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りおしvs壮
4
:
壮
:2024/06/29(土) 13:21:28
小学生から飛び級制度を導入すべきではありません。
年齢主義の教育制度を覆すメリットが無いからです。
かつて日本の教育は、課程主義でした。
課程主義とは、一定の教育課程の習得をもって義務教育は終了したとみなすものであり、それが取り入れられていた時代は飛び級制度も導入されていました。
飛び級制度こそ無くなりましたが、現代の高校や大学をイメージしてもらえれば凡そ合っています。
必要な成績を納め、進級試験を通過した者が上の学年に上がる事が出来ました。
1900年の第三次小学校令で小学校における次学年への進級試験や卒業試験が廃止となり、現代の年齢主義へと変わっていきました。
これを再度変えるメリットが全くありません。
非常に優秀な小学1年生のAさんがいたとしましょう。
授業内容もテストも宿題もあっという間に理解して終わらせてしまう。
周りの大人達はこう考えるかもしれません。
「Aさんを飛び級させてみたらどうだろう?」と。
仮にAさんが3年生に飛び級をするとして。
Aさんに、既に1年生と2年生で学習する内容を全て習得しているかどうかの確認作業が必要になります。
仮に飛び級をした場合、年齢と共に進級する他のクラスメイトに混ざって同じ学習をしていくには、彼らが学んできた物がAさんにも備わっている必要があるからです。
「飛び級試験」でそれは確認出来ますね。
教科書の内容だけなら、非常に優秀なAさんにとってさほど負担は無いかもしれません。
ですが日本の教育には「総合学習」という物があります。
子供達が自ら学び考える力や、学び方・物事の考え方などを身につけ、より良く問題を解決する力を育む事をねらいとしています。
それは教科書が無い授業であり、各学校で学年に合わせた工夫を凝らした授業展開がされています。
総合学習を通して「生きる力」の育成を目指すものであり、これも重要な教育のひとつです。
1・2年生の総合学習をAさんが習得し飛び級試験を通過する為には、1年生の総合学習をしつつ2年生の総合学習にも参加しなければなりません。
飛び級試験のあるAさんの負担が非常に大きいですよね。
そもそも総合学習は学年に則した内容です。どうやってAさんはそれを飛び越えていけるでしょうか。
年齢主義の教育制度では無理です。
では年齢主義をやめ、課程主義に戻せば良いでしょうか?
その場合、進級するにあたって生徒全員に試験が必要となってきます。
年齢に合わせた総合学習は課程主義では出来なくなるので、廃止になるかもしれませんね。
1年生のAさんが3年生に飛び級するなら、1・2年生の進級試験を受ければ事足ります。
飛び級をしない他のクラスメイトも2年生に進級する為に試験を受ける事になります。
年齢主義ではなく課程主義なので、1年生の学習内容を習得出来なかった生徒は留年して再度1年生をやり直す事となります。
高校や大学と同じですね。
子供達は留年しないように必死で勉学に励む事になるでしょう。
幼稚園や保育園から上がってきた、6歳の小学1年生。必死で勉強します。
親も必死です。
教員も必死です。もし留年者が出たら、どんどん下の学年の児童が増えていく。教室も教員もパンクします。
運動会?体育の授業で十分。
遠足?それよりも座学しましょう。
総合学習?「生きる力」?個々に身に付けて下さい。
………小学生から課程主義を取り入れるメリット、ありますか?無いですよね?
というか出来ると思いますか?私は思いません。
そもそも9年間の義務教育というのも成立しなくなります。
学力レベルが違えど、同じ年齢の子供の集団の中で得られる学びがあります。
学校教育はそういった物を習得していく場でもあります。
飛び級制度の導入は、その学びを得られる機会を失わせてしまう。
小学生から飛び級を導入するメリットがどこにも見当たりません。
だから私は、小学生から飛び級制度を導入すべきではないと主張します。
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