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環境問題

35おりーぶの木:2003/08/12(火) 12:54
>>31で書いたように真夏の暑い中、冷房の効いた部屋(車内)に入ると生きかえる気分を味わえると言うのが最大の理由だと思います。オフィスの冷房がやり過ぎだろうって位、冷えてるのも営業マンが社内に戻ったときのことを考えてという理由だそうですね。でも長時間いれば逆にあまりの寒気に不快感を覚えると思うのですがその辺はどうなんでしょうね?停車駅に近づいた際に一段と冷やせば良いことでその辺の調節ってできないものなのかしら?

36おりーぶの木:2003/08/12(火) 12:57
>>34
そこまで頭が回らないんでしょ?要するに観念的に捉えてるだけで現実的にどう行動するかなんて発想はないんでしょうね。本音と建前は別ってとこなんだろうな。一言で言えば。

37とはずがたり:2003/08/12(火) 12:58
経済学的に云ってみると,市場が完全競争な場合,人間の善意に訴えかける施策は市場に歪みをもたらし結果として経済厚生を引き下げてしまいます。

本来なら強い冷房というサービスを求める者はその対価を支払ってそのサービスを受け取るべきです。
従って強冷車と弱冷車を分けて強冷車には冷房費を上乗せすれば最適な資源配分が可能になるはずなんですが,
現実には車両を分け,乗客を管理するというコストが掛かるので(乗客と車両収容人員のミスマッチもある)現実的ではないということでしょうか。

38とはずがたり:2003/08/12(火) 13:01
>>37補遺
だから個人的には地球を思いやる事を一人一人に訴えかけるというのは不効率な方法であって,いやがおうにも自分のとった行動に対価を払わねばならない(外部効果の内部化を図らねばならない)ようにしないと駄目だと思ってます。
善意が必ずしも人のためにならないことを証明することは,残念ながら,経済学の得意とする面ですね。

39おりーぶの木:2003/08/12(火) 13:07
>>38
レジ袋税やゴミ有料化なんてまさにそこから出ているものなんでしょうね。
でもヨーロッパなんてアイドリングストップや必要に迫られない場合は自転車を使うと言う行為を国民的に行ってる訳でどうしてこうも違うんだろうなと思います。

40おりーぶの木:2003/08/12(火) 13:15
ま、民度の違いと言ってしまえばそれまでなのだが。

41とはずがたり:2003/08/19(火) 11:09
照葉樹林を守れ!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030818-00000073-nnp-kyu

綾町の鉄塔着工 住民団体「反対続ける」 宮崎

 九州電力は十八日早朝、国内最大級の照葉樹林が広がる宮崎県綾町内で、高圧送電線の鉄塔建設工事に着工した。当初、六月の予定だったが、「鉄塔建設は、将来の世界遺産登録に重大な影響を与えかねない」などとする住民団体の反対で延期していた。反対住民らは「今後とも粘り強く反対運動を続ける」と話している。

 九電南九州送変電工事所(宮崎市)によると、工事は町内に鉄塔十五基を建設するための作業道整備や鉄塔予定地の樹木伐採から開始。この日午前七時ごろ、まず十一基に通じる林道数カ所に重機と作業員を入れて、着手したという。

 この朝、反対住民ら二十五人も現地の林道に集まったが、既に作業員が工事予定地内に入った後で混乱はなかった。

 九電は、宮崎県内の小丸川揚水発電所(木城町)と宮崎変電所(高城町)間四六・三キロに、綾町を含め鉄塔百基を建設し送電線で結ぶ計画で、二〇〇六年七月の運用開始を目指している。

 九電の松尾新吾社長は「地元の要望を踏まえてルートを選定し、工事も十分な環境対策を実施することなどから、影響は極めて少ないと確信している。照葉樹林の育成、拡大については、できる限り協力したい」との談話を発表した。(西日本新聞)
[8月18日14時45分更新]

42とはずがたり:2003/08/21(木) 17:26
http://news.lycos.co.jp/top/story.html?q=20030821i103_yomiuri

「里地里山」地域で守ろう、環境省が5か所で戦略作り (読売新聞)
2003年8月21日(木)14時39分

 雑木林や田んぼなど身近な「里地里山」の保全に向け、環境省は来年度、全国5か所で地域戦略作りに乗り出す方針を決めた。従来の自然保護活動とは逆に、里山の維持には人の介入が必要で、地元自治体や住民、研究者らに協力を求め、地域の実情に即した保全策を練る。

 下草刈りなどの手入れが必要な里山の保全には、各地の非営利組織などが、全国約1000地域でかかわっている。同省は、こうした取り組みを後押しするため、来年度予算に調査費の1億円を概算要求に盛り込んだ。環境学習の場として利用し、里地里山への理解を広げるなど多角的な対策を検討し、他地域の参考となる戦略を2年がかりでまとめる。

 薪(まき)や木炭用に間伐するなど人手が加えられてきた里山は、うっそうとした自然林と違う独特の生態系を作り出してきた。その周辺の田んぼやため池などの里地も含めると、国土の約4割を占める。

 しかし、薪を採取することなどがなくなり、放棄田も増えたことで、生態系が崩れてきた。里山の代表であるコナラ林も、放置されるとタケやササが繁殖し、カタクリやスミレなどが生育できなくなる。里地里山の生物の多様性が損なわれ、かつてはありふれた生物だったメダカまで、絶滅寸前に追い込まれている。

 ◆里地里山の生物=メダカやギフチョウなど、国内の絶滅危惧(きぐ)種の生息域の5割以上が、里地里山にある。トノサマガエルやノコギリクワガタなど身近な動物や昆虫も多く生息しており、多様性に富む生態系を作り出している。

43じゃみじゃみ:2003/08/24(日) 00:59
三重のゴミ発電所、ふっとびましたぞ!

44とはずがたり:2003/08/25(月) 00:41
>>43
でしたねえ。
ゴミ発電は注目していただけにちょいと今後が心配です。

45初心者です:2003/08/25(月) 17:28
あまり意味があるようには思えないんですが、とりあえず。

東京で5日連続の真夏日となった25日、「正午を期して、都民が一斉に打ち水をすることで、都市部の気温が高くなるヒートアイランド現象に歯止めをかけよう」というイベントが、都内各地で行われた。
企画したのは、今年3月に京都などで開かれた「第3回世界水フォーラム」の事務局や、環境問題に取り組む非営利組織(NPO)などでつくる「大江戸打ち水大作戦本部」。

1人2リットルの水を100万人が同時にまき、東京23区の面積のほぼ半分をぬらすと、気温が2度下がるとの試算があり、同本部は100万人を目標に、先月からホームページで参加者を募集。25日までに約2900人が登録した。

冷夏でイベントの意義を疑問視する声も一時はあったが、東京は21日から暑さが戻り、この日も午前11時に大手町で33・4度を記録するなど、うだるような暑さに見舞われ、正午と同時に、各地の小学校や民家の軒先などで、夏休み中の子どもや住民らがバケツなどで水をまく光景がみられた。(読売新聞)
[8月25日16時10分更新]http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030825-00000408-yom-soci

46じゃみじゃみ:2003/08/25(月) 22:30
まじですか。
しかし、こう暑いと打ち水もしたくなります。カークーラーの熱、エアコンの熱気、都会は暑いです。しかし、木のあるところを通りかかると、おもわず涼しい風が吹いてきます。御所のあたりなど、たまに涼しい風が吹きますよ。

47とはずがたり:2003/08/25(月) 23:27
ベランダに打ち水してみました。効果あるかな?

48じゃみじゃみ:2003/08/25(月) 23:34
ベランダに打ち水、風流ですね。

49とはずがたり:2003/08/26(火) 00:10
我が部屋はAMD(パソコンのCPU)が熱風をまき散らしていて折角の打ち水も効果半減です。

50おりーぶの木:2003/08/26(火) 12:33
>>45
かなり効果があるそうですよ。テレビによれば。かなり長い間、路面の低温度を保てるみたいですし。
ま、緑化を推進するのが一番だと思いますがね。

51初心者です:2003/08/26(火) 12:53
>47で、ベランダに打ち水して、団子虫はどうしたんですか?

52とはずがたり:2003/08/26(火) 13:17
打ち水で死ぬようなやわな団子虫は過酷な自然界の生存競争からはじかれてもやむを得ません。

実際は彼らのことなど気にせず水まいてみただけなんですが。。。

53とはずがたり:2003/09/10(水) 12:14
http://www.asahi.com/business/update/0908/TKY200309080273.html

デパートでも「屋上緑化」、玉川高島屋は日本最大級

 大手百貨店の高島屋が「屋上緑化」を積極化させている。都市部の気温が高くなるヒートアイランド現象を緩和する狙いで自治体が積極的に緑化を推進していることや、少子高齢化で顧客のニーズが変化していることが背景にある。

 8日に改装オープンした東京都世田谷区の玉川高島屋ショッピングセンターの屋上は本館・南館合わせて日本最大級の4100平方メートルにリンゴなどの果樹や、ハーブなど250種の草木が植えられている。歩いて四季の自然を感じられるほか、南館7〜11階の飲食店街からは緑の景観も楽しめる。

 東京都は01年度から大型建物を新改築する際、屋上面積の20%以上の緑化を条例で義務づけているが、同店の緑化はそれを大きく上回る規模。かつては新興住宅地だった商圏も高齢化が進んでおり、中高年層の憩いの場を意識したという。このほか、新宿店の屋上の一部でも緑化を進めている。

(09/09 08:05)

54とはずがたり:2003/09/15(月) 22:27
http://www.asahi.com/business/update/0909/TKY200309090075.html

不法投棄防げ、パチンコ台を共同回収 21社が全国で

 パチンコメーカー21社が共同で、使用済みのパチンコ台を自主的に回収・リサイクルする新たなシステムを導入する。全国を10程度のブロックに分けて回収拠点を1カ所ずつ設ける。8月から関東ブロックで試験的に始めており、04年中に全国で実施する計画だ。回収・運搬費用はメーカーが負担する。

