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「記者クラブ」関連スレッド
68
:
・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*
:2005/02/14(月) 01:34:37
http://www.systemken.org/geturei/32.html
7.BSEに見る日本メディアの構造
私は、この夏アメリカのBSE(狂牛病)の取材に入っていました。
学者や厚生省役人から成る食品安全委員会のプリオン専門調査会があります。9月6日の会合で、役人が最初に用意してきたのは、「20ヶ月未満の牛については検査に限界がある」という文言でした。それに対し、学者たちはそんなことは口が裂けてもイエスと言えない。ダメだと。
しかし役人は、アメリカのトップから日本のトップにお願いがあって、落としどころは決まっている。大統領選挙までに何とか再開したいわけです。そこで次に出してきたのが、「21ヶ月と23ヶ月の牛にBSEが見つかったのを認識する」というのはいいかと。それが、途中で「21と23しか見つからなかった」と文言が変わり、最終的に農水省と厚生省の記者クラブでの発表では、「事実上20ヶ月未満検査に限界があるということで合意した」と。恣意的に歪めることは今までにもあるけれど、今回の場合は歪めじゃない。明らかに嘘です。新聞記者は、学者に個別取材して事実を知っていながら確信犯的にあの記事を書いているから厄介です。
私は、学者たちと直接パイプがあって、これを知ることができました。けれど、それをどこで出せるか。出せばこの話には絶対横槍が入る。出そうとした瞬間に、私はたぶんテレビでは仕事ができなくなるでしょう。
もうひとつ、補足になりますが、再販と記者クラブ制度は、表裏一体の関係にあります。再販によって日本では極度に高いレベルの宅配制度が維持されています。それ自体は悪いことではないが、競争原理が働きにくい。宅配であれば、各社とも新聞の一面に何を出すかで勝負するということにはなりません。
クラブにいれば、情報に優先的にアクセス出来る。一歩先んじることはできないが、自分だけ落ちることもない。競争にさらされることもない。これが、クラブにいることの報道機関側から見た合理性です。クラブに拘束されることのデメリットが最小化されているわけです。メリットは享受できるわけだから、表裏一体の関係にあるといえます。
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