したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

環境問題

379とはずがたり:2008/05/19(月) 12:10:56
>(宮崎県の)林業就業者は1980(昭和55)年の7500人から2005年には2300人まで減った。減少率は7割近い。しかも、林業就業者の2割は65歳以上という。

>近年、河川水位の差が激しく、雨が降ると急激に水かさが増し、晴天が続くと河床の石がむきだしになるという話を聞く。

>植栽未済地という用語がある。スギ、ヒノキなどを伐採後3年以上経過して、人工的な植樹がされず、天然更新も見られない区画のことだ。県内には06年調査で約2千ヘクタールあった。

>スギ丸太価格の平均は低迷を続け、現在はピークだった1979(昭和54)年の三分の一に満たない。

この資源不足時代に木材価格は低迷しているのか。国・県(更には道州w)がカネを出して水源涵養林を植樹しその日々の整備に人を雇うのに問題はあるまい。民間の地主には県が定期借地権の設定等で対応するのもありでは?

宮崎日々新聞社説
森林の機能
2008年05月04日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=7587&catid=15

農業を支え県民生活を潤す

 本県は県土の76%、59万ヘクタールを森林が占める。林業就業者は1980(昭和55)年の7500人から2005年には2300人まで減った。減少率は7割近い。

 しかも、林業就業者の2割は65歳以上という。

 本県の主産業は農業だが、良質な農業用水の安定的供給のために山の維持は大切なことだ。農業と林業は不可分の関係にある。

 県内の農業用水路の総延長は1万2千キロにおよぶ。山の荒廃は、農業用水の危機を招き、県民生活を直撃する。あらゆる策を講じて山を守らないと、そのツケは間違いなく私たちに回ってくる。

 今日は「みどりの日」。山の現況についてあらためて考えたい。

■国民の期待が多様化■

 内閣府が実施している「森林と生活に関する世論調査」によると森林に対する国民の期待は、従来からある「災害防止」「水源涵養かんよう」に、「地球温暖化防止」「保健休養」などが加わり、多様化する傾向にある。

 近年、河川水位の差が激しく、雨が降ると急激に水かさが増し、晴天が続くと河床の石がむきだしになるという話を聞く。

 上流域における山の保水機能が失われていることが原因だ。

 土地改良区と市町村が会員の県土地改良事業団体連合会(愛称・水土里みどりネット宮崎)は「農業用水水源地域保全普及促進基本計画」を策定。農業用水の機能と水源林のかかわり、森林整備の必要性について地域住民への理解を深めるための活動を展開している。

 本年度活動計画の柱は、上流・下流域の地域間交流活動を軸とした体験学習会、水循環や農業用水の多面的機能調査、森から水の流れを表現するジオラマの作製などだ。

 実施には県教委、県、各振興局、森林組合などさまざまな組織、団体が連携する。

■植栽未済地をゼロに■

 植栽未済地という用語がある。スギ、ヒノキなどを伐採後3年以上経過して、人工的な植樹がされず、天然更新も見られない区画のことだ。県内には06年調査で約2千ヘクタールあった。

 放置すれば森林の公益的機能の低下、森林資源の減少につながり、台風などの災害時に県民生活への影響が出る。

 県環境森林部では2年後までに植栽未済地をゼロにする取り組みを続けている。

 標準伐期はスギ35年、ヒノキ40年。伐期を迎えた木を切り、再植樹する。だが、スギ丸太価格の平均は低迷を続け、現在はピークだった1979(昭和54)年の三分の一に満たない。

 伐採・出荷後、得た収入を投資して、再植樹しようという意欲を山の所有者に持ってもらうためには35―40年先を見据えた施策が必要条件になる。

 再植樹の費用補助、後継者対策などに行政はこれまで以上に手を貸し、下流域に理解を求めるための努力を続けるべきだ。

 国内林業は昭和30年代から輸入自由化の波にさらされてきた。未来のために、厚い手当てを講じることをためらう理由はない。

380とはずがたり:2008/05/24(土) 16:07:37
良い考えである。日本人に,環境の為に人肉を喰えと云っても喰わないと同様豪州人に自分らの生活様式が悪いのだから悔い改めよと云ってもなかなか納得しないでしょうけどね。

オーストラリア人は鯨肉を食べろ
ttp://www.nagaitosiya.com/a/whaling.html

本の捕鯨擁護論をみていると、日本の国益という観点からなされたナショナリスティックなものが多いが、これでは、オーストラリア人を説得することができない。オーストラリア人に納得してもらうには、オーストラリアの国益という観点から、捕鯨の必要性を説くべきだろう

現在のオーストラリア人にとっての最大の悩みは、旱魃と国土の砂漠化である。特に2003年から始まった旱魃は、「観測史上最悪」で、穀物の生産高は、平年と比べて半減し、綿花生産量は、66%減少した。水不足と農作物価格の急騰は、都市の生活者にも深刻な影響を与えている。

乾燥化の短期的な強化要因はエルニーニョ現象と考えられているが、「千年に一度の旱魃」を説明することはできない。もっと長期的な背景因としては、温室効果ガスによる地球温暖化を挙げることができる。しかしながら、オーストラリア大陸の砂漠化はイギリス人が植民活動を開始した18世紀末の時から始まっていた。オーストラリアにおいては、砂漠化は、放牧地における土壌劣化と関連する傾向にある。
イギリス人が入植後オーストラリアで始めたのは、羊の放牧であった。羊の放牧は、牛の放牧以上に砂漠化を促進する。なぜならば、牛が草の葉の部分しか食べないのに対して、羊は根や若芽まで掘り起こして食べてしまうからだ。いったん植被が減ると、土壌流出や風化によって、土地が不毛となる。劣化した土壌は、自然回復が難しい。また植物による保水や蒸散がなくなると、降雨量が減り、乾燥化が更なる砂漠化を進める。このように、羊の放牧は、砂漠の面積を広げていく。このままでは、オーストラリアは、人間が住めない死の大陸になってしまう。
 植物は、生きていく上で、16の元素を外部から取り入れなければいけない。これらの元素は必須元素と呼ばれる。オーストラリアの土壌には、もともと植物に必要な無機元素(以下、栄養塩と呼ぶことにする)が少ないといわれている。
 だから、放牧をすれば、すぐに砂漠化してしまうのである。オーストラリアを再緑化するには、不足している栄養塩を増やす必要がある。
 手っ取り早い手段として、化学肥料を投入するという方法があるが、費用が高くつくという以外に、持続可能ではないという問題点がある。化学肥料の主要成分である窒素とリンとカリウムのうち、リン鉱石は資源が枯渇しつつある。完全に枯渇する前に、リン価格の高騰により、利用が現実的ではなくなるだろう。

化学肥料の大量使用には、富栄養化という別の問題もある。肥料だけではなく、合成洗剤を含んだ生活廃水や工場廃水も富栄養化を惹き起こすので、富栄養化の防止には総合的な対策が必要であるのだが、人類はこれまで大量の栄養塩を水中に捨ててきたのだから、新たに陸地や空中から栄養塩を供給するのではなくて、水中に溜まった栄養塩を回収して、陸地に還元する方が、栄養塩の分布バランスの是正という観点からして望ましいということになる。

381とはずがたり:2008/05/24(土) 16:08:01
>>380-381

 そうした回収をやろうとすれば、莫大な費用とエネルギーが必要になると思うかもしれないが、心配は無用である。魚や鯨が代わりにやってくれる。魚や鯨は、体内に大量のリンを集めているから、それを農地に還元すればよいのだ。
 水中に分散している希少元素を生物を使って回収するという方法は、他でも試みられている。ホヤが海水から摂取し、体内に濃縮したバナジウムを回収するとか、日本海の浅瀬でホンダワラを養殖し、そこからエタノールを精製するだけでなく、ウランやヨウ素を回収するといったプロジェクトが日本で計画されている。しかし、魚や鯨を使って、海中に流出した栄養塩を回収し、肥料として使うということは、江戸時代の日本で大規模に実用化されていた。江戸時代の日本で成功した方法をオーストラリアの砂漠化防止に適用すればよい。江戸時代の日本人は、鯨の骨を粉にして、肥料として活用していた。また、陸上動物はほとんど食べずに、魚や鯨を食べ、糞尿を肥料として使用していた。人糞を肥料として使うことは、一般に不衛生だと思われている。しかし、最近では、人糞をおがくずと混ぜることで、衛生的に有機肥料を作るトイレが開発されている。正和電工株式会社は、このトイレにバイオトイレという名前をつけて、普及を目指している。http://www.seiwa-denko.co.jp/civil.html私たちの糞尿の成分のほとんどは水分だ。その水分が便座下の便槽内のおがくずに吸収される。トイレ使用後はボタンを押し電動式スクリューで攪拌する。微生物が活発に動くように、おがくずはヒーターで55度前後に保たれている。微生物の作用と適温により数時間で糞尿を水と二酸化炭素に分解するのだ。臭いも殆ど発生せず、換気の設備も備えている。おがくずの交換は年に数回程度で大丈夫。取り出したおがくずは素手で触っても害はなく、有機肥料として再利用することができる。使用後のおがくずには、大腸菌群や寄生虫など人体に有害な微生物は生息していないことがわかっている。バイオトイレから取り出した使用済みのおがくずはN(窒素)、P(リン)、K(カリウム)など植物へ有効な栄養分が多く含まれている。有機肥料として安心して活用できるのだ。
オーストラリア人は、砂漠化の原因となっている家畜(とりわけ羊)の飼育を減らし、漁業と捕鯨に力を入れるべきだ。捕鯨のほうが、家畜の飼育よりも資源の消費量は少なくてすむ。陸上動物の肉を食べる代わりに、魚や鯨といった海中動物の肉を食べ、それをバイオトイレで有機肥料に変える。魚や鯨の骨も、リンが豊富だから、重要な肥料の材料である。バイオトイレでは、水を流す必要がないから、これの使用により、多くの水を節約することができる。これは、水不足に悩むオーストラリア人にとっては朗報である。節約した水と有機肥料を使って、農業や植林をすれば、オーストラリアの砂漠化を阻止し、再緑化することができる。

オーストラリアの反捕鯨活動家たちは、捕鯨を禁止すれば鯨の数が増えると単純に考えている。しかし、人間が捕獲しなくても、鯨は、少なくとも寿命に達すれば死ぬ。そして、鯨の体内に集積した栄養塩が海底に沈む。その栄養塩を陸上生物が活用するまでには、途方もない時間がかかる。それならば、十分子孫を残した鯨を捕獲し、陸上の生物の繁栄のために使ったほうがよい。
 陸上の生命が豊かになれば、それだけ多くの有機・無機の栄養分が海中に流れ込むので、鯨を含めて、海中の生物も豊かになる。オーストラリア周辺の海域では、オーストラリア大陸から海に流入する栄養塩が貧弱であるため、海洋資源も貧弱である。商業捕鯨の禁止にもかかわらず鯨の数増えない最大の原因は、餌不足である。逆説的であるが、日本が伝統的に行ってきたエコロジカルな捕鯨なら、鯨の数を逆に増やすことすら可能である。オーストラリア人は、自ら捕鯨を再開し、鯨肉を食べるべきだ。

382とはずがたり:2008/05/27(火) 01:08:18
諫早湾干拓した奴全員くび括れよなぁ。
日本にとって稀少・貴重なのは水田と干潟とどっちか一寸考えれば判りそうなものだ。

アワビ、サザエなど38%減 全国で干潟などが減少
2008.5.26 23:52
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080526/biz0805262353020-n1.htm

 水産庁は26日、漁業者らによる藻場や干潟の保全活動への国の支援策を検討する有識者会議の初会合で、藻場減少などにより昭和62年に94万2000トンあったアワビやアサリ、近海魚などの漁獲量が平成18年に58万4000トンと約38%減少したことを報告した。

 水産庁によると、アワビやサザエ、アサリ、ウニなどは藻場や干潟に依存して生息。ニシンやカレイ、タイなどの魚類も産卵場所などにしている。藻場や干潟の減少に伴い、水産庁は「漁獲量は20年前の水準と比べ大幅に減った」と説明した。

 現場からは、駿河湾で藻場の再生に取り組む静岡県牧之原市の西原茂樹市長が「目の前にある豊かな水産資源を有効活用しなければならない」、長崎県西海市の指導漁業士、山下好則氏が「現状の保全活動への行政の支援は不十分」と国の支援の必要性を指摘した。

384とはずがたり:2008/06/02(月) 11:03:33

>刑法に詳しい日大大学院法務研究科の板倉宏教授は、「証拠能力はあります。ただ、証拠を得るために窃盗までするのは、正当性がなく認められるものではありません」と指摘している。
>グリーンピースでは、「乗組員の業務上横領を示す物的な証拠を確保するため、仕方がなく必要なことでした。ですから、私たちは、盗みだとは思っていませんし、違法性はないと考えています」と主張している。

環境の為なら犯罪でもなんにでも手を染めて阻止するのがGPのやり方ですけど対外的には犯罪では無いですよと云うんですねぇ。
また窃盗したものでも証拠能力があるんですねぇ。となると彼らのやってることの是非は兎も角方法論は正しいやん。

証拠得るため「窃盗」までする グリーンピース手法
2008/5/16
http://www.j-cast.com/2008/05/16020256.html

 環境保護団体グリーンピース・ジャパンが、調査捕鯨で得られた鯨肉を運輸業者の保管所から持ち出し、業者が盗みの被害届を出したことが分かった。グリーンピースは「横領の証拠品確保に必要だった」ため窃盗には当たらない、としている。しかし、専門家は証拠収集だとしても犯罪になると指摘、その手法が波紋を呼んでいる。

青森県警に盗みの被害届を出す
 グリーンピース・ジャパンが持ち出した鯨肉は、日本の調査捕鯨船の乗組員が帰港後に北海道函館市の自宅に送ろうとした段ボール箱に入っていた。運び込まれた西濃運輸青森支店で2008年4月16日になくなり、同社では、J-CASTニュースの取材に対し、青森県警に盗みの被害届を5月16日に出したことを明らかにした。なくなったのは、客が自由に出入りできるトラックターミナル内だった。
 グリーンピースによると、この段ボール内には、鯨肉のうちベーコンに使われる高級な部位「畝須(うねす)」23.5キロが入っていた。関係者から鯨肉横領の情報を得たとして、捕鯨船が東京港に戻った4月15日、乗組員12人が47箱の荷物を宅配しようとするのを確認。そのうち函館市の乗組員に目をつけ、鯨肉入りとみられる段ボール箱を積んだトラックを追跡していた。
 一方、調査捕鯨をしている日本鯨類研究所と乗組員を出している共同船舶は、持ち出された鯨肉が乗組員への土産だったことを明らかにした。約250人いる乗組員全員に、4キロの畝須の切り身2本などを渡している。函館市の乗組員が10本23.5キロも持っていたのは、「仲間から集めたため」という。
 グリーンピースは、23.5キロで11〜35万円するとし、47箱にも畝須が入っている可能性が高く、その場合、約1トン1500万円ほどになるとしている。日本鯨類研究所などでは、「ベーコンの状態でないので、それほどの値段はつかない。衣類などの生活用品が入っていた段ボール箱もあり、畝須は今のところ1箱でしか確認されていない」としている。
 水産庁遠洋課では、「事実関係を確認しているところで、まだコメントを出す段階ではありません。共同船舶が日本鯨類研究所から購入した鯨肉を乗組員に渡していたと聞いており、それなら何ら問題はないと思っています」と話している。

385とはずがたり:2008/06/02(月) 11:03:53
>>384-385
グリーンピースは違法性を否定
 これに対し、グリーンピースでは、持ち出した1箱は、土産ではなく、乗組員が横領したものだと主張している。担当部長は、その理由として、「お土産や販売用なら、冷凍されてクール宅急便で送られます。今回のは、そうではなく、常温の塩漬け状態になっています」と説明。「鯨肉は横流しで転売しているという証言も得ています」と話している。そして、グリーンピースでは5月15日、記者会見して、この鯨肉を証拠品として示し、東京地検に業務上横領罪で告発した。
 日本鯨類研究所などでは、グリーンピースの主張に反論。「段ボール箱に入っていた鯨肉は、土産で渡したものであって、横領とは違います。また、横流しして売っていたという事実もありません。狭い船ですから、何百キロも隠すようなことは物理的に無理だからです」と話している。
 グリーンピースが乗組員の鯨肉を持ち出したことについては、「盗み出したとしか思えません。『証拠品』と称して記者会見で高々と盗品を掲げるセンスは理解できない」と反発している。乗組員がグリーンピースのメンバーを窃盗罪で告発するかどうかについては、「まだ聞いていませんが、やる方向で検討していると思います」としている。
 グリーンピースの証拠収集の手法は、専門家から見てどうなのか。
 刑法に詳しい日大大学院法務研究科の板倉宏教授は、「鯨肉を持ち出したのは、窃盗に当たると思います」と話す。グリーンピースが犯罪の証拠品になると主張していることについては、「証拠能力はあります。ただ、証拠を得るために窃盗までするのは、正当性がなく認められるものではありません」と指摘している。
 記者会見で鯨肉持ち出しを認めたグリーンピースでは、「乗組員の業務上横領を示す物的な証拠を確保するため、仕方がなく必要なことでした。ですから、私たちは、盗みだとは思っていませんし、違法性はないと考えています」と主張している。

386とはずがたり:2008/06/04(水) 10:11:23
おもろい。

BIGLOBEツールバー
http://toolbar.biglobe.ne.jp/index_eco.html

BIGLOBEでは、このたび環境に配慮した検索ツールバー
【BIGLOBEツールバー for エコ】(※1)の配布を始めまました。
【BIGLOBEツールバー for エコ】から検索して頂いた検索100万回につき1本のユーカリの木をオーストラリアのカンガルー島(※2)に植林することで、検索で発生する環境負荷を相殺(※3)します。(=カーボンオフセット(※4))

今後もBIGLOBEは、【BIGLOBEツールバー for エコ】をはじめ様々なサービスを通して、地球温暖化防止などの環境負荷低減に貢献していきます。※1: BIGLOBEツールバー for エコは、BIGLOBEツールバーV4.6以降のものです。
※2: NECは2002年からオーストラリアカンガルー島で植林活動を行っています。
※3: ユーカリの木は20年間で約400KgのCO2を吸収すると見込んでいます。
※4: 「カーボンオフセット」とは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出分を、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業などを通じて直接的、間接的に吸収・削減し、相殺する仕組みです。

387とはずがたり:2008/06/05(木) 17:06:51
薄汚い鴨下なんかに選ばれちゃあ名水も濁るっちゅう話しやヽ(`Д´)ノ

平成版「名水百選」決定 東北12ヵ所
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080605t75002.htm

 環境省は4日、和歌山県那智勝浦町の「那智の滝」や甲府市の「御岳昇仙峡」など、42都道府県の河川やわき水など100カ所を「平成の名水百選」として選定した。25日、名水がある市町村に認定書を交付する。

 100選は、環境問題が主要議題となる7月の北海道洞爺湖サミットに向け、水の大切さを再認識してもらおうと鴨下一郎環境相が昨年12月に新しく選ぶと発表。1985年に旧環境庁が選び“百選ブーム”の先駆けとなった現在の名水百選はそのまま残し、地元での保全活動や故事などから別の名水を新たに選んだ。

 平成の名水百選には、長崎を除く46都道府県が各4カ所を上限に推薦。計162カ所から有識者の委員会が(1)保全活動(2)周辺環境(3)故事来歴や希少性などのPRポイント―など6項目で点数化して評価、上位から選んだ。その結果、富山、石川など11県では推薦した4カ所すべてが選ばれた一方で、宮城、栃木、大阪、佐賀の4府県は1カ所も選ばれなかった。

 那智の滝は世界遺産に登録されているほか、御岳昇仙峡は甲府市の水源として地元が保全活動に取り組んでいる。
 このほか平安末期の武将木曽義仲が弓で射たがけから水がわき出したという故事がある「弓の清水(しょうず)」(富山県高岡市)や、絶滅危惧(きぐ)種の魚ムサシトミヨがすんでいる「元荒川ムサシトミヨ生息地」(埼玉県熊谷市)なども選ばれた。

<活動の継続を望む/鴨下一郎環境相の話>
 特に地域の保全活動が熱心に行われている所が選ばれた。今後とも生活にとけ込んだ水利用や多様な生物の生息の場として、水環境が保全されるよう現在の名水百選ともども活動を継続してもらいたい。今回の選定が、あらためて水の大切さを考えてもらうきっかけになれば幸いだ。

 東北から選ばれた名水は次の通り。
 【青森】沼袋の水(十和田市)、沸壺池の清水(深浦町)、湧つぼ(中泊町)【岩手】大慈清水・青龍水(盛岡市)、中津川綱取ダム下流(同)、須川岳秘水ぶなの恵み(一関市)【秋田】獅子ケ鼻湿原・出壺(にかほ市)、元滝伏流水(同)【山形】立谷沢川(庄内町)【福島】荒川(福島市)、栂峰渓流水(喜多方市)、右近清水(新地町)
2008年06月05日木曜日

388とはずがたり:2008/06/18(水) 05:56:19
製造に掛かるCO2を考えると一斉に取り替えるよりも寿命が来たものから順次取り替えるべきだと思うのだがこの17.5%はそういう数字なんか?

