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筑波大学生活支援学研究室
80
:
徳田克己
:2017/01/19(木) 14:47:10
杖を使うということ
https://img.shitaraba.net/migrate1/6829.ktokuda/0000082M.jpg
12月のはじめに、人生で2回目のヘルニアの発作が出て
左側のお尻、足に激痛が走り(2年前は右側)、
痛みで夜も寝られず、苦しい時間を過ごしてきました。
硬膜外ブロック注射8回、トリガーポイントの鍼、
たくさんの薬で何とか乗り越えてきました。
パラオの調査中と大みそかの夜に大きな発作が出て、
激痛にのたうち回りました。
救急車を呼ぼうと思ったほどでした。
しかし、今では、日常をどう過ごせば
発作が起きないかが何となくわかってきました。
歩くときに、ずっと杖を使っています。
杖を使うと飛行機の非常口座席に乗ることができず
少し不便です。
杖を使わずに歩いていたら、秋葉原の山手線のホームで
転んでしまい、まわりの人たちに迷惑をかけてしまいました。
私の症状は「座ると足が痛い」タイプです。鼠径部も痛いです。
だから電車でも、できるだけ立っています。
杖を見て席を替わってくれようとする方がいます(1回だけだけど)。
とてもありがたいですし、うれしいですが、丁寧に説明して
立ったままでいます。なので、できるだけ座っている人の前に
立たないようにしています。
先日、沖縄の離島に調査に行きました。
空港からのバスは生活路線のバスでもあり、多くのお年寄りが
乗ってきます。観光客も乗っています。
途中で、杖を突いたかなりのお歳のおばあちゃんが乗ってきました。
誰も席を替わらないので、私が替わりました。
若い観光客の人たちはシルバーシートに座っていました。
杖をついている私が席を譲ったのを見て、若い人たちはいっせいに
寝たふりを始めました。驚くほど「いっせいに」でした。
その時、立っているのは私だけでした。
ある意味で「衝撃」でした。
1月2日から中国・武漢に調査に行きました。
地下鉄に5~6回乗りましたが、そのうち2回、中国の若い人が
私に席を譲ってくれようとしました。これも「衝撃」でした。
うれしかったですが、座ると痛いのでていねいにお礼を言って、
座りませんでした。
中国の人に対する見方が少し変わりました。
社会性はそれほどないかもしれないけれど、優しさがある人は
います。
日本で、よく電車に乗ります。
山手線で私の前の席が空いた時、私を押しのけて座ったご婦人は
私の杖を見て、すぐに寝たふりをしていました。
私は座りたくないので他の人が座っても構わないのですが
武漢の人のことを思い出して、日本人ってどうなっているのかなと
感じてしまいました。
今回の発作で、授業や会議、外部の仕事で、多くの人にご迷惑を
おかけしました。お詫びします。
かなり良くなってきましたので、これから無理をせず、がんばります。
もしも、再度、激痛発作が出た場合には手術を受けるつもりです。
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