますけどねぇ・・浜松市の合併構想から離脱した際の温度差かな。
3334
:
名無しさん
:2007/07/01(日) 21:21:14
<東海>静岡県
静岡、政令指定都市志向多いなー!?
静岡新聞 静岡県内ニュース(政治・経済):政令市実現プロセスの意向持ち寄りへ 東部5市4町
2007/07/01
http://www.shizushin.com/local_politics/20070701000000000006.htm
県東部地区の5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、長泉、清水、小山)の首長と議長で組織する東部広域都市づくり研究会=会長・斎藤衛沼津市長=は30日、沼津市民文化センターで会合を開き、政令指定都市の実現に向け、中核市など段階的な合併を経て進むのか、それとも一気に成し遂げるべきか―の回答を次回会合(7月中に開催予定)に持ち寄ることを決めた。
今年1月の会合では、政令市実現の目標や時期、プロセスなど各市町の考えにずれがあり、合併協議は物別れに終わったことから、今回協議は1つの方向性を示すことが求められていた。
政令市を目指すことについての異論はなく、同研究会は今後も継続していくことを確認。実現の取り組み方として、長田開蔵御殿場市長、高橋宏小山町長は段階的な合併の推進を強く訴えた。一方、三島市の小池政臣市長、土屋俊博市議会議長は一気合併による政令市を主張した。
3335
:
とはずがたり
:2007/07/01(日) 21:31:10
<東海・甲信越>長野県
社会 : 諏訪地方早期合併実現へ 新組織で再出発
更新:2007-3-25 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6655
活動を再開した諏訪はひとつ合併推進協議会の2007年総会が24日、諏訪市の諏訪商工会議所で開かれた。従来の組織は発展的に解散。「『諏訪はひとつ』合併を推進する会」として再出発し、会長には元セイコーエプソン副社長の山崎雄二氏(69)=諏訪市飯島=が就任した。
組織の一新は、6市町村の「同時合併」を前提にしていた従来の方針から、部分合併を視野においた現実路線に軸足を移したもの。昭和中期から4回の大きなヤマがあったといわれる諏訪地方の合併問題で、19年にも及んだ組織的運動が結実せず、「平成の大合併」にも取り残された教訓を踏まえている。
新組織では、合併の青写真を作成。 講演会や座談会などで賛成機運の醸成と会員拡大を図り、早期の合併実現を目指す。また、近づく統一地方選のタイミングも見計らい、議員や首長の立候補予定者を対象にアンケートを実施。 選挙後の結果発表も予定している。
あいさつに立った山崎会長は、早期合併の必要性を強調。「実現しなかった原因をしっかりと反省し、今までの延長ではない新しい取り組みを」とし、諏訪地方の少子高齢化や企業の流失にもふれ「10年後を考えると本当に心配になる。スピードを上げ具体的な計画をつくり上げていきたい」と述べた。
3336
:
とはずがたり
:2007/07/01(日) 21:36:22
>>3333
>本当は富士川町も加えた庵原郡全域を編入できればスッキリした形になるんですけど。
>由比・蒲原と微妙に生活圏が異なるのでしょうか。
岩渕(富士川)は富士川を挟んで対岸の富士との交流が深いんでしょうな。
昔は富士川を隔てて庵原郡とのつながりが深かったのかも知れませんけど,川がそれ程障碍にならなくなったのでは?
飽くまで想像ですけど。
>>3334
東部は沼津と三島の対立を解消できるかが鍵でしょうな。
浦和と大宮,静岡と清水,いずれも大宮・清水が不満を持っているようなので三島の警戒感は相当なもの。
更に長泉が独自色が強くてこれまた合併に慎重とちょっと直ぐには纏まらない気配です。
3337
:
雑談居士
:2007/07/02(月) 00:24:25
>>3336
庵原郡3町での合併ならともかく、静岡市との合併だと富士川町は東の端に
なるわけで、それなら川を挟んで距離・関係の近い富士市と・・という事
なのでしょうね。島田市と金谷町(榛原郡)の合併(大井川越え)も然り、
山や川が市町村や生活圏の境界線とは必ずしもならなくたったんですね。
3338
:
とはずがたり
:2007/07/02(月) 00:39:13
そうなんですよね。釜無川や笛吹川もあんま市境に成ってない印象ですがどうですか?