<東京大>蛍光灯3万6千台取り換え CO2を1.2%削減
2008年06月17日19時33分
http://news.livedoor.com/article/detail/3688565/

 東京大は17日、学内の照明器具のうち17.5%にあたる約3万6000台の蛍光灯を、今年度中に高効率の省エネタイプのものに切り替えると発表した。大量調達により、低コストで温室効果ガス削減を図るのが目的。完了すれば、東大全体の二酸化炭素(CO2)排出量が1.2%減るという。

389とはずがたり:2008/06/20(金) 04:37:00

グリーンピース幹部ら2人逮捕へ 窃盗容疑で青森県警
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008061901000908.html?ref=rank
2008年6月19日 23時04分

 環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」が、調査捕鯨船の乗組員が自宅などに送った鯨肉を無断で持ち出した問題で、青森県警などは19日までに、窃盗容疑などで団体幹部ら2人の逮捕状を取った。20日に逮捕する方針で、東京の事務所など関係先も捜索する。

 グリーンピース側はこれまで持ち出しの事実を認めた上で「横領疑惑の物的証拠を入手するためで、自身の用にあてるためではない」と主張。窃盗罪には当たらないと強調していたが、県警などは悪質な違法行為と判断。国際的な環境保護団体をめぐる刑事事件に発展する見通しとなった。

 グリーンピースは5月、調査捕鯨船「日新丸」乗組員が捕鯨肉を私的に自宅などに送った疑いがあるとして、業務上横領容疑で東京地検に告発状を提出。鯨肉を証拠として公表した。
(共同)

390とはずがたり:2008/06/30(月) 04:46:08

触れ込みだけは派手だった割にはその後は全く鳴かず飛ばすの印象だったが此処へ来て原油高が追い風とのこと。
価格の利用資源調整能力がこれくらい短期間に騰がりつづけて下がりそうにないと思わせられれば機能するって訳か。

米でセグウェイが人気 ガソリン高騰で販売台数急増
2008.6.29 19:29
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080629/biz0806291932008-n1.htm

391とはずがたり:2008/07/08(火) 18:22:55
カンムリウミスズメ
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program062.html
http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/txt/content/028.html
http://www.pref.mie.jp/haku/Hp/Collection/Hakusei/k-umisuzume.htm

上関町・原発予定地周辺で天然記念物確認
2008年6月25日 18:58
http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CID=76ad61b3-5ac1-42ee-8fa2-cee84f622f1e&DID=eecc3bc2-2e47-4538-b92e-3b27e1f7ac5a

上関町の原発建設予定地周辺の海域で市民団体が国の天然記念物「カンムリウミスズメ」を確認したと発表しました。市民団体「長島の自然を守る会」が原発建設予定地周辺の海域で見つけたのは国の天然記念物に指定されている「カンムリウミスズメ」です。先月から今月にかけて6回調査を行ったところそのうちの5回で複数を確認したということです。会などによりますと「カンムリウミスズメ」は個体数が少なく、詳しい生態系もわかっていないということです。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。日本生態学会の自然保護専門委員会では近く環境大臣や県知事らに対して研究者による詳しい調査を行うよう要望書を提出することにしています。


2008年07月01日掲載 [山口 / 鳥類]
絶滅危惧種 カンムリウミスズメ 原発予定地周辺で確認 山口・上関町
http://qnet.nishinippon.co.jp/animal/news/2008/07/post_105.shtml

 中国電力の上関原発建設計画に反対している市民団体「長島の自然を守る会」(高島美登里代表)は、環境省が絶滅危惧(きぐ)種に指定する海鳥カンムリウミスズメ(国の天然記念物)数羽を山口県上関町の建設予定地周辺海域で初めて確認した、と発表した。

 同会や環境省などによると、カンムリウミスズメは日本固有種で体長約24センチ。頭に冠羽があるのが特徴。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧2類に、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでも危急種にそれぞれ指定されている。宮崎県・枇榔(びろう)島や東京都・伊豆諸島が繁殖地だが、子育ての時期以外は海上で暮らすとされ、詳しい生態は分かっていない。

 同会は、5月上旬から6月にかけ、5回の調査で海面に浮かんでいる数羽を発見し、写真撮影。昨年、カンムリウミスズメを繁殖期以外に初めて見つけた九州大学大学院の飯田知彦研究員(41)=日本鳥学会員=が同種と確認した。飯田研究員によると、瀬戸内海西部で生態調査ができれば、保護策をまとめる足掛かりになるという。

 日本生態学会自然保護専門委員会は、専門家による調査と保全計画策定を環境省や中電に文書で申し入れる。同学会県委員の安渓遊地(あんけいゆうじ)・山口県立大教授は「世界的にも貴重な海鳥。詳しい専門家による調査と客観的で正当な評価が必要だ」と話している。

=2008/07/01付 西日本新聞朝刊=

392とはずがたり:2008/07/24(木) 13:37:36
>衰退の原因は不明だが、地元の人たちは、92〜97年度に周辺で行われた県の圃場(ほじょう)整備事業が影響しているのではないかと見ている。
>ノハナショウブは湿った場所に咲くため、県は当時、堤の湿原状態を維持しようと、圃場整備事業と並行して保全工事を実施した。堤の周囲に地下水の流出を防ぐ止水壁を張り巡らせ、同時に、地下水を調節する給排水施設を建設した。
>しかし、これらの対策が機能しなかったのか、他に原因があるのか、整備事業を実施した以降、目立って花の数が減っていったという。
ほんと農水省の土木事業ってろくなこんしないなぁ。。

限の群生地ピンチ
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000807240005
2008年07月24日

咲き乱れるノハナショウブ=90年7月1日、花巻市西宮野目の花輪堤ハナショウブ群落、四季会提供
 ノハナショウブの北限の群生地として国の天然記念物に指定されている花巻市西宮野目の「花輪堤ハナショウブ群落」が、ピンチに立たされている。かつては美しい花で彩られていた群落は花茎数が激減し、まばらにしか咲かなくなった。原因はよくわからず、復活をめざそうとしている花巻市は対策に苦慮している。
    ◇
<花茎数減少、原因は不明>
 群落は池を囲む1、67ヘクタールで1935年に国指定となった。6月中旬から7月中旬にかけて花を咲かせ、花の色が紫色のほか赤紫色や青紫色と変化に富み、珍しい花びらの形が出現することでも知られている。

 花巻市により「花菖蒲(はなしょうぶ)ふれあい公園」として整備され、古くから地域の宝として地元の人たちに愛されてきた。

 ところが年々、花の数が減少。70年代には1万本を超えていた花茎数が、03年には2970本にまで減った。ボランティアで草刈りなどをしている地元の「四季会」の会長瀬川正さんは「堤全体が紫色に染まっていたのに、寂しい」と話す。

 衰退の原因は不明だが、地元の人たちは、92〜97年度に周辺で行われた県の圃場(ほじょう)整備事業が影響しているのではないかと見ている。

 ノハナショウブは湿った場所に咲くため、県は当時、堤の湿原状態を維持しようと、圃場整備事業と並行して保全工事を実施した。堤の周囲に地下水の流出を防ぐ止水壁を張り巡らせ、同時に、地下水を調節する給排水施設を建設した。

 しかし、これらの対策が機能しなかったのか、他に原因があるのか、整備事業を実施した以降、目立って花の数が減っていったという。

 姿を消すノハナショウブに、国の天然記念物指定が解除される恐れもある。このため県と花巻市は岩手大学の協力を得て、何度か現地を調査し原因を探ってきた。

 岩手大農学部の倉島栄一教授は03年に堤内の水の流出入量を調べた。過剰な出入りはなく、漏水防止策が有効に働いていることがわかったという。倉島教授は「他の湿性植物を刈り払ったり水量を調節したり、工夫すべきだろう」と助言する。

 花巻市は今年度から、本格的な対策を講じようとしている。ノハナショウブの生育を脅かしているササやアシなどを刈り取ったり、乾燥気味になっている場所の周辺に水路や池をつくって地下浸透を促したりする。

 市教委文化課の渡辺哲也さんは「堤の環境を圃場整備前の昔の姿にできるだけ戻して効果を見たい。息の長い対策が必要になるかもしれない」と説明している。

393とはずがたり:2008/07/24(木) 20:08:58
秋田県、森林環境税徴収へ
2008.6.3 02:58
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/080603/akt0806030259000-n1.htm
 秋田県は今月から、個人と法人を対象に、森林や環境保全を目的とする新税「水と緑の森づくり税」(森林環境税)の徴収を始める。

 同税は住民税に上乗せされ、個人は年800円、法人は資本金などに応じて年1600円〜6万4000円を負担する。今年度の税収は3億7000万円を見込んでいる。

 徴収した同税は、保水機能が弱く荒廃の進む杉林に広葉樹を植える混交林化事業や、松くい虫被害対策など森林整備のほか、森林環境保全のリーダー育成事業などに使われる。

 県は「県民への新たな負担は心苦しいが、県民参加のもと豊かな森づくりを進めたい」としている。

394荷主研究者:2008/07/27(日) 23:32:58

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080701301.htm
2008年7月1日02時55分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎太陽電池で上げ潮? 富山の製造業 自動車関連、建材、包装機・・・

 富山県内の製造業で太陽電池関連事業が好調だ。一服感のある自動車関連産業や頭打ちの建材メーカーでは、太陽電池の部品や工作機械の製造が、収益の新たな柱に。シャープ(大阪市)は富山で新たな材料精製方法を確立し、おう盛な需要への対応を進める。省エネ発電として国内でも普及が見込めるだけに、富山の製造業が太陽電池で「上げ潮」に転じるとの期待感も出ている。

 世界トップクラスである年間七十一万キロワット分の太陽電池を生産するシャープは昨年七月から、富山市で結晶系太陽電池用シリコン製造の富山事業所を本格稼働させた。同社のシリコン製造は、同事業所と関連会社の二拠点が中心で、「シリコンの需給バランスに左右されない自社生産体制の確立のため、富山事業所は非常に重要な存在」(広報室)と位置付けられている。

 その富山事業所は電機メーカーで初めて、シリコン製造のコストを抑えられる「冶金(やきん)法」を確立。太陽電池の需要増に伴って富山の存在感がさらに増している。

 日平トヤマ(南砺市)は、そのシリコンを太陽電池用に薄く切断する工作機械を生産する。大口顧客である自動車産業に一服感がある中でも、中国での太陽電池生産拡大の特需から、二〇〇九年三月期の売上高を前期比11・4%増の一千十億円と強気の見込みだ。

 建材事業が伸び悩む三協・立山ホールディングス(高岡市)だが、子会社の三協マテリアル(同)は太陽電池向けアルミ外枠製造で国内首位のシェア約三割を有し、業績を伸ばす。

 現在の生産量は、事業進出した「七年前の五、六倍」(営業担当)に急伸。アルミ建材の製造技術と量産体制を応用し、「簡単に他社には追いつかれない地位を築いた」とする。二〇一〇年には「製造量は三倍増える」と見込んでおり、グループの非建材事業を引っ張る格好だ。

 包装機械のハナガタ(富山市)は、太陽電池用の薄いシリコンウエハーを運ぶ際の包装作業用に、熱収縮型包装機を世界各国の太陽電池工場に出荷。台湾メーカーとも取引を開始した。

 国の新エネルギー財団の二〇〇七年の統計では、太陽電池を用いる住宅用太陽光発電システムの普及率は全戸数の1・58%止まり。中でも降雪地域である富山県は0・91%で全国四十一位、石川県は0・68%で四十二位とひときわ低い。

 ただ、光熱費の上昇や政府が地球環境保全のために太陽光発電を後押しする方針を固めたこともあり、光発電システムを販売、施工するセキノ興産(富山市)は、「次第に太陽電池の内需も強まる。完全に上げ潮」と分析する。太陽電池の内需が高まれば、部品や関連機器の需要も伸びるだけに、富山の製造業の起爆剤となる可能性も秘めている。

395とはずがたり:2008/08/13(水) 15:59:38
欧米かぶれの野蛮な牛食文化は廃止せにゃあかんかもねぇ。。
> 牛と羊が牧草を消化する過程で放出するメタンガスの総量は、オーストラリアの場合、全温室効果ガス放出量の11%にも相当する

オーストラリア人研究者、地球温暖化防止のためにカンガルーを食べよう
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200808121649

【Technobahn 2008/8/12 16:49】オーストラリア研究者が地球温暖化防止のために牛肉を食べるのは止めてカンガルーの肉を食べようと提唱。奇策とも呼べる研究発表は、オーストラリア国内だけでなく海外においても注目を集める状況となっている。

 この研究発表を行ったのはオーストラリア野生動物サービス(Australian Wildlife Services)のジョージ・ウィルソン(George Wilson)博士。ウィルソン博士によると牛は消化系の特徴から大量の温室効果ガスとなるメタンガスを放出しており、地球温暖化防止の観点から食用牛や乳牛の存在は看過し得ない状況になっていると分析。その上で、カンガルーの場合は、牛のように消化の過程で大量のメタンガスを放出するということはなく、食用肉として牛肉の代わりにカンガルーの利用を促進すべきだと主張している。

 牛と羊が牧草を消化する過程で放出するメタンガスの総量は、オーストラリアの場合、全温室効果ガス放出量の11%にも相当することが知られている。

 ウィルソン博士は、カンガルーの肉は鹿の肉に近く、味も大変おいしいと述べている。

396とはずがたり:2008/08/13(水) 19:40:31

2005/07/30 産業界、原油高騰で燃料転換・メタンガスや廃食油活用 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/321
2005/12/15 いすみ鉄道 廃食油で運行 >>230
2008/06/24 沖電気、使用済み天ぷら油を再利用 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/888

せっけんの原料に 廃食油回収“一石三鳥”
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080813t13032.htm

廃食油のペットボトルを店員(手前)に渡す女性客

 仙台市太白区の西多賀商店街振興組合が、家庭で出た廃食油の無料回収を始めた。油を店に持ち込むと引き取り、せっけん作りをしている近くの知的障害者通所授産施設「わらしべ舎」に原料として提供する。組合は「リサイクルに役立て、店と客のコミュニケーションも深めたい」と意気込んでいる。

 参加店は組合加盟店のうちの18店。家庭で使ったり、消費期限切れになったりした油を500ミリリットル入りのペットボトルに入れて持って来ると引き取る。商店街のカードにもポイントを加える。

 油はわらしべ舎が店から集め、せっけんの原料として用いる。客の評判も上々で、太白区のパート従業員山田かよ子さん(60)は「油の処理に困っていたので、引き取ってもらえてありがたい」と話している。

 回収活動はわらしべ舎が組合に持ち掛けて始めた。舎は1990年からせっけん作りをしているが、原料の油は病院や保育園など事業所からもらうものが大半。量を確保するため、一般家庭からの回収を望んでいた。

 組合は「リサイクルに貢献でき、店頭での油の引き取りを通じて店と客のつながりも深まる」と応じた。
 組合の佐藤英信副理事長(61)は「活動を定着させ、将来的には廃食油で作ったせっけんをお客さんに配って還元したい」と語っている。
2008年08月13日水曜日

397荷主研究者:2008/08/15(金) 00:02:46

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080709301.htm
2008年7月9日03時11分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎「脱」石油で一石二鳥 北陸のメーカー CO2抑制、コストも削減

 北陸のメーカーで、二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減によって、結果的にコスト削減も図るケースが相次いでいる。地場産物の活用や地元港湾利用による物流ルートの短縮、製造工程の見直しで二酸化炭素などの発生源となる化石燃料の使用を抑えたのが奏功した格好。青天井で高騰する石油製品への依存からの脱却は、環境対策に加えコスト面でも重視されている。

 高岡市に主力工場を置く中越パルプ工業(東京)は、ボイラーの更新に合わせ、脱重油化を進めている。業界団体の日本製紙連合会は、製紙メーカーに、京都議定書の基準年である一九九〇年度比で10%減の二酸化炭素排出削減を要請しており、同社は、二〇〇六年冬に高岡工場二塚のボイラーを、重油燃料から富山県内で生産されたプラスチック固形燃料などに変更したことでこの目標を達成した。

 さらに来年六月に、高岡工場能町で廃材を燃やして稼働する新ボイラーが完成する。能町での製紙工程での重油使用量がゼロになり、全社排出量の6%にあたる年間約三万トンの二酸化炭素発生量を削減。脱重油を率先することで「業界で最も二酸化炭素排出削減が進むメーカー」(高岡工場)という社会的評価を得るうえ、高岡工場能町のエネルギー費用の三割減にもつながり、「一石二鳥の状態」となっている。

 白山市のキリンビール北陸工場は、瓶や機材の洗浄、殺菌用の給湯を、仕込み時に発生する熱で賄う。別工程で湯を作るより燃料使用と二酸化炭素発生量の削減を図った。

 物流ルートの見直しは、ガソリンの高騰でふくらみ続ける物流費用の抑制と相まって、各メーカーとも重要視している。キリンビールは、北陸工場などでの二酸化炭素発生の抑制に加え、ビール瓶の軽量化によって、輸送時の燃料使用と二酸化炭素発生を抑えた。

 不二越(富山市)は昨年後半から、富山市から約二百五十キロ離れた主要積出港の名古屋港ではなく、伏木富山港の利用拡大を本格化した。伏木富山港を利用する同社の輸送量は全体の5%前後。船便増など条件が整えば、将来は30%とする目標を掲げる。これを達成すれば「二酸化炭素排出量と物流費用を二割削減できる」(経営企画部)と試算する。

 日の出屋製菓産業(南砺市)は、全国から調達していたせんべい、あられ用加工米の一部を今年度収穫分から、富山県内のJA福光(同)やJAアルプス(富山県上市町)から調達する。地産地消の促進は、結果的に物流ルートの短縮、二酸化炭素排出量の削減効果にもつながるとみる。

