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哲学・宗教質問箱

208Sekko:2007/07/31(火) 08:32:29
いいですね
 なんかもりあがってますね。スピリチュアルな日々、いいですね。スピリチュアルと言っても変な前世がなんとかにはまってるよりは、各種伝統宗教の方が教養はつきますし・・・
 こっちの哲学雑誌で男脳女脳の話を読んだら、男は集団への忠誠心か群のリーダーへの帰依が強く、女は個人への思い入れが強いとありました。男は集団で狩とかしたからで、女は自分の子供に愛情をそそぐからだそうです。
 だから女の方がイエスに夢中、状態になるのかなあ、とも思いました。でも集団への帰属意識より、イエス個人に惹かれてるのなら、集団や集団の生きた教祖とかに盲従してるよりも融通がきくかもしれないですね。まあ、男の聖人でもマリア命、みたいな人もいますが・・
 ちなみに私はカルピスでも糠漬けでもないですね。ミッションスクール文化とは縁がなかったし、福音書のイエスはすぐに好感が持てましたが、なんか気の毒で・・同情の方が大きかったです。
 でも、今、無神論について研究していて、啓蒙時代以降のキリスト教無神論者たちの言い分を聞けば聞くほど、私にはストア派の哲学者たちが結局キリスト教に傾いていった心情が分かるような気がして、哲学が信仰になる機微を追体験しているところです。それはやっぱり、「今ここで」の世界の中で、超越というものをどうとらえるかということで、イエスを神であり人であると言ったキリスト教の強引さがもたらした「救い」というのはすごかったと思います。
 でも、戦争や疫病のない国で「今ここで」を生きている若くて力ある人々にとっては、「救い?なにそれ?」となる方が普通で、それでもいいと思います。でも、「今ここ」が閉塞したり、力を失ったりすることも人生では必ず起きるので、そんな時に救いのレトリックを知っておくことは有効ですね。
知識がブレイクスルーして生きる支えになってくれる時って、あるんですよ。人生は長い長い回心の道で、いつか超越の方から来る光に照らされることを期待してそっちの方に顔を向けておくのを忘れないようにしたいと思います。


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