昔は大井川を挟んで東側が駿河国志太郡,西側が遠江国榛原郡でしたが,明治・昭和の大合併で東側の志太郡域は西側の榛原郡側に次々と併合され榛原郡川根町・中川根町・本川根町と成りちょっと榛原郡が属する遠江が東へ出っ張った感じになりましたが,平成の合併ではこれら榛原郡北部が金谷含めて次々と駿河国島田に併呑されて行ってる最中であり,将来は駿河が西に拡大したした感じになりそうです。
まぁ今更遠州も駿州も無いので良いんですけどw
由比・蒲原ぐらいになると富士の都市圏というより静岡よりに成るんでしょうなぁ。
蒲原など日本軽金属かなんかの大きな工場があって,固定資産税とか入ってきそうなものなのにあっさり静岡との合併を決めてしまうあたり,工場も斜陽なんかもしれませんね。
富士川周辺で云いますと芝川が迷走気味です。。どう決着しますやら。そっち側では増穂町とかの決着が気になるところですね〜。
3339
:
雑談居士
:2007/07/02(月) 02:32:12
増穂町の町長選挙は、増穂・鰍沢・市川三郷の3町合併→新市移行(峡南市)を
主張した候補が当選しました。一度壊れた枠組みの復活となるかどうか。
笛吹川は平成の大合併で笛吹市・甲府市・中央市(豊富)と川越え、郡越えでの組み合わせでしたから
中・下流域はあまり境界をなさなくなりました。上流域は山梨市と甲州市の近親憎悪wで
きっちり市境を形成しています。釜無川は旧中巨摩郡が川を跨いで広がっていましたが、
南アルプス市・甲斐市・中央市(田富・玉穂)に分かれて、境界線がはっきり川で引かれた感じです。
静岡は行政圏がはっきり分かれるくらい川が広くて大きいですからね。
川根町と川根本町が旧志太郡だったとは意外でした。さしずめ島田市への合併(川根町)は
駿河への先祖帰りみたいなものですね。旧金谷町は遠江への侵略・占領という事でw
庵原郡3町は、市街地がほぼ平坦に連なっていて、静岡市とは山でギリギリ隔てられていて中心部から
遠く離れているし・・「庵原市」の枠組みがうまく行けば良かったのにと、他所者の私は感じますが。
一郡合併だけでは難しい事情があったのでしょうね。
芝川町は、富士宮市に自ら合併を申し込みながら住民投票の結果でご破算にしてしまった
経緯があるので・・最終的には編入合併で決着が付くと思いますが、どうなるでしょうね。
3340
:
とはずがたり
:2007/07/02(月) 12:21:26
釜無川は境界をなしているんですね。あんま判ってませんでした。
増穂町は南アルプスに断られたり迷走してますが,峡南市に移行すれば元々の計画が実現する訳で合併促進派の俺としては大喜びです。wikiで調べたところによると交通の要衝だったこともあったそうで,そういう昔の栄光が合併で中心で無くなる事への抵抗感があったのでしょうか?
>川根町と川根本町が旧志太郡だったとは意外でした。さしずめ島田市への合
正確には川根町と川根本町の大井川より東側部分ですね,年の為。
庵原郡の一体感がどうなのか正直同県人なんですがあんま印象湧きません。山が迫っていて人口もそう多くないし由比・蒲原は静岡(清水)の近郊みたいな感じに成ってしまってたんでしょうね。
3341
:
とはずがたり
:2007/07/04(水) 18:01:52
<九州・沖縄>鹿児島県
伊佐郡は北伊佐郡と南伊佐郡に分割。北伊佐郡は菱刈郡と統合伊佐郡に。南伊佐郡は薩摩郡に統合される。
現在のさつま町はむしろ南伊佐郡なのか。恐らく菱刈郡は菱刈町で北伊佐郡が大口市となったのであろう。さつま町と大口市の組み合わせは議論にはのぼらなかったのかなぁ・・?
菱刈町が郷土誌改訂 合併前、町の足跡後世に
(07/03 07:19)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5312
菱刈町郷土誌の改訂版が発行された。同町は2008年11月には大口市との合併を予定。後から振り返ったとき、菱刈の歴史の足跡をしっかりと伝えていく糧にしたい、という。
編さん作業は、旧菱刈町と旧本城村の合併から2004年で50周年となったのを機に、同年度から3年間かけて約3500万円の予算を組んで行われた。町事業による初の本格的郷土誌の発行は1973(昭和48)年3月。その内容を修正・補完し、さらに30年以上にわたる現代史を加えた。
B5判、1200ページ。事務局の町教育委員会によると、装丁の緑色は菱刈の山や田をイメージし、題字は地元を代表する金山からとった金色。内容は8編から成る。昭和50年代から町政の柱として取り組んだ農村振興運動が詳しく取り上げられ、「防災と災害」の項目には昨年の県北部豪雨災害に至る記述まで入れ込んだ。町内250軒を訪ね歩いて新たに掘り起こした古文書類も収録。前回の郷土誌が400ページ足らずだったのと比べ、質量ともにボリュームアップした。
価格は4000円。役場や町立図書館で購入できるほか、郵送希望も町教委事務局=0995(26)1111内線272、ファクス同(26)5676=で受け付ける。
3342
:
とはずがたり
:2007/07/12(木) 19:22:04
<九州・沖縄>福岡県
糸島地区合併協議は順調なんか?
