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筑波大学生活支援学研究室

85徳田克己:2017/02/23(木) 08:22:51
日経スタイルに取り上げられました
スマホ依存について、コメントをしています。
本文の一部を紹介します。

 「日本はガラケー(従来型の携帯電話)の時代が長く、海外に比べてスマホが入ってくるのが少し遅めでした。ところが、いったんスマホが普及しはじめると一気に広がりました。その過程で、海外での『手に持てるコンピューターの進化形』という認識よりも、『生活に密着したおもちゃ』のように捉えてしまった。だからツールとしてスマートに使うというより、依存するようになってしまったと考えています」

 一方、これまでに120カ国を訪問し、世界の「歩きスマホ事情」を調査している筑波大学医学医療系の徳田克己教授によれば「スマホに依存する生活というのは、実はどの国もさほど変わらない」そうです。

 「山手線に乗ると向かいの列に座る人が全員スマホをいじっていた、という光景は今では珍しくなくなりましたが、これは韓国や中国でも同じです。ただ、子どもがスマホを使うことに対して『それはいけないことだ』と強く思っている人が、日本人は多い傾向にあります」。スマホ依存に過敏になってスマホそのものを否定するのではなく、適切な使い方を教えていくのが親や教育者の役目だと、徳田教授は指摘します。

徳田教授は臨床心理士の資格を持ち、大学では人間関係論も教えます。学生からの悩み相談も受け付けていますが、そのうちの9割がメールでの相談。教授が「研究室においで」と招いても、学生はこないとか。「昔に比べて、学生が人間関係でものすごく悩み、大学をやめていくというケースが増えています。デジタル上のコミュニケーションを中心に生きている人は、リアルな人間関係がつくれないのです。精神的にも成熟していない人たちが社会に出ていくとまた非常に苦労したり、合わないといって会社をやめてしまったりするのです」

 しかし、徳田教授はこうも言います。「今の学生たちのつながり方を見ていると、寂しいなぁ、切ないなぁとは思いますが、若い人たちにとってはこれが当たり前。我々が今の時代を輪切りにするように『あいつらは……』と決めつけるようにいうのは間違っているのかもしれません」




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