 今年度から京都議定書の約束期間に入り、企業活動での二酸化炭素排出削減が社会的要請となっている。北海道洞爺湖サミットでも地球温暖化対策や原油高騰対策が協議される中、環境面と収益面の双方に効果的な「脱石油化」が産業界ではさらに加速しそうだ。

398とはずがたり:2008/08/19(火) 23:01:18
良い試みである。原油高ほんまに続いて欲しいですなぁ。

原油高なんの太陽光に活路/八戸市内の銭湯(2008/08/18)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/08/18/new0808181601.htm

 太陽光が銭湯を救うか―。近年の原油高が銭湯の経営を圧迫する中、八戸市内では太陽光を利用した給湯システムを導入する浴場業者が増えている。苦しい台所事情の中、新たな設備投資が必要となるが、原油高に加え、自然エネルギーの活用で温暖化対策へ寄与できる点も大きな要因となっているようだ。
 
 八戸市浴場組合によると、ボイラー燃料となるA重油の価格は七月末現在、百十円台半ば。数年前と比較すると、約三倍に跳ね上がっており、業者は苦しい経営を強いられている。
 同市白銀台の「みさき浴泉」では、燃料費のコスト増が顕著になり始めた二〇〇六年に太陽光による温水システムを導入。屋根に六十枚のパネルを設置し、お湯を沸かす。約六〇―七〇度のお湯を提供でき、湯船やシャワーなどに使用できる。
 追い炊きのため、A重油との併用となるが、重油のみに比べ、一カ月で約三十―四十万円ほど経費が抑えられるという。
 長年、重油に代わる熱源を模索しているという「しろがね温泉」(同市白銀)では、燃料費の高騰に加え、近年の環境保護意識の高まりを背景に同システムの導入を決定。同社の泉山健雄さん(60)は「費用は掛かるが、温暖化防止にもつながるし、やるなら(重油高の)今」と話す。
 将来的には重油への依存度を現在の三分の一ほどにしたい、と意欲的に取り組む。
 市内のボイラー設備会社によると、同様のシステムを導入、または導入予定の銭湯が数カ所あるという。
 ただ、設備投資には多額の費用が掛かるため、後継者不足や高齢化などに悩む銭湯業者の多くは簡単には投資に踏み切れない事情もある。
 同システムの導入が増えている状況について、二澤平勝弘組合長は「お客さんのことを考え、業者なりに踏ん張っている証拠」と話す。同時に、「規模の小さいところは値上げしないと廃業に追い込まれる」と窮状を訴えている。

399とはずがたり:2008/08/21(木) 19:40:16
こう云う白人主体のテロリストには甘いアメリカのダブルスタンダードがイスラム教徒の不信感を買うのではないか。

反捕鯨の抗議継続を宣言 捕鯨妨害の団体
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081901000106.html

 【ワシントン18日共同】日本の調査捕鯨船の活動を妨害したとして、警視庁公安部が威力業務妨害容疑で米環境保護団体「シー・シェパード」の活動家3人の逮捕状を取ったことについて、抗議船のポール・ワトソン船長は18日、「抗議活動には何の影響も及ぼさない」とし、今年12月からも南極海での抗議活動を行うと明らかにした。

 ワトソン船長は「われわれの活動が違法なら、逮捕状はわたしに対して出されているはずだ」と述べ、日本側の対応を「ばかげており、理にかなわない」と指摘。3人が実際に逮捕されれば「日本の違法な捕鯨活動に国際的な関心を集める場として法廷を利用する」とした。

 同船長は「われわれはひるまないし、引き下がらない」とし、今冬も2隻の船で抗議活動に臨む方針を強調。「われわれは海の警察官だ」と述べ、「クジラの大虐殺という違法行為」を阻止する構えを示した。
2008/08/19 08:53 【共同通信】

400とはずがたり:2008/08/25(月) 17:05:47

琵琶湖のブルーギルで養鶏飼料、外来魚駆除とコスト低減の一石二鳥
2008.8.25 13:09
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080825/sty0808251309010-n1.htm

無菌室で水に溶いた魚粉に「HA12」を入れる久保幹教授=滋賀県草津市の立命館大びわこくさつキャンパス 琵琶湖の生態系に悪影響を与えている外来魚のブルーギルを原料とした栄養価の高い養鶏飼料をつくることに、立命館大生物工学科の久保幹(もとき)教授(環境微生物学)と滋賀県などの共同研究チームが成功した。粉末ではなく液状なのが特徴で、従来の飼料に少量を調味料のように加えることで、ニワトリの成長が早まることを確認した。穀物価格高騰の影響で値上がりする飼料の節約と、“悪役”である外来魚の有効利用という一石二鳥の効果が期待されている。

 琵琶湖には約160トンの外来魚が生息し、約8割がブルーギルと推定される。固有種のニゴロブナやホンモロコを駆逐するなど生態系に悪影響を与えていることから、滋賀県は漁協に補助金を出したり、釣り人に協力を求めたりするなどして、年間約500トンを駆除している。

 駆除した外来魚は、ほとんどを地元企業などで組織する「淡海(おうみ)再資源化協同組合」が処理しており、乾燥させ粉末化した「魚粉」も飼料として商品化されている。しかし、養鶏業者らへの販売は苦戦しているのが現状だという。

 このため、この飼料の改善を目指し、平成17年度から同組合と滋賀県畜産技術振興センター、久保教授らの3者が共同で研究をスタート。発酵によりタンパク質を分解し、単に粉末化した場合よりも吸収率を上げる方法を考案した。


 発酵には、久保教授が特許を持っている納豆菌の一種「HA12」を使用。粉砕したブルーギルに10倍量の水を加えた上で少量のHA12を混ぜ、48時間発酵させる。滋賀県特産の「近江シャモ」で試験を行ったところ、従来の穀物飼料に少量を添加して食べさせると、穀物飼料だけを与えた場合に比べ、平均して体重が約10%増えたことが確認された。食味試験でも、従来の飼料だけで育てた鶏肉よりもおいしいとする結果が出たという。

 久保教授らは今年3月に特許を申請。ブルーギル以外でも、約10種類の魚を原料にして試作したところ、ブラックバスなどスズキ目で作った飼料は栄養吸収率が高いことが分かった。

 同組合の林市雄事務局長は「安全で安心な飼料を作ることができた。養鶏農家に試してもらい、よかったという声が聞けた段階で本格的な販売に乗り出したい」と商品化に意欲をみせている。

 養鶏飼料は、原材料のほとんどがトウモロコシや大豆で、世界的な穀物価格の高騰に伴い、この2年間で値段が2〜3倍になっている。久保教授は「駆除される魚の有効活用ができればと始めたが、飼料の高騰でさらに販売の活路が見いだせるようになったのでは」と話している。


ブラックバスを肥料に 県秋田地域振興局、今春にも野菜栽培へ
2007/01/21
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/343

401とはずがたり:2008/09/03(水) 21:50:00
内モンゴル自治区 砂漠に緑復活
舞鶴のグループ 井戸整備実る
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090300066&genre=K1&area=K60

 京都府舞鶴市のちんどんグループ「あかりちんどん」が井戸を整備した中国・内モンゴル自治区ホルチン地方で、このほど待望の緑が復活した。山口年子代表(52)が現地で、砂漠に草が力強く生えている様子を確認した。

 2000年から日本で活動する歌手チャン・チチガさんの古里の同地方に、山口さんらは文房具を寄贈してきた。干ばつが進み動物が減り始めたため、今年6月に公演などでためた約50万円で村人とスプリンクラー付き井戸を完成させた。

 8月17日に現地を訪れた山口さんは、井戸周辺に雑草、豆が育っているのを確認。長さ2メートル以上の牧草もあり、村人たちは「これで家畜の餌に困らない。助かりました」と喜んでいた、という。

 山口さんは「見渡す限りの緑。村人の笑顔が輝くのを見て、命の水の大切さをあらためて感じました。今後も交流を続けます」と表情をほころばせた。
 同グループは来年も井戸を掘る予定。子どもに贈るリコーダー提供も呼び掛けている。山口さんの携帯電話090(7092)4916へ。

402とはずがたり:2008/09/08(月) 14:14:14
つくばでも始まりました。1枚5円で頒布してますけど買い物袋持ってない俺は何時も裸で1Lペット持って帰ってます。。

レジ袋:山口県、来年4月有料化 大手15社が導入方針
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080906ddp012040023000c.html

 小売業者、消費者団体、行政の3者による容器包装廃棄物削減検討会議が5日、山口県庁であり、来年4月からのレジ袋の有料化を決めた。出席した大手スーパー17社のうち「西友」(東京都)「サンリブ」(北九州市)を除く15社が有料化に踏み切る方針で、まとめ役の山口県は「ほかのスーパーやコンビニなどにも対象を広げたい」としている。

 会議では、マイバッグ持参率80%以上を目標とし、トレーについても簡易包装のあり方を検討することを決定。17社を対象に実施したアンケートによると、レジ袋の使用枚数は年間計約1億4000万枚で、マイバッグ持参率が20%から80%に向上すれば年間約1億枚(ドラム缶約9150本分)を節約できるという。

 全国的には、富山県が今年4月から都道府県で初めて有料化に踏み切り、山梨、沖縄両県も今年度に導入。価格は業者側が統一価格としている自治体が多く、スーパーで1枚1〜5円という。山口県は今後の検討会議で価格や収益金還元の有無などを話し合う。

 一方、県廃棄物・リサイクル対策課によると、西友(県内に1店舗)、サンリブ(同13店舗)が導入を見送る方針を示した。主な理由としては「キックバック方式でレジ袋の削減に努めている」(西友)▽「競合店が参加しないなら導入できない」(サンリブ)などと挙げているという。【井上大作】

毎日新聞 2008年9月6日 西部朝刊

403とはずがたり:2008/09/12(金) 03:26:29
>>402
イオンだけだったのかな。デイズタウンへ行ったら呉れたぞ。何も云われなかったけどカネ取られてたのかな。。
ただ意識は高まって他の店では断って最初の店で呉れた袋に全部放り込んで帰ってきた♪

越前市、レジ袋有料化を検討 来年度にも 
9月11日午前8時00分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5066

 越前市は、来年度からの市内量販店のレジ袋有料化導入を検討している。地球温暖化防止に向け、ごみ減量とマイバッグ運動を推進、市民らで構成する協議会で取り組みを進めたい考え。敦賀市で一部スーパーが有料化に乗り出しているが、自治体が全地域を対象に取り組むのは県内初。

 同市は、1994年に有料指定ごみ袋制度を採用。同時に、焼却炉の負担が少ない特製のレジ袋を、南越清掃組合が可燃ごみ袋として認定、収集している。特製のレジ袋は炭酸カルシウムを含んだ材質で作られており、大手スーパーなどが顧客サービスの一環として無料で配布している。このため、市民は生ごみなど可燃物をレジ袋に詰め、そのままごみ収集場へ運び出していた。市内のマイバッグ持参率は2割にも満たない。

 関係者によると、地球温暖化防止が世界共通の認識となり、同市は昨年10月、ごみ減量や資源リサイクルを盛り込んだ市環境基本計画を策定。本年度からは家庭で二酸化炭素排出削減に取り組む「CO2 CO2(こつこつ)ダイエット大作戦」や、市政出前講座で取り上げ浸透を図っている。

 年内にも市と市民、環境団体、事業者などによる「EEネットワーク協議会」(仮称)を立ち上げ、効果的な計画や実施、点検を行う推進体制づくりに着手する考え。市町村合併に伴い、同組合がロゴマークを一新する来年4月の導入を目指している。

 環境省などによると、レジ袋を有料化している自治体は現在、全国で約30。有料化でマイバック持参率は約80%に拡大しているという。

404とはずがたり:2008/09/14(日) 21:55:01

間伐材でエタノール製造
御嵩で実証実験商品化へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080910-OYT8T00661.htm

 林野庁の「森林資源活用型ニュービジネス創造対策事業」に選ばれた、間伐材からエタノールやプラスチックの工業原料を製造するプロジェクトが、御嵩町で実施されることが決まった。実施主体の山陽空調工業(広島市)の浅田博昭社長が9日、古田肇知事と渡辺公夫町長に協力依頼書を手渡した。古田知事は「山間に放置されている未利用の木材の活用は大きな意義がある」と期待した。

 事業の正式名は、「亜臨界水処理による木質バイオマス連続分解システムの確立(車載型)」。間伐時に使われず放置された小枝や根元などの木材を、現地で粉末に加工し、一定の温度・圧力まで上げた亜臨界水で加水分解する。分子レベルまで分解した木質バイオマスの成分を濾過(ろか)し、エタノールの原料となるグルコース、プラスチック原料のリグニンペレット、食品添加物のキシロオリゴ糖を製造する仕組みだ。

 水による分解は環境負荷が少なく、分解する装置はトラックに積めるほど小型化が可能で現地に持ち運ぶことができるため、木材を運搬する費用がかからないという。

 環境モデル都市を目指す御嵩町は、間伐材の利用法を検討。県が可茂森林組合(七宗町)に協力を呼びかけ、山陽空調工業の「山と大都市に近い場所」との希望に合わせて御嵩町に決めた。

 同事業は委託事業として行われ、同社への今年度の予算は約1億6000万円。5か年計画で実証実験を行い、実用化を目指す。渡辺町長は「環境に優しいビジネスで、将来は商品化を図りたい」と話した。
(2008年9月11日 読売新聞)

405とはずがたり:2008/09/15(月) 23:02:08
大気中に赤外線を拡散させると云う仕組みみたい。

クールルーフ推進協議会/クールルーフとは?
http://www.coolroof.jp/faq/

クールルーフとは
地球温暖化防止対策やヒートアイランド現象の緩和のために、屋上緑化や高反射率塗料により建築物の屋根などの表面を涼しく(クール)することをいいます。

406とはずがたり:2008/09/18(木) 10:47:56
町内完結サイクルを 信濃町で「地燃料」生産実験進む
2008.9.18 02:50
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/080918/ngn0809180253002-n1.htm

 地元で採れる稲わらやもみ殻からアルコール系燃料のバイオエタノールを作る研究が長野県信濃町で進んでいる。コンセプトは、「地酒」をもじって掲げた「地燃料」の開発。将来的には、町内の畑で使うトラクターや軽トラックなどの燃料に使う算段だ。“自給自足”を目指すエネルギーを探った−。(比嘉一隆)

                  ◇

 長野県信濃町柏原にバイオエタノールを生産する実験棟がある。東京大学の農学生命科学研究科と生産技術研究所、環境コンサルタント会社「総合環境研究所」(松本市)が平成18年度から始めた共同事業の研究拠点だ。

 施設内には、コメを収穫したあとの稲わらが切り刻まれてタンクの中に詰められていた。これが、町内の農家から年間4500トン出るエタノールの要の資源だ。もみ殻の1200トンとあわせれば計5700トンに上る。このうち、半分をエタノールに回すことができれば、町内の年間ガソリン消費量の10%程度に相当する 570− 600キロリットルをまかなえる計算だ。

 目下、東大の五十嵐泰夫教授(応用生命工学)らの主導のもとで、効率的に生産する技術の確立に取り組んでいる。17日には、象徴的な第一歩として、信濃町役場の公用車に使うガソリンに3%の地燃料のエタノールを入れて走らせた。

 バイオ燃料の研究は、民間を含めてさまざな機関で行われているが、信濃町では、「収穫→燃料化→生産」のサイクルを町内で構築する絵図を描いているのがミソだ。「農業をめぐるエネルギーの自給を改善したい。今のように原油価格が上がっては、農家ががんばり切れない」と五十嵐教授は語る。

 エタノールを作るボイラーの燃料には、リンゴの刈り込み枝を活用。エタノールを採ったあとのかすは堆肥(たいひ)などに使っている。食用米とは違う多収穫の飼料米を生産してエタノールを抽出する実験もしていて、「休耕田の活用の可能性」(総合環境研究所)を見いだすのが狙いという。

 信濃町で、こうした「地燃料」の供給態勢のノウハウを蓄積し、全国に応用するのが構想だ。

 今年7月の洞爺湖サミットでは、食べ物以外の植物から生産するバイオマス燃料の開発を加速する声明が発表された。背景にあるのは、食糧価格の高騰への懸念。世界的なエネルギー需要の拡大は、原油をはじめバイオ燃料の主な原料のトウモロコシなどにも投機的な資金が集まり、飼料価格の高止まりを招いている。途上国の食糧事情の不安定化は深刻だ。このため、食料と競合しないバイオマス燃料の必要性を指摘する声は強まっている。

407とはずがたり:2008/09/20(土) 18:26:19

インドネシアへの円借款で署名=温暖化対策支援第1号−高村外相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200808/2008082800922&rel=j&g=eco

 高村正彦外相は28日夕、来日中のハッサン・インドネシア外相と都内で会談し、先に供与を表明した同国への「気候変動対策円借款」3億ドル(約308億円)に関する書類に署名した。この円借款は開発途上国の温暖化対策支援に充てられる新たな円借款で、今回が第一号。9月初めにも実務を担う国際協力銀行が同国政府と契約を結ぶ予定。(2008/08/28-20:56)

408naho:2008/09/21(日) 19:49:05
あきらめるなぁ〜!!
まだ終わってないぞ!!
http://pop33.jp/match/

409とはずがたり:2008/09/29(月) 20:04:49
巧く行くと良いですねぇ。。

Kyoto Shimbun 2008年9月27日(土)
松尾鉱山跡地で緑化実験
カキ殻と海藻で土壌改良
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092700131&genre=H1&area=Z10

 1950年代に東洋一の硫黄鉱山だった岩手県八幡平市の松尾鉱山跡地で27日、強酸性の土壌をアルカリ分を含むカキ殻や海藻くずなどで中和し、緑化する実験を、仙台市の特定非営利活動法人(NPO法人)「環境生態工学研究所」が始めた。

 実験ではカキ殻やワカメなど海藻類のくずを一定割合で混ぜて、酸の中和力をカキ殻だけの約3倍に高めた同研究所の中和剤を使用。研究所は鉱山跡地でも樹木が育つ環境に変えられることを3年かけて実証し、鉱毒の影響のあった約9000ヘクタールの緑化につなげたい考えだ。

 27日は学生やボランティアら約50人が、跡地の約500平方メートルで表土を約20センチ掘り返し、中和剤720キロを混ぜた。その後、ナナカマドやハウチワカエデの苗木、計160本を植え、防風柵で覆った。
 研究所で中和剤の開発に携わった岩手県立大の山田一裕准教授(環境生態工学)は「跡地から流れ出る鉱毒水は国や県が相当な費用をかけて処理し北上川に流しているが、実験がうまくいけばその負担も軽減できるだろう」としている。(共同通信)

410とはずがたり:2008/09/30(火) 00:21:53
ちょいと前の記事だけど。

小田急電鉄、消費電力「風力発電」で
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/149418/
06/01 01:08更新

 環境月間が始まる6月1日から、小田急電鉄は特急「ロマンスカー・VSE」2編成で、消費するすべての電力を風力発電でまかなう試みを始める。環境問題が議題となる北海道洞爺湖サミットが終わる7月中旬まで実施する。

 といっても、実際に風力で発生させた電気を使用するわけではない。風力など自然エネルギーによる電力に、環境付加価値を与える「グリーン電力証書システム」を活用した取り組みだ。

