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地域綜合スレ

1320とはずがたり:2005/01/13(木) 03:49
<東海>静岡県
おいおい,由比町議会解散しろや!

静岡市関係の合併協合同会議、地域自治区設置を可決−−由比町議2氏は反対 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000078-mailo-l22

 ◇議決得られぬ場合も
 静岡市と蒲原町、同市と由比町の合併協議会の合同会議が11日、静岡市内で開かれ、合併後の由比町に行政事務を分担する地域自治区を設置することなどを可決し議論を終えた。しかし、合併協委員の由比町議2人が地域自治区の権限が小さすぎるとして同案に反対するなど、同町議会には合併に反対する議員が依然多い。同町では住民投票の結果、静岡市との合併協議が始まった経緯があるが、土壇場になって議会で合併関連議案が否決される事態も予想される。
 現在の案では、同市は由比町が所属する清水区役所の業務の範囲内で地域自治区に権限を移譲することを認めているが、同町議会には「区役所の業務だけでは不十分。市役所本庁の事務も移譲してほしい」などと反発する意見が多い。同町議会内では合併反対派も含めて安部庄太郎議長を除く議員10人中6人が同案に反対している。
 同日の合併協での多数決では、望月俊明町長は賛成したが、町議2人が反対に回り当局と議会で意見が分かれた。今回の案に反対した安部議長は会議終了後に「個人的には賛成だが議会の代表として反対した。反対の6人を賛成に変更させることは難しい。今後、廃置分合議案が否決される可能性もある」と述べた。
 また、蒲原町には合併後に清水区役所の出張所と旧町内の市政運営について市長に意見を具申できる地域審議会を設置することが決まった。
1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日16時50分更新

1321とはずがたり:2005/01/13(木) 10:07
<東北・北海道>青森市

早く官報告示せいや!!
前町長派vs木村系+社民+共産の3派連合か。
今更反共攻撃も無いだろうしどうすりゃいいかねぇ。。

青森・浪岡出直し町長選 合併の是非論再燃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000003-khk-toh

 青森県浪岡町の加藤新吉前町長(68)は12日会見し、青森市との合併をめぐる自身の解職(リコール)成立、失職に伴う出直し町長選への立候補を正式表明した。2月8日告示、13日投開票の町長選は、既に名乗りを上げた、合併に反対する「住民投票を求める会」事務局長で元町議の古村一雄氏(60)との一騎打ちとなる公算が大きい。合併の是非を争点に、任期わずか1カ月半の「最後の町長のいす」をめぐる第2ラウンドが幕を開ける。

 「合併なくして町民の幸せはない。理解いただきたい」。加藤氏は会見で、合併を推進してきた政治家としての責任をにじませた。
 青森市との合併は昨年、両市町の議会、県議会で可決された。リコールが成立したことによる行政手続き上の影響はなく、総務省の官報告示を待つだけとなっている。

 出直し選で加藤氏が当選すれば、町は残る事務作業を進めることになる。しかし、年末のリコールの是非を問う住民投票では、解職賛成が7000票を超え、反対を3000票近く上回った。町民の多くが「合併ノー」を選択した結果とも受け取れる。
 加藤陣営は、合併の白紙撤回が事実上無理であることや、合併特例債による施設整備の必要性を訴えていくが「戦いは厳しい」(町議)と不安を残す。

 これに対し、古村氏は「わたしが新町長になれば、役割は合併を止めること」と、争点を合併阻止の一点に絞る。
 合併期日は4月1日で新町長の任期は短いが、古村氏が当選すれば、その間に合併の是非を問う住民投票の実施を目指すほか、新「青森市」への事務権限の移譲拒否や合併関連の予算執行の停止、合併準備のための職員派遣の中止など、あらゆる手段を取る構えだ。

 リコール成立で勢いに乗る「求める会」だが、不安材料もある。
 陣営は、木村守男前知事支持派の保守系と古村氏が所属していた社民系のほか、共産系の寄り合い所帯。町では初めて保革が手を組む選挙となる。木村氏に近い町議による立候補の動きを抑え、「自民党支持者の間でも人気が高い」(保守系町議)古村氏擁立を決めた経緯があり、一枚岩になれるかどうかが鍵だ。
 住民投票に続く町長選で、合併をめぐる町民世論はさらに揺れそう。選挙後、町にしこりが残ることは避けられない状況だ。
(河北新報) - 1月13日7時2分更新

1322とはずがたり:2005/01/13(木) 10:10
<近畿>兵庫県淡路地方
まぁ三原主導だからこんなものでしょう。

中央庁舎(旧三原町内)…総務部、議会事務局、選管事務局
緑庁舎…健康福祉部
西淡庁舎…産業振興部、都市整備部、教育部
三原庁舎…市民生活部、農業振興部
南淡庁舎…企画部、上下水道課


南あわじ市誕生 農漁業基盤にまちづくり−−県内4番目の「平成の大合併」

 ◇食がはぐくむ「ふれあい共生の都市」
 三原郡4町が合併して11日、新市「南あわじ市」が発足。三原町市善光寺の市中央庁舎で旧4町関係者ら約100人が出席して開庁式を行い、新市のスタートを祝った。平成の大合併としては、篠山市、養父市、丹波市に次いで県内4番目となる。【登口修】
 任意を含め4年近くに及ぶ合併協議を経て新市誕生にこぎ着けた。新市の基本理念を「食がはぐくむ ふれあい共生の都市(まち)」と位置づけ、一次産業の農漁業を地域の安全・安心確保と雇用、交流の創出の場とし、食(職)、人、まちづくりを目指す。11日現在の人口は5万4790人、世帯数は1万7971戸。
中央庁舎は三原町旧4町役場に分庁舎
 市役所は9部1局33課に分かれ、旧三原郡広域事務組合の建物に中央庁舎を置き、旧4町役場に分庁舎を配置する分庁舎方式。中央庁舎に総務部、議会事務局、選管事務局▽緑庁舎に健康福祉部▽西淡庁舎に産業振興部、都市整備部、教育部▽三原庁舎に市民生活部、農業振興部▽南淡庁舎に企画部、上下水道課を置く。各分庁舎には市民サービスのための総合窓口センターを開設した。
 この日午前7時50分から行われた開庁式では、旧町の4町長が市役所玄関の「南あわじ市中央庁舎」と刻まれた銘板を除幕。旧西淡町長の長江和幸・市長職務執行者が「4町の特徴を生かし、後世に合併して良かったと評価してもらえる高い目標に向かって、夢と希望の持てるまちづくりを目指したい」とあいさつ。西垣嘉夫・淡路県民局長、西村康稔・衆院議員らも加わってテープカットをした。
〔淡路版〕

1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日18時15分更新

1323とはずがたり(1/2):2005/01/13(木) 10:15
<近畿>兵庫県淡路地方

西淡町合併史←合併により消えてしまっている
http://www.town.seidan.hyogo.jp/gappeishi/gappei18.html
立ち上げる平成の大合併ーどんなまちを造るのかー
国の市町村合併推進
−飴と鞭−

 平成12年10月、氷上郡六町が法定合併協議会を立ち上げた。この頃、淡路でも合併論議が高まった。この年、三原郡4町と津名郡6町が、それぞれ合併研究会を設置した。
 国は合併特例法に基いて、平成17年3月までに合併を果たした地方自治体に対しては、地方交付税の上乗せや地域事業債を優先的に配分するなど優遇措置を設け、その一方で、合併しない自治体には地方交付税の削減や権限の縮小など、飴と鞭を使って市町村の合併を強く推進してきた。
 その年の4月、地方分権一括法が施行された。国と地方自治体の関係を中央集権から地方分権に変えていくことで、地方自治体の自立を強く促している。努力して伸びる自治体と、のんびりして伸びない自治体とに分れる自治体競争の時代となった。

根強い4町合併論と三原郡任意合併協議会

 平成13年に入って合併の枠組みをめぐって論争が盛んになってきた。三原郡合併研究会、津名郡合併研究会とも洲本市への働きかけで駆け引きがあったと思われる。
 その洲本市は淡路一市論の立場であったが、3月、津名郡合併研究会の招請に応えて参画し、津名郡・洲本市合併研究会が設置された。
 この情勢をみた三原郡4町は直ちに4月2日、いち速く三原郡任意合併協議会を立ち上げ、第1回の協議会が開かれた。7月号より毎月、各町の広報紙への折り込みにより「合併情報ホットライン−三原郡合併協議会だより」を発行し、郡民への情報発信に努めることになった。この情報紙は、平成14年4月24日、三原郡4町による法定合併協議会の設置に伴い、広報紙「こちら合併情報局です」と衣替えした。

遠のく淡路一市論
法定合併協議会設置

 合併枠組について洲本市には淡路1市論を唱え人が多くいた。インターネットを活用するので淡路1市が最もよいという人もいた。社団法人淡路青年会議所内の淡路1市を実現する会が華々しい組織的・継続的な宣伝活動を開始していた。
 平成13年9月、洲本市は津名郡・洲本市合併研究会から退会した。最終的に淡路1市だと主張洲本市長と、1市6町だけの合併を強く主張する津名郡内の一部の町長との意見の対立が表面化した訳である。
 平成13年10月27日、三原郡任意合併協議会は三原町中央公民館大ホールで、三原郡合併シンポジウム(討論会)が開かれた。
 この公開討論会には任意合併協議会長と各町から1名、女性1名の計6名のパネリストが意見発表をし、約500人が参加した。このシンポジウムは大成功で、法定合併協議会へ大きなステップとなった。
 その後、各地区住民説明会という手順で、平成14年3月、三原郡4町の定例議会において「緑・西淡・三原・南淡合併協議会設置」の議案が議決された。4月1日、いわゆる法定協議会が発足した。

1324とはずがたり(2/2):2005/01/13(木) 10:16
>>1323-1324

中淡路合併構想異変と緑町の事情

 三原郡4町の法定合併協議会が設置される少し前、洲本市と津名町、一宮町、五色町が、近い将来には淡路1市をめざすべきだとして、4市町で「中淡路合併構想」を提唱した。
 緑町では、かねてより三原郡4町合併を主張する人びとと、洲本市と合併するのが良いと考える人びとがあった。平成14年3月、緑町議会に法定協議会の設置が承認されたにもかかわらず、住民の間から町長リコール運動が起きた。町長が辞職し、8月に町長選挙となった。三原郡合併を最善と考える住民団体「光と水と緑の会」が支持する三原郡合併派の前町長と、洲本市を中心とする中淡路合併、淡路一市構想の実現を唱える新人との一騎打ちとなり、激しい選挙戦となった。
 選挙の結果、41票差で新人が当選した。新町長は合併の枠組みについて住民投票条例を制定し、①「三原郡4町と合併をする」、②「洲本市・津名郡3町と合併する」、③「合併しない」の3択方式での住民投票を実施することになった。合併についての住民投票で全国的にも注目された。
 投票日は11月24日と定められた。町長選挙に続く住民投票で緑町民は約90日間、熱い熱い戦いに巻きこまれた。
 住民投票が8日後に迫った11月6日、隣りの五色町長が不祥事件で逮捕された。中淡路合併構想をぶち上げた立役者の失脚で、この構想も淡路一市論も一挙につぶれてしまった。
 緑町住民投票の結果は、三原郡4町合併1975票、洲本市含む4市町合併1776票、合併しない294票となり、199票の差で、8月の町長選と逆の判定が出た。町長は住民投票の結果を尊重し、三原郡四町合併に参画することを表明し、3か年に亘る三原郡4町合併も新市発足に向かって順調に進み出した。新市の名称も「南あわじ市」と決定した。

合併調印とその後

 合併に対する緑町の態度が明確になるまで、合併協議会は足ぶみ状態であったが、平成15年12月6日、三原郡生活文化会館で合併協定調印式が行われ、藤本和弘兵庫県副知事や協議会委員、各町の議員、各種団体役員ら約250名が見守るなか、長江和幸西淡町長、金山和永緑町長、中田勝久三原町長、森紘一南淡町長が合併協定書に調印した。
 新しい「南あわじ市」の発足は平成17年1月11日と決定した。各町とも閉町と新市へ引継ぎ準備が着々と進みだした。
 新市長選挙は50日以内に行われる。合併特例として現在の町会議員が10か月間市会議員となる。市章も決定した。
 庁舎は三原郡生活文化会館が中央庁舎となり、緑庁舎、西淡庁舎、三原庁舎、南淡庁舎の5庁舎となる。緑・西淡・三原・南淡庁舎にはそれぞれ総合窓口が置かれる。

むすび

 平成12年に始った合併論議のなかで、三原郡民は賢明な選択をしたと思われる。三原郡の住民が身近な政府である新しい市をつくるとき、人口の数合わせの合併でなく、100年以上にわたる地域の歴史や地理的条件、生活圏、住民の一体感をふまえた「身丈にあった合併」をしたと思う。これから淡路の3市が協力と競争で発展していくことが期待されている。
 合併協議のなかでの各事項の摺り合わせの難しさを考えると淡路一市論には乗れなかった。大切なことは住民の地域共同社会(コミュニテイ)の一体感である。昭和大合併以後、三原郡が自主合併をめざしてきた実績の上に立ってよい選択をしたのではなかろうか。
平成16年10月

1325とはずがたり:2005/01/13(木) 10:30
<近畿>和歌山県橋本伊都地域
>>887
頑張れ町議会!合併断行だ!!

九度山町との合併で、来月13日に住民投票−−高野町 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000246-mailo-l30

 高野町は11日、選挙管理委員会を開き、九度山町との合併について町民の意思を問う住民投票の日程を2月8日告示、同13日投票と決めた。
 投票資格者は20歳以上の町民で「九度山町と合併する」「合併しない」のどちらかにマルをする。午前7〜午後8時(町役場以外は午後7時まで)、町内14カ所で投票、午後8時45分から町役場会議室で開票する。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は3812人。投票条例で投票率が50%未満の時は開票しないとなっており、合併問題に対する町民の意識が問われることになる。
 同町は02年10月に発足した橋本・伊都6市町村の合併協議会に参加したが、橋本市などが次々に離脱したため昨年6月、九度山町と2町で再出発した。しかし、同9月の町長選で「合併推進」を公約に初当選した後藤太栄町長が11月、合併協からの離脱を表明。町議会は12月、「方針変更するなら町民の意思を問い直すべきだ」と住民投票条例案を議員提案、可決した。
1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日17時5分更新

1326とはずがたり:2005/01/13(木) 10:33
<九州・沖縄>佐賀県
湯陶里じゃ無くなったのは歓迎。
まぁ結局武雄と嬉野の綱引きだったって事だな。

新市名「嬉野」に 嬉野、塩田町 合併期日は継続協議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000005-nnp-l41
[佐賀] 嬉野、塩田両町の合併協議会(会長・谷口太一郎嬉野町長)の第三回会合が十二日、嬉野町であり、全会一致で新市の名称を「嬉野市」と決めた。合併の方式は対等合併で、新市の役所の位置ついては現在の塩田町役場とすることになった。

 一般公募していた名称案には三千六十二点(六百四種類)の応募があり、この中から十点に絞り込まれて、この日提案された。委員から「嬉野の名前は全国に知られている」などの意見があり、新市の役所を塩田町内とすることで、名称は「嬉野市」に決まった。

 合併の期日については事務局から来年一月一日の案が出されたが、「十月一日ではどうか」との意見もあり、継続協議となった。

 両町の人口は合計約三万千人で、合併特例法で定めた市制の人口要件(三万人)を満たすことから、昨年十二月八日の第一回会合で、合併自治体は市制とすることを決めていた。
(西日本新聞) - 1月13日2時27分更新

1327とはずがたり:2005/01/13(木) 11:03
<埼玉県>
富士見市は四の五の云わず一緒になりゃいいんだ。
むしろ将来的にはふじみ野市となるのが既定で,その時富士見市内に吸収される印象が出るから不味いのかな?

上福岡・大井 新市名は『ふじみ野市』
富士見市申し入れ届かず
http://www.chunichi.co.jp/00/stm/20050113/lcl_____stm_____001.shtml

 上福岡市と大井町の法定合併協議会は十二日の会合で、十月に発足予定の新市名を「ふじみ野市」とすると決めた。両市町と富士見市、三芳町で構成し、一昨年解散した法定協が採用しようとした市名と同じため、富士見市の浦野清市長が候補から外すように申し入れていたが、賛成多数で選ばれた。

 一般公募で多かった「ふじみ野」「栄」「大福」の三候補の中から、同協議会の二十六委員が投票。有効二十三票のうち一票の「大福」を除きすべて「ふじみ野」だった。

 浦野市長の申し入れでは、(1)富士見市に隣接して似た名称の自治体が誕生すると紛らわしい(2)将来、富士見市と新市の合併構想が浮上した場合、問題となる懸念がある(3)「ふじみ野」の名はもともと二市二町の枠組みでの合併を想定していた−ことなどを理由に名称選考で配慮するよう求めていた。

 しかし、三候補のうち「ふじみ野」は公募の応募総数二千百十八件中千三百十七件(62・2%)を占め、圧倒的に多かったため、法定協では「民意を尊重する」などとして、既定方針通り選考の対象にした。 (堀場 達)

1328とはずがたり:2005/01/13(木) 17:52
<近畿>兵庫県淡路地方

どうでも良いけど急いでくれ。

「洲本五色」が最多/住民アンケート
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=9994

  五色町は12日、洲本市との合併に関する住民アンケートの結果を議会に公表した。懸案の合併後の市名については、「洲本五色市」を希望する人が全体の3割を超えて最も多く、「洲本市」は3割を切って2位だった。また、同市との合併を求めている人は55・9%と過半数を占めた。

  同町は昨年12月28日から、町内の有権者9185人を対象にアンケート用紙を配布。10日までに全体の52%にあたる4779人から回答を得た。

  市名を問う設問で、「洲本五色市」と回答した人は1646人(34・4%)、「洲本市」は1344人(28・1%)だった。他は「こだわらない」706人(14・8%)▽「わからない」283人(5・9%)▽無回答800人(16・8%)。

  洲本市との合併の賛否を問う設問では、2673人(55・9%)が「賛成」と回答。「反対」も1883人(39・4%)に上った。

  同市との合併に「反対」と答えた人のうち、977人(20・4%)が1町による「単独自立」を求め、661人(13・8%)が津名郡5町合併で4月に発足する「淡路市」との合併を希望した。

  また、合併で重視する項目を聴いた設問では、町の地域特性や主要施策の継承、現在の行政サービス水準の維持を求める意見が多かった。

     *      *     *

  五色町の来馬章雄町長は12日、洲本市との合併問題を審議する町議会の合併特別委員会に出席、合併後の市名を「洲本市」とする従来の方針を堅持する考えを表明した。同日公表された住民アンケートは「洲本五色市」が最多だったが、「こだわらない」などの意見も多く、同町長は「総合的に判断した」と説明。特別委も賛成多数でこの方針を了承した。

  来馬町長は「『こだわらない』という声と、市名は『洲本市』でよいという声を足せば、『洲本五色市』の数を上回る」と説明。

  合併の賛否を問う設問で過半数が洲本市との合併を希望していることや、同市側が現在の市名の存続を強く求めていることを踏まえ、「合併は双方の合意で成り立つ。五色側だけでなく洲本側の民意も尊重すべきだ」と理解を求めた。

  特別委で一部議員は「アンケート結果を尊重し、市名を『洲本五色市』にするよう洲本側と交渉すべきだ」などと反発。しかし「市名よりも、過半数が合併に賛成したことの方が重要だ」などと、合併実現のため「洲本市」の市名を容認する意見が大勢を占めた。

  来馬町長は昨年12月、一時決裂した合併協議の再開で柳実郎・洲本市長と合意した際、合併後の市名を「洲本市」とするとともに、現在の町名を字名に残す考えを明らかにしている。

     *      *     *

  五色町議会の合併特別委員会は12日、洲本市との合併後4カ月間、市町村合併特例法の在任特例を適用する方針を打ち出した。合併後も「台風23号による災害復興を当面見届ける必要がある」というのが理由。洲本市議会は在任特例を適用しない意向で、今後、双方で協議する。

  合併後の議員定数は双方とも、昨年6月の合併協議中断前に確認した22人で調整を進めている。在任特例を適用すれば、両市町の議員計32人が在任期間中に限り、新市議会の議員を務めることになる。
(1/13)

1330とはずがたり:2005/01/13(木) 18:19
<北陸>
輪島市にする代わりに役場を穴水に持ってくかね?

