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アウトローに関する雑多なログ

142・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/06/27(月) 13:10:05
http://www.geocities.jp/dokodemodoa_jp/D_ginkouzoku.htm
丁度、そのころである大蔵族の変人、小泉首相が誕生したのだ。
銀行との癒着などのほとぼりも冷め、旧大蔵官僚達は、利権拡大のチャンスと息巻いた。
銀行族(旧大蔵族) VS 郵政族の戦いの始まりである。

これには、BIS規制により金融庁からいじめ抜かれていた銀行界も賛同した。
この低金利下で、金融庁からいじめられもせず、郵貯だけが膨大な資金を保有しているのはおかしいという理屈からだ。
銀行自ら、民間の信用創造を収縮させて資金を大幅に減らしておきながら、ちょっと隣の郵貯を見ると官が信用創造した膨大な資金があるから、それを無い物ねだりの子供のように欲しがっているのである。
多分、銀行は目先の損得から、郵貯の持つ資金を食らえば、もっと良い運用先で運用して膨大な利益を得られるとでも思っているのであろう。

そう言えば、バブルの時代もそうであった。
銀行は目先の損得から、土地は必ず価値が上がるとの土地神話を信じて、ろくに審査もせずに土地を担保に入れる企業に貸しまくった。
その結果が、バブル崩壊後の景気減退と不良債権なのである。

しかし、郵貯の資金にしてもバブル期と同じようなものである。
郵貯の持っている資金は、官の信用創造のもとバランスシートの反対側には、絶対誰かが引き受けなければならない国債が待っているのである。
もし、郵貯の資金を欲しいと言うのであれば、当然、国債管理政策を所管する財務省からは、国債を引き受けさせられて、結局、がんじがらめにされてしまう。
銀行が、バブルの時のようにリスクフリーだといって国債の保有を増やし続ければ、長期金利が上昇したとたん、その神話は崩れて、銀行は資産に膨大な評価損を抱え、国債償還までその資金は動かせなくなってしまうのである。
折角、金融自由化のおかげで、銀行は護送船団方式が無くなり、本当に自由の身になることができたのに
・・・いざ自由になってみると、その風当たりがあまりにも強すぎたため、また、半官・半民に戻りたいのかもしれない・・・
または、国債の保有は、諸刃の剣であり、銀行にとっても政府を脅す材料になると考えているかもしれないが、所詮、法制度の規制権限を持つ政府にかなうはずはないのである。


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