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●日本人だけど、日本のここが嫌い●
555
:
名無しさん
:2020/11/27(金) 22:58:05
155 脱日本人 sage 2014/04/30(水) 18:01:31 ID:???
「選択」の神話 ケント・グリーンフィールド著
『自己責任』という言葉が頻繁に語られるけれども、
前提となる『自由な選択』はまっとうに行われているだろうか。
我々は投票ひとつとってみても、この中からは選べない、という感覚になることがあるではないか。
ましてや貧困という複雑な人生が、自らの選択と簡単に決め付けられているのはなぜなのか。
本書では、法学者である著者がその科学的知識を生かして、
いかに我々の選択が歪められているかを、脳、文化、権力、市場、などの角度からも検証する。
具体的には、人間の脳は常に理性的で最善な選択ができるような脳ではないこと、
脳科学的にも人間は権威に従いがちであること、
文化的な先入観や規範は無意識のうちに選択幅を奪ってしまうこと、
市場企業の中には、宣伝や心理学などを利用して商品選択をコントロールする連中がいること…
さらに著者は、自らが生まれ育った米国の、選択と責任のレトリックにも欺瞞があると指摘する。
本来、選んだからといって全責任を負わねばならないわけではない。
分別をもって真に自由に選べるかどうかも問題なのだし、
選択を強いた側の責任はどこへいってしまったのか。
著者は指摘する、「自己責任論は、責任の共有を回避するための隠れ蓑として利用される場合が多い」。
我々は選択の自由を気付かないうちに制限され、個人の責任ばかり押し付けられる時代に生きている。
著者は提唱する。今後は、より良い選択能力を育むことと、
真に責任逃れをしているのはどこの連中かを問うていけるかが、重要になってくる。と。
紹介文=鶴見済 2013年2月新聞朝刊 一部省略
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