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環境問題
60
:
日帝極右保守反動分子
:2003/10/10(金) 12:20
キン死亡による、トキ絶滅はとても悲しいニュースです。
絶滅動物、希少動物好きの私として。
61
:
とはずがたり
:2003/10/10(金) 12:21
>>60
ほんとうですか?
残念ですねえ。
62
:
とはずがたり@環境派
:2003/10/10(金) 12:26
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20031010it04_yomiuri
日本のトキ絶滅、最後の「キン」が死ぬ (読売新聞)
佐渡トキ保護センターで余生を送った日本生まれの最後のトキ「キン」(1999年12月)(写真提供:読売新聞社)
「ニッポニアニッポン」の学名を持つ国際保護鳥・トキの「キン」(雌)が10日午前7時20分ごろ、新潟県新穂村の佐渡トキ保護センターで死んだ。
国内で生まれ育った日本産トキの最後の1羽。キンは推定年齢36歳で、人間で言えば100歳以上。死因は高齢による老衰と見られる。
佐渡トキ保護センターで、この日午前6時ごろ警備員が、モニター画面で歩いている姿を確認していたが、同7時半ごろ、出勤した担当職員が倒れているのを発見した。
えさを食べる量など、ここ数日、キンに変わったことはなかった。だが、高齢のため、長く立っていられず、腹ばいになっていることが多かったという。
佐渡島内の真野町でキンが捕獲されたのは1968年3月。当時、生後1年前後の幼鳥だった。種の保存を目的にトキの飼育に取り組み始めた佐渡トキ保護センターに移され、以来、その生涯を同センターの飼育舎内で過ごしてきた。
71年には、能登半島で捕獲され、「本州最後のトキ」と呼ばれた雄の能里(のり)とペアリングに成功したものの、完全な交尾に至らないまま能里が死んだ。この際、人工繁殖か、野生のままの保護か――を巡って議論を巻き起こした。
その後、81年に環境庁は、佐渡に生息していた野生の5羽すべてを捕獲し、幼鳥の段階で捕獲したキンとともに、6羽で本格的な人工繁殖事業を開始。キンと中国産のトキとのペアリングなども試みられたが、いずれも2世誕生には至らなかった。
88年ごろに白内障で左目の視力を失い、昨年5月には右目も白内障をわずらっていることが判明。体力の衰えも目立ち始めていた。95年4月には、日本生まれのトキとしては最後の雄となった「ミドリ」が死んだ。以来、キンは「絶滅」の縁に立たされた日本産トキの命脈を一身に担い続けてきた。
一方、佐渡トキ保護センターでは、99年に中国から雄の「友友(ヨウヨウ)」と雌の「洋洋(ヤンヤン)」のペアが贈られ、中国産トキでの人工繁殖が始まった。同年5月に雄の「優優(ユウユウ)」が初めて誕生。以降、ヒナが毎年誕生し、現在、同センターで飼育されているのは39羽となっている。環境省は、トキが100羽を超えると予測される2008年ごろを目標に、佐渡島内で野生復帰させる方針。
◆トキ=学名・ニッポニアニッポン。羽根を広げると淡い桃色が見えることから、古くは「桃花鳥」として日本書紀に登場するなど、日本各地で見られた。しかし、明治時代以降、狩猟の対象となって乱獲され、戦後の食糧増産を目的とする森林伐採のほか、米の生産調整による棚田の耕作放棄も重なって営巣地やえさ場を次々と失い、減少の一途をたどった。特別天然記念物・国際保護鳥に指定。
[ 2003年10月10日12時5分 ]
63
:
とはずがたり
:2003/11/18(火) 00:20
労働のミスマッチは重大な問題だが,儲からないから廃業するのであって下手に全員生き延びて過当競争がおさまらなくても問題だ。公共事業もへらさにゃならんし零細業者には泣いて転職先捜してもらわな。まあ自民党政権じゃ新しい仕事も創れないだろうけど。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00000002-mai-l11
[検証・埼玉]4都県のディーゼル車規制1カ月半 零細業者の廃業続出 /埼玉
◇装置、補助とも不十分−−「負担だけ事業者は不公平」
埼玉、東京、神奈川、千葉の4都県で10月1日からトラック、バスなどディーゼル車の運行規制が始まって1カ月半余りが過ぎた。運行責任者には粒子状物質(PM)減少装置の装着など対策が求められ、従わない場合は50万円以下の罰金が科される。装置は1台あたり高いもので約200万円。不況で経営難の零細業者には負担は重く、補助制度の不十分さを指摘する声が上がっている。需要急増でメーカー側の装置の在庫が底を尽き、生産も追いつかない。環境改善の目的は達成できるのだろうか。ディーゼル規制を巡る課題を探った。【堀文彦】
■売り上げが半減
「景気の良かった70年代に年間約1000万円だった売り上げは、今では400万〜500万円。130万円のPM減少装置を申し込んだが、3〜4カ月分の売り上げに相当し死活問題だ」。ダンプで運送業を営む川里町赤城、川口仲男さん(62)はこう嘆く。
約100人の仕事仲間のうち運行規制を控えて約10人がダンプを手放し、仕事を辞めた。川口さんは「車の買い替えはもちろん、装置を買う金すら工面できない仲間は多い。今年中にさらに20〜30人が廃業するだろう」と心配する。
さいたま市桜区の運送業の男性(55)は以前、3台のダンプを所有し2人の運転手を雇っていた。運行規制を控え昨年秋に自宅を売り払い、運転手を解雇した。ダンプはすべて処分し、基準を満たす新車1台を買った。「妻からは『もう仕事は辞めて』と言われたが、3人の子供を食べさせられない。景気が上向くと信じて続けている」と苦渋の表情。さらに、「資金的に余裕がある業者はほとんどいない。耐用年数の迫った車を持つ人には装置を買っても無駄になる。ばれなければいいと対策を取らないままダンプに乗っている仲間は多い」と打ち明けた。
県トラック協会に加盟する約2000の運送業者のうち、約30社が9、10月に廃業した。多くは運行規制を控えて仕事を辞めたとみられる。
■注文に追いつかず
県青空再生課によると、メーカーでは装置の生産が注文に追いつかず、4都県で計約1万1300台の納入が規制開始に間に合わなかった。横浜市内のPM減少装置メーカーでは、数千台を受注したが最終的に納入が完了するのは来年4月にずれ込む見通しという。
深刻な大気汚染改善のためディーゼル規制問題は首都圏の重要課題となり、各自治体は積極的な対策に乗り出している。同課によると、県内で規制対象となる車両は12万〜13万台。県は01年度に補助制度を設け、これまで計約28億2100万円を交付したが、台数にして約2万台にとどまる。
装着しようにも装置が不足しているうえ、補助も十分でない。規制はスタートしたものの、業者は板挟みになり身動きができない状態だ。
■行政非難
県トラック協会の石田昌彰・常務理事は「環境改善には大いに賛成。しかし、補助制度の整備が不十分で負担が事業者にかかっている」と指摘する。1人で運送業を営む「一人親方」約400人が加盟する全日本建設運交一般労組県ダンプ北部支部の寺田幸雄書記長は「ディーゼル車を野放しにしてきた行政と、緩い排出基準に甘えてきた自動車メーカーに環境悪化の責任がある。負担だけを事業者に押し付けるのは不公平だ」と憤る。
県青空再生課では「負担を強いるのはつらいが環境改善のためにやらざるを得ない。県財政は厳しいが、多くの業者に補助が行き渡るよう努めたい」と話している。(毎日新聞)
[11月17日19時21分更新]
64
:
とはずがたり
:2003/11/20(木) 12:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000001-mai-l04
知事「理解得られず」断念−−PCB無害化処理施設県内誘致 /宮城
◇東北6県分、北海道室蘭に
浅野史郎知事は17日、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)無害化処理施設の県内誘致を、「関係者の理解が得られなかった」として断念した。同施設は、環境省が全国7カ所に建設を目指しているが、同省は県内で処理する予定だった東北地方6県分のPCBを北海道室蘭市の施設で処理する方針に転換した。【鈴木英生】
PCB処理施設は知事が02年3月、「環境産業のシンボルになる」と、誘致を表明した。これを受け、大郷町の田中学町長が受け入れに前向きな姿勢を示したが、直後に同町議らが建設反対を打ち出し署名運動などを行ったため、わずか2カ月後に方針を撤回。その後、鴬沢町など数カ所への誘致も検討されたが理解が得られず、県は今月初め、環境省へ誘致断念を伝えた。
PCBは、高度経済成長期に工業機械の潤滑油などで多用された物質。強い毒性があることが分かり、72年に生産が禁止された。しかし、未使用のPCBは、その後も企業の倉庫などに放置され、01年7月の特別措置法施行で、ようやく「16年ごろまでに全国7カ所程度の施設で処理する」方針が決まった。これまでに室蘭市、北九州市、東京都江東区、大阪市、愛知県豊田市への処理施設建設が決まり、宮城県も手を挙げていた。
知事は17日の記者会見で「処理施設は迷惑施設ではなく、一定の雇用や投資が見込める事業と考えて誘致してきた。理解が得られなくて残念だ」と話した。
………………………………………………………………………………………………………
■ことば
◇PCB
不燃・絶縁性に優れ、酸やアルカリに侵されない。絶縁油のほか、化学工業の加熱・冷却媒体などに使われ、皮膚や粘膜の色の変化、末しょう神経の異常など中毒症状を起こした。68年のカネミ油症事件は、米ぬか油に混ざったPCBが原因で、死者約300人を出した。(毎日新聞)
[11月18日18時50分更新]
65
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 18:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000407-yom-soci
琵琶湖のブルーギル激減、生態系回復の兆しか
滋賀県の琵琶湖で在来種を食い荒らしている外来魚「ブルーギル」の生息数減少が29日、県の調査で明らかになった。2002年度から始めた駆除作戦の効果が表れたとみられ、捕食していたスジエビは漁獲量が回復。全国内水面漁業協同組合連合会は「漁業に影響を与える外来魚が減った珍しいケース」、県は「琵琶湖の生態系回復への兆しが見えた」としている。
ブルーギルは琵琶湖で1965年に初めて見つかった。琵琶湖で約40種確認されている外来魚のうち、生息数は約8割を占めるという。県名産のフナずしの原料となるニゴロブナや、ホンモロコの卵や稚魚の被害は絶えない。
県水産試験場は毎年6―8月、草津市沿岸で数十回網を引いて生息数を調査。01年度には一網平均370匹の稚魚が取れたが、02年度には42匹、今年度は15匹と減った。
定置網「えり」の調査(7月)でも、昨年は産卵可能な体長10センチ以上の割合は58%だったが、今年は15%まで減少。一方、昨秋からはスジエビの漁獲量が増え、県漁連によると、多い時には一網で約100キロと昨年の約3倍にもなる。
県は昨年度から3年事業で集中駆除を始めた。昨年度はブラックバスも含めて521トン、今年度(10月末現在)は320トンの外来魚を駆除。外来魚リリース(再放流)禁止で釣り人から約8トンを回収した。
京都市の深泥池で生態系回復に取り組んでいる竹門康弘・京都大防災研究所助教授(生態学)は「安定的な生態系回復には、次世代まで駆除努力を続けることが大切」と指摘する。(読売新聞)
[11月29日17時12分更新]
66
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 19:04
>>65
おお!ひさびさに明るいニュースですね。釣り人が放ったブラックバスとブルーギルが原因でびわこの生体系は壊滅的な打撃を受けた。
日本の釣り人のマナーの悪さ、自己中心的な行動は目に余る。まあ馬鹿に何言っても無駄なのだろうが。
67
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 19:07
>>66
俺の友人もリリースして何が悪いと云った感じでした。
68
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 19:19
>>67
そうなんでしょうね。理屈が通用する人種じゃないから性質が悪い。
無論、まともな釣り人のほうが多いのは知ってるけどこういう人達がいる限り琵琶湖に平和は来ないんでしょうね。
69
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 19:49
>>68
いい奴だったんですが,自由競争というか弱肉強食を肯定するところがあって(琵琶湖の外来魚も或る意味適者生存な訳で),その辺は自分もよく解るのですが,稀少な動物資源に対する価値と自分の楽しみに対する価値の置き方の問題でしょうか?
70
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 19:57
弱肉強食と言う問題ではなく、生態系が崩れると言う事実がどんなものか考えれば出てこないと思うのですが。
食物連鎖をどう考えてるのかな?それともブラックバスは共食いする種なのでしょうかね?
