[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
昭和初期抒情詩と江戸時代漢詩のための掲示板
360
:
やす
:2008/06/30(月) 21:33:54
『星巌丙集 星巌絶句刪』
週末に、県図書館へノートパソコンを持ってゆき、『星巌丙集 星巌絶句刪』全頁と『星巌集』の見返し・扉・奥付をスキャナー取り込んできました。最近、熱暴走(?)で突然シャットダウンするやうになった我がパソコン、家ではアイスノンで冷やしながら作業してゐるので、ファンのフル回転の音を聞きながら、いつ止まるかとまさにヒヤヒヤの思ひでありました。
さて、その『星巌絶句刪』を公開します。本書が乙集のあとに、ふたたび甲集を差し置いて出された星巌の第二刊行詩集『丙集』であり、天保6年2月の刊行元は「玉池吟社」、つまり自費出版されました。経済的な理由で一冊になったけれど作品はこの何倍もあるんだよ、と、いった趣きが「甲ではなく丙」「数ある作品から刪省」といった名付けから窺はれます。お玉が池の詩塾はこれに先立つ3ヶ月前に旗揚げしたばかりでした。正に若年の汚名を雪ぎ、江戸の詩壇に星巌ありと宣言する、正念場の一冊だったと思はれます。すでに京都に頼山陽はなく、先輩大窪詩仏の詩聖堂の趾を襲った玉池吟社の名声が、この後一気に、日本一に揚がったのは周知の通りです。そしてたった5年後の天保11年には、『新鐫 星巌丙集』として、この本は面目を改め、全三冊の全容が明かにされることになります。そればかりか翌年には、満を持しての甲集と、その後の丁集が日の目を見、本邦初の女漢詩人の詩集を付録に加へた『星巌集』9冊セットが完成します。名実ともに漢詩はもはやお堅い儒者の専売余技ではなくなったといふこと。そして浩瀚な漢詩集の商業出版に大書店を踏み切らせた背景にあったもの。2種類の丙集は、一介の在野詩人の名声が開花するあとさきを物語るとともに、漢詩を支へる読者層の広がりを、物的にも証明する象徴的な刊行物でもあるやうに思はれます。
https://img.shitaraba.net/migrate1/6426.cogito/0000498.jpg
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板