合併調整会事務局を設置
http://www.data-max.co.jp/2007/07/post_1232.html
先月19日に発表された合併スケジュール通り、7月2日に合併協議会設置へ向けた事前準備機関として「合併調整会事務局」が糸島地区自治会館内に設置された。
同事務局は、1市2町各行政機関から派遣された職員など4名の専任職員を配置し、来年度に設置予定の合併協議会において決定される28項目の協議事項の原案作りと各行政との調整を行う予定。
今後の予定としては、来年8月までに設置予定の合併協議会設置という案件があるが、その早期実現へ向けた第一歩といった所であろう。
現時点では、合併に向けたスケジュールは予定通り進行中である。
日時: 2007年07月11日 11:04
3343
:
とはずがたり
:2007/07/15(日) 22:51:47
<九州・沖縄>熊本県
熊本市と合併したら… 富合町民アンケート
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070715200004&cid=main
熊本市との合併協議を進めている下益城郡富合町への住民アンケートで、合併した場合に不安な点として回答者の約七割が「公共料金の値上げ」、約五割が「地域の衰退」を挙げていることがわかった。期待面では約五割が「保健・福祉サービスの向上」を挙げた。
アンケートは、両市町の合併協議会(法定協)が今年四月、富合町の全二千五百七十七世帯に実施。このうち40・9%にあたる千五十四世帯から回答を得た。合併後の富合地域のまちづくり方針である新市基本計画に住民の意向を反映させるのが目的。
『合併に対する不安』の問いに対する上位の回答(複数回答、以下同じ)は、「税金等の公共料金が高くなる」(71・6%)、「周辺部が取り残される」(49・1%)、「地域の声が行政に反映されにくくなる」(44・6%)だった。
一方、『合併に対する期待』で多かったのは、「利用できる保健・福祉施設が増え、サービスが向上する」(49・1%)、「行財政の効率化で財政基盤が強くなる」(46・7%)。また『合併後の地域の将来像』では、「福祉・医療が充実しすべての人が住みやすいまち」(65・3%)、「都市基盤が整ったまち」(47・5%)だった。
アンケート結果について法定協事務局は、「公共料金関係で熊本市が高いのは主に国民健康保険料(税)と法人住民税で、これらは激変緩和策で段階的な引き上げとする方針。逆に下水道料金や健康診査負担費など熊本市が安いものもある。ほかの不安な点などは新市基本計画素案に対応策を反映させた」としている。
新市基本計画素案は、富合町では今月中に全世帯に概要版(意見用紙込み)を配り、二度開催する住民説明会で意見を聞く。熊本市は市のホームページに素案を掲載、二十七日までパブリックコメント(意見公募)を募っている。問い合わせは市広域行政推進室(電)096(328)2031。(渡辺直樹)
3344
:
とはずがたり
:2007/07/15(日) 22:57:55
<中国・四国>愛媛県
愛媛のニュース2007年07月14日(土)
鬼北・松野合併へ支援策を検討 県審議会
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070714/news20070714333.html
第4回県市町合併推進審議会(会長・藤目節夫愛媛大教授)が13日、県庁であり、新市町村合併特例法(合併新法)に基づき、北宇和郡鬼北、松野両町の合併に向けた自主的な取り組みを支援する構想の策定方針を決めた。同構想策定で、普通交付税額の算定特例や、元利償還金の40―50%が交付税措置される合併推進債の発行など国の新市町合併支援プランに基づく財政措置を受けられる。
県は▽市町村合併推進本部を継続設置しての情報提供・助言▽学識者、職員を「県市町村合併推進アドバイザー」として合併の勉強会・研修会に派遣▽職員の法定合併協議会委員としての参画や同協議会事務局への派遣―などの支援を検討する。
会議では、県側が両町への支援内容について旧合併特例法下で合併した市町への支援水準を上回るのは困難と説明したが、合併を経験した委員の谷口長治南宇和郡愛南町長が「例えば水道料金統一のための貸付金など県のきめ細かな財政支援が必要」と再考を要望。県は「両町から具体的要請があれば財政当局と相談する」と答弁した。
3345
:
とはずがたり
:2007/07/19(木) 19:30:22
<九州・沖縄>佐賀県
>>165
>>900-906
>>2611
とか
吉野ケ里町「現段階では困難」 合併協議求める上峰町に回答
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070718/20070718_002.shtml
吉野ケ里町の江頭正則町長と北村一成議長らは17日、合併協議の再開を求めてきた上峰町の申し入れに対し「現状での協議再開は困難」とする回答書をまとめ、大川紀男・上峰町長らに手渡した。吉野ケ里町は13日にも回答書を届けたが「内容があいまい」(大川町長)として上峰町が受け取りを拒否していた。
取材に対し、江頭町長は「現在(の吉野ケ里町)は旧三田川町と旧東脊振村が1つになる努力を続けている段階。次の合併は、将来的に住民の理解を得た上で考えていきたい」と答えた。
一方、大川町長は「(三田川、東脊振との)旧3町村で交わした確認書に基づきこれまで努力してきたので、残念でならない」と述べた。回答を受け上峰町は、町議会全員協議会や臨時区長会を開き、意見を集約する。
=2007/07/18付 西日本新聞朝刊=
2007年07月18日00時50分
3347
:
とはずがたり
:2007/08/03(金) 18:00:01