71
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 20:02
もともと生態系というのは安定してて琵琶湖の魚が全滅して全部ブラックバスになることはありえない(ブラックバスも餌が無くなったら絶滅する)ので安定的な共存の均衡点が見つかるであろうという意味でしょう。
72
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 20:06
>>71
理系に関して言えば小学生以下の知識しかないのでうかつな事は言えないが詭弁の様な気がしてならない。
その論法でいけば在来種が激減する事だってありえない訳で・・・・
73
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 20:11
つまり移行過程の話しです。
ブラックバスが移入→従来敵の居なかった在来種を喰って激増→在来種が激減→それを喰うブラックバスが激減→在来種が増加→ブラックバスも増加→…(循環しながら安定?)
の可能性も有る訳です。
ブラックバスが増えた分漁民の取り分が減って困るというのが一点。
移行過程で貴重な一部の種類が減りすぎて絶滅(詰まり遺伝子が失われてしまう)してしまうかも知れない。
均衡点が巧く見つからない危険もある(全員死滅)
この辺が問題点でしょうか?
釣り人には釣りを楽しむ権利があるのでしょうが,漁民の漁業権との調整や,従来の生態系の維持にどの程度の価値を置くのかで何処までの権利が制約されるのかという議論が必要だと思われます。
74
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 20:43
>>73
なるほどね。まあ絶滅する可能性もあるわけですからその議論もどうかと。
それに釣りを楽しむ権利は誰も否定しないと思いますが、だからと言ってレジャーの為に生態系を破壊する権利がどこにあるのでしょうか?
盗人猛々しい論理には言葉もありません。屁理屈だけは1人前だから性質が悪い。
75
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 20:55
人間はこれまで散々生態系を破壊してきた訳で琵琶湖のブラックバスだけ聖域にするのはおかしな話しで,闇雲に自然破壊だから駄目だというのではなく釣り人の与えているマイナスがどんなものであり生態系の保存がどんなプラスがあるのかをきちんと計算しないと説得力がないと思います。
76
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 21:02
>>75
生態系を破壊した結果が今日の危機的な状況にある訳でブラックバスを聖域云々じゃないと思いますが。
>釣り人の与えているマイナスがどんなものであり生態系の保存がどんなプラスがあるのかをきちんと計算しないと説得力がないと思います。
これについては同意ですが別に闇雲に自然破壊が行けないといってるのではなく、ブラックバスを放流して生態系を破壊することになんのプラスがあるんでしょうか?
77
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 21:07
まああなたに言っても仕方ないのでこの辺で辞めときますが。説得力以前でしょ。
78
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 21:25
まあ琵琶湖の生体系についてはデータを持ってこないと水掛け論になるわな。
少し感情的になってまいました。スマソです。ただ1つ言いたいのは公共事業だって自然破壊型から環境保全型にシフトしつつあるこの時代に逆行した論理(釣り人)であるのははっきりしてる。
人間が生きて行く為の行為とレジャーの一環に過ぎない行為をいっしょにするのは明らかにおかしいわけで、私が盗人猛々しいと怒る理由はそこにあります。釣り人のマナーの悪さを見るとますます開き直りにしか聞こえませんしね。
まあそんなとこです。
79
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 21:45
まずはっきりさせて置かねばならないのは環境は大事だから破壊しちゃ駄目というのは戦争しちゃ駄目だから自衛隊は駄目とアレルギー的に反論する社民党と全く同じ論理があるわけです。
スキー場やゴルフ場や野球場だって貴重な自然を壊しているわけで,釣り人は駄目だけど野球観戦は良いというのはそれこそ盗人猛々しい態度な訳です。狭山丘陵や江戸の湿地帯の自然が無価値だったなどとは誰にも云えないわけで,そこはもう無いと云う無いと云う理由で先人に罪を押しつけて,今残る自然に対している人に自分は何も悪いことをしていないと云う態度で接するのは驕り以外の何者でもありません。
だからこそわざわざ私権の制限を
>>73
で書いたように効用を考えた上で(自然対人ではなく釣り人対漁民という対立構図も見えてくる),対処法を考えるべきと行っている訳です。ヒステリックな市民団体と同じ目線で反対を云うべきではないと思います。
80
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 21:52
当然対処法も提示して置かねばならないでしょう。
結局,釣った魚を元に戻すなと行っている訳ですから
>釣り人のマナーの悪さ
はそれに反してリリースしてしまう釣り人に有る訳ですが,これには厳罰を以て処すしかないでしょう。
莫大な罰金を科すとか懲役刑に処すとかね。
本当に彼らがやっていることが悪いならそのくらいするべきだしそのような厳しい対応をするべきだしそれくらい悪いことだと材料を出して説得できねばならないでしょう。
遺伝子の価値や漁業権という財産権を侵害されていると云う事実がある以上それをやってしかるべきだし,マナーが悪い釣り客が居るなあと舌打ちをして済む問題ではないと思います。ブラックバス等の駆除費も莫大なものになっている筈だしその辺を曖昧にして呼びかけるだけではポーズにしか思えません。
81
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 22:23
>>79
仰る通りです。参りますた。
スキー場、ゴルフ場については環境に与える損害が大きく(鉄砲水による河川の氾濫とか農薬の問題)有害なので反論の材料はあるのですが野球場に関して言えばその通り。グーの根もでませんです(笑)
まあ自分は無罪だと言うつもりは全くなかったのですが結果としてはその通りですわな。
>>80
そうですね。賛成です。
82
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 22:40
納得していただけたようで嬉しいです。少々熱くなりましたがそこんところは失礼しました。
83
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 23:55
はい。レス70番台の生体系に関してはかなりアホな事言ってましたね。
釣り人のあつかましさに呆れていたのでついわれを忘れてしまった。
ただ、21世紀は乱開発時代だった前世紀の後処理をしなければならないわけですからよほど必要な事業でない限りは、不便さを甘受しなければいけないとは思ってます。
卑近な例で言えば自宅から歩いて1キロ以内に国道17号がありラッシュ時にはかなり渋滞が激しく(俺的にはこんなもんだと思うが)、バイパス(大宮から鴻巣辺り)の必要性が叫ばれています(俺の周りでは皆無だが)
ところが上尾周辺の荒川沿い辺りに熊鷹(だったかな?)の生息地があるため、計画が頓挫している状態だそうです(と聞いたことがある)。本来ならば計画を実行すべきなのかもしれません。ただ俺個人的には反対です。
この上尾〜鴻巣バイパス周辺は自然が豊かで北本周辺は桜土手という市民の憩いの場所があり、周りを囲む自然公園の野鳥達も心を和ませてくれます。その地にバイパスを造り、無機質な大型店舗が立ち並ぶ風景は考えたくない。
そもそも、埼玉の良さは都心に近く便利な割にこのような自然が数多く残存している点にあると思ってます。事実、上尾〜鴻巣市民にとっての憩いの地になってますからかけがえのない財産だと言っても過言ではないでしょう。
その財産とも言える自然環境をつぶしてまで便利さを追求することが果たして妥当なのでしょうか?。多少の不便さは甘受するくらいの度量がないと地球環境の悪化を防ぐことは不可能だと思います。ですから私的には各地で起こっているトラスト運動を支持しますし、死活問題でもない限りは環境保全を優先すべきであると言う考えは変わりません。
まあウチの場合は長い目で見れば保全するメリットのほうが大きいと思いますしね。自然環境を売りに出来るのですから。
>>79-80
のレスはその通りだと思いますが基本的に今書いたようなことが私のスタンスであります。
84
:
おりーぶの木
:2003/11/30(日) 00:03
>>83
ちなみにこの近辺の住民(大宮〜鴻巣市民)がバイパス建設を推進しているとは感じられませんし、個人的にはあまり必要な事業とも思えませんけどね。
そんな程度の事業だと言うことを一応断っときます。
85
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 13:37
>>83-84
道路に関しては平城京の例でもありましたが,
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/201
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/205
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/208
環境との両立が常に問題になりますね。
>上尾周辺の荒川沿い辺りに熊鷹(だったかな?)の生息地があるため、計画が頓挫している状態
成る程,新大宮バイパスから熊谷バイパスまでぽっかりバイパスが抜け落ちさぞや17号線混んでいるだろうと部外者ながら心配をしておりました。個人的には上尾,桶川,北本,鴻巣市民の総意として早く造ってくれかと思ってましたがそうでもないのですねえ。
個人的には将来交通渋滞がどうしようもなくなった時にさあどうするでは責任が持てないので(外環の東京都下の建設を住民の反対でストップさせたため日本全体・東京全体の物流・交通に迷惑がかかっている現状がある)都市部の道路は積極的に作るべきだと思ってます。つまり建設に賛成なんですが,環境に配慮しその為のコストが余分にかかるでしょうけど,自然の破壊をなるべく少なくするルートを選定し(路線計画見ても荒川は跨いでいませんよね)緑地帯を広く取って作るべきなのではないでしょうか?
86
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 13:38
ダムはいらんべえ
http://mytown.asahi.com/gifu/news02.asp?kiji=2903
徳山ダム水没予定地でヤマネの生息確認
水資源機構(旧水資源開発公団)が藤橋村に建設中の徳山ダムの水没予定地に、国の天然記念物で、環境省のレッドデータブックの「準絶滅危惧(きぐ)種」に指定されているヤマネが見つかった。県内で哺乳類の生態などの調査活動をしている県哺乳動物調査研究会(川崎立夫会長)が確認した。同会は今後、標高が高い所へ少しずつ巣箱や餌場を移動させて救出したい、としている。
ヤマネは、ヤマネ科の哺乳(ほにゅう)類で日本固有の種。背中にある黒い線が特徴という。
同会は10年前から、県内全域に巣箱を置いてヤマネの生息調査をしており、3年ほど前から徳山ダムの水没予定地に重点を置いて調べてきた。
01年には、巣箱からヤマネの体毛が見つかったが、その姿は確認できなかった。
今年は巣箱を木の幹をくりぬいたものに改良して近くにえさ場も置いたところ、今月9日、標高約400メートルのナラの木に設置した巣箱の中で休眠しているヤマネを会員らが見つけた。成獣だが、手のひらにのるぐらいの大きさという。
同会の会員で獣医の大野哲也さん(70)=岐阜市本郷町=は「ヤマネが冬眠中にダムの水が入ると逃げられなくなるなど、生態系に影響を及ぼすことになる。また、ヤマネ以外の動物も水資源機構は調査すべきだ」と訴えている。
(11/29)
87
:
おりーぶの木
:2003/11/30(日) 14:22
>>85
そうですね。基本的にはそう思います。
>環境に配慮しその為のコストが余分にかかるでしょうけど,自然の破壊をなるべく少なくするルートを選定し(路線計画見ても荒川は跨いでいませんよね)緑地帯を広く取って作るべきなのではないでしょうか?
ルート変更するには伊奈、菖蒲辺りのルートにすれば用地買収もそれほど難しくないし、熊谷バイパス(通勤路だった)ともリンクできるのでしょうが難しいかな?
少しずらすと俺の家辺りにかぶりそうな悪寒(笑)ルートは確か荒川周辺だったと思います。あそこらへんを無機質な大型店舗が立ち並ぶような醜悪な風景にはしたくないな(自然公園とはかぶると思う)。
それにあの辺まで都会化してしまえば東京や神奈川と差別化できなくなるし特色もなくなる。しかも依然としてダサイタマの冠は取れない(笑)。まあ難しい課題ではありますね。
88
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 18:46
大規模な小売店舗が建ち並んで結局渋滞してしまうことを避けるために都市計画法の網掛けをかけして立地を規制したり,高架でつくったり半地下にしたりと(既存の道路と立体交叉化出来てよいし郊外型の大型店が立ち並ぶことは避けられるが費用はよりかかる)いろいろ手法は有るかと思われます。
伊奈の方に通したら通したで又別の反対意見が出るでしょうし公共の福祉と個人の生活権との絡みは難しいですね。
89
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 20:53
>>86
ダムの効用は過疎地から住民を合法的に追い出す事ぐらいしかないのだ。
追い立ては終わったのだしへんちくりんな城(藤橋城)も建てたしもう工事は中止で良いではないか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031130-00000132-kyodo-pol
徳山ダム事業費増額を了承 960億円に圧縮、評価委
岐阜県藤橋村に建設中の徳山ダムをめぐり、国土交通省中部地方整備局の事業評価監視委員会(網中政機委員長)は30日、事業費の増額分を当初より50億円圧縮し、約960億円とする案を了承した。
ダム計画の基礎となる木曽川水系水資源開発基本計画は、国交省で改定作業が進められており、評価委はその結果を踏まえ増額の是非を決める方針だったが、「来年度予算編成に間に合わない」(網中委員長)との理由から決着を付けた格好だ。
事業主体の水資源機構は8月、事業費を1010億円増額すると発表したが、関係自治体との協議を踏まえ工事方法を変更するなどした結果、さらに50億円削減できると説明。委員会は「コスト削減努力をしており、やむを得ない」と判断した。事業費は総額3500億円となった。
また、同整備局はこの日の委員会で徳山ダムの規模を変えずに利水量を削減し、洪水対策やかんがい用水に配分を変更する計画も明らかにした。(共同通信)
[11月30日20時8分更新]
90
:
おりーぶの木
:2003/11/30(日) 21:10
>>88
そうですね。その辺をもっと詰めて考える必要があるのかもしれません。
>>86-89
とんでもないっすね。徳山ダムについては民主党や田中知事も糾弾してましたが、それにしても環境破壊&血税浪費の合わせ技一本という最凶最悪の組み合わせ。
こいつらこそ市中引き回しの上、獄門貼り付けだわさ。
91
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 22:07
>>90
大して要らないばかりか自然破壊にもなるダムにあと1000億ですからねえ。腹も立つ。
どうしても必要になってからで良いでしょう。
92
:
おりーぶの木
:2003/11/30(日) 22:53
>>91
んだ、んだ。
93
:
とはずがたり
:2003/12/01(月) 00:15
こういう試みが拡がるのは良いことです。
中国から入りにくくなっている良質の備長炭の生産を促すなど産業と絡めると尚良いのだが。間違っても林道整備なんかにカネが回らないよねえ。
>法人には同均等割に5%をそれぞれ加算
県民税は赤字企業には掛かってないのでは?
