したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

哲学・宗教質問箱

358迷える大羊:2008/10/05(日) 20:47:31
キリスト教とアメリカ
 これまで、聖書の内容と現実のキリスト教信仰のズレについてしつこく話題にしましたけど、そういう話となると、アメリカの話を飛ばすわけにはいかないですね。

 このギョーカイに関わるまで、アメリカといえば科学、合理主義の極みのような国家。日本以上に宗教色が薄く、なんて思っていたんですが、実際は全く逆、私を戸惑わせた、聖書を字義通りに信じてしまうような教会の出自は大体がアメリカ、なのには本当にびっくりします。

 話変わって、本日、とある教会の聖書講座にてぶどう園の労働者の話をいかにも品のいいおばさま、といった感じのシスターを講師に受講しました。ああ、なるほどね、このたとえ話(だけではないんでしょうけど)、社会保険だとか失業保険の発想の源になっているわけね、とこれは素直に感心しました。

 この話に限らず、聖書、福音書を読む限り、イエスは度の過ぎた競争社会とか、格差社会には明らかに否定的で、現代でいう社会主義、共産主義的な発想の持ち主のように思えます。
 ところが、そのキリスト教や聖書やイエスを進化論を否定するほどまでに信仰しているはずのアメリカは、世界でも有数の競争社会だし、なんといっても驚くのは国民皆保険ではなく、健康保険は自前。豊かそうに見えても、中流以下の人間は一旦、大病、大ケガでもしたりすると、あっという間に貧困層、とういうこれまた世界一の経済大国のイメージからは信じ難い現象があったりで、これまた、頭が混乱します。

 ほんとにあなた方キリスト教信じてるんですか?聖書ちゃんと読みました?同性愛者の結婚だの中絶がどうのこうのなど、そんな個人的な問題をぎゃあぎゃあ言う前にもっと他にやることないですか?ってつい言いたくなってしまうのは私だけでしょうか??
 特に健康保険の国民全加入なんて、聖書やイエスを信じるキリスト教国なら建国するやいなや即刻実現していて良さそうなものですが、全然そうでない、一体、アメリカの人々は矛盾を感じないのだろうか?聖書のどこをどう読んでいるのだろう?との疑問を感じます。

 また、離婚の多さも謎です。日本も最近は多いですし、ヨーロッパもしかりですが、それでも統計を見るとアメリカ人の離婚の多さは群を抜いてますよね。まあ、離婚の是非、現実問題として妥当かどうか、は別として、聖書をひもとけば「離婚はダメよ」とイエス自らが直々に語っているわけで、なんで、そんな宗教信じていながら、あんなに簡単に別れられるんだ??とこれまた矛盾とか感じないのかなぁ、と不思議になってきます。

 アメリカに限らず、こういう現象をみると、キリスト教の世界でいくら「聖書は神のみ言葉」なんていっていても、結局は各人が自分の立場、主張に都合のいいとこつまみ食いしてるだけなのかなぁ、とニヒルな意見を持ってしまいます。

 ほんとどうなってるんですかね?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板