Et hoc vobis signum :。
hocは、hic(これ)の、中性単数主格。
vōbīsはもう三回目の登場。「あなた方(のため)に」。
signumは、「しるし」。中性単数主格。
「そしてこれが、あなた方へのしるしである。」
この場合の「しるし」とは、「兆候」ではないし(もう生まれたのだから)、
「印章」ではないし(どこに押す?)、「目印」でもないし(何をするための?)、
「痕跡」でもないし(まだ生きてるよね)、「合図」でもないし、「象徴」でも
ないし(だって神そのものでしょ)、ということは、「証拠」ということだろうか。
でも赤ん坊を見ても、それがキリストかどうかなんて判別できないけれどね。
et positum in præsepio。
positumは、pōnō(置く・据える)の過去分詞positusの、男性単数対格。
præsepioは、præsæpium(飼い葉桶)の、単数奪格(中性)。
※この語は、中性名詞præsæpe、女性名詞præsæpēsとしても曲用される。
即ち「飼い葉桶の中に置かれた〔幼な子を〕」ということで、これも前に係る。