穴水町など3市町長の初会談、合併問題の結論出ず /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000190-mailo-l17

 石川県門前町と同県穴水町による2町合併が白紙になり、新たな合併の枠組みを協議するため、門前町の宮丸冨士雄町長、穴水町の坂本明町長と輪島市の梶文秋市長を加えた3首長の初めての会談が12日、輪島市の奥能登総合事務所で開かれた。輪島市と門前町が3市町合併で合意しているのに対し、坂本・穴水町長は、現在実施している住民アンケートの結果などを参考にして態度を決めたいとしたため、この日、結論は出なかった。
 3者会談は非公開で行われた。輪島市と門前町側はこれまで通り、3市町合併を主張して穴水町に参加を呼びかけた。
 これに対し、坂本・穴水町長は5日から14日までの予定で実施している住民9582人を対象にしたアンケートの結果や、町議会の意向などを基に結論を出したい、と態度を保留した。穴水町は、17日か18日までには結論を出すとしている。
 また、梶・輪島市長は合併した場合、「輪島市」の名前を残したいという希望を述べたという。【山中尚登】

1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日16時40分更新

1331とはずがたり:2005/01/13(木) 18:37
<九州・沖縄>長崎県

★南高北西部三町合併協議会」
吾妻町,愛野町,千々石町の3町で任意協議会設置:2001年
吾妻町,愛野町,千々石町の3町で法定協議会設置:2002/4/1

├※小浜町,南串山町は加津佐町,北有馬町と4町で任意協議会設置:2001/10/12→小浜町,南串山町が離脱(2002/6月)→加津佐町,北有馬町は南島原市への協議へ
※国見町,瑞穂町が加入(7/1)

★南高北西部五町合併協議会(2003/8/31解散)
南高来郡 国見町,瑞穂町,吾妻町,愛野町,千々石町

├※国見町,瑞穂町は有明町と3町で準備会設置:2002/3/29→任意協議会設置:2002/5/1→有明町が離脱(6/4)→解散→有明町は島原市と
※小浜町,南串山町が参加を申入れ(6〜12月に3回),2町の加入に瑞穂町,吾妻町が慎重

雲仙市2005.3.1新設/市制
南高来郡 国見町,瑞穂町,吾妻町,愛野町,千々石町,小浜町,南串山町
★雲仙合併協議会(法定)
※新市役所:現・吾妻町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:現・愛野町公民館の位置に設置

※瑞穂町が離脱(町議会が国見町,瑞穂町,吾妻町の3町合併主張,誰からも相手されず)

雲仙市2005.10.11
南高来郡 国見町,吾妻町,愛野町,千々石町,小浜町,南串山町
★新雲仙合併協議会(法定)
※瑞穂町と7町で法定協議会「雲仙合併協議会」設置:2003/9/20→休止:2004/10/9
※合併関連議案を長崎県議会は3月議会で審議予定

国見、瑞穂、吾妻3町との合併を望んでいるのは瑞穂町の議会だけってことだ。
こんなクソ議会とっとと解散汁!

瑞穂町長が辞表提出
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news01.asp?kiji=4475

 瑞穂町の吉田良茂町長(72)が12日、「合併問題で町政に混乱を招いた」として議長に退職届を提出した。島原半島北西部の7町合併を目指したが、国見、瑞穂、吾妻3町との合併派が多数を占める町議会から反発を受けた。他の6町が瑞穂町を外して合併することになったことに対する責任を取った形。町長選は2月15日告示、20日投票の町議選と同時に実施される予定だ。

  吉田町長は臨時議会後に発言を求め、「合併をスムーズに解決できなかった。町長としての能力の限界を感じ、責任を取る」と述べた。

  吉田町長は「単独では町財政が破綻(はたん)する」として7町の雲仙合併協議会に加わった。しかし、町民が直接請求した昨年10月の住民投票で3町合併票が7町合併票を大きく上回り、議会も11月、雲仙合併協からの離脱を議決。瑞穂町を除く6町は新雲仙合併協をつくって、12月10日に調印した。

  吉田町長は会見で「町にとって7町合併が最善の道。全地区で住民への説明会も開いたが、説得が不十分だったかもしれない。町長選には出馬しないが、7町合併を進める後継者を擁立したい」と語った。町学校給食センターで職員が給食費を着服した不祥事についても責任を取ると述べた。

  吉田町長は中学校長や県生涯学習課長を経て90年4月に初当選し、現在は4期目。町長選は議長が町選管に町長辞任を通知してから50日以内に実施されるが、今のところ町議選との同時実施が濃厚だ。

吉田・瑞穂町長、辞意を表明 合併協議進まず事態打開へ /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000134-mailo-l42

 瑞穂町の吉田良茂町長(72)は12日、辞意を表明した。「合併問題をスムーズに解決できず、町政に混乱を招いた責任を取りたい」というのが理由。7町合併を目指してきた町長と近隣3町での合併を求める議会との間に溝ができており、こう着状態を打開しようと“捨て身”の行動に出た形だ。
 臨時議会閉会後、吉田町長は「無念だが、辞任が風向きを変えるきっかけになれば」と話した。町長辞職で来月20日の町議選は町長選とのダブル選挙となる公算が大きい。
 町は千々石、国見など5町で合併協議を進めたが、小浜、南串山両町の受け入れを巡って議会内で意見が対立。紛糾の末に7町での合併協議が始まったが、昨年10月の町民投票で「3町合併」が「7町合併」を上回り、合併協議は凍結状態に。他の6町は新たな枠組みで合併を進め、3町合併は実質困難。7町復帰への期限も過ぎ「単独」という厳しい選択肢しか残されていなかった。
 吉田町長は90年に初当選し、4期目。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日17時20分更新

1332とはずがたり:2005/01/13(木) 18:44
<中国・四国>徳島県

破談になるじゃないらねぇ。

合併を来年3月31日に延期−−海部下灘協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000297-mailo-l36

 合併で「海陽町」発足を目指す海南、海部、宍喰3町による海部下灘合併協議会が12日、海部町公民館で開かれ、今年3月1日を目標としていた合併期日を、来年3月31日に延期した。電算システム統合に期間を要することや、事務組織・機構の協議に時間がかかっていることが理由。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日17時56分更新

1333とはずがたり:2005/01/13(木) 18:45
<甲信越>山梨県

取り敢えず甲府と合併してから南半分だけ甲府市より分離じゃ駄目なの?このままじゃ時間切れずら

市町村合併:上九一色村南部との合併、鳴沢村が断る /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000107-mailo-l19

 上九一色村議会から、同村南部との合併協議の要請を受けていた鳴沢村議会の小林繁樹議長は12日、「上九一色村の執行部と議会がまとまっておらず、話ができる状態ではない」として要請を断った。これで2村の話し合いは決裂し、上九一色村南部の合併協議は、既に小林実村長が打診している富士河口湖町との枠組みで行われる公算が大きくなった。
 一方、同村北部の合併については、同村議会全員協議会が同日、甲府市に13日に合併協議を正式に申し入れることで意見集約した。同村北部と甲府市が、財政面での優遇措置を受けられる合併特例法の適用を受けるには、同法期限(3月末)内の同時期に南部も合併する「分村同時合併」が必要となる。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日16時45分更新

1334とはずがたり:2005/01/13(木) 18:51
<東北・北海道>

合併・自治のかたち:留萌南部3市町法定協が解散 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000103-mailo-hok

 ◇「3月末申請、間に合わず」
 留萌市、増毛、小平両町の留萌南部3市町法定合併協議会(会長・長沼憲彦留萌市長)は12日、「3月末の合併申請期限に間に合わない」との理由で解散した。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日16時1分更新

1335香川県民:2005/01/13(木) 23:33
いよいよ合併問題が大きく動いてきました。
既存の5町協議会と平行して7町協議会を立ち上げる案のようです。

三野町の加入 検討を開始 三豊中央合併協 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news003.htm

合併の枠組みをめぐり三野町が三豊中央合併協議会(豊中、財田、仁尾、高瀬、山本)へ参加したい意向を示している問題で、協議会の五町は十二日、三野町を加えた六町合併協を設置するかどうか、検討を始めた。一方、詫間町は同日、詫間町も含む七町での設置を求める要望書を五町に提出した。

三野町を含む六町での合併協設置には、全町議会の可決が必要。十二日は仁尾町が可決、豊中町は合併問題特別委員会を開いたが、「新たな話し合いを進める時間がない」「大きな枠組みを目指すべきだ」などの意見が集約できず、採決を持ち越した。今週中に全町の意見が出そろう見通し。
詫間町も同日、特別委を開いた。横山忠始町長は要望書で「合併特例法の期限を考えれば参加は不可能と考えていたが、三野町を含む六町を検討するなら、詫間町も含む七町で新設してほしい」としている。

1336とはずがたり:2005/01/14(金) 08:59
>>1335
また三野が揉めて7町協議が破綻,全てがおじゃんの可能性もありますし,平行して協議会立ち上げは合併推進の為には良いですね。
三野・詫間を入れるか入れないかで三豊中央側にコンセンサスは出来てるんでしょうかねぇ?
兎に角急いで欲しいところ。。

1337とはずがたり:2005/01/14(金) 09:00
<中国・四国>鳥取県

鳥取市,太っ腹だねぇ。
>八町村の間では「合併すれば、各町村の起債も市が背負い込むことになる。それなら“持参金”としてある程度、基金を残さないといけないのでは」という雰囲気になったことがあった。しかし、市側からは明確な意思表示はなかった。

鹿野町…岡井、重山、矢原の三地区で、相次いで集会所が建設「鳥取市になれば、補助金はあてにできない。」
市道にはこんな規定があるのか。鳥取市の内規?
>ある町職員は「市道と認定されるには四メートルの道幅が必要。多くの町道は規格に合わず、合併後は集落を縫う枝線などの整備は置き去りにされる恐れがる」と説明。

まぁ云うても特例市だからなぁ。
>山陰唯一の特例市となることで、住宅地区の改良や幹線道路の沿道整備などさまざまな権限が、県から移譲される。

駆け込み事業次々 (5)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/kikaku/021/5.htm
8町村基金取り崩し 

 鹿野町では今年七月から八月にかけて岡井、重山、矢原の三地区で、相次いで集会所が建設された。床面積は九十二―百三十三平方メートルあり、地域住民の活動拠点としての役割が期待されている。

 「鳥取市になれば、補助金はあてにできない。今まで町民に我慢を強いてきたのだから、合併前に基金を使って建設することにした」と町担当者は話す。
   ◇    ◇
 自治体の“貯金”ともいえる各種基金。国の「三位一体」改革による地方交付税の削減で、全国的に基金を一般会計予算に充てる傾向がある。鳥取市に編入合併される八町村も例外ではない。中には、7億3400万円を取り崩した自治体もあるが、使い道はそれだけではない。

 合併に向けた協議が進む中、八町村の間では「合併すれば、各町村の起債も市が背負い込むことになる。それなら“持参金”としてある程度、基金を残さないといけないのでは」という雰囲気になったことがあった。しかし、市側からは明確な意思表示はなかった。
 「それなら、やり残した事業を基金を使ってやってしまおうというムードになった」とある町幹部は打ち明ける。
 鹿野町の集会所もその一例。建物の建設費は計3540万円。うち、約70%が町が積み立ててきた基金を取り崩して捻出した。ほかにも、道路補修工事をしたり、継続事業を前倒しして小学校のグラウンドを整備したりする町村もある。
 こうした動きに対し、住民の中には「地元の建設業者への最後のサービスではないか」と批判する声もあるが、ある町職員は「市道と認定されるには四メートルの道幅が必要。多くの町道は規格に合わず、合併後は集落を縫う枝線などの整備は置き去りにされる恐れがる」と説明。
 国府町の山崎祥次助役は「市になったら、町の事業を100%やってもらえる確約はない。合併前に、町として住民との約束を果たしたかった」と言う。
   ◇    ◇   
 合併協議会事務局が、昨年二月から一年間かけて調べた財政シミュレーションによると、財政を圧迫している人件費は町村長や三役、町村議ら特別職の報酬のほか、選管、監査、農業など各種委員会がゼロになることで年間約9億400万円をカット。事務事業も合理化で1億円を削減、総計で約10億円の余裕が生まれる。
 今年度の当初予算は、市が604億5600万円、八町村の総計が289億9400万円。市は来年度予算編成を来月中旬から始めるが、単純計算すると900億円近い規模になる。「国の交付金削減の方針は変わらないだろうが、人件費の削減や合理化で浮いた分だけ、手厚い住民サービスができるようになる」と市財政課。
 また、人口が二十万人を超え、山陰唯一の特例市となることで、住宅地区の改良や幹線道路の沿道整備などさまざまな権限が、県から移譲される。スケールメリットを生かし、市が掲げる「人が輝き、まちがきらめく 快適・環境都市」を実現できるかどうか――。十一月一日、市は新たなスタートを切ると同時に、多くの課題を背負う。

1338とはずがたり:2005/01/14(金) 09:04
<中国・四国>山口県

一時は不調も伝えられていた(>>961-963)が知らん間に申請に迄漕ぎ着けたんですね。岩国が折れたようで。
※議員の在任特例の是非を巡り協議が難航(岩国市は設置選挙を,玖珂郡町村は在任特例を要望)→在任特例へ

岩国地域合併、項目の協議終了〜来月10日にも知事に申請
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news004.htm

 岩国地域八市町村の合併協議会が十二日、美和町で開かれ、新市建設計画が了承された。これで全二十四の協定項目の協議が終了した。各市町村は住民説明会を行い、二月八日の次回協議会後、合併協定の調印式を行う。同九日に各市町村が臨時議会を開き、合併の議決が得られれば、十日に県知事に申請する見通し。

 この日は、委員が、各市町村議会が新市建設計画をおおむね容認したことなどを報告。一部からは「財源確保はどうするのか」「幹線道路の整備はしっかり取り組んでほしい」といった質問や意見も出されたが、原案通り了承された。

 同協議会事務局によると、住民説明会は今月中旬から始まり、次回協議会で結果などが報告される。

 協定項目の協議終了を受け、同協議会長の井原勝介・岩国市長は「大きな山を越えた感じ」とホッとした様子。住民説明会については、「合併には賛成の声が多い。しっかり説明して、理解を得られるようにしていきたい」と話していた。

1339とはずがたり:2005/01/14(金) 09:05
<東海>岐阜県西濃地方

ほんとは大垣圏が良いけど池田+神戸でも面白いんじゃないか?

ぎふ再編 住民意向調査 池田町23日投票
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news005.htm

池田町の岡崎和夫町長は十二日、合併に関する住民意向調査を、知事選投票日の二十三日に実施することを明らかにした。

 投票方式で、調査内容は、「大垣市を中心とする合併」、「神戸町との合併」、「単独」の三者択一。十八日告示する。

 町議会は、昨年十二月に西濃圏域合併協議会から離脱することを決めたが、住民団体から意向調査を求める請願が提出されたり、議員提案で出された意向調査実施を求める意見書が可決されたりした動きを受けて、岡崎町長が決断した。

 岡崎町長は「議会、住民の意思は無視できない。結果は尊重する」と述べた。

 一方、大垣市は、上石津、墨俣町との「西濃圏域一市二町合併研究会」の初会合をきょう十三日に開く。

1340とはずがたり:2005/01/14(金) 09:10
<東北・北海道>岩手県両磐地域
>>1252-1255
おお,結局大東町(>>1253-1254)も参加を決めた,と。

3町村加わる 協定書に調印 両磐地域法定協
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news004.htm

 一関市など両磐地域の七市町村長が十二日、同市役所に集まり、一関、花泉、東山、川崎の四市町村で構成されていた法定協に、大東、千厩、室根の三町村を加える協定書に調印した。今後、毎週会合を開き、合併特例法の適用期限の三月末までに合併を知事に申請することを目指す。

 調印後、七市町村長はそろって記者会見した。浅井東兵衛・一関市長は「曲折はあったが、これで枠組みができた。地域のために、何としても期限内に合併を達成しなければならない」と述べた。

 新たに参加する大東の小原伸元町長は「合併推進の署名をした住民の意思がようやく結実した。両磐が一つになる第一歩が築かれた」と喜んだ。同じく千厩の菊地宏雄町長は「前回の法定協の調印は素直にうれしかったが、今回は身が引き締まる思い」、室根の小山寛村長は「再スタートのラインに立てた。以前の論議で学んだことを生かして進めたい」と抱負を語った。

1341とはずがたり:2005/01/14(金) 09:11

<東北・北海道>岩手県胆江地域

ぱぱっとやっちゃって欲しいねぇ。

胆江5市町村 法定協設置議案を可決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news002.htm

きょう設置、15日に初会合へ
 胆江地方の合併問題で、水沢、江刺、胆沢、前沢、衣川の五市町村議会は十二日、五市町村での法定合併協設置議案を賛成多数で可決した。議決を受け、五市町村はきょう十三日、法定協を設置、十五日には第一回の協議会会合を開く見通し。

 五市町村議会のうち、九月議会で水沢、胆沢、前沢、衣川四市町村の法定協設置議案を否決した水沢市議会では、議員から「岩手競馬の行方など未確定要素もある。なぜ性急に特例法期限内合併を進めるのか」「金ヶ崎町の参加に門戸を開きつつ、建設的な協議を望む」などの意見が出た。

 高橋光夫市長は「それぞれの市町村に事情はあるが、主張すべき点は主張し、譲るところは譲りながら進めていく。特例法の恩恵を生かせるよう力を合わせていきたい」と述べ、採決の結果、賛成二十二、反対三で可決した。

 北上市、金ヶ崎町と合併課題を研究してきた江刺市の議会は賛成十一人で、八人は反対。二人は病気などを理由に欠席した。

 水沢の高橋市長は「議決をいただき感謝している。胆江は行政や民間レベルで様々な交流があり、信頼感は醸成されている。それらを基に協議すれば、期限内合併は十分可能だと思う」とコメントした。

1342とはずがたり:2005/01/14(金) 09:47
<北陸>富山県黒部地域
>>1235 >>1270
1月中に結論って随分悠長な気もするが,1市3町の枠組みでだいぶ協議進んでたから間に合うのかね?
2月に協議3月に申請?