 年間260万台が廃棄されるパチンコ台は、回収方式がばらばらだったことなどから、過去には一部が不法投棄や野積みされるなど問題化していた。このため業界団体や経済産業省が、新たな回収システムを検討。8日開かれた産業構造審議会(経産相の諮問機関)廃棄物・リサイクル小委員会で、事業者が自主的に取り組むべき事項をまとめた「リサイクルガイドライン」に、新たな回収システムを盛り込んだ。

 パチンコ台はメーカーごとに分別され、リサイクル可能な比較的新しい台はメーカーに、残りは廃棄物処理会社に引き渡す。また、回収時に8けたの管理番号のついたシールを張るため、不法投棄が見つかっても、どの店舗から出た台かが分かるという。新システムにより、01年度に41.4%だったリサイクル率を、05年度までに55%に高める目標だ。 (09/09 09:16)

60日帝極右保守反動分子:2003/10/10(金) 12:20
キン死亡による、トキ絶滅はとても悲しいニュースです。
絶滅動物、希少動物好きの私として。

61とはずがたり:2003/10/10(金) 12:21
>>60
ほんとうですか?
残念ですねえ。

62とはずがたり@環境派:2003/10/10(金) 12:26
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20031010it04_yomiuri
日本のトキ絶滅、最後の「キン」が死ぬ (読売新聞)

佐渡トキ保護センターで余生を送った日本生まれの最後のトキ「キン」(1999年12月)(写真提供:読売新聞社)
 「ニッポニアニッポン」の学名を持つ国際保護鳥・トキの「キン」(雌)が10日午前7時20分ごろ、新潟県新穂村の佐渡トキ保護センターで死んだ。

 国内で生まれ育った日本産トキの最後の1羽。キンは推定年齢36歳で、人間で言えば100歳以上。死因は高齢による老衰と見られる。

 佐渡トキ保護センターで、この日午前6時ごろ警備員が、モニター画面で歩いている姿を確認していたが、同7時半ごろ、出勤した担当職員が倒れているのを発見した。

 えさを食べる量など、ここ数日、キンに変わったことはなかった。だが、高齢のため、長く立っていられず、腹ばいになっていることが多かったという。

 佐渡島内の真野町でキンが捕獲されたのは1968年3月。当時、生後1年前後の幼鳥だった。種の保存を目的にトキの飼育に取り組み始めた佐渡トキ保護センターに移され、以来、その生涯を同センターの飼育舎内で過ごしてきた。

 71年には、能登半島で捕獲され、「本州最後のトキ」と呼ばれた雄の能里(のり)とペアリングに成功したものの、完全な交尾に至らないまま能里が死んだ。この際、人工繁殖か、野生のままの保護か――を巡って議論を巻き起こした。

 その後、81年に環境庁は、佐渡に生息していた野生の5羽すべてを捕獲し、幼鳥の段階で捕獲したキンとともに、6羽で本格的な人工繁殖事業を開始。キンと中国産のトキとのペアリングなども試みられたが、いずれも2世誕生には至らなかった。

 88年ごろに白内障で左目の視力を失い、昨年5月には右目も白内障をわずらっていることが判明。体力の衰えも目立ち始めていた。95年4月には、日本生まれのトキとしては最後の雄となった「ミドリ」が死んだ。以来、キンは「絶滅」の縁に立たされた日本産トキの命脈を一身に担い続けてきた。

 一方、佐渡トキ保護センターでは、99年に中国から雄の「友友(ヨウヨウ)」と雌の「洋洋(ヤンヤン)」のペアが贈られ、中国産トキでの人工繁殖が始まった。同年5月に雄の「優優(ユウユウ)」が初めて誕生。以降、ヒナが毎年誕生し、現在、同センターで飼育されているのは39羽となっている。環境省は、トキが100羽を超えると予測される2008年ごろを目標に、佐渡島内で野生復帰させる方針。

 ◆トキ=学名・ニッポニアニッポン。羽根を広げると淡い桃色が見えることから、古くは「桃花鳥」として日本書紀に登場するなど、日本各地で見られた。しかし、明治時代以降、狩猟の対象となって乱獲され、戦後の食糧増産を目的とする森林伐採のほか、米の生産調整による棚田の耕作放棄も重なって営巣地やえさ場を次々と失い、減少の一途をたどった。特別天然記念物・国際保護鳥に指定。

[ 2003年10月10日12時5分 ]

63とはずがたり:2003/11/18(火) 00:20
労働のミスマッチは重大な問題だが,儲からないから廃業するのであって下手に全員生き延びて過当競争がおさまらなくても問題だ。公共事業もへらさにゃならんし零細業者には泣いて転職先捜してもらわな。まあ自民党政権じゃ新しい仕事も創れないだろうけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00000002-mai-l11
[検証・埼玉]4都県のディーゼル車規制1カ月半 零細業者の廃業続出 /埼玉

 ◇装置、補助とも不十分−−「負担だけ事業者は不公平」
 埼玉、東京、神奈川、千葉の4都県で10月1日からトラック、バスなどディーゼル車の運行規制が始まって1カ月半余りが過ぎた。運行責任者には粒子状物質(PM)減少装置の装着など対策が求められ、従わない場合は50万円以下の罰金が科される。装置は1台あたり高いもので約200万円。不況で経営難の零細業者には負担は重く、補助制度の不十分さを指摘する声が上がっている。需要急増でメーカー側の装置の在庫が底を尽き、生産も追いつかない。環境改善の目的は達成できるのだろうか。ディーゼル規制を巡る課題を探った。【堀文彦】

 ■売り上げが半減
 「景気の良かった70年代に年間約1000万円だった売り上げは、今では400万〜500万円。130万円のPM減少装置を申し込んだが、3〜4カ月分の売り上げに相当し死活問題だ」。ダンプで運送業を営む川里町赤城、川口仲男さん(62)はこう嘆く。
 約100人の仕事仲間のうち運行規制を控えて約10人がダンプを手放し、仕事を辞めた。川口さんは「車の買い替えはもちろん、装置を買う金すら工面できない仲間は多い。今年中にさらに20〜30人が廃業するだろう」と心配する。
 さいたま市桜区の運送業の男性(55)は以前、3台のダンプを所有し2人の運転手を雇っていた。運行規制を控え昨年秋に自宅を売り払い、運転手を解雇した。ダンプはすべて処分し、基準を満たす新車1台を買った。「妻からは『もう仕事は辞めて』と言われたが、3人の子供を食べさせられない。景気が上向くと信じて続けている」と苦渋の表情。さらに、「資金的に余裕がある業者はほとんどいない。耐用年数の迫った車を持つ人には装置を買っても無駄になる。ばれなければいいと対策を取らないままダンプに乗っている仲間は多い」と打ち明けた。
 県トラック協会に加盟する約2000の運送業者のうち、約30社が9、10月に廃業した。多くは運行規制を控えて仕事を辞めたとみられる。

 ■注文に追いつかず
 県青空再生課によると、メーカーでは装置の生産が注文に追いつかず、4都県で計約1万1300台の納入が規制開始に間に合わなかった。横浜市内のPM減少装置メーカーでは、数千台を受注したが最終的に納入が完了するのは来年4月にずれ込む見通しという。
 深刻な大気汚染改善のためディーゼル規制問題は首都圏の重要課題となり、各自治体は積極的な対策に乗り出している。同課によると、県内で規制対象となる車両は12万〜13万台。県は01年度に補助制度を設け、これまで計約28億2100万円を交付したが、台数にして約2万台にとどまる。
 装着しようにも装置が不足しているうえ、補助も十分でない。規制はスタートしたものの、業者は板挟みになり身動きができない状態だ。

 ■行政非難
 県トラック協会の石田昌彰・常務理事は「環境改善には大いに賛成。しかし、補助制度の整備が不十分で負担が事業者にかかっている」と指摘する。1人で運送業を営む「一人親方」約400人が加盟する全日本建設運交一般労組県ダンプ北部支部の寺田幸雄書記長は「ディーゼル車を野放しにしてきた行政と、緩い排出基準に甘えてきた自動車メーカーに環境悪化の責任がある。負担だけを事業者に押し付けるのは不公平だ」と憤る。
 県青空再生課では「負担を強いるのはつらいが環境改善のためにやらざるを得ない。県財政は厳しいが、多くの業者に補助が行き渡るよう努めたい」と話している。(毎日新聞)
[11月17日19時21分更新]

64とはずがたり:2003/11/20(木) 12:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000001-mai-l04
知事「理解得られず」断念−−PCB無害化処理施設県内誘致 /宮城

 ◇東北6県分、北海道室蘭に
 浅野史郎知事は17日、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)無害化処理施設の県内誘致を、「関係者の理解が得られなかった」として断念した。同施設は、環境省が全国7カ所に建設を目指しているが、同省は県内で処理する予定だった東北地方6県分のPCBを北海道室蘭市の施設で処理する方針に転換した。【鈴木英生】
 PCB処理施設は知事が02年3月、「環境産業のシンボルになる」と、誘致を表明した。これを受け、大郷町の田中学町長が受け入れに前向きな姿勢を示したが、直後に同町議らが建設反対を打ち出し署名運動などを行ったため、わずか2カ月後に方針を撤回。その後、鴬沢町など数カ所への誘致も検討されたが理解が得られず、県は今月初め、環境省へ誘致断念を伝えた。
 PCBは、高度経済成長期に工業機械の潤滑油などで多用された物質。強い毒性があることが分かり、72年に生産が禁止された。しかし、未使用のPCBは、その後も企業の倉庫などに放置され、01年7月の特別措置法施行で、ようやく「16年ごろまでに全国7カ所程度の施設で処理する」方針が決まった。これまでに室蘭市、北九州市、東京都江東区、大阪市、愛知県豊田市への処理施設建設が決まり、宮城県も手を挙げていた。
 知事は17日の記者会見で「処理施設は迷惑施設ではなく、一定の雇用や投資が見込める事業と考えて誘致してきた。理解が得られなくて残念だ」と話した。
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇PCB
 不燃・絶縁性に優れ、酸やアルカリに侵されない。絶縁油のほか、化学工業の加熱・冷却媒体などに使われ、皮膚や粘膜の色の変化、末しょう神経の異常など中毒症状を起こした。68年のカネミ油症事件は、米ぬか油に混ざったPCBが原因で、死者約300人を出した。(毎日新聞)
[11月18日18時50分更新]

