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哲学・宗教質問箱
47
:
あんとに庵
:2006/03/19(日) 09:19:54
十字架の聖ヨハネ
う〜む。鬱を巡るお話面白いです。わたくしも鬱傾向があるので。
「十字架の聖ヨハネ」が現代では鬱と診断されてもおかしくないというくだりに。おおう!と。
あのメンタルは画家が作品に悩む時によく体験する精神なんですね。「暗夜」を読んだ時の規視感といったら。
そしてアート論評に書かれた「怠惰との親和性」というのはもう痛いほど経験中と申しますか。(その辺り、怠惰とメランコリアについてもっと読みたいなぁ・・・)ダ・ヴィンチの作品の少なさも関係してるんでしょうか?ダ・ヴィンチのような天才ではありませんが、作品へ向えない、そのエネルギーの枯渇というのはよく体験します。ことに最近その傾向が強いのですが、鬱だな・・と思ったり致しますね。逆に作品を描くパワーってどの辺りから来るのかと自分でもわからない時がありますし。まぁマイブームがなんらの形で生じている時というのは作品に向える。そういう時は大抵操に入った状態かもしれません。マイブームの時の活動力は鬱時の10倍はあります。近年ではフィリッポ・リッピがマイブームだったことがありイタリアでリッピばかり見ていたりとんでもない分厚い画集を買い漁り、揚げ句の果てに絵柄までリッピになり、カルメル会にあこがれ、なんだかもう大変でした。しかし鬱になるとそういう意欲が全然無くなり草食動物化します。仕事の意欲も枯渇して困りますね
そういえば鬱の言葉が低気圧と関係があるとのこと。私は低気圧になると鬱状況に陥ります。何故かそうなりますね。かといって晴れたら操になるかというとそういうわけでもないのですが。
http://d.hatena.ne.jp/antonian/
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