宇奈月町議会 黒部市との1市1町合併 今月中に結論へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news008.htm

 宇奈月町議会は十二日、議員協議会を開き、黒部市との一市一町での合併問題を話し合った。協議は非公開で行われ、終了後に記者会見した山本満博議長は「(黒部市の)申し入れを真摯(しんし)に受け止め、今後も協議する」と述べた。

 山本議長によると、議員の間には賛否両論があった。十八日に次回の協議を開き、今月中に議会としての結論をまとめる方針。

 合併推進の立場を取る中谷延之・宇奈月町長は十二日、報道陣に対し、今月中に町内数か所で住民懇談会を開き、町民に合併の必要性を改めて説明したいとの考えを明らかにした。その後、議会に対し、法定合併協議会の設立を議決するよう求める考えという。中谷町長はまた、一市一町の枠組みで、合併特例債を活用するために必要な今年三月までの県への合併申請を目指したいとの考えを示した。

 合併問題を巡っては、入善、朝日町が昨年十二月、黒部市からの合併協議再開申し入れを正式に断ったため、黒部市は一市三町の枠組みの変更を迫られ、宇奈月町との一市一町での合併を検討している。

1343とはずがたり:2005/01/14(金) 09:49
<北陸>富山県高岡地域

「今年中の合併へ努力」 高岡市・福岡町協議会 市長ら時期前倒しへ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news007.htm

 高岡市・福岡町合併協議会(会長・石沢義文町長)の第十二回会合が十二日、福岡町総合町民センターで開かれた。あいさつに立った石沢町長と橘慶一郎市長はともに「平成十七年中の合併実現に向け努力する」と、合併時期の前倒しに意欲を見せた。これまでの目標は、二〇〇六年三月までだった。

 この日の会合では、職員の処遇の統一など三項目を決めるとともに、新市建設計画案も固まり、県との正式協議に入ることが了承された。新市建設計画は、県との協議を終えた後に決定される予定。また、合併期日に関しては、次回(二月開催予定)に協議決定することも決まった。

 この結果、合併の協議項目で未提案分は、議員定数など新市の議会関係五件のみとなった。

 両議会選出の委員から「『在任特例』や『定数特例』などで意見が分かれ、現段階では調整できず申し訳ない」「職員や市民だけに行革を押しつけるものではない。この次に提案していきたい」などと説明があり、議会関係は次回協議会に提案されることになった。

1344とはずがたり:2005/01/14(金) 10:17
<九州・沖縄>熊本県

ええ話しやねぇ。。うっうっ。・゚・(つД`)・゚・。

合併の優等生新「山鹿市」 成功の陰に「互譲」精神 議員定数、名称で譲歩
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000007-nnp-l43

 山鹿市と鹿北、菊鹿、鹿本、鹿央町の一市四町が合併して十五日、新「山鹿市」が誕生する。名称や新庁舎の位置、議員定数などをめぐってもめる合併協議会が多い中、一市四町では比較的順調に協議が進み、新市誕生にこぎ着けた。背景にあったのは、事あるごとに強調されてきた互譲の精神だった。

 鹿北町の議長室。中に入ると「互譲」の文字をかたどった置物に目が行く。「訪れる人はこれを見て、協議に大切な精神を理解した」と平井光臣議長(50)。実はこの置物、議員引退のため法定協半ばで去っていった前鹿央町議長の森広行さん(73)が、他の四議長らに贈ったものだ。

 四期務めた森さんは二〇〇三年七月の同町議選に立候補せず引退。法定協の送別会でこの置物を渡した。発泡スチロールを「互譲」の文字に切り抜き、扇形の杉の板に張り付けた手作りだ。

 森さんは議員任期と定数を検討する合併協の小委員会に所属。小委員会は、議員定数に合併特例法を適用せず、法定数の三〇にすることを早々に決めた。「経費削減のための合併で、議員自ら職を捨てなければ住民の理解が得られない」との判断からだが、旧市町ごとの選挙区の定数配分は問題だった。

 人口比で割り当てると山鹿市一六、菊鹿、鹿本町が各四、鹿北、鹿央町各三。町側には「できれば全町同数に」との思いがあり、協議の難航も予想されたが、小委員会で各町の意見を聴いた山鹿市の寺崎勇児議長が譲歩を決断。同市一四、残る四町が四ずつでまとまった。

 法定協スタートから間もなくのこの譲歩が、その後の協議の流れを決定づけた。「山鹿市」と「鹿本市」の二案が浮上した新市名称問題も深刻な対立には至らず、全会一致で一本化。寺崎議長は「全体の調和のため、まずは議会が前向きの姿勢を見せなければならなかった」と振り返る。ただし、三年以内をめどに着工する新市庁舎の候補地決定を新市長に委ねるなど、問題を先送りしている面があるのも事実。「互譲の精神は貴重な財産。これらの問題も乗り切ってくれるはずだ」と森さんは期待している。
(西日本新聞) - 1月14日2時15分更新

1345とはずがたり:2005/01/14(金) 21:29
<中国・四国>八幡浜地域

ほっ。保内町議会の英断には謝意。

保内町、修正案撤回 合併協議、再び軌道へ−−八幡浜市側に折れ /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000184-mailo-l38

 八幡浜市・保内町合併協議会(会長、二宮通明・保内町長)が13日、保内町文化会館で開かれた。昨年11月の合併協定書に盛り込まれながら、その後に保内町議会が否決した「議員の在任を1年1カ月延長」「次の選挙の定数は23」の2点を再検討することで合意した。
 保内町議会側が、昨年末に打ち出した修正案の撤回を申し入れたため。これで、迷走を続けていた合併協議は再び軌道に乗り、予定の「3月28日」での新市誕生の可能性が出てきた。
 保内町議会の上野和重議長は「住民の幸せを願う議会として『小異を捨て、合併協定書に基づくことが大義である』として、『在任特例は適用せず、合併後の定数は26。旧市町に選挙区を設ける』の修正案を撤回することにした」と述べた。
 合併協の後に開かれた同町議員全員協議会では、一部の議員から「1年1カ月延長は、民意ではない」「合併と同時に議会解散を主張したい」との意見も出た。18日の臨時議会で2点についての議案を上程し、採決の予定。
1月14日朝刊 
(毎日新聞) - 1月14日17時25分更新

1346とはずがたり:2005/01/14(金) 21:33
<甲信越>山梨県

市町村合併:「平成の大合併」も大詰め 紆余曲折の末、自治体数半減へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000000-mailo-l19

 合併特例法の期限(3月31日)を控え、県内の“平成の大合併”は最終盤を迎える。2月13日の上野原市に始まり、山梨市、甲州市、市川三郷町も発足予定で、玉穂、田富、豊富の3町村も法定協議中。これら合併予定の自治体すべてが市町村の枠組みの変更を経たのが大きな特徴。順調に行けば来年度末の市町村数は32と、大合併前の64から半減する。
 ■上野原市
 上野原町と秋山村。合併後の人口は約3万100人(00年国勢調査)。 秋山村は当初、都留市など3市町村とも法定合併協を設置したが、西桂町など離脱に伴い法定協も空中分解。11月に協定書の調印にこぎ着けた。
 ■山梨市
 山梨市、牧丘町、三富村で3月22日に発足。人口は県内7番目となる約4万人(同)。
 3市町村は甲州市として発足する3市町村との法定協から離脱。新市名などを巡る地域間対決の様相も見せ、合併協議の難しさを印象付けた。
 ■市川三郷町
 三珠、市川大門、六郷町で10月1日。人口約1万8800人(同)。新町名は各町から取った。
 3町は当初、増穂、鰍沢の両町を含めた峡南北部5町で合併協議を開始したが、三珠、増穂の両町が離脱したため任意協が廃止。市川大門、六郷の両町の合併要請を受けた三珠町が応じた。
 ■甲州市
 塩山市、勝沼町、大和村で11月1日。人口約3万7000人(同)は県内8番目。
 山梨市となる3市町村の離脱を受け、残る3市町村で法定協を存続。合併期日は果樹産地を抱える事情から、出荷が一段落する11月に決まった。
 ■玉穂などの新市
 人口約3万700人(同)。3町村での枠組みの是非を問う住民意向調査を実施中で、調査結果は26日に公表予定。昭和町や田富町内の住民グループが現在、一度は破たんした昭和、玉穂、田富3町での合併を求めており、合併に向けては流動的な要素もある。
1月14日朝刊 
(毎日新聞) - 1月14日16時35分更新

市町村合併:中道町長と上九一色村長、甲府市長に申し入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000003-mailo-l19
 ◇合併特例法期限内は微妙?
 中道町の小林玄祥町長と上九一色村の小林実村長は13日、甲府市役所に宮島雅展市長を個別に訪れ、合併を申し入れた。宮島市長は「議会と相談し、なるべく早くに協議していきたい」と答え、合併協議の再開に前向きな姿勢を示した。しかし、両町村長が求めた合併特例法期限(3月末)までの合併申請は「長いスパンで考えることが必要」と期限にはこだわらない姿勢を示した。
 市議会は週明けにも、市町村合併促進議員協議会や議員全員協議会を開き、対応を検討する。合併に大半の議員から賛成が得られそうだ。しかし、住民投票(03年11月)の結果を基に合併協議から離脱した中道町の「出戻り」には、「法定協の空中分解を招いた」と反発もあり、流動的な部分も残っている。
 小林町長は13日、宮島市長に対し「再度の申し込みは心が痛く恐縮。誠に厚かましいことだが」と苦笑しながら、合併特例法の期限内の合併申請を要請した。
 一方、小林村長は「紆(う)余曲折もあったが、結局中道町も加わり、“飛び地の村長”と呼ばれることもなくなった」とほっとした様子で、同町の合併申し入れを歓迎した。
1月14日朝刊 
(毎日新聞) - 1月14日16時35分更新

1347とはずがたり:2005/01/15(土) 08:59
<東海>三重県津市
>>1115
こういう経緯があったのね。
まぁ合併の大義の前に町長の首ぐらいいくらでもくれてやれって。
青木秀晃辺りが臆面もなく次期町長?

合併の見返りに辞職願 三重県一志町長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000234-kyodo-pol

 来年1月に津市など9市町村との合併を決めた三重県一志町の前山礼三町長は14日、記者会見し、昨年11月に合併関連議案を否決した町議らとの話し合いの中で、議案の審議を進める代わりに、町議会に辞職願を提出していたことを明らかにした。
 前山町長は「合併を成し遂げたいと決意して申し入れた。約束通り今年3月末で町長を辞職したい」と話した。任期満了は9月末だった。
 一志町議会は昨年11月16日の臨時会で関連議案を反対多数で否決。前山町長は反対派議員が占める議会運営委員会に議案の再提出を求めたが拒否された。
 その後、辞職と引き換えに、臨時会を再開することで反対派町議の了承を得たという。同22日の臨時会は一部町議が賛成に転じ、合併関連議案を可決した。
(共同通信) - 1月14日21時7分更新

1348とはずがたり:2005/01/15(土) 09:21
<東北・北海道>青森県弘前地域
>>1240 >>1287
平川は弘前との境を流れる川

2005年1月14日(金)
平賀・尾上・碇ケ関は「平川市」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0114/nto0114_13.asp

 法定の平賀・尾上・碇ケ関合併協議会は十四日、尾上町生涯学習センターで第六回協議会を開き、二〇〇六年一月一日に発足する新市の名称を「平川(ひらかわ)市」とすることを満場一致で決めた。

 新市の名称は前回協議会で継続審議になり、各町村が「津軽南市」「平賀郷市」「南津軽市」「南津軽野市」「津軽ひらか市」「平川市」の六候補の中から選ぶことになっていた。

 三町村の委員が、それぞれの町村で議会調査特別委員会などを開き「平川市」を選んだことを報告。これを受けて満場一致で市名が決まった。

 また、継続審議になっていた農業委員の定数・任期は(1)合併後一年間は在任特例を適用(2)最初の選挙に限り二選挙区として定数二一(平賀・碇ケ関区域一四、尾上区域七)(3)二回目以降の選挙は定数一八−とすることに決定した。

 このほか、国保平賀病院・国保葛川診療所を新市に引き継ぐことや農林水産関係事業など七項目を承認した。

1349片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/16(日) 05:08
新市名「下妻」に 合併合意書を締結
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily01.htm

 下妻市と千代川村は十四日、「合併に関する基本合意書」を締結した。
 合意事項は①新市の名称は下妻市②新庁舎は合併後三年以内に着工し、位置は下妻地方広域事務組合所有地周辺(千代川村内)③新庁舎から国道294号へのアクセス道路を新市建設計画に盛り込む−の三点。
 締結式には、小倉敏雄下妻市長、稲葉本治千代川村長と両市村議会議員、地元県議らが出席した。
 小倉市長と稲葉村長は、それぞれあいさつの中で「自然などの財産を生かしたまちづくりに取り組みたい」、「難局はあると思うが、創造的なまちづくりをしていきたい」などと合併に向けた抱負を述べた。
 今後のスケジュールは十五、十六の両日が下妻市、十六日は千代川村で住民説明会を開催。十八日に両議会で合併協設置議案を審議し、議決後、設立の調印式を行う。二十一日に第一回合併協を開き、合併方式などを協議する予定。

1350とはずがたり:2005/01/16(日) 11:44
<九州・沖縄>沖縄県

うーん余計に残念。
>戦争で分断された2村が元に戻る絶好の機会だと、精力的に進めてきた

合併破たん決定 北中城村が中城村へ申し入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050115-00000012-ryu-oki

[中城・北中城] 中城村との合併を検討してきた北中城村の新垣邦男村長は14日、中城村役場に新垣清徳村長を訪ね、両村の合併解消を申し入れた。新垣中城村長は「受け入れざるを得ない」と同意し、1年以上の議論を重ねてきた両村の合併の破たんが決まった。2村は今後、合併協議会の廃止に向けた日程調整に入る。
 新垣北中城村長は合併解消の理由について、慎重派の自身が圧勝した先月の村長選挙を挙げ「村民の合意形成が十分ではない。行財政改革を進め、(村政の)足腰を強めることが先決だ」と説明した。新垣中城村長は「極めて残念だ。戦争で分断された2村が元に戻る絶好の機会だと、精力的に進めてきた」と話した。
(琉球新報) - 1月15日10時44分更新

1351とはずがたり:2005/01/16(日) 17:14
<東北・北海道>秋田県

うーん,間に合うのかな?
もう能代でいっちまおうよ。

「6町村と個別に話し合ってみたい」/合併問題で能代市長
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050115c

 能代山本合併協議会(山本町を除く7市町村で構成)を離脱した能代市の豊沢有兄市長は14日、市議会合併特別委員会で発言を求め、「能代市にとって合併は必要。6町村長と直接会い、合併への妥協点を見い出せるか話し合ってみたい」と述べ、合併へ再度取り組むことを表明、議会も了承した。15日から2日間、豊沢市長が6町村長を個別に訪問し、合併の意向を伝えるとともに、新市名称などの課題について協議する。

 豊沢市長の合併参加表明に対し、多くの委員から「住民、議会ともに合併を望んでいる」と、支持する意見が出た。ただ「(再び離脱という)同じことを繰り返さないためにも、新市の名称は『能代市』にこだわらないでほしい」との要望が出た半面、「住民意向調査で6割が支持した『能代市』は尊重されなければいけない」などの発言もあった。

 これに対し、豊沢市長は「合併協を離脱してから町村側と直接会う機会がなかった。町村側が能代市にどのような要求をしているのかを知り、まずは乗り越えるべき課題を把握するのが合併への第一歩」などと述べ、合併協で否決された「能代市」の名称の扱いについては明言を避けた。

(2005/01/15 10:07)

1352とはずがたり:2005/01/16(日) 17:22

<東北・北海道>秋田県

まぁ郡部にしてみれば能代の我が侭を全面的に認めるでは纏まらないわな。。
>3町村長とも「能代市が新市名称を『能代市』とすることにこだわらないとすれば、
>合併協で決定した『白神市』には固執しない」との考えを豊沢市長に示した。
山本町…能代○○市といったごろ合わせは良くない
八竜町…能代○○市などを含めて考えられる範囲で妥協点を見いだしみては
峰浜村…能代市と合併協の双方を立てるには『能代白神市』でいくしかない

最後まで残った米代市は?米代と能代は何か関係があるのかな?

新市名の妥協点探る/能代市長が3町村長と会談
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050116b

 能代山本合併協議会(藤里町を除く7市町村で構成)を離脱後、再度合併実現への意欲を示した能代市の豊沢有兄市長は15日、同合併協6町村長への個別訪問を始めた。この日は山本町、八竜町、峰浜村の各役場を訪れ町村長と会談、合併の意向を伝えるとともに、離脱の原因となった新市の名称について妥協点を探った。

 3町村長とも「能代市が新市名称を『能代市』とすることにこだわらないとすれば、合併協で決定した『白神市』には固執しない」との考えを豊沢市長に示した。

 その上で、同合併協会長の石井洋佑山本町長は「能代○○市といったごろ合わせは良くない。合併協が行った公募結果を踏まえ選考するのも一案」と提案したほか、20日までに能代市としての新市名称の妥協案を示すよう要請した。

 佐藤亮一八竜町長は「能代○○市などを含めて考えられる範囲で妥協点を見いだしみては」と語った。芹田正嗣峰浜村長は「能代市と合併協の双方を立てるには『能代白神市』でいくしかない」などの考えを伝えた。

(2005/01/16 09:41)

1353とはずがたり:2005/01/16(日) 22:37
<中国・四国>徳島県

斗え由岐町民!!町政を私物化し壟断する議会の専横を許すな!

阿波再編 由岐町議会3町合併議案再度否決
http://mytown.asahi.com/tokushima/news01.asp?kiji=4664

 日和佐、牟岐両町との合併計画を審議する由岐町臨時議会が14日にあり、町が再提案した合併議案は賛成がなく否決された。同町議会は昨年12月にも合併案を否決している。兵庫賢敏町長は「3町での合併は無理になった。自立をベースに今後の方向を模索したい」と話し、3町で目指していた10月1日の「美海町」発足の計画は事実上振り出しに戻ることになった。

 この日の議会では、兵庫町長が「昨年、否決された際に納得がいく反対理由を聞いていない。住民投票の結果を尊重する立場から再度、議会の審議をお願いする。次世代の批判にも耐えうる決断を」と提案理由を説明。しかし、質疑はなく、「8日の全員協議会で反対を決議した」という反対討論後に採決し、反対10、賛成0で否決された。

 その瞬間、約30人いた傍聴席から「えー」という声が上がった。やりとりを見ていた会社員(60)は「住民投票の結果が無視された。もっと大きな気持ちで考えてほしかった」とがっかり。主婦(65)も「町民を馬鹿にしている。議会解散請求など、何らかの形で立ち上がらないといけない」と憤っていた。

 議員たちは「住民投票は合併ありきの情報提供で実施された」「1町だけのええとこ取りにはついていけない」とそれぞれ主張があり、12月議会では賛成した議員も「職員給与や課の配置問題でこじれてしまった」と説明した。

 兵庫町長は今後の対応について「2町に合併協離脱に向けた協議を申し入れる。その後に離脱を表明することになると思う」と話した。

 3町で最も人口が多く、合併計画の中心だった牟岐町の池内正勝町長は、由岐町議会の結果を聞き、「住民を裏切る結果になり責任を痛感している。町長辞職も含め、住民へのおわびの仕方を考えたい」と自身を責めた。日和佐町の近藤和義町長は「今までの協議の積み重ねは何だったのかと思う。住民投票と反した対応はいかがなものか。議会と協議し、対応を決めたい」と話した。

 飯泉知事の話 合併議案の2度にわたる否決は、由岐町民が住民投票で合併を支持していただけに非常に残念。今後は、由岐町の将来に支障をきたさないよう、住民重視の立場から対処していくことを期待する。

(1/15)

1354とはずがたり:2005/01/16(日) 23:33
<近畿>大阪府堺地域
おう辞めちまえこんな市長。組織力で合併賛成派の市長を頼むぜ議会さんよ。

高石市長辞職 合併巡る対立極まる
http://mytown.asahi.com/osaka/news01.asp?kiji=1084

  高石市の阪口伸六市長が22日、辞職した。堺市との合併反対を掲げて03年4月に初当選した阪口市長は、合併推進派が多数を占める議会と、政策をめぐり当初から対立。議案の否決や取り下げが相次ぎ、極まった形だ。会見した阪口氏は「市民に信を問う」と出直し市長選への出馬を表明。議会からは「予算編成時の辞職は無責任」と批判の声が出ている。辞職に伴う市長選は50日以内に実施される。

  同市は開会中の12月定例市議会に、自主防災組織の消防団の新設など、堺市高石市消防組合の規約変更の議案を提案。21日から徹夜で審議していたが、22日午前、「議会側に事前の説明がなく唐突」「市が説明した消防団員の数が周辺自治体と比べて少ない」などとして、賛成少数で否決された。その直後、阪口市長は議長に辞表を提出。議会は同意した。

  阪口氏は同日午後に記者会見。辞職の理由について、「財政の健全化に向け自立再生を目指し、議会の理解を得るよう努力してきたが、議案の否決が続いた。今回、市民の生命、財産を守る防災の急務の議案も否決されたことを受けて判断した」と説明。その上で、「現状の厳しい議会運営の状況を市民に率直に報告し、信を問いたい」「任期途中の辞職は市民に申し訳ないと痛切に感じている」と話した。

  阪口氏が市長に初当選したのは昨年4月。堺市との合併の是非を問う住民投票と、市長選、市議選のトリプル選で、住民投票では合併反対が多数を占め、市長選でも、合併反対を訴えた阪口氏が合併推進派の現職を破った。

  当選後、公約の市長室をガラス張りにする予算案や、助役の選任案などを提案したが、議会側が否決。市長在任中の約1年8カ月間で、提案した議案のうち否決は8件、取り下げ6件、修正1件を数える。

  現市政に批判的な古賀秀敏市議(第2市民クラブ)は辞職について、「12月議会は現在も継続中で、市民生活にかかわる議案が審議未了のまま。予算編成にも重なり、この時期の辞職は無責任だ」と話した。

(12/23)

1355とはずがたり:2005/01/17(月) 08:32
>>1354
うーん無投票か。。

問われる“市民不在の辞職劇”
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news002.htm
高石市長選無投票の公算

 高石市議会の多数野党との対立から先月辞職した阪口伸六・前市長(48)が、「信任投票」と位置づける出直し市長選。立候補予定者説明会が行われた十四日、野党側は姿を見せず、擁立を事実上断念したかたちに。阪口氏にとっても「肩すかし」の状況となり、“市民不在の辞職劇”の意味が、改めて問われそうだ。

