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地域綜合スレ

1823とはずがたり:2005/04/21(木) 10:50:45
<東北・北海道>
個人的には合併推進ながら基本的には奈良岡氏を応援。住民投票で分町なんかさせられるんかね?また議会がうんというのか?まぁ議会の反対で実現しなかったと云えば良いのか。。

「合併」VS「分町」旧浪岡町真っ二つ 青森市長選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/04/20050418t21019.htm

 17日告示された青森市長選は、合併に揺れた旧浪岡町の問題を引きずったまま選挙戦に突入した。旧町内はいまだに青森市との合併(今月1日)に賛否が割れ、対立の溝は根深い。合併に対し推進、慎重姿勢を打ち出す候補は早速、浪岡地区に繰り出し、合併論議が選挙戦初日から全開した。

 「ここで負けたら、浪岡が元に戻るのは不可能だ」。合併の白紙撤回を求めた元町長の古村一雄さんは17日午前、浪岡地区に駆けつけた無所属新人で元青森市議の奈良岡央候補を迎え、訴えた。

 奈良岡候補は「(当選後の)住民投票で(浪岡を元通り分離する)分町すべきとの結論が出れば、速やかに手続きを進める」と約束。支援者からは「(対立候補は)合併政策をごり押ししてきた」と批判の声が上がった。

 一方、無所属で元青森市長4期の佐々木誠造候補は、合併を進めてきた責任を強調。「もう一回、『離婚(分町)』させるという人に加担したら、まちが壊れる」と奈良岡候補をけん制した。

 2月の出直し町長選で古村さんに敗れた合併推進派の加藤新吉元町長は「合併に反対している場合でない。大青森市誕生のため頑張る時」とエールを送った。

 浪岡地区の有権者は約1万7000人と旧青森市(約24万人)の14分の1にすぎないが、2月に行われた出直し浪岡町長選の投票率は70%を超え、「選挙への関心が高く、確実な票を見込める」(佐々木候補選対幹部)などと各陣営は重視している。

 ◇青森市長選立候補者
奈良岡央 48 会社役員 無新
佐々木誠造 72 元青森市長 無新(自・公推)
中村康一 54 大学生 無新


2005年04月18日月曜日

1824とはずがたり:2005/04/22(金) 22:15:33
<東海>愛知県

新弥富市に向けて乾杯!

弥富町議会:法定協設置案を可決、十四山村との合併本格始動−−臨時議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000001-mailo-l23

 弥富町議会は21日、臨時議会を開き、十四山村との法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。両町村の合併を巡っては、十四山村議会が昨年10月に弥富町との同協議会設置議案を否決、議会が解散するなど迷走していたが、今月18日に同村臨時議会で同議案を可決しており、合併に向けてようやく本格的に始動することにとなった。
 両町村による法定合併協議会は5月1日に発足し、今後新市名などについて協議していく。
 両町村は当初、蟹江町と3町村で合併を進めていたが、新市名で合意できず昨年8月に法定協を解散した。その後、十四山村が弥富町に合併を申し入れ、2町村の首長らで合意していたものの、十四山村議会が同議案を否決。このため弥富町は急きょ議案を取り下げ、合併問題は棚上げ状態になっていた。
 十四山村は今年3月に出直し村議選を行い、合併賛成派の議員が多数当選。18日の同村臨時議会では賛成7、反対4で同議案を可決した。[大島有美子]
4月22日朝刊
(毎日新聞) - 4月22日16時56分更新

1825とはずがたり:2005/04/22(金) 23:50:57
<九州・沖縄>熊本県

うーん,どうなんだろ。すんなり行くとは思えないけど。。

くまもと平成の大合併:富合町との法定協設置の請求書提出−−城南町の住民
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000148-mailo-l43

 市町村合併で単独路線を歩む城南町の住民団体が21日、町民973人分の署名を添えて、住民発議による富合町との法定合併協議会の設置を求める請求をした。
 請求したのは住民団体「明日の城南町を考える会」で、奥村寿礼代表ら4人が町役場を訪れ、藤本司助役に署名簿と請求書を手渡した。有権者の50分の1(3月2日現在で317人)を上回っており、小林佳之町長は近く村崎秀・富合町長に対して議会に設置議案を付議するかどうか意見照会する。両町長が付議し、両町議会が可決すれば法定合併協議会が設置される。

4月22日朝刊
(毎日新聞) - 4月22日17時46分更新

1826とはずがたり:2005/04/23(土) 00:12:16
<中国・四国>
解っちゃいたけどバラ色の合併なんてどこにもないんだなぁ。

誕生した伊予市で W選に寄せて <上>
http://mytown.asahi.com/ehime/news01.asp?kiji=4765
独自の事業 困難に  旧中山・双海町

福祉機器の無料設置/夕焼けコンサート
「特別扱いできない」

  伊予市中山地域事務所(旧中山町役場) 近くに住む宮岡節子さん(76) はこの夏、家の中で立って動けるか不安を感じている。毎年暑くなると、ひざが痛み、ひとりで歩くのが難しくなる。

  これまでは、旧中山町役場から無料で貸し出される歩行器を使っていた。昨夏には、町の手すり取り付け事業を利用し、自宅の階段や風呂場に手すりを無料で取り付けてもらった。
  これらは、「福祉のまち」 を掲げていた旧中山町が95年から続けてきた独自の制度。歩行が難しい人らを対象に、手すりの無料取り付けや歩行器などの福祉機器の無料貸し出しをしてきた。昨年度は35人が手すりを取り付けた。
  しかし、今月1日の合併で、旧中山町だけの独自事業を継続させることは難しくなった。今後は介護保険制度の範囲内でのサービスしか受けられなくなる。「一地域だけ特別扱いはできない」 というのがその理由だ。
  宮岡さんが昨年借りた歩行器も、今後は有料になる。家を改築した際の新たな手すりの取り付けも、もちろん有料になる。宮岡さんは「高くつくなら、不自由な生活を続けるしかないかも」 という。
  一方、海岸から眺める夕日が「日本の夕日百選」 にも選ばれた旧双海町。これまで、夕日を生かしたまちづくりを進めてきた。
  毎年8月には「夕焼け音楽祭」、 9月には「夕焼けプラットホームコンサート」 など、様々なイベントを開いてきた。JR下灘駅で開くプラットホームコンサートは、県内外から毎年2千人の観客が集まる人気イベントだ。
  しかし、合併によって、これまで通りのイベントが出来るかどうか分からなくなった。合併前までイベント事業を担当していた地域振興課は、産業建設課に組み込まれてイベントに専念することができなくなった。双海町時代の暫定予算で、6月までのイベントは開く予定だが、それ以降は全くの白紙状態だ。
  旧伊予市、旧中山町との合併協議に携わった旧双海町の職員は「独自事業の継続を訴えたが、ほかの自治体関係者から双海だけに予算を割くわけにはいかない、との声が大勢を占めた」 と振り返る。この職員は「みんなが楽しみにしているから、なんとか続けたいのだが」 と話した。
×   ×
  旧伊予市と旧中山町、旧双海町の合併後初の市長選と市議選が24日に投票される。旧自治体の特性を残しながら、市街地をどのように活性化させるか。新市の課題を取材した。
(4/21)

1827とはずがたり:2005/04/23(土) 00:12:27
<中国・四国>

誕生した伊予市で W選に寄せて <下>
中核施設「町家」に賛否  旧伊予市
http://mytown.asahi.com/ehime/news01.asp?kiji=4770
旧市街地商店街 客足取り戻すには
「歴史」生かす動きも

  「20年前、旧伊予市は市役所の前を通る国道378号を軸に商店が立ち並び、活気があった」。 市商工会議所職員は振り返る。 80年代に入り、東側を通る国道56号沿いに、大型スーパーなどの郊外店が立ち並ぶようになり、客足は旧市街地の商店街から客足が減っていった。

 旧伊予市が中心市街地活性化計画を策定した00年8月、旧市街地である同市灘町、湊町の商店街にあった145店の商店のうち、25店が空き店舗だった。

 旧市が、商店街の起死回生策として昨年4月、JR伊予市駅前にオープンさせたのが「手作り交流市場 町家」だ。 同市が第三セクターの「まちづくり郡中」 に運営を委託。 飲食店や雑貨店など10店のテナントのほか、農家から取り寄せた野菜が並ぶ特産品売り場がある。 「中心市街地をつなぐ商店街への人の流れを引き出す」 のがねらいだ。

 特産品売り場には、当初見込んでいた年間約12万人を大きく上回る約14万人が訪れた。 まちづくり郡中の石田美多嘉社長は「初年度にしては順調だった」 と話す。

 しかし、「商店街に人の流れを生み出すはずだった町家が結果的に裏目に出ている」 との声もある。

 市商工会議所がオープンから半年後、町家ができる前と後の、伊予市駅周辺と周辺商店街の車や歩行者の通行量を調べたところ、駅前では以前より2割増えた。

 それに対し、国道378号を挟んで西側の商店街では歩行者数が2割減り、更に北側にある伊予鉄郡中駅前の広場通り商店街では、6割以下に減った。 商店街に60年前からある青果店の2代目店主(63) は「町家ができてから、売り上げが3分の1に落ち込んでいる」 と、ため息をつく。

 こうした状況の中、海側にある灘町みなみ商店街では、江戸時代に町年寄として灘町周辺を拓(ひら) いた宮内家の数寄屋風造りの邸宅を保存、活用する「歴史を生かしたまちづくり」 に取り組んでいる。

 99年には、地元住民や大学教授らで「灘町・宮内邸を守る会」 を立ち上げ、宮内邸の見学会や、灘町の歴史をまとめたガイドブック「郡中町家物語」を発刊した。 2月には、宮内邸を指定文化財登録の申請を市教育委員会に出した。

 同会の門田真一事務局長(52) は「様々な声があるが、町家が駅周辺に人を集めているのは事実。 せっかくのチャンスを生かしていきたい」 と話している。
(4/22)

1828とはずがたり:2005/04/24(日) 11:54:45
<東海>浜松市

新居町との合併後に舞阪町役場への移転を検討するという文言を入れとけばいいんでないかい?
流石に舞阪町は西の端だ。

新浜松市E区役所 雄踏に新設の原案再提出へ 天竜川・浜名湖合併協幹事会
http://www.shizushin.com/local_politics/20050423000000000012.htm

「利便性を優先」

 天竜川・浜名湖地域合併協議会の幹事会が22日、舞阪町の町民センターで開かれ、議論となっている新浜松市の政令指定都市移行後の区役所の位置については、事務局が提案した原案をそのまま再提案することを決めた。幹事会には12市町村の助役が出席して協議し、全会一致で提出議案を決定。しかし、舞阪町は「E区(雄踏、舞阪町と浜松市の一部)については賛成できない」との姿勢をあらためて表明したという。

 住民の利便性を優先する立場から雄踏町内への区役所新設とした事務局原案と、行革推進の立場から既存の舞阪町役場の利用を求める意見が対立したE区の区役所問題。29日の合併協では最終結論を出すことを申し合わせている。
 今回の舞阪町の反対表明により、当日は天・浜合併協で初の採決に至る可能性も残されたことになる。
 幹事会後に会見した合併協事務局によると、区役所の位置に関する事務局案は雄踏、舞阪の二候補地について事務局が作成した比較検討資料も含め、基本的にはそのまま合併協に提案することとした。
 ただ、比較検討資料の中に記載した旧役場の余裕スペースの活用案は、E区に限らず全区の適用とするほか、交通利便性の資料の一部を修正するという。
 焦点となっている採決の可能性について、事務局側は「当日の議論次第で、全く分からない」としている。

「出来レース」と批判 舞阪町
 22日の天竜川・浜名湖地域合併協幹事会で、雄踏町内への区役所新設が合併協に再提案されることが決まったことを受け、舞阪町関係者からは「幹事会で決まった案は、雄踏新設に持って行くための出来レースの材料」と批判の声が上がった。
 合併協初の採決になる可能性について、伊藤賢太郎舞阪町長は「採決は避けたいという思いはあるが、これからの流れでどうなるか分からない」と語った。
 舞阪町役場の面積不足を指摘する意見に対して、同町関係者は「ほかの政令市と比較しただけで、根拠が薄い。区役所の性格が不透明なので、舞阪町役場を当分の間使って、理想の区役所像を探ったらどうか」とする考えを示した。
 河合和弘町議長は「町役場の有効利用だけを29日の合併協で訴える」としているが、関係者の間には「しこりを残していいことはない」という考えも根強い。

1829名無しさん:2005/04/24(日) 13:28:28
三島イラネ

1830とはずがたり:2005/04/25(月) 19:46:40
<中国・四国>香川県

議会め,この結果受けてちゃんと今度は承認しろよ。

選挙:牟礼町長選 高木英一氏が再選−−高松との合併の流れ強まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000164-mailo-l37

 高松市との合併議案否決をめぐる前町長の辞職に伴う牟礼町の出直し町長選は24日、投開票が行われ、前町長の高木英一氏(55)=無所属=が新人で前町議の牟礼浩子氏(64)=同=を破り、再選を決めた。高木氏の当選で、同町は高松市との来年1月10日合併への流れが強まる見通し。当日有権者数は1万4504人(男6914人、女7590人)、投票率は69・57%(前回75・44%)だった。
 高木氏は3月議会で合併関連議案を否決され、即時に辞職。反対派町議を「代案なき反対だ」と激しく批判した。また、高齢化が急速に進む同町では「合併しても苦しいが、しなければさらに苦しい」と強く訴え、反対派や無関心層にも浸透。庵治町議や県議の応援を得るなどして、終始選挙戦をリードした。
 同町大町の事務所で高木氏は「子どもや孫のため、将来の負担の少ない町づくりを選んでほしいとの私の主張が受け入れられた。来年1月10日の合併に参加できるよう、もう一度高松市と話し合っていく」と抱負を述べた。[内田達也]
………………………………………………………………………………………………………
 ■視点
 ◇住民、高齢化に不安感
 高木氏が町長に再選された背景には、急速に高齢化する住民自身の将来への不安があった。昭和40年代に建設された団地などに住む、今後退職を迎える団塊の世代などは、高松市出身者が多く合併への抵抗感は少ない。行政との密接なつながりを持たないため、反対派の「経費節減で単独自治体を維持したい」という主張は最後まで浸透しなかった。
 高木氏は選挙戦中、「合併は、しても苦しいが、しなければもっと苦しい」と繰り返した。高松市との合併で、すべてが解決すると楽観できるはずもなく、先行きは不透明だ。
 とはいえ、前回町長選(03年4月)、住民投票(03年11月)、そして今回の三度にわたって、住民は合併に「ゴーサイン」を出した。議会が民意を尊重するのはもちろん、住民自身も次世代に過大な負担を先送りしないよう建設的な努力をしていく責務がある。[内田達也]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇開票結果=選管最終発表
当 6190 高木英一 55 無前
  3814 牟礼浩子 64 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇牟礼町長略歴
高木英一(たかぎ・えいいち) 55 無前(2)
 前町長[歴]会社社長▽PTA会長▽商工会理事▽中央大

4月25日朝刊
(毎日新聞) - 4月25日17時30分更新

1831とはずがたり:2005/04/25(月) 19:47:19
>>1829
??静岡県の三島?それとも大阪府?

1832とはずがたり:2005/04/26(火) 01:07:05
<中国・四国>岡山県

久米南・瀬戸・吉備中央・美咲ぐらいまで拡大すればいいのかな?
まぁ玉野市が合併にオッケー出せば一瞬なんだけど。

岡山市:政令市構想研で、建部町と初会合−−きょう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000264-mailo-l33

 政令市移行を目指す岡山市は、建部町との合併を協議する「県南政令市構想研究会」を設立すると発表した。今秋の岡山国体後の編入合併を目指すが、財政上の優遇措置のある合併特例法は適用されない。
 25日に市役所で、市民に公開して初会合を開く予定。同市から萩原誠司市長と井口義也助役、天野勝昭理事、同町から中山正汎町長と森清隆昭助役、延江泰男・総務税務課長が出席する。
 中山町長は03年7月、同市との合併を公約に掲げ当選。今年1月に萩原市長を訪ねて「合併は避けられない。政令市の一員になりたい」と述べ、合併協議を申し入れた。
 岡山市の人口は約66万4900人。同町の約7000人を加えても、政令市の要件である70万人には届かない。[山本芳博]
4月25日朝刊
(毎日新聞) - 4月25日17時20分更新

1833とはずがたり:2005/04/26(火) 01:17:00
<北関東>群馬県

がんばれ,合併派!町長リコールせよ。

市町村合併:榛名町の住民団体、1万人署名簿提出 高崎との合併、再投票求め
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050423-00000071-mailo-l10

 榛名町の住民団体「榛名の将来を考える会」(富沢素行会長)は22日、高崎市との合併の賛否を問う住民投票条例制定を求める署名簿を町選管に提出した。署名は1万135人分で、有権者数(3月2日現在、1万8091人)の過半数を超え、前回住民投票の反対票(6415票)を大幅に上回る。しかし、石井清一町長は「前回の住民投票結果を尊重する」と町の自立を主張する。
 同町は昨年7月の高崎地域との合併を問う住民投票で、反対が85票差で賛成を上回った。その後、住民発議に基づき町議会は高崎市との法定協議会設置案を可決したが、石井町長は法定協の参加を拒否。町執行部と合併推進を目指す議会との溝が埋まらないままだ。
 このため、同会は前回の住民投票後、周囲市町村との合併を巡る社会情勢が大きく進展し、町民の民意も変化したとして、再度の住民投票を求める署名活動を展開した。同会は「町長は現在の住民の意思を十分くみ取ってほしい」と訴える。
 今後、署名簿の審査や縦覧期間を経た後に本請求が行われる。これを受けた町長は町議会を招集し、条例案を提出する。過半数で可決された場合、町長は異議申し立ての再議に付すことができる。再議では出席議員の3分の2以上の可決が必要。現在、町議会は合併推進する議員10人で、自立派議員7人の構図だ。[深谷徹夫]

4月23日朝刊
(毎日新聞) - 4月23日16時20分更新

1834とはずがたり:2005/04/26(火) 01:17:22
<東海>静岡県

2市3町は最低ラインじゃゴラァ。

市町村合併:「合併は1市3町が最善」−−小池・三島市長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050423-00000037-mailo-l22

 三島市の小池政臣市長は22日、先に清水町の平井弥一郎町長が意見を求めた沼津市、三島市、清水町、函南町の2市2町による法定合併協議会の設置案について「市議会に付議するが、1市3町(三島市、清水、函南、長泉町)の合併が最善」との考えを示した。
 小池市長は、市民意識調査で、▽人口20万人以下の都市を望む声が70%を超えた▽JR三島駅北口の再開発で長泉町と連携が必要だが長泉町が入っていないなどの理由から、2市2町の合併は「三島市の目指す方向ではない」とした。[鈴木英世]
4月23日朝刊
(毎日新聞) - 4月23日16時45分更新

1835とはずがたり:2005/04/26(火) 01:24:58
<九州・沖縄>

深江町議会:住民投票で解散決まる /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000261-mailo-l42
 深江町議会(定数14)の解散の是非を問う住民投票は17日投開票され、賛成が1848票で反対の1438票を上回り、解散が決まった。5月22日に選挙が実施される。当日有権者数は6505人、投票率は51・08%。
 解散は同町の農業、北尾和敏さん(69)らが、有権者2493人の署名を添えて町選管に直接請求していた。北尾さんは解散について「町民の議会不信が表れた結果」と語った。
 深江町は他の島原半島南部7町と合併し、来年3月に「南島原市」となることが事実上決まっている。北尾さんらは合併の枠組みを巡り「8町での合併」か「隣の島原市との合併」かを問う住民投票の実施を求め、議会に条例制定を直接請求した。しかし昨年12月の臨時議会で否決されたため「民意を問おうとしない議会は住民代表に値しない」と解散を請求した。
 8町の合併協事務局によると、解散後の町議選で8町合併反対派が議会の多数を占めても、他の7町が同調しない限り法的に8町合併を覆すことはできないという。[山崎太郎]
4月18日朝刊
(毎日新聞) - 4月18日17時41分更新

1836とはずがたり:2005/04/26(火) 01:26:09
<九州・沖縄>

熊本は後何人掻き集めれば政令指定都市になれるんや?

くまもと平成の大合併:富合町「熊本市と合併視野」 「1市1町」協議へ /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000138-mailo-l43

 ◇宇土市とは合併協解散
 宇土市との合併協議会の解散を受け、富合町の村崎秀町長は19日、熊本市を訪れ「(合併を視野に入れた)1市1町の協議」を開くよう幸山政史市長に申し入れた。幸山市長は「まずは勉強会の立ち上げから始めたい」と受け入れる方針を示し、両市町は合併に向けて本格的な一歩を踏み出した。
 村崎町長は3月にも同様の申し入れをしたが、富合町は宇土市との合併の是非を問う住民投票を控えており、幸山市長は「投票の結果を待った上で判断したい」と答えを留保。住民投票の結果、宇土市との合併に反対票が過半数を占め、両市町の合併協議会は3月末で解散していた。
 幸山市長は申し入れに対し、「(富合町の)住民のみなさんが高い関心を持って町の方向性を示された」としたうえで、「近隣の自治体とは機会があれば(合併)協議をしたいと思っており、申し入れはありがたい。まずは互いの課題を話し合う勉強会から始め、段階的に話を進めていきたい」と述べた。
 「勉強会」の立ち上げ時期などは今のところ未定だが、村崎町長は「住民や議会の理解を得ながら、まずは局長や課長レベルの話し合いから始めたい。来年内の合併を目標に進めたい」と話している。[新里啓一]
4月20日朝刊
(毎日新聞) - 4月20日17時46分更新

1837とはずがたり:2005/04/26(火) 23:03:40
<東海>愛知県(笑)

三重県の横暴を許すな!越県合併を認めよ!!!