自民大敗の主因ではないが一要因に亥年選挙と市町村議の合併に伴う大量解雇がある。
その要因の貢献度が数量的にどの程度あるか,興味有るところだ。誰か統計的に分析してくれないかなぁ。。
自民大敗要因は町村減 全国町村会長 山本氏が参院選分析
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070803/20070803_002.shtml
全国町村会長として5期目の抱負を語る山本氏
5期連続で全国町村会長に選出された山本文男氏(81)=福岡県添田町長=は2日、同町役場で記者会見。国が推進する市町村合併について「モノやカネを使って(合併を)強制するのは好ましくない」と批判的な立場を強調し、参院選で自民党が大敗した要因として、急激な合併で町村の数が減ったことを挙げた。
政府の地方制度調査会委員でもある山本氏は、同会が町村の自立と権限強化をテーマにしていることについて「国が言う町村の自立とは合併のこと。道州制を見据え市町村の数を1000にしようとしている。しかし、合併の効果はまだ十分に検証できておらず、町村会は賛成に至っていない」と述べた。
参院選での自民の敗因については「合併で町村長の数が減った」ことを挙げ、「これまで農村部の票をまとめてきたのは町村長。彼らは政府や自民党に首を切られたと思っている」と、地方軽視の政策が自民惨敗を招いたことを指摘した。
また、山本氏への高齢批判を背景に、会長選が16年ぶりに投票になった点については「私のことを年だと言う人もいるが、自分ではそうは思わない。中日本と、東、西日本には昔から意識の違いがある」とし、「今期が私の集大成と思っている。全国すべての町村の自立のためにまい進する」と決意を語った。
=2007/08/03付 西日本新聞朝刊=
2007年08月03日10時52分
3348
:
とはずがたり
:2007/08/05(日) 09:35:47
<東北・北海道>岩手県
合併、単独両にらみで 藤沢町が協議
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070804_8
財政難で行財政改革を断行している藤沢町は3日開かれた町まちづくり審議会で、新たな総合計画に向けた基本構想素案を協議した。畠山博町長は同日、県庁を訪れ、同町が目指す一関市との合併問題について県側と協議したが、大きな進展はなかったという。合併問題の行方が不透明な状況だけに、計画づくりも「合併」と「単独町制」の両にらみで進められそうだ。
同町は1997―2006年度の総合計画の期限が終了したため、本年度から新たな計画(07―16年度)の策定に着手。総合計画を構成する基本構想(10カ年)と基本計画(前後各5カ年)、実施計画(3カ年)のうち、審議会では基本構想の素案を委員ら約30人が協議し、24日に正式諮問することにした。
テレビ難視聴対策、医療保健福祉などの現状と課題について意見交換したが、関心事は合併問題。沼倉憲二副町長は「合併しようが、単独でいこうが、(総合計画は)『こういう地域づくりをする』というもの」と説明。「合併に向け現在、県にアクションをお願いしている」と述べた。
畠山町長は3日、県市町村課を訪れ、合併に向けた課題整理、自助努力の状況を話し合ったという。新局面を迎える内容に至らなかったが、畠山町長は「合併に向けた取り組みは進めている」とし、合併に向けた環境整備に力を注ぐ考えだ。
(2007/08/04)
3349
:
とはずがたり
:2007/08/06(月) 19:43:53
<近畿>滋賀県
竜王が合併に前向きなら大きいがね。どうなんだろう。各論反対とかに成りそうな気もするが・・。
合併テーマに意見交換会
近江八幡と安土、竜王町
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080500104&genre=A2&area=S10
滋賀県近江八幡市と安土、竜王町の合併をテーマにした「市町村合併を考える意見交換会」が5日、近江八幡市鷹飼町の男女共同参画センターであり、1市2町の住民約120人が参加した。
この日は、主催した滋賀県自治振興課の中山義彦参事が「平成の合併は分権時代の基礎自治体づくりだ」と話したあと、質疑応答があった。
参加者からは「一部の地域だけ分離して合併することは可能か」や「住民が判断するため、財政シミュレーションなどを示していくことが必要だ」などの意見や質問が出た。これに対し、同志社大の真山達志教授や東近江地域振興局の中村きよ子局長ら5人が答えた。
参加者たちは真剣な表情でメモを取ったりして聞いていた。
3350
:
とはずがたり
:2007/08/06(月) 23:21:58
<首都圏>神奈川県
市町村合併構想の素案まとめる/神奈川県
政治・行政
2007/08/03
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug070818/
県内市町村の自主的な合併推進に向けた県の構想素案が二日、まとまった。二〇〇六年十一月に審議会が答申した内容を修正し、周辺市町村に広がりを持たせた五つの圏域を設定。他の圏域に先行する形で、広域連携の取り組みが進む県西圏域を構想対象市町村に位置付ける方向性を示している。
素案では、人口三十万人を視野に入れた「中核市相当あるいはそれ以上の都市」をすべての市町村が目指す必要があると強調。具体的には、県西、三浦半島、県央、湘南西、同東の五圏域を提示した。鎌倉は湘南東と三浦半島、伊勢原市は県央と湘南西の両圏域に重なるなど、緩やかな圏域割りとなった。
合併検討の方向性については、県西圏域を「合併検討を行う環境が整っている」と評価。他の四圏域は当面、広域連携を推進するまでにとどめている。