 市議十七人中、十人を占める野党側は、二〇〇三年四月に初当選した阪口氏と対立を続け、「市政運営が独善的で、市長として不適任」と、問責決議案提出などの機会をうかがっていた。

 しかし、先月二十二日、消防団新設に絡む消防組合規約の改正案を市議会で否決すると、阪口氏は即座に辞職し、「市民の信を問う」と再出馬を表明した。

 野党会派の公明党関係者は「選挙で勝てる態勢を作るには、十四日がタイムリミット」と話し、他の会派は保守系府議らに白羽の矢を立てたが、候補は決まらなかった。相手は前回、当時の現職市長を約二倍の得票で破った阪口氏。市議時代も四期連続トップ当選を果たすなど根強い人気があるだけに、慎重にならざるをえなかったという。

 支持者らと対話集会を重ねている阪口氏は「相手がいつ出てきてもいいように、選挙戦に備えたい」と気を引き締める。対する野党市議の一人は「売られたけんかは買おう、と努力してきたが、年の瀬の辞職という不意打ちに遭い、短期決戦ではいかんともし難い」と唇をかんだ。

1356とはずがたり(1/2):2005/01/17(月) 08:34
どんな雑誌でしょう?社民党チックな匂いがしますが>月刊『日本の進路』

自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2003年8月号
http://www.kokuminrengo.net/2003/200308-local-skgc.htm
75%の市民が合併反対を選択
高石市長  阪口伸六
 四月の統一地方選挙の争点の一つが合併問題であった。大阪の高石市では堺市との合併問題を争点として市長選、合併の是非を問う住民投票が行われ、合併反対を訴えた阪口伸六氏が六党の推薦を受けた現職に大差で勝利。住民投票でも合併反対が約七五%を占めた。新市長の阪口伸六氏に話を伺った。(文責編集部)


――合併問題が大きな争点になった市長選挙を振り返って、市民の選択をどう感じておられますか。

 初登庁のとき全職員にも申しあげましたが、「四月二十七日は、高石市にとっても、地方自治にとっても歴史的な一日」だったと思います。それは地方自治体の存立にかかわる合併という重要な問題について、住民投票という手法で住民自らが町の将来を決定されたことです。約七五%の市民の方々が合併反対を選択された。あわせて市長選では「合併せずに自立再生を」と訴えた私の政策を選択された。
 市長選挙と住民投票で、高石市の今後の方向性がはっきり定まったと感じています。

――昨年三月頃から堺市との合併の動きが活発化したようですが。

 昨年三月の市議会で、「堺市・高石市合併問題研究協議会」が提案され、設立されました。これを契機に行政主導の合併の動きが加速しました。行政サイドからは合併を推進する立場で、いろいろな資料やデータが出されたり、説明会も行われました。行政側は「財政難だから合併するしかない」というのが最大の主張でした。
 一方、市民団体からも、「合併推進」「合併反対」という立場で、いろいろなチラシや資料が出され、合併問題シンポジウム・フォーラム等も開かれました。当時、市議会議員であった私もメリットやデメリット、財政問題などを市政報告の新聞やホームページ等で情報提供を行いました。

――住民投票に対する市民の反応はどうでしたか。

 住民投票と同時に行われた選挙戦(市長選、市議選)でも一番の争点は合併問題でした。
 この期間、住民自身が合併賛成、反対の両方の意見を聞き、学習されたことが重要だったと思います。例えば、あるご年輩の方は推進と反対の両方のチラシやデータを袋に保管しておられ、「住民投票の時にもう一回見ようと思っている」ということでした。住民投票の長所だと思いますが、住民自らが双方の主張を学習され判断されました。住民自治にとって大事なことだと思います。
 私自身は市議会議員を四期つとめましたが、常に市民の皆様の立場に立って活動してきました。市民の皆さんに私自身が活かされてきたと考えています。

――「平成の大合併」が進められるなか、全国各地を回られて調査、研究されたようですが、どんなことを感じられましたか。

 私は市町村合併そのものを否定するつもりはありません。地域の実情をもとにお互いに発展しようという合併、なおかつ住民が賛成されている合併、住民のコンセンサスもきちんと得られた合併は、考えるところがあってもよいと思います。
 しかし、合併特例法には「自主的な市町村合併を促進する」とうたっているのに、合併特例債など財政支援というアメと、地方交付税の削減というムチで、全国の市町村に合併を迫っているのが実際です。
 この合併特例債は、合併後の公共施設の建設事業などを目的にしたものでかなりの巨額になります。合併特例法では、このうち七〇%を国が地方交付税で補てんしてくれ、自治体負担は三〇%となっています。国も地方も大きな借金を抱えて苦労している現在、たとえ三〇%といえども、合併特例債を使って新たな公共事業を実施すれば、子供たちの世代に新たな借金を残すことになります。
 本当の意味での地方分権の推進、地域の実情や住民の合意形成を前提にした地方自治の確立という観点で合併論を考えていくべきだと思います。本当に地方が自立していくことが大事だと思います。

1357とはずがたり(2/2):2005/01/17(月) 08:34

――第二十七次地方制度調査会の中間報告や国が進めている「三位一体の改革」について、どうお考えですか。

 国から地方への補助金の削減、地方交付税の見直し、税源移譲の「三位一体」が議論になっています。地方が自立する上で財源の移譲は重要で、総論としては評価しています。
 ただ、削減する補助金の種類であるとか、地方交付税を削減した場合の影響がどのくらいあるのか、また財源移譲の具体的な試算であるとか、そういうことをきちんと議論すべきだと思います。自立した地方自治体を支援していく形の改革を望むものであって、とりわけ税源移譲は重要です。全国市長会でもいろいろ提言が出されていますが、自由度の高い、なおかつ責任ある財源を地方にいただきたく、それが自治体の自立を促進するキーワードだと思います。中央に依存せず、自立した地方自治体にするためには、この税源移譲が重要なファクターであると思います。

●高石市長選挙の結果
当 22,559 阪口 伸六 新 人
  11,645 寺田 為三 現 職
   (投票率 75.55%)

●堺市との合併の意思を問う住民投票の結果

合併に賛成6,22518.1%
合併はやむを得ない2,6177.6%
合併に反対25,51474.3%
  (投票率 75.56%)

  堺市の人口 79.1万人
  高石市の人口 6.2万人

さかぐち・しんろく
1956年高石市生まれ。1979年同志社大学経済学部卒。1987年から高石市議会議員を4期つとめる。1996年高石青年会議所理事長。2003年4月高石市長に。

1358とはずがたり:2005/01/17(月) 08:39
<近畿>大阪府
>>1354-1358
高槻・藤井寺と非相乗り候補が惜敗しているのに対して高石の結果は明白である。
此処まで民意がハッキリ出ると合併断固推進派の俺としても自立は已むを得ないのかなとも思う。

それにしても相乗りやめぇや>民主党

府内市長選挙開票結果
http://www.minsyu.jp/monthly-minshu/m-20030516-04.html
民主党推薦候補者を掲載

○吹田市
当63,891 阪口 善雄 (無現■)
     =民・自・公・社推薦
 45,758 山口 克也 (無新)
     =共推薦

○藤井寺市
当16,807 井関 和彦 (無現■)
     =民・自・公・由・社・保推薦 
14,799 国下 和男 (無新)

○高槻市
当56,299 奥本  務 (無現■)
     =民・自推薦
 52,391 吉田 康人 (無新)
 18,092 岩城 宏介 (無新)
     =共推薦

○高石市
当22,559 阪口 伸六 (無新■)
 11,645 寺田 為三 (無現)
     =民・自・公・由・社・保推薦

○八尾市
当52,908 柴谷 光謹 (無現■)
     =民・自・保推薦
 29,402 露原 正行 (無新)
 23,016 野沢 倫昭 (無新)
     =共推薦

1359とはずがたり:2005/01/17(月) 08:46
新市長と議会多数派対決の高石市議会
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/shoten/shot030617.html

 新市長と市議会多数派との対立が混迷を極めた大阪府高石市議会(定数十七)はこのほど、市長室を移転してガラス張りにする予算(九十八万円)を削った補正予算の修正案が可決され、事態は一段落した。しかし、両者の対立の構図に加え、阪口伸六市長の「誤解を招く発言」がさらに紛糾を呼んだこともあり、両者のしこりは依然として消えないままだ。

 阪口市長は四月末の市長選で、隣接する堺市との合併反対を唱えて初当選した。五月上旬には「財政健全化と行財政改革を断行する見本」として自らの給与を50%カットするなど、特別職給与条例の一部改正について専決処分を断行。これが「議会を軽視している」として、反市長派議員らの反発を買っていた。

 こうした背景を抱えて五月二十日、阪口市長にとって初の定例議会が開会した。

 混乱の発端は最終日の三十日だった。阪口市長が公約に掲げていた“ガラス張り”の市長室づくりの予算九十八万円に対し、議員から「無駄遣い」と反論が噴出。阪口市長は答弁を求められていなかったにもかかわらず「(机の配置など)レイアウトなどについては、再検討の余地がある」と述べたため、予算案の内容そのものが変わる可能性が出てきた。本会議は中断し、六月七日までの会期延長を決めた。

 議会側の対応に「市長いじめでは」との声も上がったが、奥田悦雄副議長(48)は「いくら市民へのリップサービスでも、(案件の内容を)途中で変えられたら困る。ハナの議会できっちりやっとかんと」と、議会の一貫した姿勢の必要性を説く。

 各委員会も開けない事態が続く中、市長と議員の間で調整が進んでいた五月五日には、進まない審議に業を煮やした男性が議員控室に乗り込み、市議を脅す事件が発生。逆に混乱に拍車が掛かり、六日なって会期を七月十七日まで四十一日間再延長することが決まった。

 十一日の本会議では、公明議員が、一般会計補正予算案から市長室の移転に必要な予算を撤回するよう提案。阪口市長はあくまで原案を通すことを主張し、「(市長室の)レイアウトの件では誤解を招く発言があり、申し訳なく思っている」と答弁。市議が「“誤解”の一言で片付けるのか」と反発し、さらに紛糾する場面も見られた。

 結局、翌日に市議らに押し切られた格好で市長室移転にかかる費用を削った補正予算の修正案が可決。事態は一段落を迎え、ひとまず会期内に審議が終了する見通しは立った。

 一方、本会議中に傍聴席の市民から「さっさと(審議を)進めろ」という声も上がった。議会が混乱すれば市民生活にも影響を及ぼしかねないだけに、長引く混迷が市民のいら立ちを募らせる事態を招いている。

1360とはずがたり:2005/01/17(月) 08:58
原水禁に顔を出していると言うことは社民党系と云う事かな?

2004年原水禁国民平和大行進
高石市長 国際署名にサイン
http://www.antiatom.org/daikousin04/html/menu4/2004/20040705111629.html

 行進途中の高石市役所出発集会では、阪口伸六市長が出席して、「非核都市宣言をしている地方自治体として、しっかりと平和をとらえてがんばっていきたい、21世紀を核兵器のない平和な世界に」とあいさつ。阪口市長自らサインした「いま、核兵器の廃絶を」署名を行進団に託しました。市役所を出発した行進に市長も参加、先頭を歩きました。なお同市議会・新妻鎖雄議長からも「署名」がよせられたことが紹介されました。

1361とはずがたり:2005/01/18(火) 09:36
<東北・北海道>福島県南相馬市

小高町の住民投票 「合併賛成」が上回る−−合併の是非を問い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000014-mailo-l07

 原町市と鹿島町との合併の是非を問う小高町の住民投票が16日行われ、即日開票の結果、賛成4158票(有効投票数の63・07%)、反対2435票(同36・93%)と賛成票が反対票を大きく上回り、町民は合併を支持した形となった。「住民投票の結果を尊重する」としてきた町と町議会は、週明けにも全員協議会で合併推進を改めて確認し、3月の知事への合併申請を目指す。
 投票は18歳以上の町民を対象とし、「賛成」「反対」いずれかの欄に丸印を記する二者択一方式で実施された。当日の有資格者は1万1184人で投票率は59・29%だった。
 町民の間では、単独では町財政が厳しく行政サービスの低下を招くなどの理由から、「合併やむなし」の意見が大勢だった。今月初旬に開かれた合併に関する住民説明会でも、強い反対意見はほとんど出なかった。議会でも合併反対派は少数で、賛成多数は予想された結果だった。
 住民投票は江井績町長の選挙公約で、新市建設計画が固まった11月に行う予定だったが、飯舘村が合併から離脱し情勢が変わったため期日を延期した。3市町による南相馬合併協議会は昨年末までに全協議事項を承認している。[塚本弘毅]
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果◆
賛成 4158(63.07%)
反対 2435(36.93%)
無効   38

1月17日朝刊

1362とはずがたり:2005/01/18(火) 09:38
<東北・北海道>秋田県横手平鹿地域

いいぞ。

69市町村の選択:住民団体、町長リコール視野に新団体結成へ−−増田町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000054-mailo-l05

 ◇増田町で住民投票目指した会
 横手平鹿8市町村の一体合併から離脱し、自立を選択した増田町で、合併の是非を問う住民投票実施を目指した女性らの住民団体「町民の声を届ける会 ひまわり」(加嶋幸子代表)の経過報告会が16日、町多目的研修センターであり、石山米男町長の解職請求(リコール)も視野に新たな住民団体を旗揚げする方向が確認された。
 報告会場には多数の住民が詰め掛け、住民投票条例制定案が町議会で否決された経緯などを踏まえ活発に意見交換。「町民の声を押しつぶす議会は、議会の機能を失っている」「町長は議会に委ねると言って、節を曲げた」「この町には民主主義のかけらさえ無い」「(町長、議会を)リコールの方向に持っていく考えはないか」などの発言が相次いだ。
 住民組織結成の「連絡係」になると表明した元会社員、田中斎(ひとし)さん(61)は「個人の意見としては、町長リコールが選択肢の中にある」と言明した上で、「ひまわりの会と連携しながら全町的に皆さんの意見を聞き、早急に方向を決めたい」と話した。[佐藤正伸]

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時10分更新

1363とはずがたり:2005/01/18(火) 09:40
<東北・北海道>宮城県気仙沼地域

良いですねぇ〜。

合併協議:進展・波乱 賛成、大幅に上回る−−唐桑町・住民投票 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000001-mailo-l04

 ◇投票率59・05%
 気仙沼市と本吉町との合併の賛否を問う唐桑町の住民投票は16日、町内12カ所で投票が行われた。同夜7時から町民体育館で開票の結果、合併賛成が3349票、反対837票(無効33票)で賛成票が反対票を大幅に上回った。条例では「投票結果を尊重する」とされていることから町では、合併調印後に議会に提案する「廃置分合」など合併関連議案に投票結果の意見書を添付することにしている。
 この日は、朝から暴風雨警報が出され、一時、町内3カ所の投票所が停電となるあいにくの天候となったが住民の関心は高く、投票率も59・05%だった。当日の有権者数(投票資格者)は7145人。
 合併期日は当初の3月末日から10月1日に修正されている。
 町では「より多くの声を反映したい」として投票資格者の年齢を18歳以上の住民と町内在住1年以上の外国人も対象にした。[石川忠雄]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇唐桑町住民投票結果
賛成 3349
反対  837
 (無効33)

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時5分更新

1364とはずがたり:2005/01/18(火) 09:46
<関東・東京>千葉県山武地域

※山武郡大網白里町と7市町村で準備会設置:2002/11/7
※7市町村で任意協議会設置:2002/12/25
※大網白里町が合併協議から離脱(2003/3/31),大網白里町は単独市制施行を検討へ
※蓮沼村は成田市を中心とした合併も検討,法定協議会不参加

※蓮沼村が参加を申入れ(2003/5/12),蓮沼村が加入(5/28)

九十九里市
東金市, 山武郡 九十九里町,成東町,松尾町,山武町,蓮沼村
市役所:現東金市役所

※山武町の庁舎新築計画に他5市町村が慎重,合併協議を一時休止(2004/4/19)
※山武町は合併前の庁舎新築を見送り,合併協議を再開(6/23)
※東金市の住民投票後まで合併協議を休止(10/4〜)
※合併の是非を問う住民投票の結果
※東金市:「賛成(33.6%)」「反対(66.4%)」(2004/11/28)
※山武町:「賛成(55%)」「反対(45%)」(2004/12/5)
※東金市が合併協議から離脱へ

九十九里町は大網白里町(単独市制も検討)との合併を検討

山武市?
山武郡 成東町,松尾町,山武町,蓮沼村

合併任意協、21日に初会合−−山武地域4自治体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000128-mailo-l12

 山武地域の4自治体(成東、松尾、山武の3町と蓮沼村)は、第1回合併任意協議会を21日に成東町役場で開く。3月までに県に合併申請をしたい意向だ。
 これまで山武地域では、この4町村と東金市、九十九里町を含めた6市町村で合併を目指し、新市の名称もいったん「九十九里市」に決まった。だが、昨年11月に東金市で行われた合併の是非を問う住民投票で「合併反対」が多数となり、同市が合併法定協議会を離脱。法定協は破たんした。
 これを受け、残る5自治体が合併を目指し、今月8日に協議した。その結果、九十九里町が大網白里町との合併を検討する方向で“離脱”し、4自治体がまとまることになったという。
 4自治体の任意協は今月中にも新市の名称や役所の位置などを決めた上で、2月に法定協を設置する方針。財政上の優遇措置を得られる3月までの合併申請を目指す。新市役所は成東町役場が有力で、新市の人口規模は6万人余(昨年4月)となる。
 成東町の大高和郎町長は「(新たな枠組みについて)住民に意見を伺う時間的余裕はない。住民投票の申請があっても議会が否決し、意見は合併後に反映させたい」と語り、行政主導で合併を早期に実現させたいとの意欲を示した。[森禎行]
1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時25分更新

1365とはずがたり:2005/01/18(火) 09:48
<北関東>群馬県

選挙:箕郷町長選 合併推進の秋月保教氏が4選 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000134-mailo-l10

 任期満了に伴う箕郷町長選は16日投開票され、現職の秋月保教氏(57)=無所属=が、新人の元町議会議長、石川敬一氏(65)=同=を破り、4選を果たした。この結果は高崎地域との合併機運を盛り上げ、今月30日投票の群馬町の住民投票にも影響を与えそうだ。当日有権者数は1万5176人(男7447人、女7729人)、投票率は66・37%だった。
 12年ぶりの選挙戦となった今回は高崎市との合併を巡り、合併推進派の秋月氏と、自立を目指す町議や住民グループから推された石川氏の一騎打ちになった。両陣営は町の将来をかけ、激しい集票合戦を繰り広げた。
 秋月氏は3期12年の実績を背景に組織力を固め、財政力のある高崎市との特例法期限内の合併実現を公約に掲げ、広く支持を集めた。秋月氏は「町を建設的に盛り上げようとする町民の声が反映された結果。若い人たちの将来に夢と希望が持てる地域の出発となる」と抱負を述べた。
 石川氏は町執行部の合併推進政策の急な方向転換を批判。選挙中は合併論争は避け、町議6期の経験で教育や福祉の充実、行政のスリム化を訴えたが、及ばなかった。[深谷徹夫]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇箕郷町長略歴
秋月保教(あきづき・やすのり) 57 無現(4)
 町長[歴]県曹洞宗青年会会長▽町教育委員▽駒沢大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇箕郷町長選開票結果=選管最終発表
当 5817 秋月保教 57 無現
  4128 石川敬一 65 無新
 (無効128)

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時20分更新

1366とはずがたり:2005/01/18(火) 09:55
<近畿>滋賀県彦根犬上地区

新市設立の請願審議で臨時議開会へ 彦根 合併協議破たん受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000035-kyt-l25

 滋賀県彦根市と犬上郡3町(豊郷、甲良、多賀)の合併協議が破たんしたのを受けて、同市などの住民有志5人が17日、編入合併も含めた1市3町による新市設立を求める請願書を谷口典隆市議会議長に提出した。
 請願書では▽1市3町合併協の終息については、緊急課題として1市3町で協議する▽合併新法の勧告を待つまでもなく、新たな論議を始め、彦根市がリーダーシップを発揮する▽編入合併や新設合併について議会や関係自治体との協議調整に努力する−としている。
 同請願の紹介市議ら8人は同日、請願の審議のための臨時議会招集を中島一市長に請求した。定数(28)の4分の1以上に当たるため、臨時議が開かれることになる。
(京都新聞) - 1月17日20時41分更新

1367とはずがたり:2005/01/18(火) 09:56
<近畿>京都府宇治市

むぅ。自公は賛成で民主は慎重なんか。。
そもそも相手は?宇治田原ぐらいしか思い浮かばないんだが。城陽とかもその気?