市町村合併:初当選の木曽岬町長、合併しない方針を白紙へ 越県論議が浮上 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000021-mailo-l24

 木曽岬町長選に初当選した元助役、平野勲氏(61)に25日、当選証書が渡された。争点だった合併の是非について、平野氏は合併しないという方針を白紙に戻し、住民投票も含め町民の意見を聞いて判断する考えだ。合併の相手先として桑名市や陸続きの愛知県弥富町を挙げており、半世紀ぶりに越県合併論議がクローズアップされそうだ。
 平野氏は選挙戦で「町民全員の意向を確認し、合併するかどうか決めたい」と訴えた。当選し「単独行政も含め、長所短所を検討し、住民に示したうえで意向を確認したい。個人的には財政面などを考慮し、桑名市か弥富町と合併するべきだと思うが、町民が単独町政を望むのであれば従う」と民意尊重を強調した。
 町では、木曽岬村時代の54年、弥富町との間で合併協議が始まり、住民の間で賛成派と反対派に二分して争われた経緯がある。56年9月に村議会で合併を決議し、同12月には愛知県議会でも決議。しかし、三重県議会が猛反発して満場一致で「合併を認めない」と決議した。結局、国が58年に合併を認めないことを裁定し、59年に伊勢湾台風で村民の1割が亡くなる大被害に見舞われたため、越境合併論議どころではなくなってしまった。
 今後、仮に弥富町との合併が具体化した場合、町内の木曽岬干拓地(約335ヘクタール)の取り扱いが焦点になる。現在は三重県所有で、町が愛知県に編入されたとしても、三重県が所有権を放棄することは考えにくい。この点、平野氏は「干拓地だけ三重県所有のまま、町が弥富町と合併することは考えていない」と言う。【米田明人】
〔三重版〕

4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日16時55分更新

1838magenta:2005/04/27(水) 01:13:05
<中国・四国>
元首長「横滑り」9割 中国5県25市長選
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05042631.html

■新設合併 11市で元議員と絡む

 「平成の大合併」に伴い、三月末までに新設合併で誕生した中国地方二十五市の市長選は、二十四日投開票の八市長選で終わった。初代市長二十五人のうち、合併前の元首長から「横滑り」をしたケースは約九割の二十三人に上る。一緒に合併協議を進めた元首長同士の対決などの接戦もあった一方で、無投票による当選も八人となっている。

 二〇〇三年五月の周南市長選以降、投票が行われて当選した初代市長は十七人。二十四日に投開票のあった三原市が元市長と元市議会議長の一騎打ち、三月二十七日投開票の下関市は元市長と元県議二人の三つどもえになるなど、元首長と元議員が絡む構図が十一市と目立った。

 また、四市は合併前までの元首長同士が争う構図に。旧市町間の人口差を背景に、松江市は元松江市長が元宍道町長を、新見市は元新見市長が元大佐町長を破った。一方、備前市は元日生町長が元備前市長に、赤磐市は元吉井町長が元山陽町長にそれぞれ競り勝ち、人口の少ない旧町の元首長が制する「逆転現象」も起きた。

 選挙戦になった十七市長選の平均投票率は69・64%。最高は、合併までの元市長と市長経験者が五年前とほぼ同じ構図の接戦を演じた長門市長選の87・53%。最低は元市長、無所属、諸派の三新人が立った米子市長選の44・89%だった。

 無投票当選したのは安芸高田、庄原、光、柳井、萩、美作、雲南、出雲の八市長で二十五人の新設市長の約三割に及ぶ。全員が合併前の構成市町の元首長からの「横滑り」。新たな市のスタートに当たり、有権者は新リーダーを選ぶ一票を行使できなかった。

 合併後のまちづくりの方向性を最大の争点に展開された各市長選。総社市では、市民団体が地方の政権公約である「ローカル・マニフェスト型」の公開討論会を二人の立候補予定者に提案するなど、新しい試みもあった。

1839magenta:2005/04/27(水) 01:15:16
<九州・沖縄>
深層:ニュースの現場から 西都・吹山ダム建設見直し /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000218-mailo-l45

◇住民「意見反映して」−−見えない建設メリット
 洪水調節(治水)と水道用水の供給(利水)を主な目的として計画された西都市の吹山ダムについて、県は3月、建設見直しを決めた。利水事業に加わっていた佐土原町が中止を判断したためだが、治水の目的は残っている。40年前の水害を機に検討されたダム建設を今、進める必要があるのか。ダム建設の是非について近く、関係者による話し合いが行われる。【関谷俊介】
 1966年に一ツ瀬川がはんらんし、流域の1000棟以上が浸水した。69年度に県が調査を開始、92年度に国がダム建設を認可した。県河川課によると、ダム建設は一ツ瀬川の支流、南川上流に予定され、高さ82メートル、長さ195メートル。総貯水量580万立方メートル。現在、県が所有するダムと比べても最大級の規模となる。
 ■治水は必要か
 06年1月に宮崎市と合併する佐土原町は、同市の水道水が利用できると判断。2月に利水事業の中止案を県公共事業評価委員会に提出し、評価委は中止が適当とした。総事業費128億円の一部を負担する同町が計画から抜けたことで、残る治水目的について(1)ダムを建設する(2)河川改修する(3)洪水時に一時的に水をためる遊水池を造る――などを地元住民や学識経験者で近く検討する。
 ここ10年間(94〜03年)の一ツ瀬川水系の浸水家屋被害(棟数)は▽95年=床下1▽96年=床上下2▽97年=床上下29▽99年=床下4▽01年=床下1(国土交通省河川局「水害統計」から)。だが、吹山ダムの洪水防御区域外の被害も含まれ、同区域のみの水害調査は実施されていない。
 ■住民の疑問
 2月10日、県は建設地近くの住民に見直しを伝えた。だが、説明会場で県が示した河川法改正(97年)の資料が住民の反感を買った。
 改正後は、整備計画に「住民の意見を反映させる」ことが盛り込まれていたからだ。「吹山ダムを考える会」の幸(ゆき)安一会長(63)は「改正時点で伝えず、どうして今になって、この資料を出したのか」と疑問を抱く。
 同会は3年前、県が工事用道路建設に伴い保安林を伐採するため、地元の同意を求めてきた際に結成された。会は「自然を大切にしよう」と、今も同意していない。03年には県に「計画時と現在では地域環境の変化、社会的ニーズの変化があり見直しも必要。まず、河川の改修を行いその後ダム建設を考える」という要望書を提出した。しかし、県の回答はない。
 南川沿いに暮らす幸さんによると、66年の水害は、林道を造る際に出た土砂を業者が谷に投げ入れていたために川床が高くなり、その結果、大きな被害をもたらしたという。それを踏まえて、「ダムありき」ではなく、川床の掘削など整備の必要性を訴えている。
 ■貴重な自然も
 ダム建設の代償として、壊される自然がある。水源確保のための水源かん養保安林は約42ヘクタールが伐採されるかダムに水没する。93年度の県の環境調査では貴重な植物(日本自然保護協会など発行「わが国における保護上重要な植物種の現状」に掲載)が5種あることが分かった。絶滅危ぐ種のクマタカも98〜04年度の計約100日間の調査で430回の飛翔(ひしょう)が確認された。
 今月4日の定例会見で、安藤忠恕知事は吹山ダム建設について、一般論として「人工構造物は最小限にすべき。ただ、それじゃ許されない場合もある」との見解を示した。今後の協議では、地元の意見を尊重する仕組みを作り、ダム建設や他の方法による治水効果の詳細なデータを提示することが求められる。現状では、建設メリットは見えてこない。

4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日17時50分更新

1840magenta:2005/04/27(水) 01:17:00
<中国・四国>
兎追いし:第4部 離脱/1 大差 ボールは再び議会側に /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000148-mailo-l37

「予想外の票差で驚いている。2年間の論議を経て、民意は合併に向けてより大きく傾いたということだと思う」
 高松市との合併関連議案否決をめぐる出直し牟礼町長選から一夜明けた25日、高木英一町長はしみじみと述べた。2376票差。対立候補で前町議の牟礼浩子氏の人気や反対派9町議の結束で、接戦も予想されていたため、高木町長自身も思っていなかった「民意」の大きさだった。
 来年1月10日に、高松市との合併が確定している香川、国分寺両町は、2月末に二度目の住民投票を実施、賛成が反対を大きく上回り、反対派の多かった町議会は民意に従った。いずれも一度目の住民投票結果より賛成と反対の票差が大きくなった。合併協議会の席で議員らが高松市への敵意をむき出しにしたり、別の枠組みでの合併協と掛け持ちをしたことが、かえって住民の反感を買ったとも言える。
 「高松市との信頼関係を維持するために、来年1月10日の合併は譲れない。議会の理解をいただけるよう誠心誠意、話し合っていく」と高木町長は強調する。合併特例債を前提とした建設計画の見直しなど、8月ごろまでに高松市との合併協議会再設置が必要。しかし、それよりもまず、議会の同意を得たいのが高木町長の気持ちだ。票差が大きく開いたところで、議会で否決されれば、合併はできない。ボールは議会側に投げ返された。
 「この票差ですから『民意』なんでしょう。個人的には議会と町長がいつまでもけんかしていたらいけないとは思う」
 反対派のある町議は関係修復への期待を口にした。しかし、別の町議は「正義が通らない。町長側の宣伝に乗ったマスコミ報道も問題だ」と気色ばむなど、すぐに「合併賛成」に転じるかは不透明だ。
 「民意を尊重するために、今こそ議会のわだかまりの空気を一掃しなければならない」。渡部康一議長は、早期に全員協議会などを開き、賛成、反対派議員の融和を図りたい考えを示す。今月末で議会の各委員会の任期が切れ、それに伴い合併調査特別委員会の委員も変わる。反対派の主張していた「牟礼町側は、高松市の言いなりだ」という誤解を解くのが議長の責務という。「今度こそ絶対失敗はできない」。賛成派陣営での勝利を味わう余裕もなく、表情を引き締めた。
     ◇
 合併特例法の期限は3月末で切れ、県内の合併の枠組みは、ほぼ決まった。「究極の行政改革」と言われる合併は、住民負担を減らし、持続可能な行政サービスの整備が本来の目的。しかし、合併協議やその周辺では、既得権保護で、住民そっちのけの不毛な争いも少なくなかった。最終の第4部では、合併から離脱する動きの背景に迫った。【内田達也】

4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日17時32分更新

1841水泡 まつ太朗:2005/04/27(水) 13:25:09
>>1826-1827
旧町のみならず全市について無料化や地域イヴェント自由化を出来る様にすれば
万事解決。1番サーヴィスが充実している自治体の政策を広域化できるのが合併
の唯一のメリット。

1842とはずがたり:2005/04/27(水) 18:02:52
<中国・四国>徳島県

行革を求める市民の勝利である!

マンモス市議会、「リストラ選挙」実施へ 徳島・吉野川
2005年04月25日01時55分
http://www.asahi.com/politics/update/0425/004.html

 合併で県議会(定数42)を超える「マンモス議会」となった徳島県の吉野川市議会の解散請求(リコール)の是非を問う住民投票が24日、投開票され、賛成が反対を上回ってリコールが成立した。議会は即日解散し、議員60人は失職した。40日以内に新定数22で出直す「リストラ選挙」が実施される。当日有権者は3万8283人、投票率は49.42%だった。

 リコールに必要な有権者の3分の1を大きく上回る約2万1000人の署名を集めた市民グループ「市議会解散を求める会」のメンバーたちは24日夜、同市鴨島町の開票所に集まり、リコール成立が確実になると歓声を上げた。会長の元高校教諭、松本卓可男さん(67)は「民意を無視しつづけた市議会を、住民の力で解散させることができた」と喜んだ。

 開票所には、解散に反対する市議らが1月に結成した「自由と民主の会議員団」(32人)の川真田博康代表も足を運んだ。結果について、川真田代表は「新市のすみずみに目を行き届かせるために、合併特例法の在任特例を適用したと説明したが、理解が得られなかった。出直し選に立候補するかどうかはまだ決めていない」と語った。

 同市は昨年10月に4町村が合併して発足。在任特例で旧町村議62人(うち2人は発足後に辞職)がそのまま市議になり、県議会の約1.5倍にふくれあがった。

 これに対し、「合併の目的である財政の効率化に反する」と批判する市民らが同12月、「市議会解散を求める会」を結成し、リコールのための署名を集めた。市議会では、この動きに呼応した一部の市議が2度にわたって自主解散決議案を提出したが、いずれも否決された。

1843とはずがたり:2005/04/29(金) 01:03:54
秋田に比べて人口減少県のイメージは少ないんですが。。
>減少率は長崎県と同じ21%で、秋田県の23・2%に次ぎ全国で2番目。

県人口:150万人割れ なじみの呼称使えない?−−48年以降初めて /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050428-00000186-mailo-l35

 県の4月1日現在の推計人口が149万5494人となり、終戦直後から維持してきた150万人の大台を初めて割ったことが県の人口移動統計調査で分かった。県人口は近年、毎年4000〜6000人ずつ減り続け、全国でも高率の減少が見込まれる。地元でなじみのある「150万県民」の呼称も、使えなくなる可能性もある。[佐藤丈一]
 県の人口は1948年に150万5532人となり、県となって初めて150万人を突破した。高度経済成長期にあたる58年の162万2909人がピークとなった。85年以降は一貫して減少傾向となっている。
 国立社会保障・人口問題研究所は00年国勢調査の結果を踏まえた将来人口を推計。それによると、2030年の県人口は00年より32万人減の120万7000人と予測する。減少率は長崎県と同じ21%で、秋田県の23・2%に次ぎ全国で2番目。
 「山口県の人口構成と就業者構造」などの著書がある貞木展生・山口大名誉教授は「県経済の要となる第2次産業が近年、雇用を吸収できず、若いころ県外に出た人が以前ほど地元に戻らない。他県より出産可能な女性の人口も少なく、今後も減り続けるだろう」と話している。

4月28日朝刊
(毎日新聞) - 4月28日17時25分更新

1844とはずがたり:2005/05/01(日) 15:28:46
そもそも新宮市在住者が田辺市役所に勤めるというのがねぇ。。
元本宮町にでも務めてたんでしょか?
まぁNTTの広域配置換えで紀伊田辺から和歌山市内迄特急で通勤とかいう話を聞いたこともあるしね。

新・田辺市、近畿最大に 広さゆえに問題も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050430-00000119-kyodo-soci

 和歌山県田辺市や中辺路町など5市町村が合併して1日、新「田辺市」が誕生。新市は面積1027平方キロで、近畿の市では京都市を抜いて最大になるが、広さゆえに生じる問題点も少なくない。
 田辺市によると、新市の人口は約8万6000人だが、このうち約7万人は面積で約10分の1の旧田辺市。残る4町村は過疎地域で、市とはいえ過疎地域に指定される公算が大きいという。
 職員の通勤エリアも拡大する。新庁舎の田辺市役所は、東西約60キロに及ぶ新市の西端。100キロ近く離れた三重県境の新宮市から通勤する職員は、車で2時間以上かかる計算だ。このため市は通勤手当の規定を変更、上限を設けず距離に合わせて支給するという。
(共同通信) - 4月30日16時52分更新

1845とはずがたり:2005/05/02(月) 18:25:46
<近畿>和歌山県

確かに本宮が新宮ではなくて田辺を選択したのは意外だった。

新「田辺市」が発足
http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2521

新「田辺市」の発足で、幹部らに辞令が交付された=同市役所で
 5市町村の合併による新「田辺市」が1日、発足した。新市の庁舎となる旧田辺市役所で、午前8時から部課長級に辞令が交付された。午後には選挙管理委員会の会合も開かれ、新市の市長選、市議選の日程が正式に決まった。開庁式は2日午前8時から開かれる。
 
 部課長級への辞令交付式では、新市の市長職務執行者となっている脇中孝・旧田辺市長が新しい職務の大切さを訴え、145人の一人ひとりに「がんばって下さい」と辞令を手渡した。
 
 新市の市長選と市議選の日程は、15日告示、22日投・開票と正式に決まった。市議選は今回だけは旧自治体ごとの5選挙区に分かれ、定数は計30に。開票は、市長選と市議選の田辺選挙区は市内のホテル施設で午後9時半から、市議選の他の4選挙区は午後8時から旧4町村でそれぞれ実施される。

 道路整備が広げた合併の枠組み

 新田辺市がスタートした。従来の経済、生活、文化圏域を超えた、1市3郡に及ぶ広域合併であることが大きな特徴だ。
 
 新市に合併した旧5市町村は、中心となる田辺市に加え、本宮町が東牟婁郡、大塔村と中辺路町が西牟婁郡、龍神村が日高郡にそれぞれ所属していた。地理的には、これら4町村の「扇の要」の位置に旧田辺市がある。旧田辺市は会津川、中辺路町と大塔村は富田川と日置川、本宮町は熊野川、龍神村は日高川の流域に沿っており、川を通して育まれた歴史や文化も異なる。
 
 こうした背景もあり、県が当初示した田辺広域市町村圏の合併の基本パターンには、田辺市と日高郡、西牟婁郡の計9町村が含まれていたものの、東牟婁郡の本宮町は除外されていた。田辺市を加えた10市町村は、病院などの広域行政で手を携えてきた経緯もある。
 
 旧田辺市の市長として今回の合併を進めてきた脇中孝氏も「本宮町が加わり、予想外の広がりとなった」と話す。
 
 本宮町が田辺圏域への合流を決断した経緯をみると、同町と田辺側を結ぶ国道311号の改修が99年までに完成し、片道約1時間に短縮されたことが大きいという。旧本宮町長の泉正徳氏も「国道の改修がなければ、田辺との合併はなかっただろう」と言う。
 
 旧田辺市は、旧本宮町の温泉群や熊野本宮大社などを訪れる観光客の玄関口になっている。旧田辺市の医療機関にも通いやすくなっている。道路の整備が、新たな枠組みの合併につながった。
(小田敏幸)

3町村合併 日高川町も

 川辺、中津、美山の3町村が合併した「日高川町」が1日、スタートした。
 
 新庁舎となった旧川辺町役場で午前9時半から開庁式があった。町長職務執行者の池本功・旧美山村長が「日高川町役場」と書かれた新銘板を除幕し、「合併が住民福祉の向上に成果をもたらすよう理解と協力を」とあいさつした。玄関上の新町章は、デザインした大成中学2年の新谷弥生さん(13)が除幕した。
 
 このあと、選挙管理委員会が開かれ、町長選の日程を24日告示、29日投票と正式決定した。
 この町長選では、笹朝一・旧中津村長(69)と阪本信夫・旧川辺町長(66)が立候補を表明している。
(5/2)

1846とはずがたり:2005/05/04(水) 11:27:00
【現在始動中の合併への動き1-05.05.05Ver-】

【福島県】
福島市?
福島市, 伊達郡 川俣町,飯野町
★福島市・川俣町・飯野町合併協議会(法定)http://www.gappei-fki.jp/
※法定協議会設置:2004/9/1「住民発議」
※合併予定期日:2007/1月以降(詳細は協議会で決定)
※合併特例法期限にとらわれず,合併新法による合併を視野に検討へ

○○市
相馬市, 相馬郡 新地町
☆相馬市・新地町任意合併協議会(任意,2004/8/3設置,解散予定)
※2市町での特例法期限内での合併を断念,協議会を解散予定
※新地町で合併に関する住民アンケートを実施予定(4月以降),住民アンケートの結果次第で,2市町での合併を再検討へ

○○市
安達郡 本宮町,白沢村
★本宮町・白沢村合併協議会(法定)http://www.town.motomiya.fukushima.jp/ms-gappei/
※合併予定期日:合併特例法期限にとらわれず,合併新法による合併を視野に検討へ
※新市役所:現・本宮町役場

【茨城県】
水戸市?
水戸市, 東茨城郡 茨城町
※茨城町が水戸市に合併協議を申入れ,水戸市は前向き(2004/5/12)
※茨城町は2007年度中(茨城町議会は2007年秋頃)の合併を視野に検討へ

【山梨県】
南アルプス市?
南アルプス市, 南巨摩郡 増穂町
○○町
南巨摩郡 増穂町,鰍沢町
※増穂町が南アルプス市に合併協議を申入れ(2003/11/27)
※増穂町長は南アルプス市との合併に前向き,増穂町議会は鰍沢町との合併も検討
※南アルプス市は増穂町に,当面の間,合併協議凍結を申入れ(5/24)
※増穂町は鰍沢町と2町で法定協議会設置を住民発議,協議会設置案を2町が可決(2004/5〜6月)→2町での合併協議に増穂町長が慎重,協議会設置日未定
※増穂町は南アルプス市との将来的な合併を視野に,当面の間,単独町制継続へ

笛吹市?
笛吹市, 東八代郡 芦川村
※中道町(2004/2/2),芦川村(5/6)が6町村(現・笛吹市)に合併協議を申入れ
※中道町,芦川村が笛吹市に合併協議を申入れ(10/20・11/19)
※笛吹市は特例法期限内での合併に慎重
※中道町は笛吹市との合併を断念(12月),甲府市との合併を検討へ
※笛吹市は芦川村との合併を検討へ(2005/3月)

【岐阜県】
○○市
加茂郡 坂祝町,富加町,川辺町,七宗町,八百津町,白川町,東白川村
※加茂郡7町村での合併の場合,富加町,坂祝町は飛び地に
※加茂郡7町村での合併特例法期限内での合併を断念(12/4)
※美濃加茂市を除く7町村で研究会設置:2005/2月
※将来的な合併も視野に枠組みを含め検討へ


【静岡県】
静岡市
静岡市,庵原郡由比町
由比町が合併特例法期限内での合併関連議案を否決
知事が合併勧告を示唆

○○市
沼津市・三島市・清水町・函南町
※清水町で沼津市,三島市,函南町と4市町での法定協議会設置を求める住民発議,沼津市,三島市,函南町は議会付議,4市町は2005/5〜6月頃審議予定
※任意協議会設置予定:2006年頃
※2013年頃を目途とした政令指定都市への移行を視野に検討へ
三島市は長泉が入っていない点に不満

1847とはずがたり:2005/05/04(水) 11:27:14

【現在始動中の合併への動き2-05.05.05Ver-】

【愛知県】
○○市
西尾市, 幡豆郡 一色町,吉良町,幡豆町
※4市町での合併を断念,協議会を解散:2004/1/16
※西尾市は幡豆郡3町や広域での将来的な合併を視野に検討へ(2005/2月)

弥富市?
海部郡 十四山村,弥富町
★十四山村・弥富町合併協議会(仮称)(法定)

【京都府】
○○市
相楽郡 山城町,木津町,加茂町
★木津町・加茂町・山城町合併協議会(法定)

【岡山県】
○○市
岡山市, 御津郡 建部町
☆県南政令市構想研究会

【香川県】
高松市
高松市,木田郡牟礼町
※合併関連議案を牟礼町が否決(3/22)
※牟礼町長は合併に前向き,牟礼町議会は合併に慎重
※牟礼町で合併関連議案を否決した議員に対する解職請求(リコール)の署名活動(3/25〜)
※合併関連議案を牟礼町が再度否決(3/28)
※牟礼町長が辞職願いを提出(3/28)
※牟礼町長選で合併推進の意向の現職候補が当選(4/24)

【高知県】
高知市?
高知市, 吾川郡 春野町
※法定協議会設置予定:2005/9〜10月頃までに
※合併方式:「高知市への編入」を基本に検討へ

【福岡県】
北九州市
北九州市, 中間市
☆北九州市・中間市合併協議会(2005/3/31解散)
※現・中間市域に:中間区(なかまく)を設置へ
※合併関連議案を中間市が否決:2004/12/24
※2市での合併を断念,協議会を解散(2005/3/31)
※中間市で合併関連議案を否決した中間市議会に対する解散請求(リコール)の署名活動(4/7〜)

直方市?
直方市, 鞍手郡 小竹町,鞍手町
※直方市は新市名「ゆたか市」に難色,合併協議から離脱へ
※3市町で法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),直方市,小竹町が可決,鞍手町が否決(2/28)
※鞍手町は首長発議による協議会設置案の提案を2市町に申入れ,小竹町は前向き(3/3〜4)
※直方市,鞍手町は合併特例法期限内での3市町での合併を断念(3/9〜11)
※3市町は将来的な合併も視野に検討へ

【熊本県】
熊本市?
熊本市,下益城郡富合町

【宮崎県】
日南市
日南市, 南那珂郡 北郷町,南郷町
※合併関連議案を日南市,南郷町が可決,北郷町が否決:2005/3/18
※合併関連議案を北郷町が再度否決(3/29)
※北郷町で3件の町長や議員に対する解職請求(リコール)の署名活動
※「合併賛成の意向の住民による,合併関連議案を否決した議員(7名)に対する」(3/29〜)
※「合併賛成の意向の住民による,北郷町長に対する」(3/31〜)
※「合併反対の意向の住民による,合併関連議案を可決した議員と,町議会議長(計7名)に対する」(4/1〜)
※3市町での合併を断念,協議会を解散予定(5/31頃)
※串間市で4市町での法定協議会設置を求める住民発議,日南市,北郷町,南郷町が議会付議(5〜6月頃,4市町で審議予定)

1848とはずがたり:2005/05/05(木) 20:50:19
>>1847追加

【佐賀県】
佐賀市?
佐賀市(2005.10.1合併:佐賀市, 佐賀郡 諸富町,大和町,富士町,神埼郡 三瀬村),佐賀郡川副町,東与賀町,久保田町
※佐賀市は5市町村での合併成立後に川副町,東与賀町,久保田町との合併協議を検討へ

1849とはずがたり:2005/05/06(金) 14:25:32
>>1846-1849追加
【大分県】

○○市
臼杵市(臼杵市・野津町),津久見市
2004/10/18津久見市が臼杵市,野津町に合併協議を申入れ,12/7津久見市は合併特例法期限内での合併を断念,津久見市は新・臼杵市との将来的な合併を検討へ

1850とはずがたり:2005/05/07(土) 02:31:47
【佐賀県】
○○町
吉野ヶ里町(2006.3.1神埼郡 三田川町,東脊振村),三養基郡上峰町
※三田川町,東脊振村は2町村での特例法期限内での先行合併を検討へ,上峰町に2町村先行合併後の合併協議を提案(12/9)
※上峰町は3町村での合併協議継続を要望
※上峰町議会が三田川町,東脊振村に「3町村での合併協議の再考」を要望(12/15)
※3町村での合併協議を休止
※三田川町,東脊振村は2町村で合併へ

1851とはずがたり:2005/05/09(月) 21:13:28

元々は山五十川で山五十川と戸沢で山戸のようであるが・・

地名問い「住民投票」 温海
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=6809

地元の小学生らが立会人を務める中、投票する住民=温海町山五十川で

合併後は「山五十川」?「山戸」?

