したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

昭和初期抒情詩と江戸時代漢詩のための掲示板

132やす:2006/05/04(木) 19:41:05
城めぐり
連休二日目。「昨日名古屋で今日岐阜城。あした明後日○○城?」
稲葉山山頂で読む漢詩もまた一興(へとへと)です。

 岐府山  金龍道人

古音號稲葉、或稱金華。中古以似中華岐山名岐阜。後至平將軍信長公、移此修覇業、改號岐阜。其地東山右河、山水明麗、爲一都會。信長之孫、信雄黨石田而亡矣。今爲尾州属城、覇業餘風猶存矣。

憶古將縦目 古へを憶へば将に縦目せんとす (縦目:遠望)
城墟聳碧空 城墟、碧空に聳ゆ
路連飛鳥外 路は連る、飛鳥の外
身入亂山中 身は入る、亂山の中
危石徒天險 危石、徒らに天險
老松思國風 老松、國風を思ふ
覇圖雖已矣 覇圖は已むといへども
裁賦欲爭雄 賦を裁して雄を争はんと欲す

 又
岐山雨霽碧崔嵬 岐山、雨霽れて碧、崔嵬
上有平公天主臺 上に平公の天主臺あり
路轉七盤登絶頂 路は七盤を転じて絶頂に登る (七盤:七曲登山道)
千村萬落掌中開 千村萬落、掌中に開く

https://img.shitaraba.net/migrate1/6426.cogito/0000224M.jpg


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板