[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ガラス瓶のコレクションを見るスレ
148
:
阪急飛び込みマン
:2023/05/02(火) 20:19:20 ID:lFpfxG8g0
見えへん箇所もあるやろし文字に起こしたわ
最新除倦覚醒劑 メチルプロパミン 「公定医藥品」 (ヒロポン)
集成及び性狀
本劑はd-1-Phenyl-2-methylamino-propan(式)の塩酸塩であって、塩酸エフェドリンの側鎖に於る唯一の水塩基を欠如したものにほかならない。右旋性である。
錠劑一個は本剤の0.001瓦を含有し、散劑は本剤の百倍希釈であって、その一瓦は本劑の0.01瓦に相当し、注射剤は一㏄中本劑の0.003瓦を含む等張液である。
適應領域
甲、健康者に於ける應用
一.過度の精神的並に肉體的活動が一時的に要求される場合。
二.徹宵(夜警、夜間看護、通夜、夜間作業)、講演傍聴、徹夜の翌朝、その他睡氣除去を必要とする凡ゆる場合。
三.疲労勞、宿酔、乗物酔、(船車、飛行機等)、山岳病等の治療及び豫防。
四.各種スポーツに於けるドーピング剤(使用の可否は別として)。
乙、醫療方面の應用
一.病苦の一掃。
二.精神科的方面
1.各種憂鬱症。
2.睡眠発作病、各種の昏睡。
3.ヒステリー、神經衰弱症。
4.麻酔劑の急性及び慢性中毒
5.流行性腦炎及びその後遺症。
6.急性並に慢性神經炎。
7.詐病の発見等。
三.内科的方面
1.低血壓症及びその随伴症狀。
2.虚脱狀態及び狭心症。
3.各種原因による疲労狀態、倦怠性無力狀態。
四.手術的方面
1.手術中及び手術後の虚脱狀態。
2.手術前及び手術後の不安除去。
3.麻酔よりの覚醒促進。
4.手術後の乏尿或は無尿。
5.粘膜腫脹殊に鼻炎その他出血等。
用量及び用法
本劑の用量は各個性によって著しく異るが、通常元気快復、疲勞防止、睡眠除去等の中枢性興奮作用を望む場合には、一日0.003―0.006瓦(三―六錠]を頓用、或は二回に分服すれば充分で、何等の障碍も起きない。
血壓作用、病的睡眠覚醒等を求める場合には、0.006―0.009瓦(六―九錠)或はそれ以上を頓用すれば足る。
不眠を望まぬ人、不眠の傾向ある人等は午前中或は正午迄に服用するがよい。
長期の連用は医師の指示がある以外は避くべきであり已むを得ない時は度々休止して再び用ゆるのが合理的である。
注射薬は皮下又は筋肉内に注射する。用量は内服と略々同量である。
禁忌としては、一.バセドウ氏病 二、自律神経失調症 三、興奮状態等である。
副作用として、大量使用の場合敏感な人にあつては時として温感、発汗、口渇輕度の心悸亢進、不眠等を訴えることがある。
本劑の習慣性に就ては著明のものなく、勿論禁斷現象などはない。
包装
錠劑(一錠中0.001瓦含有)
二〇錠 五〇錠 一〇〇錠 五〇〇錠
散劑(一〇〇倍希釈、一瓦中0.01瓦含有)
一〇瓦 二五瓦 一〇〇瓦
注射劑(1㏄中0.003瓦含有)
1㏄五管 一〇管 五〇管
製造發賣元 大日本製藥株式會社
大阪市東區道修町三丁目二十五番地
東京都日本橋區本町二丁目
149
:
阪急飛び込みマン
:2023/05/02(火) 20:43:30 ID:lFpfxG8g0
全ては塩酸エフェドリンっていう咳止めの効果あるクスリ作ってたら、やたら苦痛が和らぐ成分が見つかったトコから始まった
コレは後にアンフェタミン、メタンフェタミンと呼ばれるもので、ドイツではペルビチンという市販薬として国民に大人気を博したんや
後で日本にも入ってきたけど時期が戦争間近で市民に広まる前に軍事利用されたから、日本における中毒者問題は戦後がメイン
当時は本当に疲労回復・不眠能率・頭脳明晰を適える万能ドラッグという認識、モンハンでいう回復薬グレート+元気ドリンコ・ウチケシの実 程度の扱いやったみたいや
ヒロポン以外にも覚醒剤配合したクスリはいっぱいあったんやけど、一番有名やったからヘアクリップをバリカンって呼ぶのと同じ要領で一般名詞化したで
出撃前の特攻隊員に飲ませてた〜とか聞いたことあるかもやけど、どっちかというと戦時中の工場労働者とかキツい仕事の人はたいていキメてたと見るのが適切
で敗戦、GHQは本土決戦用に取っとかれてた日本陸軍の在庫を市場に放出したんやが、あろうことか特"攻"薬のヒロポンを医薬品としてバラ撒いてもうた…
おかげで薬局に印鑑持ってったら誰でも覚醒剤が買える有様、戦後のボロカス日本を代表する娯楽品、カストリ酒・タバコと並んで出回るんや
戦時中は写真みたいな瓶入りの"錠剤"が一般的やったんやが、戦後は効き目が早くて強い注射剤が主流になって、人気やから薬局から消えてヤミで転売され出す始末
最終的に厚生省が1950年になる前にヤベェって禁止したけど、その後も消えることのない苦い敗戦の記憶の中、衣食住に事欠く悲惨な戦後黎明期を生きた人々の間では格好の現実逃避の材料として持て囃され続けたで
150
:
誰そ彼
:2023/05/03(水) 08:21:29 ID:???0
>>148
文字起こし助かる
効果の出る成分はそんなに入ってないと思い込んでたけど、想像より多いんやね
>>149
博識やなー
話は逸れるけど、コレと似たような効果を持つ処方薬があり鬱病に処方されていたが、2007年に乱用が社会問題となり鬱病への適用から除外された
しかし、ソレは鬱病が対象外になっただけでナルコレプシーやADHDに対しては現在も処方されとる
社会問題になった経緯は2chのメンヘラ板の過去スレを漁ると、乱用者のリアルな姿が見れるので面白いよ
鬱病に処方されたお薬の100錠の瓶は持ってたけど捨てちゃったな
惜しい事をしたもんだw
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板