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昭和初期抒情詩と江戸時代漢詩のための掲示板
353
:
やす
:2008/05/31(土) 22:16:31
「当世書家競」番付
池内さま ご無沙汰をしております。お手紙にも書きましたが、このところ漢詩文の学習が楽しくて入れ込んでをりますが、記憶力の減退には溜息をつくばかりです。ぜひとも池内さまを措いては書けない「浪曼派惑星」の列伝を完成して頂きたく、引き続いての御健筆をお祈り申し上げます。
さて新潟県立図書館でみかけた図録『江戸の魅力 貫名菘翁を中心として』が到着しました。巻末に載せる「当世書家競」番付は、巻菱湖記念館の玄関にもパネル(下掲図)が掛けられてゐましたが、幕末の三筆をはじめ、一齋、山陽、星巌、淡窓(なぜか茶山翁は小さい 笑)以下、名だたる儒者文人の名が列挙され(後藤松陰や牧百峰の名も「頭取」に見えます)、興味は津々、本冊の過半を占める鵬齋・菱湖・米庵・柳湾の遺墨集とともに、たのしく見入ってをります。
そしてこの本も勿論さうなのですが、一緒に送られてきた数々の地方出版物の執筆を一手に引き受けてをられる、越後の文人研究家にして書家岡村浩先生の、矜式すべき御文章に敬服してゐます。芸術として書を研鑽される大学教員は、当今幾らも居りませうけれど、近世・近代の郷里にあった文人について、当時の精神文化圏ごと顕彰すべく、現地探査にも勤しまれる研究者が、一体全国各地の大学に如何ほど「先生」として籍を置き教鞭を執られてゐるものか、私はまったく知らないものですから感動を覚えました。倉卒に認めた御手紙には失言多きことと、反省してをります。
https://img.shitaraba.net/migrate1/6426.cogito/0000491.jpg
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