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学際性と専門性について

5べーべ:2015/11/29(日) 03:07:32
一、学際性の体系化によって、「学問の統合」は起こり得るのか?


「学際性」という言葉の意味する輪郭線がハッキリとしていくにつれて、
そこまでの議論で色々な方法論が成熟していくと思う。
そしてそれを利用して、今まで別物だと思われていた学問と学問が統合される、
ということは十分に起こることだと思う。
この辺に関しては、「学問の統合」の定義と、その定義からどれだけ離れて「学際性の体系化」が分布するかで
実際に起こる現象と、それにまつわるてんやわんや、人間のかかわり方も変わりそう。

「学問の統合」は何が成立すると起こる現象なのか。
実際に、異なるジャンルと認識されていた分野同士が「統合」されたときは、
それは何がクリアされたから「統合」されたといえたのだろう。
統合、システム、体系、系統…これらの言葉の意味することってなんだろう。

歴史上の出来事で考えてみる。
歴史上微分と積分は別モノと認識されて発展してきたようだけど、それがあるとき微積分として「統合」された。
(16世紀くらい?)
それは何がどうなって統合されたのか。対応関係や等価性という言葉がポイントになると思う。
微積が統合されて何が便利になったか、何が不便になったかも考察するのも次以降の疑問点に繋がる気もする。

もう1つ、別の歴史的出来事でも考えてみる。聞きかじった物理学の話。
古典物理学が量子物理学に「統合」されたときにどのようなことが起こったか、
それは何が決め手となって統合されたか。
(以下、聞きかじりのため不正確だと思うけど)
「電磁気学のコイルで起こる、今までの理論では説明不能な現象」を説明するために
「光速度は一定」と「運動の相対性」矛盾するという実験事実を前提として、今までの用語を再定義していったら、
時間と空間の定義が一新されてしまったそうだ。(特殊相対性理論)
そして新しく定義されたそれらの用語によって説明される現象が、予測される事実が
極めて良好に現実世界に対応した・現実世界を便利にしたという事実があるみたいだ。
GPSなどは相対論の典型的な恩恵みたいで、もしアインシュタインが間違っていたと言いたいなら、
この辺の有用性についても矛盾なく突き崩していかないといけないみたいだ。
(つまり相対論は理論・実験的事実・実用性の三方面から支持される程度には頑健であると言えるみたいだ)

脱線から本線に戻る。いきなりだけど、統合の定義に関して。
「学問の統合」の定義の中には、「学問同士の変換規則に対応がつく、使用される単位に互換性が生まれること
ナニカとナニカが矛盾なく対応する」といった意味が含まれると思う(これが定義のすべてではないと思うけど)
ナニカとナニカが交換関係にある・対応がある、変換に対して対称性を持つ、みたいな言葉は
「学問の統合」という言葉を定義するときに定義分に含まれるように感じる。

すまん、ここまで書いといて以下時間がない。3時閉店・・・・
あとで清書して再投稿するとして、
断片的な情報だけでも乗っけとく。


・ただし統合された=意味がなくなる という風にはならない
・ヒルベルトプログラムという運動?がゲーテルの不完全性定理によって破壊された、
ということがあるらしい。

『不完全性定理 1930年頃』
ttp://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/fukanzen.html

「システマティック」「系統的」「体系的」という類義語の意味を辞書で引き
ttp://oshiete.goo.ne.jp/qa/6018819.html


系統的というと
フロチャートのようなイメージ
体系的というと
ジャングルジムのようなイメージ(リゾーム状のモノ)


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