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「記者クラブ」関連スレッド

46・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/01/29(土) 18:36:18
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/~maesaka/021226_contents/heihakyoukinari31_040728.pdf
 当時、『東京日日』の社会部長小坂新夫はその時のいきさつをこう書いている。
「『阿部定事件』の時は弱った。情人のアソコを切り取り帯にはさんで逃げ回るので、まさか露骨に
オチンチンとも書けず、私は夜になってから編集局全体に 『名案』があったら教えてくれと触れまわった。
政治部の陸軍省担当記者が『まあ、一概にいえば局部というところじゃが、そこをヒネって局所と
やったら』といって来た。で名案としてこれを採用『局所』 と書くことに決めた」(1)
 ところが、最初は『局所』ではなく、『生命線の切断』を取ったが、生命線というと「満蒙はわが国の
生命線」を連想し「軍部から叱られるのでは……」との懸念から、『局所』に落着いた、と『文章春秋』 
(一九三六年七月号)は書いており、「社会記事にまで軍を怖れなければならぬ東日」と皮肉られている。
 阿部定が逮捕されるまで、連日、逃走経路や妖婦の正体などのおもしろおかしい記事を派手に載せ、
大々的に報じた。
 折から国会開会中だったが、逮捕の報に予算委貞会は暫時休憩の声がかかり、議員は秘書が
買い求めてきた号外に殺到し、笑いころげたという。
 また、当時の市電では出発合図の信号が、「チンチン」と鳴って、女性車掌が乗客に向かって
「お切りします」というと、車内は爆笑につつまれたという。
 庶民は阿部定の一途の愛情に共感を寄せ、暗い世相の谷間に咲いたこの妖婦に共鳴したのである。


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