65とはずがたり:2003/11/29(土) 18:45

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000407-yom-soci
琵琶湖のブルーギル激減、生態系回復の兆しか

 滋賀県の琵琶湖で在来種を食い荒らしている外来魚「ブルーギル」の生息数減少が29日、県の調査で明らかになった。2002年度から始めた駆除作戦の効果が表れたとみられ、捕食していたスジエビは漁獲量が回復。全国内水面漁業協同組合連合会は「漁業に影響を与える外来魚が減った珍しいケース」、県は「琵琶湖の生態系回復への兆しが見えた」としている。

 ブルーギルは琵琶湖で1965年に初めて見つかった。琵琶湖で約40種確認されている外来魚のうち、生息数は約8割を占めるという。県名産のフナずしの原料となるニゴロブナや、ホンモロコの卵や稚魚の被害は絶えない。

 県水産試験場は毎年6―8月、草津市沿岸で数十回網を引いて生息数を調査。01年度には一網平均370匹の稚魚が取れたが、02年度には42匹、今年度は15匹と減った。

 定置網「えり」の調査(7月)でも、昨年は産卵可能な体長10センチ以上の割合は58%だったが、今年は15%まで減少。一方、昨秋からはスジエビの漁獲量が増え、県漁連によると、多い時には一網で約100キロと昨年の約3倍にもなる。

 県は昨年度から3年事業で集中駆除を始めた。昨年度はブラックバスも含めて521トン、今年度(10月末現在)は320トンの外来魚を駆除。外来魚リリース(再放流)禁止で釣り人から約8トンを回収した。

 京都市の深泥池で生態系回復に取り組んでいる竹門康弘・京都大防災研究所助教授(生態学)は「安定的な生態系回復には、次世代まで駆除努力を続けることが大切」と指摘する。(読売新聞)
[11月29日17時12分更新]

66おりーぶの木:2003/11/29(土) 19:04
>>65
おお!ひさびさに明るいニュースですね。釣り人が放ったブラックバスとブルーギルが原因でびわこの生体系は壊滅的な打撃を受けた。
日本の釣り人のマナーの悪さ、自己中心的な行動は目に余る。まあ馬鹿に何言っても無駄なのだろうが。

67とはずがたり:2003/11/29(土) 19:07
>>66
俺の友人もリリースして何が悪いと云った感じでした。

68おりーぶの木:2003/11/29(土) 19:19
>>67
そうなんでしょうね。理屈が通用する人種じゃないから性質が悪い。
無論、まともな釣り人のほうが多いのは知ってるけどこういう人達がいる限り琵琶湖に平和は来ないんでしょうね。

69とはずがたり:2003/11/29(土) 19:49
>>68
いい奴だったんですが,自由競争というか弱肉強食を肯定するところがあって(琵琶湖の外来魚も或る意味適者生存な訳で),その辺は自分もよく解るのですが,稀少な動物資源に対する価値と自分の楽しみに対する価値の置き方の問題でしょうか?

70おりーぶの木:2003/11/29(土) 19:57
弱肉強食と言う問題ではなく、生態系が崩れると言う事実がどんなものか考えれば出てこないと思うのですが。
食物連鎖をどう考えてるのかな?それともブラックバスは共食いする種なのでしょうかね?

71とはずがたり:2003/11/29(土) 20:02
もともと生態系というのは安定してて琵琶湖の魚が全滅して全部ブラックバスになることはありえない(ブラックバスも餌が無くなったら絶滅する)ので安定的な共存の均衡点が見つかるであろうという意味でしょう。

72おりーぶの木:2003/11/29(土) 20:06
>>71
理系に関して言えば小学生以下の知識しかないのでうかつな事は言えないが詭弁の様な気がしてならない。
その論法でいけば在来種が激減する事だってありえない訳で・・・・

73とはずがたり:2003/11/29(土) 20:11
つまり移行過程の話しです。
ブラックバスが移入→従来敵の居なかった在来種を喰って激増→在来種が激減→それを喰うブラックバスが激減→在来種が増加→ブラックバスも増加→…(循環しながら安定?)
の可能性も有る訳です。

ブラックバスが増えた分漁民の取り分が減って困るというのが一点。
移行過程で貴重な一部の種類が減りすぎて絶滅(詰まり遺伝子が失われてしまう)してしまうかも知れない。
均衡点が巧く見つからない危険もある(全員死滅)
この辺が問題点でしょうか?

釣り人には釣りを楽しむ権利があるのでしょうが,漁民の漁業権との調整や,従来の生態系の維持にどの程度の価値を置くのかで何処までの権利が制約されるのかという議論が必要だと思われます。

74おりーぶの木:2003/11/29(土) 20:43
>>73
なるほどね。まあ絶滅する可能性もあるわけですからその議論もどうかと。
それに釣りを楽しむ権利は誰も否定しないと思いますが、だからと言ってレジャーの為に生態系を破壊する権利がどこにあるのでしょうか?
盗人猛々しい論理には言葉もありません。屁理屈だけは1人前だから性質が悪い。

75とはずがたり:2003/11/29(土) 20:55
人間はこれまで散々生態系を破壊してきた訳で琵琶湖のブラックバスだけ聖域にするのはおかしな話しで,闇雲に自然破壊だから駄目だというのではなく釣り人の与えているマイナスがどんなものであり生態系の保存がどんなプラスがあるのかをきちんと計算しないと説得力がないと思います。

76おりーぶの木:2003/11/29(土) 21:02
>>75
生態系を破壊した結果が今日の危機的な状況にある訳でブラックバスを聖域云々じゃないと思いますが。
>釣り人の与えているマイナスがどんなものであり生態系の保存がどんなプラスがあるのかをきちんと計算しないと説得力がないと思います。
これについては同意ですが別に闇雲に自然破壊が行けないといってるのではなく、ブラックバスを放流して生態系を破壊することになんのプラスがあるんでしょうか?

77おりーぶの木:2003/11/29(土) 21:07
まああなたに言っても仕方ないのでこの辺で辞めときますが。説得力以前でしょ。

78おりーぶの木:2003/11/29(土) 21:25
まあ琵琶湖の生体系についてはデータを持ってこないと水掛け論になるわな。
少し感情的になってまいました。スマソです。ただ1つ言いたいのは公共事業だって自然破壊型から環境保全型にシフトしつつあるこの時代に逆行した論理(釣り人)であるのははっきりしてる。
人間が生きて行く為の行為とレジャーの一環に過ぎない行為をいっしょにするのは明らかにおかしいわけで、私が盗人猛々しいと怒る理由はそこにあります。釣り人のマナーの悪さを見るとますます開き直りにしか聞こえませんしね。
まあそんなとこです。

79とはずがたり:2003/11/29(土) 21:45
まずはっきりさせて置かねばならないのは環境は大事だから破壊しちゃ駄目というのは戦争しちゃ駄目だから自衛隊は駄目とアレルギー的に反論する社民党と全く同じ論理があるわけです。

スキー場やゴルフ場や野球場だって貴重な自然を壊しているわけで,釣り人は駄目だけど野球観戦は良いというのはそれこそ盗人猛々しい態度な訳です。狭山丘陵や江戸の湿地帯の自然が無価値だったなどとは誰にも云えないわけで,そこはもう無いと云う無いと云う理由で先人に罪を押しつけて,今残る自然に対している人に自分は何も悪いことをしていないと云う態度で接するのは驕り以外の何者でもありません。

だからこそわざわざ私権の制限を>>73で書いたように効用を考えた上で(自然対人ではなく釣り人対漁民という対立構図も見えてくる),対処法を考えるべきと行っている訳です。ヒステリックな市民団体と同じ目線で反対を云うべきではないと思います。

80とはずがたり:2003/11/29(土) 21:52
当然対処法も提示して置かねばならないでしょう。

結局,釣った魚を元に戻すなと行っている訳ですから
>釣り人のマナーの悪さ
はそれに反してリリースしてしまう釣り人に有る訳ですが,これには厳罰を以て処すしかないでしょう。

莫大な罰金を科すとか懲役刑に処すとかね。
本当に彼らがやっていることが悪いならそのくらいするべきだしそのような厳しい対応をするべきだしそれくらい悪いことだと材料を出して説得できねばならないでしょう。

遺伝子の価値や漁業権という財産権を侵害されていると云う事実がある以上それをやってしかるべきだし,マナーが悪い釣り客が居るなあと舌打ちをして済む問題ではないと思います。ブラックバス等の駆除費も莫大なものになっている筈だしその辺を曖昧にして呼びかけるだけではポーズにしか思えません。

81おりーぶの木:2003/11/29(土) 22:23
>>79
仰る通りです。参りますた。
スキー場、ゴルフ場については環境に与える損害が大きく(鉄砲水による河川の氾濫とか農薬の問題)有害なので反論の材料はあるのですが野球場に関して言えばその通り。グーの根もでませんです(笑)
まあ自分は無罪だと言うつもりは全くなかったのですが結果としてはその通りですわな。
>>80
そうですね。賛成です。