 「消費電力が風力でつくられた」とする証明書を購入し、購入費は自然エネルギー発電施設の整備などに充てられる。鉄道への導入は初で、運行に必要な20万キロワット時相当の電力証書を購入、証書は車内に張り出す。CO2の削減効果は約88トンが見込まれている。

411とはずがたり:2008/10/02(木) 14:33:52
すげぇなぁ。。

幻のキノコ、奈良で発見 世界4例目
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/164331/slideshow/98324/
07/26 00:12更新

画像拡大
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/164331/slideshow/98324/

 環境省のレッドリストで絶滅危惧(きぐ)種I類に分類されている“幻のキノコ”のキリノミタケが、奈良県川上村の山中で確認されていたことが25日、分かった。同村「森と水の源流館」の木村全邦学芸員らが発見し、津市で開かれた日本菌学会で報告した。学術的には宮崎、高知両県と米テキサス州でしか確認例がなく、専門家は「生態の謎などに迫る上で貴重な発見」としている。

 キリノミタケはクロチャワンタケ科で、倒木に生え、星形のかさが特徴。渓流沿いの照葉樹林など、湿度の高いコケむすような環境が適していると推測されている。しかし、森林伐採など環境の変化に極端に弱いとみられ、これまでに生息が確認されたのは、宮崎県と高知県内、テキサス州オースティンのみ。生態は謎に包まれている。

 木村さんは平成18年10月、川上村内の人工林で植物の生態状況調査を行った際、標高約470メートルの渓流沿いで、カシ類の倒木に大小12本が生えているのを発見。19年9月には、宮崎県総合博物館の学芸員だった黒木秀一氏らと行った再調査でさらに4本を見つけた。

 国立科学博物館植物研究部の細矢剛研究主幹(菌類)の話「宮崎とテキサス州のキリノミタケはDNAが一致し同種とされている。日本の3カ所は高い湿度など気候や植生が似ており、同様の環境の地で新たな発見の可能性がある」

412とはずがたり:2008/10/03(金) 10:04:50

ごみ発電施設「失敗」 地元自治体、補助金3億円返還へ
http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY200810020336.html
2008年10月3日6時32分

 ごみを処理しながら発電して年間2千万円の収入が見込まれる「世界初の施設」として、鹿児島県いちき串木野市が導入したごみ処理施設について、会計検査院が「施設の審査が不十分で、計画通りに稼働していない」と指摘していたことが分かった。指摘を受け、環境省などは同市に国の補助金約3億1千万円の返還を求める考えだ。

 市は返還に応じる意向で、開発した東京工業大学大学院教授やメーカーらを相手取り、建設費など約10億5千万円の損害賠償訴訟を起こす方針を固めている。

 施設は「市来一般廃棄物利用エネルギーセンター」(同市)。技術開発をしたのは東工大大学院の吉川邦夫教授(55)で、同教授が社長を務める設計会社「エコミート・ソリューションズ」(神奈川県相模原市)が設計、三井三池製作所(東京都中央区)が建設を担当。国庫補助金など総額9億9千万円で建設し、04年4月に完成した。

 一般ごみを焼却し、発生したガスでディーゼル発電できるのが特徴で、1日24トンのごみを処理し、売電で年間2千万円の収入を見込んでいたが、ごみ焼却から高純度のガスが安定的に出なかったことからほとんど発電出来ず、機器の不具合もあり、ごみ処理も当初計画の3割弱という。

 田中正幸副市長は「税金で建設するごみ処理施設で、実験はあり得ない。講演では実行可能だと話していたはずだ」とし、「(教授から)抜本的な助言はもらっていないし、今では音さたもない」という。

 吉川教授は取材に対し、「改善について、市にはアドバイスをしている。実行してくれればいい。もともと共同研究という位置づけで、完全に能力を発揮するまで3年はかかる」と説明している。

413とはずがたり:2008/10/14(火) 16:03:22
林業・緑化・植樹は製紙・農業等にも関係するが取り敢えず此処へ。

ブナなどの苗木千本を植樹 鹿角市の住民有志
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081014c

 鹿角市の住民有志らでつくる「甘蕗(あまぶき)の森里山保全チーム」(松本大代表)主催の植樹祭が13日、同市花輪字甘蕗の山林で行われ、参加した約60人がブナ、ミズナラなどの苗木1000本を植樹した。

 地球温暖化の影響で雪不足が懸念されていることから「雪(四季)に感謝」と銘打ち、スキー競技関係者も参加した。参加者は林道脇の斜面の土をスコップで掘り起こし、約1メートル間隔で丁寧に苗木を植えていった。

 同チームは同市の里山を整備しようと2年前に結成。同地区の市有林で昨年から植樹・育樹活動を行っている。今回は県の「水と緑の森づくり税」による補助金を活用した。
(2008/10/14 09:30 更新)

414とはずがたり:2008/10/26(日) 20:22:07

ブラウン管テレビ リサイクルネット構築へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081024t72036.htm

 2011年の地上デジタル放送への完全移行に伴い、不用となるブラウン管テレビの大量廃棄が予想されるため東北経済産業局は近く、東北の産学と協力し、リサイクルシステムの構築を目指した調査事業を始める。ブラウン管のガラス部分に含まれ、幅広い用途がある鉛に絞って回収技術やコストなどの問題を整理するほか、システムの確立でリサイクル率の向上を目指す。

 事業は「ブラウン管式テレビのリサイクルネットワーク構築可能性調査」。東北大の中村崇・多元物質科学研究所教授を委員長に、細倉金属鉱業(栗原市)など製錬会社、電気硝子工業会などでつくる調査委員会を29日に発足させ、年度内に報告書をまとめる。

 調査委は国内外の家電リサイクル工場や製錬会社、ガラスメーカーに対しブラウン管の発生量や処理量、処理方法などを聞き取り調査し、国内の処理可能量などを試算。東北の製錬所で3つの製錬方法を試し、ブラウン管ガラスを原料に鉛とガラスを回収する実験も行う。コストや設備改善の必要性なども調べる。

 調査委がリサイクルシステムの対象とする鉛は有害性を持つが自動車用蓄電池やはんだ、医療・原子力施設で使う放射線遮へい材向けなど需要が幅広い。回収が軌道に乗れば資源の有効活用や廃棄物処分場の延命、不法投棄・環境汚染の防止にもつながる。

 全国のブラウン管テレビのリサイクル率は、2005年度で77%。ガラスと鉛を主な材料とするブラウン管ガラス部分のリサイクルコストが高く、東北経産局は鉛の回収システムが確立できればリサイクル率は100%に近づくとみている。

 東北経産局循環型産業振興課は「ブラウン管の回収・処理法の確立は待ったなし。リサイクル産業の先進地の東北で、全国に先駆けて有効な方法を確立したい」としている。
2008年10月24日金曜日

415とはずがたり:2008/10/28(火) 03:18:22

炭酸ガス少ない発電タービン 地元で製造、導入へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/119

 神鋼は、製鉄の過程で出る高炉ガスを主燃料とする自家発電用ボイラー五基を二〇一四年末に更新。発電効率の高いガスタービンシステム一基と新たなボイラー三基に集約する。総投資額は約七百億円。CO2を、鉄鋼部門の排出量の0・7%に当たる年間十三万トン減らす効果があるという。

 削減で大きな役割を果たすのが、三菱重工業高砂製作所が製造するガスタービンシステムだ。高炉ガスを使ってガスタービンで発電し、高温の排ガスをそのまま再利用して蒸気タービンでも発電する仕組み。通常のボイラーより発電効率が25%程度高まるという。

416とはずがたり:2008/11/07(金) 05:11:13

ペットボトル再使用で風味不良に=洗浄液残留の可能性−環境省発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000198-jij-pol
11月6日20時17分配信 時事通信

 環境省は6日、ペットボトルのリユース(再使用)が可能かを確かめる実験として、再使用ボトルに詰められたミネラルウオーターを販売前にサンプル検査したところ、風味不良を確認したと発表した。回収した使用済みボトルを再使用前に洗浄した段階で、洗浄液をすすぎ切れなかった可能性があり、さらに詳しく原因を調査している。

417千葉9区:2008/11/09(日) 21:08:23
朱鷺色なんて言葉もあります。
http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY200811090079.html
トキ、本州で確認 佐渡で9月放鳥された1羽
2008年11月9日13時17分
 環境省と新潟県は8日、新潟県北部の関川村で、特別天然記念物トキの生息を確認したと発表した。9月25日に約90キロ離れた同県・佐渡島で放鳥された10羽のうち、行方が分からなかった2羽のうちの1羽。本州でトキが確認されたのは1970年に石川県能登半島で1羽が捕獲されて以来38年ぶりとなる。

 同省によると、8日午前10時30分ごろ、関川村西部の休耕田で、県愛鳥センターの元職員がトキを目撃、撮影した。足輪の色や、羽根に付けた識別用の塗料の色などから行方不明だった3歳雌であることが確認された。

 本州で最初に目撃情報があったのは10月28日。関川村に隣接する胎内市で住民が目撃し、同省は「トキの可能性が高い」としていた。同省にはこれまで同市はじめ新潟市、新発田市、聖籠町など県北部を中心に計31件の目撃情報が寄せられている。

 「2羽で飛んでいた」との情報もあり、同省は「行方分からなかった2羽が海を渡った可能性も捨てきれない」としている。

418千葉9区:2008/11/10(月) 21:06:05
凄いな・・・やろうと思えば全国にも広げられることがわかったわけだ
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-10-E_1-005-2_001.html?PSID=eb9589bafe7d99e95516ba5251ec16ad
マイバッグ 8割定着/レジ袋有料化40日
利用者⇒もう習慣になった/店舗側⇒100%達成まで努力


 県内の大手スーパーなど十社でレジ袋一枚三円の有料化が始まってから四十日が過ぎた。各社が足並みをそろえて導入したことで、消費者に反発や戸惑いはあまり見られない。「レジ袋辞退率」は八割に届く勢いで、順調な滑り出しといえそうだ。(上原綾子)

 四日、那覇市のコープあっぷるタウン。夕食用の買い物にマイバッグを持って入店する客の姿が目立つ。仕事帰りに立ち寄った豊見城市の事務職、下地利奈さん(26)は青色と花柄のバックを二つ持参。「もう習慣になった。三円払うのはもったいないですから」

 県環境整備課のまとめによると、十月一日の導入から三週間のレジ袋辞退率は十社平均で78・6%となり、最初の一週間より2・3ポイント伸びた。二〇一〇年までに県全体でレジ袋年間使用量の80%を削減する目標を掲げるが、「当然そこで終わりではなく、100%に近づくよう努力を続ける」。スーパーに続き、ドラッグストアなどでも導入を検討する動きがあるという。

 「辞退率」が85・7%で最も高かったコープおきなわは「先行して有料化に踏み切ったこともあり、だいぶ理解が進んでいる」と広報担当者。本島内に十三店舗ある丸大は、十月のマイバッグ販売実績が前月比で約三・五倍に急増。価格は二百円台が主流で、色や柄、サイズの種類を増やし客の要望に対応している。

 一方、有料化後、店内用の買い物かごを持ち帰ってしまう客が増えたことに頭を悩ませる店舗も多い。ジャスコやマックスバリュなど県内で三十三店を展開する琉球ジャスコは、客にマイバッグやマイかごを有料で貸し出し、返却後にお金を返す取り組みなどで対策を続けていく。

 万引の多発も、マイバッグ普及に伴い懸念された課題の一つだった。ある社の担当者は「心配したほど影響はないが、買い物中、商品を直接マイバッグに入れるなど『誤解を招く行為』をしないよう、理解を求めている」と話した。

419とはずがたり:2008/11/14(金) 17:34:09
昆虫スレ欲しいかも。
それにしても集団で生活してるなんて・・・おぞましい。。

ゴキブリって冬はどこで暮らしてるの?
R2511月 6日(木) 12時 0分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081030-00000000-rnijugo-ent

この夏、久し振りに家の冷蔵庫の下からサッと這い出してくるゴキちゃんを見てしまい、ゾゾッと寒気がしました。寒気といえばそろそろ肌寒くなってくる季節ですが、冬のゴキブリって、どこで何をしているんでしょう? どこかに固まってジッとしているなら、あわよくばそこを一網打尽にできないものか…。

そんな疑問を解決すべく、害虫駆除を専門に行っているFCCシステムに、冬のゴキブリの生態について伺いました。ズバリ、冬のゴキブリってどんな所に潜んでいるんですか?

「ほかの昆虫同様、ゴキブリも寒さには弱いので、冬は冷蔵庫や食器洗浄機のモーター部などの暖かい所に巣を作り、集団で生息しています。タイムカードや計算機器、電子レンジにも入り込むため、ゴキブリが原因で機器が故障するケースもあるんです」(FCCシステム代表取締役 深澤正司さん)

ゲゲッ! そんな所に巣を作られたら困ります。ゴキブリが巣を作っていそうな場所を見つける方法ってありますか?

「ゴキブリが生息する場所には、体液やフンでできた“ローチスポット”と呼ばれる独特の染みがあります。流し台の下などに黒い点々のようなものがある場合は要注意ですね」(同)

自宅をチェックするのがコワイ…。外が寒くなると、家の中が居心地よくなってしまうんですね。でも、1カ所に固まっている分、“ローチスポット”で巣の場所が特定できれば、殺虫剤で一斉駆除できちゃいますよね?

「広範囲に散らばっていないだけ、一斉駆除は比較的容易です。ただ殺虫剤での駆除は、一時しのぎにしかなりません。都市部のチャバネゴキブリには殺虫剤に対して抵抗性を持つものもいますし、すでに巣に産み付けられた卵には殺虫剤は影響しません。冬を越した卵が夏に孵化すればまた…」(同)

うーん、考えたくない。殺虫剤が効かないなんて、恐るべき生命力です。ちなみに、仕事に忙しいR25世代が今日から簡単にできる対策ってありますか?

「ゴキブリの巣となりやすい素材として段ボールが挙げられます。段ボールは非常に暖かいので、隙間にゴキブリが卵を産みつけるケースが多い。特に、通販や引っ越しなどで使った段ボールには屋外からゴキブリがくっついてきている可能性もあるので、家の中に放置しておかない方がいいでしょう」(同)

なるほど。本格的な駆除は業者さんに任せるとして、自分もネット通販で届いたダンボールの山、早々に片付けることにします!
(R25編集部)

420とはずがたり:2008/11/14(金) 17:38:04
>>419
思い立ったので新スレつくっておいた
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226651787/2

422とはずがたり:2008/11/15(土) 22:04:48
なんと。
御前崎も這入ってる。。

満開ソメイヨシノ、幻になる?温暖化進行の40年後予測
http://www.asahi.com/science/update/1114/TKY200811140190.html
2008年11月14日15時1分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bota/TKY200811140261.jpg

 あと40年もすると、関東や九州の太平洋沿岸などでは満開の桜が見られなくなるかもしれない。温暖化が進めば、ソメイヨシノが開花しない地域が出るという予測結果を、九州大の伊藤久徳教授(気象学)らがまとめた。19日から仙台市である日本気象学会で発表する。

 ソメイヨシノは、夏にできた花芽の成長が、いったん止まる。だが、冬に5度前後の低温に一定期間さらされると再び成長が進み、春先の気温上昇に伴って開花する。十分低温にさらされないと、きちんと成長できなくなる。

 気象庁は、日本の気温は2100年までに2〜3度上昇すると見積もる。伊藤教授らは、温暖化がこのペースで進んだ場合、ソメイヨシノの平均開花日がどうなるのかを、2032〜2050年と2082〜2100年の、それぞれ19年間について予測した。各地の過去の開花日や気温の観測データも考慮した。

 すると、開花は東北地方でいまより2〜3週間早まる一方、九州などの温暖な地方では逆に1〜2週間遅くなり、開花しない場所も出てきた。

 2050年までには鹿児島県の西部や種子島で開花しなくなる。千葉県、神奈川県、北九州市の一部や九州南部、四国南西部などでは、咲いても満開にならずに散ってしまう。

 さらに2100年になると、静岡県や長崎県の一部でも、満開にならなくなる。

 開花時期の異変は、今でも確認されている。気象庁によると、開花の全国平均は04年までの50年間に4.2日早くなった。一方で、九州南部や八丈島では開花が平年より遅れたり、暖冬のため満開にならず散ってしまったりする年もあるという。

 伊藤教授は「満開にならないのは咲かなくなる兆候。温暖化が進めば、暖かい海岸沿いから咲かない地域が広がっていくだろう」と話している。(鈴木彩子)

424とはずがたり:2008/11/20(木) 11:26:11
セブンイレブン、京都に環境配慮型店 深夜規制論に対応
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/342

425とはずがたり:2008/12/02(火) 18:26:39

仙台市ごみ有料化 11月の減量は前年比22%減
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081202t11040.htm

 仙台市の家庭ごみ有料化から2カ月が経過した1日、市は11月の家庭ごみ排出量を発表した。前年同月と比較した減少率は22.3%で、10月(26.3%)に続き高い割合を維持している。

 11月の家庭ごみ排出量は1万3600トンで、前年同月に比べ約3900トン減少。プラスチック製容器包装は1000トンで8%の減、缶・瓶・ペットボトルも1400トンと10.7%減少した。

 紙類定期回収は718トンと低調。来年3月までに1万5800トンの回収を目指しているが、10月分と合わせても1300トンほどで、目標の1割にも達していない。

 分別によって増える可能性もあるプラスチック製容器包装や缶・瓶などが減少したことについて、市環境局は「家庭に持ち込まないようにした効果かどうか、慎重に見極めたい」と話している。

426とはずがたり:2008/12/03(水) 12:52:10

へぇ〜。

十年ぶり群れ遡上 サケ15匹を確認 仙台
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081203t15038.htm

 仙台市宮城野区小鶴内沼の梅田川で2日、約15匹のサケがさかのぼっているのが見つかった。関係者の話では、梅田川でサケの群れの遡上(そじょう)が確認されたのは数十年ぶりだという。

 15匹はシロザケで体長約60―70センチ。平渡橋のたもとをさかのぼっているのを、仙台市の市民団体「河川整備研究会」の笹正樹代表(72)が発見した。

 サケは尾びれで深さ約50センチの川底の砂をかき出し、産卵の準備をしていた。胴体のうろこが所々はがれてまだら模様になり、遡上の厳しさを物語っていた。笹代表は「10月から数匹確認していたが、こんなに多いのは初めて。子どものころに見て以来だ」と話す。

 梅田川の清掃に取り組む梅田川浄化会の池田友信会長(66)は「群れの遡上は戦後初めてなのではないか。産卵すれば来年はより多くのサケが上ってくるだろう」と期待を寄せている。
2008年12月03日水曜日

427とはずがたり:2008/12/09(火) 01:09:03

捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070808775/515

430とはずがたり:2008/12/14(日) 20:37:49

主要駅のごみ回収廃止
大津市、年度内に 持ち込み誘引
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121300138&genre=C4&area=S00

 大津市は、市内の主要駅にごみ箱を設置、回収する「ターミナルごみ収集事業」を本年度末までに廃止することにした。駅前のごみ散乱を防ぐ目的のごみ箱が、家庭ごみなどの大量投棄を誘発する皮肉な状況となっていたためで、市は「毎朝、定期的に収集していることが、かえって『置いたら持って行ってくれる』と、マナー違反を招いてしまった」としている。

 同事業は、まちの玄関口となる駅やバス停でのごみの散在を防ぐ目的で、1980年代後半からスタート。JR各駅前や主要バス停にごみ箱を設置。年間約2000万円をかけて、ほぼ毎日、回収に当たっていた。

