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筑波大学生活支援学研究室
258
:
徳田克己
:2018/10/30(火) 06:30:51
河北新報の社説にコメントが載りました
2018年09月27日 木曜日
秋の全国交通安全運動が30日まで展開中だ。推進項目の一つに、自転車を運転しながらスマートフォンなどを使用する危険性についての周知徹底がある。
いわゆる「ながらスマホ」で自転車を運転している若者たちの姿が目立つ。「ながらスマホ」は車の運転の際はもちろん、自転車の運転でも違法だ。重大な事故につながりかねず、それぞれが危険性を自覚する必要がある。
自転車は気軽な乗り物だが、道路交通法で車両の一種と定められている。車の仲間であり、一歩間違えば死亡事故を起こす恐れがある。利用者は安全運転に重い責任を負うと肝に銘じたい。
そのことを再認識させられた裁判の判決が先月、横浜地裁川崎支部であった。
スマホを片手に自転車を運転し、歩行者にぶつかって死亡させたとして、重過失致死の罪に問われた元大学生の女性が禁錮2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。
女性は昨年12月、川崎市内の市道で、飲み物を持った右手でハンドルを握り、左手にスマホを持ちながら自転車を運転。左耳にはイヤホンをしていた。操作していたスマホをポケットにしまう際、77歳の女性をはねた。スマホに気を取られ、前方をよく見ていなかったのが原因という。
道交法は、スマホなど携帯電話を使いながらの自転車の運転を禁じている。イヤホンをして周囲の音が聞こえない状態での自転車の運転は、宮城県など各自治体で規制がある。ともに違反すれば罰金などが課せられるが、ルールや危険性が社会に広く浸透しているとは言い難い。
有罪となった女性も「そんなに悪いことだとは思っていなかった」と話した。警察の取り締まりや啓発の強化にとどまらず、学校や家庭、地域でルールを徹底する取り組みを進めたい。
警察庁の集計では昨年1年間で、自転車の運転中にスマホなどを使い、歩行者をはねた事故は全国で45件発生した。このうち、半数以上の29件が画面を見ていたのが原因で、通話中は4件だった。
歩きスマホや自転車スマホについて130カ国で調査した筑波大の徳田克己教授(バリアフリー論)は「多くの国で『ながらスマホ』は社会問題化している。自分だけは大丈夫という意識がある」と指摘する。「自分の一生を変えてしまう問題だと捉えてほしい」と自覚を促す。
自転車の事故で、歩行者を死亡させたり重傷を負わせたりした場合、5000万円を超える高額な損害賠償を認める判決が出ている。安易なスマホ使用は取り返しのつかない結果を招きかねない。
自転車保険への加入も広がりつつあるが、まずは自転車を運転する一人一人がルールを守る意識を高めることが肝要だろう。「ながらスマホ」を一掃したい。
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