したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

電気製品

114接点復活剤 5:2004/07/21(水) 09:29
>コンタクトZは接点抵抗ゼロの夢をみるか
コンタクトZ自体の電気抵抗はどれくらいか
手元のダイア鉛筆#9800HBの芯の端から端までの電気抵抗は12オームだった。小学生の時に鉛筆の抵抗をはかった記憶があるが、その記憶よりはかなり小さな値である。
整流子を持ったモーターはどれもカーボンブラシを使っているから、もし黒鉛の抵抗が大きかったらモーターが成立しない。
ミクロの領域で接点の接触面の凹みを充填するコンタクトZの抵抗はかなり小さと考えて良い。
ピカピカの接点に新品の電池を入れた場合、接点抵抗はおおむね20ミリオームである。しかし最近はアルカリ電池の腐食性に対する配慮から、ステンレス製の接点が使われていることが多い。
ステンレスが防蝕性を持つのは常に表面に酸化物の不動態が存在するからだが、これは接点としては困った性質である。燐青銅などに比べるとステンレスは必ずしも接点の材料として理想的でないのである。
使い古したデジカメに手垢の付いた電池を入れた場合、接点抵抗は50ミリオームにも達する。例えば最近の高解像度デジカメはアルカリ電池4本で撮影時に1アンペア以上の電流を消費する。
この場合は接点数が8個あるから、接点抵抗は400ミリオームになり、0.4Vボルト以上の電圧降下を起こすことになる。これだけの電圧降下があると早期にシャットダウンされてしまう。
コンタクトZの最適な使い方は?
条件の悪い接点と電池にコンタクトZをまんべんなく擦って少々コナが乗った状態でセットした場合の接点抵抗は15ミリオーム前後という所だ。
接点抵抗としては今一つだが、この状態での接点抵抗は長期間安定している。プラグでは受け側にある程度コンタクトZを供給するためには、初回はまだコナが乗った状態で抜き差しすることになる。
通常の電池機器であれば、この程度の処置で充分だろう。
しかし接点抵抗の最適なポイントはこの状態では無い。接点をコンタクトZのコナが乗った状態でティッシュか布で磨き込むと、黒みを帯びた金属光沢になる。
相当強く拭き取っても微細な凹凸にかなりのコンタクトZが残る物である。接点抵抗は接点にもよるが約5ミリオームまで追い込むことができる。
消費電力の大きい機器やデリケートな機器ではこの状態の処置をお勧めしたい。
もちろん、接点を目の細かい紙ヤスリで研磨して十分に脱脂した直後は、接点抵抗はコンタクトZより小さい5ミリオーム弱に達するが、その後早期に酸化が始まり理想的な状況は長くは持続しない。
その点、コンタクトZはピーク性能よりは長期間安定した接点のなじみに貢献する。そして5ミリオーム以下の接点抵抗にはどんな細工をやってもなかなか到達できない。このあたりが接点の限界なのだろう。
今回の結論だが、コンタクトZで処理すると完璧な処理を施した場合にはわずかに及ばないが、5ミリオーム程度の接点抵抗を長く安定して維持できるということである。
特に長期間に亘って良好な接点のなじみが得られることが最大のメリットであろう。またコンタクトZは乾式なので、湿式の接点復活剤のようにホコリを呼び込むことも無いし、樹脂を痛める可能性もゼロである。
それにしても、最近のデジカメは電池を食い過ぎである。手元のM社の520万画素のデジカメは最高解像度の標準画質だと4枚でシャットダウンになった。
しばしアルカリ電池を休ませてコンタクトZ処理を施してあと3枚で完全にアウトになった。
スペックではNiH電池で200枚撮れるとあるがムリである。構図に凝るならオプションの外部電源パックが必要だ。自動焦点がものすごくヘタなので手動であわせようにも液晶ファインダーではどうにもならない。
どんなに解像度が高くても電池切れが心配で自動焦点がダメでは使いものにならない。やはり目下の所、最新電脳機器の最大の制限要因は電池のようである。これを風水工学では、
画素数過ぎたるは、なほ電池及ばざるが如し と言っている。
.今日の必ずトクする一言 -- TODAY'S REMARK -- http://web.archive.org/web/20021001230744/www.bekkoame.ne.jp/~jh6bha/higa0203.html


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板