82とはずがたり:2003/11/29(土) 22:40
納得していただけたようで嬉しいです。少々熱くなりましたがそこんところは失礼しました。

83おりーぶの木:2003/11/29(土) 23:55
はい。レス70番台の生体系に関してはかなりアホな事言ってましたね。
釣り人のあつかましさに呆れていたのでついわれを忘れてしまった。
ただ、21世紀は乱開発時代だった前世紀の後処理をしなければならないわけですからよほど必要な事業でない限りは、不便さを甘受しなければいけないとは思ってます。
卑近な例で言えば自宅から歩いて1キロ以内に国道17号がありラッシュ時にはかなり渋滞が激しく(俺的にはこんなもんだと思うが)、バイパス(大宮から鴻巣辺り)の必要性が叫ばれています(俺の周りでは皆無だが)
ところが上尾周辺の荒川沿い辺りに熊鷹(だったかな?)の生息地があるため、計画が頓挫している状態だそうです(と聞いたことがある)。本来ならば計画を実行すべきなのかもしれません。ただ俺個人的には反対です。
この上尾〜鴻巣バイパス周辺は自然が豊かで北本周辺は桜土手という市民の憩いの場所があり、周りを囲む自然公園の野鳥達も心を和ませてくれます。その地にバイパスを造り、無機質な大型店舗が立ち並ぶ風景は考えたくない。
そもそも、埼玉の良さは都心に近く便利な割にこのような自然が数多く残存している点にあると思ってます。事実、上尾〜鴻巣市民にとっての憩いの地になってますからかけがえのない財産だと言っても過言ではないでしょう。
その財産とも言える自然環境をつぶしてまで便利さを追求することが果たして妥当なのでしょうか?。多少の不便さは甘受するくらいの度量がないと地球環境の悪化を防ぐことは不可能だと思います。ですから私的には各地で起こっているトラスト運動を支持しますし、死活問題でもない限りは環境保全を優先すべきであると言う考えは変わりません。
まあウチの場合は長い目で見れば保全するメリットのほうが大きいと思いますしね。自然環境を売りに出来るのですから。>>79-80のレスはその通りだと思いますが基本的に今書いたようなことが私のスタンスであります。

84おりーぶの木:2003/11/30(日) 00:03
>>83
ちなみにこの近辺の住民(大宮〜鴻巣市民)がバイパス建設を推進しているとは感じられませんし、個人的にはあまり必要な事業とも思えませんけどね。
そんな程度の事業だと言うことを一応断っときます。

85とはずがたり:2003/11/30(日) 13:37
>>83-84
道路に関しては平城京の例でもありましたが,
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/201
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/205
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/208
環境との両立が常に問題になりますね。

>上尾周辺の荒川沿い辺りに熊鷹(だったかな?)の生息地があるため、計画が頓挫している状態
成る程,新大宮バイパスから熊谷バイパスまでぽっかりバイパスが抜け落ちさぞや17号線混んでいるだろうと部外者ながら心配をしておりました。個人的には上尾,桶川,北本,鴻巣市民の総意として早く造ってくれかと思ってましたがそうでもないのですねえ。

個人的には将来交通渋滞がどうしようもなくなった時にさあどうするでは責任が持てないので(外環の東京都下の建設を住民の反対でストップさせたため日本全体・東京全体の物流・交通に迷惑がかかっている現状がある)都市部の道路は積極的に作るべきだと思ってます。つまり建設に賛成なんですが,環境に配慮しその為のコストが余分にかかるでしょうけど,自然の破壊をなるべく少なくするルートを選定し(路線計画見ても荒川は跨いでいませんよね)緑地帯を広く取って作るべきなのではないでしょうか?

86とはずがたり:2003/11/30(日) 13:38
ダムはいらんべえ

http://mytown.asahi.com/gifu/news02.asp?kiji=2903
徳山ダム水没予定地でヤマネの生息確認

  水資源機構(旧水資源開発公団)が藤橋村に建設中の徳山ダムの水没予定地に、国の天然記念物で、環境省のレッドデータブックの「準絶滅危惧(きぐ)種」に指定されているヤマネが見つかった。県内で哺乳類の生態などの調査活動をしている県哺乳動物調査研究会(川崎立夫会長)が確認した。同会は今後、標高が高い所へ少しずつ巣箱や餌場を移動させて救出したい、としている。

  ヤマネは、ヤマネ科の哺乳(ほにゅう)類で日本固有の種。背中にある黒い線が特徴という。

  同会は10年前から、県内全域に巣箱を置いてヤマネの生息調査をしており、3年ほど前から徳山ダムの水没予定地に重点を置いて調べてきた。

  01年には、巣箱からヤマネの体毛が見つかったが、その姿は確認できなかった。

  今年は巣箱を木の幹をくりぬいたものに改良して近くにえさ場も置いたところ、今月9日、標高約400メートルのナラの木に設置した巣箱の中で休眠しているヤマネを会員らが見つけた。成獣だが、手のひらにのるぐらいの大きさという。

  同会の会員で獣医の大野哲也さん(70)=岐阜市本郷町=は「ヤマネが冬眠中にダムの水が入ると逃げられなくなるなど、生態系に影響を及ぼすことになる。また、ヤマネ以外の動物も水資源機構は調査すべきだ」と訴えている。


(11/29)

87おりーぶの木:2003/11/30(日) 14:22
>>85
そうですね。基本的にはそう思います。
>環境に配慮しその為のコストが余分にかかるでしょうけど,自然の破壊をなるべく少なくするルートを選定し(路線計画見ても荒川は跨いでいませんよね)緑地帯を広く取って作るべきなのではないでしょうか?
ルート変更するには伊奈、菖蒲辺りのルートにすれば用地買収もそれほど難しくないし、熊谷バイパス(通勤路だった)ともリンクできるのでしょうが難しいかな?
少しずらすと俺の家辺りにかぶりそうな悪寒(笑)ルートは確か荒川周辺だったと思います。あそこらへんを無機質な大型店舗が立ち並ぶような醜悪な風景にはしたくないな(自然公園とはかぶると思う)。
それにあの辺まで都会化してしまえば東京や神奈川と差別化できなくなるし特色もなくなる。しかも依然としてダサイタマの冠は取れない(笑)。まあ難しい課題ではありますね。

88とはずがたり:2003/11/30(日) 18:46
大規模な小売店舗が建ち並んで結局渋滞してしまうことを避けるために都市計画法の網掛けをかけして立地を規制したり,高架でつくったり半地下にしたりと(既存の道路と立体交叉化出来てよいし郊外型の大型店が立ち並ぶことは避けられるが費用はよりかかる)いろいろ手法は有るかと思われます。
伊奈の方に通したら通したで又別の反対意見が出るでしょうし公共の福祉と個人の生活権との絡みは難しいですね。

89とはずがたり:2003/11/30(日) 20:53
>>86
ダムの効用は過疎地から住民を合法的に追い出す事ぐらいしかないのだ。
追い立ては終わったのだしへんちくりんな城(藤橋城)も建てたしもう工事は中止で良いではないか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031130-00000132-kyodo-pol
徳山ダム事業費増額を了承 960億円に圧縮、評価委

 岐阜県藤橋村に建設中の徳山ダムをめぐり、国土交通省中部地方整備局の事業評価監視委員会(網中政機委員長)は30日、事業費の増額分を当初より50億円圧縮し、約960億円とする案を了承した。
 ダム計画の基礎となる木曽川水系水資源開発基本計画は、国交省で改定作業が進められており、評価委はその結果を踏まえ増額の是非を決める方針だったが、「来年度予算編成に間に合わない」(網中委員長)との理由から決着を付けた格好だ。
 事業主体の水資源機構は8月、事業費を1010億円増額すると発表したが、関係自治体との協議を踏まえ工事方法を変更するなどした結果、さらに50億円削減できると説明。委員会は「コスト削減努力をしており、やむを得ない」と判断した。事業費は総額3500億円となった。
 また、同整備局はこの日の委員会で徳山ダムの規模を変えずに利水量を削減し、洪水対策やかんがい用水に配分を変更する計画も明らかにした。(共同通信)
[11月30日20時8分更新]

90おりーぶの木:2003/11/30(日) 21:10
>>88
そうですね。その辺をもっと詰めて考える必要があるのかもしれません。
>>86-89
とんでもないっすね。徳山ダムについては民主党や田中知事も糾弾してましたが、それにしても環境破壊&血税浪費の合わせ技一本という最凶最悪の組み合わせ。
こいつらこそ市中引き回しの上、獄門貼り付けだわさ。

91とはずがたり:2003/11/30(日) 22:07
>>90
大して要らないばかりか自然破壊にもなるダムにあと1000億ですからねえ。腹も立つ。
どうしても必要になってからで良いでしょう。

92おりーぶの木:2003/11/30(日) 22:53
>>91
んだ、んだ。

93とはずがたり:2003/12/01(月) 00:15
こういう試みが拡がるのは良いことです。
中国から入りにくくなっている良質の備長炭の生産を促すなど産業と絡めると尚良いのだが。間違っても林道整備なんかにカネが回らないよねえ。
>法人には同均等割に5%をそれぞれ加算
県民税は赤字企業には掛かってないのでは?
こういうのは慨形標準課税して広く薄くとった方が良い筈。

http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=3752
森づくり税 県が提案/県議会開会
 県は28日、森林保全を目的とする新税「おかやま森づくり県民税」を来年4月から徴収する条例案を、同日開会した定例県議会に提案した。可決されると、都道府県では高知県に次いで2例目。石井正弘知事は「環境先進県を目指す今こそ、県民が一体となって森林保全に取り組む税制が必要」と訴えた。

 県は01年度から、森林が持つ洪水や渇水の緩和機能を守るため、水源涵養(かんよう)税の検討を始めた。市町村の水道使用者らに課税予定だったが、市町村などから「公平性に欠ける」と反発が出た。このため、今年7月から県民税に上乗せする方式に転換し検討してきた。

 今回の条例案は、個人には県民税均等割に500円を、法人には同均等割に5%をそれぞれ加算。対象者は個人約68万人、法人約4万4千団体の見通し。税収額は初年の04年度が3億3千万円、以後は年4億5千万円を見込み、既存の「おかやま森づくり県民基金」に繰り入れる。