三浦半島圏域は横須賀市が中心となったまちづくりの検討を期待。県央圏域は相模川の東西の地域ごとに行政連携を深めながら、一部市町村で先行して合併を検討することを想定している。
湘南西圏域は平塚、秦野両市を中心に広域連携を進めていく方向。同東圏域は、一定の連携が進む茅ケ崎市と寒川町に藤沢市を加え、行政連携を深めつつ全体の合併検討につながることを期待している。
構想素案は六日から一カ月間、パブリックコメントで県民の意見を聞く。ことし秋をめどに構想をまとめる予定。
問い合わせは、県市町村課電話045(210)3175。
3351
:
とはずがたり
:2007/08/08(水) 00:07:09
<九州・沖縄>鹿児島県
市町村合併:加治木、姶良、蒲生3町、任意協を再発足 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070802-00000292-mailo-l46
8月2日18時0分配信 毎日新聞
加治木、姶良、蒲生の3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。3町は法定合併協が一度破たんしており、3町長は会見で「前回の反省にたち、2010年3月までの合併を目指して取り組んでいきたい」と述べた。
3町は03年4月に法定協議会を設置したが、姶良町が投票率60%以上を条件に実施した住民投票で60%に満たず、05年3月に頓挫。今年2月に3町長と担当課で勉強会を発足させ、任意協議会発足の準備を進めていた。
加治木町の西姶良クリーンセンターであった設立総会と第1回会合で、城光寺俊和・姶良町長を会長に選任。(1)対等合併(2)新市の名称は「姶良市」(3)本庁は現姶良町役場――など町長間による6点の申し合わせ事項を提示した。1〜1年半後に法定協議会に移行する方針。3町長とも「町民の大半が多数という感触を得ているが、反対の声が多ければ住民投票も検討したい」と話した。【福岡静哉】
8月2日朝刊
最終更新:8月2日18時0分
姶良西部任意合併協が発足 10年3月目指し協議へ
(08/02 07:09)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5842
姶良、加治木、蒲生3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。2010年3月までの合併を目指し、来年3月末までに計8回の会合を開いて新市の名称や庁舎位置、合併の方式など重要課題を集中的に話し合う。
加治木町の西姶良クリーンセンターで開いた設立総会で、会長に城光寺俊和姶良町長、副会長に笹山義弘加治木町長と厚地和幸蒲生町長を選任し、規約を決めた。委員は各町の町長と副町長(蒲生町は不在のため町長が指名した職員)、議長、議長指名の議員の計12人。事務局は同センターに設置する。
引き続き第1回協議会を開き、事業計画や予算などを決めた。今後は月1回の割合で会合を続け、早ければ1年後をめどに法定協議会へ移行する。第1回会合後に記者会見した城光寺会長は「3町の特性を生かした将来像と福祉の向上を目指し、県央の拠点都市誕生に全力を尽くす」と抱負を語った。
3町は03年4月に発足した合併協で新市の名称や合併期日など45項目の協議を終了しながら、姶良町が05年3月に実施した合併の是非を問う住民投票が、成立条件だった投票率60%に達せず不成立になり、合併を見送った経緯がある。3町長は「姶良地区住民の合併への総意が形成されてきた。住民に情報提供しながら任意協で十分に議論を尽くしたい」と話した。
3352
:
とはずがたり
:2007/08/08(水) 12:01:20
<九州・沖縄>福岡県・大分県
この辺は豊前市をも含めて中津市への越県合併で良いでしょ。
豊前市との合併問題 今週中にも結論の意向 吉富町長が全協で表明
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070807/20070807_002.shtml
吉富町の今冨寿一郎町長は6日、町議会全員協議会(全協)で、開催を先送りしている豊前市との間の法定合併協議会(法定協)の問題について、「近日中に(協議に入るかどうかの)結論を出し、議会と豊前市に報告したい」と述べ、今週中にも発表する意向を示した。
同日の全協は9月定例会の議案説明、台風5号の被害状況報告などのために開催。その中で、今冨町長は「合併協議問題はこれまで8月半ばまでに結論を出すとしてきた。今、まとめの作業をしており、報告をする期日はその前日に議長に伝えたい」として、報告日の明言は避けた。
その後の会見では「思い(結論)はもう決まっている。町民に説得力のある文言を今、考えている。豊前市には口頭で伝えたい」と話した。
一方、豊前市の釜井健介市長は同日の定例記者会見で「急に『明日、報告に来る』と言われても、報告内容も分からずスケジュール的にも対応は難しい」と困惑気味だった。さらに「法定協は両市町の議会で可決したもので、行政の継続性なども考えてもらいたい。報告は公文書でいただきたい」と語った。
=2007/08/07付 西日本新聞朝刊=
2007年08月07日00時46分
3353
:
とはずがたり
:2007/08/08(水) 12:06:52
<首都圏>埼玉県
2007年8月7日(火)
川口との合併推進を 鳩ヶ谷で市民の会設立へ
http://www.saitama-np.co.jp/news08/07/03p.html
川口市との二市合併を目指している鳩ケ谷市で六日、「鳩ケ谷市合併推進市民の会」の設立に向けた「発起人会」(菅原正俊代表、十八人)が開催され、設立趣意書などを採択し、今月二十五日に総会を開いて正式発足することを決めた。二〇〇四年の三市(蕨市を含めた)合併破たん以来、二市間で再び合併が動きだすことになりそうだ。