こういうのは慨形標準課税して広く薄くとった方が良い筈。
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=3752
森づくり税 県が提案/県議会開会
県は28日、森林保全を目的とする新税「おかやま森づくり県民税」を来年4月から徴収する条例案を、同日開会した定例県議会に提案した。可決されると、都道府県では高知県に次いで2例目。石井正弘知事は「環境先進県を目指す今こそ、県民が一体となって森林保全に取り組む税制が必要」と訴えた。
県は01年度から、森林が持つ洪水や渇水の緩和機能を守るため、水源涵養(かんよう)税の検討を始めた。市町村の水道使用者らに課税予定だったが、市町村などから「公平性に欠ける」と反発が出た。このため、今年7月から県民税に上乗せする方式に転換し検討してきた。
今回の条例案は、個人には県民税均等割に500円を、法人には同均等割に5%をそれぞれ加算。対象者は個人約68万人、法人約4万4千団体の見通し。税収額は初年の04年度が3億3千万円、以後は年4億5千万円を見込み、既存の「おかやま森づくり県民基金」に繰り入れる。
使途は間伐などによる人工林の整備、林業担い手の育成、木材の利用促進などを想定、具体的な事業を来年度予算に盛り込む予定だ。実施後5年間の効果をみて見直す。
県によると、県内の7割を森林が占めるが、森林組合の作業員は85年の3分の1の約600人に減少、荒廃が進んでいるという。
新税の創設に対し、議会内には「課税方式が変わり、税の目的があいまいになった」「使途を示すべきだ」との意見もある。
(11/29)
94
:
おりーぶの木
:2003/12/01(月) 19:57
昨日、このスレで盗人猛々しいとの言葉を多用しましたが少し言いすぎたかなぁと反省してますので撤回させていただきます。
不快感を与えたらゴメンナサイです。
95
:
とはずがたり
:2003/12/08(月) 17:39
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3556
市民ら出資し太陽光発電所
八日市市民らが出資して設置した太陽光発電所=写真=の発電開始披露イベントが7日、設置された同市緑町の「やさい村」であった。市民ら約450人が集まり、太陽光発電の説明を聴いたり、発電した電気を使って料理した天ぷらやおでんなどを味わったりした。
「太陽の恵み1号」と名付けられた。「やさい村」の協力を得て屋根に縦約1メートル、横約1・3メートルの太陽光パネル37枚を設置した。5日から7日朝までに約12キロワットを発電し、「年間で6千キロワット以上の発電が可能だ」(京セラ調べ)という。
設置費は約526万円。市策定の地域新エネルギービジョンに基づき、02年8月に発足した市新エネルギー推進会議(榎木貞夫会長)が、太陽光発電システム設置のため、市民に一口5万円の出資を呼びかけ、約310万円が集まった。不足分は県の補助金でまかなうという。
発電した電気は関西電力に売却し、市民からの出資金の返還に充てる予定だ。
(12/8)
96
:
とはずがたり
:2003/12/08(月) 22:07
>>94
気になさること無いかと思いますがこちらも一緒になって使っていたので不快感を与えたらごめんなさいです。
97
:
とはずがたり
:2004/01/06(火) 01:09
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040105k0000e010039000c.html
産廃税:
九州・沖縄8県が共同導入で調整 会見で福岡知事
福岡県の麻生渡知事は5日、年頭の記者会見で九州・沖縄8県が05年度当初を目標に産廃税を共同導入することで調整していることを明らかにした。課税方式は福岡県の案を軸に協議している。
産業廃棄物へ課税する産廃税は、各県が独自に検討していたが、福岡県が昨年5月、同県の「専門家会議」から提言を受けた課税方式の導入を各県に呼び掛けていた。
福岡方式は産廃の減量化を目標に、排出者に課税する。税率は最終処分場に搬入される産廃1トン当たり1000円。木くずなど焼却可能な産廃は、焼却施設を経て最終処分場に運ばれれば二重課税となる可能性があるため、焼却施設に搬入される場合は1トン当たり800円に軽減している。
産廃税の共同導入は、岡山、広島、鳥取の3県が昨年4月から実施し山口県も今年4月に参加を予定。また青森、岩手、秋田の3県も今年1月から実施している。
[毎日新聞1月5日] ( 2004-01-05-12:22 )
98
:
香川県民
:2004/01/06(火) 01:49
自公保スレにも書きましたが小泉首相が8日に香川県の豊島にやって来ます。
豊島の視察を参院選を控えた単なるパフォーマンスに終わらせる事無く、環境政策に生かして欲しいものです。
さて、香川県でも知事の発案により産廃税や水源税の導入に向けた議論が進んでいます。
環境を考えるのは良いことなのですが、明らかに県民への説明や周知が不足している上に
自民党県議団の反対や県民の反対意識が強いため導入には紆余曲折が予想されます。
99
:
香川県民
:2004/01/06(火) 01:56
>>95
八日市市というと武村正義氏が市長時代に琵琶湖の水質改善に取り組んだ場所ですね。
やはり土地柄や歴史からして住民の環境保護意識が強いんでしょうねぇ。
自分も見習わないと。
100
:
とはずがたり
:2004/01/06(火) 11:46
滋賀県は水質悪化の一途であった琵琶湖を抱える自然環境もあってか非常に環境先進県ですね。(因みに福祉も充実しているとか)
水質浄化に葦を植えたりその他色々予算措置したりしている様ですが,琵琶湖の浄化は京都や大阪にもプラスなのだが全部滋賀県の予算でやっているのか時々心配になります。
何故急にいま豊島なんでしょう。お得意のパフォーマンスなんでしょうけど,この人内実が伴わないからなあ。
101
:
さきたま
:2004/01/06(火) 23:41
>>98
現状では、だいぶまともに見られる状況(というのも変ですが)になっているのでしょうか?
私が6年前に豊島を訪れた時には、地中に突き刺したパイプからただならぬ異臭が噴出していました…
当時の住民団体のリーダーで、後に香川県議となられる石井亨氏の話を伺い、
住民団体の集会などにも参加させて頂きましたが、
あの時の、政治・行政の無責任に対する怒りが、一生環境問題を考えていこう、
政治というものにもっと主体的に関わっていこうと思ったきっかけだったように思います。
小泉はどうせパフォーマンスなんでしょうが、小泉訪問によって、あの島でどれほど酷いことが起きていたのか、
行政がどれだけ無能で無責任だったのか、少しでも知る人が増えて、
産業廃棄物の不法投棄問題に対する関心が増えてくれればと思います。
今、どれだけの表に出ない不法投棄が行われているのか思うとぞっとします。
ちょうど豊島を訪れた同じ年の夏、演歌歌手の西川峰子の家が流されたことで話題となった、栃木県那須の水害がありました。
その水害によって地面が崩れ、不法投棄されていた医療廃棄物が発見されました。
感染性の医療廃棄物も含まれており、水源の汚染の危険性もあって大きく報道されました。
これも、水害が無ければ、一生闇だったに違いまりません。
青森・秋田県境や豊島は規模が大きすぎて問題となったわけで、それはそれで勿論悲劇なのですが、
2002年度の環境省統計での不法投棄は約32万トン。闇に隠れた不法投棄まで考えると、恐ろしくなります。
千葉県庁の現役職員が書いた「産廃コネクション」という本があります。
この本の中では、公式統計の100倍もの不法投棄があると指摘されています。
私が昨年読んだ本の中で、最も衝撃を受けた本です。
この問題にご関心のある方は、ぜひご一読ください。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/sanpai.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872901428/249-6115453-8147529
http://www.wave-publishers.co.jp/kikansho/books/Nonfiction/sanpai/sanpai.html
102
:
とはずがたり
:2004/01/06(火) 23:50
>>101
日本は不法投棄に寛容過ぎる気がしてますね。
処理に費用がかさむ物は販売時にちゃんと廃棄分を上乗せすることを義務化しないと不法投棄は後を絶たないでしょう。
直ぐにでも実行すべきだ。勿論,本来処理費用が掛からない物をつくる努力をすべきで,処理費用の料金転嫁を義務づければ自然とそういう方向になるであろう。
103
:
香川県民
:2004/01/07(水) 00:24
>>101
現在ではある程度処理が進み、産廃は防護カバーやコンクリートで覆われています。
しかし直島で行っている溶融処理が予定より若干遅れているらしくそれが問題になりつつあります。
>>政治・行政の無責任に対する怒り
前川知事の時代に不法投棄が始まり、平井知事の時代には豊島問題にはほとんど触れないどころか署名や意見書の受け取りを拒否するなど酷い対応だったと思います。
真鍋知事になってからも住民説明会で自民党県議が住民に対して野次る、真鍋知事が就任時に「要は金が欲しいんでしょ」という失言をする等行政・政治の無責任さには目を覆うものがあると思います。
形はどうあれ今回の小泉さんの視察によって豊島問題をより多くの人に知ってもらいたいものですね。
104
:
とはずがたり
:2004/01/10(土) 03:28
http://www.asahi.com/science/update/0108/004.html
「世界に1本の木」自家受粉で繁殖に成功 英の植物園
直径5センチほどのかれんな花をつける、世界にたった1本の木「カフェ・マロン」を、自家受粉で繁殖させることに英王立キュー植物園が成功した。絶滅したとされながら、約25年前にインド洋のモーリシャスで1本だけ再発見されたものの、仲間がいないため実をつけられなかった。自然では自家受粉できない種類の木で成功したのはおそらく初めてという。ひさびさの「赤ちゃん」たちが育ち始めている。
カフェ・マロンは、コーヒーの仲間。1877年にモーリシャスのロドリゲス島で発見された後は長い間見つからず、1980年に1本だけ同島で再発見された。
動物と違い挿し木でも増やせるが、それらは遺伝的には全く同一で多様性がないうえ、もとの木がかかっていたウイルス病も引き継いでしまう。いったん種になれば、感染から抜け出せることも多い。このため同園は、自家受粉で繁殖させる研究を続けてきた。
自家受粉できない植物は、雌しべの先端にそれを阻む物質がある。そこで、この花の雌しべの先をいろいろな長さで切除し、切断面に花粉を付ける実験を繰り返した。
そして昨秋、初めて2個の果実が実り、種のうち数個が11月末に発芽した。ウイルス感染の有無は今後調べる。
この技術は、絶滅に直面している植物の保護などに期待できそうだ。
ナイジェル・テーラー園芸部長は「(同じ親からも様々な子が生まれるので)自家受粉なら、挿し木と違って遺伝的な多様性を確保でき、種の安定的な存続に役立つ」と話す。 (01/08 23:23)
106
:
とはずがたり
:2004/01/13(火) 15:49
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/263
2004年参院選スレ 【環境政党・みどりの会議を巡る議論】
107
:
香川県民
:2004/01/13(火) 19:01
産廃の処理が行われている直島町で山林火災が発生。
空き家が1軒全焼し、避難勧告も出ています。
地元の消防関係者や三菱マテリアルの職員が徹夜で警戒に当たるようです。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200401/20040113000121.htm
108
:
とはずがたり
:2004/01/13(火) 21:17
>>107
心配ですねぇ。
109
:
とはずがたり
:2004/01/14(水) 18:45
http://mytown.asahi.com/kyoto/news02.asp?kiji=3640
ユリカモメ確認 過去最小1773羽に
冬を日本で過ごす渡り鳥、ユリカモメの調査が12日、中京区などの加茂川、高野川と両川が合流する鴨川流域の計21キロの区間であった。1773羽が確認され、同区間のこれまでの調査で最少だった。
調査は、ユリカモメ保護基金(川村周仁代表)の会員や学生ら16人が午前11時から1時間実施した。最少を記録した昨年からさらに519羽減った。同基金によると、桂川や宇治川など飛来地が分散したほか、全体的に数が減った可能性があるという。
80年代の調査では鴨川周辺で約7千羽が確認され、京都の冬の風物詩となっていた。同基金によると、90年代以降、次第に数が減ってきたという。
川村代表は「鴨川の環境は80年代と比べて悪くなっていない。日本に飛来する数自体が減っているようで残念だ」と話している。
(1/13)
110
:
とはずがたり
:2004/01/15(木) 12:10
工事止めろよ。何が「全体としてダム建設が生物の生息に及ぼす影響は少ないとみている」だ。
地方の高速道路作ってやるかわりにダム事業は一切凍結ってどうよ?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000006-nnp-l42
本明川ダム予定地周辺 絶滅危ぐ動植物22種 国交省が生息調査公表
【長崎】 国土交通省長崎河川国道事務所は、諫早市の本明川ダム建設予定区域と周辺の二〇〇二年度動植物生息調査の結果を発表した。環境省のレッドデータブックに記載された絶滅危ぐ1B類(絶滅の危機にひんしている種)の植物六種、同2類(絶滅危機が増大している種)の動植物各八種が確認された。
