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ウサギってかわいいよね

4万葉集:2006/04/22(土) 20:14:52
第2章 書き伝えられた『万葉集』

 今から約1200年以上前に成立したと思われる『万葉集』だが、
原本はすでに失われてしまった。
現在、我々が読む『万葉集』は、後の人が何段階にもわたって
書き写した写本によっている。
もっとも古い写本でも、原本の成立から200年ほど後のもので、
かつ全体のほんの一部分にすぎない。
全文が揃った写本で最古のものは、さらに時代が下って、
原本の成立から500年も経過した後に写されたものである。
原本から遠く隔たれば隔たるほど、写し誤りが多くなる。
したがって、原本の姿を復元しようとする場合、
さまざまな古写本を参照して、本文の検討をする必要があるのである。
ここでは、『万葉集』の本文を検討するときに重要視されている古写本の
いくつかを、インターネット上の画像によって閲覧してみることにしよう。

 古写本の多くは、優れた古人の筆跡(これを「古筆(こひつ)」という)
として、美術的な価値も充分に備えている。料紙の色や模様などともに、
見た目の美しさを味わってみよう。

 

「e国宝」というサイトでは、日本の国立博物館所蔵品の
鮮明なカラー画像が閲覧できる。
コンテンツの中身には、「万葉集」の古写本も含まれる。
http://www.emuseum.jp/

・ここでは、藍紙本万葉集(平安中後期書写)の画像が閲覧できる。
http://www.emuseum.jp/cgi/pkihon.cgi?SyoID=5&ID=w032&SubID=s000

・ここでは、元暦校本万葉集(平安中後期書写)の画像が閲覧できる。
http://www.emuseum.jp/cgi/pkihon.cgi?SyoID=4&ID=w105&SubID=s000


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