市民の会の設置は、昨年十月、川口市との早期合併実現を公約に掲げて当選した木下達則市長が今年二月、「合併推進室」の設置とともに、市民総意の合併を目指すため、合併啓発やPRなどを担う市民サイドの会設立を促した。
発起人会は市自治連合会など十八の市民団体代表らで構成。七月十三日に第一回会議、この日が二回目。市役所二階市民フォーラムで午後五時半から開かれ、十四人が出席した。菅原代表の議事進行で、設立趣意書、設立総会の日程、会則などを決めた。
趣意書では「市民生活のあらゆる場面で、日常的に川口市と密接な関係がある。川口市との二市合併が将来を展望する大きな流れ。市と協力しながら市民が主体となって合併意識を醸成するため、『市民の会』を設立する」などとしている。
会議に先立って来賓として木下市長と野崎一則市議会議長があいさつ。木下市長は「合併は市民生活に直結する。市議会、市、市民の会の三者が一体となって進めていければ。市民主体の活動が決め手になると確信している」などと述べた。
また、同市長は川口市への合併申し入れについて「市民の盛り上がりを見て年明け早々にも」と示唆した。
───
さて合併して定数7になったらどんな感じかねぇ。
南2区 定数6−候補7 (選管確定)→前回は二人立てた共産が一人に絞るも落選。ワンツーを決めた自民がそれ程得票は減らしてないものの前回の勢いはない。次は共産に頑張って貰って自民を一人落として貰いたいところ。
得票数 氏 名 齢 党派 新旧当選回数代表的肩書
当28,071 松本 佳和 41 民主 新1 (元)川口市議・松本安弘(地方主権の会代表)県議長男
当24,332 奥ノ木信夫 55 自民 現4 党川口支部長
当22,300 塩野 正行 44 公明 現2 党県組織局長
当21,916 山本 晴造 61 公明 現3 党県副代表
当21,869 菅 克己 40 無所=民主新1 (元)川口市議
当20,841 田中 千裕 58 自民 現4 鋳物工場社長
□19,792 村岡 正嗣 55 共産 新 党県委員
南21区 定数1−候補2 (選管確定)(鳩ヶ谷市)
得票数 氏 名 齢 党派 新旧当選回数代表的肩書
当9,373 茅野 和広 54 諸派 新1(元)鳩ヶ谷市職員
□9,030 石田 昇 58 自民 現 建設会社役員
3354
:
とはずがたり
:2007/08/08(水) 12:08:49
<近畿>和歌山県
合併冊子の住民説明会 単独望む声多数
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=129588
古座川町は町内5地区で、新宮東牟婁地方6市町村が合併を想定して作った冊子の住民説明会を開いた。奥根公平町長は「合併賛成や合併やむなしとする意見もあったが、特に山間部では単独町政を望む声が多かった。安易に方向性を決めず、さらに町民の意見を聞きたい」と話している。
県は2次合併について、新宮市と東牟婁郡の6市町村の広域合併を提案している。冊子は6市町村が共同でメリットやデメリット、課題などを話し合って作製した。
古座川町では7月中旬に冊子を全戸に配布し、6市町村で初めて冊子の住民説明会を開いた。同町の方針はまだ決まっておらず、町民の意見を参考にしたいと7月30日から5日間かけて、七川、三尾川、明神、小川、高池の各地区で開催。合わせて159人が参加した。
特に山間地では「へき地が切り捨てられるのでは」「税金が増額しないか」「サービスが低下しないか」などを心配し、単独を支持する声が多かった。
一方で「合併したら大勢で助け合える。交通網も発達しているので、サービス低下にもならないのでは」「財政的に厳しく、合併しないとやっていけないのでは」などと合併賛成や合併やむなしとする意見もあった。
町側が意見を求めたのに対し、「町が方向性を示していないのは無責任」「行政の素人である住民がどう判断するのか」「合併後の具体的な構想が示されず、情報不足で判断できない」などといった意見もあった。
奥根町長は説明会を終え、「町民の生の声を聞くことができた。方向性を決める参考にしたい。今回は冊子の説明が主目的だったので、あらためて説明会を開いたり、各区長に聞いたり、町民の意見を知る機会をつくりたい。必要があればアンケートの実施も検討したい」と話した。
古座川町は前回、旧串本町と旧古座町と合併協議をしたが、財政問題などでまとまらず、離脱。住民投票でも「合併しない」を支持する町民が多く、単独行政を選んだ。
('07/08/08)
3355
:
とはずがたり
:2007/08/08(水) 12:10:36
<東海>愛知県
意地悪しないで豊川は小坂井も入れてやれよなぁ。。
豊川市と2町、合併調印 音羽と御津が編入、来年1月に新市誕生
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070807/CK2007080702039096.html
2007年8月7日
豊川市と音羽町、御津町が六日、合併協定書に調印した。来年一月十五日に二町を豊川市に編入する形で、人口約十六万人の新「豊川市」が誕生する。十六日に開かれる三市町の臨時議会と、九月県議会での議決を得て正式に決まる。
豊川市内で開かれた調印式には、三市町の首長や神田真秋知事ら約百五十人が出席。神田知事は「今回の合併が地域発展の大きな契機となれば」と期待を込めた。
三市町は六月から合併新法に基づく協議会で話し合ってきた。議員数は豊川市(定数三〇)は現状のままで、人口に応じて音羽町(定数二)、御津町(同三)で増員選挙を行う。「平成の大合併」としては県内で十五例目となり、人口規模では県内で八番目の多さになる。