 10月の市町村合併で新「鶴岡市」となる温海町山五十川(やま・いら・がわ)地区で8日、新市発足後の地名を問う住民投票があった。今の「山五十川」のままか、旧村名の「山戸」か。法的拘束力はないが「山戸」が多数になれば、自治会では町に変更を要請するという。

 山五十川地区は町北部の山あいにある182戸約650人の集落。1875年に蕨野村と実俣村が合併してできた山五十川村に由来する。「山五十川歌舞伎」でも知られるが「下流の五十川地区の山側にあるからと、当時の村幹部が安易に決めたのでは。伝統的な名前ではない」と三浦喜和男・自治会長。読みづらい上に五十川地区と間違えられやすく、反感を持つ住民も少なくない。

 「山戸」は山五十川村が1884年の合併で一時、温海村となった後、同地区と東隣の戸沢地区が「山戸村」として分村した時の名で「山戸能」でも知られる。

 昭和の合併で温海町になる1954年まで約60年間使われた。高齢者を中心になじみ深く、小学校や郵便局、農協支所など、山五十川以上に多く使われている。

 「山戸を残したい」との声も多く、二者択一の投票で決めることにした。「有権者」は小学1年生以上の約600人で、308人が投票した。開票は9日の予定。
(5/9)

1852とはずがたり:2005/05/10(火) 11:20:52
<広域合併>
取り敢えず府県の合併を!
北東北州?…青森県・岩手県・秋田県(州都:盛岡市)
宮城県…宮城県・山形県(県都:仙台市)
北陸道…富山県・石川県・福井県嶺北(道都:金沢市)
京都府…京都府・滋賀県・福井県嶺南(府都:京都市[京都市+大津市合併])
岡山県…岡山県・鳥取県(県都:岡山市)←津山市でもいい
広島県…広島県・島根県(県都:広島市)←三次市でもいい
南海道…四国4県(道都:高松?or松山?or四国中央??)

知事の相互訪問/一国一城の発想を捨てよう
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2005/05/20050510s01.htm

 山形県の斎藤弘知事が4月1日に宮城県の浅野史郎知事と会談したのを皮切りに、新潟を含む東北6県知事への「行脚」を続けている。
 県境にとらわれない経済活動や人的交流が東北でも年々活発になっており、知事同士のパートナーシップをてこに行政レベルでも連携を強化していく必要がある。

 「広域経済圏の形成」を公約に掲げ、1月に当選した斎藤知事は宮城県との関係を重視。県都同士が隣接し、一時間圏で結ばれる地理的特性に着目して「仙台市を宮城、山形両県の共有地域に」と踏み込んだ発言をしている。

 浅野知事との会談では、仙台空港アクセス鉄道への山形側からの出資について、忌憚(きたん)のない意見を交わし、今後もトップ会談を継続していくことで一致した。

 大統領的権限を持つとされる知事は「一国一城のあるじ」として、強い影響力を行使してきた。1890年の府県制施行以来、基本的な区画が変わっていないこともあって、知事の役割と関心は専ら「国内」に向けられてきた。

 だが、地方分権一括法の施行を機に、志を同じくする知事たちが県境を超えてスクラムを組み始めた。浅野・宮城、増田寛也・岩手、橋本大二郎・高知ら「改革派」と称される知事たちはユニークな提言、政策を積極的に発信。こうした活動は、全国知事会を「闘う知事会」に変貌(へんぼう)させる原動力にもなった。

 一方で、全国の知事たちは各地域で隣県との連合志向も強めている。北東北3県知事は1997年のサミットを契機に手を携え、2010年までの「県合体」を打ち出すまでに関係を深化させた。北海道を含む4道県の知事が相互訪問し、職員に講演する「リレートップセミナー」は3年目に入った。

 中四国州、関西州、中部州、越の国(北陸)など広域連携を模索する動きが加速しているのは、各知事が地方分権の有力な主体としてブロック(圏)を重視し始めたことの証左にほかならない。

 今後は単なる善隣友好関係にとどまらず、具体的なテーマ設定を通じて連携に厚みと広がりを持たせ、成果を「圏民」に見える形で提示していくことが重要だ。

 人口減少時代の行政運営、農水産物の販路拡大、中心市街地の空洞化問題、観光の共同プロモーションなど、東北の知事たちがひざ詰めで協議すべきテーマは多い。

 これまでも、北海道東北地方知事会や北海道東北自治協議会などの場で、知事同士が親交を深める場面はあったが、会の基本的な性格は東北の要望を国に伝達する「陳情機関」にとどまっていた。

 全国知事会の機能強化が叫ばれているが、事情は東北にあっても同じだろう。知事同士が気軽に隣県を訪ね、意見を交わす。そんな繰り返しから、新しい東北像が浮かび上がってくるはずだ。

2005年05月09日月曜日

1853とはずがたり:2005/05/13(金) 00:02:07
<近畿>和歌山県田辺市

広域合併が実現しただけに気になります,田辺市。

新市誕生/田辺市長選を前に (上)
http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2538
駐車場に変わった県信の跡地。多くの雇用が失われた=田辺市湊で

新市誕生/田辺市長選を前に

(上)雇用  

 紀南の中核の市、旧田辺市。これまで「商都」といわれてきたが、その活力は失われつつある。

 旧田辺市街地の衣料店主(63)は、5市町村が合併した新市の最大の課題を「雇用を増やすこと」という。「働いて賃金をもらう人が増えれば、消費も拡大してまちの発展につながる」と期待する。

 衣料店主は、高校を卒業して2年目に商売を始めた。当時、田辺の町は、製材とぼたんづくりが産業の中心で地域経済をリードしていた。

 市史によると、1960年当時、製材を中心とする木材木製品の事業所は65軒で従業員946人、ボタンは八十数軒で約5千人とされ、まちを活気づけていた。

 それが市の調査で00年には、製材は18社、ボタンは9社に落ち込んだ。いまは出荷額で約219億円(01年県統計)に達する梅加工が何とか市の経済を支える形になっている。

 交通網の発達も、商店にとってはプラスにはなっていないという。大阪まで特急で約2時間。高速道路も96年春に御坊市へ、03年末には今のみなべ町まで延びた。交通が便利になって大型店などが入り込む一方、地元消費者は大都市に繰り出す。

 衣料店主は「かつては大阪まで列車で4時間かけて仕入れに出かけた。交通の不便さが、外からの資本流入を防ぎ、商売に幸いした」と話す。

 市街地の別の食品店経営者(57)は、御坊市まで高速道路がつながった当時の光景を忘れない。「紀南へ向かって荷物を積んだトラックがいっぱいやって来るのに、大阪へ向かうのはほとんどなかった」

 07年度を最終年とする第3次田辺市総合計画は、「地場の産業構造の強化で雇用機会の拡大をはかる」としている。しかし、長びく不況や経営の見直しなどが重なり雇用確保は難しさがつのるばかりだ。

 90年代末には、田辺を発祥の地とする阪和銀行と県商工信用組合が破綻(はたん)などで相次ぎ姿を消し、雇用の多くが失われた。またNTTの田辺支店が和歌山支店への統合で廃止になった。同支店には最大で約400人が勤務していたこともあるという。

 企業誘致はどうか。98年に来た光ファイバーケーブル接続端子加工の会社は、従業員をパートを含めて当初の11人からいま98人に増やし、雇用効果の大きさを示した。しかし、用地や材料、製品輸送のコスト高などが敬遠されるのか、この数年で進出企業は数えるほどだ。

 雇用につながるあらゆる方策をさぐり、具体的な雇用対策を進めていくことが、これから問われる。

 新しい田辺市の市長、市議選が15日告示される。新市の課題を探った。
(小田敏幸)
(5/12)

1854とはずがたり:2005/05/15(日) 09:21:30
<中国・四国>山口県

新市名は厚狭市?小野田市?厚狭小野田市?

山陽小野田市:市章公募を中断 市長公約の「新市名」、アンケート結果で判断 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050514-00000098-mailo-l35

 山陽小野田市は、合併に伴い進めていた新しい市章の一般公募を中断した。すでに約350点の作品が届いており、突然の中断に関係職員らは困惑している。
 同市は今年3月に、旧小野田市と旧山陽町が合併して新市として誕生した。ところが、4月の市長選で現市長の白井博文氏(67)が新市名の見直しなどを公約に掲げて当選。就任後の会見で、新市の名称を問う住民アンケートを実施すると表明した。今回の中断は公約に沿った措置とみられるが、公募は4月1日から市広報や全国情報誌などで告知されている。
 住民アンケートは、来月1〜15日まで旧両市町の住民各1000人を対象に実施される。「このままでよい」「変更したい」かを尋ね、仮に「変更」が過半数を占めることになれば、応募された全作品は無駄になりそうだ。白井市長は「変更になれば一人一人におわびして納得してもらいたい」と話しているという。
 しかし、職員の中には「アンケート対象の住民が両市町で平等に各1000人というのは、人口比率からもおかしいのでは」と疑問の声もある。さらに、マークなどの制作を手掛ける男性デザイナー(50)は「市章は歴史や文化を調べて時間をかけてデザインするもの。中断は製作者の努力を踏みにじる行為で応募者は納得しないと思う」と話している。[後藤俊介]

5月14日朝刊
(毎日新聞) - 5月14日17時10分更新

1855とはずがたり:2005/05/15(日) 10:29:48
>>1853
紀伊田辺から栗栖川へは今では珍しくなったJRの路線バスが走っている。栗栖川から先へは民営バスに既に移管されている。ここは一つ,くろしおオーシャンアローと接続して紀伊田辺―本宮間に特急バスでも運行したいところ。近鉄特急と連絡しての南紀縦貫ルートの特急バス(大和八木―新宮)もまだ残ってるし,この辺のルートと結びつけて売り込めないでしょうかね?

新市誕生/田辺市長選を前に(下)
http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2540
新市誕生/田辺市長選を前に

(下)観光  

 新田辺市には、熊野古道、熊野本宮大社の世界遺産や温泉地などの観光資源が集積する。「観光は農業など他産業のすべてにかかわっていてすそ野が広い」とし、新市の建設計画は、観光を地域経済を支える産業戦略の大きな柱に位置づけている。
 
 旧田辺市街地に、人口や商業、大病院などが集中するのに対し、観光資源は旧町村に多く点在している。合併による広域化の利点は「それぞれの観光地で足りないものを補い合っていけることだ」と本宮町観光協会の栗栖敬和会長は指摘する。
 
 建設計画が掲げる20項目の施策には、自然や世界遺産の登録物件をはじめとする観光資源の保全、観光協会の連携、バス路線や運行の見直しなどによる域内移動の利便化などが掲げられている。そうした一方で指摘される課題は、景観や周辺自然などの環境保全、集中する観光客のトイレ対策、若手語り部の育成などだ。
 
 市観光振興課は「性質の違う市町村が一つになった。これまでは、自分の地域だけをアリの目で見てきたが、これからは施策や課題を鳥の目で見渡し、青写真をつくっていく必要がある」という。
 
 旧市町村ごとに設置されている観光協会の合併もこれからの課題。観光協会は、それぞれの地域で、観光パンフレットの作製や観光案内、旅館の紹介などにあたっている。運営の仕方は、財団法人もあるほか、自主財源があったりなかったりまちまちだ。
 
 4月末に就任した田辺観光協会の多田稔子会長は「差がありすぎ、すぐに合併というのは難しい」という。当面は、地域での活動を続けながら、合併の時をはかることになりそうだ。
 
 新市の玄関口であるJR紀伊田辺駅前の南紀田辺観光案内センター。2年前から田辺観光ボランティアガイドの会(畑上守世会長、約40人)が案内活動をしている。窓口に立っての実感がいくつかある。
 
 その一つは熊野古道に向かうバス便の不便さだという。2社が一日十数便を運行しているが、列車との接続がうまくゆかず、「観光客を失望させるような事態が起きることもあり、気をもむ」と会員の一人。
 
 旧市内のガイドでは、市街地にもっと魅力的な観光資源がほしいとの思いも募る。高速道路が田辺市まで伸びてくると、旧市街地内を通らずに白浜や熊野古道に入ることができるようになるため、市街地に観光客が来なくなることが懸念されという。空洞化が進みそうなまちの行く末をどう考えるか、会員の思いは切実になってきている。
(終わり)

(5/13)

1856とはずがたり:2005/05/18(水) 21:39:11
<中部・准近畿>三重県

今ならまだ合併を止められるのか?まぁ川口氏には圧倒的大差で勝利してもらわねば・・。

選挙:南勢町長選 川口米人氏と太田久幸氏が立候補−−告示 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000021-mailo-l24

 南島町との合併を巡り、解職請求(リコール)の動きを受け町長が辞職したことに伴う南勢町長選は、17日告示された。町長選には前町長の川口米人氏(65)=無所属=と、元町議で新人の太田久幸氏(58)=無所属=の2人が立候補を届け出た。
 川口氏は午前8時45分から同町五ケ所浦の選挙事務所で出陣式。「南島町との合併がいかに必要かを訴えていく。住民投票の代わりに町長選で皆さんの審議をいただきたい」などと第一声を上げた。
 太田氏は午前8時40分から同町五ケ所浦の選挙事務所で出陣式を行い、「南島町との合併には反対。町政のすべての面で町民の意見を大切にし、誠実な町政を目指す」など訴えた。
 投票は22日午前7時から午後7時まで、同町内13カ所で行われ、午後8時半から同町役場3階会議室で開票される。16日現在の選挙人登録者数は8703人(男4077人、女4626人)。[木村文彦]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇南勢町長選立候補者(届け出順)
川口米人(かわぐち・よねと) 65 無元(2)
 行政書士[歴]町農林課長▽町総務課長▽伊勢高
太田久幸(おおた・ひさゆき) 58 無新
 [元]町議▽生花販売業[歴]町観光協会副会長▽南勢高
〔三重版〕

5月18日朝刊
(毎日新聞) - 5月18日16時57分更新

1857magenta:2005/05/19(木) 00:45:01
<九州>宮崎県
深層:ニュースの現場から 揺れる北郷町 合併破たん→リコール合戦 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000140-mailo-l45

◇町民はしらけムード−−住民投票、そして出直し選へ
 合併破たん後に合併推進、合併反対両派の解職請求(リコール)合戦に発展している北郷町。日南市と南郷町との合併調印直後「あくまでも私の考えはこの町の自立だ」と発言した植野章一町長。法定合併協議会設置の段階から徹底的に反対を続けた反対派7町議。合併をあきらめきれない推進派住民グループと賛成派7町議。3者の駆け引きがし烈を極める一方、町民にはしらけたムードが漂っている。【甲斐喜雄】
 ■感情の激突
 「民意に反した人(町長と反対派町議)にお灸(きゅう)をすえたい」(推進派住民グループ「北郷を愛する会」の高田義正事務局長)
 「冗談じゃない。一方的にやられてたまるか」(反対派の国貞章町議)
 リコール合戦は、この2人のリーダーによって発せられた、この言葉が発端になった。
 推進派住民らは2回も住民投票で合併意思を確認したにもかかわらず、反対派町議によっていとも簡単に最後に否決されたことを恨む。
 反対派町議は「議会が住民投票の結果を否定したからといって法に触れるのでもないし、反対したからといって議員を辞めさせられてはかなわない」という言い分。
 ともに感情が前面に出てくる。
 ■町長は漁夫の利
 推進派住民が町長リコールに向けて署名活動に入った4月初め、後援会などを頻繁に開いていた植野町長周辺の動きは、ここに来て目立たない。
 同じように合併を巡り町長解職と議会解散運動が起きている長崎県佐々町では、町長が「再選挙で信を問う」と18日付の辞職願を提出。全町議15人も責任を取り同日付で議会を解散するという。
 植野町長に今のところ、その動きはない。しかし、自立の町長と同じ立場の反対派町議の言動に変化がみられた。
 2日の全員協議会。反対派町議は「自ら作った条例で実施した住民投票の結果を尊重しなかった町長の責任は重い。本来ならば辞職の道を選んでほしい」としつつも「賛成派の動きによっては町長支持もあり得る」と表明したのだ。
 賛成派は、反対派が持ち掛けた議会自主解散に乗らず「住民投票を無視した町長はあくまでも辞任に追いやる」。議会の混乱に乗じた「漁夫の利」は許さないという訳だ。賛成派は出直し町長選には候補を絞り擁立準備を進めている。
 ■町民は冷めた目
 同町選挙管理委員会は3日から20人態勢で、署名簿の審査を続けている。重複署名や住所、氏名などに誤りがないかを厳密にチェックする。22日には終了の予定だ。
 審査に携わる職員の時間外手当や住民投票の投開票事務などに通常選挙の2倍以上の経費が掛かる。さらにリコールが成立した場合、町長選挙や町議の補欠選挙の経費が必要になる。これらの経費の割に「出直し選挙でも議会構成は変わらないのでは」と、冷めた目で見る町民も多い。
 賛成、反対両派の署名に応じたという男性(46)は「こんな感情むき出しのリコールは結局、町に何の役にも立たないよ」と嘆く。
 ◇ひとこと
 合併は重要な問題。同じ町民なのだから感情的にならず、とことん話し合うべきだ。町長は指導力を発揮して、まとめ役になってもらいたい。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇北郷町を巡る合併の動き◇
03年 2月 日南・串間2市と南郷町との任意合併協議会設置
   12月 串間市が自立を表明、北郷・南郷両町も追随
04年 4月 日南・南郷・北郷の3市町住民が求めた法定協議会設置議案を北郷町議会だけが否決
    7月 3市町の法定協設置の是非を問う住民投票で賛成多数。8月に設置
05年 2月 合併の賛否を問う住民投票で賛成が上回る
    3月 9日に合併調印。18、29両日の議会で合併議案を1票差で否決
    5月 推進、反対両派の住民が町長と全14町議の解職請求(リコール)に必要な署名を提出

5月18日朝刊
(毎日新聞) - 5月18日17時45分更新

1858とはずがたり:2005/05/19(木) 10:07:21
>>1857
情報提供感謝です。
飫肥・吾田・油津・北郷・南郷で日南市。いいと思うんですけどねぇ。
南郷は西武の撤退で揺れている。北郷は独立の気概が強い様だ。
民意は合併にあったのだから,しかも南郷と日南の合併まで結果的に邪魔した北郷反対派の行動は万死に値する,反対派町議町長は大人しくリコールを受け容れ辞職すべし!!