同調査は二〇〇〇年度から陸と河川で毎年実施。調査範囲は建設予定地の同市富川町、上大渡野町一帯千五百ヘクタールと本明川と支流河川三十四キロ。
全体で二千三百八十三種の動植物を確認し、そのうち、個体数が少ないため県や環境省などが指定する「重要な種」は百種。環境省の分類に基づく絶滅危ぐ種は二十二種。ランの一種の絶滅危ぐ1B類「キエビネ」と、同2類「ヤマコウモリ」は初めて生息を確認した。同2類では、ほかに鳥類のオオタカ、チョウ類のツマグロキチョウなどが生息している。
ダムの水没予定区域(五十四ヘクタール)内だけで生息を確認した生物は、「重要な種」の魚類カジカ。同事務所は「カジカは水没予定地の上流にもいる可能性がある」としており「全体としてダム建設が生物の生息に及ぼす影響は少ないとみている」と話している。
本明川ダムは一九八三年に予備調査を開始。総貯水容量八百六十万トンで総事業費七百八十億円以内。九〇年に実施計画調査を始め、現在、建設予定地の地質調査を行っている。下流には国営諫早湾干拓事業の調整池があり、諫早湾内の四漁協が「調整池の水質が悪化する懸念がある」として建設に反対している。(西日本新聞)
[1月15日2時22分更新]
115
:
とはずがたり[TRACKBACK]
:2004/01/17(土) 05:16
2004年参院選スレ 【環境政党・みどりの会議を巡る議論】
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/r263
116
:
とはずがたり
:2004/01/17(土) 23:34
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4850
風力発電計画、江刺と玉山にも
江刺市は同市阿原山(782メートル)の尾根に13基、計1万3千キロワットの風力発電の建設計画があることを明らかにした。玉山村でも山谷川目牧野周辺に民間会社が20基、3万キロワットの計画がある。実現すれば、県内で売電目的で建設される風力発電施設は、11月稼働を目指す釜石広域ウインドファーム(4万2900キロワット)に次いで5、6番目となる。
阿原山の計画は、市や事業主体の住友商事(本社・東京)によると、風車の直径約60メートル、高さは約100メートルの規模。1基の出力は1千キロワット。発電した全電力は東北電力に売電する計画だ。
住友商事と市は、生態系への影響などを調べる自然環境影響評価専門委員会を設置。早ければ2月上旬にも第1回専門委を開き、04年度中にも環境影響評価の答申を受けたい考え。
玉山村での計画はエコ・パワー(本社・東京)の百%出資会社、姫神ウィンドパークが事業主体。村などによると、計画では第1期1万8千キロワット、第2期1万2千キロワットの計3万キロワットの発電を見込む。
風車は直径70メートル、高さ約100メートル。1基当たりの出力は1500キロワットで、やはり全量を東北電力に売電する計画だ。
昨年2月に住民説明会があり、環境影響評価委員会の第3回会議を10月に開催。エコ・パークでは今後環境アセスを進め、今夏にも環境影響評価書をまとめる意向だ。
県資源エネルギー課によると、県内では葛巻町の第三セクターによるエコ・ワールドくずまき風力発電(1200キロワット)、県企業局が作った浄法寺町の稲庭高原風力発電(1980キロワット)、葛巻町のグリーンパワーくずまき風力発電(2万1千キロワット)が、すでに稼働している。
(1/16)
117
:
さきたま
:2004/01/18(日) 02:06
>>103
>>107
情報ありがとうございました。
直島の山火事も鎮火したようで、よかったです。
118
:
とはずがたり
:2004/01/24(土) 22:35
一難去って…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040124-00000314-yom-soci
香川・直島の産廃溶融炉、小爆発で緊急停止
24日午前11時40分ごろ、香川県・直島(直島町)の産業廃棄物中間処理施設の溶融炉のうち2号炉で小爆発が起き、炉は緊急停止した。火災やけが人はなかった。県はもう1基も停止して原因を調べている。復旧見通しは立っていない。同施設は豊島(てしま)(香川県土庄町)に不法投棄された産業廃棄物約50万トンを処理している。
県廃棄物対策課によると、小爆発で炉の鉄製の上ぶたが一部ゆがんだ。2号炉は試運転中の昨年8月26日にも小爆発があり、2週間後に復旧した。(読売新聞)
[1月24日22時3分更新]
119
:
とはずがたり
:2004/02/20(金) 19:31
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535048223/249-6872380-9537161
ダイオキシン―神話の終焉 シリーズ・地球と人間の環境を考える
渡辺 正 (著), 林 俊郎 (著)日本評論社
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/NakanishiJunko/
中西準子の環境リスク論
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/
中西準子のホームページ
http://pub.maruzen.co.jp/shop/4621071033.html
丸善ライブラリー276 市民のための環境学入門
安井 至 著 発売元:丸善(株)出版事業部
120
:
とはずがたり
:2004/02/20(金) 19:45
ダイオキシンに関しては塩ビはそれ程問題ではなく,問題なのは残留農薬の方だそうな。ゴミを燃やしてでるダイオキシンも昔から者を燃やせば出ていた訳でそれ程問題なしだそうな。
環境ホルモンも学術的には殆ど問題がないのだそうな。
121
:
とはずがたり
:2004/03/27(土) 00:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2004/03/2004032601003774.htm
長良川河口堰は「無意味」 反ダムの米NGO
ダム反対の活動に取り組む「日米ダム撤去委員会」(事務局・天野礼子さん)が招いた米国の非政府組織(NGO)のメンバー2人が26日、長野県松本市で開かれる第1回国際会議の前に、三重県の長良川河口堰(ぜき)などを視察した。
2人は「アメリカの川」のエリザベス・マクリンさん(32)と「ウィスコンシン河川連合」のヘレン・サラキノスさん(31)。河口堰付近では地元住民から「河口堰ができてから水位が高くなり、洪水の不安が増した」などと説明を受けた。
マクリンさんは記者会見で「河口堰の水が利用されておらず、洪水の危険も高まっているのでは意味がない」と批判。サラキノスさんは「米国では老朽化したダムの撤去がもたらす利益に州も所有者も気付いている」と話した。1912年以降、米国で約600のダムが撤去されているという。
2人は27日の国際会議で、米国のダムの現状について報告する。
2004年03月26日金曜日
122
:
とはずがたり
:2004/04/04(日) 16:55
凄いねぇ。天然現象やん。
http://www.asahi.com/science/update/0403/001.html
女性ホルモンで東京湾の魚がメス化 尿に含まれ海へ
女性ホルモンが魚をメス化させる
東京湾の魚にみられる「メス化」現象の主な原因は、下水処理水に含まれる天然女性ホルモンの可能性が高いことが、東京都環境科学研究所の調査でわかった。メス化は人工化学物質と女性ホルモンの複合的作用が原因とみられてきたが、同研究所は下水処理場近くの海域調査や実験を通し、「人工化学物質より、女性の尿などに含まれる女性ホルモンの影響が大きい」としている。
同研究所によると、下水処理場からは、女性ホルモンを含む処理水が排出されている。人間の女性や動物のメスの尿などに含まれる女性ホルモンは、魚のオスが一定量を摂取すると、体内でメス特有のたんぱく質ビテロジェニンを生成し、精巣内に卵細胞を形成することがある。
同研究所の和波一夫研究員らは02〜03年、東京湾の京浜運河など、下水処理場に近い海域を中心に魚19種類861匹を捕獲し調査した。
結果によると、ボラ、コノシロ、サッパ、ヒイラギのオス計23匹のうち5匹の精巣内に、本来メスが持つ卵細胞があった。卵細胞はなくてもビテロジェニンの血中濃度が、汚染の少ない九州などの海のボラ(オス)と比べ、数百〜数千倍に上るボラもいた。
下水処理水には、メス化の一因とされる人工化学物質の環境ホルモン(内分泌撹乱(かくらん)化学物質)も含まれるが、天然女性ホルモンの方がメス化を促す作用が強いという。同研究所は既に実験で、下水処理水で育てたメダカがメス化する現象を確認している。
今回調査した下水処理場に近い海域の女性ホルモン濃度は、沖合の海水に比べて最高約4倍にのぼるなど、高かった。今後、ボラが食べる海底の泥なども分析し、さらに裏付けを進める。
一方、男性の尿などに含まれる男性ホルモンの魚への影響については、世界的に調査研究例がほとんどなく、未解明な部分が多いという。魚のメス化は今のところ、生態系には影響していないとされるが、水産庁生態系保全室は「環境ホルモンと女性ホルモンの作用バランスを探ることは、将来の対策を考える上で重要な研究」と言う。
和波研究員は「メス化の原因としては環境ホルモンが注目されがちだが、生態系保全のためには天然女性ホルモンを視野に入れた対策が必要だ」と話している。 (04/03 17:41)
123
:
とはずがたり
:2004/04/04(日) 16:58
環境ホルモンに関しては決着がついて,そんなもんなかったと言うのが主流になって来ているようです。
確信犯的にマスコミで煽って研究費ふんだくろうとした輩が居たなら問題だ。
http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=4490
環境ホルモン 人心を「撹乱」した物質 西川洋三著
「危機」の思いこみ正す優れたガイド
本紙掲載2003年10月19日
環境ホルモン(内分泌撹乱(かくらん)化学物質)の話題を最近見かけないと思わないだろうか。健康食品だの、自然食品だのの礼賛記事等には登場することもあるけれど、精子が減少して人類滅亡だの、自然がメス化して生態系がめちゃくちゃだのといった、一時の華やかな話題はもうほとんどない。それもそのはず。本書によれば、実は環境ホルモンの話は、その筋ではもはや完全に下火なのだ。これまで騒がれてきた各種の現象も、よく調べると何の関係もないものばかり。魚がメス化してたのも、下水からの人間の自然な女性ホルモンの影響でしかない。一時は危険視された各種物質も、学界ですでにほとんどがシロ判定となっている。環境ホルモンの影響で人間の精子が減ったという研究も、かなりアヤシイ。
だけれど、こうした情報はちっとも報道されない。人々は相変わらず、環境ホルモンが大問題だと思いこんでいる。
本書はその思いこみをきちんと正してくれる。この問題を大きく煽(あお)った『奪われし未来』を機に、環境ホルモン問題は過大な関心(そして予算)を集めてきたのだけれど、十年もしないうちに、それが杞憂(きゆう)だとわかってしまった。その空騒ぎの過程が、本書には簡潔に描かれている。
筆致は冷静で説得力に富む。そして読むうちに、ぼくたちも各種の環境問題に対する態度を改める必要があることがわかる。化学合成物質はなんでもよくない、といった思いこみはやめよう。その手の変な思いこみにかられて、必要以上に恐怖心を煽る善意の団体にも注意しよう。同時にマスコミ報道も、つい派手な「問題」報道に偏りがちで火消しをしない(この朝日新聞も含め)。一般の市民はマスコミ報道を鵜呑(うの)みにせずに自分でじっくり判断する習慣を身につけなきゃいけないのだ。
本書(そして本書を含むシリーズ)は、環境をめぐる各種問題について、こうした態度を身につけるための優れたガイドだ。環境ホルモンの危機におびえていたみなさん、本書を読んで安心してください。ぼくも安心しました。人類の未来はまだまだ明るいのです。
評者・山形浩生(評論家)
*
日本評論社・213ページ・1600円/にしかわ・ようぞう 43年生まれ。コンサルタント(化学品安全分野)。
126
:
とはずがたり
:2004/04/07(水) 04:42
【発電関係レス一覧】
>>2
<節電>「ケチケチ作戦」各企業が展開 東電の原発停止で
>>43-44
三重のゴミ発電所、ふっとびましたぞ
>>95
市民ら出資し太陽光発電所
>>116
風力発電計画、江刺と玉山にも
>>124
日本風力開発と三井造船、市原の風力発電所完成
>>125
福山RDF発電所が本稼働、処理能力は国内最大規模
127
:
とはずがたり
:2004/04/07(水) 17:54
究極のエコ・カー走行実験へ 水力発電で水素供給
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040407-00000013-nnp-kyu
ホンダ、鹿児島大学などの産学チームは、水力発電で製造した水素を使った燃料電池車の公道走行実験を、今月二十日ごろから鹿児島県・屋久島で開始する。水力発電を活用することで、地球温暖化の原因となる化石燃料を一切使わない国内初の“究極エコ・カー”が世界自然遺産に登録された島を駆ける。
走行実験は、ホンダや鹿児島大が廃棄物ゼロの循環型社会を目指して展開している「屋久島ゼロエミッションプロジェクト」の一環。同島は年間一万ミリにも及ぶ豊富な雨量を活用し、既に電気のほぼ100%を水力発電でまかなっている。同島で水力発電事業に携わる屋久島電工(東京)は、鹿児島大の委託を受け、水力発電による電力で水を電気分解し、水素を製造するシステムを昭和電工などと開発。燃料電池車にこの水素を供給する「水素ステーション」を三月末に完成させた。
