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武田信玄
8
:
???
:2025/07/16(水) 09:40:55
>>7
( ・・・「申し上げます!」 使い番が来た。 「なんだ」 「大殿(信長)より、岩殿城を落とせとの命にございます」 「なにィ? 岩殿の小山田信茂は織田についた武将であろうが」 「はばかりながら…小山田信茂はすでに大殿に捕らえられてございます」 「何だと!?」
それは隆広と助右衛門が織田本陣を去った後の出来事だった。小山田信茂は信長の呼び出しに応じて織田本陣へとやってきた。信茂は武田勝頼を追い返した後に信長に降伏の使者を送り、そして降伏が許されていた。
「我が領地の安堵、恐悦に存じます」
「…ダメだな。気が変わった」
「は…?」
「一度裏切ったものは二度裏切る!」
信長は床几から立ち、信茂を指して命じた。
「小山田信茂を捕らえよ!!」 「「ハッ」」 信長の側近である馬廻りの兵士が信茂と一党を囲んだ。 「信長っッ!! 貴様ぁァァア!」
ザスザスッっ!!! 「ぐあああッッ!!」
小山田信茂は縛り上げられ、信茂についてきた家臣たちは数十本の槍に貫かれた。
「信長キサマぁ!!ァ!」 「勝頼を裏切るなど不届き至極っッ!!! 只で死ねると思うなッ!!!」 「卑怯なり! 一度降伏を受けし者を!」「他所の大名なればいざ知らず、織田家に裏切り者を遇する法はないわっッ!!! 今から貴様の家族を捕らえて皆殺しにしてくれる!!」
同時に陣にいた穴山信君を睨む信長。万一、信君が内通を申し出た対象が家康ではなく信長だったら間違いなく殺されていただろう。
「見せしめの処刑のため、小山田の家族は生け捕りにせよとの事にございます」 「小山田信茂の目の前で殺すためにか…?」 「御意」・・・ )
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