3日間で6人が合併問題を質問 宇治市議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000019-kyt-l26

 宇治市議会の12月定例会は17日に一般質問を終え、3日間で5会派・6人の議員が市町村合併問題を取り上げた。9月定例会から一転して推進を打ち出す久保田勇市長に対し、推進派の自民・公明、慎重姿勢の民主、批判の共産など主要会派が立場を鮮明にした。
 この日は野党の共産(水谷修議員)が「他市町の借金も抱えると市民の利益につながらない。メリットを述べるだけでなく、デメリットについても情報開示すべき」と批判した。
 一般質問が始まった13日以来、与党会派の自民は「行政権限が広がる中核市を目指すべき」(高橋尚男議員)「相楽東部3町村にも呼び掛けて議論を」(堀明人議員)と主張し、公明も「合併によって広域的で大胆な産業施策が展開できる」(青野仁志議員)と市長に合併推進を促した。
 民主は「住民理解のない合併には賛成できない」(平田研一議員)と慎重姿勢で他の与党会派と一線を画した。「市長に対し是々非々で臨む」とする社会(池内光宏議員)は「いったん破たんした議論を再燃させる理由を示してもらいたい」と疑問を示した。
 これら議員の質問に対する答弁で、久保田市長は「合併することと論議は別で、まず論議することが重要だ。市民レベルで論議する土壌が芽生えてきた」と繰り返した。
(京都新聞) - 1月17日19時21分更新

1368とはずがたり:2005/01/18(火) 10:09
<中国・四国>高知県

素晴らしい票差だが相手先は別れたねぇ。
他町村⇔窪川…大野見⇔中土佐…須崎…土佐
個人的には
中村[中村市]⇔西土佐村…他町村⇔窪川[四万十町]⇔大野見…中土佐⇔須崎[黒潮市]⇔土佐
が良かったが…。

合併の是非問う住民投票、賛成が圧倒的 相手は中土佐町−−大野見村
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000230-mailo-l39

 ◇相手は「中土佐町」が上回る
 窪川町との合併か、中土佐町との合併か、または単独自立かを問う大野見村の住民投票は16日、投開票が行われた。合併賛成が圧倒的多数で、合併相手は中土佐町が窪川町を上回った。住民投票条例では、28日までに選択された相手との合併に同意できない場合は、同意する相手との合併を優先すると規定。中土佐町は昨年11月の住民投票で、大野見村との合併を望む結果が出ており、中土佐町との合併へ大きく進む見通しとなった。当日有権者数(村内に3カ月以上住む外国人を含む)は1385人(男649人、女736人)。合併の是非を問う投票の投票率は85・20%だった。
 大野見村は03年8月に窪川町と、昨年4月に中土佐町とそれぞれ法定合併協を設置。窪川町とは新町名「四万十町」、中土佐町とは新町名「中土佐町」とすることなどで合意し、いずれも協議を終えていた。[内田幸一]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票開票結果=選管最終発表
賛成 1095
反対   68
(無効 17)
 ◇合併相手は
中土佐町 606
窪川町  547
(無効 26)

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日17時33分更新

1369とはずがたり:2005/01/18(火) 10:17
<九州・沖縄>沖縄県

大里村と議会が住民と4町村合併で意見交換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000004-ryu-oki

 大里村と大里村議会は14日、同村仲間の村農村環境改善センターで市町村合併についての住民との意見交換会を開いた。村民約150人が参加し、屋宜由章村長が強い意欲を示している佐敷町・知念村・玉城村との4町村合併を求める声が相次いだ。屋宜村長は17日に村議会と調整し、最終的な態度を決めるとしている。
 屋宜村長は南風原町との2町村合併に関するこれまでの経緯と、東部3町村と合併特例債を活用できる新しい状況が出ている点を説明。「できる限り合併特例債を活用した新しいまちづくりをするため、合併しなければならない」と強調した。
 合併しない場合の財政状況も説明。(1)2006年11月から助役・収入役を廃し、議員・農業委員を8人に削る(2)退職者は10年度まで不補充、11-14年度は半数を採用(3)05年度から特別職給料を6%、一般職給料を3%、管理職手当や特殊勤務手当、時間外勤務手当などを削る(4)村内団体への補助金を30%減らす-など改革した場合も、06年度に約6600万円、08年度以後は年約4億円前後の赤字を計上し続ける状況を明らかにした。
 一方、東部3町村と合併した場合、国、県から合併特例債など約236億8000万円の支援があることが示された。
 参加者からは、住民投票も含め05年度中に態度を決めたいという南風原の姿勢に不信が噴出。「合併しなかった場合、大里は財政的に自立できない」「明日からでも東部3町村との合併を準備すべきだ」など、3町村との合併を求める声が相次いだ。
※屋宜村長の宜はワカンムリ
(琉球新報) - 1月17日10時56分更新

1370とはずがたり:2005/01/18(火) 23:41
<中国・四国>岡山県

あとは久米南・美咲・赤磐・瀬戸内辺りとも合併,かな?

「政令市の一員に」 岡山市に合併研設置申し入れ−−建部町長ら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000313-mailo-l33

 建部町の中山正汎町長らは17日、岡山市役所を訪れ、岡山、御津、灘崎3市町の県南政令市構想に編入する合併研究会の設置を萩原誠司・岡山市長に申し入れた。中山町長が14日の町議会全員協議会に提案し、承認を得たという。
 建部町は久米南町との法定協議会を設置後、03年7月の町長選で、岡山市など県南部での合併を公約に掲げた中山町長が初当選。04年2月に久米南町との法定協を解散した。
 萩原市長は「県南のまちづくりのために、積極的に意思を尊重したい」と受け入れに前向きな姿勢を示した。中山町長は「三位一体の行財政改革の中で合併は避けられない。合併に明るい展望を求めるなら、政令市の一員になることがメリットと考えた」と話した。建部町では05年度初頭に任意協議会を立ち上げる方針。
 建部町が3市町に加わっても人口は約67万3000人で、政令市移行の目安である約70万人に届かない。[野村房代]
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日17時40分更新

1371とはずがたり:2005/01/18(火) 23:52
<中国・四国>岡山県岡山市
>>1370
更に建部と合併したがってた久米南・赤磐との合併がならなかった瀬戸を入れると約2万人強で計は約69万4000人。これはもう政令指定都市オッケーっしょ。

うだうだ云ってる玉野がオッケーすりゃなんの問題もないんじゃがのぉ

http://www.pref.okayama.jp/kikaku/toukei/h12kokuchou/xls/1sousu.xls
瀬戸町14,707人
久米南町6,115

赤磐市43,813人
瀬戸内市39,403人

玉野市69,567人

1372とはずがたり:2005/01/18(火) 23:54
<東北・北海道>福島県伊達地域

霊山町は踏みとどまりましたか。。いそいでくれ。
伊達市は北海道に残りそうだがどうすんだろ?本伊達市とか?

市町村合併:伊達6町、国見町除き新合併協設置−−町長・議長が合意 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000099-mailo-l07

 伊達6町の合併問題で、梁川町役場で6町長・議長会議が17日開かれ、国見町を除く梁川、保原、伊達、霊山、月舘の5町で新たな法定合併協議会を設置することを決めた。伊達6町合併協議会は無期限に「休止」する。これで国見町は6町による合併協から事実上離脱することが決まった。
 5町は24日に臨時議会を開き、5町合併を進める予算案などを決め、28日にも第1回協議会を開催する見通しだ。合併期日は06年1月1日。池田善治・合併協議会長(梁川町長)は「3月末の合併特例法期限内の合併を目指して伊達市を誕生させる」と話した。
 6町合併協議会は3月末の同法期限内に合併を間に合わせるため、各町に対し合併するかどうかの意向を17日までに固めるよう求めていた。しかし、国見町は昨年11月に合併の白紙撤回を掲げ当選した佐藤力町長は、合併推進派が過半数を占める同町議会と対立関係が続いていた。佐藤町長は同協議会からの離脱議案を12月定例議会と1月臨時議会と続けて提出したが、いずれも否決されていた。
 こうした国見町の混乱状況を考慮して、同協議会は同町の議決が不要な新たな5町による合併協設置を選択した。国見町の佐藤町長は、「当面は自立の道を歩む」と話している。一方、合併推進派の佐藤忠美議長は「他の5町に迷惑はかけられない。やむをえない判断」と受け入れる方針だ。
 一方、国見町と同様に合併の是非を巡り論争が続いていた霊山町は同日朝、町議会全員協議会を開いて合併を進めることを決めた。[生野由佳]

1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日20時51分更新

1373とはずがたり:2005/01/19(水) 00:15
<東海>静岡県菊川市

掛川を袖にした両町ですが,暖かく見守っていきましょう。
それでも5万行かないんですね。まぁ早晩達するでしょうけど。

菊川市誕生、人口4万9000人都市に 350人参加し記念式典
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000007-mailo-l22

 菊川、小笠両町が合併して生まれた菊川市の開市式と市役所開庁式が17日、旧菊川町役場玄関前で開かれ、職員や地元の小中学生ら約350人が新市発足を祝った。新市長が選ばれるまで市長職務執行者となった黒田淳之助・旧小笠町長が「市民一体となって新しい菊川市を発展させていきましょう」とあいさつ。新庁舎となる旧菊川町役場には「菊川市役所」と書いた銘板も設置された。
 菊川市は面積が約94平方キロで、人口約4万9000人。「平成の大合併」ですでに誕生した伊豆市や御前崎市を抜き県内17位の人口規模となる。農業粗生産額が126億円、牧之原台地を中心とする荒茶生産額は71億2000万円に上る一方で製造品出荷額も2100億円を超すなど活力あふれる新市となりそうだ。
 長い歴史を誇る町同士の合併だったことから、一体化が進むかなどが課題となる。初代市長と定数22の市議を選ぶ選挙は23日告示され、30日投開票される。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日16時50分更新

1374とはずがたり:2005/01/19(水) 00:33
<東北・沖縄>
おや,割とあっさりと。しかし宮古市がどうのこうのではなく,自治省通達で禁止されてんちゃうのん?

岩手県の宮古市議会が「宮古市」容認の方向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000018-ryu-oki

 宮古5市町村合併推進協議会(会長・伊志嶺亮平良市長)で決まった新市名称をめぐり岩手県宮古市で反発の声が上がっている問題で、宮古市議会(三上敏議長)が沖縄県での「宮古市」誕生を容認する方向でまとまっていることが18日、分かった。伊志嶺市長は同市議会の姿勢に歓迎を示しつつ「宮古市が認めてくれればそれでいいが、新市名称の住民アンケートは必要。ぜひ実施したい」と述べた。
 名称決定の経緯などを示した同協議会からの回答文について市当局から報告を受けた宮古市議会は17日午後、全員協議会を開催。出席した議員からは「すでに決まったことをどうこう言うのではなく、双方で協調して前向きにやっていくべきだ」「同一名称の宮古工業高校が姉妹校の関係にあるように、市同士で交流していけばいい」など前向きな意見が上がり、反発はなかったという。
 宮古市の熊坂義裕市長が19日まで出張中のため、市当局としての結論は示されていないが、同市は「議員の意見は尊重すべきものだと考えている。今後は合併を進めている田老町・新里村とも相談し、住民の意向を踏まえた上で対応したい」としており、柔軟な態度を示している。
 宮古では、19日開催の同協議会会議で「宮古市」「宮古島市」など4つの名称を対象とした住民アンケート実施について協議することが決まっているが、伊志嶺市長は「宮古市側が容認したとしても民意を示す上でアンケートはぜひ実施したい。どのような名称になっても、今後も友好を深めていきたい」と話した。
(琉球新報) - 1月18日15時27分更新

1375とはずがたり:2005/01/19(水) 00:46
<北陸>石川県
固まったかな?

「1市2町合併」が55%、輪島、門前町と推進−−穴水町 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000216-mailo-l17

 ◇住民アンケート
 石川県門前町との2町合併が白紙に戻ったことから、新たな合併の枠組みなどについて意見を聴くため穴水町が行った住民アンケート結果が17日、同町議会全員協議会で報告された。結果は、輪島市、門前町を含めた1市2町合併を望む意見が過半数の55・1%を占めた。この結果を基に、穴水町は1市2町合併を進める方針で、18日に輪島、門前、穴水の3首長による会談を行う。
 アンケートは5日〜14日、20歳以上の町民9582人を対象に実施。回収率は76・3%。「1市2町の合併」が55・1%(4030)で最も多かった。次が「新たな枠組み(能登町、七尾市、輪島市・門前町)を早急に考え、3月末までの意思決定を見送る」で、28・7%(2099)。「単独町制」が、15・2%(1118)だった。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日16時40分更新

1376とはずがたり:2005/01/19(水) 00:49
<甲信越>長野県

相手候補は一体?

平谷村長選 新人の小池正充氏、現職破り初当選 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000064-mailo-l20

 任期満了に伴う平谷村長選は16日に投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前村議の小池正充氏(62)が、無所属現職で再選を目指した塚田明久氏(53)を破り、初当選した。
 小池氏は「03年5月の住民投票で合併賛成が7割を超えたが、いまだに合併相手はなく、村の先行きが見えない」と現村政を批判。「行財政改革を実行し、近隣町村との信頼関係を築いて合併実現に全力を尽くす」と抱負を語った。
 塚田氏は「住民投票の結果を背負って、引き続き合併実現に努める」などと訴えたが、支持を得られなかった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇平谷村長選開票結果=選管最終発表
当 243 小池正充 62 無新
  204 塚田明久 53 無現
 (無効12)
 ◇平谷村長略歴
小池正充(こいけ・まさみつ) 62 無新(1)
 農業[歴]村監査委員▽村議会総務委員長▽下伊那農高

1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日16時45分更新

1377とはずがたり:2005/01/19(水) 01:07
<東北・北海道>

69市町村の選択:角館町・合併協正式離脱 知事、3町村自立に懸念 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000051-mailo-l05
 ◇「財政面で行き詰まる」
 角館町の太田芳文町長は17日、田沢湖町、西木村と構成する合併協議会から正式に離脱表明したが、寺田典城知事は同日の定例会見で、「3町村は(財政面で)2、3年で行き詰まってしまうのではないか」と懸念を示した。角館町は19日以降、自立に向けた住民説明会を実施する予定だが、知事は町に対し「(説得に)押しかけざるを得ない」との姿勢を示した。
 県市町村課によると、3町村の04年度末の基金残高見込みは、角館町が2億3600万円、田沢湖町が5億7500万円、西木村が5億1600万円。一方、今年度の取り崩し額は、各町村で4〜7億円に達している。
 寺田知事はこうした指標を示しながら、「角館町は公立病院もあり、大きな行政体。町民が情報を把握しているか不安で、自立するなら数値など入れて示すべきだ」と述べた。
 一方、3町村への今後の説得については「県は合併を推進する立場だが、強権的には出来ない。非常に微妙な問題で、クールに合理的に考えられる時期にしたいが、(特例法の申請期限まで)時間もない。どうすべきか毎日考えている」と語った。
 ◇2町村合併か自立か選択へ−−田沢湖町、西木村
 角館町の太田芳文町長が17日、合併協議会から正式離脱することを報告したことを受け、田沢湖町、西木村は2町村合併か自立か、選択を迫られることになった。合併特例法上では、3月末が県への申請期限になっている。また3町村議会の議決を経て、合併協は解散することになった。
 合併協会長の佐藤清雄・田沢湖町長は「非常に残念で会長として申し訳ない。角館を説得したがだめだった」、田代千代志・西木村長は「協議当初から2町が譲らず、本音で話し合ってこなかったことが原因ではないか。住民アンケートを実施し、2町村合併か自立か判断したい」と話した。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日20時46分更新

1378とはずがたり:2005/01/19(水) 01:08
<東北・北海道>

市町村合併:能代市が21日市議会で結論−−新市名再考問題 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000049-mailo-l05
 能代山本地域7市町村の合併問題で、能代市は21日の市議会合併特別委で、市として新市名再考問題についての結論を出す方針を決めた。一方、法定協会長の石井洋佑・山本町長はこの日の会見で、豊澤有兄・能代市長に対し、名称問題について21日までに回答するよう一両日中に文書で要請することを明かした。
 能代市が法定協復帰の前提としている名称再考問題について、豊澤市長は15、16の両日、周辺6町村首長と個別に会談し、妥協点を探った。この場で、各首長は新市名「白神市」再考の意思を改めて表明したが、一方で能代市が主張する「能代市」にも難色を示す声が相次いだ。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日20時46分更新

1379とはずがたり:2005/01/19(水) 19:15
<北関東>群馬県
前途多難だ。。

市町村合併:笠懸町など2町1村、協定書に署名−−06年3月「みどり市」に /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000199-mailo-l10

 笠懸町、大間々町、勢多郡東村は18日、笠懸町内で合併調印式を開き、田村確也・笠懸町長、近藤昭次・大間々町長、坂本正幸・東村長が協定書に署名した。3町村はそれぞれ21日に臨時議会を開き、関連議案を可決する予定。
 3町村は新設合併方式で06年3月27日に合併し、人口約5万3000人の「みどり市」となり、新市事務所は当面、現笠懸町役場に置く。しかし、事務所(庁舎)建設問題など多くの懸案があり、笠懸町と大間々町の利害対立が表面化。問題解決は今後に先送りされた。
 会長の田村町長は「基本項目の協議で困難があった」、副会長の坂本村長が「道程は平坦でなかった」、さらに伊藤正雄笠懸町議会議長は「2町1村はベストでもベターでもない。住民に分かりづらいことが多かった」とあいさつし、合併期日までには先送りした事項の円満協議が必要との認識を示した。【塚本英夫】

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日16時55分更新

1380とはずがたり:2005/01/19(水) 19:18
<近畿>奈良県王寺地区
(´・ω・`)

市町村合併:西和合併協、解散決まる 王寺、斑鳩町の住民投票結果が“引導”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000231-mailo-l29

 ◇王寺、斑鳩町で反対多数−−1年半の協議実らず
 西和7町の合併協議会は18日、河合町中央公民館で16回目の会合を開き、来月末で協議会を解散することを正式に決定した。先月5日に、平群、王寺、斑鳩の3町であった住民投票で、王寺、斑鳩両町が「7町の枠組みでの合併に反対」が多数となったため。03年6月から約1年半の協議で、合併期日、新市名まで決めていた同合併協議は、消滅することになった。今月下旬から各町議会が合併協議廃止を順次議決。来月28日に県知事へ協議会廃止を届け出る。[曽根田和久]
 既に解散の方向は決まっていただけに、会合は午後2時からわずか10分で終わった。冒頭、協議会長の岡井康徳河合町長が「(王寺、斑鳩の)住民投票の結果を重く見て、苦渋の選択だが、協議は継続できないと判断した」と協議会解散を提案した。
 出席した委員のうち住民発議を行った「21世紀・太子の都(さと)づくり推進協議会」の宇治秀雄理事長が「解散はやむを得ないが、今後も合併は再浮上する可能性がある。これからも住民に必要性を訴えていく」と発言したが、ほかに意見はなく、すんなりと協議会の解散が決まった。
 同協議会は、02年末に宇治氏らが協議会設置を求め各町に署名を提出した住民発議が発端。各町議会は協議会設置を決議し、03年6月から県内初の住民発議による合併協議会として、会合を重ねてきた。これまでに▽新市名は「西和市」▽06年1月合併▽本庁舎は王寺町、分庁舎は斑鳩町――などほとんどの項目で協議が終了していた。しかし、斑鳩など一部の町で自治体の名称への強いこだわりがくすぶり続け、昨年末の住民投票の結果が解散を決定付けた。

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日18時36分更新

1381とはずがたり:2005/01/19(水) 19:19
<近畿>滋賀県長浜・湖北地域

まぁ3市町合併でも形になるわな。

市町村合併:長浜市との合併、今後の対応を協議−−びわ町、浅井町両町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000187-mailo-l25

 ◇決断迫られる2町
 長浜市からの合併協議申し入れを受けて、びわ町と浅井町は18日、町議会全員協議会を開催、今後の対応を協議した。【野々口義信】
 浅井町は、角川誠町長が、長浜市の申し入れ内容を説明。議会としては、24日に再度、議員による意見交換を行い、結論を導く。浅井町は1市9町合併離脱後、自立の町づくりを進めており、申し入れを受ければ大きな方針転換となる。角川町長は、町民にも事情を説明した上で、議会とも調整し、決断するとしている。
 びわ町では、橋本健町長が申し入れを説明。町議会では、期限内の長浜市との合併推進を支持する意見が大勢を占めている。この日の協議会でも、議員の中から町長の早期決断を求める意見が出た。橋本町長は、21日に開く町の区長会で住民の意見を聴取し、早期に決断するという。

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日16時50分更新

1382とはずがたり:2005/01/19(水) 19:26
<九州・沖縄>熊本県玉名地方

議会が要求している植木町との調査後に玉名地域1市3町を検討と現職は云うものの,特例法の期限まで時間は無いのちゃうの?
玉名地域1市3町(玉名市, 玉名郡 岱明町,横島町,天水町)との合併を推進と新人は云うけれど,南関村が拒否されたのに玉東町が入れて貰える保証あるのん?