 使途は間伐などによる人工林の整備、林業担い手の育成、木材の利用促進などを想定、具体的な事業を来年度予算に盛り込む予定だ。実施後5年間の効果をみて見直す。

 県によると、県内の7割を森林が占めるが、森林組合の作業員は85年の3分の1の約600人に減少、荒廃が進んでいるという。

 新税の創設に対し、議会内には「課税方式が変わり、税の目的があいまいになった」「使途を示すべきだ」との意見もある。


(11/29)

94おりーぶの木:2003/12/01(月) 19:57
昨日、このスレで盗人猛々しいとの言葉を多用しましたが少し言いすぎたかなぁと反省してますので撤回させていただきます。
不快感を与えたらゴメンナサイです。

95とはずがたり:2003/12/08(月) 17:39
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3556
市民ら出資し太陽光発電所

  八日市市民らが出資して設置した太陽光発電所=写真=の発電開始披露イベントが7日、設置された同市緑町の「やさい村」であった。市民ら約450人が集まり、太陽光発電の説明を聴いたり、発電した電気を使って料理した天ぷらやおでんなどを味わったりした。

  「太陽の恵み1号」と名付けられた。「やさい村」の協力を得て屋根に縦約1メートル、横約1・3メートルの太陽光パネル37枚を設置した。5日から7日朝までに約12キロワットを発電し、「年間で6千キロワット以上の発電が可能だ」(京セラ調べ)という。

  設置費は約526万円。市策定の地域新エネルギービジョンに基づき、02年8月に発足した市新エネルギー推進会議(榎木貞夫会長)が、太陽光発電システム設置のため、市民に一口5万円の出資を呼びかけ、約310万円が集まった。不足分は県の補助金でまかなうという。

  発電した電気は関西電力に売却し、市民からの出資金の返還に充てる予定だ。

(12/8)

96とはずがたり:2003/12/08(月) 22:07
>>94
気になさること無いかと思いますがこちらも一緒になって使っていたので不快感を与えたらごめんなさいです。

97とはずがたり:2004/01/06(火) 01:09
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040105k0000e010039000c.html
産廃税:
九州・沖縄8県が共同導入で調整 会見で福岡知事 

 福岡県の麻生渡知事は5日、年頭の記者会見で九州・沖縄8県が05年度当初を目標に産廃税を共同導入することで調整していることを明らかにした。課税方式は福岡県の案を軸に協議している。

 産業廃棄物へ課税する産廃税は、各県が独自に検討していたが、福岡県が昨年5月、同県の「専門家会議」から提言を受けた課税方式の導入を各県に呼び掛けていた。

 福岡方式は産廃の減量化を目標に、排出者に課税する。税率は最終処分場に搬入される産廃1トン当たり1000円。木くずなど焼却可能な産廃は、焼却施設を経て最終処分場に運ばれれば二重課税となる可能性があるため、焼却施設に搬入される場合は1トン当たり800円に軽減している。

 産廃税の共同導入は、岡山、広島、鳥取の3県が昨年4月から実施し山口県も今年4月に参加を予定。また青森、岩手、秋田の3県も今年1月から実施している。
[毎日新聞1月5日] ( 2004-01-05-12:22 )

98香川県民:2004/01/06(火) 01:49
自公保スレにも書きましたが小泉首相が8日に香川県の豊島にやって来ます。
豊島の視察を参院選を控えた単なるパフォーマンスに終わらせる事無く、環境政策に生かして欲しいものです。

さて、香川県でも知事の発案により産廃税や水源税の導入に向けた議論が進んでいます。
環境を考えるのは良いことなのですが、明らかに県民への説明や周知が不足している上に
自民党県議団の反対や県民の反対意識が強いため導入には紆余曲折が予想されます。

99香川県民:2004/01/06(火) 01:56
>>95
八日市市というと武村正義氏が市長時代に琵琶湖の水質改善に取り組んだ場所ですね。
やはり土地柄や歴史からして住民の環境保護意識が強いんでしょうねぇ。
自分も見習わないと。

100とはずがたり:2004/01/06(火) 11:46
滋賀県は水質悪化の一途であった琵琶湖を抱える自然環境もあってか非常に環境先進県ですね。(因みに福祉も充実しているとか)
水質浄化に葦を植えたりその他色々予算措置したりしている様ですが,琵琶湖の浄化は京都や大阪にもプラスなのだが全部滋賀県の予算でやっているのか時々心配になります。

何故急にいま豊島なんでしょう。お得意のパフォーマンスなんでしょうけど,この人内実が伴わないからなあ。

101さきたま:2004/01/06(火) 23:41
>>98
現状では、だいぶまともに見られる状況(というのも変ですが)になっているのでしょうか?
私が6年前に豊島を訪れた時には、地中に突き刺したパイプからただならぬ異臭が噴出していました…
当時の住民団体のリーダーで、後に香川県議となられる石井亨氏の話を伺い、
住民団体の集会などにも参加させて頂きましたが、
あの時の、政治・行政の無責任に対する怒りが、一生環境問題を考えていこう、
政治というものにもっと主体的に関わっていこうと思ったきっかけだったように思います。
小泉はどうせパフォーマンスなんでしょうが、小泉訪問によって、あの島でどれほど酷いことが起きていたのか、
行政がどれだけ無能で無責任だったのか、少しでも知る人が増えて、
産業廃棄物の不法投棄問題に対する関心が増えてくれればと思います。
今、どれだけの表に出ない不法投棄が行われているのか思うとぞっとします。
ちょうど豊島を訪れた同じ年の夏、演歌歌手の西川峰子の家が流されたことで話題となった、栃木県那須の水害がありました。
その水害によって地面が崩れ、不法投棄されていた医療廃棄物が発見されました。
感染性の医療廃棄物も含まれており、水源の汚染の危険性もあって大きく報道されました。
これも、水害が無ければ、一生闇だったに違いまりません。
青森・秋田県境や豊島は規模が大きすぎて問題となったわけで、それはそれで勿論悲劇なのですが、
2002年度の環境省統計での不法投棄は約32万トン。闇に隠れた不法投棄まで考えると、恐ろしくなります。
千葉県庁の現役職員が書いた「産廃コネクション」という本があります。
この本の中では、公式統計の100倍もの不法投棄があると指摘されています。
私が昨年読んだ本の中で、最も衝撃を受けた本です。
この問題にご関心のある方は、ぜひご一読ください。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/sanpai.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872901428/249-6115453-8147529
http://www.wave-publishers.co.jp/kikansho/books/Nonfiction/sanpai/sanpai.html

102とはずがたり:2004/01/06(火) 23:50
>>101
日本は不法投棄に寛容過ぎる気がしてますね。
処理に費用がかさむ物は販売時にちゃんと廃棄分を上乗せすることを義務化しないと不法投棄は後を絶たないでしょう。
直ぐにでも実行すべきだ。勿論,本来処理費用が掛からない物をつくる努力をすべきで,処理費用の料金転嫁を義務づければ自然とそういう方向になるであろう。

103香川県民:2004/01/07(水) 00:24
>>101
現在ではある程度処理が進み、産廃は防護カバーやコンクリートで覆われています。
しかし直島で行っている溶融処理が予定より若干遅れているらしくそれが問題になりつつあります。

>>政治・行政の無責任に対する怒り
前川知事の時代に不法投棄が始まり、平井知事の時代には豊島問題にはほとんど触れないどころか署名や意見書の受け取りを拒否するなど酷い対応だったと思います。
真鍋知事になってからも住民説明会で自民党県議が住民に対して野次る、真鍋知事が就任時に「要は金が欲しいんでしょ」という失言をする等行政・政治の無責任さには目を覆うものがあると思います。

形はどうあれ今回の小泉さんの視察によって豊島問題をより多くの人に知ってもらいたいものですね。

104とはずがたり:2004/01/10(土) 03:28
http://www.asahi.com/science/update/0108/004.html
「世界に1本の木」自家受粉で繁殖に成功 英の植物園

 直径5センチほどのかれんな花をつける、世界にたった1本の木「カフェ・マロン」を、自家受粉で繁殖させることに英王立キュー植物園が成功した。絶滅したとされながら、約25年前にインド洋のモーリシャスで1本だけ再発見されたものの、仲間がいないため実をつけられなかった。自然では自家受粉できない種類の木で成功したのはおそらく初めてという。ひさびさの「赤ちゃん」たちが育ち始めている。

 カフェ・マロンは、コーヒーの仲間。1877年にモーリシャスのロドリゲス島で発見された後は長い間見つからず、1980年に1本だけ同島で再発見された。

 動物と違い挿し木でも増やせるが、それらは遺伝的には全く同一で多様性がないうえ、もとの木がかかっていたウイルス病も引き継いでしまう。いったん種になれば、感染から抜け出せることも多い。このため同園は、自家受粉で繁殖させる研究を続けてきた。

 自家受粉できない植物は、雌しべの先端にそれを阻む物質がある。そこで、この花の雌しべの先をいろいろな長さで切除し、切断面に花粉を付ける実験を繰り返した。

 そして昨秋、初めて2個の果実が実り、種のうち数個が11月末に発芽した。ウイルス感染の有無は今後調べる。

 この技術は、絶滅に直面している植物の保護などに期待できそうだ。

 ナイジェル・テーラー園芸部長は「(同じ親からも様々な子が生まれるので)自家受粉なら、挿し木と違って遺伝的な多様性を確保でき、種の安定的な存続に役立つ」と話す。 (01/08 23:23)

106とはずがたり:2004/01/13(火) 15:49
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/263
2004年参院選スレ 【環境政党・みどりの会議を巡る議論】

107香川県民:2004/01/13(火) 19:01
産廃の処理が行われている直島町で山林火災が発生。
空き家が1軒全焼し、避難勧告も出ています。
地元の消防関係者や三菱マテリアルの職員が徹夜で警戒に当たるようです。

http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200401/20040113000121.htm

108とはずがたり:2004/01/13(火) 21:17
>>107
心配ですねぇ。

109とはずがたり:2004/01/14(水) 18:45
http://mytown.asahi.com/kyoto/news02.asp?kiji=3640
ユリカモメ確認 過去最小1773羽に