1859とはずがたり:2005/05/19(木) 22:02:44
<近畿>京都府

まだ合併の話題を出来る喜び。
こんな条件が有るんですね
>合併新法にある普通交付税の優遇措置を現段階で最長の9年間受けられるメリットを生かすため「遅くとも07年3月末までに合併する

法定合併協議会が初会合 木津、加茂、山城3町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000050-kyt-l26

 合併を目指す京都府の木津、加茂、山城3町は19日、第1回法定合併協議会を木津町の町中央交流会館で開いた。合併は対等とし、2007年3月末までを目標とすることを決めた。
 合併協は3町の町長や議員、学識経験者、府職員ら26人で構成。25人が出席したこの日は冒頭、会長の河井規子木津町長が「互いの損得にとらわれず、信頼関係を基本に、3町それぞれの歴史や文化、特性、資源を生かしたまちづくりへ慎重審議を進めたい」とあいさつした。
 続いて今後の運営規定や小委員会の設置など6項目を協議した。五項目は決定したが、会議後に資料などの情報公開を定める運営要領については、委員から協議内容の事前公開を求める声が上がり、継続審議とした。
 合併方式は対等な「新設合併」に全会一致で合意した。合併期日は、合併協議が全国平均で2年近くかかることを考慮。合併新法にある普通交付税の優遇措置を現段階で最長の9年間受けられるメリットを生かすため「遅くとも07年3月末までに合併する」とした。
 このほか基本理念や今後に協議、調整していく27の合併協定項目を決定し、新市基本計画、新市の名称、庁舎の位置−の3項目は小委員会に付託した。
 次回は7月13日に加茂町で開催する。
(京都新聞) - 5月19日21時38分更新

1860とはずがたり:2005/05/22(日) 11:19:01
阿智村は浪合村と合併して(新)阿智村へ。阿智は清内路を入れてやれよなぁ。。この辺は小さな自治体が犇めいていて地図上でも見栄えが悪い。

命を守れないような合併ではね>北山村
越県合併をして三重県へ行くべきかねぇ。

1000人未満でも合併せず 残った「村」なぜ
http://www.asahi.com/politics/update/0522/001.html
2005年05月22日00時57分

 平成の大合併で、村が急速に消えていく。市町村数は06年3月までに半数近くに減る見通しで、村だけをみると568から198に。そんな中、合併していない人口千人未満の村がある。その事情は――。

 総務省によると、人口千人未満(昨年3月末時点)で、いまも周辺自治体との合併が決まっていない村は22。

 ●急患搬送

 和歌山県北山村が、新宮市、熊野川町との合併を断念したのは、身近に救急車が確保できる見通しが立たなかったからだ。いま、急患が出ると、役場に置いてある「患者搬送車」を手の空いた職員が運転し、約40分離れた三重県内の病院に運んでいる。

 北山村は救急車の配備を求めたが、合併協議の中で示されたのは約40分離れた熊野川町の救急車を活用する案だった。これだと病院に運ぶまで計80分かかる。

 昨年、「搬送車」が出動したのは心筋梗塞(こうそく)など21件。今年4月には鎌で足を切って血が止まらなかった女性を運んだ。「合併で生命が守れなくなるなら、このままでいる方がいい」と担当者は言う。

 ●移住懸念

 東京都に属する青ケ島村、利島村、御蔵島村、三宅村では、今のところ合併話はない。日本最少の青ケ島村の職員は「八丈小島の二の舞いはごめんだ」という。

 八丈小島の二つの村は1955年までに八丈本島と合併、八丈町になった。しかし、道路や港湾整備が進まず、逆に医療機関などが整っている本島への移住が進んだ。35年に約220人だった人口は減り、69年に全島民が八丈島に集団移転して無人島になった。

 ●相手が「ノー」

 長野県の南、中央アルプスのふもとにある清内路(せいないじ)村は、合併を持ちかけた阿智村から断られた。理由は「赤字の村との合併は村民の理解が得られない」(阿智村長)から。阿智村は南隣の浪合村との合併を決めた。

 清内路村の新年度予算約8億円のうち、村税の割合は4.2%。給与カットは村長と議員が20%、職員10%。名物の手作り花火の補助金140万円は、村の窮状を知った村民から返上する申し出があった。削れるものはみな削った。

 清内路村の桜井久江村長は「村政立て直しが実現した時に合併を申し入れたい」と阿智村長には伝えているが、申し入れの見通しは立たない。

1861とはずがたり:2005/05/22(日) 11:29:05
<長野県>下伊那地方

清内路はちょっとお洒落な名前だが由来は何なんでしょうか?明治初期には合併を分離を繰り返しているようですな。
山本という地名は中央道沿いの飯田市内にあるがコレか?平川はどの辺なんでしょ?

●清内路村歴史
http://www.seinaiji.jp/rekishi/rekishi.html
明治維新前は徳川氏の直領(天領)で、美濃の国久々里代官千村平右エ門の支配下にありました。明治元年名古屋藩取締となり、同2年には伊那県直轄になっています。明治8年には隣接する村と合併して米川村となりましたが、明治13年に独立しています。
明治18年山本村他4ケ村と合併した後明治22年に分離し、平成元年には村政100年を迎えています。

http://www.achi-namiai-gappei.com/mura/index.html
●阿智村歴史
平安初期に編纂された旧事本紀にもこの地域一帯を「阿智」と呼ぶ記述がある。また延喜式には東山道の道筋の中に阿智駅が載っている。このように古くからこの一帯を、あらゆる面で通称化されている「阿智」をもって昭和31年の三村合併後の新村名とした。

●浪合村歴史
文書によると「並合村」とも書かれており、南北朝の頃後醍醐天皇の皇孫尹良親王戦死の地として、そのゆかりの地名も伝えられている。  明治8年隣村平谷村と合併したがその後更に分村、合併を繰り返し昭和9年4月1日分村が許可され、波合村を廃し、浪合村、平谷村となり現在に至っている。

●平谷(ひらや)村
http://www.iidanet.or.jp/hiraya/0reki.html
 平谷がいつ開かれたかなどについては文献がなく、謎に包まれていますが、京都の真言宗の古刹、理性院の厳助法師が天文2年(1533)に飯田からの帰り、「比良屋」に立ち寄ったとする文献が、平谷が文献に登場する最初です。
 武田信玄によって三河進出のための軍用道路として開発された伊那街道沿いの平谷には、平谷宿が生まれました。
 信玄は、支配下の伊那軍の諸士が東海の勢力と通ずるのを警戒し、各地に関所を設置しました。平谷には滝之沢御関所(とっぱせの関)が設置されました。とっぱせとはいわば「突端瀬」で、山が川にせりだした一番端っこという意味です。同じく信玄によって築かれた滝之沢城とともに、平谷に残る戦国時代の遺跡です。

 中馬(ちゅうま)の始まりは、江戸時代、八王子周辺の百姓が自家の野菜や穀物を馬で運び出し、その帰りに塩や魚などを持ち帰り、馬稼ぎをした習慣が各地に伝わったものとされています。その習慣が運搬業として各地に定着し、特に甲州・信州では「中馬」と呼ばれるようになりました。中馬の呼称の由来は定かではありませんが、「賃馬」「中通い馬」「中買馬」などから来ているといわれます。農閑期の百姓の副業として始まったもので、江戸後期〜明治にかけてもっとも盛んに行われました。
 中馬は信州全域で行われていましたが、特に伊那谷は中馬のメインストリートでした。木曽を通る中山道は参勤交代など幕府の目的に使われることが多くいろいろ面倒であったのに対して、伊那谷を通る脇往還(脇街道)であった伊那街道はそういう面倒も少ないために、中馬が栄えたとされます。
 信州から外へは、米穀類・紙・たばこ・酒など、外から信州へは塩・茶・魚・繰綿などが運搬されました(道路によって荷物は違う)。
 中馬は、他地域に比べ遅れていた伊那谷に商品経済をもたらし、都市の発展、さらに養蚕など農業・工業と相関的に発展していきましたが、汽車・自動車など近代的な交通手段の発達に伴い、衰退していきました。

1862とはずがたり:2005/05/22(日) 16:35:01
我が掲示板の中だけでも大事にとっときましょ。別に行政区画名に採用されなかったからと云って地名が消えてしまう訳でもないんだし。

名前の消えた町
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?c=5&kiji=2650

 隠れキリシタンの里、断崖(だんがい)の上から見渡す青い海、その果てに沈む夕日――。遠藤周作の小説「沈黙」の舞台、長崎県外海(そとめ)町と聞くと、そんないくつかのイメージが折り重なって迫ってくる。

 長崎を知る人にとって、特別なイメージ喚起力をもつ地名だった。

 その「外海」という地名がこの世から消えて4カ月と少し。いまだに釈然としない。

 合併が盛んな長崎県でも旧町名を大字などにして残す例が大半。だが、長崎市と合併した外海や三和、5町合併で新上五島町になった新魚目などの町名はなくなった。

 地名はその土地のイメージを作り、存在や歴史を主張し、外の世界へと発信する道具でもある。

 行政を効率化し、財政破綻(はたん)を避けるための「平成の大合併」はいいが、地域の個性が見えにくくなったのではないか。消えた地名がその象徴にならないよう願うだけだ。

 外海の遠藤周作文学館の現住所は長崎市東出津町(ひがししつまち)。「外海の夕日」ならぬ「長崎市東出津町の夕日」と聞いて、同館から眺めた大海原に沈むあの夕日を思い浮かべる日は、当分来そうにない。

(野上 隆生)

(5/16)

1863とはずがたり:2005/05/22(日) 21:09:23
<近畿>京都府

住民投票は合併には賛成だけど精華町が入っていないのが反対だとか,3町のみの合併ならいいけど将来の和束だの南山城だのまで含めた合併の突破口になるかもしれないから反対だのを全部一緒くたに賛成・反対に色分けしてしまうことになる。見識ある議員の(当然合併賛成のw)判断を放棄するものであり,住民の意見を聞くという聞こえの良さに騙されては行けない。

住民の声反映へ懇談会 木津、加茂、山城3町の合併問題で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050522-00000036-kyt-l26

相楽3町の合併について考える懇談会(木津町・西部交流会館)
 
 京都府木津、加茂、山城3町の合併について、住民の立場から考える懇談会が22日に木津町相楽の西部交流会館で開かれた。
 3町による法定合併協議が始まったのを受けて、法定協設置に反対し、住民投票の実施を訴えている木津町議会の「共産」「KAI」両会派の6議員が、21日夜に続いて開いた。
 席上、高味孝之議員(KAI)は「6議員は合併の是非については考えが異なるが、住民の声を反映させる必要がある、という点で一致している」と述べた。4人の参加者からは3町の枠組みについて「生活圏が同じ精華町が加わっていないのはおかしい」「相楽7町村の将来像が見えない」などの疑問や「合併の是非を判断する材料を示してほしい」という注文が出た。
(京都新聞) - 5月22日20時49分更新

1864杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/05/23(月) 17:52:35
>>1856
残念ながら反対派が僅差で勝利しました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2074

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1865とはずがたり:2005/05/23(月) 18:01:50
>>1864
南勢町民は徹底して合併反対ですなぁ。。
前回の合併で五ヶ所に1極集中した禍根が残ってるのか,前回の合併で五ヶ所が周辺集落に配慮する余り不利益を被ったのかどっちなんでしょうかね・・。

1866とはずがたり:2005/05/23(月) 18:04:07
<近畿>滋賀県大津市

こちらは合併賛成派の意向が通った模様。。

2005年05月22日(日)
政治志賀町住民投票結果、町議会解散成立ならず
http://www.bbc-tv.co.jp/cgi-local/user/houdou/news/news_today.cgi

志賀町議会の解散の是非を問う住民投票が、きのう行われ即日開票の結果、議会解散に反対する票が過半数を占め、議会解散は成立しませんでした。志賀町議会の解散の是非を問う住民投票は、県が志賀町内で進めている廃棄物焼却施設建設に反対する住民団体が大津市との合併で「施設の建設が容認される」と大津市との合併を進める志賀町議会の解散の是非を問う住民投票を求める署名を集め実施されました。この住民投票を巡っては町議会の解散を求める「住民投票と志賀町議会の解散を求める会」と大津市との合併推進を訴え、議会の解散反対を訴えてきた「議会解散に反対の会」が、町を2分して、争われてきました。即日開票の結果「反対が6千469票、賛成が5千493票で、反対が過半数を占め町議会の解散は成立しませんでした。なお、住民投票の投票率は67・44パーセントでした。

1867とはずがたり:2005/05/25(水) 10:59:32
くそー,俺もいきてぇなぁ>沖の鳥島

石原知事が沖ノ鳥島視察 自ら潜水、海中調査も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050520-00000134-kyodo-soci

石原慎太郎東京都知事が20日、日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)を視察した。周辺が日本の排他的経済水域(EEZ)であることを強調するため、島の管理状況や活用法を調べるのが目的。都知事の沖ノ鳥島視察は初めて。
 石原知事はチャーターした客船からボートに乗り移り、環礁内にある東小島に上陸。「日の丸」を掲げ、笑顔を見せた。その後、漁業振興に向け、ボートからシマアジの稚魚を放流。自らシュノーケルを着けて潜水し、海中の様子を調査した。
 都は漁礁や海洋温度差を利用した発電所を設置する方針で、大学教授らも同行した。小笠原島漁協は、都の支援を受けて4月から周辺で漁業活動を開始。この日放流されたシマアジの稚魚は約10万匹に上った。

1868とはずがたり:2005/05/26(木) 00:27:01

北上のタウン誌 四半世紀の歴史に幕
http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=7986
「街・きたかみ」最終号を校正する編集者たち
 北上市のタウン誌「街・きたかみ」が、28日に最終の217号を発行し、四半世紀を超える歴史に幕を閉じる。79年2月の創刊以来、年8回の発行で、北上市や周辺地域の民俗芸能を掘り起こすなど、文化を柱にしたユニークな編集方針を貫いてきた。しかし、会員店や広告が減り続け、編集長の加藤俊夫さんの急逝で力尽きた。関係者は、北上市の文化をはぐくみ、文化人の交流の場にもなった、タウン誌の最後を惜しんでいる。
 最終217号の表紙の写真は、市内の保育園児たちの笑顔になった。子供たちの成長を願いつつ、若い世代で、タウン誌を再刊させてほしい。そんな編集室の願いを込めたものだ。
 最終号は、3月19日に73歳で亡くなった加藤さんをしのぶ内容にもなっている。毎号の柱になっている座談会では、「開園84年、その課題」として、桜の名所、展勝地を取り上げた。加藤さんが展勝地を愛し、開園時の精神を受け継ごうと、意を注いでいたからだ。
 また市内各界から寄せられた加藤さんへの追悼文が収録されている。加藤さんは、前回216号の編集後記で、肝臓がんで死期が近いことを打ち明け、死の直前まで原稿の推敲を重ねていた。皆が、伝統芸能に傾倒し、エネルギッシュだった加藤さんを悼んだ。
 「街・きたかみ」は「北上市と西和賀地方の自然や文化を紹介するミニコミ誌」として年8回発行。姉妹紙の季刊誌「ダ・ダ・スコ」は、96年の全国タウン誌フェスティバルで奨励賞を受賞するなど、両誌ともに高い評価を受けていた。
 しかし、景気後退の影響を受け、一時、200店を超えていた会員店は現在90店にまで落ち込んだ。広告も減った。ページを52㌻から48㌻、44㌻と減らして存続をはかってきたが、最近は、人件費が支出できない状況だったという。200号で終わる予定を、加藤さんが押しとどめ継続してきた。加藤さんの急逝後、関係者が話し合い、「廃刊ではない終刊」を決めた。
 「街・きたかみ」について、前北上市長の高橋盛吉さんは「北上で誇れるもので残念だ。今後、再刊されたにしても、加藤さんの伝統芸能にかけた情熱を引き継げる人は出ないだろう」と話す。また、加藤さんの友人で、最終号をまとめた詩人の斎藤彰吾さんは「タウン誌は単なる街を紹介する内容を超えていた。北上の自由闊達な市民精神の担い手だった」と振り返った。
(5/25)

1869とはずがたり:2005/05/26(木) 10:12:35

<広域合併>奄美・沖縄

おお,薩摩藩に奪われた奄美の琉球返還についても語ってますが(個人的には賛成),それが一時実現した戦後の占領期には本州と切り離されてかえって困窮もしたようです。しかし両者ともに大日本連邦内での支分国として琉球自治州を形成するのなら何の問題も出ないのでは?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1074159913/77-78n

「琉球自治州の会」発足 沖縄の九州統合「NO」 道州制見据え
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050518/morning_news011.html

 地方分権の一環として議論が進む道州制について、沖縄県内の学者や弁護士などの市民有志二十四人が「琉球自治州の会」を結成し、十七日、同県庁で記者会見した。「沖縄の九州州への統合を阻止する」のが最大の狙いで、今後、シンポジウム開催や小冊子の作成で、県民運動を広げていくという。

 同会は、沖縄の歴史、文化、伝統が独自性を保ってきたことから、九州州となれば「琉球文化圏の一体感が制度的になくなっていく」と主張。さらに米軍基地問題についても「九州州を通してしか物が言えなくなる恐れがあり、基地の固定化につながる」と、道州制移行時の単独自治州を求めている。

 また奄美大島圏(鹿児島県)も文化的な結びつきが強いことから、統合を呼び掛けるという。

 来年二月までに、自治州基本法や経済的自立の方策など自治州の将来像をまとめる方針。事務局長の大村博さん(63)は「いまの憲法改正論議では、日本の伝統文化が強調されつつあるが、その異議という思いもある。日本の多様な文化を守るためにも、県民議論を深めたい」と話している。

1870とはずがたり:2005/05/28(土) 13:07:34
<旧紀伊国は殆ど近畿>三重県

つまり議会の定数を減らす単独町制派の町長派が更に減りかねないと云うことで文句を付けたと云う事かな?
熊野市なり紀宝町なりまたはその両者と合併した方がええんちゃうかなぁ。

定数5減、一転廃案 御浜町議会
http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=7322

 現行の15から10への議員定数削減をめぐり、御浜町議会で27日、8日前に可決されたばかりの条例改正案が一転、退けられた。議員側が発議した大胆な改革に、「急激すぎる」と北裏公教町長が再議を求めたところ、採決の結果は賛成8、反対7。賛成が上回ったものの、成立に必要な出席議員の3分の2には満たなかったため、廃案に追い込まれた。

 3分の1にあたる議員を減らす改正案は19日、臨時会で議員提案され、賛否同数の末、議長裁決で可決されていた。しかし、北裏町長は「定数を5も減らすことはあまりに急激すぎる」と再議するよう求めた。

 27日の臨時会では、条例改正案を提案・賛同した議員らが再議の中で、北裏町長に激しく詰め寄った。「単独の道を歩む町の行政サービスを維持するため、議員自らが削減を提案したことをどう思うのか」「10人という数はともかく、削減する方向には賛成なのか」

 これに対し、北裏町長は「年間1800万円程度の金が浮くことはありがたいが、町民の声を吸い上げるには10人では不十分」などと応じた。今後、削減を進めるべきかは明言しなかった。

 終了後、記者会見に臨んだ提案者側の議員らは「(町長の対応は)全国的にもきわめて異例だ」と語気を強めた。

 合併の是非を大きな争点に、同町では1月末、北裏町長の解職の是非を問う住民投票があり、わずか28票差で解職請求(リコール)が不成立に終わった。その後、北裏町長は単独町制を維持する方針をより鮮明にしている。


経費削減策示せ

 三重大人文学部・児玉克哉教授の話 単独町という痛みを伴う決定を下したのだから、経費削減は避けて通れない。議員の定数削減はある意味で、痛みの象徴とも言える。町と議会は、定数削減に相当する経費削減の青写真を町民に示す必要がある。



単独町制 深まらぬ理解

 《解説》経費削減につなげようと、議員自らが示した「改革案」だったが、行財政改革の旗振り役であるはずの町長に「待った」をかけられた形だ。

 リコールなど一連の経緯の中で、議会は反町長派8、町長派7とほぼ真っ二つに割れている。そのため、昨年10月、合併の是非を問う住民投票条例案が再議の末に廃案になったのと同じような事態が繰り返された。

 投資的経費などを除く町の財政収支の見通し(05〜15年度)では、06年度から2億円以上の歳入不足が続き、07年度には基金が底をついて2億5千万円の赤字に陥る。15年度には27億円の累積赤字を抱える計算だ。

 それも、04年度と同じ行政サービスを提供しつつ、新規事業を一切しないというのが前提になる。家計にたとえると、最低限の生活費をやり繰りできるかどうかで精いっぱいで、住宅や車のローンはとても組める状況にない。

 確かに議員定数を5減しても、財政が大幅に改善されるわけではない。しかし、「一家の主」である町政トップの姿勢が後ろ向きとの印象を与えるようでは、単独町制という選択肢への理解も進まない。
(山内明)
(5/28)

1871香川県民 ◆kpMeYXRY3Y:2005/05/30(月) 01:01:38
カテゴリーはここで大丈夫でしょうか?

関東地方の地下に第4のプレートか  地震想定見直しも
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050521/eve_____sya_____011.shtml

陸側のプレートの下に、フィリピン海、太平洋という二つのプレート(岩板)が沈み込んで複雑な構造を作っている関東地方の地下に、もう一つ新たな「プレート」が存在するとの研究結果を、産業技術総合研究所活断層研究センター(茨城県つくば市)の遠田晋次主任研究員がまとめた。

 今後、首都直下で起きる地震の想定も見直しを迫られる可能性もある。二十二日から千葉市で始まる地球惑星科学関連学会合同大会で発表する。

 現在は、フィリピン海プレートは相模トラフで陸側のプレート下に北方向に沈み込み、関東地方の地下では日本列島東の太平洋側から沈み込む太平洋プレートの上に乗り上げ、北は群馬県の赤城山付近の地下まで延びていると考えられている。

 遠田研究員は、一九七九−二〇〇四年に関東地方の地下深さ二百キロより浅いところで起きたマグニチュード(M)2・0以上の地震約十五万個のデータから、三次元で震源の分布を再現。プレートの形状を分析した。

 その結果、フィリピン海プレートは東京湾直下付近までしかなく、その先に延びていると考えられていたプレートは、実は独立のブロックで、地下のプレートは部分的に四層になっているとみられることが分かった。ブロックは太平洋プレートの破片とみられ、約百キロ四方、厚さは約二十五キロになる。

 関東地方はその複雑な地下構造で、世界有数の地震地帯となっている。ブロックの存在が確認されれば、地下構造は一層複雑になり、フィリピン海プレートが一枚だとの前提で想定されている首都圏直下地震の震源の位置や発生メカニズムが見直しを迫られる可能性も出てくる。

 遠田研究員は「プレートの構造など地震発生の仕組みを根本的に検討し直す必要がある」と話している。

1872とはずがたり:2005/05/30(月) 01:21:55
情報提供感謝です。
地震はちょっとスレ違いですが宇宙スレに貼り付けてます。
転記しときます

1873とはずがたり:2005/06/01(水) 21:48:19
<長野県>木曽地方

一旦財政再建団体に転落してから再起を期して合併ってのが良いんではないかねぇ?