 しかし近年、家庭から出るごみが大量に持ち込まれたり、駅前などにたむろする若者らが出すコンビニごみなどで、ごみ箱があふれる事例が続発し、まちの美観を損ねている。市は「家庭ごみの持ち込みはやめてください」と、張り紙で訴えるなどの対策をしてきたが、効果はなかった。

 市は昨秋から今春にかけ、試験的にJR東海道線の各駅のごみ箱を撤去したところ、投棄されるごみの量が激減し、景観もほぼ良好に保たれていることが確認できた。このため、20数カ所すべてのごみ箱を撤去することにした。
 市環境美化センターは「歴史的にも役目を終えた。今後は、鉄道事業者や市民ボランティアなどとともに、美観保持を担っていきたい」としている。

2人殺すと死刑相当だけど1人目に関しては既に判決が出てる場合は殺したのは1人扱い?
出所後にまた殺人於かしたのと

431とはずがたり:2008/12/16(火) 03:04:51

悲しいがこれも自然の厳しさか。。
もうちょっと増えてから試みた方が良かったのかも。

放鳥されたトキ1羽死ぬ、新潟・佐渡の加茂湖近く (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_toki__20081215_7/story/20081214_yol_oyt1t00322/

 9月に試験放鳥された国の特別天然記念物トキ10羽のうちメス1羽(1歳)が14日、新潟県佐渡市で死んでいるのが見つかった。

 野生復帰を目指して自然に放たれたトキが死んだのは初めて。

 環境省によると、佐渡島の加茂湖近くの山林で、トキを観察している男性が14日午前10時半頃、羽や骨が散乱しているのに気づき、環境省佐渡自然保護官事務所に連絡した。

 死んだトキは一緒に放鳥されたオス(2歳)と10月下旬から佐渡島で行動を共にしており、繁殖に期待が寄せられていた。ところが、佐渡市内の水田で今月9日、ほとんど動かなくなっているのが確認され、環境省が監視を強化していた。

  死骸 ( しがい ) は骨だけの状態で、野生動物に食べられたとみられ、環境省で死因を調べる。「佐渡とき保護会」元会長の佐藤春雄さん(89)は、「かつてタヌキやイタチなどに食べられたトキを確認したことがある。自力で飛べなくなって襲われたか、死んだ後に食べられたのではないか」と話している。

 環境省佐渡自然保護官事務所の岩浅有記・自然保護官は、「野生復帰に向け、多くの市民らに協力してもらってきたので残念。野生では様々なことが起こると想定され、今回の結果をしっかりと分析して今後の放鳥に生かしたい」としている。

[ 2008年12月15日10時45分 ]

434とはずがたり:2008/12/20(土) 20:58:03
「トキに餌やりしない」再考を
放鳥の死受け、新潟県
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121600186&genre=H1&area=Z10

 新潟県佐渡市で9月に放鳥されたトキ1羽が死んでいるのが見つかったことを受け、新潟県は16日、環境省の専門家会合が合意した「餌場に餌を補給するなど人為的な支援はしない」との原則を改めるよう求める要望書を同省に提出した。

 専門家会合は8日、科学的に観察するためや、自然の厳しさに早く慣れさせるため、原則支援しないことで合意していた。

 要望書は、合意について県内で「非情」との声が高まりつつあると指摘し、再考を求めた。

 環境省野生生物課は「慎重な対応をしていきたい」と回答した。
 県環境企画課によると、県民から「トキに対して冷たいのではないか」などと抗議の電話が数件かかっている。(共同通信)

トキ放鳥で新潟知事が批判
環境省専門家会合の合意に
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121700125&genre=H1&area=Z10

 新潟県の泉田裕彦知事は17日の記者会見で、佐渡市で放鳥されたトキに「餌を与えるなど人為的な支援はしない」とする環境省専門家会合の合意について「生物としての力を試すために放鳥したのではない。モルモットの実験のようなやり方で本当にいいのか」と批判した。

 専門家会合は8日、自然の厳しさに早く慣れさせる必要があるなどとして、原則見守ることで合意。しかし、14日にトキが1羽死んでいるのが見つかり、新潟県は方針の撤回を求める要望書を提出していた。

 泉田知事は「トキは人間の営みの中で生息してきた鳥。大自然の中で生きてきた鳥ではない」と指摘。専門家会合には、長年保護にかかわってきた地元関係者も参加しているが、泉田知事は「まったく意見が通らない」と述べた。
 トキの野生復帰事業は、国が新潟県に委託し行っている。(共同通信)

435とはずがたり:2008/12/20(土) 23:38:11
なんだかまぁ,純粋にエコかと云うとちょっと?な部分も有るけど啓発活動兼ねてって事ですかね。

エコな明かり 校庭優しく照らす
伏見、ペットボトルなど再利用
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121800048&genre=H1&area=K1I

 環境問題への関心を高めてもらおうと、京都市伏見区の池田東小に、ペットボトルで作った巨大なクリスマスイルミネーションが出現した。同小に設置している風力発電の電力も使用しており、エコな明かりが優しく校庭を照らしている。

 同小おやじの会のメンバー20人が8月ごろから計画。約1000本のペットボトルを洗って、長さ17メートルのロープでつないだ。15本作って電飾を付け、学校の屋上からつるした。

 環境に優しい明かりにしようと、同小の風力発電の電力を使用したほか、電飾は、家庭で使わなくなったクリスマスツリーを回収して再利用する工夫も。足りない分は学区の各種団体の寄付で買い足した。
 児童もペットボトルの収集や絵付けで協力した。河畑博行会長(52)は「飾り付けでは何度も手直しをして大変でした」と話していた。点灯は年末まで。

436とはずがたり:2008/12/21(日) 10:43:05

まぁ薪にするのは非常に有意義だけどそもそもキクイムシ対策は大丈夫なん??
昔,マツクイムシが跳梁跋扈して大きな被害出したことあったけど此処と良いなんか生態系の変化みたいなものがあったんでしょうかねぇ。

枯死木 まきで生かせ
東山の国有林 資源活用探る
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122000077&genre=K1&area=K1E

 カシノナガキクイムシによって樹木の枯死が相次いでいる高台寺山国有林(京都市東山区)で19日、山林保全に協力する地元住民や団体関係者ら約40人が被害を受けた木のまき割りを体験し、森林資源としての活用法を考えた。

 景観が変化しつつある東山の再生に取り組む「京都伝統文化の森推進協議会」は8月、東山の国有林計190ヘクタールを対象に、地元商店街や寺院、自治連合会と資金、労力の提供を受ける協定を結んだ。今回の事業は、協定後初の山林活動。
 東山山頂公園の南西約200メートルの林道に集まった参加者は、5班に分かれ、おのを手に、被害木を長さ30センチほどのまきにする作業に挑戦した。一抱えもある丸太に苦戦する場面もあったが、時間とともにこつをつかみ、テンポ良くまきを作る女性もいた。参加者は汗ばむ顔をふき、まきの使い道を話し合いながら、熱心に作業に取り組んでいた。

437とはずがたり:2008/12/26(金) 11:26:14
<背高泡立草>
 帰化植物と云うと聞こえは良いが日本の在来生態系への侵掠者であり,アレロパシーで従来の植物を駆逐しつつ喘息の原因ともなるとも云われて非常に印象は悪いが,喘息の原因は濡れ衣の可能性が高いのだと云う。
 このレス殆ど都市計画道路スレに貼りたい所なんだが至る所でセイタカアワダチソウが繁茂しており我が現地調査は彼女らとの斗いでもある。
 併し「旺盛な成長力を利用し、法面の緑化などへの利用なども検討されたが、イメージが悪いので実施には移されていない」との事。俺もイメージは悪いが有効な利用法が実行に移されていないとすれば残念である。
 開発途上地にこの草が大繁殖してるのも或る意味土壌の流出に役立っているのかも知れないですな。こっそりわざと植えてるのかも知れないけどそれは穿ち過ぎかw

セイタカアワダチソウ  Solidago altissima L. (キク科 アキノキリンソウ属)
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/seitakaawadachi/seitakaawadachi.htm

 セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物である。もともとは観賞用に導入されたとの説もあるが、急速に広がったのは大二次世界大戦後。蜜源植物として優秀であるので養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もある。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによる。
 多年生草本であり、地下部からアレロパシー物質を分泌し、種子発芽を抑制する。このために純群落を形成して繁茂することになりやすい。空き地や放棄畑などに繁茂して大群落を形成することや、花粉アレルギーの元凶であるなどの濡れ衣を着せられたこともあって、嫌われる植物のひとつになってしまった。蜜源植物であることでもわかるように、セイタカアワダチソウは花粉をミツバチなどの昆虫によって媒介させる植物であり、花粉を風に乗せてばらまく植物(風媒花)ではない。
 …花粉アレルギーの元凶でないのならば、このセイタカアワダチソウへの対応が改められても良いのであるが、いったん広がった風評はなかなか改められていない。旺盛な成長力を利用し、法面の緑化などへの利用なども検討されたが、イメージが悪いので実施には移されていない。しかしながら、現実の法面では表土の流出防止には貢献しているとも言えよう。

生物との共生を考える
セイタカアワダチソウの盛衰
http://www.manabi.pref.aichi.jp/general/10000289/0/sousyo60/section5.htm

 …黄色い花が以前に比べて小さくなっていると思いませんか。セイタカアワダチソウは地表から深さ50センチくらいのところにある栄養をとって成長します。我々が歩いている地面から50センチくらい下のところに、どのようにして養分が蓄積されたのでしょう。日本にはモグラとネズミがいて、これらの動物が土のなかで生活しています。そのモグラが土のなかで生活をしている位置がちょうど深さ50センチのところなのです。セイタカアワダチソウが入ってきたような日本の川の周辺は、モグラやネズミの住みかです。だからちょうど地下の50センチくらいのところには、モグラやネズミが何年も何年もかかって、生活することによってたくさんの肥料を蓄えていました。日本の植物のなかには、50センチという深いところの肥料を栄養にして成長していく植物がありませんでしたので、まだ手つかずのまま肥料が残っていたのです。
 日本に入ってきたセイタカアワダチソウは競争相手がいないので、いっぱいある肥料によって大きくなりました。一番大きくなったときは4メートル50センチにもなりました。…冬には、セイタカアワダチソウが枯れていき、枯れるとそこの土に堆積されていきます。昔は枯れた植物を食べるモグラやネズミがいましたけれども、日本では農作物を荒らす動物としてモグラやネズミを追い出してしまいました。だから枯れた植物を食べるモグラやネズミがいませんから、土の上の枯れた植物はそのままそこに置きっぱなしになります。セイタカアワダチソウは、地表から50センチの深さのところから肥料を運び出してきては、大きく成長し、枯れてしまうということを繰り返すうちに50センチの深いところにあった肥料を使い尽くしてしまいました。その肥料がなくなれば、10センチの深さのところから肥料を取ればいいと思いますが、そのように植物のしくみはできていないのです。…肥料がなくなって途端にセイタカアワダチソウが小さくなりました。そのようなわけで今では花生けに使えるほどかわいらしいセイタカアワダチソウの花があちらこちらに咲いています。セイタカアワダチソウが自分でだんだん小さくなるまでに、ちょうど30年から40年かかりました。セイタカアワダチソウが日本を侵略して、日本の風土になじんだ姿を今、我々は目にしているのです。

438とはずがたり:2008/12/26(金) 11:32:02
>>58-59

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)  キク科  Last modified: May 16, 2002
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/seitakaawadatisou.html
学名:Solidago altissima
 花期:秋
 オオアワダチソウ(大泡立草)とよく似た帰化植物です。河原や空き地に群生しています。

オオアワダチソウ(大泡立草)  キク科  Last modified: May 16, 2002
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/ooawadatisou.html


セイタカアワダチソウ
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/5106/sub20.htm

一昔前、この花が花粉症の原因と言われ一騒動あった。 一部マスコミが取り上げ、机上の学者が認めた為、皆が信じ込んでしまったが、フィールド学者が杉の様な風媒花では無く、虫媒花である事を指摘し、騒ぎは収まった。
写真の様に昆虫が集まり、この花を養蜂業者が全国に広めたと言う説まである程で、虫媒花である事はすぐ分かる。 ただ、いったん風評が広まるとこれを払拭する事はなかなか難しいようで、筆者が写真を撮っている時も花粉症は大丈夫ですかと聞かれた様に、今でも信じている人は多い。
もっとも、虫媒花であろうが、風でも運ばれるので花粉症の原因になるとする学者もいるので、はっきりした事は不明であるが、スギやブタクサやカモガヤ等の風媒花植物に比べれば影響は少ないと思われる。

セイタカアワダチソウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

侵入の経緯

日本国内への移入は、明治時代末期に園芸目的で持ち込まれ、「昭和の初めには既に帰化が知られている」との記述が牧野日本植物図鑑にある。その存在が目立つようになったのは第二次世界大戦後で、アメリカ軍の輸入物資に付いていた種子によるもの養蜂家が蜜源植物として利用するため、等が拡大起因とされており、昭和40年代以降には全国、北海道では比較的少ないが関東以西から九州にて特に大繁殖するようになった。沖縄県へも侵入しているが、沖縄本島や久米島などの一部地域で小規模な繁茂に留まっている。

439とはずがたり:2008/12/26(金) 11:32:54
>>437-439
>>438のレスアンカー大間違いした…orz

440とはずがたり:2008/12/27(土) 12:50:07
環境と地域に貢献という訳ですな。
面白い試みかも。

Kyoto Shimbun 2008年12月27日(土)
ビール売り上げ地元に還元
1缶1円、アサヒが全国で
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122700019&genre=B1&area=Z10

 アサヒビールは27日、主力商品「スーパードライ」の売り上げの一部を、販売した地域の都道府県に寄付して環境保護活動などを支援する初の取り組みを、2009年春から全国で始めることを明らかにした。

 09年3月下旬−4月下旬に製造したスーパードライの販売額の一部(1缶当たり1円)を、各都道府県での販売数量に応じて寄付する。今後も毎年春と秋に実施する。食品メーカーによる自治体への寄付では過去最大級だという。対象は350ミリリットル缶と500ミリリットル缶。

 スーパードライの店頭実勢価格は350ミリリットル缶で215円前後。これまでの販売実績から推計すると、初回の寄付の総額は約1億5000万円になるという。

 対象商品は缶やパッケージを専用のデザインにし、メッセージも盛り込んで消費者に分かるようにする。寄付金は、各都道府県と協議した上で、環境や文化財の保護活動などに使ってもらう。
 アサヒは09年の営業戦略で社会貢献活動をアピールする方針で、今回の取り組みはその目玉。消費者が商品を選ぶ際、味や価格に加え、メーカーの環境問題などへの取り組みも考慮する傾向が出ているためだ。アサヒは「自分が選んだ商品を通じて地元に貢献するという、新しい形を提案したい」としている。(共同通信)

441千葉9区:2008/12/27(土) 14:32:29
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20081227/CK2008122702000005.html
ブラックバス「うまい」 “琵琶湖の嫌われ者”味は好評
2008年12月27日

意外とおいしいブラックバス料理に舌鼓を打つ参加者=高島市内で


 琵琶湖の嫌われ者のブラックバスを食材として有効活用し、特産品化につなげようと研究しているグループが26日、高島市内の料理店で試食会を開催。参加者からは「臭みがないし、あっさりしてうまい」などと驚きの声が上がった。

 企画したのは、県内外の企業や学識研究者、市などでつくる「ブラックバスの加工と料理の可能性についての検討会」。県内の調理師や漁業関係者など30人ほどが参加した。

 この日のメニューは、西京漬けやもろみ漬けといった焼き物をはじめ、昆布で巻いた竜皮(りゅうひ)巻き、すり身を加えたみそをのせたふろふきダイコンなど計8品。特に刺し身は臭みがなく、皮と身の間のぷりっとした食感も特徴的で、参加者もびっくり。同会によると、ブラックバスは10月から2月が旬で、身に脂が乗って臭みが少ないからだという。

 発起人の1人で、京都市の食品コンサルタントの河野武平さんは「まずは地元の人たちがおいしいものだと認識する必要がある。味が良く、湖産の安心な食材でもあるわけだし、どんどん利用していかないと」と話していた。

442とはずがたり:2009/01/09(金) 05:55:02
「緑の雇用」環境相が提案 温暖化対策で100万人
http://www.asahi.com/eco/TKY200901060337.html
2009年1月7日3時1分

 斉藤環境相は6日、米国のオバマ次期大統領が提唱する「グリーン・ニューディール(緑の内需)」政策の日本版として、地球温暖化対策への投資を広げることで新たに100万人規模の雇用を創出する構想の策定に乗り出す考えを明らかにした。麻生首相に同日報告し、了解を得た。3月までに具体策をまとめる。

 環境ビジネスの市場規模は06年には70兆円にのぼり、140万人の雇用を生み出している。環境相は、これを2015年までに100兆円、220万人に拡大させようと、省エネ設備を導入する企業への無利子融資制度の創設や、公共施設への太陽光発電の導入などを行っていく案を首相に説明した。

 これに対し、首相は「日本の社会のあり方を根底から変えるような提案をすべきだ」と構想を広げるよう指示。今後、森林や自然エネルギー、水資源などを所管する他省庁の意見を踏まえて、雇用効果を上積みし、具体策を詰めることにした。国民からもアイデアを募るという。

 環境相は記者会見し、「現在の経済危機の克服と、人類が生き残っていくための低炭素社会づくりを一緒にやるチャンスになる」と強調した。

 温暖化対策を景気回復の起爆剤とするグリーン・ニューディール政策を巡っては、オバマ氏が今後10年間で再生可能エネルギーなどに1500億ドルを投資し、500万人の新規雇用を創出する政策を掲げている。国内でも、民主党が250万人の雇用創出、公明党が今後3年間で10兆円規模の環境エネルギー投資を掲げるなど、同様の構想を打ち出す動きが相次いでいる。

443とはずがたり:2009/01/09(金) 05:55:23
「小物家電の町医者」で使い捨て防止 環境省が検討へ
http://www.asahi.com/eco/TKY200901070062.html
2009年1月7日15時1分

 家電が故障したら地域の「家電の町医者」に点検、修理を依頼。いらなくなったら中古品として流通させる――。環境省は今年から、家電の使い捨ての風潮を食い止めるための仕組み作りに乗り出す。同省リサイクル推進室は「二つの取り組みを進めれば、家電の寿命を長くでき、ごみの減量にもつながる」とみている。

 使用済みのテレビや冷蔵庫などは、家電リサイクル法によって回収、分解し、再資源化している。だが、ドライヤーや掃除機などは決まった再資源化のルートがない。故障しても費用やメーカーに送る手間などから修理は敬遠されがちで電器店側も新品への買い替えを勧める傾向がある。

 こうした家電では、スイッチの接触不良など、単純な故障が多いと環境省は判断、地域の電器店員らを気軽に点検、修理の相談ができる「家電の町医者」(リペアマイスター)として市町村が認定する制度の検討を始める。家電メーカーでつくる家電製品協会の「家電製品エンジニア」制度で認定された約5万7千人を活用できないかと、同省は考えている。さらに、町の電器店に訪れる客を増やし、地域活性につなげる狙いもある。

 また、いらなくなった家電を中古品として再流通・再使用させる仕組みも検討する。まず、中古品流通の実態や、小売業者や消費者の意識を調べる。修理が不十分だと発火などの恐れもあるためリユース基準もつくる。環境省と経済産業省は昨年9月、製造7年以内のテレビなどは、リユースさせることを小売業者に求める指針を出している。(高山裕喜)