 冬を日本で過ごす渡り鳥、ユリカモメの調査が12日、中京区などの加茂川、高野川と両川が合流する鴨川流域の計21キロの区間であった。1773羽が確認され、同区間のこれまでの調査で最少だった。

 調査は、ユリカモメ保護基金(川村周仁代表)の会員や学生ら16人が午前11時から1時間実施した。最少を記録した昨年からさらに519羽減った。同基金によると、桂川や宇治川など飛来地が分散したほか、全体的に数が減った可能性があるという。

 80年代の調査では鴨川周辺で約7千羽が確認され、京都の冬の風物詩となっていた。同基金によると、90年代以降、次第に数が減ってきたという。

 川村代表は「鴨川の環境は80年代と比べて悪くなっていない。日本に飛来する数自体が減っているようで残念だ」と話している。
(1/13)

110とはずがたり:2004/01/15(木) 12:10
工事止めろよ。何が「全体としてダム建設が生物の生息に及ぼす影響は少ないとみている」だ。
地方の高速道路作ってやるかわりにダム事業は一切凍結ってどうよ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000006-nnp-l42
本明川ダム予定地周辺 絶滅危ぐ動植物22種 国交省が生息調査公表

 【長崎】 国土交通省長崎河川国道事務所は、諫早市の本明川ダム建設予定区域と周辺の二〇〇二年度動植物生息調査の結果を発表した。環境省のレッドデータブックに記載された絶滅危ぐ1B類(絶滅の危機にひんしている種)の植物六種、同2類(絶滅危機が増大している種)の動植物各八種が確認された。

 同調査は二〇〇〇年度から陸と河川で毎年実施。調査範囲は建設予定地の同市富川町、上大渡野町一帯千五百ヘクタールと本明川と支流河川三十四キロ。

 全体で二千三百八十三種の動植物を確認し、そのうち、個体数が少ないため県や環境省などが指定する「重要な種」は百種。環境省の分類に基づく絶滅危ぐ種は二十二種。ランの一種の絶滅危ぐ1B類「キエビネ」と、同2類「ヤマコウモリ」は初めて生息を確認した。同2類では、ほかに鳥類のオオタカ、チョウ類のツマグロキチョウなどが生息している。

 ダムの水没予定区域(五十四ヘクタール)内だけで生息を確認した生物は、「重要な種」の魚類カジカ。同事務所は「カジカは水没予定地の上流にもいる可能性がある」としており「全体としてダム建設が生物の生息に及ぼす影響は少ないとみている」と話している。

 本明川ダムは一九八三年に予備調査を開始。総貯水容量八百六十万トンで総事業費七百八十億円以内。九〇年に実施計画調査を始め、現在、建設予定地の地質調査を行っている。下流には国営諫早湾干拓事業の調整池があり、諫早湾内の四漁協が「調整池の水質が悪化する懸念がある」として建設に反対している。(西日本新聞)
[1月15日2時22分更新]

115とはずがたり[TRACKBACK]:2004/01/17(土) 05:16

2004年参院選スレ 【環境政党・みどりの会議を巡る議論】
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/r263

116とはずがたり:2004/01/17(土) 23:34
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4850
風力発電計画、江刺と玉山にも

  江刺市は同市阿原山(782メートル)の尾根に13基、計1万3千キロワットの風力発電の建設計画があることを明らかにした。玉山村でも山谷川目牧野周辺に民間会社が20基、3万キロワットの計画がある。実現すれば、県内で売電目的で建設される風力発電施設は、11月稼働を目指す釜石広域ウインドファーム(4万2900キロワット)に次いで5、6番目となる。

  阿原山の計画は、市や事業主体の住友商事(本社・東京)によると、風車の直径約60メートル、高さは約100メートルの規模。1基の出力は1千キロワット。発電した全電力は東北電力に売電する計画だ。

  住友商事と市は、生態系への影響などを調べる自然環境影響評価専門委員会を設置。早ければ2月上旬にも第1回専門委を開き、04年度中にも環境影響評価の答申を受けたい考え。

  玉山村での計画はエコ・パワー(本社・東京)の百%出資会社、姫神ウィンドパークが事業主体。村などによると、計画では第1期1万8千キロワット、第2期1万2千キロワットの計3万キロワットの発電を見込む。

  風車は直径70メートル、高さ約100メートル。1基当たりの出力は1500キロワットで、やはり全量を東北電力に売電する計画だ。

  昨年2月に住民説明会があり、環境影響評価委員会の第3回会議を10月に開催。エコ・パークでは今後環境アセスを進め、今夏にも環境影響評価書をまとめる意向だ。

  県資源エネルギー課によると、県内では葛巻町の第三セクターによるエコ・ワールドくずまき風力発電(1200キロワット)、県企業局が作った浄法寺町の稲庭高原風力発電(1980キロワット)、葛巻町のグリーンパワーくずまき風力発電(2万1千キロワット)が、すでに稼働している。

(1/16)

117さきたま:2004/01/18(日) 02:06
>>103>>107
情報ありがとうございました。
直島の山火事も鎮火したようで、よかったです。

118とはずがたり:2004/01/24(土) 22:35
一難去って…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040124-00000314-yom-soci
香川・直島の産廃溶融炉、小爆発で緊急停止

 24日午前11時40分ごろ、香川県・直島(直島町)の産業廃棄物中間処理施設の溶融炉のうち2号炉で小爆発が起き、炉は緊急停止した。火災やけが人はなかった。県はもう1基も停止して原因を調べている。復旧見通しは立っていない。同施設は豊島(てしま)(香川県土庄町)に不法投棄された産業廃棄物約50万トンを処理している。

 県廃棄物対策課によると、小爆発で炉の鉄製の上ぶたが一部ゆがんだ。2号炉は試運転中の昨年8月26日にも小爆発があり、2週間後に復旧した。(読売新聞)
[1月24日22時3分更新]

119とはずがたり:2004/02/20(金) 19:31
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535048223/249-6872380-9537161
ダイオキシン―神話の終焉 シリーズ・地球と人間の環境を考える
 渡辺 正 (著), 林 俊郎 (著)日本評論社

http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/NakanishiJunko/
中西準子の環境リスク論

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/
中西準子のホームページ

http://pub.maruzen.co.jp/shop/4621071033.html
丸善ライブラリー276 市民のための環境学入門
安井 至 著  発売元:丸善(株)出版事業部

120とはずがたり:2004/02/20(金) 19:45
ダイオキシンに関しては塩ビはそれ程問題ではなく,問題なのは残留農薬の方だそうな。ゴミを燃やしてでるダイオキシンも昔から者を燃やせば出ていた訳でそれ程問題なしだそうな。

環境ホルモンも学術的には殆ど問題がないのだそうな。

121とはずがたり:2004/03/27(土) 00:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2004/03/2004032601003774.htm
長良川河口堰は「無意味」 反ダムの米NGO

 ダム反対の活動に取り組む「日米ダム撤去委員会」(事務局・天野礼子さん)が招いた米国の非政府組織(NGO)のメンバー2人が26日、長野県松本市で開かれる第1回国際会議の前に、三重県の長良川河口堰(ぜき)などを視察した。
 2人は「アメリカの川」のエリザベス・マクリンさん(32)と「ウィスコンシン河川連合」のヘレン・サラキノスさん(31)。河口堰付近では地元住民から「河口堰ができてから水位が高くなり、洪水の不安が増した」などと説明を受けた。
 マクリンさんは記者会見で「河口堰の水が利用されておらず、洪水の危険も高まっているのでは意味がない」と批判。サラキノスさんは「米国では老朽化したダムの撤去がもたらす利益に州も所有者も気付いている」と話した。1912年以降、米国で約600のダムが撤去されているという。
 2人は27日の国際会議で、米国のダムの現状について報告する。

2004年03月26日金曜日

122とはずがたり:2004/04/04(日) 16:55
凄いねぇ。天然現象やん。

http://www.asahi.com/science/update/0403/001.html
女性ホルモンで東京湾の魚がメス化 尿に含まれ海へ

女性ホルモンが魚をメス化させる

 東京湾の魚にみられる「メス化」現象の主な原因は、下水処理水に含まれる天然女性ホルモンの可能性が高いことが、東京都環境科学研究所の調査でわかった。メス化は人工化学物質と女性ホルモンの複合的作用が原因とみられてきたが、同研究所は下水処理場近くの海域調査や実験を通し、「人工化学物質より、女性の尿などに含まれる女性ホルモンの影響が大きい」としている。

 同研究所によると、下水処理場からは、女性ホルモンを含む処理水が排出されている。人間の女性や動物のメスの尿などに含まれる女性ホルモンは、魚のオスが一定量を摂取すると、体内でメス特有のたんぱく質ビテロジェニンを生成し、精巣内に卵細胞を形成することがある。

 同研究所の和波一夫研究員らは02〜03年、東京湾の京浜運河など、下水処理場に近い海域を中心に魚19種類861匹を捕獲し調査した。

 結果によると、ボラ、コノシロ、サッパ、ヒイラギのオス計23匹のうち5匹の精巣内に、本来メスが持つ卵細胞があった。卵細胞はなくてもビテロジェニンの血中濃度が、汚染の少ない九州などの海のボラ(オス)と比べ、数百〜数千倍に上るボラもいた。

 下水処理水には、メス化の一因とされる人工化学物質の環境ホルモン(内分泌撹乱(かくらん)化学物質)も含まれるが、天然女性ホルモンの方がメス化を促す作用が強いという。同研究所は既に実験で、下水処理水で育てたメダカがメス化する現象を確認している。

 今回調査した下水処理場に近い海域の女性ホルモン濃度は、沖合の海水に比べて最高約4倍にのぼるなど、高かった。今後、ボラが食べる海底の泥なども分析し、さらに裏付けを進める。

 一方、男性の尿などに含まれる男性ホルモンの魚への影響については、世界的に調査研究例がほとんどなく、未解明な部分が多いという。魚のメス化は今のところ、生態系には影響していないとされるが、水産庁生態系保全室は「環境ホルモンと女性ホルモンの作用バランスを探ることは、将来の対策を考える上で重要な研究」と言う。

