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79資料管理請負人:2014/03/13(木) 19:14:02
私の七つ道具
      私の七つ道具  2009-2014





私の七つ道具−その1「老眼鏡」 2009/9/13

年齢を重ねると一財産を抱えて外出しなければならない。若い頃は精々一つか二つで済ん
だものをと愚痴の一つも言いたくもなるこの頃である。一つでも忘れると本も読めないし、
車内の人の表情を面白く観察することも出来なくて退屈だ。だから私はいつも七つ道具を
黒い鞄にいれて出掛ける。上着を着る季節はいいが、夏になるとズボンのポケットではと
ても収容できないからだ。

1.老眼鏡
 もともと近視だったからそう強い老眼ではなかったが、50歳の初めころから使い始め
たと記憶する。丁度ヨーロッパ旅行から帰った年に永代橋の袂のマンションの一室に事務
所を構えた。20?ほどの小さな北向きの部屋で、毎日墨東の南砂からバスで30分かけ
て通った。時間があれば門前仲町で降りたり、そうでなければ一つ手前の佐賀町あたりで
降りて永代橋を歩いて渡るのが習慣だった。橋の上から見る佃島方面の水の拡がりと高層
マンションの林立景色はいつも私の気分を爽快にさせた。仕事が終わる夕方になると、ふ
わふわした白いものが視野一杯に拡がり、ついには見えなくなってしまったのが老眼を意
識した始まりだった。
 それから60代の初めの頃までは裸眼で新聞を読めたが、糖尿病を患うころから急に見
えなくなった。白内障のせいもあるのかも知れないが、最近は老眼鏡でも補正できなくな
って、12ポイントの活字以上でないと読めない。だから文庫本の6ポイントの文字はル
ーペでも駄目になった。いつも本屋で読みたい本を買ってはくるものの、快適に見えずに
非常な努力を必要とするから、この頃は毎日の新聞以外は殆ど読書をしていない。




私の七つ道具−その2「ポケットナイフ」 2009/9/14

2.ポケットナイフ
 ビクトリノックス社の十徳以上の大型のアーミーナイフも持っているが、やはり常時持
ち歩くには小型のものがいい。ハサミ、ドライバー、ナイフ、ピンセット、爪楊枝の五徳
である。西洋のは必ずワインオープナーが付いているが、私はワインを止められているか
ら、それは必要ない。
最近はデジタルカメラ画像、MP3ファイル、メールデータなどパソコンへデータを持ち
運びしようとする時に手軽に記録できる保存メディアとして、4GB-16GBフラッシュメモ
リーがついているものもあるという。
 滅多に本郷から出かけることはないが、たまたま遠出したときに大地震が襲ってきて家
に歩いて帰らなければならなくなったら、このちっぽけなポケットナイフが命をつなぐた
めに大いなる力を発揮するだろう。




私の七つ道具−その3「万年筆」 2009/12/7

3.万年筆(モンブラン−マイスターシュテュックNO.146).
 真っ黒の胴体に金色の帯があり実に優雅なスタイルをしている。ちなみにモンブランを
検索してみると、モンブラン(Montblanc)はドイツの筆記具メーカーである。高級な万
年筆を販売することで知られている。製品には、アルプス最高峰モンブラン山の頂きを覆
う雪をイメージした、白い星型のマーク「ホワイトスター」が付くことで有名。代表的製
品であるマイスターシュテュックのペン先には、モンブラン山の標高"4810"が刻まれて
いる。
 これを購入したのは、バブルのころ私にも一寸実入りがいい時があって、なんだかおが
使いたい衝動に駆られて、思い切って買ったものだ。憧れの万年筆を持つと、何だか自分
のくせ字が妙に味のある物に、何でもない手紙文が非道く情緒的に人の心を打ちそうに思
えるから不思議だ。
 私は以前はロイヤル・ブルーの明るい色に惹かれていたが、今は歳相応に落ちついたブ
ルー・ブラックのインクを使っている。しかし水性ボールペンの便利さ故に仕事で使って
いて、すっかりそのモンブランを忘れ、引出の奥にしまい込んでいた。ある時思い出して
郷里に戻ったときに、日記を書くのにこのモンブランが親孝行の証となって、年老いた母
のもとに置いてきたことがあった。その後それを愛用してくれたかどうかは確かめたこと
がないので判らない。
 母がなくなって、私はこれだけは取り戻してきた。今はボールペンのタッチの堅さと違
い、ちょっと太めの文字とペン先の柔らかさ・撓りが気に入って、また思い出したように
使い出した。

