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★★★ またり文庫@文芸研究板 ★★★
6
:
電波師匠</b><font color=#FF0000>(cmOmcGj6)</font><b>
:2002/09/25(水) 21:05
今、「秋風」読み直してきました。
(簡素書き目的を外して一つの小説として読みかえすような作品は、
虎時代も含めて数えるほどしかないです。理由は好みで左右されるから…)
作者さんが表板のなんかのスレでおっしゃっていた通り、
良いものを見極める眼力は、やはり感じました。
というのも、最近ガルシアを少し読んでいて(勧められた作品では
ありませんが)上手い具合に自分の個性にラテンの色を使っているなあと
納得したからで。
ラテン文学超初心者の私があれやこれや言える立場ではありませんが、
少なくとも、あの世界では圧倒的な描写でこれでもかこれでもかと強烈に
異国情緒を読み手に迫り、その迫力で有無を言わさずに物語を進めていく
ようなところがあります。
この手は読み手が置き去りにされポカーンとしてしまう危険もはらんでいるものの、
すんなり馴染めた人にはたまらない味になるのでしょう。
で、「秋風」は作者さんの描き方がそんなに強引でないせいか、上手い具合に
スパイスを日本人好みの味に調節したような印象を受けます。その前作の
「拳闘家」ではラテンの色がまだ濃かったせいもありますが、「秋風」では
より作者の本来持つ個性に近付いた感じです。
もう少し、いろんな作品を読んでみたいと思う部分がありますです。
纏まっていませんが、追加の簡素ということで。
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