444千葉9区:2009/01/10(土) 13:21:22
>>417>>431
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090110ddm012040090000c.html
トキ:メス2羽とオス1羽、やっと寄り添う 群れ形成に希望−−新潟・佐渡
 新潟県佐渡市で野生復帰のため昨年9月に放鳥され、生息が確認されているトキ8羽のうち、餌を探すなど3羽が同市内で一緒に行動している姿が確認された。佐渡自然保護官事務所の岩浅有記自然保護官は「3羽が長時間行動を共にしているのが確認されたのは初めて。群れの形成を期待している」と話している。

 環境省によると、ボランティアの男性が8日正午ごろ、同市金井地区で、杉の木に一緒にとまった3羽を目撃。その後、3羽は約500メートル東の水田に移動して餌を探し、午後5時ごろには近くの林の「ねぐら」に戻ったという。

 3羽のうち2羽は、今月4日から同市羽茂地区で共に行動する姿が確認されていた1歳と2歳のメス。残り1羽は2歳のオスで、昨年12月に死んだのが確認された1歳のメスと行動を共にしていたトキという。

 また、同省の調査で、新潟市や同県見附市などで目撃された3歳のメスのトキが長岡市でも確認された。信濃川近くの水田で餌を取るなどした後、飛び去ったという。

 背中が灰色のまだら模様になり始めるなど、繁殖期を迎えた特徴がみられ、同省関東地方環境事務所の見上敏一野生生物課長は「相方を探して飛び回っている可能性もある」としている。【畠山哲郎】

毎日新聞 2009年1月10日 東京朝刊

445千葉9区:2009/01/11(日) 13:29:54
http://www.asahi.com/food/news/TKY200901100158.html
【高知】フードバンク 高知で着々
2009年1月10日
 品質に問題なく、まだ食べられるのに、包装ミスや在庫過剰、賞味期限が近いなどの理由で売りものにならなくなった食品を企業などから集め、児童福祉施設などに無償で配る「フードバンク」が県内でも進められている。全国各地で広がりつつある活動で、高知市内で取り組むボランティア団体は、「より多くの人に理解してもらい、活動の輪を広げたい」と支援を求めている。

 農林水産省の推計によると、国内でまだ食べられるのに廃棄される食品は年間約500万トン以上。フードバンク活動を昨夏から始めた高知市の民間暴力防止支援団体「高知あいあいネット」(青木美紀代表)には、全国各地の活動団体などに食品を配布する東京のNPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」から、10日に1度程度、毎回4〜5トンの食品、食材などが届く。高知あいあいネットでは、ボランティアのスタッフらが、高知市の児童養護施設などに配っている。

 昨年12月中旬、高知市内の児童養護施設や自立支援センターなど11カ所の施設にトマトジュース缶やパック詰めの「ごはん」などを届けた。児童養護施設「聖園天使園」(同市新本町1丁目)の長谷艶子施設長は、「活動は子どもたちに、おいしい食べ物だけでなく、食べ物をいただく感謝の気持ちを知る機会も与えてくれる。大切な教育の機会も与えてもらっていると思う」と話す。

 活動が軌道に乗る一方で、毎回大量に届く食品の倉庫での保管や、配布にかかるコストが大きな負担にもなっているという。届く食品には賞味期限が迫っているものも多く、少ないボランティアスタッフで素早く配るのには限界があると青木さん。「支援を必要としている人たちのために、どんなかたちでもいいから、協力してほしい」と訴える。

 支援や寄付などの問い合わせは、「高知あいあいネット」の青木さん(090・1005・1237)へ。(斉藤寛子)

447とはずがたり:2009/01/25(日) 14:27:42

面白い試みである。
>皇居とビル街の間にあるお堀が、冷気の流れをさえぎっている可能性があることがわかってきた。お堀の水は昼間に温められ、夜でも水温は28度ほどで、気温より2〜5度も高いまま。このために、冷気が通過するときに温められたり、お堀のところで上昇気流が生じて流れが滞ったりしているのかもしれない。
この辺も科学的な解明を待ちたいが,水を絶えず循環させれば夜の水温を下げることは可能ではないか?

都心の熱を冷ませ 皇居のお堀浄化作戦
http://www.asahi.com/science/update/0124/TKY200901240175.html
2009年1月25日1時0分

皇居及び外苑と周辺の温度分布
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/TKY200901240194.jpg

 皇居外苑のお堀をきれいにして、都心部のヒートアイランド現象を和らげよう――。環境省は、お堀に地下水などを引き込み、よどんだ水を浄化しながら水温を下げる検討を始める。皇居で生まれる冷気を周囲のビル街に流れやすくするのがねらい。

 皇居は都内有数の緑地。盛夏は周囲の高層ビル街と比べてかなり涼しい。環境省によると、07年8月の皇居の平均気温は28度で、周辺のビル街は29.8度。ビル街との温度差は最も大きいときは、4度以上にもなったという。

 この冷気を生かそうと、東京駅ビルの再開発と合わせて周囲の道路の舗装を変え、街路樹を増やし、「風の道」を作る試みも進んでいる。

 ただ、皇居とビル街の間にあるお堀が、冷気の流れをさえぎっている可能性があることがわかってきた。お堀の水は昼間に温められ、夜でも水温は28度ほどで、気温より2〜5度も高いまま。このために、冷気が通過するときに温められたり、お堀のところで上昇気流が生じて流れが滞ったりしているのかもしれない。

 皇居外苑のお堀は12カ所で、水面の面積は計約37万平方メートルに及ぶ。蓄えられている水はおもに雨水で、ほとんど循環していない。65年に淀橋浄水場(新宿区)が閉鎖されて以来、外部から水が供給されない。よどみがちでアオコの発生など水質悪化も懸案になっている。

 環境省は今春から、冷気が流れ込まない仕組みの解明のほか、お堀の水を外から引き込んだり、循環させたりすることで水質改善と水温低下につながるかどうか検討する。利用されていない地下水や、地下鉄の側溝に流れているわき水、周辺ビルで使う水などを活用した場合の冷却効果や地盤への影響などについても調べる予定だ。(高山裕喜)

449千葉9区:2009/01/27(火) 21:33:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090126-OYT8T00963.htm
富士北麓の首長 県の姿勢批判
世界遺産 目標延期 ■「静岡と歩調合わせて」■「責任押しつけるな」
 富士北麓(ろく)地域の6市町村長が26日、富士吉田市で会合を開き、県が富士山の世界文化遺産登録の目標延期を示したことについて話し合った。県の方針に従うことで意見集約したものの、急な方針転換への不満や、静岡県を含め関係機関の足並みがそろってないとする批判が出た。

 県は先週末、2011年度の登録目標を断念し、12年度以降に先送りする方針を富士吉田市の堀内茂市長に伝えていた。この日の会合は、当初は登録活動についての各市町村の進行状態を報告し合う予定だったが、県の目標延期方針を受け、急きょ27日に開かれる県世界遺産推進協議会に向けての話し合いとなった。

 会合では、静岡県が具体的な登録目標を定めていないことなどを踏まえ、「2県の整合が取れていない」などと問題点が指摘されたほか、「市町村の作業が遅れているから延期したなどと主張されたのでは納得が出来ない」などと不満が噴出。昨年7月に平泉(岩手県)が登録延期されるなど、年々、ハードルが高まっていることから「確実に登録されるために、県と市町村が一体になることが必要」などの意見が出た。昨年12月の山梨、静岡両県の学術委員会では、神社、樹型、洞穴、湖などが選ばれている構成資産候補について、文化遺産としてどれが中心なのか分かりにくいなどとして絞り込む必要があるとされていた。

 会合では、絞り込んだ場合に構成資産が無くなる市町村も出てくる可能性も指摘され、「資産から外された場合、今まで調査に費やした経費はどうなるのか」「住民説明会を開いてきたが、内容の変更はないのか」などと懸念する首長もいた。最終的に、6市町村長は、27日の推進協議会で「関係機関の歩調を合わせる意味で、登録延期には賛成する」ことで一致した。また、「県と市町村担当者が、定期的に互いの進行状況を報告する会を設けるべき」と県に伝えることを決めた。堀内市長は「より密な協力体制を作り、確実な登録を目指したい」と話した。

(2009年1月27日 読売新聞)

450千葉9区:2009/01/30(金) 21:18:28
http://www.yomiuri.co.jp/eco/kankyo/20090129-OYT8T00312.htm?from=os4
皇居の森
(上)生き物の楽園 もろさも


 「生きものの織りなして生くる様(さま)見つつ皇居に住みて十五年経(へ)ぬ」。天皇陛下は今年の歌会始で、こう詠まれた。都心の顔でもある皇居の森は、どんな生き物を育んでいるのだろう。


 「慣れ親しんだ街のど真ん中にいたなんて……」。東京・江戸川区で印刷会社を経営する斉藤洋一さん(58)が、「皇居の生物調査」に初参加したのは1997年。昆虫を探して日本中を飛び回ってきたが、陛下の御所がある吹上御苑・上道灌濠(かみどうかんぼり)で、東京では絶滅したとされたベニイトトンボといきなり出会った。

 体長3センチほど。うっすらと赤みを帯びたスリムなトンボだ。調査は陛下の発案を受けて国立科学博物館が始めたもので、ヤゴやその抜け殻も見つかれば、皇居内での繁殖を実証できる。

 期待を込め、斉藤さんは約115ヘクタールある皇居の中の水辺を毎年歩き回ったが、成果はさっぱり。だが、半ばあきらめていた2002年、ついに見つけた。生物学御研究所前の水草が生えた小さな水盤に、ヤゴや羽化したばかりの成虫もいた。

 06年からは錦糸町近くの大横川でも毎年、確認している。「ベニイトは、か弱いと思っていたけれど、どっこいしたたか。皇居から新たな生息地を求めて、勢力拡大を図っているんじゃないですか」。調査で確認された皇居のトンボは33種。うち21種は皇居内で繁殖する。皇居は東京のトンボの“揺りかご”なのだ。

 皇居では3638種の動物、1366種の植物も確認された。しかし、周囲はビルが取り囲むコンクリートジャングル。緑の孤島だけに、強敵の侵入にもろい繊細な森でもある。

 同博物館名誉研究員の上野俊一さん(78)は、カエル調査を始めて仰天した。「てっきり在来種のトウキョウダルマガエルだろうと思ったおびただしい数のカエルが、北米原産のウシガエルの子どもだったのです」。カエルの図鑑を書いたこともある上野さんだが、我が目が信じられず、後輩に再鑑定を頼んだほどだ。

 ウシガエルは池や沼など開けた水面を好むが、皇居では水田や水たまりにも我が物顔で居座り、在来種のニホンアカガエルやツチガエルは姿を消していた。上野さんは「何らかの経緯で入り込み、他の種の子ガエルを食べて駆逐してしまったのだろう」とため息をつく。皇居の森は危ういバランスの上に成り立っている。

(2009年1月29日 読売新聞)

451千葉9区:2009/01/30(金) 21:19:15
http://www.yomiuri.co.jp/eco/kankyo/20090130-OYT8T00357.htm
(中)上野と結ぶ鳥の回廊計画

 「渡りの途中のジョウビタキが見られたね」「25階外壁の巣から、ヒメアマツバメが飛んでいった」

 皇居から北東に約1キロ離れた三井住友海上駿河台ビル。ヤマモモやクスノキが植えられた低層棟の屋上庭園で、同社愛鳥倶楽部会長の原口真さん(44)たちが、双眼鏡をのぞいて野鳥観察を行っていた。

 倶楽部は2005年から毎月2回、早朝の屋上庭園で野鳥観察を続けている。カワラヒワやキジバトはどうやら皇居から飛来しているようだ。カルガモなどの水鳥は、皇居と上野・不忍池の中継地点として使っているらしい――。


 こうしたデータに注目したのが、駿河台ビル隣の同社新館建設チーム。その一員で、多彩な生物がすめる都市緑化技術を研究している鹿島建設地球環境室の山田順之さん(40)は、「新館の周りに皇居の鳥を呼ぶ林を作りませんか」と提案した。

 2人が参画することになった新館緑地プロジェクトグループは誘致目標種として、コゲラやツグミなど約10種を選んだ。皇居では多数見られるが、屋上庭園にほとんど来ない鳥たちだ。

 現在は11年の新館完成に向けて樹種選定中で、本館と新館あわせて約7000平方メートルの林を作る。原口さんは「皇居と上野の森を結ぶ鳥の回廊を作れば、都心部でも豊かな生物多様性が実現できる」と意気込む。

 皇居から西へ、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮と飛び地のように存在する巨大緑地との関係に注目するのは、NPO法人・都市動物研究会の宮本拓海さん(41)だ。10年前から東京でタヌキの目撃情報を収集、「23区内には約1000匹のタヌキが生息し、都心部では皇居と三つの緑地の間を行き来している可能性がある」と語る。

 皇居内には現在、10匹以上が定住、繁殖もしているとみられる。外との出入りは確認されていないが、宮本さんは赤坂御用地と皇居を結ぶルートとして国会や最高裁の緑地帯を、赤坂御用地から西へは線路や土手を、有力候補と考えている。

 宮本さんはタヌキの糞(ふん)を分析し、人間の残飯だけでなく、柿や昆虫などをたくさん食べていることにも驚いた。「東京は意外に自然の恵みにあふれている。皇居は巨大な里山である武蔵野台地の東端にあたる場所なんです」。鹿島建設の山田さんも、「皇居の西側に比べて緑が少ない東側に緑のネットワークができれば、都心の姿も変わるはずです」と話している。

(2009年1月30日 読売新聞)

452とはずがたり:2009/02/02(月) 19:36:22

「ナラ枯れ」秋田など23府県に拡大 昆虫媒介
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226651787/7-8

453とはずがたり:2009/02/03(火) 12:16:17
掛川の田舎から京都へ移ったのははや20年前にもなろうとしている(間に名古屋を1年挟んでいるけど)が,京都へ来て雀が居ないと思ったものだ(名古屋は浪人生だったのでそんな余裕は無かった。京都は鳩は一杯いたが雀はほぼ居ない。筑波は烏やね。。)
雀が絶滅したら淋しい事である。
まさか全部焼き鳥にして喰っちまった訳でもないやろうし都市部には小型の鳥は住みにくいのかもと思ったが横浜でも港北に行けばいい被写体に成るくらいは居るんですねぇ。京都も岩倉とかに行けば幾らでもいそうだけど岩倉よりも港北の方が都会ですよねぇ。あの辺にも田圃あるのか?

スズメ:国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明
http://mainichi.jp/select/today/news/20090203k0000e040019000c.html?link_id=TT004
2009年2月3日 10時48分 更新:2月3日 11時05分

仲良く柿の実をついばむスズメ=横浜市港北区で、岩下幸一郎撮影
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/20090203k0000e040022000p_size5.jpg

 国内のスズメの生息数が1800万羽にとどまることが、立教大理学部の三上修・特別研究員の調査で分かった。餌場の田畑と、巣を作る木造家屋の減少などにより、最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したとみられる。スズメの生息数を全国レベルで推計した調査は初めて。

 調査は08年5、6月に実施。気候の偏りなどを考慮して秋田、埼玉、熊本の3県を調査地に選び、住宅地▽農村▽森林−−など五つの生息環境について巣の平均密度を算出。国土交通省が持つ建物用地や森林などの面積データとの比率を基に、巣は全国に約900万個あり、個体数はつがいで約1800万羽と推定した。

 減少率は農作物の被害面積や、有害鳥獣駆除数の推移などから推定。個体数は90年以降80〜50%程度減り、60年ごろとの比較では10分の1になった可能性もあると結論付けた。

 三上特別研究員は「まだ保全の緊急性が高いとは言えないが、個体数の変化をモニタリングし、減少の原因を突き止める必要がある」と話している。【木下武】

<スズメの焼き鳥>100年の名物ピンチ 退治、御利益ありすぎた?−−京都・伏見
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187488248/119

454とはずがたり:2009/02/04(水) 13:18:03
ほんま公害病である。こうして我々患者が苦しんでいる間に林産業者はのうのうと豊かに暮らしているか,山林管理の責任を放擲して逐電しているかのどちらかなのである。
杉花粉業者は我々患者に謝罪と賠償を寄越しやがれヽ(`Д´)ノ何故日本はこんな無法が罷り通るのだ??

スギ花粉の飛散早まりそう 県森林研究所、対策呼び掛け
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090203/19151.html
2009年02月03日 09:41

 県森林研究所(立山町吉峰)は二日、当初今月二十日ごろと予測していたスギ花粉の飛散開始が十一日ごろに早まると発表した。

 前回(一月二十七日)の発表以来、気温が平年より高めに推移していることから、九日早めた。

 今後気温が平年並みに戻った場合、飛散開始日は十六日ごろになるとみている。同研究所は早めの対策を呼び掛けている。

455とはずがたり:2009/02/04(水) 13:20:59
これひどい。環境護らない環境省に存在価値はないぞ。
>「埋め立て造成地の利用計画も定まらず、港湾整備事業と一体で整備している特別自由貿易地域の分譲率も2・1%にとどまっている」と批判。第一期区域への土砂投入で「サンゴ群落や海草藻場など事業で失われるものは大きい」
我々が税負担に苦しんでいる間に土建業者と利権屋自民党政治家はまともな国民の義務から逃れてのうのうと豊かに暮らしているのである。何故こんな無法が罷り通るのか!!ヽ(`Д´)ノ

民主、中止を要求 泡瀬埋め立て/環境省は対応明言せず
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-03-E_1-004-2_003.html

 【東京】民主党「次の内閣」環境相の岡崎トミ子参院議員や喜納昌吉参院議員らは三日午前、環境省を訪ね、泡瀬干潟埋め立て事業について、工事の一時中断と事業全体の見直し、十分な環境影響評価の実施を申し入れた。応対した西尾哲茂事務次官は「佐藤勉沖縄担当相に伝える」と述べるにとどめたという。

 岡崎氏によると、工事中断に関して、西尾次官は、環境省として答える立場にないと答えた。

 斉藤鉄夫環境相あての申し入れ書では、昨年の那覇地裁が公金支出差し止めを命じた判決を指摘した上で「県や市が控訴しているとはいえ、司法が経済的合理性はないとしている。この機会に貴重な自然を守り、事業全体を見直すべきだ」として、一時中断して埋め立て事業について検討すべきだとした。

 さらに「埋め立て造成地の利用計画も定まらず、港湾整備事業と一体で整備している特別自由貿易地域の分譲率も2・1%にとどまっている」と批判。第一期区域への土砂投入で「サンゴ群落や海草藻場など事業で失われるものは大きい」と警鐘を鳴らした。

 民主党は昨年七月に発表した「沖縄ビジョン二〇〇八」では、泡瀬埋め立て事業について「一期工事中断、二期工事中止」など見直しを提言している。

456とはずがたり:2009/02/04(水) 14:52:25
天草に南方系ホンダワラ 海水温の上昇裏付け
2009年02月04日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090204002.shtml

 海藻で、東南アジアなどの熱帯から亜熱帯を生息域とする南方系ホンダワラ類が、天草下島の沿岸で繁殖していることが三日、県水産研究センター(上天草市)の調査で分かった。

 地球温暖化に伴う海水温の上昇を裏付けるとともに、今後、魚介類の産卵場所とされる藻場の構成が、在来種から南方系の種に入れ替わる恐れもある。同センターは「生態系への影響を注視する」としている。