写真は七つ道具1番の老眼鏡、2番のアーミーボケットナイフ、3番のモンブランの万年筆

        




私の七つ道具−その4「帽子」 2009/12/24

4.帽子
 戦前までは庶民でも大人は帽子を愛用していた。ソフト帽やカンカン帽など一種の上着
やネクタイのようなもので、外出時には改まった姿と思われていた。それが戦後は何処へ
いくにもジーンズにTシャツのすますようになったことで改まった服装という観念もなく
なったかもしれない。そこでまたWikipediaを紐解くと「歴史的には特定の頭部の装身具
は、その人物の社会における身分を示すこともある。詳しく用途を記すと次のとおりにな
る」とある。

* ドレスコード・エチケット
* 制服の一部(制帽・軍帽・官帽など)
* 夏場の直射日光による熱中症を避ける為の日除け(防暑)
* 防寒
* ファッション
* 昆虫、衝撃、飛来落下物、危険物、毒劇物などからの頭部保護
* 髪型の保護
* 宗教上の戒律
* 禿を隠す
* 商品広告(主にプロスポーツ選手)
* 手袋と組で、貴族性を象徴(女性皇族・王族は被っていることが多い)
* スポーツ(特に野球)の応援
* ジャグリングの道具として

 父親が戦後も正装して出かけるときはソフト帽を、普段の外出にはチロルハットなどを
被っていた影響で、私も帽子好きになったようだ。しかし少々恥ずかしいような気分もま
だ残っているが、古希に近づいている訳だからもう堂々と被ってもいいと思いようになっ
た。また必要性からいっても夏のカンカン照りの日はやはり帽子を被らないと、頭が熱な
って熱射病になりそうである。今持っている帽子の種類はパナマ帽から麦わら帽子、ハン
チング、船員帽、テンガロンハット、キャンプ用防水ハット、野球帽、ベレー帽、スキー
帽などである。次は父親の被っていたボルサリーノ社のらくだ色のソフト帽を銀座のトラ
ヤで思い切って買おうかと思っている。




私の七つ道具−その5「ステッキ」
2014/2/27

5.ステッキ帽子
 私は最初ステッキをハイキングや山登りの目的のために購入したもので、 神田小川町
の L−Breath 御茶ノ水店で求めたと記憶する。しかしその後山荘に移り住んでみると
別の目的が加わった。すなわち歩行用の手助けだけではなく、猪や猿、鹿、熊のための護
身用として必要になったわけだ。そもそも一昔前の時代では西洋でも日本でも護身用とし
て使われ、 シャーロック・ホームズも格闘技バリツというステッキ護身術なるものも駆
使したという。
 いま私が使用しているのは葡萄色のKIZAKI社の三つに収納できるTrekking &
Walking Telescope Shaftという製品だが、もうそろそろ銀座タカゲンに行って正当なス
テッキを購入したいと思っている。しかしラウンド握りスネークウッドステッキに至って
は80万円近くするから選ぶのに悩ましい限りだ。勿論木の種類や握りの部分に銀や水牛
や白蝶貝などの装飾を施したものでなければ、1万円弱からあるのではあるが・・・。

写真の銅製の作品はcoppers早川(早川 篤史・克己(親子))氏の作品で、作品名を「ス
テッキ」−F091といいう。彼等の個展を覗いた日に購入したもので、私の放浪癖の生
き様に似ていると勝手に共鳴して購入したものだ。

      




私の七つ道具−その6「ルーペ」
2014/3/11

 ルーペも色々の種類がある。最も典型的な丸形の手持ちタイプ、繊維や印刷物の検査に
用いるリネンテスター、眼窩に挟み込んで使う時計見、双眼ヘッドルーペ、スタンドルー
ペ、薄くて軽いフレンネルルーペ、折りたたみルーペ等々。また倍率も1.6〜100倍くら
いまで多様多種である。

