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V@akyapad@iya読解メモ
18
:
近藤 貴夫
:2003/04/06(日) 09:33
この思想においてはコトバについては、
(1)使用され現象(音声等)になっている語列・テキスト
(2)その他のあり方にある言語
の両義にまず大きく区分されます。
(2a)世界の根源たるコトバ=ブラフマン(=ロゴス)
は後者の一側面として常に意識されます。
(2b)システムとして見た人間世界の各個別言語のレベル
は、主にサンスクリットだけを対象言語として扱い、
外国語を時たましか省みないため、あまり考察の対象に
なりません。少なくとも比較考察はされない。
ただし、
(3a)対象言語 と (3b)メタ言語 の区別はしっかり
登場します。
その一方で、(2b-2)個別言語の通時的変遷の側面
は事実上無視されているといってもいいでしょうし、
(2b-3)個別言語のサンプルとしてのサンスクリットの分析
はこの論書の中心主題になります。
(2c)個人の能力としての言語能力 と
(2d)思考に使われている内的つぶやきの言語 と
(1)使用され現象(音声等)になっている語列・テキスト
との考察も、十分整理されているとは言えないかも
しれません。
それに加え、記号としての音素列(シニフィアン)と現象としての
音声、観念としての意味(シニフィエ)と指示対象の各ペアは
十分に議論の対象になっており、それらに(3a)対象言語と(3b)メタ言語の
区別が加わって複雑な議論が展開します。
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