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昭和初期抒情詩と江戸時代漢詩のための掲示板

715やす:2015/02/12(木) 21:06:07
「薄明の時代の詩人」ブログ ふたたび
 日経たずして再びブログ「薄明の時代の詩人」において、拙詩が紹介に与りました。詩人冥利に尽きるお言葉を圭復、目頭を熱くしてをります。

 今回の詩も当時その翻訳の雰囲気に酔ひ痴れてゐたドイツロマン派の影響が色濃く、「詩人の夢」は大好きだったハンス・トマの「wiesenlandschaft」といふ1871年の画を下敷きにしたもの。主人公を画家からビーダーマイヤーの詩人に翻案し、その後の姿に、天上の階段を蹈み進む初期ロマン派のヘルダーリンの姿を重ね合はせて私淑を表明した、私にしては長編(?)に属する一篇です。
 もとより孤独や喪失感といふのは憧憬をこととするロマン派詩人の必須条件なのかもしれませんが、矢野様に「たった一人屹立」などとお見立て頂いたのも、実は周りが見えない、ただの孤立点だっただけのこと。しかしながら鬱々とかなしいことばかりに満ちてゐた青春時代をこんな言葉で弔って頂けると、本当に浮かばれる気がいたします。

「2015年は、世界の歴史の分岐の一つとして刻まれるかもしれません。」(「薄明の時代の詩人」2015.2.8)

 海外においては、たとい中立国のスイスにあっても、在留邦人の身の処し方も留意すべきことが増へてゆくかもしれない今日この頃。不穏ないろんなニュースがこちらにも飛び込んで参ります。
 かつては写真家として戦場カメラマンの道に進むことを考へたこともあり、また平和学研究者として、功利主義・拝金物質主義が招来したグローバリズムの問題を取材するために紛争地に赴かうと思ったことも何度もあるといふ矢野様には、このたびの後藤さんをめぐる報道では、身に迫るものがあり一晩眠れなかったほどであったといひます。 今や当事者にもなりつつある日本の現状を踏まへ、くれぐれも御自愛いただけたらと思はずには居られません。

 ここにても厚く御礼を申し上げます。ありがたうございました。

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