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「記者クラブ」関連スレッド
22
:
・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*
:2004/03/10(水) 03:32
http://ugaya.com/column/taisha2.html
Yとぼくは同じ大学の卒業だ。彼は法学部で、ぼくは経済学部だったが、この大学はマスコミに就職する
人間がほとんどいないため、新聞社を受験しようという人間は在学中から顔見知りになる。Yとぼくは
一緒に作文を書いてお互いに見せ合ったりしていた。そして同じ会社に入り、新入社員研修も同じ部屋で
寝泊まりした。ぼくの結婚式には彼に来てもらったし、彼の結婚式にも招待された(リクルート事件取材で
忙殺されて行けなかったが)。その後、彼は経済部を歩み、ぼくは週刊誌畑を歩んだ。
自分が社外秘漏洩の犯人だと名指しされ、しかもそれが旧知のYの仕業だと聞いて、ぼくはYの自宅に
電話をした。何かの間違いであってほしいと祈ったが、違った。彼は平然と言ったのである。「キミは確信を
持って週刊現代にタレ込んだんだろう。それでいいじゃないか」と。さすがのぼくも頭に来た。こう見えても、
労組の本部役員だったのだ。会社員、労組組合員としての守秘義務くらいは守る。メールを送ったのは
組合員社員だけである。が、Yはぼくをあざ笑った。「何をそんなに怒っているんだよ」と。最後まで、一言も
謝らなかった。彼を友人だと思っていたぼくが傷ついていることに、まったく思いが至らないのだ。ぼくは
暗然たる気持ちで会話を終えた。悲しかった。
大学時代のYは繊細で心の優しい男だった。良識も常識もあった。それから朝日新聞社で十三年を
過ごすと、こうも人間は変貌してしまうのか。出世を目の前にブラ下げられると、こうも醜悪な行動を取れる
ものか。こういう恥知らずな人間が会社の中枢に入っていく幹部候補生なのか。悪寒が走った。
このYは現在ワシントン特派員である。狙い通り、点数を稼いで順調に「出世」しているようだ。
次は経済部デスクになるだろう。少なくとも、経済部長くらいにはなるだろう。編集局幹部か、うまく
立ち回れば取締役にだってなるかもしれない。彼がどうなっていくかで、朝日での「出世」がどういうものか
よくわかるから、ぼくは彼を忘れないつもりだ。
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