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【議論】武士道

63兵法の教え:2006/04/19(水) 04:34:21
この『兵法家伝書』は、「進履橋(しんりきょう)」
「殺人刀(せつにんとう)」「活人剣(かつにんけん)」の三部から
なります。

「進履橋」は、上泉伊勢守信綱が宗矩の父、宗厳に直伝した
新陰流の極意を書いたものです。この中で最も印象に残る言葉は、

 太刀さきの勝負は心にあり。心から手足をもはらかしたる物也。

です。つまり、太刀というものの本当の勝負は、技術よりも心に
あるというのです。心が手足を動かしているのであり、ひいては
兵法の勝敗を決めるのも心にあるというのです。

そして、序、破、急のそれぞれについて九通り、合計二十七通りの
斬り合いがあるます。
ただしそれは、師弟が立ち會って身につけるものだとして、
詳しくは解説されていません。



『兵法家伝書』の構成

進履橋  兵法家伝書の入門編
     張良は石公に履を拾って履かせたことが契機となって
     漢の高祖を助け、天下を平定した。その故事にちなんで
     名づけた。この卷を橋として兵法の道を渡るという意味。

殺人刀  兵法家伝書の上卷
     「気」と「志」、「表裏(はかりごと)」、打たれまいとせず、
     「打たれて打つ」技法など、剣術の様々な心構えを解説する。

活人剣   兵法家伝書の下卷
      相手に斬られない場所に身を置くという「水月」の技法、
      相手の刀を取る「無刀」の技法などを解説する。


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