選挙:玉東町長選 現職と新人、一騎打ち−−告示、23日投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000145-mailo-l43

 ◇きょうから立会演説会
 玉東町長選は18日告示され、現職で再選を目指す前田移津行氏(54)と新人の会社社長、坂本達宣氏(54)=共に無所属=の2人が立候補を届け出た。両氏は前回選挙でも争い、2度目の対決となるが、今回は合併の方向を巡る対立が最大の争点となっている。
 前田氏は「合併はやる。議会が要求している植木町との調査後でも遅くない。町、議会、町民が一体となってじっくりやっていく」と合併について話し、坂本氏は「町の発展を目指して、玉名地域1市3町との合併を確実なものとするために立候補した」と話している。
 両候補は住民の要望を受けて、町長選では異例ともいえる立会演説会を19日に稲佐公民館▽20日に中央公民館でそれぞれ開く。いずれも午後7時から。
 投票は23日午前7時〜午後7時、町内4カ所であり、午後8時から中央公民館で即日開票される。17日現在の有権者は4723人(男2195人、女2528人)。[西東靖博]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇玉東町長選立候補者(届け出順)
前田移津行(まえだ・いつゆき) 54 無現(1)…議会が要求している植木町との調査後に玉名地域1市3町を検討
 町社会福祉協議会長[歴]会社社長▽町議▽玉名工高
坂本達宣(さかもと・たつのぶ) 54 無新…玉名地域1市3町(玉名市, 玉名郡 岱明町,横島町,天水町)との合併を推進
 会社社長▽九州ニュービジネス協地域副委長▽慶大

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日17時8分更新

1383とはずがたり:2005/01/20(木) 10:01
<九州・沖縄>大分県

これ持論でした!!昭和の大合併で消えた地名も沢山ある。これを期に復活すべし!!

【懐かしの町名半世紀ぶり復活 合併機に豊後高田市】「鍛治屋町」など7町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000008-nnp-l44
[大分] 豊後高田市は、三月末の真玉、香々地町との合併を機に同市内の「鍛治屋町」「金谷町」などの旧町名をほぼ半世紀ぶりに復活させる。「昔懐かしい地名に戻して」との住民の要望に応えたもので、町並みの整備と併せて「昭和の町」づくりに弾みをつける。

 復活するのは、同市中心部の「鍛治屋町」「是永町」「新町」など七町名。いずれも一九五四(昭和二十九)年、旧豊後高田町と旧田染村が合併する前に使われていた。現在も行政区名として残っているが、住所はすべて「大字高田」となったため「広すぎて番地だけでは場所が分からない」との不満が根強かった。

 昨年五―六月、市が住所表示変更の住民説明会を行った際も「古い地名を使いたい」との要望が相次いだという。

 昭和の町の一角で喫茶店を経営する野崎智子さん(52)は「平成の合併で古い地名が失われつつある中、逆に旧町名を復活させることで、昭和の町が親しみやすくなり、まちづくりにもプラスになる」と話している。同市総務課は「極力、住民の要望に沿ったので喜んでもらえると思う」としている。

 一方、昭和の町を構成する八商店街の一つ、中央通り商店街は旧町名では「横町」だが、「なじみが薄い」との声が多数を占め「中央通」を新町名に決めた。
(西日本新聞) - 1月20日2時33分更新

1384名無しさん:2005/01/20(木) 13:47
アホ、安易、不可解な新自治体名が続々と誕生予定。
「伊豆の国市」「さざなみ町」「ふじみ野市」「彩野市」「北斗市」「北名古屋市」「みどり市」…

市町村合併情報 平成の大合併 <国土地理協会>
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/index.html


既に合併してしまった新自治体名のなかでは、
やはり「南アルプス市」「四国中央市」が東西横綱。醜いったらない。

最近の市町村変更 <国土地理協会>
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/sub/rireki.htm

13851384:2005/01/20(木) 13:56
とはずがたりさんは超積極的合併推進論者のようだが、
一度下記の本など読んでみてはいかが。

『これでいいのか平成の大合併−理念なき再編を問う』
http://www.commonsonline.co.jp/gappei.HTM

13861384:2005/01/20(木) 14:01
少々古いが、これなども。

市町村合併の言葉と政治(上)
http://www.jichiro.gr.jp/tsuushin/696/696_05.htm
市町村合併の言葉と政治(下)
http://www.jichiro.gr.jp/tsuushin/699/699_02.htm

1387とはずがたり:2005/01/20(木) 18:12
>>1384-1386
「伊豆の国市」「さざなみ町」「ふじみ野市」「彩野市」「北斗市」「みどり市」...醜いし安易ですねぇ。超合併推進論者の俺にしても嫌になってきます。
ただ自分的には「北名古屋市」「南アルプス市」「四国中央市」ぐらいは許せる範囲ですね。
アルプスも今や単語として普通に定着したし(個人的にはアルプスと聞いてヨーロッパではなく日本の山々を思い出す),四国中央は是非とも宇摩市であって欲しかったがまぁあと10年もすれば聞き慣れるのではないか?と思わなくもないです。

情報提供感謝です>>1385-1386。また機会があれば読んでみたいと思いますが。。

個人的には市町村合併には自民党政権を底辺で支える利権漁りを専門とする町議村議の数を減らすと云う意味で大賛成です。都市部の人間は山間部の人間に搾取されてるという基本的な認識なんかもあります。

徹底的に自立した(飽くまで経済的自立が無くては自立とは云えない)自治体が地方切り捨ての中で生まれてきて,その自治を守り抜こうとするならそれはそれで立派なものですし尊敬に値すると思いますが。

1385さんは合併絶対反対論者ですか?市町村合併のどんな点に反対ですか?
今のところ合併によって貴重な自治の実現フィールドが失われているという実感はないです。地域エゴや損得勘定で自立を選択している自治体も多い気がしますが,ポリシーを持ってやってるところはきちんと自立を選択しているような感じですし。

1388とはずがたり:2005/01/20(木) 18:47
<東海>三重県津地域
>>1347
こう来るとは予想だにつかず。
合併が進めばこういうとたばた劇の登場人物も減るわけで…。

一志町の町長辞職問題:前山町長、辞意を撤回「辞表提出、思い違い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000014-mailo-l24

 一度否決された津市など9市町村との合併議案の可決を図るため、辞職願を提出していたことが明るみに出た一志町の前山礼三町長は19日、町議会全員協議会後、取材に対し、辞意を撤回する考えを明らかにした。「辞職願問題」については、議会側が「受け取っていない」と存在を否定するなど混乱が続いてきた。町民不在の混乱に住民はあきれ顔だ。[村社拓信]
 全協は非公開で行われ、新年度予算について議論される予定だったが、町長の辞任問題に及んだ。この日の全協でも、辞職願を提出したという前山町長に対し、議会側は「知らない」と両者の意見が対立。このため、中川雅昭議長が「辞表がなかったことにしてもいいか」と出席議員に諮り、特に異論は出なかったという。
 全協後、前山町長は「辞職すれば、町政は混乱する。住民からも続けてほしい、と声も届いている。辞表はなかったとして議員にも同意を得たものと思い、辞意を撤回することにした」と話した。議会側の理解が得られれば、任期が切れる9月以降も、4選を目指し出馬する意向。
 また、前山町長は今月14日の会見で昨年11月19日に辞表を提出していたことを明らかにしたが、この日は「辞表は書いたがどのように扱ったか覚えていない。議会に提出したと思っていたが、私の思い違いだった。住民に納得してもらえないかもしれない。おわびするしかない」と話した。
 前山町長の態度に議員らの反応は、「辞めると言ったのにすぐに辞めないと意見を変えて納得できない」「続投でいいのではないか」など意見が分かれた。
 町の混乱について、役場近くに住む男性(50)は「住民が知らないところで、いろいろ決まっていく。自分たちが選んだ町長や議員とはいえ、良識をもってほしい」とあきれ気味だった。
〔三重版〕

1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日16時45分更新

1389とはずがたり:2005/01/20(木) 18:51
<九州・福岡県・佐賀県>
本当は越県合併をしたいところでしょうけど,難しいのかな?
まぁ合併後は福岡県の方が良いのでしょうし佐賀県が嫌がりそうだ。

道州制:鳥栖、基山と小郡の首長が勉強会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000189-mailo-l41

 ◇「道州制」の勉強会
 県境を挟んで隣接する鳥栖市、基山町と福岡県小郡市の3首長が19日、都道府県を再編する「道州制」の勉強会を基山町で開いた。
 2市1町(人口計約14万人)は、将来の合併も視野に、県境を越えた広域行政のあり方を国へ提言しようと昨年10月、勉強会を設置。2回目のこの日は、各市町の担当職員約60人を交え、道州制を巡る全国の動きや、九州地方知事会の研究会が昨年10月にまとめた中間報告について検討した。
 3首長の意見交換では「収容人員が異なる各市町の文化施設を、目的に応じて相互利用出来ないか」(田籠勝彦・小郡市長)▽「地場企業への小口融資制度を広域で実施すれば金利を安く出来る」(牟田秀敏・鳥栖市長)▽「2市1町住民による委員会を設立してはどうか」(小森純一・基山町長)――などの提案があった。[小林明子]
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日17時20分更新

1390とはずがたり:2005/01/20(木) 18:59
<中国・四国>高知県幡多・佐川・窪川地域

窪川町が四万十になるのはどうなのかなぁ。窪川町でいいじゃん。
幡多地域は大方+佐賀と中村+西土佐は将来合併すべし。
佐川はこのまま確実に固めていきたい。越知の馬鹿野郎がりだつしなけりゃ今頃吾川郡池川町,吾川村,高岡郡越知町,仁淀村らと佐川市?だったのにね。(吾川郡 池川町,吾川村,高岡郡 仁淀村で仁淀川町,越知は単独。)

市町村合併:佐川町と日高村、合併協定に調印/大方、佐賀町は合併協発足
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000275-mailo-l39

 合併特例法の期限が迫る中、大方、佐賀両町の法定合併協議会が発足し、両町長が18日、大方町役場で協議書に調印した。一方、法定合併協での協議を終えた佐川町と日高村は18日、合併協定書に調印した。今年9月に新「佐川町」が誕生する見通し。
 大方、佐賀両町は当初、中村市、西土佐村との4市町村での合併協議を進めていたが、昨年6月に破たんした。両町住民が両町での合併を求める請願を提出し、昨年12月の定例議会で両町での法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。
 法定協は下村正直・大方町長、池本明生・佐賀町長や両議会の議員や学識経験者らで構成。事務局は大方町役場に置き、下村町長が会長を務める。両町合わせた人口は1万4208人(00年の国勢調査)。今後、合併期日、庁舎位置、議員定数などを決める。
 一方、佐川町と日高村の合併協定調印式は佐川町総合文化センターであり、中山博司・佐川町長、中野益隆・日高村長らが協定書に調印した。「平成の大合併」での協定書調印は県内で6番目。
 両町村は昨年7月に法定合併協を設置。対等合併で、本庁舎は現在の佐川町役場に置くことなどで合意した。人口は計2万745人(00年の国勢調査)。両町村議会での議決を経て、県に合併を申請する。[真明薫、内田幸一]
1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日19時38分更新

市町村合併:窪川町アンケ、賛成59% 半数が大正町・十和村との枠組み選ぶ /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000274-mailo-l39

 窪川町は18日、全有権者を対象に実施した合併に関するアンケート結果を発表した。合併賛成が59%に達し、賛成者のうち、大正町、十和村との3町村の合併の枠組みを選んだのが50%で、大野見村との2町村の枠組みを選んだ28%を大きく上回っていた。[内田幸一]
 アンケートは先月下旬、全有権者1万2173人を対象に行い、回答率は53・4%だった。
 合併問題に8割が関心を示し、合併賛成が59%だったのに対し、反対は8%だけだった。
 また、2パターンの合併の枠組みのうち、どちらかを選んだ人に、大正町、大野見、十和両村との4町村での合併の賛否を尋ねた結果、賛成が61%だった。
 窪川町は02年4月、大正、大野見、十和3町村と任意の協議会を設置したが、協議が進まずに解散。その後、二つの枠組み別々に法定合併協を設置し、協議を終えている。
 大野見村では16日の住民投票で、窪川町との合併より中土佐町との合併を求める声が多数を占めていた。また、大正町は、窪川町、十和村との合併の賛否を問う住民投票(25日告示、30日投開票)を実施する。
1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日19時38分更新

13911384:2005/01/20(木) 18:59
>>1387
とはずがたりさんの考えはよく分かりました。
私は「北名古屋市」「南アルプス市」「四国中央市」などには特に虫酸が走る思いを抱きます。
伝統的な地名を愛する人間として日本文化の破壊に繋がる珍妙な自治体名は到底許容できるものではありません。
下記の書籍が私の意見を代弁しています。

こんな市名はもういらない!―歴史的・伝統的地名保存マニュアル
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4490204973.html

私は合併絶対反対論者ではありませんが、
感情的にはアホ、安易、不可解な新自治体名にほとほと嫌気が差し、
また理性的に考えた場合においても、
将来的に「貴重な自治の実現フィールドが失われていく」ことを危惧しています。
都市部での合併は必要でしょうが地方部でのあまりに面積の広い自治体の誕生は、
少数意見の更なる切り捨てに繋がりますます過疎化が進むでしょう。
田園や森林を守る人々が更に生活しづらくなることを懸念しています。
ポリシーを持って自立を選ぶ所がハンデを背負うような、
半ば強制的に合併を選ばざるを得ないような国のやり方にも賛成できません。
現状の特例債によるハコモノ建設のオンパレードの問題もあります。
都市部の人間は山間部の人間に搾取され云々という点に関しては、
国政の問題であって一票の格差が是正されるのは当然必要でしょうが、
自治体というものは人口だけでなくある程度面積や生活圏を考慮したうえで、
国や都道府県と対峙できる存在であって欲しいと考えています。
私は人間が生きていくうえで食糧生産・水源涵養・環境保全などの観点から、
農林水産業を重視しその担い手となるべき中山間部を重視しています。
土地改良区やダム、林道建設など無駄な公共事業の問題は改善していくべきでしょうが、
それと市町村合併、首長減らし、議員減らしはイコールとの考えには同意できません。
いずれにせよ「飽くまで経済的自立が無くては自立とは云えない」との考え方は受け入れられません。
私は経済的自立が無くても切り捨てられるべきではない自治体はあると思っております。
あなたのご意見を考えるとこれ以上は平行線と思いますのでこれで終わりにします。

1392とはずがたり:2005/01/20(木) 19:38
>>1391
日本の古くからの地名を同じくこよなく愛する者として珍妙な自治体名には批判的である点については大いに同意できるのですが,ただし地名も移ろいゆくもの。
大阪の梅田ももともとは埋田から来ている様ですし,香川の三豊郡の三豊も三野郡と豊田郡を明治期に合併した際に合成した新しい地名。静岡県の小笠郡も佐野郡(=現掛川市域)と城東郡(=旧小笠郡下)を合併する際に両郡にまたがる山より作り出した郡名です。
我々の責任は今後100年の歴史の重みに耐えられる地名を作り出すこと,そして古い地名をそれが何処を指していたのかきちんと判るように保存して行くことではないでしょうか?そういう意味で青葉台とか緑区とかそういう自治体以外の名前の罪も大きいように思われます。
北名古屋市は将来名古屋市への合併をされればいいと思ってますしそれ程気になりませんね。
むしろ今や京都府の葛野郡や静岡市の安倍郡がどの辺りだったかとかちょっと調べないと判らなくなってしまってますし,区の名前や>>1383の様な大字に古い歴史ある地名を残してもらしいたいものです。

都市部の人間は山間部の人間に搾取され云々という点に関しては1票の格差という観点より一人当たりの国の支出の観点です。
田舎の人が広い家に住み豊かな自然環境に住む一方で都市(地方都市を含む)では渋滞に巻き込まれインフラ不足に喘いでいる訳でして。
更に田舎の方が"多様な意見"は少ないですし現状を見るに或る程度の広域合併は必要不可欠かと。
もちろん「飽くまで経済的自立が無くては自立とは云えない」とは煽りを含んだ言葉でして田舎の様々な機能を考える上で守るべきものも多分にあるでしょうし,それには補助金を与えて保護すべき面もありましょう。
要はバランスの問題で現状は過疎地に異様に手厚すぎるのではないかと思う訳です。過疎化の主因はばらまきへの過剰な依存であって地方の切り捨て策では無いと思ってます。

議論が平行線であると思われたのは残念ですが自分の所感としてはこんな感じです。

1393とはずがたり:2005/01/20(木) 19:41
<東北・北海道>山形県鶴岡市
>>1229 >>1300
素晴らしい。三川町はどうするのかね?

山形の合併:南庄内合併協、新市へ県に申請書−−県内2件目、面積は東北一に /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000092-mailo-l06

 鶴岡市など6市町村による「南庄内合併協議会」は19日、10月1日の新市発足へ向け、県に合併申請書を提出した。「平成の大合併」での県への申請は県内2件目で、面積は市町村としては東北一となる。
 県庁には合併する6市町村長などが訪れた。専決処分で合併議案を決めた羽黒町の中村博信町長は「町議会で議決いただければよかったが、町の将来や周りの市町村の関係を考え決断した。今後は最大限スムーズにいくように努力したい」と説明。申請書を受け取った金森義弘副知事は「新しい枠組みを作ろうというご労苦に感謝申し上げる」と述べた。
 また同協議会長の富塚陽一鶴岡市長は「こういう変革の時だからこそ市町村の声をもっと聞いてほしい」と地方分権の推進に協力を求めた。
 県市町村課によると、新市の名称は「鶴岡市」。人口14万4897人(昨年12月31日の住民基本台帳ベース)で、県内では山形市に次いで2番目になる見込み。また面積は約1311平方キロとなり、福島県いわき市を抜いて東北一の広さになるという。[大場あい]
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日16時10分更新

1394とはずがたり@自己レス:2005/01/20(木) 19:48
>>1392
>我々の責任は今後100年の歴史の重みに耐えられる地名を作り出すこと,そして古い地名をそれが何処を指していたのかきちんと判るように保存して行くことではないでしょうか?そういう意味で青葉台とか緑区とかそういう自治体以外の名前の罪も大きいように思われます。

追加
また今ある市町村の自治体名が一体どんくらい古い地名を残しているのかという疑問もあります。

新菊川市(>>1373)ももともと菊川町と小笠町でしたが中心市街地をとってみれば堀之内や嶺田ですし,掛川と一緒になる大東・大須賀も「大」浜(大浜は更に「大」坂+千「浜」)+城「東」や横「須賀」+「大」淵です。古い地名は字名として残っている訳で,今ある自治体の名前はそれ程歴史があるものばかりとは云えない訳で,地名を理由に合併を反対するのはどうかなぁとも思います。

1395とはずがたり:2005/01/20(木) 19:51
<北関東>栃木県

日光市議がやけに内向きになってるんちゃうけ。リコールだ!

