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哲学・宗教質問箱

553:2012/01/14(土) 21:27:14
アンネリーゼ・ミシェルについて
映画「エミリー・ローズ」のモデルとなったアンネリーゼ・ミシェル (Anneliese Michel)の悪魔憑き事件について、どうお考えになっていらっしゃるかご意見をうかがいたいのですが、よろしくお願いいたします。

アンネリーゼ・ミシェルは、1968年の16歳頃から震えなどの異変が身体に出始め、精神科医に「てんかん」と診断されます。薬を処方され暫くは落ち着いていましたが、やがて普通のてんかんの症状を逸した症状が出始め、幻覚を見たり、身体を何かに持ち上げられベッドに何度も叩きつけられたりします。彼女の意思とは関係なく物凄い力で体を動かされたりしたため、 薬を飲んでも治まらず、やがて蜘蛛や蝿を食べるようになります。とても本人の声とは思えない声で汚い言葉を吐いたり、彼女が知りもしないラテン語を喋るようにもなったといわれています。彼女は自分が悪魔に取り憑かれたのだと考えます。

1973年(20歳)の時、両親は、教会に悪魔祓いを頼みますが拒まれます。 医者にかかり再び薬を処方されましたが、症状とその現象は悪化していきます。1975年、22歳の時、ようやくヴュルツブルク司教会は悪魔祓いの許可を出し、カトリックのエルンスト・アルト司祭(当時41歳)とアーノルト・レンツ(67歳)が悪魔祓いを行います。司祭が「お前は誰だ」と問うと、返事をし、名を名乗ります。アンネリーゼには、6体の悪魔が取り憑いています。

6体の悪魔は、次のとおりです

1 ルシファー(堕天してサタンとなったとされる地獄の王)
2 カイン(アダムとエヴァの息子。アベルという弟を殺し、人類最初の殺人者とされる)
3 ユダ(十二使徒のひとり。キリストを裏切った)
4 ネロ(キリスト教徒を迫害し後世暴君と評されたローマ皇帝)
5 バレンティン・フライシュマン(1572年から1575年にかけてエットレーベン教区で司教を務めた堕落した聖職者)
6 ヒトラー(近代史のドイツの悪名高い独裁者)

悪魔払いは一度は成果をあげますが、再び、アンネリーゼにとり憑き、食事も摂らなくなり1976年7月1日他界しています。

その後彼女の両親と神父は起訴され、裁判の結果両親と神父は過失致死で懲役刑、執行猶予6ヶ月という判決を受けています。写真や録音記録が多数残っていることから、何かと話題になることがあります。この件に関しては、長年いろいろと疑問を持ってきましたが、未だによく分からない不思議な事件だと思っています。


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