 同資源研究部によると、藻場調査は二〇〇七年六月〜〇八年十月に実施。その結果、天草市五和町、同市天草町の二百メートル沖の二カ所で採取した海藻の一部から、南方系ホンダワラ類のツクシモク、キレバモク、フタエモクの三種が見つかった。

 本来、同海域には温帯性ホンダワラ類が生育。水深十メートル以内の浅い海底で藻場を形成している。

 天草西海岸に面する東シナ海ではこの百年で海水温が一・二五度上昇。南方系サンゴの北上も確認されている。

 長崎県や宮崎県でも南方系ホンダワラ類が繁茂しているのが発見された。同センターが一九七八年に天草西海岸で採取した種類不明の海藻が南方系ホンダワラ類であることも今回判明。熊本県では南方系生物の北上が数十年前から始まっていた可能性もある。

 荒木希世研究主任は「海水温の上昇が続けば、将来、天草沿岸では南方系ホンダワラ類が取って代わる恐れがある。海藻をえさとするアワビなど水産資源への影響を調査したい」と話している。(松本敦)

457とはずがたり:2009/02/06(金) 13:58:28
>>447 >>450-451

皇居:お濠の牛ケ淵を6年ぶりに大掃除 環境省
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090206k0000e040019000c.html?link_id=TT002

 お濠は合計12あるが、閉鎖水域のためハスが茂って水がよどみ、アオコの発生や悪臭が問題になっている。牛ケ淵は上流にあるため唯一、水を抜いての大掃除が可能だ。今月3日に水門を開放。貯水量の9割近い2万立方メートルを下流に流した。

 午前9時、同省の皇居外苑管理事務所職員ら10人が作業を始めた。水深20〜40センチまで水が抜かれた濠に入り、底にいるフナやコイ、アメリカザリガニなどを網で捕まえた。在来種だけは他の濠に放流する。

 来月3日までに、ハスの根茎やゴミを除去し、6年前に駆除した外来種がどれぐらい生息しているか確かめる。わき水の状況も調べ、他の濠の水質改善策に役立てる。【関東晋慈】

458とはずがたり:2009/02/06(金) 14:13:00
席捲と書かないと気分が出ないのだが。

皇居の森
(上)生き物の楽園 もろさも
>>450

(中)上野と結ぶ鳥の回廊計画
>>451

(下)「ゴロツキ」席巻を防げ
http://www.yomiuri.co.jp/eco/kankyo/20090202-OYT8T00545.htm

 「皇居の自然を国民と分かち合いたい」という天皇陛下の思いから、2007年に始まった吹上御苑の自然観察会。5月と9月に開かれ、初回は329倍の応募があった人気行事だ。

 「都心にこんな森があるなんて」と感心しきりの参加者に、植物のガイドを務める国立科学博物館名誉研究員の近田文弘さん(67)は、1本の巨木を指さした。見ると幹に穴が開き、枝は枯れ落ちている。近田さんは「この森は崩壊寸前。衰退に向かっているのです」と話した。

 江戸時代初め、武家屋敷が並んでいた吹上御苑周辺は1657年の明暦の大火を経て、日本庭園として整備された。明治時代に天皇のお住まいである皇居になっても、その姿は変わらなかった。

 庭園的な管理をやめたのは1937年(昭和12年)。昭和天皇の「なるべく自然のままに」とのお気持ちを受けたもので、それから約70年を経て出現した森には、スダジイやケヤキなど直径1メートルを超す巨木が250本以上も点在する。

 だが巨木の寿命が尽きると、その跡に侵入するのはイイギリやカラスザンショウだ。スダジイの3倍のスピードで成長し、ほかの樹木の成長を邪魔することから、近田さんがつけた名前は「ゴロツキの木」。ゴロツキの木は、鳥が実を運ぶため勢力範囲を広げやすい。

 「30年後にはゴロツキの木が並ぶヤブになってしまう」。宮内庁庭園課長の上杉哲郎さん(51)の呼びかけで、近田さんらは07年、皇居の森の管理方針について提言をまとめ、天皇皇后両陛下に報告した。イイギリなどを抑制し、歌川広重の浮世絵に描かれている江戸城のモミ林を再生するなどとする案に、陛下も関心を示された。

 この提言を実現させるため、宮内庁は皇居内で詳細な植生調査を実施中だ。提言策定グループの一人、千葉大学教授の小林達明さん(50)は皇居のスダジイ、タブノキ、モミから採った種子を発芽させ、苗木に育てる実験を始めた。「生き残りが難しい芽生えの時期をクリアして、高さ30センチまでなれば、他の木に負けずに成長する」と見る。

 小林さんたちにはもう一つ、夢がある。皇居の森で集めた種子を東京の緑化に役立てるのだ。お台場の南にある埋め立て地「海の森」は、種子の供給先候補の一つ。皇居で生まれた樹木が、東京湾で新たな森になる日も近いのかもしれない。(滝田恭子)
(2009年1月31日 読売新聞)

459とはずがたり:2009/02/06(金) 14:16:49
東京中心部の緑地。大事にしたい所である。

>>450
(上)生き物の楽園 もろさも
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/20090130-979522-1-L.jpg

460とはずがたり:2009/02/06(金) 14:21:26
1だけキャッシュでしか閲覧できなかった。。

進化の方舟はいま:ガラパゴス環境報告/1 増え続けるごみ
http://mainichi.jp/select/world/america/archive/news/2009/01/05/20090105ddm016040018000c.html

 <進化の方舟(はこぶね)はいま>
 ◇観光産業に依存する経済、野生生物の存在脅かす

 進化論の創始者、チャールズ・ダーウィン(1809〜1882年)が着想のヒントを得たガラパゴス諸島(エクアドル)。約500万年前の誕生以来一度も大陸と陸続きになることはなく、孤立した環境は生物に独自の進化をもたらし、特異な自然をはぐくんだ。その環境が今、急速に変ぼうしている。旧約聖書で滅亡を防ぐために動物たちが乗った「方舟(はこぶね)」にたとえられる島々の現状を報告する。【奥野敦史、写真・平田明浩】

 諸島最大の街、プエルトアヨラ市があるサンタクルス島。島南側の市中心部と、標高864メートルのクロッカー山を挟んで反対側に、市のごみ埋め立て場がある。

 幅50メートル、奥行き200メートルほど。刺激臭が鼻をつき、ごみで埋め立てられた地面にはガラス片も混じっている。一角に幅5メートル、長さ100メートル以上の溝があった。中には空き缶、空きびん、プラスチック、大量のポリ袋……。住民にもあまり知られていない光景だ。

 ごみ収集車がやってきて、上からごみを落とす。ガソリンがまかれ、火が付けられた。もうもうと舞う煙と炎の間を、固有種の鳥、ダーウィンフィンチが縫うように飛ぶ。生ごみを食べに来たらしい。溝沿いに並ぶパロサントの木は「聖なる木」という意味だ。煙で真っ黒にいぶされ、白い樹皮もレモンのような強い香りももう分からない。

 「サンタクルス島にはエクアドル随一のリサイクルシステムがある」。プエルトアヨラ市のビルヒリオ・サントス・セデーニョ副市長は誇らしげに言った。市民の家には生ごみ、リサイクルごみ、その他のごみと分別するためのごみ箱が配られ、回収されたガラス、プラスチック、紙くずは、市郊外の施設で道路の舗装材や段ボールに再生される。トヨタ自動車や世界自然保護基金の支援で作られたシステムだ。

 しかし市内には下水道がなく、汚水は海に垂れ流しだ。野焼き状態のごみ埋め立て場についても副市長は「もちろん改善したい」と力説する。「だから観光が大事。観光が一番お金が入る。世界中の人にどんどん来てほしい。私たちは『来ないで』とは絶対言わない」

  ■  ■  ■

461とはずがたり:2009/02/06(金) 14:21:48
>>460-461
 サンタクルス島の東に浮かぶ無人島、サウスプラサ島。0・13平方キロ、真っ平らな小さな島は日帰りネーチャーツアーの人気スポットだ。十数人のグループが5、6組、ガイドに導かれて上陸していた。イグアナやアシカ、珍しい海鳥たちが間近に見られる。あちこちで歓声が上がる。

 地元の学校でエコツーリズムを教えているガイドのダニエル・ベルガラさん(37)は言う。「ガラパゴスは農業も牧畜も漁業も壊滅し、観光しか頼れない。毎年高校を卒業する500人の子どもたちの働き口が観光以外どこにある?」

 世界自然遺産第1号のガラパゴスは07年、観光客による環境悪化を理由に「危機遺産」にも登録された。そのことに触れると、ベルガラさんの口調が変わった。「我々は固有種の木を切ってないし、イグアナも殺していない。世界に誇れるエコツーリズムの実践地だ。負のイメージを植え付けるな!」

 実際、ガラパゴスへの観光客は急増してきた。79年には年間1万2000人だったのが04年には年間10万人を突破。08年は約16万人に達している。

  ■  ■  ■

 「50年前、このあたりの人口は160人、家は25戸だった」。プエルトアヨラで生まれ育ったオスワルド・チャッピさん(66)は振り返る。40年以上、国立公園局のレンジャーやガイドを務めてきた。72年、ピンタ島で唯一のガラパゴスゾウガメ「ロンサム(孤独な)ジョージ」が発見された時、ジョージを運んだ一人だ。

 「今、市の人口は1万6000人ぐらい。80年ごろから急速に人が増え、ごみが増えて生き物が減った。繁殖期には幼鳥で埋め尽くされたエスパニョラ島やノースセイモア島も、今では巣が点々とあるだけだ。観光客は巣を壊してない。だけど人が増えるだけで野生生物は減るんだ」とチャッピさんはため息をつく。「孫には本土で観光以外の仕事ができるよう勉強しろと言っている。このままじゃ自然は壊れる。この自然なしにガイドの仕事は成り立たないさ。自然が財産なんだよ」

==============

 ■ことば
 ◇ガラパゴス諸島

 諸島の総面積は約7900平方キロ。約500万年前、海底から噴き出したマグマによって最初の島が形成された。1832年にエクアドルが領有を宣言。ガラパゴスという名はスペイン語で「リクガメの島」という意味で、正式名称は「コロン諸島」。78年に陸上部分が世界自然遺産に登録され、01年に周辺の海洋保護区も追加された。

毎日新聞 2009年1月5日 東京朝刊

462とはずがたり:2009/02/06(金) 14:22:20

進化の方舟はいま:ガラパゴス環境報告/2 効果薄れる環境保護「特別法」
http://mainichi.jp/select/science/news/20090112ddm016040010000c.html
 <進化の方舟(はこぶね)はいま>
 ◇政治混乱、ハードルに

 巨大なスピーカーから大音量があふれる。ラブソングを歌う女性歌手の横顔が、スクリーンに大映しになる。サンタクルス島プエルトアヨラ市の中心部。昨年11月の夜、交通事故防止キャンペーンの野外コンサートが開かれた。小さな波止場の前の広場は人、人、人。喧噪(けんそう)は明け方まで続いた。

 ガラパゴスは今、深刻な人口爆発に悩む。70年代半ば、約4000人だった諸島全体の人口は88年には1万6000人、現在は3万人に届く勢いだ。観光客の急増が島を「稼げる街」にし、移住者が急増した。

 経済発展と環境保護の両立を模索するため、98年に法律が作られた。「ガラパゴス特別法」だ。生態系と生物多様性の保全、その中での持続的開発などを柱とする同法は「ガラパゴス人」を初めて定義した法律でもある。(1)ガラパゴス生まれの人(2)法制定の5年以上前から合法的に住んでいる人(3)両者の配偶者と子供、にガラパゴス人として永住を認める一方、同じエクアドル人でも原則として移住は許されない。

 同法には外来種規制や違法漁業対策も盛り込んだ。制定直後の第22回国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で称賛され、危機遺産登録を回避すべしとの勧告も出た。だが法律の効果は続かなかった。

 「制定後、特定の利益を誘導する運営がされた。法律が骨抜きにされたんだ」。世界自然保護基金(WWF)ガラパゴスのエリエセル・クルース所長は言う。ガラパゴス国立公園局(PNG)局長として同法制定に奔走し、07年から1年余りはラファエル・コレア現大統領の指名で州知事も務めた。しかし03〜05年のルシオ・グティエレス政権は環境相を3度更迭、PNGでもクルース局長を解任し、延べ10人を次々と任命する一方、PNG職員は3分の1に削減した。政治の混乱の中で不法移民は激増。環境保全への取り組みも滞った。

 日本の国際協力機構から専門家として派遣され、2年間ガラパゴスに滞在したWWFジャパンの小森繁樹シニアオフィサーは「エクアドルは民主制だが、政治的に不安定で容易に政変が起きる。政争の中で企業などに借りを作り、保全より開発に走る人が指導者になれば、長年の努力が1日で瓦解する」と指摘する。

 ガラパゴスの空港に国際線を乗り入れようとする動きが出ている。コレア現大統領は拒否したが、膨大な観光収入を狙う勢力が取って代われば分からない。国際線と一緒に外来生物が入り込み、絶海の孤島だからこそ守られてきた固有の自然の危機は増大する。

 ガラパゴスは07年、危機遺産に登録された。クルースさん、小森さんは歓迎している。「危機遺産になることは、国際社会がガラパゴスを見守ること。世界中の人の目が保全の力になる」。クルースさんの言葉は切実だ。【奥野敦史】

毎日新聞 2009年1月12日 東京朝刊

463とはずがたり:2009/02/06(金) 14:23:25

海鼠(ナマコ)ねぇ。

進化の方舟はいま:ガラパゴス環境報告/3 持続的漁業の模索続く
http://mainichi.jp/select/science/news/20090119ddm016040025000c.html
 <進化の方舟(はこぶね)はいま>
 ◇横行するナマコ密漁

 ガラパゴス諸島の環境に影響を及ぼす大きな要因が観光業以外にもある。漁業だ。そして意外な生物がそのカギを握っていた。ナマコ、である。

 ガラパゴス諸島最大の街プエルトアヨラ(サンタクルス島)。ペリカン湾に臨んで小さな魚市場がある。魚をさばくコンクリートの台と屋根だけの質素な市場だが、おこぼれを狙って集まるペリカンやアシカを見ようと観光客が押し寄せる「名所」になった。「商売はかんばしくない。ナマコが取れればもうかるけどな」。漁師のネルソン・イバラさん(33)が物憂げに言う。羽振りのいいころは、平均的なエクアドル人の数カ月分の収入を1日で稼いだという。ナマコを食べたことは?と尋ねると、「あんなものエクアドル人は食べないよ」と苦笑した。

 ガラパゴスでナマコ漁が始まったのは90年ごろ。中華食材や漢方薬としてナマコは他の魚の数倍の高値で取引された。ブームはまず南米大陸に広がり、そこで取り尽くした漁師が手つかずのガラパゴスに目を付けた。諸島海域は海洋資源保護区として商業漁業が規制されていたため、密漁が横行した。

 その結果、ガラパゴスのナマコは激減した。かつて浅瀬を歩くだけで取れたのが、水深20〜30メートルまで潜らなければ見つからなくなった。「今では漁獲量は最盛期の5分の1以下」と、ガラパゴス国立公園局(PNG)海洋部門のハリー・レイエス部長は言う。ガラパゴスに生息するナマコ29種のうち、食用に適した1種が03年、希少な野生動植物の国際取引を規制する「ワシントン条約」の対象となった。

 レイエス部長が心配するのは環境への影響だ。ナマコは海底の有機物を砂と一緒にのみ込み、砂だけを排せつすることで海水を浄化し、海中の生態系のバランスを保つ役割もする。「ナマコが減ると、他の生物も一気に減った」。密漁者はイサベラ島などの海岸にナマコをゆでる加工場を作った。燃料は自生するマングローブ。伐採で、陸の環境も踏みにじられた。

 環境を守る政府の努力には妨害も多い。密漁者の加工場を摘発しようとしたPNG職員は銃撃された。95年には、商業漁業規制に反対する漁師らがPNG周辺の道路を占拠し、ガラパゴスの自然保護の象徴として飼育されているゾウガメ「ロンサム・ジョージ」を殺すと脅迫した。

 98年、ガラパゴス特別法のもとで漁師やPNG、関係省庁の大臣らが参加する組織が発足し、ナマコ漁は年60日間に限ると合意した。しかし、減ったナマコは容易には元に戻らず、違法操業も依然、存在する。

 「数年間は完全禁漁にしたいが、生活できない漁師が出てくる。でも、自然を失って最も打撃を受けるのは我々ガラパゴス人だ。それを忘れちゃいけない」とレイエス部長。「持続的な漁業」への模索が続く。【奥野敦史】

毎日新聞 2009年1月19日 東京朝刊

464とはずがたり:2009/02/06(金) 14:23:38

進化の方舟はいま:ガラパゴス環境報告/4 人間がもたらした感染症
http://mainichi.jp/select/science/news/20090126ddm016040053000c.html
 <進化の方舟(はこぶね)はいま>
 ◇鳥たちに壊滅的打撃も

 ダーウィンフィンチ。ガラパゴス諸島にすむスズメ目の鳥、フィンチの総称だ。科学界の巨人の名を冠したこの小さな鳥は、近年の研究で現在もダイナミックな進化を続けている、たぐいまれな生物だと分かってきた。進化論の島を象徴するこの小鳥たちにも、深刻な危機が訪れている。

 人口の多いプエルトアヨラ(サンタクルス島)や、空港があるサンクリストバル島で、大きないぼを持つフィンチを見ることがある。鳥ポックスというウイルス性感染症が原因だ。91年からガラパゴスで撮影を続ける写真家、藤原幸一さんは「今では20羽に1羽くらい見つかる」と話す。

 目の周囲、くちばしの付け根、足など、羽毛の生えていない皮膚にいぼができる。致死性ではないが、見えない、食べられない、木に止まれないという状態になり衰弱し、時に死に至る。群れに広がると、個体数が減る。

 チャールズ・ダーウィン研究所のフィンチ研究者、ブリジット・フェセル博士によると、ガラパゴスではフィンチ7種とマネシツグミ、キイロアメリカムシクイで感染が確認されている。すべて固有種か固有亜種だ。

 感染経路は二つ。蚊など皮膚に傷を付ける昆虫が媒介する場合と、鳥同士がぶつかって「生傷(なまきず)」から感染する場合だ。元々ガラパゴスには、このウイルスも媒介昆虫もいなかった。すべて人間とニワトリなどの家禽(かきん)の移住で持ち込まれた。

 生傷による感染も人間が原因だ。藤原さんは「ごみ捨て場の生ごみやレストランの残飯などにフィンチが群がり、野生ではあり得ない密集状態ができ、鳥同士の接触が増えている」と指摘する。フェセル博士も「人の少ない高地では感染例が少ない。標高400メートル以上には蚊が生息しないのと、人間が作る鳥の過剰な密集が起きないからだ」と言う。人間の営みが、野生生物の行動や習性すら変えてしまい、鳥たちを絶滅の危機に追いやっている。

 忍び寄る危機は鳥ポックスだけではない。97年には、フィンチのひなを幼虫の餌にするハエがサンタクルス島で見つかった。更にフェセル博士が恐れていることがある。「蚊が高地に順応したらどうなるか。鳥ポックス同様、蚊が媒介する鳥インフルエンザや鳥マラリアの病原体が移入してきたら……。鳥たちは短期間で壊滅的打撃を受けるでしょう」【奥野敦史】

