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「記者クラブ」関連スレッド

70・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/02/16(水) 05:56:47
国会TVマガジン号外 2/15 http://kokkai.jctv.ne.jp/
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メディアの裏側(第九回)

第二章 「記者クラブ」というギルド社会

 警視庁記者クラブ(1)

 三つのクラブ
 警視庁記者クラブと書いたが、実は警視庁には記者クラブが三つもある。
 朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、東京新聞、日本経済新聞と共同通信がメンバーの「七社会」、産経新聞、時事通信、NHKなどが所属する「警視庁記者クラブ」、そして民放各社の「警視庁ニュース記者会」である。
 最初に出来た「七社会」が、その名前の故に八社目の加盟を認めなかったことから、クラブが一つにならなかった。戦後、民間放送がスタートした時、どちらのクラブにも加入を認められず、三つ目のクラブが出来た。従って私が所属したのは正確には「警視庁ニュース記者会」である。
 ちなみに我が国で記者クラブに入会する資格を得るためには、新聞百十社、通信四社、放送局三十三社が加盟する日本新聞協会のメンバーにならなければならない。雑誌や外国人の記者が記者クラブに加盟できないのは日本新聞協会のメンバーになれないからである。そして日本新聞協会のメンバーであっても、その中には差別的な扱いがあるのである。
 記者クラブが三つに分かれているため、広報の係官は同じ発表を三カ所で別々にやらなければならなかった。警視総監は月に一度記者クラブと懇談をする事になっていたが、これも時間をズラして一日に三度行われた。懇談にはお茶とお菓子が出されたが、最後となる我々民放各社との懇談では、「もうお茶もお菓子も私はいらない。皆さんだけで召し上がれ」と警視総監は言うのであった。クラブが分かれているため、実に無駄で馬鹿馬鹿しいことが行われていても、誰も馬鹿馬鹿しいとは言えない。それが記者クラブなのである。


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