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筑波大学生活支援学研究室
82
:
徳田克己
:2017/02/16(木) 07:44:44
日経新聞の朝刊にコメントが載りました
・
増える無人駅、障害者不安 後絶たぬ転落事故
2017/2/16 1:11日本経済新聞
目の不自由な人が駅のホームから転落する事故が相次ぐなか、各地で進む「駅の無人化」の見直しを求める声が広がっている。鉄道会社はコスト削減のため有人駅の絞り込みを急いでいるが、障害者団体などは「安全性への不安が高まり、移動範囲が制限される」と反発。鉄道会社に改善を求める要望書を提出する動きも出始めた。
2月上旬の夕方、福岡県中間市のマッサージ師、栗田陽子さん(45)はJR筑豊線の中間駅(同市)のホームに盲導犬を連れて降り立った。改札で駅員と世間話をするのが日課。「駅員さんがいると見守られている安心感がある。無人駅が増えるのは怖い」と訴えた。
筑豊線を運行するJR九州は3日、若松―新入駅間の7駅で3月4日から駅員の常駐をやめると発表した。若松、中間駅は朝の通勤通学時間帯に駅員を配置するが、その他はオペレーターが各駅のカメラ映像を確認しながら、インターホンで問い合わせに応じるシステムに切り替える。介助が必要な場合は前日午後8時までに電話予約が必要になる。
中間市の視覚障害者団体「つばさの会」は「誘導ブロックなど最低限のバリアフリー設備がないまま無人化を進めるのはおかしい」(進好司会長)として、見直しを求める1万人余りの署名を同社に提出した。
こうした動きは各地に広がっている。熱海市視覚障害者協会(静岡県熱海市)などは14年、JR東日本の伊東線の無人駅4駅のバリアフリー施設の改善を求める要望書を市に提出。13年に全100駅のうち33駅を無人にした南海電鉄(大阪市)には、障害者や支援者の団体でつくる任意組織「泉州TRY実行委員会」が人員配置の改善を要請中だ。
泉州TRYの三井孝夫・共同代表(39)は「鉄道会社は『困った時はインターホンで』と言うが、目の不自由な人はインターホンを探せない」と訴える。
無人化を懸念する声が上がる背景には、相次ぐホームからの転落事故がある。16年8月には東京メトロ銀座線で視覚障害者の男性がホームから転落し、電車にはねられて死亡。今年1月にもJR京浜東北線蕨駅で盲導犬を連れた全盲の男性が死亡する事故が起きた。
鉄道会社は利用客の多い駅を中心にホームドアの設置を進めている一方、地方の駅の無人化を加速させている。あるJRの担当者は「利用客の減少で採算が悪化している路線が多い。路線を継続していくにはやむを得ない」と打ち明ける。
バリアフリーに詳しい筑波大の徳田克己教授は「転落事故を完全に防ぐにはホームドアの設置しかないが、利用者の少ない駅に設けるのは難しい。行政や鉄道会社、障害者団体などが協力し、安全性を少しでも高めることが大事だ」と指摘している。
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