毎日新聞 2009年1月26日 東京朝刊

465とはずがたり:2009/02/06(金) 14:24:05
>>460-465

進化の方舟はいま:ガラパゴス環境報告/5止 いたちごっこ 外来種侵食
http://mainichi.jp/select/science/news/20090202ddm016040033000c.html
 <進化の方舟(はこぶね)はいま>
 ◇植林が変える住民意識

 ガラパゴス諸島サンタクルス島中央部、クロッカー山(864メートル)の中腹で車を止め、周囲の森を見回した。地元でハイランド(高地)と呼ぶ一帯だ。

 眼下の森に、緑が色合いを変える「境界線」が見える。一方はガラパゴス固有種のキクの仲間、スカレシアの森。他方は外来植物の群生。食用のグアバやブラックベリー、牧草のエレファントグラス、マラリアの治療薬になるキナの木など、人間が持ち込んだ植物が固有種を侵食する。その景色は植物の陣取り合戦図のようだ。

 チャールズ・ダーウィン研究所植物部門のレイチェル・アトキンソン博士は「ガラパゴス原生植物は約560種。外来植物は900種を超えた」と話す。71年、77種だった外来種は07年には700種。近年は調査のたび大量に新しい外来種が見つかる。諸島全域で数万ヘクタールにわたり分布していたとされるスカレシアは100ヘクタールあまりに減った。

 同研究所とガラパゴス国立公園局は、外来植物の駆除を続けている。丁寧に除草剤をまき、キナは1本ずつ幹に傷をつけて薬剤を入れ、根を枯らす。しかし成長は速く、作業は難航する。アトキンソン博士は「植物の種子は土中で20年も生きる例がある。冬眠状態の種子の駆除はさらに困難だ」と表情を曇らせた。

 そんな中、植物相を回復する日本発の試みがスタートした。写真家、藤原幸一さん(53)が呼びかけるスカレシアの植林活動だ。一昨年春から、日本人観光客やボランティアがサンタクルス島の同研究所敷地や民有地で始めた。

 昨年11月には、国立公園局のレンジャーと地元の高校生が初めて参加。ハイランドの国立公園内での活動も許された。高校生も引率の教師も、外来種のまん延と危険性を全く知らなかった。高校の校長は藤原さんの説明に驚き、植林をカリキュラムに入れると宣言した。「日本人が取り組むのには限界がある。地元の若者が参加し学んでくれた意義は大きい」と藤原さん。現地の行政との協力関係も期待できる。「互いにできることを、持続可能な形で続けたい」と語る。

 世界で他に類を見ないガラパゴスの自然。地元の人はそれに誇りを感じ「環境を守っている」という自信を持っている。しかしその自信が過信になる可能性もはっきり見える。

 「ガラパゴスは今、とても危うい」とアトキンソン博士は言う。「正確な情報が住民の隅々まで行き渡っていない。誤解や慢心や理解不足がガラパゴスの未来を壊す」。博士は研究所に環境教育の専門家を置くべきだと考えている。「植物、鳥、爬虫(はちゅう)類とかの研究者はいるから、次は人間の専門家」と笑う。

 ガラパゴスの環境は激変のさなかにある。崩壊の道をたどるのか、持ちこたえて復活するか。すべては人間がカギを握っている。【奥野敦史】=おわり

毎日新聞 2009年2月2日 東京朝刊

466千葉9区:2009/02/07(土) 12:13:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/75626
水鳥びっくり 真っ赤な調整池 浮草の異常繁殖が原因 佐賀市
2009年2月6日 00:54 カテゴリー:九州・山口 > 佐賀

池の水面を真っ赤に染める浮草。水鳥も戸惑っているようだ 
佐賀市高木瀬町の市環境センターそばの調整池で、赤い浮草が異常繁殖している。池を管理する同センターによると、アカウキクサの一種とみられ、真っ赤に染まる池に訪れた人も驚いている。

 アカウキクサは、浮遊性の水生シダ植物。環境省によると、「在来種」は河川や湿地開発などで個体数が減り、同省が絶滅危惧(きぐ)種に指定。しかし近年は「外来種」が池や堀で異常繁殖するケースが増えているという。

 調整池は2003年4月に完成した。浮草は昨年11月ごろから目立ち始め、現在は水面約3ヘクタールの半分以上を赤く埋め尽くしている。風や気象条件によって水面を移動するため、時間帯によっては、ほぼ全面を覆うこともあるという。

 同センターは「在来種か外来種かは未確認だが、水中に日光が届かなくなれば除去を考える必要もある」と困惑気味だ。

=2009/02/06付 西日本新聞朝刊=

467とはずがたり:2009/02/08(日) 22:46:41

一面ボラ、ボラ、ボラ大群発生 四日市・富洲原の運河
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090208/CK2009020802000022.html
2009年2月8日

運河を埋め尽くしたボラの大群=四日市市富州原町で
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/PK2009020802100101_size0.jpg

 四日市市富洲原地区にある海運橋周辺の運河に、6日から7日にかけてボラの大群が迷い込んだ。普段はボートが停留する静かな運河が黒く埋め尽くされ、住民たちを驚かせている。

 ボラは体長20−30センチ。住民によると6日ごろから姿を現し始めた。7日午前には、数百匹のウがボラを狙って飛来。午後に近くの男子中学生(14)が網ですくうと、1度で20−30匹が入った。運河の近所に長く住む男性(69)は「数年に1度、大群を見るが、これほど多いのは見たことない」とのぞき込んでいた。

 鳥羽水族館(鳥羽市)飼育研究部の高村直人さんは「ボラは河口域や沿岸部で群れで生息しており、たまたま人の目にとまりやすいこの運河に入り込んだのでは」と話した。

 (土屋晴康)

468とはずがたり:2009/02/08(日) 22:52:32
>>466
>池の水面を真っ赤に染める浮草。水鳥も戸惑っているようだ 
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/200902060001_000.jpg

アカウキクサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%82%B5

形態
アカウキクサ(Azolla imbricata (Roxb. ex Griff.) Nakai)は、シダ植物門アカウキクサ目アカウキクサ科に属する植物である。水生シダ類のひとつで、浮草になる水草である。

全体に緑色をしているが、赤みを帯びることがあり、特に秋の終わりに真っ赤に色づくのが、名前の由来である。

近似種
日本にはもう一種、オオアカウキクサ(A. japonica Fr. et Sav.)があり、アカウキクサに似ているが、根に髭根が出る点で区別できる。その他世界に6-7種があるとされるが、分類はやや混乱しており、種の区分は不明確な部分がある。また、後述のように外来種が持ち込まれて繁殖しており、現在では実際に目にするのはそちらが多いと考えられる。

分類
アカウキクサ科アカウキクサ属とする。シダ類の水草としてはデンジソウ、サンショウモがあり、いずれも胞子に大小がある点などの共通点もあるが、それ以外の形態は全く異なる。サンショウモは浮草になる点でも共通するが、やはり形態の差が大きい。しかし、この両者については同じ目として扱う説がある。

利害
かつては水田雑草として嫌われた。水面を覆いつくし、水温が上がらなくなるためである。しかし、除草剤に弱いためか、現在では被害がないどころか、絶滅危惧種になってしまった。

他方、葉に共生する藍藻類が窒素固定能を持つため、緑肥として利用する地域もある。また、アイガモ農法において、そのままで生えてくる雑草だけでは餌が不足するため、アカウキクサを放流する場合がある。そのために外来種のアカウキクサ(A. cristata)や交雑種を持ち込んでいる。よく使われるのはオオアカウキクサの近似種である。

しかし、このために現在の日本では、どれが本来のオオアカウキクサかわからない状態になっている場所が次第に増えている。実際にはその多くが帰化種に置き換わっているものと想像されるが、両者の区別が難しいのがその問題をさらにややこしくしている。その繁殖はため池や堀など、農耕にかかわりのない場所が多く、それまで見られなかった場所で急増殖し、水面を真っ赤に染めることがあり、人目を引く。水面をふさぐために水質の悪化の原因となることも懸念される。しかし、水田で繁茂することはないようである。

アゾラのニュース
http://www.asahi-net.or.jp/~it6i-wtnb/azolla.html

469千葉9区:2009/02/08(日) 22:54:10
http://mainichi.jp/life/today/news/20090208k0000m040138000c.html
廃ペット:中国への輸出激減で価格暴落 高値が有償委託に

 家庭から出るペットボトル(廃ペット)をリサイクルするための引き取り価格が暴落している。世界同時不況のあおりで中国への輸出が激減したためだ。リサイクルを仲介する「日本容器包装リサイクル協会」(容リ協)によると、今年度当初はリサイクル業者に1トンあたり4万5118円で売れていたのが、今年1月の追加入札では、業者に同平均1143円を支払って処理を委託する事態に逆転した。

 廃ペットは、衣類やぬいぐるみの綿などの原料にリサイクルされる。飲料メーカーや流通業者などでつくる容リ協は、市町村が収集した廃ペットを無償で引き取り、入札で決めた価格で業者にリサイクルを委託する。処理費用は容リ協に加盟するメーカーなどが負担し、利益が出た場合は市町村に還元する。

 この制度が導入された97年度は、容リ協が処理費を払ってリサイクル業者に引き取ってもらっていた。数年前から中国での需要が増え、廃ペット価格が上昇。06年度には容リ協が業者から売却益を得る状況になった。一方、容リ協を経由するより高値で買い取ってくれる業者に独自に売る市町村も増え、環境省によると07年度、廃ペットの半分以上は独自処理に流れた。

 ところが、昨年の世界同時不況で中国の製造業が低迷。原料となる廃ペットの輸入が激減し、荷出し直前の廃ペットが港で山積みとなる事態が起きた。価格が急落してリサイクル業者が引き取らなくなったため、独自処理に頼ってきた市町村にも、収集しながら引き取り手のない大量の廃ペットを抱える事態が生まれた。

 容リ協は今年1月、こうした市町村を対象に異例の追加入札を実施。34団体が申し込み、3月末までは容リ協が1トンあたり平均1143円を業者に支払って処理を依頼することになった。

 横浜市の場合、07年度は約1万1000トンを、「国内処理」を条件に独自に処理、3億5600万円の収入を得た。昨年12月、業者が引き取りを断ったことから容リ協の入札に申し込んだ。3月までに2477トンを処理するめどが立ったものの、1トンあたり最大900円を容リ協が支払う状況だ。

 価格低迷は来年度も続くとみられ、廃ペットを売って利益を得ていた多くの市町村にとっては事実上の減収となる。【足立旬子】

470千葉9区:2009/02/08(日) 22:54:53
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090208k0000m040139000c.html
廃ペット:価格暴落のリサイクル混乱、市場原理のツケ
 廃ペットの価格暴落は、リサイクルの一端を事実上、中国に頼ってきた日本に打撃を与えた。国内では、価格が高騰した際、廃ペットが中国に流れたため経営難に陥ったリサイクル業者も出ており、廃ペットのリサイクルは見直しを迫られている。業者らは「海外をあてにしたリサイクルを反省し、国内での市場拡大を目指すべきだ」と訴える。

 「日本容器包装リサイクル協会」(容リ協)は処理業者を国内に限っている。しかし容リ協が扱う廃ペットは全体の半分以下にとどまり、かなりの量が独自処理で中国に流れたとみられる。

 リサイクルの仕組みは「容器包装リサイクル法」に基づいている。消費者には分別、市町村には回収、製造者には再商品化を義務付けているが、収集した廃ペットをどう処理するかは市町村の判断に任され、容リ協を通す義務はない。

 市町村が独自処理を選ぶ背景には財政難がある。「少しでも高く売れるところに売る」という市場原理で動いた結果、今回の混乱が起きた。

 価格暴落という“教訓”から、来年度は容リ協を通して処理する市町村が97年度の導入以来最高になる見通しだ。しかし、廃ペットの需要が世界的に冷え込んでいる現状では、再商品化しても割高になるため、リサイクル業者が大量の廃ペットを抱える事態を招く恐れがある。【足立旬子】

472とはずがたり:2009/02/13(金) 16:22:34
レジ袋辞退率85%に ひたちなか市で有料化から1年 石油換算で42万8000リットル分削減
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090213/CK2009021302000105.html
2009年2月13日

 地球温暖化やごみの減量化対策として、県内市町村に先駆けて昨年二月からスーパーなどのレジ袋有料化に取り組んでいるひたちなか市で、レジ袋を辞退する消費者の割合が九割近くに上ることが十二日、同市のまとめで分かった。一月末までに削減されたレジ袋は計約二千百四十万枚、石油に換算するとドラム缶約二千百四十本分(四十二万八千リットル)に上るという。 (伊東浩一)

 同市廃棄物対策課は「もともとマイバッグ持参の運動は主婦らを中心に関心が高かった。さらに、レジ袋有料化で軽い負担を求める手法が功を奏し、辞退率が急速に高まった」としている。

 同市は市内の小売業者と消費者団体、市が三者協定を結び、当初は八つの小売業者・十九店舗で有料化をスタート。

 各店舗がレジ袋一枚を三円から五円とした結果、一月末現在で参加する十三の小売業者・三十一店舗でレジ袋の平均辞退率が85・7%となった。

 以前からレジ袋一枚に五円の募金を求めていた一店舗を除いて、有料化前の辞退率は約10%と低調だったが、この一年間で大幅に上昇した。
◆レジ袋有料化県全域で導入へ

 県はこれまで市町村ごとに進められてきたレジ袋有料化を二〇〇九年度末までに、県全域で導入する方針を固めた。広域に店舗展開する小売業者や消費者の意向を受け、県主導で業者や消費者団体と調整を進める。

 レジ袋有料化の取り組みは従来、市町村単位で小売業者が「無料配布をやめる」、行政と消費者団体が「無料配布の中止を支援する」との三者協定を結ぶ方式で実施。県環境政策課によると、現在、ひたちなか市や常陸太田市など十市が導入している。

 県は市町村のやり方と同様に、県と消費者団体の全県組織、県内で店舗展開する小売業者でレジ袋有料化についての三者協定を順次締結する。協定を結ぶ小売業者は大規模から小規模業者へと徐々に対象を広げる方針だ。

474とはずがたり:2009/02/15(日) 03:29:59

「緑のニューディール」世界で
国連、主要国に提示へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009021400120&genre=B1&area=Z10

 世界的に経済危機が深刻化する中で、国連は風力発電などの再生可能エネルギーの開発や二酸化炭素排出量の少ない交通システムの整備などを通じ、経済成長や雇用の創出と、環境問題解決の両立を目指す「地球規模の緑のニューディール(グローバル・グリーン・ニューディール、GGND)」の実行を各国に働き掛けることを決めた。

 16日からナイロビで開く国連環境計画(UNEP)の管理理事会で具体的内容などを討議した上で、4月にロンドンである20カ国・地域(G20)第2回首脳会合(金融サミット)に提示。G20が実行に合意するよう要請する。

 関係者によると、UNEPは(1)先進国は今後2年間、国内総生産(GDP)の少なくとも1%を再生可能エネルギー開発などに回す(2)発展途上国はGDPの1%を、安全な飲み水供給や下水処理設備などに投資する−といった数値目標の提案を検討している。
 GGNDの対象は再生可能エネルギーや運輸システムのほか、途上国で深刻な森林破壊の対策、有機農業の拡大など農業分野の事業、廃棄物のリサイクルなどにも及ぶ。(共同通信)

475とはずがたり:2009/02/15(日) 12:27:23

マイバッグ推進で温暖化防止 日田でシンポ
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123379526561.html
[2009年02月05日 09:50]

 日田市とひた地球温暖化防止協議会は八日午後一時半から、市内上城内町の市文化センターで「ストップ・ザ・地球温暖化マイバッグ推進シンポジウム」(大分合同新聞後援)を開く。市とNPOが連携して行政の課題解決に取り組む市民協働まちづくり推進事業パートナー制度の事業として開催。地球温暖化防止の身近な一歩として、レジ袋削減について考える。
 三重県伊勢市のレジ袋無料配布をやめる運動で中心的役割を果たした朴恵淑三重大学長補佐が、「市民・事業者・行政の三位一体で創(つく)るレジ袋ないない運動『三重モデル』」のテーマで基調講演。パネルディスカッションでは、朴さんや同協議会の中野文男代表、佐藤陽一市長のほか小売り事業者や消費者団体の代表らが、レジ袋削減に向けて意見を交わす。
 入場無料で先着二百人にマイバッグをプレゼント。問い合わせは市廃棄物対策課(TEL0973・22・8208)へ。

476とはずがたり:2009/02/17(火) 16:00:01
似たニュースは>>164だけって事はない筈だけど何処いっちゃったかな。。
其れは兎も角涵養は漢字で行くべきだ。

2009年02月17日(火)
森林環境税、県の方針に異論相次ぐ
「知恵のないやり方、予算把握が先」
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/02/17/16.html

 山梨県経済財政会議(議長・横内正明知事)が16日、甲府・ホテル談露館で開かれ、県が導入を検討している「森林環境税」(仮称)に異論が相次いだ。
 県は2009年度、有識者らによる検討会を設立し、森林整備を目的とした新税導入の是非を検討する。県民税に上乗せする案が有力視されているが、この日の会議では、委員から「『人頭税』のような形で、人数割りで課税するのは知恵のないやり方だ」のほか、「まずは森林整備にいくら必要で、現状の予算でいくら足りないのか把握するべきだ。多くの県が導入しているという理由だけでは県民は納得できない」と批判、注文が相次いだ。
 このほか、前県政で検討され、横内知事が導入断念を正式に決めたミネラルウオーター税について、委員の一人は「(地下水をかん養している)森林の受益者であるミネラルウオーター業者から取るのは当然」と再検討を要請。このほか、取水した地下水を県外に移出した場合に課税する「移出税」の導入を提案する意見も出た。
 一方、現在の経済状況をめぐる議論では「財政出動しなければ県内景気はもたない」と景気回復を優先すべきとの意見が出た一方で、別の委員は「大変な不況であることは分かるが、知事は県の借金1兆円解消を知事選で訴えた。財政健全化を一番に考えてほしい」と要請。財政再建路線と景気回復路線で主張が分かれた。

477とはずがたり:2009/02/19(木) 12:02:58
数値改善の焼却炉1基 19日から再稼働 田川市川崎町清掃センター
2009年2月19日 09:36
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78111

 田川地区清掃施設組合(組合長・伊藤信勝田川市長)は18日、国の排出基準を超えるダイオキシン類を検出したごみ焼却施設「田川市川崎町清掃センター」(同町)の停止中だった焼却炉2基のうち、6日に再測定し数値が大幅に改善した1基を19日に再稼働する、と発表した。18日県に報告し、承認された。

 同組合は昨年12月から焼却炉2基を停止しており、稼働は約80日ぶり。現在、筑豊地区と筑紫野市の4施設に1日計約90トンのごみを受け入れてもらっており、経費は1日約215万円。再稼働すれば約60トンの焼却が可能で、今後は飯塚市と福智町の2施設に処理を依頼する。同組合によると、経費は1日約68万円に抑制できるという。

 一方、県は、現在同施設近くの一般廃棄物最終処分場に一時保管している約1300トンのごみについて、臭気対策などに努めるよう指示。また、毎週、焼却炉の点検結果を報告することも求めた。

 同組合によると、現在改修中の別の焼却炉は、3月初旬に再測定し、数値が改善されれば、同月中旬にも再稼働する方針。その後、今回再稼働が決まった焼却炉を全面的に改修する。2基が同時に稼働するのは4月中旬以降、それを待って一時保管中のごみを焼却するとしている。

=2009/02/19付 西日本新聞朝刊=


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板