 私は過日、広告などの説明文、保険の契約書、電化製品に張ってあるラベル、ポイント
6号で書いてある書物等の小さい文字など、今使っている老眼鏡では見えなくなった。
なみに今の老眼鏡ではポイント12号以上でないと満足に読めない。だから願わくば新し
い度の強い眼鏡を求めたいと思った。だが時すでに遅し、残念ながら自前の目はもはや収
縮する筋肉が老化していて、眼鏡での補強で視力回復は出来ないことが判った。

 そこで必要になったのがルーペである。所謂拡大鏡、虫眼鏡、凸レンズの助けを借りる
ことを思いつき、お茶の水駅前にある丸善のステイショナリー店で求めることにした。
私はその中からドイツ製の大きさ6cm角、倍率3.5倍の携帯用スライドルーペ(ポケット
ルーペ)を選んだ。厚い牛皮に挟まれて保護されたルーペである。随分長い間使用してい
るので、黒く染められた牛皮の端が摩擦によって剥げ、肌色が見えているのはそれだけ愛
用した証拠であり、ご苦労さんと言って労いたいと思っている。

おまけ
 2010の不条理な闘争時、敵の理不尽な反則攻撃と理屈を理解しない頭脳に対抗するた
めに、我々は本当はスカウターが欲しかったなあー。それはドラゴンボールというアニメ
で、異星人が使う通信機能と生命体探索機能を兼ね備えた装置である。Wikipediaによる
と:スカウターはモノクル(片眼鏡)に似た形をしていて、片耳に取り付け、付属する半
透明の小型スクリーンに、生命体の戦闘能力を数値化した情報や、その対象への方角や距
離が表示される。戦闘力反応を示すスクリーンの色は青や緑、アニメでは他に赤、黄、紫
と、数種類ある[8]。一度検出した相手をロックすることでレーダー代わりに使用するこ
ともできる。フリーザ一味の宇宙人には一般的に使用されており、索敵範囲は非常に広く、
宇宙船で移動すれば一年かかる距離まで通話・戦闘力測定が可能な優れものなのだ。




私の七つ道具−その7「ペンライト」
2014/3/13

目を手術してから頓に暗いところの物が見えなくなった。例えば自動車のキーの差し
込み穴、玄関ドアの鍵穴、ベッドや机の下や隙間に入った落とした物などの時に使用す
るものがペンライトである。Wikipediaによると、 ペンライト (penlight) は、ペン型
の懐中電灯である。狭義には、本物のペンの大きさの、先だけが光るものを指すが、他
にもさまざまな形態・方式のものがある。広義には、ライトスティック (lightstick)
と呼ばれる、やや大型の、広い範囲が光る器具を含む。

 私は想像したことも使用したこともないが、好きな歌手のコンサートで何千人、何万
にという観客が演奏に合わせて振るペンライトは一つの意志をもったメッセージに見え
るだろう。ほかに医療用ペンライトというものもある。咽の奥、またミステリーなどで
よく生死を判断するのに眼球の状態を見るときに使用しているものもその類のものだろ
うか。私のペンライトはアルカリボタン電池1.5V 4本 LED照明の黒い円筒形のもの
で、キーホールダーに付けている。これで脳や心の襞の暗闇に潜む情念が浮き上がって
見えれば一つの文学が出来るかも知れない。

 しかし一歩冷静に考えてみると「私の七道具」というものは、あればより便利なだけ
であって、なければ命に関わるものではないといえる。ちょっと不便さを我慢し外の手
立てを考え出せばすむことだ。
 トーマス・カーライルがいっているように「人間とは道具を使う動物である」とか、
ベルクソンは「ほかの生物と人間の進化の違いは、キリンや馬や象などのように自分の
肉体を進化させて環境に合わせようとしてきたのにたいして、人間は自分の平凡な肉体
を進化させるのではなく、道具を作ることで対応してきた」と言っている。最強、最終
の道具の使い手は、カルト教や偏狭な思想を人々に信じさせその気にさせる、カリスマ
的人物なのかも知れない。




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