豊川市と宝飯郡四町は当初、合併旧法に基づく新設合併を目指して協議したが、まとまらずにいったん白紙に。〇六年二月に豊川市が一宮町を編入合併した。豊川、音羽、御津町との合併により宝飯郡は小坂井町だけ残るが、豊川市との合併を模索している。
(村瀬力)
3356
:
とはずがたり
:2007/08/08(水) 14:36:17
<中国・四国>愛媛県
市町村合併:町長ら15人出席し対策室開所式−−鬼北、松野町 /愛媛
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ehime/news/20070808ddlk38010147000c.html
鬼北町と松野町が一緒に設置した合併対策室の開所式が7日、鬼北町の中央公民館であった。
式には松浦甚一・鬼北町長と岡武男・松野町長、両町議会議長ら15人が出席。松浦町長は「公平な情報を提供し判断していただく」、岡町長は「調査、検討を基に合併を進めていただきたい」とそれぞれあいさつした。
合併対策室は同公民館に置き職員は5人。法定合併協議会設立に備え両町の行財政の実態調査などをする。【川上展弘】
毎日新聞 2007年8月8日
3357
:
とはずがたり
:2007/08/09(木) 22:37:56
平成の大合併に終止符を 地制調小委で西尾勝委員
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/08/07/20070807010007851.html
第29次地方制度調査会の専門小委員会の初会合が7日開かれ、第27次地制調副会長を務めた西尾勝委員(東京市政調査会理事長)は「新合併特例法の期限となる2010年3月末で、平成の大合併には終止符を打つべきだ」と述べた。
第29次地制調は安倍晋三首相が諮問した市町村合併を含めた基礎的自治体の在り方などをテーマに7月に発足。西尾委員は平成の大合併を終わらせる理由として「長い間、合併を続けてきた過程で市町村は落ち着かない状態」などと指摘したが、合併せずに残った小規模自治体の対応策には言及しなかった。
西尾委員は、現在約1800の市町村数が今後の合併でどの程度減るかについて「(10年3月末で)1600から1500台にとどまる」との見通しを示し、「与党が目指す1000自治体には遠いが、無理に合わせることはない」と話した。
(8月7日20時12分)
3358
:
とはずがたり
:2007/08/11(土) 09:33:23
<北陸・信越>新潟県
グーグルのキャッシュにしか残ってないのだけど。。
村上など5市町村が合併調印
新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/
村上市と山北町、朝日村、神林村、荒川町の合併協定書調印式が10日、同市の市民ふれあいセンターで開かれ、5首長が24の基本項目が盛り込まれた協定書に調印した。調印を受け、各市町村議会は21日に臨時議会を開き、廃置分合(合併)を決議する。 ..
3359
:
とはずがたり
:2007/08/11(土) 09:33:50
<首都圏>千葉県
千葉・長生村 合併協離脱へ 住民アンケート6割が否定的
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000042-san-l12
8月7日7時51分配信 産経新聞
長生村の石井俊雄村長は6日記者会見し、長生郡市(7市町村)の合併協議会から離脱することを表明した。先月実施した合併に関する住民アンケート結果を受けたもので、合併反対が賛成の約3倍に達した。長生村の合併協離脱が他町村に波及することも予想され、混乱は避けられそうにない。
長生郡市の合併は、平成20年4月に「茂原市」として誕生することが決まった。こうした中、当初から合併に反対していた石井村長は、合併の賛否を問い、今年7月、18歳以上の村民1万2544人を対象に住民アンケートを実施。7869人(回収率62.7%)から回答があった。
その結果、合併に「賛成」が1275人(構成比16.2%)に対して、「反対」は約3倍の3835人(48.7%)だった。「どちらかというと反対」を合わせると、全体の6割以上が合併に否定的だった。
石井村長は「村民が選んだ重要な意思だと受け止めている」とした上で、合併ではなく自立への道を模索する方針を固めた。また、この日、村議会の合併問題調査特別委員会(全16村議)にアンケート結果を踏まえて合併協からの離脱を報告した。
一方、この報告を受け、中村秀美・長生村議会議長らは「アンケートは合併の賛否で、自立を求めたものでない。(住民投票条例で)再度検討すべきだ」と慎重な姿勢を示した。
石井村長は、8日の調査特別委での協議を受け、早い段階で合併協事務局や県などに報告する。合併協会長の石井常雄・茂原市長は「長生村長の表明は非常に残念な結果だ。今後、関係首長間で対応を協議し、残る1市5町で合併できるよう、方向性を見いだしたい」とコメントした。
最終更新:8月7日7時51分
市町村合併:長生村が合併協離脱へ アンケートで65%が反対 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000126-mailo-l12
8月7日13時1分配信 毎日新聞
長生村の石井俊雄村長は6日、長生郡市7市町村との合併協議から離脱する考えを表明した。合併の是非を問うアンケート調査結果で合併反対(どちらかと言うと反対含む)が65%に達したため。賛成(どちらかと言うと賛成含む)は26・8%にとどまった。回収率は62・7%だった。