平成の大合併は今:広域合併、日光市議会に要望−−今市市区長連合会 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000146-mailo-l09

 日光市議会が日光広域圏との合併関連議案などを否決した問題で、今市市区長連合会の早川恒会長と栃木敏夫副会長は19日、日光市議会の登坂理平議長を訪れ、「広域合併に関する日光市議会の議決要請」の要望書を提出した。
 早川会長は「広域合併は隅々までサービスが行き届くか懸念を持っていると言いますが、そのような課題を十分議論し、諸課題の解決に向けて住民の期待に応えるのが議員の役目なのではないかと考えます。住民の意思を尊重した議決を」と要望した。
 提出を受けた登坂議長は「関係地域住民の代表者からの要請であり、議員全員に配布してお知らせします」と答え、同日中に全議員に通知した。[臼井真]
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日16時15分更新

1396とはずがたり:2005/01/20(木) 23:14
<九州・沖縄>福岡県豊築地域

またぞろ変な名前が出てきたぞ。。
豊前市はそもそも宇島なんだから宇島+築城+椎田=豊前で良かったのでは?
と思ったが豊築は豊前市及び築上郡の統合名称としてそれなりに使われているのか?

新市の名称は豊築市 豊前・築城・椎田
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news01.asp?kiji=7616

 豊前市と築城、椎田両町の豊築1市2町合併協議会(会長、釜井健介・豊前市長)は19日、同市で第9回会合を開き、委員の投票で新市の名称を「豊築市(ほうちくし)」と決めた。議員定数・任期は合意に至らなかった。

 新市の名称は昨年11月の1カ月間の募集に、742人が候補292点を寄せた。協議会の委員16人(欠席2人)の1次・2次投票の結果、最多の149人が応募した「豊築市」が選ばれた。

 1市2町の正副議長6人の小委員会に付託した議員定数・任期については、この日までの5回の小委員会でも、在任特例の適用を求める両町と適用を拒む市の主張が平行線をたどり、結論を出せなかった。

 豊前市議会合併問題調査特別委員会の協議後、早急に6回目の小委員会を開くことになったが、結論が来月4日の協議会の第10回会合以降にずれ込むことは必至で、3月末までに県に廃置分合申請ができるか、微妙な情勢になった。

 県への廃置分合申請には合併協議の終了後、3市町の各議会の可決が必要。椎田町は議会前に、来月中に合併をめぐる住民説明会や住民投票を実施したい意向だ。
(1/20)

1397とはずがたり:2005/01/20(木) 23:20
豊築のこれまでの歴史
http://www.city.buzen.fukuoka.jp/new/gappei/history.htm

 明治時代の廃藩置県後、戸籍事務を処理するために各地方に「大小区制」が施行されました。築城郡は8区、上毛郡も8区に分け、この区は以後行政の単位としての性格を強めていきます。

廃藩置県後の県は旧藩を基礎にしていましたが、これは順次統合され、明治9年には下毛、宇佐の2郡が大分県に編入されることで現在の県境が確定しました。

郡が行政の単位とされたのは明治11年の「郡区町村編成法」によります。この時、従来の築城郡と上毛郡を一つにした郡役所が八屋に設置されています。

その後、「明治の大合併(明治22年の市制・町村制施行)」のとき、築城郡角田村・上毛郡山田村・八屋町・宇島町・千束村・三毛門村・黒土村・横武村・合河村・岩屋村が誕生しました(豊前市域)。次いで、明治29年4月1日、築城・上毛郡の2郡が合併して築上郡が誕生、現在に至っています。

 第2次大戦後の昭和24年12月に設置された「地方行政調査委員会議」の勧告を受け、昭和26年7月頃から、町村合併の声が聞かれるようになりました。昭和28年10月1日に「町村合併促進法」が施行され、県が示した築上郡内西部7町村(椎田町他周辺6町村)・中部9町村(八屋町他周辺8町村)・東部5町村(吉富町他4町村)の3ブロック合併案に基づき、「昭和の大合併」が行われ、昭和30年4月に八屋町・角田村・山田村・千束村・三毛門村・黒土村・横武村・合河村・岩屋村の1町8村が合併して豊前市になりました。

http://www.city.buzen.fukuoka.jp/new/gappei/shouwa.htm
昭和の大合併について

▼豊前市は築上郡八屋町、角田村、千束村、三毛門村、山田村、黒土村、横武村、合河村、岩屋村の9か町村を母体にして昭和30年に発足しました。地勢上では築上郡のほぼ中央に位置し、南北方向には求菩提谷を縦貫する豊前・甘木線に沿い、東西方向には国道10号線沿いに発展してきました。新市発足時の豊前市は人口37807、戸数7704戸でした。

昭和24年
国に「地方行政調査委員会議」設置される。
昭和25、26年
「地方行政調査委員会議」2回にわたり、国及び国会に対して行政事務再配分に関する勧告を行う。
県もこれを契機に町村合併による規模の適正化の指導をはじめる。
昭和26年7月ごろ
築上郡内で「合併」の声が聞かれるようになり、町村長会、議長会などで合併問題が具体的に研究されはじめる。
昭和28年4月
県は各地方事務所に対して、町村合併計画案の提出を求める。
昭和28年7月14〜23日
西部8か町村(椎田町ほか7か町村)、中部8か町村(八屋町ほか7か町村)、東部5か町村で郡合併審議会「打合せ会」開催
昭和28年7月25、29日
(築上)郡合併審議会開催
昭和28年9月
「町村合併促進法」公布。
県は4月の合併計画案に基づいて「合併計画第1次試案」を発表
昭和28年10月
同法施行。
県では同法に基づく町村合併を促進するために「福岡県町村合併促進審議会条例」を制定、施行。
昭和28年11月1日
福岡県町村合併促進審議会設置
審議会は築上郡について「3地区案」(第1次試案)をまとめる。内容は、
*東部の吉富、西吉富、南吉富、唐原、友枝の5か町村案
*中部の八屋、三毛門、黒土、千束、横武、山田、角田、合河、岩屋の9か町村案
*西部の椎田、八津田、築城、下城井、葛城、西角田、上城井の7か町村案
昭和29年4月
県が最終的な町村合併計画案を発表。豊前市関係は第1次試案のまま。
昭和29年9月
各町村間の交渉が盛んに行われ、9か町村合併と市制施行へ向けて大きく動き出す。
県は関係9か町村の町村長、議会正副議長の会議を開催し、合併を促進。同会議で9か町村合併と市制施行が決議される。
新市名を「宇島市」とする内容を含む「合併協定」を結ぶ。
新市建設協議会設置。各町村に設置されていた合併委員会は同協議会に集約される。

1398とはずがたり:2005/01/20(木) 23:20

昭和29年10月
県町村合併審議会が最終決定。
この頃、新市名について異論が出始める。
*異論の内容については、市史に以下のように記載されている。
9月19日の会議で決定した合併協定事項のうち、新市名は「宇島市」と称することで合意されていたものの、旧八屋町住民からこの新市の名称について反対の意見が出された。その理由として、昭和10年、旧八屋町と旧宇島町との合併のとき、両町の間で新町名決定について激しく対立、結局「八屋町」と決定した経緯があり、いまさら「宇島市」と称することは感情的に承服できないというものであった。そして、「八屋市」とすることも成行き上困難であろうから、「築上市」と称するよう新市建設協議会に陳情し、八屋町議会にも強く働きかけた。(中略)これに対して、旧宇島町住民も(中略)駅名、港名など宇島の名は古くから広く知られており、新市名としてふさわしいものであること、かつ、一度決定された市名を今更覆す必要がないことなど、「宇島市」固守の態度を強く表明した内容の趣意書を配布した。(中略)
このため旧八屋町と旧宇島町の対立は深刻なものとなった。(中略)(旧八屋町住民は)ついに合併の必要なしとして、旧八屋町の区域を分町することを決定した。
時を同じくして、隣接した旧三毛門村の一部住民にも、分村して築上郡吉富町に合併する動きが起こった。

昭和29年12月20日
八屋町議会、9か町村合併からの離脱を決議。決議書を県の審議会長に提出。県は同決議が関係町村に及ぼす影響を考え、その撤回を勧奨、説得を行う。
昭和29年末
県審議会、30年1月1日新市発足についての県議会提案を見送り、合併時期の延期が決まる。
昭和30年2月15日
八屋町議会、離脱決議撤回を議決。
昭和30年2月19日
千束村、横武村が臨時議会で9か町村合併からの離脱を議決。県に決議書を提出。
昭和30年3月8日
県、千束村、横武村に対して9か町村合併への協力を要請
県、県審議会に宇島市設置案を県議会に提案することの了解を求める。審議会は現状で宇島市を発足させることに反対。
昭和30年3月15,17,18日
県は審議会の答申をまたずに県議会に宇島市発足を提案。4月10日発足を決定。
昭和30年3月
旧八屋町住民から市名については一応「宇島市」とするが現在の議員の在任中に「宇島市」「八屋市」「築上市」のいずれでもない市名に変更すること。これが履行できなかった場合は「八屋市」とすることなどの条件が提示され、新市建設協議会はこれを了承。
新市建設協議会、新市名を「豊前市」と決定。
昭和30年4月10日
宇島市発足
昭和30年4月11日
市制施行後第1回市議会にて市名変更条例が可決される。
昭和30年4月14日
宇島市から豊前市へ市名を変更

1399とはずがたり:2005/01/20(木) 23:23
<九州・沖縄>福岡県豊築地域
>>1396-1399
宇島市に関してはそれなりの歴史というか経緯というか論争があったようです。

つまり八屋と宇島の対立のようです。
豊前市が成立したときには既に宇島と八屋が合併しておりその際より対立するものがあったらしい。
>新市名は「宇島市」と称することで合意されていたものの、旧八屋町住民からこの新市の名称について反対の意見が出された。その理由として、昭和10年、旧八屋町と旧宇島町との合併のとき、両町の間で新町名決定について激しく対立、結局「八屋町」と決定した経緯があり、いまさら「宇島市」と称することは感情的に承服できないというものであった。そして、「八屋市」とすることも成行き上困難であろうから、「築上市」と称するよう新市建設協議会に陳情し、八屋町議会にも強く働きかけた。(中略)これに対して、旧宇島町住民も(中略)駅名、港名など宇島の名は古くから広く知られており、新市名としてふさわしいものであること、かつ、一度決定された市名を今更覆す必要がないことなど、「宇島市」固守の態度を強く表明した内容の趣意書を配布した。

そもそも昭和10年に合併した際,八屋になったのは何故だ?
今再び豊前+築城+椎田=宇島市としたら八屋の住民は怒るのかな?

そして昭和の大合併は結構上からの圧力も大きかったのかな?
築上市では何故行けなかったのだろうか?
また豊前市という曖昧な市名を敢えて残さずとも今回歴史有る「築上」の名を残しても良かったのではないか?

1400とはずがたり:2005/01/20(木) 23:55
<北陸>石川県鳳至地方
>>1330 >>1375
輪島・門前が穴水の咽に匕首を突きつけながらの協議と云う訳っすね。。

市町村合併:輪島市・門前町両議会、「合併協」設置を可決 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000304-mailo-l17

 石川県輪島市、門前町、穴水町の3市町による対等合併を目指す輪島市と門前町は19日、それぞれ臨時議会を開き、輪島、門前の1市1町による法定合併協議会設置を可決した。20日に門前町内で合併協議会設置に関する調印式を行い、21日には輪島市内に事務所を開く。
 また、穴水町は21日に臨時議会を開き、1市2町による法定合併協議会設置案を提案する。
 これで二つの合併協議会が誕生し、3月末までの知事への申請を目指して並行して協議を進めることになる。
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日19時46分更新

1401とはずがたり:2005/01/21(金) 21:32
◆とは裁定◆
甲府市・甲州市・甲斐市・山梨市どれが県庁所在地でしょうか?ってクイズが出来そうだ。
甲府市→さすがに甲府市のままで
塩山市、勝沼町、大和村→「甲州市」→●塩山市で良いではないか
竜王町など→「甲斐市」→甲府に合併をor釜無市

大仁町等→「伊豆の国市」→沼津+三島と直ぐに合併
修善寺町等→「伊豆市」まぁこれはこれでよいか。
伊東市→伊東市のままで
南伊豆町・東伊豆町→下田市と合併,「下田市」へ

黒磯市など→那須塩原市→●黒磯市で良いではないか。

武生市など→「越前市」→●武生市で良いではないか

中村市など→「四万十市」→●中村市で良いではないか。

黒磯・武生・中村・塩山など市民は合併債に目がくらんで由緒有る市名を簡単に放擲する事無きよう求む。せめて薩摩川内や由利本庄などの知恵に学んで欲しい所。

同じ県内に似た自治体名が続々、平成の大合併で大混乱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000305-yom-soci
 「平成の大合併」が進む中、似通った自治体名を選ぶ市町が目立ってきた。

 自治体が対等の立場で合併する場合、新しい名前をつけようとすることが多いが、同じ県内に旧国名や観光地の名前を使った自治体が複数誕生し、区別がつかないとの声が出ている。既存の自治体からクレームがつくケースもあるという。

 今年11月に合併する山梨県の塩山市、勝沼町、大和村は昨年12月、新市名を「甲州市」に決めた。塩山市は「甲州の鎌倉」と呼ばれ、勝沼町は甲州種ワインで知られる。住民公募では「武田市」「フルーツ市」などを抑え、4割が「甲州市」を支持し、合併協議会の委員も全員一致だった。

 しかし、「甲州」は旧国名の「甲斐国」の別称で、同県では昨年9月、甲府市の西隣に「甲斐市」が誕生している。甲州市の合併協のホームページには「県外の人が聞くと、『甲府市があって甲州市があって甲斐市があって、どこが県庁所在地なの』と言われそう」という意見もあったという。

 旧国名で最も競合するのが静岡県の「伊豆」。今年4月には、伊豆長岡町など3町の合併で「伊豆の国市」がお目見えし、昨年4月に南隣にできた「伊豆市」とかち合う。4月には西伊豆町と賀茂村の合併で新「西伊豆町」ができ、既存の「東伊豆町」「南伊豆町」とともに5つの「伊豆」が並ぶ。

 茨城県では、昨年10月、「常陸太田市」の隣に、大宮町など5町村が合併して「常陸大宮市」ができた。栃木県では、「那須町」に加え、「那須塩原市」が今月誕生、10月には「那須烏山市」ができる予定。これまでも南那須、西那須野町があったが、位置関係も分かりづらくなる。

 既存市から、紛らわしいとクレームがつくケースも増えた。

 今年10月の合併を目指す埼玉県の上福岡市と大井町は今月、公募で6割を占めた「ふじみ野市」を新市名に決めたが、隣接する富士見市の市長は「ふじみ野市」を使わないよう求める要望書を出した。沖縄で今年10月に誕生予定の「宮古市」には、岩手県宮古市が反発し、名称決定の理由や経緯を問う質問状を出した。

 自治体の名称に特にルールはないが、総務省では「先行の自治体とよく話し合ってほしい」と話している。

 このほか、「越前」(福井)、「四万十」(高知)は、市名、町名双方で使われる見込み。石川県では「能登町」「中能登町」、兵庫県では「南あわじ市」「淡路市」が近くにできる。
(読売新聞) - 1月21日14時36分更新

1402とはずがたり:2005/01/21(金) 23:06
<東海>三重県桑名市

市町村合併:元町長の「参与」ポスト条例案、上程を取りやめ−−桑名市 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000007-mailo-l24

 ◇議員ら「合併趣旨に反する」
 桑名市は20日の市議会臨時会で、合併に伴い失職した旧長島、多度両町長のために新しい「参与」ポストを設ける条例案を上程する予定だったが、急きょ取り下げた。両町長が直前に就任を辞退したことに加え、議会内の反発が強く、上程しても否決される可能性が高いことを考慮したとみられる。水谷元市長は上程撤回を陳謝したが、市議や市民からは、安易に新ポストを設けようとした市長の対応を批判する声が相次いだ。
 上程を予定していた条例案は、合併で失職した鷲野利彦・旧多度町長と平野久克・旧長島町長の2人を特別職の「参与」とし、任期2年で非常勤ながら月額30万円の報酬を支払うという内容だった。
 しかし、条例案に対し、市議や市民から「効率化を目指す合併の趣旨に反する」「旧両町長は新市の役職に就かないと約束していた」など反対の声が強まっていた。この日、水谷市長は臨時会で「19日、旧両町長から参与の就任を辞退したい旨の申し入れがあり、私なりに熟慮した結果、上程を撤回することにした」と経緯を説明するとともに、「皆さまに迷惑をかけ、おわびします。今後、議案の提出はより慎重に行う」と謝罪した。
 同市議会事務局によると、“水谷市政”になってから、上程後に工事請負の契約会社が辞退したため、議案を取り下げた例はあるが、上程前に撤回したのは初めてという。
 今回の事態について、成田正人議員(民主党)は「参与ポストが必要ならば、その理由と役割をきちんとした場で説明すべきだった。それを怠ったのは水谷市長のミスで、お粗末な結末だ」と手厳しい。市内在住の主婦(62)は「個人的には参与の設置理由が不明瞭(りょう)だったので、税金を使ってつまらないことをすると思っていた。しかし、本当にそのポストが市民にとって必要ならば可決へ向けて努力すべきで、撤回は情けない」と話していた。[米田明人]〔三重版〕

1月21日朝刊
(毎日新聞) - 1月21日17時32分更新

1403とはずがたり:2005/01/22(土) 10:19
>>1401
那珂も那須も乱立気味。
http://glin.jp/upd/upd4.html等より

那珂川町 栃木県 2005.10.1 那須郡 馬頭町,小川町
※新町名公募上位11点:那珂川,若鮎(わかあゆ),小馬(こうま),那珂,八溝(やみぞ),那須東,鮎川(あゆかわ),那須那珂,新那珂,まほろば,馬頭小川
※新町名最終候補11点:清川,清郷(きよさと),小馬,那珂川,那珂,那須那珂川,那須那珂,那須東,馬頭小川,東那須,若鮎
那珂市茨城県2005.1.21那珂郡 那珂町, 瓜連町
※新市名公募上位10点:那珂,白鳥(しらとり),那珂瓜連,ひまわり,なか,新那珂,常陸野(ひたちの),那珂瓜,那珂台,なかうりづら
ひたちなか市茨城県1994.11.1那珂湊市, 勝田市
※新市名公募上位3点:勝田・かつた,常陸那珂・ひたちなか,那珂湊・なかみなと

那須烏山市 栃木県 2005.10.1那須郡 南那須町,烏山町
※新市名公募上位10点:那須烏山,鮎の川(あゆのかわ),南烏山,みどり,鮎川,けやき,那珂川(なかがわ),那南(ななん),烏南(うなん),八溝(やみぞ)←近くの山の名前
※新市名最終候補7点:那須烏山,鮎の川,大金←烏山線に駅有り など

那須南市栃木県 協議破談 那須郡 南那須町,烏山町,馬頭町,小川町
※新市名最終候補15点:なかがわ,なか川,那珂川,那須那珂,那須みなみ,那須南,那南,みどり,八溝,やみぞ,那須烏山,那須みどり,みどり野,鮎川,那須やみぞ

栃木県那須塩原市2005.1.1 黒磯市, 那須郡 西那須野町, 塩原町
※那須郡那須町と4市町で研究会設置:2001/6月
※合併研究会設置:2002/9月→解散:2002/12/25
※3市町で法定協議会設置:2003/1/23
※新市名公募上位10点:那須塩原,那須野ヶ原,那須野,なすの,那須,那須野が原,北那須,なすしおばら,那須高原,なす
※新市名最終候補13点:磯野原,北那須,新那須,那須,なす,那須高原,那須塩原,なすしおばら,那須野,なすの,那須野が原,那須野ヶ原,みどり

1404とはずがたり:2005/01/22(土) 21:06
<中国・四国>愛媛県
これで採決の数的には鬼北は不利になってしまった訳だが。。どうするのかな?
住民投票条例を作ってその結果に従うとでもしないと決着つかないだろう。

2005年01月21日(金)
正副議長に鬼北合併派選出 空転続いた松野町議会
http://www.ehime-np.co.jp/daily_news/20050121/news20050121452.html

 合併に絡む出直し町長・町議選後初の議長選をめぐり空転している北宇和郡松野町議会は20日、再び臨時議会を開き、議長に新人の稲田溜氏(71)=無所属=を選出した。副議長も新人の高石登稔氏(69)=同=が就任し、1カ月以上にわたり空席だった正副議長ポストがようやく決まった。
 議長選をめぐっては、宇和島市中心の合併を訴える前職7人と、合併相手先を決める住民投票実施または鬼北合併を望む新人・元職7人が対立。議長は原則議案採決に参加できないため、両派とも自派からの議長送り出しに難色を示していた。

1405とはずがたり:2005/01/22(土) 23:22
<東北・北海道>秋田県
能代市議会のアホー。
能代山本になんの不満があるんじゃい。

「能代山本市」を否決
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=6609
 市議会「7市町村」困難か

 能代市議会の合併特別委員会は21日、豊沢有兄市長が提案した新市の名称「能代山本市」を拒否し、既存名も含め再度、名称公募を求める案を賛成多数で決めた。豊沢市長はこの案を同日開かれた正副会長会議に申し入れた。6町村側は検討する方針だが、同会議会長の石井洋佑・山本町長は「7市町村による合併は非常に困難な局面を迎えた」と述べた。

 豊沢市長は同特別委で、合併の必要性を訴えるとともに、名称について、能代、町村側双方の妥協点を探れば、(1)「能代」は残す(2)「白神」は使わない(3)7市町村の一体性を確保する、ということを考慮し、「『能代山本市』を町村側に申し入れたい」と提案した。

 市議らは「12月の合併協に『能代』の再考を求めたが、拒否された。それから1カ月余りしかたっていないのに、合併協復帰のために、なぜ『能代山本』に変更しなければならないのか、市民に説明できない」「第三セクターなどの収支状況や、新市の組織機構が不明確」と、町村側への不満を述べた。

 これらの問題を明らかにすることを条件に、公募を求める案が市議から出た。「能代市」を主張する意見もあり、意見集約のため採決した結果、「能代山本市」案が8、「能代市」案は1で、「公募」案が14と過半数を占めた。

 豊沢市長からこの案を提示された正副会長会議の石井会長は「『能代山本』が示されるものと思っていた」と驚きを隠さず、「これで7市町村の枠組みは難しくなった」と答えた。「町村側の足並みは今のところ乱れていない」とも述べ、6町村での合併を進めていく考えを示した。

 経済界は失望の色を隠せない。能代商工会議所の鈴木肇会頭は「(これで7市町村合併の)機会を逃してしまい、残念だ。若い経済人の夢がこれでしぼむ。能代山本地域の将来のことをもっと考えてほしい」と話した。
(1/22)

1406片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/23(日) 11:55
<中部>長野県
北沢副代表が知事を批判 民主党新年交歓会 「県政病んでいる」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news004.htm

 民主党県連の北沢俊美副代表は二十二日、長野市内で開いた新年交歓会で、山口村の越県合併問題などで混乱を招いた田中知事の対応に触れ、「今の県政は極めて病んでいる。早く自覚して直していくのが賢明だが、そうでなければ県民をあげてもう一度、県政を見直さなければいけない」と批判した。
 また、羽田孜代表は、昨年末までに県内十五の県連支部を発足させたことを踏まえ、「今後は市町村、県議会の議員確保に努力したい」と述べた。

1407とはずがたり:2005/01/24(月) 00:43
<近畿>京都府福知山地域

良し!

