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【NATROM氏】福島の甲状腺がんの諸問題の考察

93NPwrAGW:2018/07/29(日) 09:51:06
NATROM氏は放射線被曝についてもずいぶん無知のようなので、原子力・放射線防護関係者(甚大な事故を起こした側の一員として深くお詫びする)として少し補足しておく。

一般公衆が被る放射線被曝によるリスクの許容については「被曝状況」として、下記のような分け方がなされている。
・計画被曝状況(事故も何もない平常時):
  1mSv/年(悪くともこれが上限)
・緊急時被曝状況(事故などによる放射能汚染発生・拡大の継続中):
  20 〜 100 mSv(急性または年間、生じた事態に応じて上限を定めてそれを超える場合は避難)
・現存被曝状況(放射能汚染が落ち着き、定着した状況):
  1 〜 20 mSv/年(だたしこれは単にこのまま許容するのではなく、(長期的にならざるを得ないが)最終的には悪くとも1mSv/年以下とすることを目指す)

以上を踏まえると、「放射性降下物による被曝」がリスク増加の問題となってくるのは1mSv/年を超える(原子力発電所事故の場合、法令を破ってもしまうレベル)辺りから、ということになる。


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