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「記者クラブ」関連スレッド

6・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/02/21(土) 18:45
===〔以下、引用〕===
 「社会の木鐸」とは、言うまでもなく「新聞」の代名詞として使われている言葉である。
 世に警告を発し、社会を正しい方向に教え導くと解されている言葉だが、日本人にとって常識ともいえる
 この言葉の意味も、外国人にはなかなか理解しがたいものがあるようだ。友人の米国人女性が、音を
 発するための道具(木鐸)が、なぜジャーナリズムを象徴する言葉として使われているのか、その由来が
 わからないとしきりに首を傾げていたからだ。この米国人女性、ローリー・フリーマン(カリフォルニア大学
 サンタバーバラ校助教授)は、日本のマスメディアを研究している少壮の学者で、だからこそ、「木鐸」の
 意味にこだわったのかもしれない。
 その彼女が、ある日、皮肉な笑いを浮かべながら、「木鐸」の意味がわかったと、わざわざ伝えにきたことが
 あった。それまで誰に聞いても、要領を得なかった彼女は、自分で漢和辞典を引き、そこに「むかし、法令を
 しくとき、木鐸を振り鳴らしてふれ歩いた」という説明を見つける。その瞬間、まさに日本の「新聞」を
 象徴している言葉だ、と膝を打ったという。
 「だって、そうでしょう。日本の新聞は、政府や官公庁の発表をそのまま記事にしているだけじゃない。
 政府が知らしめたいことを書くんだから、文字どおり木鐸よね」
 外国人研究者として、「平河クラブ」(主に自民党取材を担当する記者クラブ)のオブザーバー会員でもあった
 彼女は、日本の「新聞」の実態をつぶさに観察し、「日本の新聞は、『読者の知る権利』に応えようとする
 姿勢に乏しい」との実感を得ていた。その思いと、「社会の木鐸」本来の意味が一致したことを面白がった
 のである。
 実際、日本の「新聞」は、紙面のほとんどが政府や官公庁などが発表する、”発表モノ”で埋め尽くされて
 いる。記者会見などで当局が配るニュースリリースをもとに、多少の周辺取材を加えたそれら”発表モノ”と
 呼ばれる記事については、元共同通信編集主幹の原寿雄氏も、自著『新聞記者の処世術』の中で
 こう述べている。


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