銀行の飛び地 - 1181367624 - したらば掲示板

1：別スレの11：2007/06/09(土) 14:40:24: こういうのも「飛び地」というのでしょうか…。

富山県地盤の地方銀行である北陸銀行は、北陸３県のほか、北海道
や東京、大阪などにも支店網を持っております。
北海道は富山県からの移民が多かったこと、東京、大阪の複数の支
店は売薬行商人の活躍なども関係あるとは思うのですが…。
金融機関の支店網の飛び地について話しませんか？
2：名無しさん：2007/06/09(土) 17:55:39: 東京には地銀の支店がかなりありますよ
でも、北海道は珍しいですね
20店舗もあるとか
3：別スレの11：2007/06/10(日) 21:49:48: >>2さん
東京、なかんずく日本橋近辺、または東京駅近辺に支店を置く地銀は多いですね。
恐らく財務省、日銀や他行との連絡役の半面、地元出身者や出張者の金融サービス
のためにおいておられるのでしょうか。
今みたいにどこの口座でも手数料さえ出せば他行でも下ろせる、ということができ
なかった時代には、こういう在京支店の存在は今以上に大きかったのでしょうね。
尚、但馬、富山、鳥取、筑邦の各行は在京支店がないようです。
（鳥取、筑邦は連絡事務所のみ）
4：別スレの11：2007/06/10(日) 22:52:48: 一方、第２地銀の場合はもともと地銀以上に地元密着だった相互銀行を母体と
するせいか、在京支店を置かない銀行は結構あるみたいですね。

西日本を基盤とする銀行の場合、大阪にも支店を置くケースも多かったですが、
バブル崩壊を境に撤退しているところもあるようです。まあ、手数料さえ出せ
ば他行でも出し入れできるようになったことも在阪支店の必要性を引き下げた
のでしょうね。
5：名無しさん：2007/06/11(月) 01:32:11: ちょっと前、高校で社会人講師というものでコマをもっていた時、夏の宿題で市内の銀行の支店の所在を
全部調べさせた事があります。出題した方としても正解を調べる必要があり、銀行協会のサイトで
都市銀行から第２地銀までのサイトをしらべて所在地を調査しました。

すると少々面白い傾向がありましたね。
関東近郊各県の地銀の支店は必ずしも都心にあるのではなく、“入り口”に偏っている。
例えば北関東の銀行の、都内の支店は北区など北よりの区にみられ、
山梨からは中央線沿線の多摩地区に見られる。

ちなみに、北銀の支店が北海道に多い理由は、富山からの北海道への移民が多かったという由縁があり
在道地銀のような性格もあったという事があります。最近、北海道銀行と経営統合までしていますよ。
6：別スレの11：2007/07/16(月) 15:31:09: しばらく放置状態で恐縮です。

>>5さん
「入口」と言いますか、上野、新宿、池袋のようなターミナルに支店を置いて
いるようですね。北関東の地銀のほか、八十二銀行も新宿支店を置いてますし。

山梨中央銀行はおっしゃるように中央線、甲州街道沿いの多摩地区にも点点と
支店を置いていますね。

一方、群馬銀行は蚕業が盛んだった時代の名残でしょうか、八王子や横浜にも
支店がありますし。

在阪支店の場合は、本町近辺に置くケースが多いですが、先の北陸銀行の場合
都心から少し離れた今里や平野という住宅地にも支店があります。これは売薬
のお仕事の方がそのあたりで多く定着しておられたのでしょうか、それとも在
阪支店からの新規開拓だったのでしょうか…。因みに以前は日本橋１丁目の交
差点にも支店がありました。
（北陸銀行の在京支店は室町（東京支店）のほか、浅草、新宿、渋谷、上野、
そして白山にあるが、白山は「東京富山会館」に入居している）
7：営業のためにも：2007/07/18(水) 23:48:32: 東京支店は必要ですね。

預金も大口は法人ということになりますが、定期預金や譲渡性預金の
獲得はどの銀行も血眼です。私の経験では定期の金利を入札で決める
となると、必ず都銀より地銀の方が高い金利を示してきます。

やはり東京は企業の数が違いますよ。在阪支店の減少は、関西系でも
本社機能を東京に移している企業が多いことと関係しそうです。
8：別スレの11：2007/07/21(土) 08:51:27: >>7さん
大口預金獲得のための前線店舗、としての位置付け、というのもあるわけですね。
東京で資金調達し、地元で融資して収益をあげる、という構図でしょうか。

本社機能の東京転出⇒関西経済の空洞化は当地では深刻な問題です。
銀行ではありませんが、不動産の価格にも影響しますし…。
（本社機能の東京転出、大阪事務所閉鎖により空きオフィスの発生、単身赴任用
を主とした借上社宅用物件の入居率低下⇒賃料引下げなどという問題もありまし
た）