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テーマ前書き集
25
:
編集部
:2014/10/25(土) 18:34:19
第41号「気」
第41号「気」 2014/10
それこそ何〔気〕なく選んだ言葉、でも関心がある事柄のどこか象徴的な言葉のような
〔気〕がした言葉なのです。いざ前書き書くにあたって調べてみると山ほどの意味があり
ました。読みもキ ギ ケ ゲ と使われ方によって異なってきます。
同じ気でも「き」と「け」では解説の量も中味も異なります。広辞苑から簡単に引用して
みます。
き【気】
?天地間を満たすと考えられるもの。またその動き。
?生命の原動力となる勢い。
?心の動き・状態・働きを包括的に表す語。
?はっきりとは見えなくても、その場を包み、その場に漂うと感ぜられるもの。
?その物本来の性質を形作るような要素。
け【気】
1実態をとらえるのではなく、何かそれらしい感じをいう。
2けはい。様子。
3心もち。ここち。
4気力。心身の力。
5病気。
6その味わい。匂いなどのあること。
「き」も「け」の漠然としているけれど、何となく共通したものがあります。
そこで文字から責めてみましあ。小学館漢和辞典からです。
气の部
【気】
?天地間の自然現象。
?息
?目に見えない力、いきおい。
?空気
?ガス
?気だて
?一年を二十四分した季刊
?におい。
?おもむき。ようす。
?根気。
?人気
結果、広辞苑の「け」と「き」の合併版です。こちらの方が簡潔です。
以前は科学一辺倒だったのが、近頃では分からない世界、説明出来ない世界にも関心を
持ち始めています。とりわけ精神世界のことは脳科学をもってしても未知のことだらけで
す。そんなことは迷信だ、妄想だ、と思うのは科学的に説明できないだけのことで、やは
り科学崇拝に過ぎない、これもまた「妄想」なのではないか…。
気はいろいろな意味がありますが、今回のテーマとしては漢和辞典にあった?天地間の
自然現象、?目に見えない力、いきおい をイメージしたようです。
夏休みのラジオ体操で「大きく息を吸って、吐いて」のかけ声、香港に住んでいた頃には
早朝フラットの前で数人が集まってゆっくりと手や足を動かしていました。太極拳です。
他にも気功療法といったものもあります。酸素を吸って血流を良くする、単にこれだけで
はない「わけの分からないもの」があるようです。
宇宙の不思議、人間が生まれて生きていることの不思議、感情の動きの不思議、考える
ことの不思議、信じることの不思議、全部ひっくるめて「気」につつまれているように思
えます。巨大な不思議不思議に果敢に立ち向かい、ほんの僅かではあっても少しずつ科学
的に解き明かしていこうとするのも人間、不思議不思議をそっくりそのまま受け止めてそ
れぞれの「よく生きる」をそれなりに実践していくのも人間、両方あっての人間なのです。
2014.10.2 古賀由子
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