伊藤氏、大差で再選 大江町長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050123-00000033-kyt-l26

 町長辞職に伴う京都府大江町長選は23日、投開票され、前職の伊藤堯夫氏(73)=無所属、自民・民主・公明推薦=が、酒販会社社長の由里義和氏(64)=無所属=を大差で破り、再選を果たした。
 伊藤氏は国や府とのパイプを強調し、福知山市、三和、夜久野両町との合併協議の推進や、台風23号の災害復旧優先、国保大江病院の民営化などを通じて、「町政の継続」を訴えた。政党をはじめ、町内の各種団体の推薦を受けたほか、地元出身の閣僚や、国会議員、近隣市町の首長の応援も得て、前回とほぼ同数の票を獲得した。
 伊藤氏は、合併問題をめぐって由里氏らの団体の解職請求(リコール)運動を受け昨年末辞職、再選めざし立候補した。
 由里氏は、合併の是非を問う住民投票実施など「町民が主人公のまちづくり」を主張したが、及ばなかった。
 当日有権者4703人。投票率は81・91%で過去最低だった。
 伊藤堯夫氏(いとう・たかお)福知山高卒。1991年から町議3期。議長などを経て、2003年4月、町長に初当選。大江町公庄。
 ▽開票結果(選管最終)
 当2386 伊藤堯夫 無前
   1430 由里義和 無新
(京都新聞) - 1月23日23時11分更新

1408とはずがたり:2005/01/24(月) 11:53
<秋田県>
政府は地域に根ざした風習を圧殺する気か!

マタギ特区きょう申請 秋田・阿仁 どぶろくの提供提案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050124-00000004-khk-toh

 秋田県阿仁町は24日、町内の温泉施設で、どぶろくを提供する「マタギ特区」を国の構造改革特区第7次募集に申請する。
 町内の第三セクター「マタギの里観光開発」が製造したどぶろくを、同社が運営する温泉施設内で提供できるように提案する。酒米は町内の水田10アールで作ったものを利用し、温泉施設で3200リットルを宿泊客らに提供する計画だという。

 阿仁町は2003年11月、マタギ文化を後世に伝えようと、カモシカの狩猟や自家製酒の製造などを国に提案したが、「不可」とされた。2回目の申請となる今回は、どぶろくだけに限定した。
 提案について町商工観光課は「マタギ文化を残すための取り組みの第一歩となる。今後、狩猟などの緩和も国に求めていきたい」としている。

 マタギは、古くから受け継がれてきた信仰などを守りながら狩猟を行い、自給自足の生活をしてきた。現在、町には猟友会のメンバーが70人ほどいるが、マタギ本来の信仰やしきたりを知る人は年々減少している。

(河北新報) - 1月24日7時2分更新

1409とはずがたり:2005/01/24(月) 20:13
<東海>三重県
町役場も南勢町に来るのに何の不満があるのか!
合併を破談させて両町ともに衰退してしまえ!

南伊勢町 2005.10.1 度会郡 南勢町,南島町
★南勢・南島合併協議会(法定)
※任意協議会設置:2003/8/11
※法定協議会設置:2004/4/27
※新町役場:現・南勢町役場

役場のHPによると河村瑞賢は南島町の出身だそうです。国見鉱山もあり。
南勢町は五ヶ所町等の五ヶ所湾沿いの町村合併により成立。

強いて云えばリアス式海岸で合併による行政投資効率は低下するおそれがあるのかもしれぬ。
しかし特例債で交通を便利にできないものかね?いずれにせよ再提案,可決を希望するものなり。
http://www.town.nansei.mie.jp/image/map/kanban.gif
http://www.ise-ics.co.jp/nantoh/home/tizu/tizu2.html

市町村合併:南勢町議会が否決 南島町側は可決 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050122-00000014-mailo-l24

 南勢町議会は21日臨時議会を開き、南島町との合併に伴う、新町の設置を県知事に申請する「配置分合」議案を賛成6、反対9で否決した。一方の南島町議会は、合併関連4議案をいずれも賛成多数で可決した。両町は、10月1日に新町「南伊勢町」を誕生させる計画で、既に両町長が調印を終えているだけに、同合併事務局は今後の対応に苦慮している。
 両町は03年8月、任意合併協議会、04年4月、法定の「南勢・南島合併協議会」(会長、稲葉輝喜南島町長)を発足させ、計22回の協議を重ね、新町名を「南伊勢町」と決定。12日には、稲葉町長と川口米人南勢町長が合併協定書に調印したばかり。合併の仕上げとなる最後の場面で、南勢町議会の否決という事態となった。
 議会後の会見で川口町長は「このような結果になって、南島町に申し訳ない。私の不徳のいたすところ。議会への再提出は難しいと思うが検討したい」と話した。一方の稲葉町長は「意外な結果に驚いている。大変な労力でここまでやってきただけに、あきらめるわけにはいかない。川口町長と相談して合併できるよう検討したい」と話した。
 午後には、川口町長が南島町役場を訪れ、稲葉町長と面会。川口町長は「稲葉町長におわびにきた。稲葉町長から『頑張ってほしい』と励まされた。今後は、町議会議長や合併特別委員長らと協議し、元に戻す方策はないか検討したい」と述べた。
 南勢町が昨年末に実施した南島町との合併に対する住民意識調査では、反対が43・3%と多く、賛成は9・1%、仕方ないが22・0%で合併容認は合わせて31・1%だった。反対議員が多かったのはこうした住民意識を反映した結果と受け止められている。[沢木繁夫]〔三重版〕
1月22日朝刊
(毎日新聞) - 1月22日18時20分更新

1410名無しさん:2005/01/24(月) 20:42
>>1409
>合併を破談させて両町ともに衰退してしまえ!
煽り文句にしても酷すぎるのでは。
見ていてちょっと悲しくなりました。

1411名無しさん@常連:2005/01/24(月) 23:56
>>1409-1410
 二番煎じで恐縮ですが、私も1410さんの意見に同感です。もしこの掲示板を愛する人で、両町に関係ある人が見たら、何と思うでしょうか。また、そういうことを考えたことがあるでしょうか。
 実際に私自身、あなたの煽り文句で悲しい思いをした経験があります。それは、日歯連の問題が発覚し、あなたが「よし、歯医者全員、免許取り消しだ!」との旨を述べられたときです。何を隠そう、私の祖父は歯医者で、元会長の診療所のごく近くで開業しています。祖父は、77歳にして現役歯科医です。今日までの50年間、患者さんとの信頼関係を何よりも重んじ、じっくり丁寧に診療してきました。そして、「私は点数計算ができないから」とうそぶいて、1回100円しか取らないのです。長年来てくださる患者さんも少なくなく、そういう方々に、「先生、私が死ぬまで診てくださいよ」と言っていただいているのです。あなたの煽り文句は、そういう祖父の人生を否定しているようで、読んだときは怒りとも悲しみともつかぬ思いが込み上げてきたものです。
 私は、ことあるごとに、あなたの煽りを諌め、「民主主義はアジテーション」というあなたの持論に異議を唱えてきました。あなたのように言論を重んじる人こそ、民主政治において両刃の刀である、もっと言えばナチスを躍進させた「煽り」、言葉の暴力の恐ろしさを忘れないで欲しいと思うからなのです。
 あなたが小泉首相を批判するのも結構、自民党を批判するのも結構です。しかし、もしかしたら同じ立場かもしれない人たちにさえ嫌悪感を与えるような言説は、厳に慎んでいただきたいです。そうでなければ、醜い煽りを繰り返す2ちゃんねらーを批判する資格はないと思います。
 このような場で身内の話などして申し訳ありませんが、これも私がこの掲示板を愛し、管理者であるあなたに感謝しているからこそです。どうぞ、私の思いが届きますよう…

1412とはずがたり:2005/01/25(火) 07:48
>>1410-1411
ご指摘&お諫め感謝であります。不愉快な言動が有ったことを申し訳なく思っています。
最近自分の言動がやや荒んでるなぁとは思ってましたが,(ああまた云ってるなとほっておいてくれる?)一部の常連さんぐらいしか書き込まぬ閑散板ですので好き放題云ってましたが,二人の方々に異口同音の苦情を頂くとなると,案外読者いるのかもしれないですし,自分の煽りが余計に閑散板にしてる可能性もありますし少々控えた方が宜しい様で。

1413杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/01/25(火) 10:54
<関東・東京>山梨県
「平成の大合併」を見ていると地域の結びつきが殆ど無いところまで一つにまとめてしまっているのが結構ありますからね。
こうなるのが妥当な線でしょ。

上九一色村の「分村合併」確実に
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050125it02.htm

 山梨県上九一色村が、村を南北に分けて「分村合併」することが確実になった。

 北部は甲府市・中道町と、南部は富士河口湖町と、それぞれ法定合併協議会を設置する議案が24日の臨時村議会で可決された。「平成の大合併」では初の分村合併となる。オウム真理教が教団施設を造ったことで知れ渡った「上九一色」の名は、今年夏にも消える。

 総面積約86平方キロ、人口約1600人の村は、酪農と富士五湖観光が主な産業だが、御坂山塊と呼ばれる山地で、南北が隔てられ、生活圏も異なっている。

 分村合併論議は2001年に浮上。翌年には、北部は甲府市などと、南部は河口湖町(2003年11月に2村と合併し、富士河口湖町に)などと合併する案でまとまった。

 しかし、富士河口湖町の名称決定が「住民不在」で行われたとする不満や、甲府市とその周辺の合併協議の不調などから、構想はいったん白紙に。その後、昨年11月の住民投票で「甲府市との全村合併」に反対する意見が多く、小林実村長が元の枠組みで分村合併することを決断した。

 合併相手の市町も今月中にそれぞれ臨時議会を開き、同村との法定協設置案を可決する見通し。合併時期は今年夏から秋ごろとみられている。

 分村合併は昭和30年代の合併では各地で行われた。平成に入ってからは、三重県美杉村でも浮上したが、昨年6月、村議会で否決された。

1414とはずがたり:2005/01/26(水) 09:02:54
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

くそー,能代市+八森町+峰浜村→能代市,その他→山本市を次善の策として描いてたけど八森町+峰浜村か〜。能代は当面単独?
八戸同様かなり身勝手な中心市との印象をもたらして人望(?)失ったな。。_| ̄|○

能代山本合併協が解散へ/離脱相次ぎ残る4町一致
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050126a

 能代山本合併協議会(7市町村で構成)の解散が確実になった。能代市の離脱に続き、八森町と峰浜村が2町村で合併する方針を決めたことを受け、残る4町の町長が25日までに「合併協の解散もやむを得ない」との認識で一致した。26日に開く各首長による合併協正副会長会議で解散の方針を確認。28日の合併協で解散を承認する見通しだ。

 能代山本地域では、全8市町村が参加した合併任意協議会が、藤里町の離脱などで一昨年6月に解散しているだけに、同地域の合併協議は2度目の頓挫(とんざ)という異例の事態となる。

 「解散やむなし」との判断に至った理由について、昨年12月10日の能代市離脱以降、豊沢有兄市長に代わり合併協会長を務める石井洋佑山本町長は「7市町村から3つも抜けることになり、合併協を存続させる大義はなくなった」と述べた。

(2005/01/26 08:32)

1415とはずがたり:2005/01/26(水) 09:25:55
<山梨県>上九一色村
>>1413
そもそもどういう経緯で南と北は合併したの?上九村と一色村か?と疑問に思ってたが,もともと梯・古関(以上北部)・精進・本栖(以上南部)で一つの村だったのか。。
昭和の大合併状況の市町村の集約ぶりは自分の知ってる限り随分凄まじい物だっただけにこういう明治以来の枠組みが残ってる(>>1007田方郡方城町・幡多郡三原村等)のは意外な気がする。
で,本栖湖・精進湖を擁するだけに富士河口湖町という名前に大反発,鳴沢村との合併を指向したという訳か。

http://www.vill.kamikuishiki.yamanashi.jp/introduction/rekishi.html
明治5年八代郡第十一区に編入される。続いて十四ヶ村で組合村となる
明治7年11月上野村、大塚村を分離して上九一色村となる
明治22年7月町村制施行により、梯、古関、精進、本栖の集落をもって上九一色村となる

http://www.fujigoko.tv/viwp/trivia/
オウムで有名になった上九一色村の由来は手工芸品の産地「工一色くいっしき)」と9ヶ村の集合、「九一色九ヶ村」から。

1416とはずがたり:2005/01/26(水) 10:46:37
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

山本郡は南部(八竜、山本、琴丘)・東部(二ツ井町・藤里町)・北部(八森町・峰浜村)・(西部:能代市)に分かれる感じか?
4町合併は白神市でいけるのか?

4町での合併を模索/八竜町長が方針示す
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050126b

 佐藤亮一八竜町長は25日開かれた議会全員協議会で、山本郡南部3町(八竜、山本、琴丘)と二ツ井町の4町での合併実現に取り組む方針を明らかにした。能代山本合併協議会から能代市が離脱し、八森町と峰浜村が2町村合併方針を表明したのを受け判断した。石井洋佑山本町長、工藤喜久男琴丘町長は4町合併を模索することに同意。丸岡一直二ツ井町長は「議会と十分協議し方針を決めたい」と慎重な姿勢を示している。

 八竜町議会全員協で佐藤町長は「合併協から3市町村が抜けるという事態になり、残る4町は早急な対応を迫られている。単独立町が難しい上、合併特例法適用のための申請期限が3月末に迫り、4町合併実現に向け全力を挙げたい」と述べ、理解を求めた。議員からは賛成意見が多数を占めた。

 佐藤町長は26日の合併協正副会長会議で、他の3町長に合併への取り組みを要請する。

(2005/01/26 08:35)

1417とはずがたり:2005/01/26(水) 11:06:47
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

八森町と峰浜村が合併へ/2議会全員協で了承
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050125a

 能代山本合併協議会から能代市が離脱したのを受けて6町村が新たな枠組みを模索する中、八森町と峰浜村が、両市町による合併に取り組むことを決めた。加藤和夫八森町長と芹田正嗣峰浜村長が24日、2町村の議会全員協議会に報告、それぞれ了承された。両町村長は26日の合併協正副会長会議で2町村合併の意向を伝える。合併特例法適用の期限である3月末までに知事に合併申請する予定で、残る二ツ井、山本、八竜、琴丘の4町の対応が注目される。

 全員協終了後、加藤町長、芹田村長は2町村での合併を決断した理由として▽能代市が21日に合併協復帰の条件として決めた「新市名称は7市町村で再公募する」という提案は到底受け入れられず、7市町村の枠組みは不可能▽6町村の合併では八森、峰浜両町村が飛び地になってしまい、住民生活に支障が生じる上、地域の一体性を醸成するのが難しい―などと説明。

 その上で、加藤町長は「7市町村で合併できれば最高だったが、そんな状況ではなくなった。単独立町は無理なため、歴史的につながりが深い峰浜村と力を合わせ、小さくてもいい町をつくっていきたい」と語り、芹田村長は「現在の状況からみれば八森町との合併が現実的。小規模合併だが、単独でいくよりはずっとメリットがある。大変な苦労と努力が必要だが、ぜひとも2町村合併を実現させたい」などと述べた。

(2005/01/25 08:09)

1418とはずがたり:2005/01/26(水) 22:20:13
てっきりいわきを抜いて静岡って思ったのだがあれは市の中での話しだったか。

足寄町:全国市町村面積ナンバーワンの座、明け渡しへ 「大合併」進展で /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050126-00000019-mailo-hok

 ◇「自立」選択で逆転は困難
 十勝管内足寄町が半世紀にわたって誇ってきた日本一広い市区町村の座を、市町村合併で2月1日に誕生する岐阜県の新・高山市に明け渡すことになった。足寄町は周辺2町との合併協議を終えて自立を選択しており、逆転は難しい情勢だ。今後も市町村合併が進めば、面積の順位が大きく変わる可能性がある。[立松敏幸]
 足寄町は1955年、西足寄町と足寄村が合併して生まれた。面積は1408・09平方キロ。しかし、現在の高山市と飛騨地方の2町7村が合併してできる新・高山市の面積は2179・35平方キロもあり、足寄町を一気に抜き去る。
 足寄町は町政要覧などの「面積は全国の市町村中第1位」といった表現を修正する。ただ、町村では依然1位のため、「日本一広いまち」との看板などはそのまま残し、「アピールは続けていく」(町企画観光課)という。一方、高山市の飛騨地域合併協議会事務局は「日本一の広さを観光PRに生かし、知名度アップにつなげたい」と意気込んでいる。
 今年7月1日に静岡県浜松市と周辺11市町村が合併して誕生する予定の新・浜松市は、面積が1511・17平方キロで、こちらも足寄町を上回る。足寄町には及ばないものの、網走管内遠軽町など4町村が10月1日に合併してできる新・遠軽町は1332・32平方キロで、現在3位の根室管内別海町(1320・15平方キロ)を超える。
 巨大な面積になる合併協議はほかにもあり、足寄町企画観光課は「今後も順位は大きく変わるのではないか」とみている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆全国の市町村面積◆
順位    自治体名    面積(平方キロ)
(─) 高山市(岐阜県)  2179.35
(─) 浜松市(静岡県)  1511.17
(1) 足寄町(北海道)  1408.09→陸別町,本別町と合併検討するも単独継続へ
(2) 静岡市(静岡県)  1373.89→由比・蒲原などとも更に合併予定
(─) 遠軽町(北海道)  1332.32
(3) 別海町(北海道)  1320.15
(4) いわき市(福島県) 1231.34
(5) 札幌市(北海道)  1121.12
 ※国土地理院調べ(03年10月現在)。
  静岡市は隣町との境界未定のため参考値。

1月26日朝刊
(毎日新聞) - 1月26日16時1分更新


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