水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を生み出す燃料電池車は、走行中に二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NO2)を排出しないのが特徴でトヨタなど各社が競って開発している。ただ、水素の製造過程では石油などの化石燃料が使われており、「究極の低公害」をうたう上で唯一のネックとなっていたが、“屋久島産”の水素が難問を解決した。
ホンダが提供するのは同社の燃料電池車「FCX」。航続距離を自社製品比で四十キロ長い三百九十五キロとするなど最新鋭の燃料電池システムを搭載した。ホンダは環境面でのアピールに加え「屋久島は湿度が高く、公道の起伏も激しい。燃料電池車の実用化に向け、耐久面でも適切なデータが得られる」と期待している。(西日本新聞)
[4月7日2時28分更新]
128
:
とはずがたり
:2004/04/21(水) 16:23
めっちゃいきてぇ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00000014-ryu-oki
<八重干瀬>命輝く「幻の大陸」現出
平良市池間島の北方に広がる巨大さんご礁群「八重干瀬(やびじ)」が20日午後、姿を現した。八重干瀬は、旧暦3月3日(21日)の浜下り(サニツ)の時期に最も浮かび上がるという“幻の大陸”。この日は全国から訪れた約700人が船で渡って上陸し、生命の輝きにあふれたさんご礁での散策を満喫した。
今回は、生物採取の禁止などを盛り込んだ「八重干瀬観光上陸における観光振興と環境保全のガイドライン」の策定後、初の上陸となった。参加者は、さんご礁ガイドの説明に耳を傾けながら、ガイドラインに従って採取はせず、広大なさんご礁に生息する生き物との触れ合いを楽しんだ。
東京から来た西原文子さん(60)は「さんご礁が浮かび上がってくるなんてうそだと思っていたが、本当だったのでびっくり。海もきれいで感動している」と笑顔を見せた。地元海運業者による観光上陸は22日まで行われる。(琉球新報)
[4月21日10時37分更新]
129
:
とはずがたり
:2004/05/01(土) 13:14
子供の頃メジロは飼ってはダメ,みたいなことを家族かなんかから聞いていたのを憶えているが,「知事の許可があれば1世帯1羽だけ飼育できる」という保護規定があったのですな。
それにしても良く鳴くことが出来るメジロの飼育に成功したのに逮捕でその技術が失われるのはなんか勿体ないねぇ。
鳴いたメジロが違法の証拠、無許可飼育の男起訴…大阪 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/animal.html?d=30yomiuri20040430i314&cat=35&typ=t
無許可でメジロを飼育していたとして、大阪府警保安1課と四條畷署は大阪市西区九条南、鳥餌販売業山坂徹容疑者(62)を鳥獣保護法違反(飼育禁止)の疑いで逮捕、大阪地検は30日、起訴した。また、山坂容疑者の知人の男4人も同法違反容疑で書類送検された。
起訴状によると、山坂容疑者は昨年10月から今年4月にかけ、無許可でメジロ5羽を自宅で飼育した。府警は4月11日に自宅を捜索、メジロ21羽、ウグイス1羽を保護した。
府警によると、山坂容疑者は鳴き声コンテストで競わせるため、30年以上前からメジロを飼育。同容疑者のメジロは「よく鳴く」と評判で、マニアらの間では1羽40万―50万円で売買されていたという。
メジロは知事の許可があれば1世帯1羽だけ飼育できるが、愛鳥団体から今年2月、「何羽も持参してコンテストに参加する者がいる」と指摘があり、府警が内偵。捜査員が約1週間にわたって張り込み、メジロの姿は確認できなかったものの、鳴き声から「間違いない」と判断した。
130
:
とはずがたり
:2004/05/28(金) 19:25
山肌に階段?いえ雑木再生
http://mytown.asahi.com/tokushima/news01.asp?kiji=4149
東祖谷山村名頃の国道493号沿いにある山肌に、長さ110メートルにわたって高さ15メートルほどの丸太とムシロの階段が築かれている=写真。山肌は約15年前道路幅を広げるのに切り取った斜面で傾斜は約45度。昨秋まで吹き付けた芝が生えていた。
県池田土木事務所西祖谷詰所などによると、付近の山にもあるカエデやシデ、トチ、ナラなどの苗を植え、雑木林の景観を再生するのが狙い。「丸太筋工」と呼ばれる工法を取り入れた。
工事では斜面の芝をはぎ取り、その後に丸太で階段状に土留めさくを作り苗木を植えて、土が流されないようにムシロで覆っている。99年以降に県は8カ所で同じ工法を採用して雑木林を再生する工事をしている。
(5/28)
131
:
とはずがたり
:2004/06/01(火) 20:13
出し平、宇奈月ダムの連携計画 排砂量は17万トン見込む−−今年 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000003-mai-l16
富山県・黒部川の出し平ダム(宇奈月町)を管理する関西電力と、宇奈月ダム(同)を管理する国土交通省北陸地方整備局は31日、今年の両ダムの連携排砂計画を発表した。原則として6〜8月の期間中に出し平ダムで流入量毎秒300トン、宇奈月ダムで同400トンを超える最初の洪水時に実施し、排砂量は17万トン(昨年9万トン)程度の見込み。
また、融雪や梅雨時の大雨で出し平ダムの流入量が同250トンに達した場合も実施する。
今年は、下流河川への土砂の残留を防ぐため、排砂から最低3時間、宇奈月ダムから毎秒300トン程度を放流する。
連携排砂は土砂たい積によるダム機能低下防止と海岸浸食抑制を目的にしている。01年から過去4回実施した。出し平ダムでは宇奈月ダム完成(01年4月)以前の91年12月から排砂し、連携を含めた両ダムの排砂は計12回、延べ約532万トンにのぼる。
一方、富山湾に流出した土砂により漁業被害を受けたとして同県入善、朝日両町の漁業者らが02年、関電に対し排砂差し止めと損害賠償を求める訴訟を起こしている。(毎日新聞)
[6月1日19時32分更新]
132
:
とはずがたり
:2004/06/09(水) 16:52
モニターの埃から有害な化学物質を検出 (Hotwired)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/display.html?d=08hotwiredi04&cat=8&typ=t
コンピューターのプロセッサーやモニターに付着する埃に、生殖系と神経系に異常を引き起こす可能性のある化学物質が含まれている、と複数の環境グループによる調査が明らかにした。
『シリコンバレー有害物質問題連合』(SVTC)、『コンピューター・テイクバック・キャンペーン』(CTC)、『クリーン・プロダクション・アクション』が3日(米国時間)、報告書(PDFファイル)を発表した。家庭やオフィスで一般に使われている機器の表面から臭素系難燃剤を検出し、その危険性を指摘したものとして、初めての調査結果の1つと言えるだろう。
家電メーカーは1970年代に、難燃剤としてポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)などの化学物質(日本語版記事)を使い始めた。メーカー側は、発火を防ぐ働きをするこれらの有害物質が、プラスチックのケーシングから外に漏れることはないと主張していた。
「この報告書は、すべてのコンピューター・ユーザーに大きな衝撃を与えるだろう。化学業界がこうした有害物質の商業利用を図ったために、すべての人々が化学物質に曝されているのだ。こういう業界のやり方は、人間を含めたさまざまな生物に影響を与えている」と、SVTCのテッド・スミス会長は述べた。
埃のサンプルは、ニューヨーク州、ミシガン州、テキサス州の大学付属コンピューター研究所、カリフォルニア州の州議会オフィス、メイン州の子供向け博物館の来館者用コンピューター・ディスプレーなど、8州におよぶ数十台のコンピューターから採取され、危険度が高いと思われる3種類の難燃剤について検査が行なわれた。
最も汚染が激しかったのは、ニューヨーク州の大学で使われていた新型のフラットパネル・モニターだった。これは、新しい機種が必ずしもクリーンではないことを示している。
PBDEは数種類あり、そのうち「ペンタ-PBDE」「オクタ-PBDE」は、今年中に市場から一掃されることになっている。しかし複数の環境保護団体が、「デカ-PBDE」も規制するよう求めている。
PBDEは、ポリ塩化ビフェニール(PCB)と同じく有機ハロゲン化合物の一種で、多くのラット実験において神経系の異常を引き起こすことが確認されている。PCBは1920年代から消火剤、蛍光灯、液体絶縁材などに使われたが、1970年代に使用禁止となった。しかしPCBは容易に分解しないため、いまなお環境中に残存している。
PCBについては、米厚生省の有害物質・疾病登録局などいくつかの研究所で、人の胎児の脳に損傷を与えることが確認されている。
PBDEと特定の病気あるいは障害との直接の関連性はまだ確認されていない。カリフォルニア大学デービス校をはじめとする研究機関では、臭素系難燃剤と自閉症との関連を探っているが、結果が判明するのは何年か先になる。
今回の報告書を検討した外部の独立系研究者たちによると、消費者はコンピューターを投棄すべきではないが、特別な手袋をはめる、コンピューター・モニターとの接触を最小限にするといった対策は不要だという。埃に含まれるPBDEを除去する方法はまだ発見されていないため、特殊な掃除用の布やスプレーなどで PBDEとの接触を減らすことはできない。
「埃に含まれるPBDEの割合はかなり高いが、危機的な状況というほどではない。私は今も、古いコンピューターのモニターを目の前に置いて使っているが、捨ててしまおうとは思っていない。しかし新しいものを買うときは、こういった化学物質が含まれていないものを選ぶつもりだ」と、環境保護団体『天然資源保護評議会』(NRDC)の上級科学者で、カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部のジーナ・ソロモン助教授は語った。
ヨーロッパ諸国が1990年代末から臭素系難燃剤を含んだ製品の販売禁止に乗り出したことをきっかけに、米国の家電業界もこうした化学物質の一部について、削減あるいは排除を始めた。
PBDE系の難燃剤を回路基板に使い続けているコンピューター・メーカーは多い。また、CPU周辺とモニターには鉛、水銀などの有害物質も含まれている。しかし、米デル社、米アップルコンピュータ社といったメーカーでは、2002年からPBDEの使用を中止または削減している。
「次にコンピューターを買うときには、安心していただいていい。当社は多くの供給業者と提携しているが、全製品について、検査と製品安全データシートの提出を義務づけている。これは注意を要する重要な問題だ。当社は臭素系難燃剤に大きな関心を持っており、これからも重視していく」と、デル社は述べている。
[日本語版:鎌田真由子/湯田賢司]
133
:
とはずがたり
:2004/06/09(水) 16:53
環境ホルモンは嘘だったというのが環境系の人たちのコンセンサスになりつつあると聞いたのだが…
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040601303.html
男性の不妊症が世界的に急増、環境ホルモンなどが原因か
Stephen Leahy
2004年5月28日 2:00am PT 5月23〜28日(現地時間)にカナダのモントリオールで開催された第18回世界不妊学会で、男性不妊の発生率が世界的に急上昇しているという研究報告が行なわれた。科学者チームは、環境中の有毒物質や飲料水中の薬品などが原因ではないかと推測している。
「この50年間というもの、人間、動物、そして魚でも、精子の数が減少し続けている」とモントリオール大学のセルジュ・ベリズル教授(産婦人科学)はモントリオールの新聞『ガゼット』紙上で述べている。
まだ議論はあるものの、複数の分析結果で、男性の生殖能力にはっきりとした減退が生じていることが示されたと、シカゴのイリノイ大学メディカルセンターの男性不妊の専門家、ゲイル・プリンズ博士は語る。
原因はまだ特定されていないが、ほとんどの殺虫剤に使用されている内分泌撹乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)と呼ばれる一連の化学物質が、動物の生殖システムに大きな影響をもたらす場合があるという有力な証拠があると、プリンズ博士はインタビューで述べている。
「ポリ袋やプラスチック容器に入ったものを、私は絶対に電子レンジで温めないようにしている。プラスチックが熱されたときに浸出する化学物質があるからだ」とプリンズ博士は述べている。また、プリンズ博士は精製水を飲み、食物や環境内の殺虫剤にさらされる危険性を、可能な限り減らすよう気をつけている。「殺虫剤が生殖システムに影響を与える可能性について、確たる証拠が存在する」とのことだ。
いっぽう、ドイツの科学者チームが、汚染レベルの高い地域に住む女性は、双子を出産する確率が高いという研究結果を報告している。有毒廃棄物の焼却場近辺の地域では、ドイツの他地域とくらべて、双子の出生率が2倍になっていたという。
プリンズ博士は、このような例は他には見られないと語った。「しかし、これは何かがある可能性に注意を喚起するものだ」
[日本語版:湯田賢司/長谷 睦]
134
:
とはずがたり
:2004/06/16(水) 20:46
自然破壊+税金の無駄+利権構造だ!!
