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哲学・宗教質問箱

462:2010/04/17(土) 08:51:52
悪魔祓いについて
竹下節子様
はじめまして。竹下さんの著書をいくつか拝読させていただいています。特に「聖女の条件」が面白かったです。今回お尋ねしたいことは、悪魔祓いについてです。といっても唐突なんですが、私の親友の日系ブラジル人女性は、日本で就労している日系ブラジル人たちの間で雨後のたけのこのように乱立している福音派教会に出入りしているのですが、どうもそうした教会では、牧師さんがひんぱんに悪魔祓いをするようなのです。先週その友人が、個人宅でおこなわれる祈祷会に参加しました。彼女自身は、いつも悪魔祓いについては私に詳しく語ってくれたことがありません。ただ、牧師さんが彼女の頭に手をのせて祈られると、その場に倒れてしまうと、私に語ったことがあります。で、その祈祷会には、彼女の息子と娘(21歳と19歳)も参加して、娘さんが私に、祈祷会でのできごとを語ってくれました。やっぱり悪魔祓いで、息子さんが牧師さんに祈ってもらうと、息子さんは人がかわったようになってうなり声をたてたりし始めて、最後には飛び跳ねたかと思うと床に倒れた、というのです。悪魔祓いはカトリック教会でも昔はおこなわれていたけれど、今では大部分の神父が無関心か無知かまったくその分野は廃れてしまったが、プロテスタント教会のある派では成功を収めていると、読みました。(ガブリエル アモース神父の、エクソシストは語るという本です。この本を読んでもまだ当惑しているのですが。)ブラジルはどうも、交霊術なんかがさかんな土地らしく、悪魔祓いにも違和感なく彼らは応じているようなのですが、日本人の私には一種のカルチャーショックで、いったいどうとらえていいのかわからないのです。悪というのは確かに私たちの心の中にある、原罪というか、自己中心性、嫉妬とか優越感とかいろいろあると私は思うのですが、友人のブラジル人は、悪霊とか悪魔という言葉を頻繁につかいます。実際には悪魔そのものを意味するdiaboとは言わず、敵を意味するinimigoを使うのですが。それは、例えば精神病とか貧困とか逆境とかの原因という意味のようです。私には、悪を、悪魔と悪霊につなげる思考回路が欠けているのか、彼らブラジル人の厳しい現実(失業、将来の見通しがたたないことなど)と悪魔祓いはセットにして考えるべきなのか、私の頭の中では整理できていないのです。カトリック教会でも聖霊刷新運動がありますが、悪魔祓いはその聖霊による癒しと同じレベルのことと考えればいいのでしょうか?


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