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筑波大学生活支援学研究室

208徳田克己:2018/06/05(火) 10:16:40
上海で調査をしてきました2
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バリアフリーで、日本が中国に学ぶべき点もある。
これは今後、必ず社会問題になる話題である。

日本では、地域によって左右の別はあるが、エスカレータに乗る際には
右か左に寄って立ち、片側を歩く人のために空けておく習慣がある。

日本の鉄道会社などでは「エスカレータの上を歩かないでほしい」という
アナウンスが頻繁に流れ、ポスターも貼られている。
しかし、お構いなしに歩いている。
だから、お年寄りや子どもの手を取って並んで乗ることができないし、
どちらかの側にまひのある人は乗れない(まひのない側の手でベルトをつかむため)。

お年寄り、子ども、体の不自由な人が利用しやすいように設置されている
設備であるエスカレータが、バリアを生んでいる。
関東では、エスカレータの右側に誰かが立っていると、邪魔だと言われたり、
舌打ちをされたりする。
こんなバカなことがあろうか。
歩いている人にぶつかられて転落した高齢者、視覚障害者、子どもの事故が
増えている。なかには妊婦さんが転落したケースもある。

名古屋では、昔からこの問題の解決に積極的で、駅のアナウンスが多く、
ポスターもあちこちで目にする。
だから名古屋の人はエスカレータは歩かない場所という意識がある。
まさに教育や啓発の効果である。

上海では、誰もエスカレータで歩かない。
お年寄りの手を取って並んで乗る人が多い、
子どもと手をつないで乗る人が多い、
横に立った人と話しながら乗る人が多い、
駅などでは一気に大勢の人が乗る、などが
その理由である。
エスカレータのどこに立っていても、文句を言われないし、
舌打ちもされないし、歩く人にぶつかられたりしない。

中国や名古屋では、急いでいる人は階段を使う。
それが正しい行動である。

エスカレータを駆け上がったり、駆け下りたりする人は、
「私は、お年寄り、子ども、障害のある人、おなかの大きな人のことを
考えられない、ひとの迷惑を省みないで生きている人間です」と
言っているのと同じだと思う。






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