石井村長は調査結果を議会の合併問題特別委に報告。結果を理由に協議会から離脱することへ議会の理解を求めた。茂原市をはじめ関係5町にも結果を報告済みで、10日の合併協議会で正式に離脱を表明する。
中村秀美議長は「結果は重く受け止めるが住民生活に支障が出ては困る」と話しており、一部議員からは住民投票条例を求める動きも出ている。
合併協議会会長の石井常雄茂原市長は「非常に残念な結果だ。残る1市5町で合併できるよう協議し、方向性を見いだしていきたい」とコメントした。【吉村建二】
8月7日朝刊
最終更新:8月7日13時1分
3360
:
とはずがたり
:2007/08/11(土) 09:34:20
<東北・北海道>宮城県
涌谷町長に大橋氏4選 単独立町訴え2氏に大差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000001-khk-l04
8月6日6時13分配信 河北新報
任期満了に伴う涌谷町長選は5日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の大橋荘冶氏(71)=公明推薦=が、ともに無所属新人で元町議の大平弘悦氏(56)、遠藤要之助氏(64)を大差で破り、4選を果たした。
過去2回は無投票で、大橋氏は12年ぶりの選挙戦を制した。大橋氏は5日夜、事務所で「行財政改革を推し進め、住民の声を吸い上げてまちづくりに取り組みたい」と抱負を述べた。
選挙戦で大橋氏は、当面は合併しない「単独立町」を訴えるとともに、3期12年の実績を強調。医療、福祉のサービス向上と住民負担の軽減を公約に掲げて幅広い層から支持を集めた。
大平氏はつじ立ちなど草の根の選挙運動を展開したが、支持が広がらなかった。遠藤氏は合併推進を掲げて現職への批判票取り込みを狙ったが、合併問題に有権者の関心は集まらなかった。
当日の有権者数は1万5136人。投票率は66.70%だった。
◇涌谷町長選開票結果
(選管最終)
当 5,342大橋 荘冶 無現(4)
2,469大平 弘悦 無新
2,215遠藤要之助 無新
◎協働の精神で行財政改革を
【解説】合併の是非と、現町政の継続か刷新かを争点にした涌谷町長選は、当面は合併しない「単独立町」を掲げた現職大橋荘冶氏(71)が4度目の当選を果たした。有権者は、今の涌谷町のままで行財政改革を進める道を選択した。
大橋氏は6月の町議会定例会でいち早く出馬を表明した。町議15人のうち14人から支援を受けたほか、地元農協など各種団体の支持も得て、強力な組織型選挙で手堅く票を固めた。
合併をめぐっては、慎重派の大橋氏と新人大平弘悦氏(56)、推進派の新人遠藤要之助氏(64)との間に対立軸が生じた。
平成の大合併で涌谷町は2004年12月、小牛田、南郷両町(現美里町)との合併について住民投票を実施。有権者の約6割が投票し、うち約55%の反対で合併協議会からの離脱を決めた。
その後、当時の賛成票と、投票しなかった約40%の有権者を「合併に対する声なき声」と解釈し、合併の再検討を求める意見も町内にはあった。しかし合併問題に対する住民の関心は低下し、現状維持を求める町民が大多数を占めた。
ここ20年間で町の人口は約3000人減り、基幹産業の農業従事者も2000年までの10年間で年約100人のペースで減少した。税収減など町にとっての厳しい状況は今後も予想され、単独立町の先行きは楽観視できない。
徹底した行財政改革のためには、手付かずの幼稚園や小学校の再編なども避けて通れないだろう。大橋町長には、住民への説明責任を果たした上で「痛み」への理解を取り付け、「協働」の精神で改革を進めてほしい。
(小牛田支局・千葉淳一)
◎剣道で鍛えた体力自信 涌谷町長に4選された大橋荘冶さん
「3期12年の町政運営を評価してもらった。これからも住民の期待に応える政治をしたい」
12年ぶりの選挙戦を制し、新たな任期に気を引き締める。「健全な財政の確立が優先課題。生まれたばかりの子どもから高齢者までが安心して暮らせる町にする」と意気込む。
涌谷町に生まれ育ち、50年以上農業に携わってきた。公務が始まる前の早朝、田んぼに足を運ぶのが日課だ。稲の上の露が朝日に照らし出される様子を見るのが、何よりもストレス発散になるという。「涌谷には素晴らしい自然が残っている」と誇らしげに語る。
剣道は五段の実力。町の「涌剣館少年剣道」の前身を設立し、旧涌谷署(現遠田署涌谷幹部交番)で小中学生を指導してきた。「礼儀や態度、すべてを武道で学んだ」と振り返り、今も体力と精神力に自信を持つ。
「年齢は関係ない。この4年間は身を捨てる気持ちでさらなる福祉向上に尽力したい」と気合十分だ。涌谷町田沼町の自宅に妻、長男と3人で住む。
<おおはし・しげよし>
1935年10月1日生まれ。涌谷町出身。小牛田農林高卒。町議会議長、町助役を経て、95年8月に町長初当選。71歳。
最終更新:8月6日6時13分
3361
:
やおよろず
:2007/08/11(土) 10:10:46
>>3360
涌谷は、石巻と古川のちょうど中間点
どちらに取り込まれても、辺縁部になるのは免れません。
さりとて、小牛田・南郷との合併によって何を得るのかという話になる。
新庁舎が小牛田に統合されるのならば、反対だよとなる。
これは、小牛田でも同じ話で、涌谷への移転は容認できない。
小牛田と涌谷のような同規模の町村合併のジレンマでもある。
3362
:
とはずがたり
:2007/08/11(土) 10:27:57
>>3361
解説感謝です。
涌谷もそれなりの歴史と街区の町で小牛田なんかに吸収されてたまるかって意識が強いんですかねぇ?
合併反対のもう一つの累計である現職涌谷町長がカリスマって訳でもないのですな。
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