王滝村、財政再建団体へ瀬戸際
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=5428

 木曽郡王滝村が財政再建団体への転落の縁に立っている。村営スキー場の債務償還のめどが立たず、村長が「非常事態」を宣言し、県もようやく「転落後」の支援策の検討に入った。しかし、村内は村議会のリコール運動が起きるなど混乱の一途。転落後の村作りについて住民が話し合うこともなく、村の再建計画は見えて来ない。(伊藤景子、鈴木逸弘)

 「村は平成18年(06年)度にはいわゆる財政再建団体へと転落します」。30日夜、王滝村の公民館に集まった約200人の村民を前に、小林正美村長(67)は「財政非常事態宣言」を読み上げた。
 村営おんたけスキー場の長期債務は現時点で約19億円だ。村は貯金にあたる基金を取り崩して、その返済にあててきたが、基金自体が今度末に底をつく。県などによると、06年度の債務返済後に5億円超の財政赤字が発生し、赤字額は再建団体転落ラインの2億円を超えるのが決定的という。
 村は財政危機からの脱出を合併に懸けた。だが、昨年10月、郡内5町村で進めていた合併協議からは、村営スキー場の累積債務を理由に追い出された。ある自治体幹部は「最大の理由はぬるま湯に浸ったような王滝村の体質だ」と手厳しい。
小林村長が財政危機を訴えた30日の集会で、ある県職員は「こうなることは、5年も前から分かっていたのに」とつぶやいた。
 県はスキー場の欠損金が増えた01年から、再三、王滝村に村営スキー場の経営見直しを迫った。だが、村は委員会で見直しを検討したものの、村営でのスキー場経営を続けた。スキー場の債務は雪だるま式に膨れあがった。
 県は、財政再建団体への転落の危機が強まったことから、今年4月に財政再建を支援する特別チーム「王滝村地域再生プロジェクト」を設立。村の職員と県市町村課の職員などが共同で、行財政の運営健全化改革を作る方針だ。再建団体に転落後は、村の独自事業に制限がかけられるが、前倒して行うことで、村の独自色を残しながら再建計画を進めるという。
 チームの一員でもある林宏行コモンズ・地域政策チームリーダーは「再建団体への転落が避けられない。立て直しに向けて、一刻も早く取り組むしかない」と話す。
 しかし、村内には新たな火種も生まれた。再建団体転落への危機を招いた一因は、周辺町村との合併をまとめられなかった村議会にあるとして、住民グループ「王滝村の自立を考える村民の会」(稗田薫会長)がリコール運動を始めたためだ。31日までに有権者の3分の1を超える約320の署名を集めた。
 「村長と議会は合併しか道はない、と言い続けてきながらそれができなかった。再建団体としてやり直すなら、新しいリーダーシップが必要」と稗田会長。同会が3月に実施した村民意識調査では、村長と議会がやり直し選挙をすべきだとする意見が大半を占めた。
 ある県幹部は「今は未曽有の危機。村民が一丸となって当たるべきなのに、ここまで村政への不信が強いとは」と困惑する。
 王滝村のような小規模な市町村では、債務返済にあえぐ自治体は少なくない。
 県によると、03年度時点で、標準財政規模(地方交付税と市町村税などの総額)に対し、自治体が借金できるゆとりを示す「起債制限比率」が最も高いのは、北安曇郡八坂村の17・4%だ。同村は財政面で自立は困難と判断、大町市への編入合併を決めた。
 一方、住民と協力して自立を目指す自治体もある。起債制限比率が県内4位の木曽郡南木曽町は、大桑村との合併が破綻(は・たん)し自立を選んだ。町は住民が主体で財政的な視点から町づくりを考える「自立推進委員会」を立ち上げ、住民が中心となって町の財政、事務事業の見直しを始めているという。

(6/1)

1874とはずがたり:2005/06/02(木) 21:34:36
<東海>愛知県

よし,此で決まりだな。

市町村合併:新市名称は「弥富市」に−−弥富町・十四山村協議会 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000035-mailo-l23

 弥富町・十四山村合併協議会(会長・川瀬輝夫弥富町長)は1日までに、新市の名称を「弥富市」に、市役所の位置を現在の弥富町役場とすることを決めた。議員定数や任期についても話し合ったが、次回(17日)へ継続協議となった。[井上章]
6月2日朝刊
(毎日新聞) - 6月2日16時55分更新

1875とはずがたり:2005/06/02(木) 23:39:42
<中国・四国>山口県

この辺は政争の町
結局実現したのは柳井と大畠の合併のみ。
田布施と平生は単独町制継続継続へ

柳井市・大畠町・田布施町・平生町合併協議会(解散)
柳井市・大畠町・田布施町合併協議会(解散)
柳井市・大畠町合併協議会→2005.2.21柳井市 新設 柳井市, 玖珂郡 大畠町

(新)柳井市・田布施町・平生町で合併協議を!

議長不信任を決議/合併失敗で平生町議会
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=5431

  柳井市など周辺自治体との合併が実現しなかった平生町の町議会は1日、「議会の長として責任がある」などとして、平岡正一議長に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はなく、平岡議長は辞職しない意向を示した。一方、川本健吾副議長は辞職願を提出して退任したが、この日の副議長選で再任された。

  決議案はこの日あった臨時議会で、川本副議長を含む6人の議員から動議として出された。提案理由には、旧柳井市、旧大畠町、田布施町と進めていた合併が成就しなかった責任のほかに、今年1月に元副議長の辞職願を議会にはからず平岡議長が許可したことをあげた。
 決議案は賛成9、反対2、退席2の賛成多数で可決された。

  平岡議長は「残りの任期を全うしたい。決議は事実として真摯(しんし)に受け止める」などとして、辞職しない考えを示した。

(6/2)

1876とはずがたり:2005/06/03(金) 00:17:29
黒磯対大田原の対立とかあるのか。

大田原は「ノーネクタイ」にノー
http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=4682

 衣替えの1日、国会や中央省庁などが率先してノー上着、ノーネクタイの「クールビズ」衣装に切り替えたのに対し、県北の2市は大田原がネクタイ、那須塩原がノーネクタイと、対応が分かれた。

 大田原市は千保一夫市長が「ノーネクタイはノー」の考え。「ルーズスタイルが心のルーズさにつながらないか? 積極的に取り組めない。当面は上着とネクタイをし、それが仕事着だ。もうしばらく、形と心の問題を検討したい」と説明する。

 一方、那須塩原市は旧黒磯市時代の01年から夏はノーネクタイ可。合併後も受け継ぎ、こちらは「省エネ」優先という。何かと対抗する両市の差がここにも。

 宇都宮地方気象台によると、1日、宇都宮市内では午後3時に28・9度の最高気温を記録した。宇都宮中央女子高校3年の森本朋果さん(18)は「夏服を着ると気分が明るくなる」と話していた。

(6/2)

1877とはずがたり:2005/06/05(日) 03:50:57
<北海道>

北海道は合併協議の破談が相次いだから道の責任は重大である。

合併・自治のかたち:組み合わせ構想策定へ支援会議−−道、年内に素案 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000145-mailo-hok

 4月の合併新法施行を受け、道は3日、市町村合併の組み合わせを示す合併構想策定に向けた「北海道市町村合併支援本部会議」(本部長・高橋はるみ知事)を開いた。道は年内に合併構想の素案を作成、06年度早期に公表する。
 会議は、本庁と14支庁、東京事務所をテレビ会議でつないで行われ、山本邦彦副知事のほか、各部長、支庁長らが出席。山本副知事は「人口減少や高齢化で地域経済は縮小する。道の将来を見据えながら構想を策定し、必要な役割を積極的に果たす」と語った。また原田淳志総務部長は「市町村財政は今後さらに厳しくなる。危機感を持ってもらうよう、各支庁が取り組んでほしい」と述べた。
 合併新法で、都道府県は「市町村合併推進構想」を策定し、合併推進の必要性、合併する市町村の組み合わせ、都道府県の役割などを示すよう定めている。また、知事には市町村に対し、合併協議会の設置や協議推進の勧告権が与えられるなど権限が強化された。[丸山博]
6月4日朝刊
(毎日新聞) - 6月4日16時1分更新

函館市:10月から中核市に指定 道内2番目、700件の行政事務移譲 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000144-mailo-hok

 政府は3日の閣議で、函館市と山口県下関市を10月1日から中核市に指定すると決めた。函館市は、道内で旭川に次いで2番目の中核市となり、道から約700件の行政事務が移譲される。
 函館市によると、移譲される権限は身体障害者手帳の交付、老人ホームや保育園などを運営する社会福祉法人や社会福祉施設の設置認可・指導監査、ばい煙発生施設などの設置届け出など。
 事務処理が市役所だけで完結するため、認可や交付までの日数も短くなる。
 中核市になるための要件は、国勢調査人口30万人以上。市は昨年12月1日に周辺の渡島管内戸井町、恵山町、南茅部町、椴法華村の旧4町村を編入合併し、直近の00年国勢調査人口が30万5311人となった。
 井上博司市長は「地方分権時代にあって多くの権限が移譲され、市民サービス向上につながる」との談話を発表した。[安味伸一]
6月4日朝刊
(毎日新聞) - 6月4日16時1分更新

1878とはずがたり:2005/06/05(日) 03:56:36
<関東・東京>
住民の目は八王子等東京へ向いているのかね?
>町議会では反対派が多数を占め、相模原市との生活圏の違いから町民の間でも反対の声が根強い。

選挙:藤野町長選 単独町政公約に、中村氏が出馬表明 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000235-mailo-l14

 任期満了に伴う藤野町長選(7月10日投開票)で3日、元町企画課長で新人の中村賢一氏(53)=無所属=が、単独での町政継続を公約に掲げて立候補を表明した。合併推進派からは前町議で新人の鈴木謙仁氏(56)=無所属=が既に立候補を表明。合併の是非に決着をつける審判の場として町を二分しての一騎打ちの戦いとなりそうだ。
 中村氏は相模原市などとの合併をめぐり企画課長だった昨年初め、町単独でやっていけるとの自立ビジョンを作成。町が合併の方向に傾く中、昨年3月に勇退した。昨年6月の住民投票で合併賛成が多かったが、町議会では反対派が多数を占め、相模原市との生活圏の違いから町民の間でも反対の声が根強い。
 中村氏が勝てば、相模原市との合併協議は破たんし、鈴木氏が勝てば、07年度中の合併を目指して協議が進む。中村氏は出馬会見で「住民による地域づくりを進め、町の魅力と潜在能力を掘り起こしたい」と話した。
[高橋和夫]6月4日朝刊
(毎日新聞) - 6月4日16時45分更新

1879とはずがたり:2005/06/08(水) 00:46:47
<北関東>茨城

読売は全く持って不親切だねぇ。すぐ記事消しちまいやがる。

434 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2005/06/03(金) 17:37:23 ID:o1zaBDnS
今朝の新聞に今後の市町村合併について知事からのコメントが載っていました。

五霞町含む県西地域「広域合併検討を」知事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news006.htm

内容によると県による合併介入の第一号は五霞町と境町みたいです。

435 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2005/06/04(土) 16:08:14 ID:mtk4DBQm
五霞と境に繋がりは薄いだろ
まだ五霞→古河、境→坂東で介入したほうがマシ
それよりも利根町とか河内町どうにかしろよ

1880とはずがたり:2005/06/09(木) 01:51:48
<広域合併>

道州制で研究会設置、四国知事会議
http://mytown.asahi.com/kagawa/news01.asp?kiji=7404

 四国知事会議が7日、香川県直島町で開かれ、道州制について話し合う研究会の設置などを決めた。

 道州制については、愛媛県の加戸守行知事が「将来を見据えて、真剣に前向きに研究する機関が必要だ」と提案。これに対して高知県の橋本大二郎知事は「システムは変わらず、サイズだけ変わるのでは意味がない」、徳島県の飯泉嘉門知事は「県民が理解しやすいようにメリット、デメリットを積み上げるべきだ」、香川県の真鍋武紀知事は「都道府県合併では意味がない」などと述べたが、検討の必要性では一致。担当部長と若手ら少人数による研究会を設置することを決めた。

 近い将来発生のおそれが指摘されている東南海・南海地震の協力体制については、被害想定をもとに、どの地域から何人の医師や消防署員を派遣するかなど具体的な検討を進めることにした。三位一体改革で税源移譲を確実に実施することなどを求めた緊急アピールも採択した。

 また「四国アイランドリーグ」を盛り上げようと、活躍した選手に各県の特産品を贈る検討をすることにした。

(6/8)

1881とはずがたり:2005/06/09(木) 21:55:53
<北陸>福井県嶺南

まぁそのうち全部若狭市or嶺南市になるんだから,さ。

市町村合併:新「おおい町」所属の新しい郡、設けず−−名田庄村・下中村長 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000204-mailo-l18
 福井県大飯町と名田庄村の合併で来年3月に誕生する「おおい町」の所属する郡について、名田庄村の下中昭治村長は8日、新郡設置を断念する考えを明らかにした。
 同村であった合併協議会後のあいさつで、下中村長は「村をイメージできる郡名になるよう、(新郡設置を)関係先と協議したが不発に終わった」と説明した。
 遠敷郡に所属する同村では、新町名が「おおい町」と決まったため、村民から新郡を設置し、郡名に村のイメージを残すよう求める意見が多かった。しかし、大飯町とともに大飯郡を構成する高浜町が新郡設置に反対する考えを示したことなどから断念に至った。
 県は、新町を大飯郡に所属させる方向で調整している。
[川口裕之]6月9日朝刊
(毎日新聞) - 6月9日16時41分更新

1882とはずがたり:2005/06/10(金) 11:56:30
<広域合併>

都道府県 人口(万人)

東京   1240
○大阪圏 1129 (大阪・奈良・和歌山)
―――定数5ライン下限――――
―――定数3ライン上限――――
大阪    881
神奈川   873
―――定数4ライン下限――――
愛知    719
埼玉    705
千葉    604
●福岡圏  593 (福岡・佐賀)
―――定数2ライン上限――――
北海道   564
兵庫    559
福岡    506
◆四国圏  408 (徳島・香川・愛媛・高知)
◇京滋圏  401 (京都・滋賀)
◇北東北  400 (秋田・青森・岩手)
静岡    380
●広島圏  363 (広島・島根)
◇仙山圏  359 (宮城・山形)
―――定数3ライン下限―――――
◆北陸圏  311 (石川・富山・福井)
○甲信圏  300 (長野・山梨)
茨城    299
広島    288<
京都    264<
●岡山圏  261 (岡山・鳥取)
◇紀和圏  248 (奈良・和歌山)
新潟    245
◇東九州  239 (大分・宮崎)
宮城    237
●肥前圏  237 (長崎・佐賀)
長野    221<
岐阜    211
福島    211
――――定数1ライン上限――――
群馬    203
栃木    201
岡山    200
――――定数2ライン下限――――
三重    186
熊本    185
鹿児島   177
山口    150
長崎    150<
愛媛    148<
青森    145<
奈良    143
岩手    139<
滋賀    137<
沖縄    136
◇山陰圏  136 (鳥取・島根)
山形    122<
大分    122<
――定数0ライン(合併の薦め:推奨)―――
(石川    118)
秋田    116<
宮崎    116<
(富山    112)
和歌山   105→大阪・奈良
(香川    102)
――定数0ライン(合併の薦め:主張)―――
山梨     89→神奈川or東京or長野or静岡
佐賀     87→福岡or長崎
(福井     83)
(徳島     81)
(高知     80)
(島根     75→鳥取or広島)
(鳥取     61→島根or岡山)
―定数1ライン下限(都道府県の原則)―

1883とはずがたり:2005/06/13(月) 02:12:25
<南関東>神奈川県

ほっ。。あとは飛び地合併の解消だが。。

住民投票で「解散反対」上回る…神奈川・相模湖町議会 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20050612i513_yomiuri

 町の合併問題を巡り、神奈川県相模湖町議会(定数12)の解散の是非を問う住民投票が12日、行われた。

 同夜の開票の結果、解散に「反対」が2896票で、「賛成」の2391票を上回った。当日有権者数は7732人。投票率は69・34%だった。

 住民投票を直接請求した合併反対派は町長の解職請求に向けた運動も起こす構えを見せている。

 同町では昨年11月、相模原市など1市4町合併の是非を問う住民投票が行われ、「単独町政継続」支持が「1市4町合併」支持を53票上回った。しかし、溝口正夫町長は「結果は五分五分」として合併を推進し、議会の過半数もこれを支持した。溝口町長は昨年10月に再選され、1年間は解職請求できないため、合併反対派は町長決定を追認した形の議会に照準を定め、解散を直接請求していた。

 来年3月20日が期日の合併は、相模湖町を含む1市2町による「飛び地合併」となり、1市2町の各議会の議決を経て、3月末に知事への申請が行われた。

[ 2005年6月12日22時57分 ]

1884とはずがたり:2005/06/16(木) 02:09:24
<東北・北海道>青森県
おお,此処迄漕ぎ着けたか!と思ったら偉い嫌々な提案だなぁ。議会に否決してくれと云わんばかりだ。。_| ̄|○

2005年6月7日(火)
北通り3町村合併協設置案を提出/大間町議会
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2005/0607_3.html

 大間町議会の六月定例会は六日開会、金澤満春町長が同町、風間浦村、佐井村による「北通り三町村合併協議会」設置議案を提出した。三町村の住民による住民発議を受けたもので八日に採決が行われる見通し。十日開会の佐井村議会、十三日開会の風間浦村議会でも同一議案が提出される。

 また、法定協議会負担金二百九十万六千円を盛り込んだ二〇〇五年度一般会計補正予算案も提出した。

 六日午後に開いた合併調査検討特別委員会では、町側が三町村合併を想定した財政試算と法定協規約案を説明した。

 財政試算は(1)議員定数は二二(2)収入役は置かない(3)職員数を一四年度までに百五十五人に削減する―などを前提に積算した。〇六年度から単年度赤字となり、一〇年度には累積赤字約十億一千万円に達し財政再建団体に転落する見通し。大間原発の固定資産税が入る一三年度には黒字に転換する。

 一方、町単独を想定した財政試算では、〇六、〇七年度と〇九―一二年度に単年度赤字となり、一二年度には累積赤字を計上するが、財政再建団体には転落しない見通し。

1885とはずがたり:2005/06/16(木) 21:04:32
<山梨県>都留地区

西桂離脱で論議素通り 合併協2カ月で解散
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?c=13&amp;kiji=374
発議の住民ら「住民無視」と憤り

都留市、西桂町、秋山村、道志村の4市町村法定合併協議会が合併論議をしないまま、解散した。昨年11月末の発足からわずか2カ月。住民が設置を発議し、住民投票でようやく実現した合併協だったが、西桂町が早々と離脱を表明。住民と行政の思惑がかみ合わなかった。発議した関係者は「新市計画を示し、合併の是非を全住民に聞いてほしかった」と言っている。
(竹田 和敏)

「合併の長所と短所を議論しないで、脱会するのか」

  1月22日の第2回合併協。西桂町の前田勝弘町長が「アンケートで4市町村の合併の枠組みを選んだ町民は非常に少ない。離脱に理解を願いたい」と切り出すと、西桂町の委員席から声が上がった。

 ●2千人超す署名

  発言の主は都留青年会議所元理事長の西間庭(にし・ま・にわ)準さん(41)。理事長だった02年10月に「行政の動きを待っていたら、合併の話し合いが進まない」と、都留を中心とした4市町村の合併協設置を住民発議した。署名グループ「新しいまちを創造する会」の西桂町の請求代表者も兼ねた。発議に必要な有権者の50分の1の4倍、計2千数百人の署名を集めた。

  上野原町との合併協設置を選んだ秋山村議会だけが発議案を否決したが、反発した村民が住民投票に持ち込んだ。過半数の賛成を獲得し、署名活動から1年がかりで合併協議の場を誕生させた。

  ところが、直後に西桂町の前田町長が住民アンケートを実施し、「6割を超す合併反対」や「道志、秋山両村は地理的に遠く、合併のメリットはない」と主張して離脱を表明してしまった。「住民が苦労して実現した合併協をそんな理由で壊されてたまるか」。西間庭さんの怒りが爆発した。

 ●幻の160億円

  合併協事務局は、国の財政支援措置として4市町村のまちづくり事業で160億円近い合併特例債が発行できると試算。財政難の都留市などには魅力的な財源だった。

  都留市委員などからも「離脱による解散は残念でならない」という意見が相次ぎ、紛糾したが、事前に首長同士が解散に合意した経緯を覆せなかった。西間庭さんは「行政側が住民の意思をいかに無視するかがよくわかった」と話す。

  4市町村議会は30日までに合併協解散を議決、手続きを終えた。西桂町議会の議決を見届けた前田町長は「都留市だけが相手なら参加したかもしれないが、町は施設を建て終え、特例債は不要だ。合併反対の住民の意思を無視できない」と西間庭さんに反論する。

 ●協議継続に期待

  県東部は、秋山村と上野原町の合併協が新市将来構想案をもとに住民説明会を終了。2月に合併の是非を問う住民意向調査を実施予定で、1年後の合併を目標にヤマ場を迎える。だが、大月市、丹波山村、小菅村など他の自治体は合併相手を見つけ出せないでいる。

  道志村は「人口2千人の村ではもう限界」と、都留市に協議の継続を打診中だ。西間庭さんらと住民発議した「創造する会」会長で合併協の道志村選出委員だった長田富也さん(61)は「私たちが合併協を設置したから両市村が次の段階に進める」。住民自らがともした「残り火」の今後に期待している。
(2/2)

1886とはずがたり:2005/06/16(木) 21:04:50

<山梨県>都留地区

山梨日日新聞:2004年03月19日
都留、道志が任意合併協を設置
「来年3月までに判断」
http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=1743

 都留市と道志村は十八日、二市村の任意合併協議会を設置、同市役所で初会合を開いた。対等合併を念頭に協議を進めていく方針で、任意協事務局は「夏ごろまでに法定協への移行を目指し、来年三月までに合併の是非を判断したい」としている。両市村での協議があらためて始動したことで、曲折を繰り返した県東部地域の合併をめぐる動きは今後、「都留・道志」「上野原・秋山」の二つの枠組みの論議の行方が焦点となる。

 第一回会合には都留、道志両市村の任意協委員三十人が出席。会長に小林義光市長、副会長に佐藤卓司村長を選任した。小林市長は「合併特例法の期限を考えると、これが合併協議のラストチャンス。財政難や多様化する住民ニーズに的確に対応できる自治システムが確立できるかどうか議論してもらいたい」とあいさつ。事務局は同市役所内に設置し、両首長が市役所玄関に任意協の看板を掲げた。

 両市村の人口は、都留市が約三万三千人、道志村が二千百人余りで十五倍以上の開きがあるが、小林市長は「対等合併を念頭に置いて議論を進める」と明言した。西桂町民アンケートで合併反対意見が多数を占め、両市村と西桂町、秋山村との四市町村法定協が具体的な協議に入れないまま解散した経緯もあることから、「合併協での協議で新市計画ができた段階で、合併について住民に判断を仰ぐ」ことで両首長の意見も一致した。

 四月二十日に道志村長選、同村議選が告示となるため、第二回会合は五月以降予定している。

 県東部地域は昨年度から本年度にかけて、大月市が都留市、上野原町に対し呼び掛けた任意協設置案が宙に浮き、都留市などの四市町村法定協が発足から二カ月で解散するなど枠組みが確定しない状況が続いていた。しかし、上野原、秋山両町村の法定協が既に合併の期日を来年二月十三日に設定。都留、道志の任意協も設置されたことで「合併枠組みをめぐって方向性が絞られつつある」との見方も出ている。

 一方、大月市は現行の合併特例法期限内の合併断念を宣言。西桂町は単独存続を視野に、財政シミュレーションなどを行っている。

山梨日日新聞:2004年02月04日

1887とはずがたり:2005/06/16(木) 21:05:10
<山梨県>都留地区

上野原との合併協議推進
秋山村長、理解求める
http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=1552

 秋山村は二日夜、YLO会館で市町村合併懇談会を開いた。都留、西桂、秋山、道志の四市町村法定合併協議会の解散を報告し、井上清村長が今後は上野原町との合併に向けて協議を進めることに理解を求めた。

 住民からは同町との合併推進を受け入れる意見が多かったが、都留、道志両市村との三市村での合併協議を望む意見もあった。

 会議には住民約百二十人が出席。井上村長は「都留市など四市町村法定協は西桂町の離脱で解散し、白紙となった」とした上で「今後の課題は上野原町との合併協議をどのように進めていくかの一点にしぼられた」と述べた。

 出席者からは「合併特例法期限内(二○○五年三月)に合併し、特例債で道路整備を進めてほしい」「対等合併はありがたい」などと上野原町との合併に好意的な意見が相次いだ。

 「都留、秋山、道志三市村での合併協議は考えていないのか」との質問もあり、井上村長は「今から協議を開始しても特例法の期限に間に合わないため、考えていない」と答えた。

 秋山村は昨年四月、上野原町と法定協を設置。合併目標時期を来年二月とするなど協議を進めてきたが、住民発議に基づく昨年九月の住民投票で四市町村法定協の設置を決めるなど、合併の枠組みをめぐって混乱が続いてきた。

1888とはずがたり:2005/06/16(木) 21:05:31

<山梨県>都留地区

都留市の共産党議員(小林 よしたか氏)の意見↓

http://www11.plala.or.jp/mtcastle/2003/no742.html
本音で語った道志村の議員

 これまで議会で「合併協議会では合併のメリット・デメリット、合併の是非を含めて論議する」と説明されてきたが、経過を聞くとなんら論議されていない。合併の手順が論議されているだけだ。しかも、合併後の新市の姿をバラ色に描いたパンフレットを全市に配り、その後で市民の意向を聞くという。賛成が増えるのは当たり前だ。公正でない。
私は合併には反対だ。道志村では役場が最大の雇用の場だ。そのまわりに十二人の議員がいる。役場に関係して生活をしている人がいる。役場がなくなったら若い人の働く場がなくなる。道志の湯、道の駅、七里太鼓、民宿など、元の都留市が世話をやききれるか。道志川沿いの高齢者の住む地域は都留市にとって重荷になるだけだ。
合併は両市村にとって大きな禍根を残すことになる。絶対にすべきではない。  

新聞報道のこともあって、私の声は大きくなりました。道志村の議員がどう反応するかと思っていたのですが、意外にもうなずいて聞いていました。休憩時間にその理由が分かりました。「同じ気持です。まわりの人に同じ話をしています」と話しかけてきたのです。

トンネルはできない
 休憩後の懇談会で、「トンネルの可否が合併を左右する」という村長のコメント、村議の発言について質疑がありました。私は「今のトンネルの開通式で乾杯の音頭をとったから記憶にあるが、あのトンネルは民意を反映しなかったために失敗した。これが最大の教訓だ。しかし作ってわずか十四年、補助事業にはならない。幻想を持つべきではないし、ふりまくべきではない」と強調しました。
研修会のあと、懇親会が開かれました。道志の議員との懇親会は私にとって初めてのことでした。ところが、私の席に道志の議員が次々とお酌に来ました。そして「今日はありがとうございました。九死に一生、地獄で仏でした」「私たちは(議長を除いて)みな一期生だから、どう発言していいか分からなかった。小林さんが代弁してくれた」などとお礼を言われました。そして「都留市では市民も議員も関心が低いかもしれないが、私たちにとっては村の存亡にかかわる大問題。いま色々調べている」と、この間の奮闘ぶりを語りました。熱心に語るので私は飲みも喰いもできず、帰って即席ラーメンを食べました。

トンネル
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=35/30/12.758&amp;el=138/58/19.046&amp;scl=250000&amp;size=954,768
割と最近に新しいの低い規格で作っちゃったのか??