●環境を破壊し貴重な自然を失わせることになる
●建設業者と政治が絡む利権の構図も透けて見える
●工事は奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)に基づく公共事業で7割が国庫補助←コスト意識が薄弱になる。全ての国費補助は公共事業に関してはもう止めにしよう!
●フォレストポリスへはほかに観光バスが通れる複数のルートがあるが、観光バスの利用はほとんどないのが現状。「名音集落の方に抜ける林道を拡幅すれば観光バスが来ることも期待できる」←既に複数のルートがあるのにこなけりゃこれ以上ふやしてもこねーよ。
この辺
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=129/20/41.624&scl=25000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=28/18/40.666
奄美フォレストポリス
http://www.vill.yamato.kagoshima.jp/yamato07/yamato01.asp
大和村林道拡幅/環境保護団体が撤回要請へ
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3820
大和村が奄美大島最高峰の湯湾岳(694メートル)ふもとを通る林道の拡幅工事を計画していることが明らかになった。今年度から07年度までの計画で総額5億円。工事に伴い、絶滅が危惧(き・ぐ)されているオオトラツグミやリュウキュウアユへの影響を心配し、市民グループ・環境ネットワーク奄美(薗博明代表)は計画に反発、近く村に撤回を要請する。
拡幅が予定されているのは村南西部の名音集落から村営森林公園「奄美フォレストポリス」までの4・6キロのうち3キロ。幅3・5〜4メートルの個所を5メートルまで広げ、急カーブを直線化して観光バスも通れるようにする。
工事は奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)に基づく公共事業で7割が国庫補助。村は今年度、測量費として8千万円を予算化している。
計画に対し環境ネットワーク奄美は、工事で削られた個所から赤土が林道下の川に流れ込み、リュウキュウアユの生息を脅かすとともに、拡幅に伴う森林伐採や道路舗装による周辺の温度上昇で、奄美大島だけに100羽前後しかいないオオトラツグミなどの生態系に影響が出かねないと指摘する。林道が、木の枝がアーチ型に覆いかぶさる自然観察ルートであることからも反対している。
奄美大島を世界自然遺産に登録しようという動きがある中で、薗代表は「逆方向の計画だ。建設業者と政治が絡む利権の構図も透けて見える」と批判。全国の環境保護団体とも連携して計画撤回を訴える方針だ。
村によると、フォレストポリスへはほかに観光バスが通れる複数のルートがあるが、観光バスの利用はほとんどないのが現状という。村建設課の泉有智課長は「名音集落の方に抜ける林道を拡幅すれば観光バスが来ることも期待できる」と話している。
(6/10)
136
:
とはずがたり
:2004/06/28(月) 10:04
染色体異常:産廃不法投棄現場のノネズミで発見
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/photojournal/news/20040626k0000m040049000c.html
異常が見つかった染色体。左下のM6の染色体の一つが分裂し染色体が31個になっている=石川宏写す
青森、岩手両県にまたがる全国最大規模の産業廃棄物不法投棄現場に生息するノネズミに高い頻度の染色体異常があることが、弘前大学農学生命科学部の小原良孝教授(細胞遺伝学)と京谷恭弘研究員の調査で分かった。ロシアの化学薬品工場周辺のネズミで染色体異常が報告された例があるが、国内の野生生物でまとまった染色体異常が見つかったのは初めてという。小原教授は「直ちに人間に影響するとは言えないが、早急に他の野生生物を調査する必要がある」と話している。
山や田畑に穴を掘ってすむノネズミの一種、ハタネズミを青森県田子町の投棄現場で30匹採取し、大たい骨の骨髄細胞の染色体を調べた。うち2匹は通常15対30本の染色体が31本あった。また、計1500細胞(1匹あたり50細胞)を調べたうち、染色体の切断や破損、別の染色体との交換などの異常が79件(1匹平均2.63件)もあった。
比較のため現場から2キロ離れた場所の15匹を調べたが、染色体数異常のネズミは見つからず、染色体の切断や破損なども1匹平均0.8件にとどまっていた。
地中で汚染物質を食べたり、体に直接接触したりした影響と考えられるという。現場ではダイオキシン類、ベンゼン、トリクロロエチレン、ジクロロエタン、フッ素などさまざまな化学物質が検出されている。今のところ原因物質は不明。
小原教授は「青森県は10年がかりで撤去する方針だが、早急に撤去すべきだ。また、困難ではあると思うが、原因物質の特定もすべきだ」と話している。
研究結果は10月に神奈川県厚木市で開かれる日本哺乳(ほにゅう)類学会で発表される。
◇青森県、公表せず
染色体異常の研究結果は今年3月、青森県県境再生対策室に報告された。しかし、県は結果を公表しなかった。三浦康久室長は「染色体異常は重要な情報とは思ったが、県が責任を持って調査したものではないので公表しなかった。隠ぺいする意図はない。(不法投棄現場の)田子町民に知らせる必要はないと判断した」としている。
◇生態系の影響心配 北海道大学大学院の鈴木仁・助教授(生態遺伝学)の話
廃棄物に含まれるダイオキシンなどの有害化学物質に汚染された草を食べたのが原因だろう。ネズミを食べるキツネやイタチ、タカやフクロウなどでは生殖機能の低下などが起こる可能性もある。生態系全体への影響が心配で、食物連鎖を介した汚染物質の流れや生物への蓄積状況を早急に調べる必要がある。
毎日新聞 2004年6月25日 20時10分
137
:
とはずがたり
:2004/07/13(火) 18:32
養老氏が特別顧問就任 島根の中山間地域研究センター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040713-00000134-kyodo-pol
島根県は13日、同県赤来町にある中山間地域研究センターの特別顧問に、ベストセラー「バカの壁」の著者で北里大学教授の養老孟司氏が就任したと発表した。
都市化を危ぐし、里山生活の重要性を訴える養老氏の考えと、同センターの理念が一致しているとして、12日に澄田信義知事が就任を要請。養老氏は快諾したという。
同センターは耕作条件が不利な中山間地域の問題を総合的に研究する専門機関として1998年4月に発足。今後は養老氏の講演を開催するほか、地域経営などで助言や協力をしてもらう。(共同通信)
[7月13日15時53分更新]
138
:
とはずがたり
:2004/07/23(金) 03:22
道頓堀川水泳大会、6年お預け
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004072120.html
大阪・ミナミの道頓堀川で8月8日に水泳大会を開く予定だった市民団体「ふるさ都・夢づくり協議会」(須知裕曠代表)は21日までに、「市民の理解が得られていない」として開催を平成22年8月8日に延期することを決め、参加予定者に通知した。今月初め実施した大阪市民100人を対象にしたアンケート調査で、開催について8割が批判的だったほか、地元商店街や河川管理者の大阪市からも再三中止を求められていた。
今後の対応について、須知代表は「雨水貯留管の完成で川の水質が向上する6年後を待って開催する」と説明した。また、13日に関淳一大阪市長と会談した際に、開催延期の条件として道頓堀川の水質データを定期的に公表するよう求め、市長から同意が得られたという。
同団体ではこのデータを使って、川沿いに電光掲示板を設置、大腸菌の濃度などを表示する。
ZAKZAK 2004/07/21
139
:
とはずがたり
:2004/07/24(土) 04:07
シカ食害で森林丸裸→土砂流出…復旧費用1千万円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000206-yom-soci
シカの食害で東京・奥多摩山系の森林が荒廃している問題で、砂漠化した斜面の土砂が今月11日の豪雨で多摩川の上流部=逆川(さかさがわ)=に流れ出し、東京都奥多摩町の水道取水口を泥でふさいでいたことが23日、分かった。
約7200人の町民の水のほとんどをこの取水口で賄う同町では、緊急取水口を上流に設けて急場をしのいだが、本格的な復旧工事には約1000万円かかる見込み。河村文夫町長は「シカ食害が住民の水を脅かしている」と話している。
土砂が流れ出たのは、奥多摩山系の川乗(かわのり)山(1364メートル)の約4ヘクタールの砂漠化した山すそ。町などが1991年にスギなどを伐採した後に植林したが、急増したシカのエサ場となり、草木は食べ尽くされ、乾いた土と大小の石が斜面にむき出しになっている。
奥多摩町で局地的に降った11日の豪雨は、砂漠化した斜面の土砂を多摩川につながる逆川へ大量に押し流し、川は茶色に濁った。土砂は流出場所から約2キロ下流の町営水道取水口にまで達し、水質汚濁に気付いた町が取水を停止した。
町は急きょ、プラスチック製の水道管を他の支流に延ばして取水を再開したが、秋の台風シーズンを前に、1000万円をかけて本格的な水道管の設置に乗り出す必要があるとしている。
都民の水源である多摩川源流部では、シカがこの10年で6・6倍の約2500頭に急増。その食害で83ヘクタールの森が裸地化しており、都は、今冬から来春にかけて、シカの駆除に乗り出す構えを見せている。河村町長も「シカの食害は、植林のような対症療法ではもう限界にきている」と話している。(読売新聞)
[7月23日14時37分更新]
140
:
とはずがたり
:2004/07/24(土) 04:12
琵琶湖の魚、節水で守れ…水位低下で産卵場所ピンチ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000506-yom-soci
ニゴロブナなど多くの固有種が危機に瀕(ひん)する琵琶湖の生態系を守るため、国土交通省近畿地方整備局は大阪、京都、兵庫など琵琶湖を水源とする淀川下流の住民に、テレビCMなどで節水を呼びかける一大キャンペーンを始めた。
夏場の水位低下で産卵場所となる水辺のヨシ帯が干上がるからで、生態系のための節水アピールは例がない。同整備局は併せて淀川から支流の大川(大阪市)へ流す水量を渇水時レベルに下げるなど、水位低下を抑える具体策にも乗り出した。
6月から10月の出水期、琵琶湖の水位は基準よりマイナス20センチ以下に下げられる。水位上昇による浸水被害を防ぐため、「琵琶湖総合開発」がほぼ完了した1992年、瀬田川洗堰(あらいぜき)(大津市)によるこの水位操作が始まった。
ところが実際には、水の需要がピークを迎える梅雨明け以降、水位はマイナス20センチから下がる一方で、同40―90センチの低水位が雪解けの2―3月まで続いた。歩調を合わせるように漁獲高が激減。約60の固有種のうち、87年に109トンだったニゴロブナは近年20―30トン台で推移し、ホンモロコも10年前の245トンから約20トンに落ち込んだ。
整備局が昨年5月から大規模な生態系調査を実施したところ、産卵は水際に集中し、孵化(ふか)後の稚魚はヨシ帯の奥へと向かう習性があることが判明。水位操作がヨシ帯を後退させ、産卵・生息場所を奪っている――と結論づけた。
しかし、治水上の問題からすぐには水位操作の変更はできないため、整備局が取った手段が節水の呼びかけ。「人間のためだけの水ですか」などと書いたポスターを作製、週明けにも電車に中づり広告を出す。テレビCMで訴える一方、住民への説明会も開く。
今月上旬には淀川から大川への流水を渇水時並みにカット、多めに設定していた水道事業者への放流量も必要分に限ることにした。
整備局は「こうした対策で毎秒30立方メートルの節水が可能。実現すれば琵琶湖の水位は1か月で約10センチ回復する」としている。