 和波研究員は「メス化の原因としては環境ホルモンが注目されがちだが、生態系保全のためには天然女性ホルモンを視野に入れた対策が必要だ」と話している。 (04/03 17:41)

123とはずがたり:2004/04/04(日) 16:58
環境ホルモンに関しては決着がついて,そんなもんなかったと言うのが主流になって来ているようです。
確信犯的にマスコミで煽って研究費ふんだくろうとした輩が居たなら問題だ。

http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=4490
環境ホルモン 人心を「撹乱」した物質 西川洋三著
「危機」の思いこみ正す優れたガイド

本紙掲載2003年10月19日

 環境ホルモン(内分泌撹乱(かくらん)化学物質)の話題を最近見かけないと思わないだろうか。健康食品だの、自然食品だのの礼賛記事等には登場することもあるけれど、精子が減少して人類滅亡だの、自然がメス化して生態系がめちゃくちゃだのといった、一時の華やかな話題はもうほとんどない。それもそのはず。本書によれば、実は環境ホルモンの話は、その筋ではもはや完全に下火なのだ。これまで騒がれてきた各種の現象も、よく調べると何の関係もないものばかり。魚がメス化してたのも、下水からの人間の自然な女性ホルモンの影響でしかない。一時は危険視された各種物質も、学界ですでにほとんどがシロ判定となっている。環境ホルモンの影響で人間の精子が減ったという研究も、かなりアヤシイ。

 だけれど、こうした情報はちっとも報道されない。人々は相変わらず、環境ホルモンが大問題だと思いこんでいる。

 本書はその思いこみをきちんと正してくれる。この問題を大きく煽(あお)った『奪われし未来』を機に、環境ホルモン問題は過大な関心(そして予算)を集めてきたのだけれど、十年もしないうちに、それが杞憂(きゆう)だとわかってしまった。その空騒ぎの過程が、本書には簡潔に描かれている。

 筆致は冷静で説得力に富む。そして読むうちに、ぼくたちも各種の環境問題に対する態度を改める必要があることがわかる。化学合成物質はなんでもよくない、といった思いこみはやめよう。その手の変な思いこみにかられて、必要以上に恐怖心を煽る善意の団体にも注意しよう。同時にマスコミ報道も、つい派手な「問題」報道に偏りがちで火消しをしない(この朝日新聞も含め)。一般の市民はマスコミ報道を鵜呑(うの)みにせずに自分でじっくり判断する習慣を身につけなきゃいけないのだ。

 本書(そして本書を含むシリーズ)は、環境をめぐる各種問題について、こうした態度を身につけるための優れたガイドだ。環境ホルモンの危機におびえていたみなさん、本書を読んで安心してください。ぼくも安心しました。人類の未来はまだまだ明るいのです。

 評者・山形浩生(評論家)

   *

 日本評論社・213ページ・1600円/にしかわ・ようぞう 43年生まれ。コンサルタント(化学品安全分野)。

126とはずがたり:2004/04/07(水) 04:42
【発電関係レス一覧】
>>2
<節電>「ケチケチ作戦」各企業が展開 東電の原発停止で
>>43-44
三重のゴミ発電所、ふっとびましたぞ
>>95
市民ら出資し太陽光発電所
>>116
風力発電計画、江刺と玉山にも
>>124
日本風力開発と三井造船、市原の風力発電所完成
>>125
福山RDF発電所が本稼働、処理能力は国内最大規模

127とはずがたり:2004/04/07(水) 17:54
究極のエコ・カー走行実験へ 水力発電で水素供給
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040407-00000013-nnp-kyu

 ホンダ、鹿児島大学などの産学チームは、水力発電で製造した水素を使った燃料電池車の公道走行実験を、今月二十日ごろから鹿児島県・屋久島で開始する。水力発電を活用することで、地球温暖化の原因となる化石燃料を一切使わない国内初の“究極エコ・カー”が世界自然遺産に登録された島を駆ける。

 走行実験は、ホンダや鹿児島大が廃棄物ゼロの循環型社会を目指して展開している「屋久島ゼロエミッションプロジェクト」の一環。同島は年間一万ミリにも及ぶ豊富な雨量を活用し、既に電気のほぼ100%を水力発電でまかなっている。同島で水力発電事業に携わる屋久島電工(東京)は、鹿児島大の委託を受け、水力発電による電力で水を電気分解し、水素を製造するシステムを昭和電工などと開発。燃料電池車にこの水素を供給する「水素ステーション」を三月末に完成させた。

 水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を生み出す燃料電池車は、走行中に二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NO2)を排出しないのが特徴でトヨタなど各社が競って開発している。ただ、水素の製造過程では石油などの化石燃料が使われており、「究極の低公害」をうたう上で唯一のネックとなっていたが、“屋久島産”の水素が難問を解決した。

 ホンダが提供するのは同社の燃料電池車「FCX」。航続距離を自社製品比で四十キロ長い三百九十五キロとするなど最新鋭の燃料電池システムを搭載した。ホンダは環境面でのアピールに加え「屋久島は湿度が高く、公道の起伏も激しい。燃料電池車の実用化に向け、耐久面でも適切なデータが得られる」と期待している。(西日本新聞)
[4月7日2時28分更新]

128とはずがたり:2004/04/21(水) 16:23
めっちゃいきてぇ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00000014-ryu-oki
<八重干瀬>命輝く「幻の大陸」現出

平良市池間島の北方に広がる巨大さんご礁群「八重干瀬(やびじ)」が20日午後、姿を現した。八重干瀬は、旧暦3月3日(21日)の浜下り(サニツ)の時期に最も浮かび上がるという“幻の大陸”。この日は全国から訪れた約700人が船で渡って上陸し、生命の輝きにあふれたさんご礁での散策を満喫した。
 今回は、生物採取の禁止などを盛り込んだ「八重干瀬観光上陸における観光振興と環境保全のガイドライン」の策定後、初の上陸となった。参加者は、さんご礁ガイドの説明に耳を傾けながら、ガイドラインに従って採取はせず、広大なさんご礁に生息する生き物との触れ合いを楽しんだ。
 東京から来た西原文子さん(60)は「さんご礁が浮かび上がってくるなんてうそだと思っていたが、本当だったのでびっくり。海もきれいで感動している」と笑顔を見せた。地元海運業者による観光上陸は22日まで行われる。(琉球新報)
[4月21日10時37分更新]

129とはずがたり:2004/05/01(土) 13:14
子供の頃メジロは飼ってはダメ,みたいなことを家族かなんかから聞いていたのを憶えているが,「知事の許可があれば1世帯1羽だけ飼育できる」という保護規定があったのですな。

それにしても良く鳴くことが出来るメジロの飼育に成功したのに逮捕でその技術が失われるのはなんか勿体ないねぇ。

鳴いたメジロが違法の証拠、無許可飼育の男起訴…大阪 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/animal.html?d=30yomiuri20040430i314&cat=35&typ=t

 無許可でメジロを飼育していたとして、大阪府警保安1課と四條畷署は大阪市西区九条南、鳥餌販売業山坂徹容疑者(62)を鳥獣保護法違反(飼育禁止)の疑いで逮捕、大阪地検は30日、起訴した。また、山坂容疑者の知人の男4人も同法違反容疑で書類送検された。

 起訴状によると、山坂容疑者は昨年10月から今年4月にかけ、無許可でメジロ5羽を自宅で飼育した。府警は4月11日に自宅を捜索、メジロ21羽、ウグイス1羽を保護した。

 府警によると、山坂容疑者は鳴き声コンテストで競わせるため、30年以上前からメジロを飼育。同容疑者のメジロは「よく鳴く」と評判で、マニアらの間では1羽40万―50万円で売買されていたという。

 メジロは知事の許可があれば1世帯1羽だけ飼育できるが、愛鳥団体から今年2月、「何羽も持参してコンテストに参加する者がいる」と指摘があり、府警が内偵。捜査員が約1週間にわたって張り込み、メジロの姿は確認できなかったものの、鳴き声から「間違いない」と判断した。

130とはずがたり:2004/05/28(金) 19:25
山肌に階段?いえ雑木再生
http://mytown.asahi.com/tokushima/news01.asp?kiji=4149

 東祖谷山村名頃の国道493号沿いにある山肌に、長さ110メートルにわたって高さ15メートルほどの丸太とムシロの階段が築かれている=写真。山肌は約15年前道路幅を広げるのに切り取った斜面で傾斜は約45度。昨秋まで吹き付けた芝が生えていた。

 県池田土木事務所西祖谷詰所などによると、付近の山にもあるカエデやシデ、トチ、ナラなどの苗を植え、雑木林の景観を再生するのが狙い。「丸太筋工」と呼ばれる工法を取り入れた。

 工事では斜面の芝をはぎ取り、その後に丸太で階段状に土留めさくを作り苗木を植えて、土が流されないようにムシロで覆っている。99年以降に県は8カ所で同じ工法を採用して雑木林を再生する工事をしている。
(5/28)

131とはずがたり:2004/06/01(火) 20:13
出し平、宇奈月ダムの連携計画 排砂量は17万トン見込む−−今年 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000003-mai-l16

 富山県・黒部川の出し平ダム(宇奈月町)を管理する関西電力と、宇奈月ダム(同)を管理する国土交通省北陸地方整備局は31日、今年の両ダムの連携排砂計画を発表した。原則として6〜8月の期間中に出し平ダムで流入量毎秒300トン、宇奈月ダムで同400トンを超える最初の洪水時に実施し、排砂量は17万トン(昨年9万トン)程度の見込み。
 また、融雪や梅雨時の大雨で出し平ダムの流入量が同250トンに達した場合も実施する。
 今年は、下流河川への土砂の残留を防ぐため、排砂から最低3時間、宇奈月ダムから毎秒300トン程度を放流する。
 連携排砂は土砂たい積によるダム機能低下防止と海岸浸食抑制を目的にしている。01年から過去4回実施した。出し平ダムでは宇奈月ダム完成(01年4月)以前の91年12月から排砂し、連携を含めた両ダムの排砂は計12回、延べ約532万トンにのぼる。
 一方、富山湾に流出した土砂により漁業被害を受けたとして同県入善、朝日両町の漁業者らが02年、関電に対し排砂差し止めと損害賠償を求める訴訟を起こしている。(毎日新聞)
[6月1日19時32分更新]

