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女神転生シリーズの考察

1:2020/09/14(月) 20:26:01
女神転生―デジタルデビルストーリーズは1987年、徳間書店からメディアミックス路線の一環としてアニメ化された西史明氏の小説です。
この小説はその後ゲーム化されてロングセラーとなっの女神転生シリーズの原点とも言える作品になっています。
この小説がアニメ化された1980年代は、日本がバブル景気に突入し、ファミリーコンピューターが発売され、パソコンがギリ持ち運び可能になり始めるような時代のようですね。
後のインターネットに繋がる技術が開発されるのもこの時代で、「オタク族」などの言葉も生まれました。
王や長島と言うスター選手も引退し、石原裕次郎さんが亡くなったのもこの頃です。89年には昭和天皇も崩御され、昭和が終わり平成と言う新しい時代に突入する前段階の時代に当たります。
一方で、ノストラダムスの大予言が流行したり、金属バット殺人事件やコンクリ殺人、宮崎事件など猟奇犯罪などが起こり、学校の虐め事件や校内暴力、自殺率も半端なく上昇していた時代でした。
このような時代背景の中で、女神転生と言う小説が生まれました。
私は原作は読んだことがありませんが、アニメ版を読むとかなりヘビーな内容になっています。
どういう層がこれを買ったのか分かりませんが、元々、下地になるようなオカルトブームが社会のなかにあったようです。生まれ変わりをテーマにした小説に女神転生に先駆けること1976年に幻魔大戦と言う小説が発売されています。
この小説はGLAと言う宗教団体の教義の影響を受けており、後の新宗教のバイブル的な影響力すら持っていたようです。このような下地があって、女神転生のようなコアな世界観を持った小説が誕生し、アニメ化、ゲーム化されていった訳ですが、現代の女神転生シリーズは初期のオカルト感が大分稀釈されて順数に娯楽化の方向に向かっているような所があると思います。
しかし、元ネタまで辿っていくと、かなりカルト感が強い思想と近接性があり、このカルト要素がゲームに危険な薫りわかもし出させ、一種の魅力となっているのでしょう。


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