近畿地方整備局の諮問機関・淀川水系流域委員会委員長の芦田和男・京都大名誉教授(河川工学)の話「人間中心の開発で琵琶湖をいじめすぎたことに多くの人が気付くべきだ。一人一人が自分でできる節水を実行してほしい」(読売新聞)
[7月23日14時47分更新]
141
:
とはずがたり
:2004/07/24(土) 13:00
シマフクロウ保護で北海道の山林買い上げ 日本野鳥の会
http://www.asahi.com/national/update/0724/002.html
日本野鳥の会(柳生博会長)は23日、絶滅の危機に瀕(ひん)しているシマフクロウを保護するため北海道根室市にある民間の山林約13ヘクタールを保護区として購入したと発表した。同会が野鳥保護区として土地を購入したのはタンチョウ、オオセッカ、ノグチゲラ、イヌワシに続いて5種目。
購入した山林には、現在、シマフクロウ一つがいが確認されているが、具体的な場所や、周辺環境、購入金額について同会は「保護上、明らかに出来ない」としている。
シマフクロウは、極東の狭い範囲に分布し、国内では北海道のみに生息する。魚食性で、全長約70センチ、翼を広げると約180センチあり、フクロウとしては世界最大級。
営巣木や餌の減少などから現在は北海道東部の知床、根室、十勝の各地域に計100〜130羽が生息しているに過ぎない。国の天然記念物に指定され、日本版レッドデータブックでトキに次ぐ「絶滅危惧(きぐ)種1A類」に分類される。 (07/24 00:23)
142
:
とはずがたり
:2004/07/27(火) 02:01
中国・オルドスの砂漠化防げ 特産品販売で植林 内モンゴル
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news002.html
中国内モンゴル自治区のオルドス地方で深刻化する砂漠化現象をくい止めるため、福岡県津屋崎町の元青年海外協力隊員、坂本毅さん(38)が、新ビジネスを通じた緑化支援に乗り出す。特産品を輸入販売し収益を植林活動に役立てるほか、講演や現地ツアーを通じて日本人にモンゴル民族の暮らしや地球環境問題に関心をもってもらうのが狙い。「一方的援助ではなく対等な経済交流を通じて、日本とオルドスの絆(きずな)を強めたい」と意欲を燃やしている。
坂本さんは一九九一年から三年間、協力隊員としてオルドス地方のモンゴル族高校で日本語教師を務めた。帰国後は一時、会社に就職したが、二〇〇一年に再び訪中。国際協力機構(JICA)ボランティア調整員として今年二月まで三年間、北京を拠点に隊員らの活動を支えた。
坂本さんが派遣された当時から、現地では羊の過放牧などによる草原の砂漠化が問題になっていた。家が砂丘にのみ込まれ移転を余儀なくされた住民の話や、植林に必要な資金が不足している実情を聞き、坂本さんは協力できる方法を探っていた。
新ビジネスの柱となるのは緑化支援商品のネット販売。現地の風物をデザインしたTシャツやカップ、天然塩、革工芸品などを販売し、売り上げの一割を苗木購入費に充てる。苗木一本は約二十円で、千円の商品が売れれば五本の苗木を植えることができる。
坂本さんは九月の販売開始を目指し、六月末にホームページ「オルドスの風」を開設、企業や個人、国際関係団体などに協力を呼びかけている。将来は日本とオルドスとの貿易・投資コンサルタント、植林ツアー、学校交流活動も目指す。
最初に植林活動を支援するのは、坂本さんの教え子が副鎮長(助役)を務めるオルドス西部の町、チャガンノール鎮。坂本さんは「現地で築いた人脈を生かし、経済、環境、教育の各分野で連携していきたい」と話している。「オルドスの風」のアドレスは
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ordos-banben
143
:
とはずがたり
:2004/07/28(水) 12:02
2004年07月28日(水)
現代版「ノアの箱舟」、絶滅危機のDNA保存へ 英機関
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040728/K0027200708064.html
絶滅寸前の生物の遺伝子情報を網羅的に保存し、将来の研究のために残す計画を、英自然史博物館など英国の研究機関が27日発表した。箱舟に乗った動物たちが大洪水を生き延びた旧約聖書の「ノアの箱舟」伝説に倣い、「凍結箱舟計画」と名づけた。研究者が将来、絶滅種を再生する可能性も報じられている。
計画に参加するのはロンドン動物学協会、ノッティンガム大学など。絶滅の危機にある哺乳類(ほにゅうるい)や爬虫類(はちゅうるい)、昆虫など数千種から組織片を採取し、抽出したDNAと共に、ロンドン市内の研究室地下に零下80度で保存する。外国の研究機関とも連携し、相互にバックアップ用のDNAなど遺伝子情報を保管し、不慮の事故に備える計画だ。
計画に加わる研究者は、気候変動や生息地の破壊などのために今後30年で哺乳類の4分の1、鳥類の10分の1が絶滅の危機にあるとして、「多くの遺伝子情報を保存する『知の銀行』づくりを目指す」と話している。
種の保存に役立てるとともに、種が絶滅した場合にも科学者が進化史を研究できる資料を整える。BBCなどは、技術進歩や社会的な合意形成によっては、クローン技術などを使い、絶滅した種の再生を図る可能性もあると報じている。
144
:
とはずがたり
:2004/07/28(水) 19:14
森の癒やし効果、医学的に解明へ 千葉県内で実験
http://www.asahi.com/national/update/0728/026.html
森の癒やし効果を医学的に解明する世界でも珍しい森林浴の実験が、千葉県内で始まった。産官学で作る「森林セラピー研究会」が27、28の両日、同県君津市の森林とJR千葉駅前で歩行などの前後に脳活動やストレス関連物質など3種類7項目の測定を実施。林野庁では「森林浴効果を医学的に調べ、総合的に解明するのは日本で初めての試みだ」としている。
君津市の県立清和県民の森では27日、大学生6人が20分間森林の中を歩いたりした前後に、脳活動や心拍のばらつき、血圧などの生理反応や、ストレスホルモン、ストレス関連物質の測定などが行われた。別の大学生6人は同様の実験をJR千葉駅前で実施した。
独立行政法人森林総合研究所(茨城県つくば市)の宮崎良文・生理活性チーム長は「森林浴の効果がさまざまな生理的な指標でより客観的に判断でき、リラックス効果が実証できるだろう」と話している。
(07/28 15:15)
145
:
とはずがたり
:2004/07/31(土) 01:19
ビスフェノールAに環境ホルモン 環境省、魚へ作用確認
http://www.asahi.com/science/update/0727/002.html
環境省は26日、透明なプラスチック容器などに使われる化学物質「ビスフェノールA」に、魚類をメス化する内分泌撹乱(かくらん)物質(環境ホルモン)作用があることが動物実験で確認されたと発表した。同作用が明らかになった化学物質は、ノニルフェノール、4−オクチルフェノールに次いで3種類目。同省は人への影響は認められないとしている。
水槽のメダカを用いた実験で、河川の平均的なビスフェノールAの濃度の4000倍以上に相当する1リットル中1179マイクログラム(マイクロは100万分の1)で、2割のオスの精巣に卵細胞ができた。
一方、人への影響を調べるためのラットを用いた実験では、人が通常飲み水などから1日に吸収する量の4倍強(体重1キロあたり50マイクログラム)を与えても、特異なメス化などの症状は見られなかったという。
ビスフェノールAの国内使用量は年間約50万トン。ポリカーボネート樹脂に含まれ、透明なプラスチック容器に広く使われているという。環境ホルモン作用が疑われるとして98年ごろ社会問題化し、哺乳(ほにゅう)瓶や学校給食容器の使用中止が相次いだ。
同省は「直ちに使用禁止するレベルではないが、生態系への影響などを考えれば、使用や製造の自粛を業界団体に求めたい」としている。
魚類に対する同作用は、工業用洗剤の原料などに用いられるノニルフェノール、4−オクチルフェノールの2種類で確認されている。 (07/27 10:57)
146
:
とはずがたり
:2004/07/31(土) 19:59
至急烏を駆除しる!!
やんばるの森侵食 生態系均衡崩れる 環境省鳥類調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040731-00000015-ryu-oki
国頭村の環境省やんばる野生生物保護センターはこのほど、やんばる地域に生息する鳥類の調査結果(1998-2004年)をまとめた。それによると、全域でハシブトガラスが増加、外来種のシロガシラが生息域を広げていることが分かった。ヤンバルクイナなどの在来種が個体数を減らしている一方、もともとは数が少なかったり、生息していなかった種類が増え、やんばる全域の鳥類相が大きく変化していることが明らかになった。調査した自然保護専門員の小高信彦さんは「生態系のバランスが崩れているということ。この数年の間にすごい勢いで変化している」と指摘している。
調査は、名護市以北の26定点で一定時間に観察された鳥の種類と個体数を記録するもので、98-2000年、03年、04年に行われた。ハシブトガラスは古くから北部地域に生息しているものの、98年には確認されなかった地点もあった。しかし、03年には全地点で確認された上、04年には3地点で15羽以上が群れるようになっていた。
シロガシラは台湾原産のタイワンシロガシラとみられ、70年代に本島中南部で見られるようになった。98年の北限は大宜味村塩屋と東村平良を結ぶS-Tライン付近だったが、04年には国頭村我地まで広がった。
また、1回の観察で最も多く観察された「最優先種」は、S-Tライン以北で98-2000年にはヒヨドリ9地点、メジロ3、カラス2だったが、03年にはカラス8、ヒヨドリ4、メジロ1となり、カラスが以前から住む鳥の生息地で増殖していることも分かった。
カラス、シロガシラともに各地でつがいや繁殖が確認されており、今後さらに増える可能性もある。
増加の原因や影響はまだ明らかではないが、カラスは狩猟能力が高く、すでにヤンバルクイナやノグチゲラを捕食するのが確認されている。(琉球新報)
[7月31日10時32分更新]
147
:
とはずがたり
:2004/07/31(土) 20:00
土建国家日本,干潟を軽視し過ぎ!!
泡瀬干潟守る会 総合事務局に工事中止要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040731-00000005-ryu-oki
沖縄市の泡瀬沖合埋め立て事業予定地の水深6メートル地点で確認されたコアマモの群落は極めて貴重として、「泡瀬干潟を守る連絡会」は30日、沖縄総合事務局に同事業と8月の海上工事再開を中止するよう求めた。同事務局は今後、独自の調査をして、環境アセスで保全基準となる被度(地表を覆う割合)50%以上の海草藻場が確認されれば、「移植するか、その場所を工事予定地から回避するかなどを検討したい」とした。同事務局と県港湾課は8月の工事再開を目指しているが、コアマモの群落を含む海草藻場の保全をめぐり、工事スケジュールが遅れる可能性も出てきた。
同連絡会が日本自然保護協会と行った合同調査から、コアマモの群落は、本年度の事業対象地域内、約800平方メートルにわたり広がっていることを報告。今回、確認された群落は、浅瀬に生息するものに比べて、葉が40センチメートルと長い。同保護協会によると通常浅瀬に生息するコアマモが6メートル地点に生息することは本州でもまれという。
同連絡会は「事業者(国)が被度50%以上の海草藻場はないとした発言は事実に反する。われわれの調査では50%以上は多くみられた」と指摘し、再調査を求めた。さらに、同事務局による大型海草の移植ではなく場所そのものの保全を要望した。(琉球新報)
[7月31日10時32分更新]
149
:
とはずがたり
:2004/09/12(日) 17:39
要するに氷室のこと?