1889とはずがたり:2005/06/16(木) 21:14:02
<山梨県>都留地方

まぁ合併失敗の責任を取って辞職やね。しかし都留市もトンネルぐらい造れなかったのかねぇ。
日本中で無駄なというか過剰な設備でトンネル出来てるってのに。。まぁ2000人の村に新しいトンネルは無駄か?

市町村合併:合併不成立の責任取り、道志村長が辞職へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000028-mailo-l19

 都留市との合併を巡り賛否が二分し住民投票で単独存続を決めた道志村で、合併推進の立場だった佐藤卓司村長(75)が15日記者会見し、「合併がうまくいかなかった責任を取る」として任期を3年近く残して辞職する意向を明らかにした。20日開会の6月定例村議会で改めて辞意を表明し、最終日の24日に30日付の辞表を提出するという。
 6月定例議会に行財政改革を進める複数の条例改正案を提出する予定で、佐藤村長は「単独存続の道筋が付けられ、村民に責任が果たせた」と、この時期での表明となったという。
 佐藤村長は村議を経て88年に村長に初当選。昨年4月には4期目の当選を果たした。
 昨年3月には都留市と任意合併推進協議会を設置したが、村内では賛否が分かれ、昨年10月に合併の是非を確認する意向調査、今年2月には是非を問う住民投票が村内で行われるなど混乱が続いた。住民投票の際には、佐藤村長自ら財政の厳しさをあげ合併賛成を訴えるチラシを配るなどしたが、反対(棄権含む)が賛成を280票上回り、単独存続が決まった。
 単独存続を訴えた住民グループ「道志村明日を創る会」の佐藤太志会長(79)は「合併推進の“失政”の責任を取れと言い続けてきた。5月下旬にはリコールも辞さないと訴えた」と話した。
 村によると、行財政改革のための条例改正案には、村長と収入役、教育長の報酬16%削減や課長級の管理職手当の半減、職員旅費の日当の削減などが盛り込まれる予定で、年間約1500万円の削減となる見通し。
 佐藤村長が辞職した場合、村選挙管理委員会に通知された翌日から50日以内に出直し村長選を行うことになる。
[吉見裕都]6月16日朝刊(毎日新聞) - 6月16日16時41分更新

1890とはずがたり:2005/06/16(木) 21:35:45
<山梨県>都留地方
【越県合併の要望:小菅村,丹波山村+東京都青梅市や奥多摩町・道志村+横浜市】

2001/10/2大月市,都留市,道志村,小菅村,丹波山村,秋山村(現上野原市),上野原町(現上野原市)と7市町村で研究会「東部広域圏の将来像に関する調査研究会」設置
小菅村,丹波山村の合併に関する住民アンケートの結果,東京都青梅市や奥多摩町との越県合併を望む意見が,小菅村で約6割,丹波山村で約8
2002/12月大月市が都留市,上野原町に任意協議会設置を申入れ
 上野原町,秋山村は2町村で合併→上野原市
 都留市,道志村は2市村での合併を検討へ→断念
 大月市は合併特例法期限内での合併を断念,単独市制継続へ
2003/9/21秋山村の都留市,西桂町,道志村との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(52.1%)」「反対(47.9%)」
2003/11/18西桂町,秋山村と4市町村で法定協議会「都留市・西桂町・道志村・秋山村合併協議会」設置「住民発議」
 西桂町が合併協議から離脱,単独町制継続へ
 秋山村が合併協議から離脱,上野原町と2町村で合併へ
2004/1/314市町村での法定協議会を解散
2004/2/2(>>1885) 西桂離脱で論議素通り 合併協2カ月で解散 発議の住民ら「住民無視」と憤り
2004/2/21(>>238)上野原・秋山 合併肯定派が過半数 両町村の住民意向調査
2004/3/18(>>1886)都留、道志が任意合併協を設置「来年3月までに判断」
 神奈川県横浜市の水道水源地として関わりが深い道志村では,横浜市との越県合併を求める声あり,道志村で神奈川県横浜市との法定協議会設置を求める住民発議,横浜市は越県飛び地合併は困難として議会付議せず不成立
 道志村は都留市との2市村を結ぶトンネル建設を要望→建設は困難
2004/03(>>254) 「自主独立の道進む」 特例法適用を断念−−大月市定例議会
同市は、水道企業団などを共同経営する県東部の都留市、上野原町、道志、秋山、丹波山、小菅村との計7市町村が合併しての10万人都市構想を提唱していた
2004/7/10(>>375)トンネル建設、合併の条件に−−任意協で道志村長
2004/10月道志村の都留市との合併の是非を問う住民意向調査の結果「都留市との合併を進める(45.3%)」「進めない(54.7%)」進めないが過半数を占めたが道志村長は法定協議会参加(合併協議継続)に前向き
10/29道志村で合併協議継続に賛否両論,協議会を休止
2004/11/5(>>790) 道志村長が都留との合併協任意合併協議会で法定協議会への移行に反対した同村選出の4人の委員に対し辞任を求める
11/25協議会を再開→新市名:都留市(つるし),新市役所:現・都留市役所
12/62市村での法定協議会設置案を都留市が可決,道志村が否決
12/202市村での合併を断念,協議会を解散
2005/2/20道志村の都留市との合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(52%)→全投票資格者の41.9%」「反対(48%)」(村条例に規定された「投票資格者の過半数」に賛成票が達せず反対多数との扱いに)←なんて非民主的な!
05/6/30(>>1889) 合併不成立の責任取り、道志村長が辞職へ

1891とはずがたり:2005/06/16(木) 22:33:47
<東北・北海道>

おお,無事進展!

>4月の新合併特例法施行後、法定協が設置されるのは東北で初めて、全国では5番目となる。
大間とあと何処だ?蟹江・木津ぐらいしかおもいつかんぞ?

風間浦村…むつ市との合併派と拮抗抗
大間町…単独指向強い
佐井村…大間指向強い?


青森・北通り 3町村法定協設置へ 風間浦村議会も可決
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050615t21005.htm

 青森県風間浦村議会は14日、大間町、佐井村との北通り3町村による法定合併協議会設置議案の採決を行い、賛成6、反対5の賛成多数で可決した。住民発議による同一請求を受けた3町村すべての議会が可決する結果となり、法定協設置が決まった。4月の新合併特例法施行後、法定協が設置されるのは東北で初めて、全国では5番目となる。

 風間浦村では、むつ市との合併を求める別の住民請求も行われており、村が同市に対して法定協設置議案の提出を求めている。横浜力村長は同市との合併を志向し、設置議案の提出に当たり3町村合併反対の意見を付議した。
 加えて、大間町と風間浦村の両議会は、3町村合併の賛成派と反対派がほぼ拮抗(きっこう)している。大間町では、大間原発立地に伴う財源を見込んで町単独を求める声も根強く、法定協での議論は曲折が予想される。

 14日の審議では、3町村合併派が「歴史的つながりから北通りの枠組みが最善」と述べたのに対し、むつ市との合併派は「3町村合併では、近い将来、財政再建団体に転落する」と反論した。
 可決を受け、横浜村長は「住民発議の結果であり、議会の決定は尊重する」と述べたが、一方で「広域合併を求める考えは変わらない。選択肢は残されており、むつ市は住民の思いを受け止めてほしい」と語った。

 風間浦村議会の結果について、むつ市の杉山粛市長は「設置議案を提出しにくくなったのは確かだが、議会と相談して慎重に対応したい」と話している。
 むつ下北地域では当初、むつ市を中心とした9市町村の枠組みによる合併を模索したが、原発計画を持つ東通村、大間町の相次ぐ離脱などで挫折。今年3月、川内、大畑、脇野沢の3町村がむつ市に編入合併するにとどまった。

 大間、風間浦、佐井の3町村合併を求める住民らは、住民発議に必要な有権者の50分の1以上の署名を集め、法定協の設置を3町村それぞれに本請求。法律に基づき3町村議会が設置議案を相次いで採決した。

2005年06月14日火曜日

1892とはずがたり:2005/06/16(木) 22:43:51
<中国・四国>香川県

http://www.shikoku-np.co.jp/feature/saihen/area/12/
高松市・牟礼町合併協議会

2005年6月
◆ 16日に設置案上程 牟礼町方針 猶予なく即日採決 高松市との合併協議会2005/06/14
◆ 併推進決議を可決 牟礼町議会 全会一致 協議再び再開2005/06/08
◆ 合併推進決議案 期日削除し再提案 牟礼町、7日に臨時議会2005/06/04

2005年5月
◆ 合併推進決議が廃案 可否同数、議長裁決せず 牟礼町臨時議会2005/05/31
◆ 合併早期実現を 牟礼町に緊急アピール 香川経済同友会2005/05/31
◆ 合併推進決議目指す 牟礼町が30日に臨時議会2005/05/28

2005年4月
◆ 1月合併へ決意 「議員の説得に全力」 牟礼・高木町長初登庁2005/04/28
◆ 牟礼町仲間入りに努力 高木町長再選受け 高松市長2005/04/27
◆ 合併に向け合意を 「推進」の民意確認 牟礼町長選受け知事会見2005/04/26
◆ 牟礼町出直し町長選で再選・高木英一氏に聞く 合併実現へ議員と対話2005/04/26
◆ 合併復活へ第一歩 高松、庵治両首長に安堵感2005/04/25
◆ 合併推進の高木氏再選 投票率69・57% 牟礼氏に2300票差 牟礼町出直し町長選2005/04/25
◆ 舌戦23日限り 両陣営、相次ぎ決起大会 牟礼出直し町長選2005/04/23
◆ 前職、新人の一騎打ち 「合併か単独か」が争点に 牟礼町で直し町長選告示2005/04/20
◆ 牟礼氏が出馬表明 「合併反対」で全面対決へ 牟礼町の出直し町長選2005/04/12
◆ 1陣営のみ出席 出直し町長選説明会 牟礼2005/04/06
◆ 早期合併が望ましい 知事、牟礼町議会否決で見解2005/04/05
◆ 4月24日に投開票 出直し町長選日程決まる 牟礼町2005/04/01

2005年3月
◆ 住民団体に証明書 合併議案否決 リコールは一時休止 牟礼町選管2005/03/30
◆ 住民参加の下で早急に議論を 真鍋知事2005/03/29
◆ やっぱり変わらない 傍聴席は静かな反応 牟礼町議会合併再否決2005/03/29
◆ 牟礼町議会が再否決 高松市との合併議案 高木町長辞表提出「住民に信問う」2005/03/29

1893とはずがたり:2005/06/16(木) 22:50:57
>>1891
蟹江じゃなくて弥富だ。あとは熊本と富合とかか。
あと一つ。高松と牟礼かと思ったが未だみたいだし。。

1894magenta:2005/06/16(木) 23:46:46
<近畿>滋賀県

共産党市議団が補正予算案に賛成 大津 「局面が変わった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000057-kyt-l25

 16日開かれた大津市議会の6月定例会総務常任委員会で、共産党市議団が、志賀町との合併に伴って電算システムを変更するための本年度一般会計補正予算案に賛成した。これまでは「住民合意のない合併には反対」との立場を取ってきたが、議案への賛成で「合併賛成」に転換したとも受け取れる。同市議団は「現実に合併が決まり、局面が変わった」と説明している。
 志賀町との合併をめぐり、同市議団は一貫して反対の立場を取ってきた。3月の臨時市議会では合併を認める議案に反対し、合併問題などを争点に実施された志賀町議会の解散の是非を問う住民投票でも、合併反対を鮮明していた党所属町議を支援し、町議会の解散を求めていた。
 しかし、住民投票は合併推進派が勝利し、5月20日の総務省告示で合併手続きが完了したため、両市町では、合併に向けた動きが一気に加速している。
 共産党市議団の塚本正弘幹事長は、合併関連補正予算案に関し「市議団で賛成、反対の議論はあった」と言い、「合併が現実に決まり、決着がついた。もろ手を挙げて賛成ではないが、今後、合併をどう住民利益につなげるかが、戦いの重点になる」と賛成に回った理由を話している。
 党県委員会は「党としては基本的に合併に反対の立場だが、住民の多くが賛成している場合などは現実的な対応もあり得る」としている。
(京都新聞) - 6月16日21時6分更新

1895magenta:2005/06/16(木) 23:52:00
新見市:公用車4台を売却 合併で不要に−−市民が落札、自家用に /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000203-mailo-l33

 新見市との合併で不要になった旧町長らの公用車(トヨタ・クラウン)4台が15日、同市新見の山村開発センターで一般競争入札にかけられ、市民が18万〜77万円で落札した。いずれも自家用車として使うという。
 2500CCで一番人気の哲西町長車(取得価額350万円、96年式、走行距離7万2913キロ)には5人が入札。35万8000円で落札した同町畑木の妹尾観光会長、妹尾生男さん(69)は「同級生の深井正町長が乗っていたもので、うれしい」と話した。
 他はいずれも3000CC。4人が入札した最も新しい神郷町長車(取得価額401万円、99年式、走行距離6万41キロ)は予定価額が高く、3回目で大佐永富の自動車販売会社経営、池田浩之さん(42)が77万円で落札。「やったという感じ」と大喜びだった。
 大佐町長車(取得価額345万円、93年式、走行距離13万1187キロ)は哲西町上神代の簡易郵便局長、田枝敏さん(代理)が23万6800円で、新見市長が使っていた予備車(取得価額450万円、96年式、走行距離15万4961キロ)は同市菅生の団体職員、長尾憲司さん(37)が18万3319円で落札した。【山本芳博】

6月16日朝刊
(毎日新聞) - 6月16日17時21分更新

1896magenta:2005/06/16(木) 23:52:48
今治市:公用車売却 合併で余った6台、入札申し込み開始 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000315-mailo-l38

 合併で不要になった今治市の黒塗り公用車の一般競争入札の申し込みが15日、始まった。7月11日まで受け付け、同月22日に入札を実施する。
 同市は、西日本最大の12市町村合併で今年1月に発足。首長や議長が使っていた「黒塗り」を一度に10台も所有することになり、全体の維持費だけでも年間約100万円はかかることになった。そこで市は車検切れの1台を廃車にする一方、最新型の3台を残し、残った6台を売却することにした。
 入札対象の6台は、合併前の6町で町長や町議会議長用として使われていたトヨタクラウンや日産セドリック。走行距離は約3万キロメートル〜9万8000キロメートル。予定価格が最も安いのは、旧玉川町のクラウン(92年式)で1万円。最も高額なのは、旧宮窪町のクラウン(01年式)で194万円。市役所朝倉支所で7月4日〜10日、6台を展示する。
 入札には市外在住者も参加できる。申し込み者は入札保証金として、契約希望金額の5%以上を前納する。問い合わせは、同市契約課(0898・36・1560)。【小林祥晃】

6月16日朝刊
(毎日新聞) - 6月16日17時31分更新

1897magenta:2005/06/16(木) 23:54:13
>>1895>>1896
公用車売却の話題2連発です。

1898とはずがたり:2005/06/17(金) 12:24:13
公用車と並んで減らせそうな費用がこの議員視察では無かろうか?
山内村は横手との合併が決まっている。せめて京都市に吸収された旧京北町や奈良市に吸収された旧都祁村ぐらい視察してくりゃいいのにねぇ。
しかしこの辺は空港使うとなると花巻空港が近いんですねー。

奈良・京都への行政視察、実は「観光」/山内村議会
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050617a

 山内村議会議員が議会研修(行政視察)として今月13日から2泊3日の日程で奈良、京都を巡り、すべての行程を「観光」に充てていたことが16日、分かった。研修のタイトルは「世界遺産奈良大和路と京都名所めぐり」。費用の精算はまだ済んでいないが、旅費として議員1人当たり5万円、計60万円が予算計上されている。樋渡哲男議長は「気の緩みがあった。反省している」と平謝りだ。

 村議会事務局と樋渡議長によると、議員14人のうち、日程の都合がつかなかった2人を除く12人が参加。議会事務局長と旅行代理店の添乗員が同行した。行き先は議員の話し合いで決め、行程は代理店任せだったという。

 初日は花巻空港から大阪入りした後、高松塚古墳や飛鳥寺などを見学。2日目は法隆寺、東大寺、平城京跡など、3日目は金閣寺や清水寺などを訪ねた。相手先のある研修はなく、研修目的も特に設けていなかった。

 宿泊先での飲酒のほか、昼食時にビールを飲んだ議員もいたという。奈良、京都での移動には貸し切りバスを利用し、花巻空港へは村役場のバスで往復していた。

(2005/06/17 08:26)

1899とはずがたり:2005/06/19(日) 01:40:32
笑>今回の収穫は、幹部全員が4日間も庁舎を離れても、市の業務に影響がなかったこと。幹部は必要ないということか

全国最多マンモス市議会 一般質問でぐったり 由利本荘
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050618t41029.htm
 1市7町の合併に伴い、全国の地方議会で最多の127人の議員がいる秋田県由利本荘市議会の6月定例会一般質問が17日、終わった。4日間の質問者は実に41人。質問内容が重なるケースが多く、質問する市議も答弁する市幹部も、質疑応答の“マラソン”にくたくたの様子だった。

 3月に発足した同市の議会は、在任特例の適用で10月末まで旧市町の全議員が市議。市庁舎の議場に収まりきらないため、旧西目町の公民館講堂を仮議場にしている。初の定例会一般質問となった今回は、議員1人当たりの持ち時間を、答弁を含め40分に制限した。

 だが、まだ会派がなく、互いの質問内容を調整していないため、「新市の予算」「農業・観光振興」など、似たような質問が続いた。最終日に登壇した議員も「既に出た質問をしてしまった」と残念そう。ただ「9月定例会までに会派をつくることになるのではないか」と言う。

 一方、答弁に追われた柳田弘市長も「旧市(本荘市)時代は定例会での一般質問は6人程度だった。疲れた」。ある市幹部は「今回の収穫は、幹部全員が4日間も庁舎を離れても、市の業務に影響がなかったこと。幹部は必要ないということか」と苦笑いしていた。

2005年06月17日金曜日

1900とはずがたり(1/2):2005/06/19(日) 02:06:01
<東海>静岡県浜松市

いやーいよいよですねぇ。

2005.6.16
合併後の身の振り方は?
11市町村の特別職と教育長にアンケート
http://www.chunichi-tokai.co.jp/merger/0506/merger_197.shtml

 浜松市に周辺十一市町村が七月一日に編入合併する天竜川・浜名湖地域合併では、十一市町村の首長ら特別職が今月三十日付で失職する。選挙に出る人、役所に再就職する人、勇退する人…。失職後の予定を中日新聞東海本社が調べたところ、さまざまな身の振り方が分かった。

 失職するのは十一市町村の首長、助役、収入役の特別職に教育長を加えた四十三人(三ケ日町の収入役は不在)。

 このうち浜松市議の増員選挙(七月十七日告示、二十四日投開票)への立候補を予定しているのは、細江町の伊東真英町長(54)、三ケ日町の鈴木浩太郎町長(58)、引佐町の長山芳正町長(65)、春野町の伊藤晋一郎町長(66)の四人。出馬理由は「支持者の要請」などと説明している。

 「六十歳未満で新市への雇用を希望する人には配慮する」という合併協議の確認に基づいて採用を希望した人は四人。細江町の長山久幸助役(56)は市監査事務局参事、舞阪町の石津利之収入役(57)が舞阪総合事務所長、浜北市の村松右教育長(59)が天竜川・浜名湖地区総合教育センター館長、龍山村の野田和秀教育長(55)が天竜教育事務所龍山分室長にそれぞれ七月一日、就任する。

 このほか永田清・引佐町収入役(62)は、いなさ自然休養村公社理事長に、大平枚男・佐久間町助役(62)は町民参加型NPO「がんばらまいか佐久間」の理事長に就く。片桐滋人・龍山村収入役(54)は、家業の林業に従事して生計を立てる。

 さらに勇退を明言している二十三人のうち長谷川正栄・浜北市長(59)と内山勝・龍山村長(68)が「地域を見守りたい」などと無報酬の地域協議会委員就任に意欲を示している。まだ態度を明らかにしていないがほかにも数人が同委員に就任する見込み。「働く意欲はあるが未定」などと回答した人は八人だった。

