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「記者クラブ」関連スレッド

20・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/03/10(水) 03:32
http://ugaya.com/column/taisha2.html
 ぼくは彼らが飛び抜けて愚かだとは思わない。会社のカネで高級中華料理を食い、世界のワインを
飲み、しかもハイヤーで送迎してもらえる。そこに何のチェックも入らない。しかも、同僚を見回せば、
みんなそうしている。誰もとがめない(以前に同僚に聞いた話では、朝日新聞社全体のハイヤー・
タクシー代は全社で一日に1200万円。一日です。一ヶ月ではありません)。並の神経の持ち主なら、
誘惑に負け、感覚が歪むのが当たり前だ。彼らは普通の人並みに誘惑に弱く、愚かなだけである。
 誰も見てないところであっても、自分の行動を律することができることが「大人」だと思う。そういう
意味では、朝日新聞社の上層部は、大半が、そういう職業的自覚に乏しい、いつまでたっても大人に
成りきれない人々によって出来上がっている。人間として凡庸なのである。そういう意味では、
朝日新聞社といってもほかの日本の腐敗した組織と差はないし、その程度の人々の集まりなのだ
(そういう集団が日本の言論機関の主翼を担っているというのは民主主義にとって不幸極まる事態だが、
それはあまりに大きな問題であり、朝日新聞社だけの問題でもないので、ここでは論じない)。
 そして、そういう無自覚な凡人が、誘惑の中で自らを特権階級だと錯覚するのも人間の弱さという点では
自然の流れである。
 上層部が腐敗しているだけなら、まだいい。
 ぼくがもっとも暗澹たる思いにとらわれたのは、5年ほど上の先輩、同年代の同僚、30代の後輩といった
自分のすぐ上下の層から「自分の仕事をより良くしよう」「よりよい記事を書こう」「自分の職業的能力を
向上させよう」「ベターな仕事環境を作ろう」という向上心が、ごく少数の例外を除いて死滅してしまった
ことだ。若い世代がこれでは、いつまで経っても組織に変化など訪れない。
 ノーチェックの権力と既得権益にどっぷりつかった上層部が堕落していくのは、まあ分かる。が、こういう腐敗・堕落というのは、まるでカビか病原菌のように伝染し、組織全体を冒していくものなのだ。その上層部を見た若い層が「あんなもんでいいんだ」とマネを始めるのである。


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