<愛・地球博>会場内の冷房、冷蔵は雪冷房 経産省が構想
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040912-00000008-mai-bus_all
経済産業省は、来年3月開幕の「愛・地球博」(愛知万博)会場に、東北などの豪雪地帯で降り積もった雪を活用した「雪冷房」を設ける。万博の目玉になるシベリアのマンモスの冷凍展示に活用するほか、夏場は、冷房装置を設け、来場者に雪の自然冷風を体験してもらう。地球に優しい新エネルギーとして「雪氷エネルギー」をPRするのが狙いだ。
愛知万博では、シベリアの永久凍土から発掘したマンモスを展示する予定になっている。その冷凍維持に、雪を活用する考え。そのほか、小型の雪冷房装置を会場内の休憩場などに設置し、「雪冷房」として来場者に冷風を届けることも計画している。雪合戦など子どもたちが雪で遊べるコーナーなども設ける。
雪は、「雪だるま財団」(新潟県安塚町)の協力を得て、東北地方などで冬場に降り積もった雪を利用する。雪の貯蔵には、輸送用断熱コンテナなどを活用する。
雪氷エネルギーは「雪氷エネルギー」と呼ばれ、新エネルギーの一つ。冷蔵や冷房に使えば、その分だけ電気やガスなどの使用を抑えられ、温室効果ガスの排出も抑制できる。東北地方などでは、雪をエネルギーとして活用する取り組みが進み、コメや野菜など農産物の長期貯蔵のほか、一戸建て住宅やマンションの冷房にも使われている。経産省によると、一戸建て(冷房面積50平方メートル)の場合、1シーズンに約20トンの雪が必要になると試算されている。
同省は、愛知万博での取り組み用に、来年度予算で2000万円を予定している。
(毎日新聞) - 9月12日6時3分更新
150
:
とはずがたり
:2004/09/17(金) 02:47
環境問題という範疇には入り切りそうにないけどね
<英国>「キツネ狩り」禁止に 1000年の歴史に幕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040916-00000029-mai-int
英貴族の伝統的なスポーツである猟犬を用いた狩猟を禁じる法案をめぐり、法案に反対する1万人が15日、英議会に押し寄せ、警察官と衝突する騒ぎとなった。法案は同日、下院で可決され、1000年の歴史を誇る英国の「キツネ狩り」は、06年には姿を消すことがほぼ確実となった。
角笛の響きや猟犬のほえ声を背に、真っ赤な乗馬服のハンターが馬でキツネを追う姿は、英国を象徴する光景の一つだった。しかし、近年は動物愛護運動の高まりで国民の多数はキツネ狩りに反対していた。
ブレア政権は昨年、キツネ狩りを「許可制」とする法案を上程。下院で全面禁止に改められたが、上院で否決されて不成立。今回は全面禁止に変更して上程し、この日、賛成多数で可決した。上院が否決しても下院議決を優先する規定が適用され、法案は成立する見通しだ。可決されたのはイングランド、ウェールズでの狩猟禁止。スコットランドでは既に02年に禁止となっている。
この日、法案に反対する農民らが議会に押しかけ、BBCによると衝突で18人が負傷し11人が逮捕された。5人が法案を審議中の議場に入り込み「民主的なやり方じゃない」と抗議したため、審議が一時中断した。
「ノルマン時代(11世紀)から続く伝統だ」との「伝統尊重型」の反対意見とともに、ガソリン代の高騰や職不足に苦しむ地方在住者が、同法案への反対を口実に都市在住者を重視するブレア政権への不満をぶつけたとみられている。
(毎日新聞) - 9月16日10時40分更新
152
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/09/30(木) 23:18
<京都議定書>ロシアが批准法案を閣議決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040930-00000106-mai-int
【モスクワ町田幸彦】ロシア政府は30日、地球温暖化防止を目指す京都議定書の批准法案を閣議決定した。近く下院議会に提出され、今年末か来年初めの批准が確実とみられている。1997年の地球温暖化防止京都会議で採択された京都議定書は、ロシアの批准により発効要件を満たし、来年前半に発効する見通しとなった。温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減を目指す国際的枠組みは、議定書から離脱した最大排出国の米国を除いたまま始動する。
批准法案は下院、上院の順で審議される。両院ともプーチン大統領の与党が圧倒的多数を占めており、法案を可決する見込みだ。法案提出の準備と議会での審議には数カ月かかるとみられる。議定書はロシアの批准から90日後に発効する。
ロシアは議定書に署名していたが、温暖化が起こっているかどうかへの疑問や、経済成長への悪影響などを理由に、批准反対論が出ていた。しかし、プーチン大統領は5月、ロシアの世界貿易機関(WTO)加盟を認めた欧州連合(EU)との首脳会議で、議定書の批准準備を進める方針を表明していた。温室効果ガスの排出権取引などでロシアが得られる利益を重視したとみられる。
京都議定書は02年に日本やEUが批准するなど、すでに124カ国が批准している。発効要件を満たすには、90年の二酸化炭素排出量が先進国全体の17.4%を占めるロシアの批准が必要になっていた。
議定書発効に伴い、日本は温室効果ガス排出量を08〜12年までに90年比で6%の削減を義務付けられる。
世界の排出量の約3分の1を占める米国は議定書交渉から離脱している。米国抜きでは排出削減の実効が上がりにくいため、今後は米国の復帰が焦点となりそうだ。
【ことば】京都議定書 94年発効の気候変動枠組み条約に基づく97年の同条約第3回締約国会議(地球温暖化防止京都会議)で採択された。先進国の08〜12年の温室効果ガス排出量を90年比で少なくとも5%以上削減することを義務づけた。55カ国以上が批准し、かつ、批准した先進国の二酸化炭素排出量(90年)の合計が先進国全体の55%以上になることが発効の条件となっている。
153
:
とはずがたり
:2004/10/11(月) 15:06
(´・(ェ)・`)可愛がってあげないとね〜。
捕獲クマ 原則山に
異常出没で県が対応策 市町村に通知
http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=4226
集落でのクマの出没が異常に増えていることを受け、県自然保護課は住民の安全とクマの保護のための対応策をまとめ、34市町村に通知した。この中でクマの出没情報を住民に速やかに広報することや児童生徒の集団登下校などを要請。一方、クマの保護の観点から、捕獲したクマは緊急を要する場合以外は原則として山に戻し、2回目に集落に出てきた親グマは射殺できる、などとする指針を作成した。
県によると3日現在、県内ではクマの目撃情報が340件と昨年度同時期の62件の5倍以上寄せられ、昨年度同時期の10頭を大きく上回る56頭が捕獲されている。
人が襲われるケースも相次ぎ、勝山市で5日夜、農作業小屋の前で無職女性(69)が右手をかまれるなど、計9人が重軽傷を負った。山中にエサとなるドングリ類がなく、冬眠に備えるため、果実や残飯を目当てに人里に下りて来るらしい。クマの出没は、初雪が降って冬眠に入る11月末まで続くという。
県は通知で、市町村に対し、集落にある木に実った柿や栗は早期に収穫し、肥料用に畑にまいた生ごみを撤去する▽ススキなどの下草を刈り取り、クマの隠れ場所をなくす▽触れると微量の電気が流れる電気柵(さく)を山際に設置する、などを求めている。
また、警察署や消防署などの協力を得て、警戒パトロール隊をつくるよう促している。クマの活動が活発化する朝夕、音楽を流したり鈴の音を鳴らしたりしながら、出没のおそれのある地域を車で巡回するものだ。
同時に「ツキノワグマの捕獲に関する取り扱い指針」を作成し、集落に入り込んで人に危害を加える恐れが高いケースを除き、捕獲したクマは原則的に山に戻す方針を打ち出した。
捕獲後もクマが山で生活できるよう、ツメやキバを傷つける恐れのある鉄格子型のオリでなく、ドラム缶型のオリを使うよう求め、捕獲後は、唐辛子入りのスプレーをかけたり、爆竹などを鳴らして再び集落に出てこないよう「教育」する。捕獲時にクマの体にタグやペイントを取り付け、2回目の捕獲であることが分かった場合は、子グマを除き射殺できる、などとしている。
環境省によると、ヒグマのいる北海道以外で生息するクマはツキノワグマ。繁殖力は弱く、国内でも紀伊半島や東・西中国地域など6地域では、「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定されている。
(10/9)
154
:
とはずがたり
:2004/10/16(土) 19:10
琵琶湖のブラックバス激減…滋賀県、駆除へ意気盛ん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041016-00000307-yom-soci
ニゴロブナやモロコなど琵琶湖の固有種を食い荒らすブラックバスが激減している。滋賀県が始めた駆除事業や再放流禁止措置の効果が出ているためで、昨年の漁獲量は70トンと前年比47%減。
釣り客も減り、貸船業者は悲鳴をあげているが、県は「琵琶湖の生態系が回復する兆しがある」と今後も駆除を進める方針。
県の2002年3月の推計によると、琵琶湖にはブラックバス約500トン、ブルーギル約2500トンが生息。同年4月から外来魚の駆除が本格化し、全体の捕獲量は2002年度が521トン、2003年度は444トンに上った。
昨年4月には外来魚の再放流を禁じる条例を制定。釣った魚の回収箱や、いけすを58か所に設置したほか、外来魚500グラム当たり50円の地域通貨と交換する事業も始め、昨年は計25・5トンを回収した。
こうした取り組みが奏功し、近畿農政局大津統計・情報センターによると、昨年のブラックバスの漁獲量は70トンと前年の133トンに比べ、47%も減った。
この影響で、以前は多く釣れた50センチ以上の大物が1日かけても釣れないことが多くなったという。貸船業者は「夏は例年、客足が鈍るが、今年は週末でも予約ゼロの日があった。こんなのは初めて」と嘆く。
県琵琶湖レジャー対策室の沢田喜之室長は「琵琶湖本来の姿を取り戻すため、今後も外来魚の駆除は進めたい」と話している。
(読売新聞) - 10月16日15時57分更新
155
:
とはずがたり
:2004/11/05(金) 04:49
枚方東部道路に対する俺の評価は非常に高いがこれは酷いなぁ。
http://homepage2.nifty.com/soenjinosizen/kouji/top(4).htm
2000年10月12日朝日新聞
枚方市尊延寺と津田を結ぶ国道307号バイパス「都市計画道路枚方東部線」の建設工事に伴って、府が絶滅危惧Ⅱ類に指定しているフクロウがほぼ毎年、子づくりをする巣箱のかかった山桜が伐採されていたこと
が十日わかった。巣箱は市民団体「尊延寺の自然を守る会」が設置しており、山桜の保存を求める同会に対し、府枚方土木事務所はこれまで「工事区間にはかからないだろう」と説明していた。しかし、実際には工事区間内に入れた上、同会に何の連絡もしないで山桜を伐採。巣箱も廃棄していた。
156
:
とはずがたり
:2004/11/12(金) 00:04
大滝ダム・白屋地区地すべり危険!
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kiinyu/dam2/kaihou55.htm
奈良県川上村にほぼ完成した大滝ダム湖への貯水試験により、ダムサイト上流右岸にある白屋地区では地割れ現象が起きています。
6月8日、会のメンバーが白屋地区住民の懇切丁寧な案内を受けて、現地見学したところ、道路や民家の中にまで、地割れや亀裂が走り、家は傾き、今にも大きな地滑りが起こりかねない最悪な状況になっていました。
国は不必要な巨大ダムを作ったがため、自然環境を破壊しただけでなく、住民の貴重な財産や尊い生命まで危険な状況に追いやっています。これこそ、巨大ダム建設にともなう弊害の典型というべきでしょう!
事業の責任者である国土交通省は、至急に住民の心配を完全に取り除くため、緊急な対策を今すぐに講じる必要があります。また、現在、開催中の「紀の川流域委員会」はこの問題を第一に取り上げ、事なかれ主義で腰の重い国土交通省に具体的な解決策をしっかりと提案すべきだと考えます。別紙の通り、当会からもこの件を含めて「お願い書」を提出します。
当会は「紀の川は一つ」という立場から、紀の川の上流部でおこっている問題に対しては、地区住民の考えを第一にしつつも、同じ川の流域に住むものとしてできうる限り支援していきたい考えです。
白屋地区の問題については、すでに、大阪市立大工学部の高田直俊先生が古くから関わっており、ダム建設前から危険なことを指摘してきました。別紙に高田先生の報告がありますのでぜひご覧下さい。
http://www.jsssw.jp/Complete_Knowledge/780888164955289.html
続・大滝ダム白屋地区亀裂問題
8月1日「大滝ダム白屋地区亀裂現象対策検討委員会」(委員長・渡正亮・日本地すべり学会顧問)は「ダム貯水が亀裂の原因」と断定、因果関係を認めた。
委員会は同日、大阪市内で第2回会合を開き、①亀裂は貯水後に確認された②降雨とは特に関連が認められないーなどの理由から、亀裂を引き起こした地滑りはダム貯水によって発生したと断定した。また、今後も地滑りが進行する恐れがあるとして、早急にダムの水位を低下させる必要があると指摘した。(毎日新聞 08/02)
前回報告したように、ダム貯水との因果関係が確認されて移転補償に向けた調査、話し合いが進められる訳です。
私達も地元の要望どおり出来るだけ早く全戸永住移転の実現に国土省が対応するように要請したいと思います。
事故に対する地元住民の解決の方向性が出た代わりに、私達と「紀ノ川流域委員会」の河川整備計画の審議には、多大な問題提起を引き起こす結果になるという皮肉な現象がもち上がる可能性があります。
国土省はこの事態を受けて、ダムの水の抜き取りにかかるとのことです。ダムは6月に完成式典を行う予定になっていたが、運用の目処が立たなくなった訳です。
現況の「紀ノ川流域委員会」は大滝ダムの完成にともない運用が十分機能しての紀ノ川河川整備計画であり、その内容は紀伊丹生川ダム建設の中止に因るゆり戻しのきつい内容になっています。従って、運用が当分見込めないということであればまたどのような反動的河川整備計画案が浮上してくるやも知れません。既に、紀ノ川大堰に続く二つの改修工事として可動堰計画が示されています。この内容は第15回「紀ノ川流域委員会」報告書に記載しています。
とにかく、大滝ダムと紀ノ川治水計画は相関語として成り立っている訳でこれからの大滝ダムの動向が注目されます。
この件については次回「流域委員会」の審議内容をみながら対応していかなければならないでしょう。
先ずは1日の「対策検討委員会」の記事報告まで。
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