氏名 ・ 役職 ・ 年齢   合併後は? 「一言コメント」
浜北市
長谷川正栄・市 長59地域協議会委員
村松 恒久・助 役60未定「町づくりの一翼を担う仕事を」
今村 貞夫・収入役65未定「働く意欲はある」
村松  右・教育長59総合教育センター館長

天竜市
中谷 良作・市 長73勇退「健康のため農作業をしたい」
杉山 洋一・助 役62勇退「読書と体を鍛える時間を持ちたい」
内山  等・収入役64勇退「お茶づくりなどをしていく」
野尻  護・教育長62未定「マラソン、ボート、旅行を存分に」

1901とはずがたり(2/2):2005/06/19(日) 02:06:27
>>1900-1901

雄踏町
鈴木 正人・町 長52未定
高橋 正治・助 役62勇退「しばらくゆっくりしたい」
飯田 洋一・収入役61勇退「何もやりません」
中村 秋男・教育長58勇退「家庭で農業に従事する」

舞阪町
伊藤賢太郎・町 長72勇退「仕事を一切辞め、のんびりしたい」
竹中 稔雄・助 役65勇退「本来なら7年前に退職。もう満足」
石津 利之・収入役57舞阪総合事務所長
野寄 浩司・教育長68勇退「悠々自適の生活を送る」

細江町
伊東 真英・町 長54浜松市議選出馬
長山 久幸・助 役56浜松市監査委参事
高山 博次・収入役61勇退「ボランティアで町のために何かを」
名倉 正雄・教育長70勇退

三ケ日町
鈴木浩太郎・町 長58浜松市議選出馬
二橋 久雄・助 役73勇退「仕事は楽しんだ。浜松へ戻る」
永田 和史・教育長61勇退

引佐町
長山 芳正・町 長65浜松市議選出馬
大谷 義房・助 役61勇退「農業でものんびりやりたい」
永田  清・収入役62自然休養村理事長
柴田 宏祐・教育長63勇退「今は何も考えていない」

佐久間町
小原侃之輔・町 長69未定「地方自治や経営相談の仕事を」
大平 枚男・助 役62町民NPO理事長
佐々木信季・収入役62勇退「しばらく無になって今後考える」
奥留 規夫・教育長65勇退「農業に従事したい」

水窪町
天野 勝郎・町 長64未定「何らかの仕事はしたい」
米山  勲・助 役62勇退「畑仕事や地域協力をしたい」
安藤 重司・収入役63勇退「引退して農作業したい」
村木 勝一・教育長63勇退「今までの出会いを大切にしていく」

春野町
伊藤晋一郎・町 長66浜松市議選出馬
清水 光靖・助 役69勇退「地域のお手伝いをしたい」
太向 忠和・収入役60未定「働く意欲はある」
片桐 達介・教育長60勇退「自治会などで地域奉仕を」

龍山村
内山  勝・村 長68地域協議会委員
山口 克久・助 役62未定「何か仕事はしたい」
片桐 滋人・収入役54家業の林業に専念
野田 和秀・教育長55教育事務所分室長

1902とはずがたり:2005/06/19(日) 02:07:43
<東海>静岡県浜松市
急げ新居町!バスに乗り遅れるなかれ

2005.6.11
新居町議会 合併問題で町長答弁
http://www.chunichi-tokai.co.jp/merger/0506/merger_186.shtml
浜松を推進、湖西も視野

 新居町議会は十日、定例会を開会。斎場式場棟建築工事の請負契約(一億千五百五十万円)など十六議案を原案通り可決。石原純夫、杉山勇、石川猛、中村博行(無所属)荻野利明(共産)太田サヨ(公明)片山元宏、太田慎一(無所属)の八氏が合併問題などについて一般質問し、閉会した。

 合併に関する答弁で古橋武司町長は、浜松市との合併推進の立場は変わらないとしたものの、湖西市との合併についても「浜松がいいか湖西がいいか、議会とも勉強したい」と、従来に比べ柔軟な姿勢を示した。 (山口耕司)

 一般質問と答弁の主な内容は次の通り。

 石原氏 浜松市との合併の取り組みは。

 町長 浜松市との合併を進めるタイミングは新市が誕生するこの時期から。議会とともに勉強する場を設けてほしい。

 杉山氏 都市計画道路「浜名線」の着工見通しと土地の有効利用は。

 町長 早期開通に向け努力し、買収した土地の管理方法も検討する。

 石川氏 合併についての住民投票や湖西市との合併の考えは。

 町長 議会と協議を重ね、湖西市との合併についても資料を出したい。その後、住民に広報、説明会や意向調査などをしたい。住民投票は現時点では考えていない。

 中村氏 広域施設組合の負担割合をどうする。

 町長 負担割合は湖西市64%、新居町36%で、市長と町長で協議する場を設けるのが先決。

 荻野氏 浜松市といつまでに合併を目指しているのか。

 町長 現時点では無理だが、新浜松市が政令指定都市に移行する十九年春までに仲間入りしたい。今後、浜松、湖西市についてどちらへ行くべきかも考えたい。

 太田サ氏 公共の公園的な共同墓地建設を。

 町長 建設場所、規模、使用料、維持・管理など検討課題が多く、じっくり検討したい。

 片山氏 財政支出の合理化をどう進めるか。

 町長 本年度中に住民サービスの見直し、行財政計画策定など全体的な事業を見直しを進めており、財政支出の合理化につながる。

 太田慎氏 新浜松市誕生後、合併協設置議案を提案する考えは。

 町長 浜松、湖西市、新居町の財政、行政サービスなどの比較などを住民や議会に提示。議会と町民の理解が得られた後、合併協設置を提案する。

1903とはずがたり:2005/06/20(月) 23:12:32
<東北・北海道>青森県 五戸地域
>>1285
五戸町長に合併検討要請/新郷 2004年11月17日(水)
五戸町議会、新郷との協議応じず 2004年11月26日(金)
>>1803
青森県新郷の住民団体 村長解職を本請求→この後辞職

当 1208 須藤良美  65 無新←実質上の細川後継
   895 木村弥太郎 84 無元←細川のリコール運動した合併派勢力が擁立。ちょい高齢。。
   419 高橋満   53 無新

五戸急進合併が負けて主流派が引き続いて主体的交渉派に衣替えして村政与党の座を維持って感じか。
本筋と関係ないけど戸来ってこの辺の地名なんですねぇ。

青森新郷村長選 元村長と前助役も出馬
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2005/05/20050520t21012.htm

 合併問題で解職請求(リコール)を受けた細川潤八郎村長の辞職に伴う青森県新郷村長選(24日告示、29日投票)で、元村長の木村弥太郎氏(84)と、前助役の須藤良美氏(65)が19日までに、それぞれ無所属で立候補する意向を表明した。

 細川前村長は立候補しない見通しで、既に出馬表明している商店経営の高橋満氏(53)を含め、計3人の争いとなる公算が大きくなった。
 木村氏は18日夜の決起集会で「今までの村政を清算して、新しい新郷村を作る。まずは近隣町村と仲良くし、五戸町との広域行政を復活させたい」と述べた。リコール活動を展開した住民団体が支持母体となる。

 木村氏は旧戸来村(現新郷村)の収入役、助役などを経て、1971年から新郷村長を連続6期務めた。

 須藤氏は19日に記者会見し、「私は細川前村長の後継者ではない」と強調した上で、「五戸町との対話を深めたい」と合併を再度模索する考えを示した。村議14人中、細川前村長を支持した11人が支援に回るという。
 須藤氏は60年、新郷村役場に入り、産業課長、総務課長などを歴任、95年から助役。19日付で退職した。
2005年05月20日金曜日

選挙:新郷村長選 須藤良美氏が初当選 「行財政改革を進める」 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/senkyo/news/20050530ddlk02010003000c.html

 前村長の辞職に伴う新郷村長選は29日投開票があり、即日開票の結果、新人で元助役、須藤良美氏(65)が、元職の木村弥太郎氏(84)と新人で酒店経営、高橋満氏(53)を破り初当選した。当日有権者数は2875人(男1402人、女1473人)。投票率は88・07%だった。

 須藤氏は、助役としての実績を強調。「農業の発展や行財政改革を推進し、村の難局を乗り切りたい」と訴え支持を広げた。木村氏は、五戸広域事務組合の復活や国道などの交通網整備を主張し、高橋氏は、村の再生に関する問題を討議、立案する「新郷村再生委員会」(仮称)の設置などを公約に挙げたが、及ばなかった。[田村彰子]
 ◇新郷村長選開票結果=選管最終発表
当 1208 須藤良美  65 無新
   895 木村弥太郎 84 無元
   419 高橋満   53 無新
 (無効10)
 ◇新郷村長略歴
 須藤良美(すとう・よしみ) 65 無新(1)
[元]助役[歴]村課長▽村長職務代理者▽県立農業講習所
毎日新聞 2005年5月30日

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1058316301/
青森◆新郷村長選挙はどうなる◆ローカル

1904とはずがたり:2005/06/20(月) 23:38:37
<東北・北海道>糖部地方

こっちも合併反対派か・・。
おいらせ市構想には難点が二つあって,まず奥入瀬じゃなくて平仮名でおいらせがちょいとみっともない。二点目に,一戸から九戸まで四戸以外ずらりと並ぶ戸の中で六戸だけぽっと消えてしまう訳にはいかないって事だ。

選挙:六戸町長選 出直し選、辞職の吉田豊氏が4選 「ある程度の信頼得た」 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/senkyo/news/20050614ddlk02010241000c.html

 六戸町の出直し町長選は12日投開票があり、自身の解職の是非を問う住民投票を巡り町長を辞職した吉田豊氏(55)が、元町長、苫米地繁雄氏(60)を破り4選を果たした。当日有権者数は8852人(男4260人、女4592人)。投票率は83・21%だった。

 吉田氏は「(住民投票のもとになった)合併協議からの離脱について、ある程度(町民から)信頼してもらったという結果だと思う。厳しい状況のなか、行財政を整えながらやっていきたい。合併推進派にも、理解されるよう努力していく」と抱負を語った。

 苫米地氏は「おいらせ市実現町民会議」の支持を受け、公約に「下田、百石両町との合併」を挙げたが及ばなかった。[田村彰子]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇六戸町長選開票結果=選管最終発表
当 4237 吉田豊   55 無元
  3053 苫米地繁雄 60 無元
 (無効75)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇六戸町長略歴
吉田豊(よしだ・ゆたか) 55 無元(4)
 [元]町長[歴]町議▽県市町村職員退職手当組合長▽東農大
毎日新聞 2005年6月14日

1905とはずがたり:2005/06/20(月) 23:41:20
>>1903-1904

一戸;馬淵川の上流の小河川の合流点
二戸;安比川と馬淵川との合流点
三戸;熊原川と馬淵川との合流点
四戸(浅水);浅水川流域
五戸;五戸川流域
六戸;奥入瀬川流域
七戸;七戸川流域
八戸;馬淵川と新井田川の下流
九戸;新井田川の上流
十戸(遠野);遠野地方?

http://www.hi-net.ne.jp/~ma/h2.html
へ(戸)のふしぎ

これら戸(へ)の市町村うち一戸町・二戸市・九戸村は岩手県に入り、三戸町・四戸(浅水)・五戸町・六戸町・七戸町・八戸市は青森県に入ります。もともとは同じ生活圏にありましたが、戊辰の役で南部藩が負けた方に入りましたので、薩長政府は無惨にも戸(へ)の真ん中に県境を引いてしまったのです。
岩手県の 遠野市はむかし十戸(とおのへ)とも言われていたそうですので、この戸(へ)の10番目の仲間とみてよさそうです。

◇「戸」の言われ
http://www.town.rokunohe.aomori.jp/html/he.htm

 この地域特有の一から九まである「戸」のつく地名(現在四戸はない)は、その起源が平安時代とも鎌倉時代ともいわれ、しかも馬と関係がある。
 一説には、弘仁年間(810〜824年)、文室綿麻呂 (ふんやのわたまろ)が蝦夷平定後、この地に残した守備兵の駐屯地(柵子)から発展した村落に由来するという。
 一戸から七戸までがほぼ一日の行程間隔に並んでいることや、一郷を形成する戸主に戸番をつけ、これが柵子を置くときも適用されたとみられることが根拠になっている。
 これに対し、鎌倉説は、源頼朝が牧馬政策の必要性から糖部群を置き、多くのご家人を地頭に任命したことに始まるとする。その一人、南部氏は馬産地の甲斐出身で、牧の経営に手腕を発揮したという。南部氏は、糖部群を九つの部(戸)に分け、一部(戸)ごとに七つの村と一つの牧場を置き、九戸を東西南北四つの門に分属させた(九ヶ部四門の制)といわれてきたが、最近では、九戸と四門が併存していたという説が有力である。

南部と津軽
http://www.hi-net.ne.jp/~ma/nan-tuga.html
青森県は江戸時代二つの藩に分かれておりました。
東の太平洋側は南部藩に、西の日本海側は津軽藩になっておりました。

境目は陸奥湾から始まって、野辺地町と平内町の間をとおって、十和田湖にいたっております。

津軽藩は青森県だけですが、南部藩はさらに岩手県の北上市と遠野市の南から北全部と秋田県の鹿角市周辺もふくんでおります。

南部光行が源頼朝から糠部5郡を戦功の賞として拝領してから今年(平成10年)で809年がたちます。
そして、津軽為信が豊臣秀吉から津軽3郡の本領安堵朱印状をうけてから408年経過しました。
明治4年に廃藩置県が施行されてからでも127年になります。

これだけの時間的な空間をおいてもいまなお南部と津軽の対立感情がいまなおくすぶっております。

http://www.youtree.com/about/index.html
八戸地域について

1906とはずがたり:2005/06/22(水) 12:44:00
<北関東>群馬県

上毛電鉄の客が少しは増えると良いんだけど

桐生市:「必要な物だけ吟味して」 合併関連の30事業発表−−大沢市長会見 /群馬
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1226455/detail

 桐生市の大沢善隆市長は21日、合併した今後10年間の重点事業として▽全小中学校の耐震構造化▽「生徒1人にパソコン1台」普及▽新里支所の複合施設化など「新里・黒保根地区に配慮した住民生活重視型」――の合併に関連する30事業を発表した。合併特例債の起債限度額286億円に対し、約3割に当たる91億円を予算化する。大沢市長は「必要な物だけを吟味して行う」とし、今後も限度額にはこだわらない方針。

 また、新里・黒保根地区寄りにある桐生運動公園(同市相生町3)に、上毛電鉄の新駅を建設(06年度予算で事業費約1億8000万円)、市中心地にあった保健業務を行う「保健センター」を建設(06、07年度予算で同約12億円)することなどを明らかにした。

 関係者によると、上毛電鉄の新駅名称は公募せず、「新運動公園駅」「南運動公園駅」「上毛運動公園駅」などを候補に検討している。[塚本英夫]
2005年06月22日11時40分

1907とはずがたり:2005/06/22(水) 13:39:03

<北関東>群馬県

伊勢崎市 新設 伊勢崎市, 佐波郡 赤堀町, 東村, 境町で合併 佐波郡で残るは玉村町のみ

佐波郡の内,玉村町だけは合併に加わらず。高崎,前橋,伊勢崎の真ん中という地の利を生かしたい所か?
こういうケースでは周辺の合併で合併市が拒否した町村へ経費の引き上げなどで嫌がらせをする,というか信頼関係を無くしてドライな関係に移行しようとするケースも聞くが,本当に離脱されると予算が減ってしまって実は困るというケースですね。高崎市が委託を受けるかどうかが何も書かれてないが関係を深めることが出来るし一種の玉村争奪戦の様相を呈したのか?

伊勢崎もまた元の額提示するならなんで増額案の根拠は何だったのかって事になるわな。

玉村町の消防事業委託問題:伊勢崎市に委託継続へ 合併前と“同じ形”に /群馬
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1226454/detail
 ◇合併前と“同じ形”に収まる

 玉村町の消防事業委託問題で、同町は21日、伊勢崎市に来年度以降も委託を継続する意向を伝えた。22日に貫井孝道町長が同市役所を訪れて矢内一雄市長と会談し、正式決定する見通し。伊勢崎市か高崎市かで揺れた消防事業委託問題は、旧伊勢崎市など4市町村合併前と“同じ形”に収まることで決着した。

 21日の町議会全員協議会で貫井町長が町議に説明し、直後に矢内市長に電話で伝えた。矢内市長は「相互の信頼関係が保たれてよかった。双方の議会にもご苦労頂き、最善の結果になりました」とコメントした。

 消防委託問題を巡っては、同町は今年1月、4市町村合併で伊勢崎佐波広域市町村圏整備振興組合が解散したことに伴い、消防事業を新伊勢崎市に委託。しかし委託料が合併前の約3億5000万円から約5億円に増額したことなどを理由に、06年度以降の委託先を高崎市に変更する方針を示した。

 こうした事態を受けて伊勢崎市は5月下旬、委託料を合併前の約3億5000万円に減額する譲歩案を提示したが、町は高崎市との契約を目指していた。

 これに対し町消防団や女性防火クラブは▽伊勢崎市とのこれまでの緊密な関係▽サービスの低下――などを理由に伊勢崎市との委託継続を主張。意見書などを町に提出していた。[伊澤拓也]

1908とはずがたり:2005/06/23(木) 23:25:40
<中国・四国>厚狭地方

厚狭市きぼーん。まぁ小野田市も捨てがたいけど。
日本最大のセメントメーカーも小野田の名前外しちゃったしねぇ。
新幹線が厚狭駅な内は小野田市でも良いとするかね?小郡駅がのぞみ停車をネタに脅迫されて新山口なったのはどうかと思う。。

子供の頃,町の癖に新幹線止まってるぅ!と友達との間で大顰蹙だった米原と小郡だがどちらも市になっちゃいましたねぇ。その内浦佐だの上毛高原だの町駄目なんていってられなくなったし,高校の頃にはおらが市にも新幹線とまる様になったけど。

山陽小野田市:新市の名称で部会を設置 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000215-mailo-l35

 山陽小野田市は22日、市民に新市の名称について意見を求めた「市の名称アンケート」の結果を受けて、「市の名称部会」を設置すると発表した。8月上旬設置し、委員を公募する。
 同アンケートは、4月の市長選で新市の名称見直しなどを掲げ当選した白井博文市長の公約の一つ。今月1日〜15日、旧市町の住民各1000人を対象に実施された。市によると、回答した1259人のうち「再検討してほしい」が644人と過半数を超えた。「このままでいい」は604人だった。このため、市は市民が市政に参加する「まちづくり市民会議」の一環として、部会を設けることにした。
 白井市長は「各方面への影響が大きく、何が何でも名称を変えるつもりはない」と述べた上で、「不満の声があるので、民意を確かめるため調査をした。市民の代表らに議論してもらい、最終的には住民投票を視野に入れた協議が必要」と話している。

6月23日朝刊
(毎日新聞) - 6月23日17時26分更新

1911とはずがたり:2005/06/25(土) 01:44:53
<東海>知多地区

うぉ。知多[朝倉]・東海[横須賀・太田川]・大府・東浦との合併話しは皆結構本気で進めてるのか!!
新市名は知多かねぇ?こりゃ加藤氏に徹底的に勝ってもらわなかんがね。。

選挙:知多市長選 歯科医の服部貞夫氏、立候補を表明 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050624-00000000-mailo-l23

 任期満了に伴う知多市長選(9月18日告示・同25日投開票)に、同市巽が丘の歯科医師、服部貞夫氏(65)が23日、立候補すると表明した。同市長選には、現職の加藤功氏が再選を目指すことを表明しており、出馬宣言は服部氏が2人目となる。
 無所属で立候補する。服部氏は、元市議や同市三役のOBらから要請され、立候補を決めたと言う。「現在の知多市政は、愛知万博開催や中部国際空港開港などを生かし切れておらず、以前より衰退している」と今の市政を批判する。市長退職金の半減、第3子からの補助金50万円支給、東海市、大府市などとの3市1町の合併に反対――などを公約に掲げている。[黒尾透]
6月24日朝刊
(毎日新聞) - 6月24日16時56分更新

1912とはずがたり:2005/06/25(土) 01:51:51
>>1911
ほほぅ。任意協の段階ですか。30万都市に成るんですな。
衣浦市(?)とかも見てみたいがこちらは動きがないようだ。

http://glin.jp/upd/updp.cgi#aichi
東海市, 大府市, 知多市, 知多郡 東浦町
推計人口 311,263人 国勢調査 300,898人
協議会名称等☆知多北部任意合併協議会(任意)
協議状況・経過等
2002/4/19半田市,常滑市,知多郡南知多町,美浜町,阿久比町,武豊町と10市町で研究会「知多地区市町合併研究会」設置
2003/2/244市町で研究会設置
2003/8/1準備会設置
2004/1/9任意協議会設置
 合併特例法期限内にとらわれず4市町での合併を検討へ

http://glin.jp/upd/updb.cgi#aichi
碧南市, 刈谷市, 安城市, 知立市, 高浜市
衣浦東部広域行政圏協議会

2002/9/275市で法定協議会設置を求める住民発議,4市が可決,碧南市が否決し不成立
 刈谷市,安城市,知立市の3市での合併協議を検討,知立市は3市での合併に前向き,刈谷市,安城市は慎重

半田市, 常滑市, 知多郡 阿久比町,南知多町,美浜町,武豊町
知多南部2市4町広域まちづくり研究会

半田市,阿久比町は6市町での広域合併に前向き
 常滑市,武豊町は合併特例法期限にとらわれず検討へ
 南知多町,美浜町は2町での合併を検討へ→断念

1913とはずがたり:2005/06/28(火) 12:41:54
<近畿>奈良県

お,合併指導発動か?念頭に置いてるのは何処かなぁ。。

小さい町村は合併へ−県会一般質問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000009-nara-l29

 県議会(米田忠則議長)の6月定例会は27日再開し、田中美智子(共産)、高柳忠夫(民主)、中辻寿喜(自民)、飯田正(同)の四県議が一般質問を行った。柿本善也知事は、市町村合併について「特に小さな規模の町村は、幅広い行財政基盤を維持するために合併が必要」とし、小規模自治体の合併支援を進める姿勢を示した。また上森健広福祉部長は、県内23市町村で、介護保険の計画額を上回る給付になっていることを明らかにした。
(奈良新聞) - 6月28日10時42分更新

奈良県推計人口(平成15年12月1日現在)
http://www.naraken.co.jp/benri/jinkou.html
山辺郡 計11.387←添上郡は?
▲月ヶ瀬村1.911→奈良市
▲都祁村6.687→奈良市
山添村4.700

生駒郡
安堵町8.287→西和市構想破談

磯城郡 計 49.949
川西町9.117→中和地区合併構想破談・桜井磯城合併協議破談
三宅町7.787→中和地区合併構想破談・桜井磯城合併協議破談
田原本町33.045→中和地区合併構想破談・桜井磯城合併協議破談