132とはずがたり:2004/06/09(水) 16:52
モニターの埃から有害な化学物質を検出 (Hotwired)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/display.html?d=08hotwiredi04&cat=8&typ=t

 コンピューターのプロセッサーやモニターに付着する埃に、生殖系と神経系に異常を引き起こす可能性のある化学物質が含まれている、と複数の環境グループによる調査が明らかにした。

 『シリコンバレー有害物質問題連合』(SVTC)、『コンピューター・テイクバック・キャンペーン』(CTC)、『クリーン・プロダクション・アクション』が3日(米国時間)、報告書(PDFファイル)を発表した。家庭やオフィスで一般に使われている機器の表面から臭素系難燃剤を検出し、その危険性を指摘したものとして、初めての調査結果の1つと言えるだろう。

 家電メーカーは1970年代に、難燃剤としてポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)などの化学物質(日本語版記事)を使い始めた。メーカー側は、発火を防ぐ働きをするこれらの有害物質が、プラスチックのケーシングから外に漏れることはないと主張していた。

 「この報告書は、すべてのコンピューター・ユーザーに大きな衝撃を与えるだろう。化学業界がこうした有害物質の商業利用を図ったために、すべての人々が化学物質に曝されているのだ。こういう業界のやり方は、人間を含めたさまざまな生物に影響を与えている」と、SVTCのテッド・スミス会長は述べた。

 埃のサンプルは、ニューヨーク州、ミシガン州、テキサス州の大学付属コンピューター研究所、カリフォルニア州の州議会オフィス、メイン州の子供向け博物館の来館者用コンピューター・ディスプレーなど、8州におよぶ数十台のコンピューターから採取され、危険度が高いと思われる3種類の難燃剤について検査が行なわれた。

 最も汚染が激しかったのは、ニューヨーク州の大学で使われていた新型のフラットパネル・モニターだった。これは、新しい機種が必ずしもクリーンではないことを示している。

 PBDEは数種類あり、そのうち「ペンタ-PBDE」「オクタ-PBDE」は、今年中に市場から一掃されることになっている。しかし複数の環境保護団体が、「デカ-PBDE」も規制するよう求めている。

  PBDEは、ポリ塩化ビフェニール(PCB)と同じく有機ハロゲン化合物の一種で、多くのラット実験において神経系の異常を引き起こすことが確認されている。PCBは1920年代から消火剤、蛍光灯、液体絶縁材などに使われたが、1970年代に使用禁止となった。しかしPCBは容易に分解しないため、いまなお環境中に残存している。

 PCBについては、米厚生省の有害物質・疾病登録局などいくつかの研究所で、人の胎児の脳に損傷を与えることが確認されている。

 PBDEと特定の病気あるいは障害との直接の関連性はまだ確認されていない。カリフォルニア大学デービス校をはじめとする研究機関では、臭素系難燃剤と自閉症との関連を探っているが、結果が判明するのは何年か先になる。

 今回の報告書を検討した外部の独立系研究者たちによると、消費者はコンピューターを投棄すべきではないが、特別な手袋をはめる、コンピューター・モニターとの接触を最小限にするといった対策は不要だという。埃に含まれるPBDEを除去する方法はまだ発見されていないため、特殊な掃除用の布やスプレーなどで PBDEとの接触を減らすことはできない。

 「埃に含まれるPBDEの割合はかなり高いが、危機的な状況というほどではない。私は今も、古いコンピューターのモニターを目の前に置いて使っているが、捨ててしまおうとは思っていない。しかし新しいものを買うときは、こういった化学物質が含まれていないものを選ぶつもりだ」と、環境保護団体『天然資源保護評議会』(NRDC)の上級科学者で、カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部のジーナ・ソロモン助教授は語った。

 ヨーロッパ諸国が1990年代末から臭素系難燃剤を含んだ製品の販売禁止に乗り出したことをきっかけに、米国の家電業界もこうした化学物質の一部について、削減あるいは排除を始めた。

  PBDE系の難燃剤を回路基板に使い続けているコンピューター・メーカーは多い。また、CPU周辺とモニターには鉛、水銀などの有害物質も含まれている。しかし、米デル社、米アップルコンピュータ社といったメーカーでは、2002年からPBDEの使用を中止または削減している。

 「次にコンピューターを買うときには、安心していただいていい。当社は多くの供給業者と提携しているが、全製品について、検査と製品安全データシートの提出を義務づけている。これは注意を要する重要な問題だ。当社は臭素系難燃剤に大きな関心を持っており、これからも重視していく」と、デル社は述べている。

[日本語版:鎌田真由子/湯田賢司]

133とはずがたり:2004/06/09(水) 16:53
環境ホルモンは嘘だったというのが環境系の人たちのコンセンサスになりつつあると聞いたのだが…

http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040601303.html
男性の不妊症が世界的に急増、環境ホルモンなどが原因か
Stephen Leahy

2004年5月28日 2:00am PT  5月23〜28日(現地時間)にカナダのモントリオールで開催された第18回世界不妊学会で、男性不妊の発生率が世界的に急上昇しているという研究報告が行なわれた。科学者チームは、環境中の有毒物質や飲料水中の薬品などが原因ではないかと推測している。

 「この50年間というもの、人間、動物、そして魚でも、精子の数が減少し続けている」とモントリオール大学のセルジュ・ベリズル教授(産婦人科学)はモントリオールの新聞『ガゼット』紙上で述べている。

 まだ議論はあるものの、複数の分析結果で、男性の生殖能力にはっきりとした減退が生じていることが示されたと、シカゴのイリノイ大学メディカルセンターの男性不妊の専門家、ゲイル・プリンズ博士は語る。

 原因はまだ特定されていないが、ほとんどの殺虫剤に使用されている内分泌撹乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)と呼ばれる一連の化学物質が、動物の生殖システムに大きな影響をもたらす場合があるという有力な証拠があると、プリンズ博士はインタビューで述べている。

 「ポリ袋やプラスチック容器に入ったものを、私は絶対に電子レンジで温めないようにしている。プラスチックが熱されたときに浸出する化学物質があるからだ」とプリンズ博士は述べている。また、プリンズ博士は精製水を飲み、食物や環境内の殺虫剤にさらされる危険性を、可能な限り減らすよう気をつけている。「殺虫剤が生殖システムに影響を与える可能性について、確たる証拠が存在する」とのことだ。

 いっぽう、ドイツの科学者チームが、汚染レベルの高い地域に住む女性は、双子を出産する確率が高いという研究結果を報告している。有毒廃棄物の焼却場近辺の地域では、ドイツの他地域とくらべて、双子の出生率が2倍になっていたという。

 プリンズ博士は、このような例は他には見られないと語った。「しかし、これは何かがある可能性に注意を喚起するものだ」

[日本語版:湯田賢司/長谷 睦]

134とはずがたり:2004/06/16(水) 20:46
自然破壊+税金の無駄+利権構造だ!!

●環境を破壊し貴重な自然を失わせることになる
●建設業者と政治が絡む利権の構図も透けて見える
●工事は奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)に基づく公共事業で7割が国庫補助←コスト意識が薄弱になる。全ての国費補助は公共事業に関してはもう止めにしよう!
●フォレストポリスへはほかに観光バスが通れる複数のルートがあるが、観光バスの利用はほとんどないのが現状。「名音集落の方に抜ける林道を拡幅すれば観光バスが来ることも期待できる」←既に複数のルートがあるのにこなけりゃこれ以上ふやしてもこねーよ。

この辺
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=129/20/41.624&scl=25000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=28/18/40.666

奄美フォレストポリス
http://www.vill.yamato.kagoshima.jp/yamato07/yamato01.asp

大和村林道拡幅/環境保護団体が撤回要請へ
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3820

大和村が奄美大島最高峰の湯湾岳(694メートル)ふもとを通る林道の拡幅工事を計画していることが明らかになった。今年度から07年度までの計画で総額5億円。工事に伴い、絶滅が危惧(き・ぐ)されているオオトラツグミやリュウキュウアユへの影響を心配し、市民グループ・環境ネットワーク奄美(薗博明代表)は計画に反発、近く村に撤回を要請する。

拡幅が予定されているのは村南西部の名音集落から村営森林公園「奄美フォレストポリス」までの4・6キロのうち3キロ。幅3・5〜4メートルの個所を5メートルまで広げ、急カーブを直線化して観光バスも通れるようにする。

工事は奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)に基づく公共事業で7割が国庫補助。村は今年度、測量費として8千万円を予算化している。

計画に対し環境ネットワーク奄美は、工事で削られた個所から赤土が林道下の川に流れ込み、リュウキュウアユの生息を脅かすとともに、拡幅に伴う森林伐採や道路舗装による周辺の温度上昇で、奄美大島だけに100羽前後しかいないオオトラツグミなどの生態系に影響が出かねないと指摘する。林道が、木の枝がアーチ型に覆いかぶさる自然観察ルートであることからも反対している。

奄美大島を世界自然遺産に登録しようという動きがある中で、薗代表は「逆方向の計画だ。建設業者と政治が絡む利権の構図も透けて見える」と批判。全国の環境保護団体とも連携して計画撤回を訴える方針だ。

村によると、フォレストポリスへはほかに観光バスが通れる複数のルートがあるが、観光バスの利用はほとんどないのが現状という。村建設課の泉有智課長は「名音集落の方に抜ける林道を拡幅すれば観光バスが来ることも期待できる」と話している。

(6/10)


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