宇陀郡
曽爾村2.294→曽爾御杖合併協議破談
御杖村2.472→曽爾御杖合併協議破談

高市郡 計 14.595
高取町8.006→中和地区合併構想破談→橿原市へ特例法内での合併を申し入れるも実現せず
明日香村6.589→中和地区合併構想破談

吉野郡 計 58.854
吉野町10.547→吉野市合併構想破→吉野上北山東吉野任意合併協議破談(上北山離脱)→吉野町東吉野村合併協議破談
大淀町20.306→吉野市合併構離脱(これをきっかけに破談)
下市町8.098→吉野市合併構想破→天川黒滝へ合併を働きかけ
黒滝村1.103→吉野市合併構想破・天川黒滝村破談
▲西吉野村3.662→五條市
天川村1.909→吉野市合併構想破・天川黒滝村破談
野迫川村770→五條市から離脱(和歌山県に接する野迫川村では、生活圏として関わりの深い和歌山県の高野町との越県合併との声も野迫川村中心部からだと、高野町のほうが近いですし、数少ないバス路線も高野町に向かう路線しかありません。http://www.glin.jp/arc/arc.cgi?N=175)
▲大塔村771→五條市
十津川村4.650→吉野市合併構想破
下北山村1.235→吉野市合併構想破
上北山村861→吉野市合併構想破
川上村2.280→吉野市合併構想破
東吉野村2.662→宇陀地区合併協議離脱(アンケ)・吉野市合併構想破談・吉野町東吉野村合併協議破談(東吉野村のアンケ)

1914とはずがたり:2005/06/28(火) 13:08:51
<近畿>奈良県
>>1913
先ずは野迫川村なんかな?是非県が率先して越県合併を促進して欲しいねぇ。

奈良県内「市町村合併」の動き  03. 8. 1〜05.4.06
http://www.mahoroba.ne.jp/~kiyohiko/ugoki.htm

◆ 吉野郡7町村合併協議会(法定) 設置 H15.3.24 H16.3.31解散
(吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、天川村、下北山村、上北山村、東吉野村)
〇 大淀町会の町村合併問題特別委員会が9月11日開かれ、本会議で提案されていた吉野郡7町村との合併の是非を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。16日本会議でも可決された。
〇 下北山村の9月定例議会は9月19日開会し、吉野郡7町村との合併の是非を問う住民投票条例案を全会一致で可決した。投票資格は永住外国人を含む18歳以上の村民。選択肢は吉野郡7町村と「合併」「合併しない」のいずれか。
〇 吉野郡8町村合併協議会(会長・森勝彦大淀町長)の第7回会議が10月16日、下市町で開かれ、合併した際の新市名称を「吉野市」とすることを決めた。
〇 合併を協議会は03年12月、新市建設計画に関する基本方針などをまとめた啓発資料「吉野郡8町村合併協議会だより臨時号」を作成、各町村に配布したが、大淀町だけが住民に配布せず、廃棄していたことが分かった。議員の反対もあり、町長の判断で配布されず、焼却されたという。
〇 吉野郡8町村合併協議会に参加する大淀町と下北山村で、合併の是非を問う住民投票が04年1月20日告示、25日投票された。大淀町では合併に反対が6708票、賛成が4087票で反対が賛成を大きく上回った。投票率は66.68%。下北山村では、合併に反対が710票、賛成が250票と大差で合併反対を選択した。投票率は84.18%。

〇 吉野郡8町村合併協議会は、2月19日、第10回協議会を開き、大淀町と下北山村が正式に脱会を表明し、認められた。これを受け、3月2日、吉野郡8町村合併協議会の廃止(31日付)を決めた。

吉野郡

〇 川上村は、平成17年度以降の10ヶ年を期間とする第4次村総合計画の策定に向け、広く一般から提言や意見を募集している。町村合併をしない行政運営を行うため「持続可能な村づくり」を念頭に観光や産業振興、若者定住、子育て、環境などを計画の柱とする方針。(10月)
〇 下市町長は、5月19日同町の町村合併検討協議会で、「町単独運営で行く」と市町村合併に対する姿勢を表明した。
○ 初当選した東下市町長は、11月29日、初登庁し「町長選は実質的に、合併の賛否を問う住民投票だった」として、まず「天川、黒滝両村へ合併を働きかける」ことを明らかにした。

その他

○ 高取町は8月12日までに、町として単独で存続することを断念、隣接する橿原市への編入(吸収)合併を目指す方針を固めた。財政難が理由で、同日、筒井良盛町長が町議会の市町村合併検討特別委員会(中垣宗久委員長)で理解を求めた。同委員会は筒井町長に協議を一任、午後、議長と副議長が同市議会を訪れてこの日の結果を伝えた。
〇 橿原市の安曽田市長は10月1日、高取町から打診があった合併協議について、同町が進める「たかとり健幸の森」の計画凍結などを条件として提示したことを明らかにした。また、合併特例債の対象となる来年3月までの議決についても、現実的に不可能との見通しを示した。 
 高取町の筒井町長は「合併特例債が使えないなら合併しない」としており、本格協議の可能性は極めて低くなった。
○ 橿原市と高取町の合併問題で、「合併問題を考える橿原市民の会」(谷弥兵衛会長)は10月5日、「行政水準の格差が大きく負担増となる」などを理由に反対の申し入れ書を安曽田豊市長と井上龍将・市議会議長に提出した。
○ 3月に五條市、西吉野、大塔両村との合併協議から離脱した野迫川村について、柿本知事は9月16日の会見で「村単独でいくのは難しい。村の自主性だけで(合併の有無を)決めてしまうわけにはいかない」と述べ、同村が合併しなかった場合、県が合併を促進させる方針を示した。

1915とはずがたり:2005/06/28(火) 13:16:35
<九州・沖縄>長崎県

大瀬…単独派
関……行政改革推進=主体的合併派
草野…佐世保との即時合併派

選挙:佐々町長選/佐々町議選 出直し選、関氏が初当選 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050627-00000136-mailo-l42

 大瀬康政・前町長(65)の辞職に伴う出直し佐々町長選は26日、投開票され、新人で元町議会議長の関耕二氏(64)が、大瀬氏と、新人で元警視庁警察官の草野浄治氏(56)=いずれも無所属=を破り、初当選した。当日有権者数は1万807人、投票率は74・08%だった。
 関氏は「町の財政状況が厳しく合併を避けることはできないが、小佐々との合併破たんで佐々の信頼は地に落ちた。向こう10年の町の基本計画を作り、行財政改革に取り組んで信頼を回復し『合併したい』と思ってもらえる町をつくりたい」と抱負を述べた。
 同町は小佐々町と法定合併協を作ったが、新町名などを巡ってこじれ破たん。今年4月、町民グループが「合併を破談させたのは町長と町議の責任」として大瀬町長(当時)の解職と、町議会解散の是非を問う住民投票実施を求める署名を町選管に提出した。それを受けて大瀬町長と町議全員が辞職した。
 合併せず単独での町政運営は十分可能とした大瀬氏と、佐世保市との即時合併を訴えた草野氏は及ばなかった。[倉岡一樹]
 ◇深夜に新議員誕生−−佐々町議選
 全議員の辞職に伴う佐々町議選(定数13)も26日投開票され、深夜にかけて新議員が次々と誕生した。投票率は72・60%だった。

 関耕二(せき・こうじ)64 無新(1)
農業▽町農業委員[歴]町副議長・議長▽北松南高

6月27日朝刊
(毎日新聞) - 6月27日17時46分更新

1916とはずがたり:2005/06/29(水) 11:09:36
<東北・北海道>青森県

市町村合併 旧浪岡町、告示せず 国と県、事情確認へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000004-khk-toh

 青森市との合併(4月1日)をめぐり揺れた旧浪岡町が、町議会による合併関連議案の議決後、町として合併を告示していなかったことが分かり、青森市議会や県議会で取り上げられた。市議会では28日、事実解明のため超党派市議が求めた100条委員会の設置決議案が否決されたが、国や県は今後確認する必要があるとの姿勢。総務省は取材に「(自治体が告示しなかった例は)聞いたことがない」としている。

 浪岡町は昨年10月26日の町議会で合併関連議案を可決。議員は在任特例を用いることなどが決まった。合併特例法では在任特例などについて「議会の議決を経るものとし、協議が成立したときは、直ちにその内容を告示しなければならない」と定めている。しかし、町は協議内容などを告示しなかった。一方、旧青森市は同日の議案可決の3日後、告示した。

 このため合併反対派の旧町議を含めた現市議が「町で告示されなかったことで、協議内容の効力が発動されず、議員の身分も失いかねない」などとして、市議会6月定例会で100条委の設置による原因解明を求めていた。しかし定例会最終日の28日の採決で、設置は賛成少数で否決された。

 青森市はこの点に関し、定例会の中で「合併特例法では、告示による効力発生を規定していない。広報誌などで一般に知らせているため告示の目的を達成している」とし、告示がなくても問題はなかったとの見解を示していた。
 一方、28日の県議会総務企画常任委員会ではこの問題について「告示がないのは法令違反ではないか」とただされ、県市町村振興課が「告示が効力の要件になるかどうか検討する必要がある。国に確認する必要がある」との立場を示した。

 総務省市町村課は「どこの合併市町村も告示をしていて、前例を聞いたことがない。県に事情を聴くなどして内容を確認したい。ただ(1月の)総務大臣告示があり、合併が無効になることはない」としている。

(河北新報) - 6月29日7時5分更新

1918とはずがたり:2005/07/01(金) 13:06:01
<長野県>【村民総会】
なにやら揉めてるなぁ。。スキー場問題を発端とした財政赤字が発端。人口1000未満の町村は常勤の議員により構成される議会を置けないとでもすれば良いんではないか?

王滝村議会:閉会 議員定数削減案、反対多数で否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050630-00000044-mailo-l20

 王滝村の定例村議会は29日、本会議を開き、議員発議による議員定数を現行の10から6に削減する条例案を反対多数で否決し、閉会した。また一部議員が自主解散決議案を緊急動議で提案しようとしたが、議長代理の副議長が一方的に閉会を宣言。提案した小谷洋子議員はこれを不服として辞職願を提出した。
 小谷議員は「(住民団体実施の)村民アンケートで8割が議会の出直し選を求めた段階で、議会は解散すべきだった」と話した。一方、定数削減の条例案は、「節約のために議員を減らすのはおかしい」「6人は少なすぎる」などの否定的な意見が出ていた。
 今定例会には、議会の代わりに村の全有権者で構成する「村民総会」を設置する条例案も議員提案されたが、「現実的でない」などとして否決された。
[反橋希美]6月30日朝刊
(毎日新聞) - 6月30日16時45分更新

王滝村が突きつける直接民主主義の挑戦
http://www.yorozubp.com/0506/050625.htm
2005年06月25日(土)
萬晩報主宰 伴 武澄

 長野県南相木村の色平さんから「長野県木曽郡で直接民主主義実現へ」という刺激的なメールをもらった。23日の王滝村の村議会で「議員定数削減」と「村民総会設置」の二つの条例案が提出されたという。

 市町村合併で100人を超える議員を抱えるようになった自治体がいくつも出現した。そんな矛盾に真っ向から問題提起した王滝村の人々の勇気に拍手を送りたい。

 以前の萬晩報に書いたこともあると思うが、日本のマスコミの限界はこうした小さくもきらりと光るニュースが県境を越えないところにある。

 総会設置条例案は、町村議会を置かずに、有権者の『総会』を設けることができるとした地方自治法94条の規定に基づく。信濃毎日新聞によると「条例案は、村民総会は18歳以上の全村民を構成員とし、定例会を年1回開催、半数以上を定足数とし、報酬は支給しない」。

 まず日本の地方自治法にそんな規定があったことに新鮮な驚きがあった。六法全書を取り出して地方自治法を読んでみるとあるある。「町村は議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる」のだ。

 過去に住民総会を設けた村はあるそうだが、もちろん現在はない。そもそも小さく貧しい村で「生業としての議員」が必要なのか疑問だ。人件費だけの問題ではない。選挙にだってお金がかかる。小さな共同体で行政と議会という二つの機能が不可欠とは思えない。

 王滝村は平成の市町村合併で近隣町村と合併できず、村営スキー場関連の多額債務を抱えて財政再建団体への転落も予想される状況なのだそうだ。村議会の今回の提案は、「定数を削減せず、チェック機能も果たしていない」として、住民グループが村議会解散を請求していることに対する危機感の表れでもある。

 民主主義における議会はもともと、イングランド王へのチェック機能からスタートした。その後、法律や条令を提案する機能を付加された。議会が本来の機能を果たしていないという住民の不満はなにも日本だけのものではないと思う。

 平成十三年十一月二十七日の衆院総務委員会でおもしろいやりとりがあった。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009415320011127012.htm
 社会民主党の重野安正氏が市町村合併に関して直接民主主義と間接民主主義の問題に対して片山虎之助総務大臣に質問しているので参考にしてほしい。

 どうやら「住民総会」は明治憲法下で多くあったため、戦後の地方自治体にも残さざるを得なかった制度だったらしい。

 この総務委員会のやりとりの最後に片山大臣はおもしろいことを言っている。「ITがずっと進みまして、インターネット、オンライン時代になるんですよ。そういうことになるときに、市町村の住民の意思を直接聞いてみよう、そういう制度ができれば、町村総会は形を変えて生まれ変わってくる、私はこう思います」。

 戦後、日本は間接民主主義を旨としてきたが、本来、民主主義は直接住民の意思を問うところからスタートした。平成の市町村合併では多くの自治体が「レファレンダム(住民投票)」を行った。これはまさしく住民総会の「変形」いな「原型」なのである。

1919とはずがたり:2005/07/01(金) 13:23:29
<東海>静岡県

いや〜めでたい。農業生産額は全国2位ってのが意外ですねぇ。1位は何処だ?帯広市とか?新潟市かな?

新「浜松市」が誕生 人口79万人、政令市目指す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050701-00000052-kyodo-pol
 静岡県浜松市と周辺11市町村が1日に合併し、人口約79万人、面積約1500平方キロの新「浜松市」が誕生した。
 人口は静岡市(約71万人)を超え、2007年4月を目標に県内で2市目の政令指定都市移行を目指す。面積は、全国の市町村の中で岐阜県高山市に次ぐ広さとなった。
 合併したのは浜松、浜北、天竜の3市と舞阪、雄踏、細江、引佐、三ケ日、春野、佐久間、水窪の8町、竜山村の計12市町村。
 新市の農業生産額は全国2位(2002年度)で、市西部に浜名湖、旧浜松市内には自動車や楽器のメーカーの本社や工場が多くあり、自然と産業の調和ある都市づくりが課題。政令市移行後は市を7区に分割し、区役所を設置することが内定している。
(共同通信) - 7月1日9時5分更新

1920とはずがたり:2005/07/01(金) 14:11:21
<東北・北海道>山形県

あす「庄内町」誕生
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=7047
余目立川「平成の大合併」1号

 余目、立川の2町が7月1日、合併して「庄内町」が誕生する。内陸部を中心に各地で合併協議が頓挫した県内では、「平成の大合併」の第1号になる。庄内町の人口は約2万5千人で、町としては高畠町(約2万7千人)に次ぐ規模。多くの自治体が合併を見送ったなか、同町の今後に注目が集まりそうだ。

 庄内町長選は7月26日告示、31日投開票の予定だ。3月議会で原田真樹・余目町長(52)が立候補を表明した。原田氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 原田氏は29日の記者会見で「日本一住みやすく住み続けたい町を目指したい」と話した。新町長就任までの間は清野義勝・立川町長が新町の町長職務執行者を務める。

 議員は在任特例を適用、合併後1年間、現在の余目町議20人と立川町議16人の計36人がそのまま新町議を務め、1年後に定数20で選挙を行う。

 庄内町役場は現・余目町役場で、現・立川町役場は立川支所となる。組織は2町で19あった課を13課(議会事務局や教委も含む)に縮小する。財政面では、約300人いる職員は採用抑制などで10年後に約50人減らし、特別職や議員も含め約3億3千万円分の人件費を削減する予定。一方、合併特例債などを活用し、合併後10年間は毎年度10億円前後の投資的経費を見込む。

 2町は30日夕方、それぞれ閉庁式を開き、50年間の両町の歴史を閉じる。開庁式は7月1日午前7時半から新町役場で。同日早朝には旧2町の職員6人が新町旗などを手に月山山頂に登り、開山祭に参加。新町の安全と発展を祈願する。

 合併をめぐって、2町は当初、鶴岡市などの「庄内南部」と酒田市などの「庄内北部」の二つの枠組みによる任意合併協議会に参加した。しかし、鶴岡とは歴史的なつながりが深い一方、酒田とはごみや消防などの広域行政や経済的な関係も強く、いずれかを選べば不具合が生じるとして、合併の前提となる法定協議会への移行を前に双方から離脱。2町で合併を目指すことになった。

 港町・酒田と城下町・鶴岡の長年にわたる主導権争いで発展を遂げてきた庄内では、市町村合併で10月に新「鶴岡市」、11月に新「酒田市」が発足、現在の14市町村から2市3町に再編される。
(6/30)

1921とはずがたり:2005/07/05(火) 04:45:38
<関東・東京>相模原

選挙:藤野町長選 合併是非、決着へ 新人、町二分−−あす告示 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000162-mailo-l14

 ◇一騎打ちの激戦か
 任期満了に伴う藤野町長選は5日告示、10日投開票される。相模原市との合併を争点に賛否両派が激突し、結果で合併の是非に決着がつく。町の将来を方向付ける審判の場として町を二分しての激戦模様だ。
 立候補を予定しているのは元町議の鈴木謙仁氏(56)と、元町企画課長の中村賢一氏(53)の無所属2新人。鈴木氏は合併推進を、中村氏は単独での町政継続を公約に掲げる。
 合併問題で町は大きく揺れ動いてきた。03年7月、津久井郡4町(藤野、津久井、城山、相模湖)で相模原市に合併を申し入れた。だが、町議会は03年暮れに合併協議に反対。住民の直接請求による昨年6月の住民投票では賛成が多かった。倉田知昭町長(77)は「民意尊重」と改めて合併協議を要請。07年度中の合併が方向付けられた。
 相模原市との生活圏の違いからくる戸惑いと古里への強い愛着心、将来生活への不安に揺らぐ住民の心情を映し出しての二転三転だった。鈴木氏はもともと合併に慎重だったが、立場を変えて引退する倉田町長の後継に名乗りを上げた。中村氏は企画課長として、町単独でやっていけるとの自立ビジョンを作成。町が合併の方向に傾く中、昨年3月に勇退した。
 中村氏が勝てば、相模原市との合併は破たんする。鈴木氏が勝てば、とりあえず合併に向かう。しかし、町議会で合併反対派が多数を占めるため、土壇場で否決される公算が大きい。選挙結果は、合併に反対して小林正明町長が「自立宣言」をした城山町にも大きな影響を与えるとみられる。
 町議補選(改選数1)も同時に告示される。開票は10日午後9時10分から町役場であり、同11時過ぎに大勢判明の見込み。6月2日現在の有権者数は8536人(男4274人、女4262人)。[高橋和夫]

7月4日朝刊
(毎日新聞) - 7月4日16時31分更新

1922とはずがたり:2005/07/06(水) 19:34:00
<長野県>松本地域

とは総研では太田氏を推薦します。沼田市・愛西市と並んで不格好な松本市の形が解消されるチャンスである。出来れば朝日村,山形村も続いて欲しい。

選挙:波田町長選/波田町議補選 2新人の一騎打ち 合併問題を最大争点に /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000037-mailo-l20

 ◇町議補選には2人
 任期満了に伴う波田町長選と町議補選(改選数1)は5日、告示された。町長選には、いずれも無所属新人の前町中央公民館長、波多腰英文氏(61)と、前町議の太田典男氏(61)の2人が立候補を届け出た。周辺市町村との合併について波多腰氏は当面の自立堅持を、太田氏は自立方針の再検討を表明しており、合併問題が最大の争点になりそうだ。
 同町は昨年実施の住民投票で、松本市など周辺市町村との合併反対が賛成票をきん差で上回った経緯がある。波多腰氏は「住民投票の結果を尊重すべきだ」と主張。住民負担が目立つ自立計画の再検討を挙げ、町長の報酬削減などを訴える。太田氏は「負担増の自立より合併を望む声が大きくなった」とし、厳しい財政状況の情報公開と合併研究の推進を掲げる。
 町議補選には、共産元職と無所属新人の2人が立候補した。投開票は10日。4日現在の有権者数は1万1886人(男5723人、女6163人)。[反橋希美]
 ◇波田町長選立候補者(届け出順)
 波多腰英文(はたこし・ひでふみ) 61 無新
[元]町中央公民館長[歴]大学講師▽会社員▽工学院大
 太田典男(おおた・のりお) 61 無新
農業▽町農業委員[歴]農協部会長▽町議▽松本深志高
 ◇波田町議補選立候補者(改選数1―2、届け出順)
草間敏雄 63 [元]会社員 共元
百瀬禎省 69 [元]教員  無新

7月6日朝刊
(毎日新聞) - 7月6日16時46分更新

(新)松本市 2005年04月01日 編入
松本市●, 東筑摩郡 四賀村●, 南安曇郡 奈川村●, 安曇村●, 梓川村●

安曇野市 2005.10.1新設/市制
東筑摩郡 明科町☆,南安曇郡 豊科町☆,穂高町☆,三郷村☆,堀金村☆

2002/3/29四賀村●が松本市に合併協議を申入れ
2002/4/23奈川村●,安曇村●,梓川村●は南安曇郡豊科町☆,穂高町☆,三郷村☆,堀金村☆と7町村で研究会「南安曇郡町村会合併研究会」設置
2002/5/25松本市●,四賀村●の2市村で任意協議会「松本市・四賀村任意合併協議会」設置
2002/7/5・2003/1/9松本市●が波田町,山形村,奈川村●,安曇村●,梓川村●に合併協議を申入れ
2/17松本市●が三郷村☆に合併協議を申入れ
2003/4/15松本市●,奈川村●,安曇村●,梓川村●,波田町の5市町村で研究会設置
2003/7/1松本市●,四賀村●の2市村で法定協議会「松本市・四賀村」設置
2003/7/25四賀村を除く5市町村で任意協議会設置
7/30三郷村☆が松本市からの合併協議の申入れを拒否
 合併の是非を問う住民投票の結果(梓川村は住民アンケート)
2004/6/27波田町:「賛成(46.3%)」「反対(53.7%)」
6/28波田町が合併協議から離脱を表明
6月梓川村:「賛成(44.9%)」「反対(43%)」
7/11奈川村:「賛成(67.1%)」「反対(32.9%)」
7/13波田町が合併協議から離脱
 東筑摩郡波田町,朝日村,山形村は単独村制継続へ
2004/10/4四賀村を除く4市村で法定協議会「松本西部(4市村)」設置
新市名:松本市(まつもとし)
 市役所:松本市役所
2004/10/25合併協定調印式:2協議会とも
2004/10/28合併関連議案を5市村が可決
2004/12/22合併関連議案を長野県議会が可決
2005/1/24官報告示
2005/4/1合併


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